JPH05215992A - 防振機能付カメラ - Google Patents

防振機能付カメラ

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JPH05215992A
JPH05215992A JP4073792A JP4073792A JPH05215992A JP H05215992 A JPH05215992 A JP H05215992A JP 4073792 A JP4073792 A JP 4073792A JP 4073792 A JP4073792 A JP 4073792A JP H05215992 A JPH05215992 A JP H05215992A
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detecting
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクト化、低コスト化を達成しつつ、防
振機能の他の種々の機能、手段を付加する。 【構成】 防振システム内の駆動手段559p,y〜5
61p,yから重力方向の信号を取り出し、重力方向検
出を行う検出手段11,15,16112〜115を設
け、この検出手段と防振システムの構成部材の一部(補
正光学機構545,547及びその駆動手段)を兼用す
ることにより、カメラの重力方向検出手段を構成するよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ群の光軸を偏心
させる補正光学機構、該補正光学機構をレンズ鏡筒に対
し相対的に変位させる駆動手段とを有する防振システム
を備えた防振機能付カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の背景】本発明の対象となる従来技術を以下に説
明する。
【0003】現代のカメラでは、露出決定やピント合せ
等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能
性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影
の失敗だけは自動的に防ぐことが困難とされていた。
【0004】そこで、近年このカメラ振れに起因する撮
影失敗をも防止することを可能とするカメラが意欲的に
研究されており、特に、撮影者の手振れによる撮影失敗
を防止することのできるカメラについての開発、研究が
進められている。
【0005】撮影時のカメラの上記手振れは周波数とし
て通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタの
レリ−ズ時点においてこのような手振れを起していても
像振れのない写真を撮影可能とするための基本的な考え
として、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その
検出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければな
らない。従って、上記目的(即ち、カメラの振れが生じ
ても像振れを生じない写真を撮影できること)を達成す
るためには、第1にカメラの振動を正確に検出し、第2
に手振れによる光軸変化を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度、角速度、角変位等を検出する振動
センサと該センサの出力信号を電気的或は機械的に積分
して角変位を出力するカメラ振れ検出手段をカメラに搭
載することによって行うことができる。そして、この検
出情報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学機構を駆
動させて像振れ抑制が行われる。
【0007】ここで、振動センサとして角変位検出装置
を用いた像振れ抑制システム(防振システム)につい
て、図8を用いてその概要を説明する。
【0008】図8の例は、図示矢印61方向のカメラ縦
振れ61p及びカメラ横振れ61yに由来する像振れを
抑制するシステムの図である。
【0009】同図中、62はレンズ鏡筒、63p,63
yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角変位を検
出する角変位検出装置で、それぞれの角変位検出方向を
64p,64yで示してある。65p,65yは演算回
路であり、角変位検出装置63p,63yからの信号を
演算して後述する補正光学機構の駆動目標信号に変換す
る。そしてこの信号により補正光学機構66(67p,
67yは各々その駆動部、68p,68yは補正光学位
置検出センサ)を駆動させて像面69での安定を確保す
る。
【0010】図9は前述の補正光学機構の及びその駆動
手段の一例を示す図である。
【0011】図9において、補正レンズ545を保持す
る固定枠547は、ポリアセタ−ル樹脂(以下POMと
記す)等のすべり軸受548pを介してピッチスライド
軸549p上を摺動出来る様になっている。又、固定枠
547はピッチスライド軸549pと同軸のピッチコイ
ルバネ551pに挟まれており、中立位置付近に保持さ
れる。ピッチスライド軸549pは第1の保持枠550
に取り付けられている。
【0012】固定枠547に取付けられたピッチコイル
552pはピッチマグネット553pとピッチヨ−ク5
54pで構成される磁気回路中に置かれており、電流を
流すことで前記固定枠547がピッチ方向546pに駆
動されることになる。又、ピッチコイル552pにはピ
ッチスリット555pが設けられており、発光素子55
6p(赤外発光ダイオ−ドiRED)と受光素子557p
(半導体位置検出素子PSD)の関連により、固定枠5
47のピッチ方向546pの位置検出を行う。
【0013】第1の保持枠550にはPOM等のすべり
軸受548yが嵌合されており、ヨ−スライド軸549
yが取付けられたハウジング558上を摺動出来る。そ
してハウジング558は不図示のレンズ鏡筒に取付けら
れる為、第1の保持枠550はレンズ鏡筒に対しヨ−方
向546yに移動可能となる。又、ヨ−スライド軸54
9yと同軸にヨ−コイルバネ551yが設けられてお
り、固定枠547と同様中立位置付近に保持される。
【0014】又、上記固定枠547にはヨ−コイル55
2yが設けられており、ヨ−コイル552yを挟むヨ−
マグネット553yとヨ−ヨ−ク554yの関連で固定
枠547はヨ−方向546yにも駆動される。上記ヨ−
コイル552yにはヨ−スリット555yが設けられて
おり、ピッチ方向と同様固定枠547のヨ−方向546
yの位置検出を行う。
【0015】図9において、受光素子557p,557
yの出力を増幅器559p,559yで増幅して図示の
様な各回路(後述)を介してコイル(ピッチコイル55
2p,ヨ−コイル552y)に入力すると、固定枠54
7が駆動されて受光素子557p,557yの出力が変
化する。ここでコイル552p,552yの駆動方向
(極性)を受光素子557p,557y出力が小さくな
る方向にすると、閉じた系(閉ル−プ)が形成され、受
光素子557p,557yの出力がほぼゼロになる点で
安定する。
【0016】なお、補償回路560p,560yは図9
の系をより安定化させる回路であり、加算回路563
p,563yは増幅器559p,559yと入力される
指令信号562p,562yを加算する回路であり、駆
動回路561p,561yはコイル552p,552y
の印加電流を補う回路である。
【0017】上記の様な系に外部から指令信号562
p,562yを与えると、補正レンズ545はピッチ方
向546pとヨ−方向546yに該指令信号562p,
562yに極めて忠実に駆動される。
【0018】以上の様な駆動方法は位置制御法として公
知であり、この増幅器559p,559y、補償回路5
60p,560y、駆動回路561p,561yで補正
光学機構の駆動手段を構成している。
【0019】図10は補正光学機構を駆動する前述の駆
動手段をより詳細に示した図であり、ここではピッチ方
向546pについてのみ説明する。
【0020】電流−電圧変換アンプ564a,564b
は発光素子556pにより受光素子557p(抵抗R
1,R2より成る)に生じる光電流を電圧に変換し、差
動アンプ565は各電流−電圧変換アンプ564a,5
64bの差を求めるものであり、この差信号が補正レン
ズ545のピッチ方向546pの位置を表す。以上、電
流−電圧変換アンプ564a,564b,差動アンプ5
65及び抵抗R3〜R10にて図9の増幅器559pを
構成している。
【0021】アンプ566は指令信号562pを、前記
差動アンプ565の差信号に加算するもので、抵抗R1
1〜R14とで図9の加算回路563pを構成してい
る。抵抗R15,R16及びコンデンサC1は公知の位
相進み回路であり、これが図9の補償回路560pに相
当し、系を安定化させている。
【0022】前記加算回路563pの出力は補償回路5
60pを介して駆動アンプ567へ入力し、ここでコイ
ル552pの駆動信号が生成され、補正レンズ545が
変位する。該駆動アンプ567、抵抗R17及びトラン
ジスタTR1,TR2にて図9の駆動回路561pを構
成している。
【0023】加算アンプ568は電流−電圧変換アンプ
564a,564bの出力の和(受光素子557pの受
光量総和)を求め、この信号を受ける駆動アンプ569
はこれにしたがって発光素子556pを駆動する。以
上、加算アンプ568,駆動アンプ569、抵抗R18
〜R22及びコンデンサC2により発光素子556pの
駆動回路を構成している(図9では不図示)。
【0024】上記の発光素子556pは温度等に極めて
不安定にその投光量が変化し、それに伴い差動アンプ5
65の位置感度が変化するが、上記の様に受光量総和一
定となる様に前述の駆動回路によって発光素子556p
を制御すれば、位置感度が変化する事は無い。
【0025】図11乃至図14は前記振動センサとして
の角変位検出装置の構成例を示すものであり、以下これ
らの図を用いて説明する。
【0026】図11乃至図14において、51は装置を
構成する各部品を取付ける地板、52は内部に後述の浮
体53及び液体54を封入した室をもつ外筒である。5
3は軸53a回りに回転自在に後述の浮体保持体55に
より保持された浮体で、突起53bにはスリット状の反
射面が形成されており、永久磁石から成る材料にて構成
されて上記軸53a方向に着磁されている。また、この
浮体53は軸53a回りの回転バランス及び浮力バラン
スがそれぞれとられたものとして構成されている。
【0027】55は後述のピボット軸受56を介して浮
体53を保持した状態で外筒52に固定されている浮体
保持体である。57は地板51に取付けられたコの字形
状のヨ−クで、浮体53と共に閉磁路を形成している。
514は巻線コイルで、浮体53とヨ−ク57の間に配
置されて外筒52と固定関係に設けられている。58は
通電により光を発生する発光素子(iRED)であり、地板5
1に取付けられている。59は受ける光の位置によって
出力の変化する受光素子(PSD)であり、地板51に
取付けられている。そして、これら発光素子58及び受
光素子59が上記浮体53の突起(反射面)53bを介
して光を伝送する方式の光学的な角変位検出の手段を構
成している。
【0028】510は発光素子58の前面に配置された
マスクで、光を透過するスリット穴510aを有してい
る。511は外筒52に取付けられたストッパ部材で、
定められた範囲以上浮体53が回転しないように回転規
制をしている。
【0029】尚上記した浮体53の回転自在の保持は次
のようにして行われている。即ち浮体53の中心には図
12(図11のA−A断面)で示すように、上下に先端
が尖鋭なピボット512が圧入されている。一方、前記
の浮体保持体55のコ字形の上下腕の先端には互いに内
向きに対向してピボット軸受56が設けられ、上記ピボ
ット512の尖鋭な先端がこのピボット軸受56に嵌合
することで浮体の保持がされる。
【0030】513は外筒52の上蓋であり、シリコン
接着剤等を用いた公知の技術により該外筒52内に液体
54を封入すべくシ−ル接着されている。
【0031】以上の構成において、浮体53はいずれの
姿勢においても重力の影響による回転モ−メントが発生
することなく、またピボット軸に実質的に負荷が作用し
ないように、回転軸53a回りに対し対称形状をしてい
るうえに、液体54と同比重の材料にて構成されてい
る。現実には、アンバランス成分ゼロというのは不可能
ではあるが、形状誤差分は比重差分だけしかアンバラン
スとして作用しないので実質的には十分小さく、慣性に
対する摩擦のSN比が極めて良好であることは容易に理
解できよう。
【0032】かかる構成においては、外筒52が回転軸
53a回りに回転しても内部の液体54は慣性により絶
対空間に対し静止するので、浮遊状態にある浮体53は
回転せず、従って外筒52と浮体53は回転軸53a回
りに相対的に回転することになる。これらの相対的な角
変位は、上記発光素子58,受光素子59を用いた光学
的検知手段で検出できる。
【0033】さて、以上の構成を有する装置において、
角変位の検出は次のように行われる。
【0034】まず、発光素子58から発せられた光はマ
スク510のスリット穴510aを通過し浮体53に照
射され、ここで突起53bのスリット状反射面により反
射されて受光素子59に至る。上記光の伝送の際にはこ
の光はスリット穴510aとスリット状反射面とにより
略平行光となり、受光素子59の上にはボケのない像が
形成されることになる。
【0035】そして外筒52,発光素子58,受光素子
59はいずれも地板51に固定されているものであって
一体に運動するので、外筒52と浮体53の間で相対的
な角変位運動が生じると、該変位に応じた量だけ受光素
子59上のスリット像は移動することになる。従って、
受光した光の位置によって出力の変化する光電変換素子
である該受光素子59の出力は、該スリット像の位置変
位に比例した出力となり、該出力を情報として外筒52
の角変位を検出することができる。
【0036】ところで、前述したように浮体53は液体
54と同比重をもつ永久磁石材料にて構成されている
が、それは例えば次の様にして成すものである。
【0037】液体54としてフッ素系の不活性液体を用
いた場合、プラスチック材をベ−スにフィラ−として永
久磁石材料(例えばフェライト等)の微粉を含有させて
その含有率を調整すれば、体積含有率8%前後にて液体
の比重 「1.8」 と同程度の比重にすることは容易であ
る。かかる材料にて浮体3を成形した後、又は同時に前
記軸53a方向に着磁すれば、浮体53は永久磁石とし
ての性質を持つこととなる。
【0038】図14は浮体53とヨ−ク57と巻線コイ
ル514の関係を表した、図11のB−B断面である。
【0039】該図の如く浮体53は軸53a方向に着磁
されており、この図では上側がN極、下側がS極に着磁
されている。N極から出た磁力線はコの字型のヨ−ク5
7を通り、S極に入るという閉磁路を構成しており、こ
の磁路内に配置された巻線コイル514に図の様に紙面
裏側から表側へ電流を流せば、フレミングの左手の法則
に従って該巻線コイル514は矢印f方向に力を受け
る。ところが、該巻線コイル7は前述したように外筒5
2に対し固定されていることから動くことができず、よ
ってその反作用である矢印F方向に力が働き、該力によ
って浮体53が駆動されることになる。この力は巻線コ
イル514に流す電流に比例し、力の方向も電流を上記
とは逆に流せば逆方向に働くことは言うまでもないこと
である。即ち以上の構成に於ては、浮体53を自在に駆
動することが可能である。
【0040】この駆動力により浮体53に及ぼされるバ
ネ力は、原理的には浮体53を外筒52に対して一定の
姿勢に維持させる(つまり一体に移動させる)力である
から、そのバネ力が強いと外筒52と浮体53は一体と
なって運動してしまい、目的とする角変位の為の相対角
変位は生じないと云う問題を招くが、駆動力(バネ力)
が浮体53の慣性に対し十分に小さければ、比較的低い
周波数の角変位にも応答し得る様に構成できる。
【0041】図15は以上の様な角変位検出装置の電気
回路を示す図である。
【0042】電流−電圧変換アンプ515a,515b
(及び抵抗R33〜R36)は発光素子58の反射光5
16により受光素子59に生じる光電流517a,51
7bを電圧に変化し、差動アンプ518(及び抵抗R3
7〜40)は前記電流−電圧変換アンプ515a,51
5bの出力差、つまり角変位(外筒52と浮体53の間
の相対的な角変位運動)を求める。この出力を抵抗51
9a,519bで分割して極めて小さい出力にし、巻線
コイル514に電流を流す駆動アンプ520(及び抵抗
R41,トランジスタTR11,TR12)に入力し
て、負帰還(差動アンプ518が出力すると、浮体53
が中心に戻る様に巻線コイル514の配線及び浮体53
の着磁方向を設定する)を行うと、前述の様に液体54
の慣性に対し十分に小さいバネ力(駆動力)が生じる。
【0043】加算アンプ521(及び抵抗R42〜4
5)は前記アンプ515a,515bの和(受光素子の
発光素子58からの反射光516の受光量総和)を求め
ており、その出力を発光素子58を発光させる駆動アン
プ522(及び抵抗R47〜R48,トランジスタTR
13,コンデンサC11)に入力している。
【0044】発光素子58は温度差に極めて不安定にそ
の発光量を変化させてしまうが、上記の様に受光量総和
により発光素子58を駆動させれば、受光素子59の出
力する光電流総和は常に一定となり、差動アンプ518
の角変位検出感度は極めて安定なもとなる。
【0045】図16は他の振動センサとしてのサ−ボ角
加速度センサの構造図を示すものである。
【0046】図16において、523は外枠底部であ
り、この外枠底部523と一体的に固着される支持部5
24及びボ−ルベアリング等摩擦の少ない軸受525
a,525bによりシャフト526の両端が支持されて
いて、該シャフト526によってコイル527a,52
7bを取付けられたシ−ソ528が揺動可能に支持され
ている。
【0047】上記コイル527a,527b及びシ−ソ
528の上下には、これらと離隔されて蓋部としての磁
気回路板530a,530bと永久磁石531a,53
1b,532a,532bが対向して配置されていて、
磁気回路板530a,530bは上述の如く外枠の蓋部
も兼ねている。永久磁石531a,531b,532
a,532bは各々外枠523の底部に固定される磁気
回路背板533a,533b上に取付けられている。
【0048】また、上記シ−ソ528のコイル527a
の上部には厚み方向に貫通したスリット534aを形成
するスリット板534が設けられており、このスリット
534aの上方の外枠の蓋部を兼ねる磁気回路板530
aにはSPC(Separate Photo Diode)等の光電式の変
位測定器535が配置され、スリット534aの下方の
磁気回路背板533a上には赤外発光ダイオ−ド等の発
光素子536が配置されている。
【0049】以上の構成において、いま角加速度aが図
15の外枠に対して矢印537で示すように働いたとす
ると、シ−ソ528は相対的に角加速度aと反対の方向
に傾き、この振れ角はスリット534aを介する発光素
子536からのビ−ムの変位測定器535上の位置によ
り検出できる。
【0050】ところで、上記永久磁石531a,531
bからの磁束は、各々永久磁石531a,531b→コ
イル527a,527b→磁気回路板530a,530
b→コイル527a,527b→永久磁石532a,5
32bに、他方永久磁石532a,532bからの磁束
は、各々永久磁石532a,532b→磁気回路背板5
33a,533b→永久磁石532a,532bを通
り、全体として閉磁気回路を形成しており、コイル52
7a,527bに対し垂直な方向の磁束を形成するよう
になっている。そしてコイル527a,527bに制御
電流を流すことにより、フレミングの法則によって、シ
−ソ528を上記角加速度aの振れ方向に沿って両側に
動かすことが出来るように設けられている。
【0051】図17は上記構成のサ−ボ角加速度センサ
に用いられる角加速度検出回路の構成の一例を示したも
のである。
【0052】この回路は、上記変位検出器535からの
出力を増幅する変位検出増幅器538と、このフィ−ド
バック回路を安定な回路系とするための補償回路539
と、上記変位検出増幅器538からの増幅された出力を
更に電流増幅してコイル527a,527bに通電する
駆動回路540と、コイル527a,527bとが直列
的に接続されて成っている。
【0053】そして本例においては、上記コイル527
a,527bに通電がなされた場合は、外部角加速度a
によるシ−ソ528の振れ方向とは反対方向に力が発生
するよう該コイル527a,527bの巻線方向及び永
久磁石531a,531b,532a,532bの極性
が設定されている。
【0054】以上の構成のサ−ボ角加速度センサの作動
原理を説明すると、いま上記構成の角加速度センサに外
部から図16に示す様に角加速度aが加わったとする
と、シ−ソ528は慣性力によって外枠に対して相対的
に反対回転方向に振れ、従ってシ−ソ528に設けられ
ているスリット534aがL方向に移動する。このため
に発光素子536から変位検出器535に入射する光束
の中心が変位し、変位検出器535から、その変位量に
比例した出力が発生する。
【0055】その出力は上述の如く変位検出増幅器53
8で増幅され、更に補償回路を介して駆動回路540に
より電流増幅され、コイル527a,527bに通電さ
れる。
【0056】以上のようにコイル527a,527bに
制御電流の通電があると、シ−ソ528には外部角加速
度aのL方向とは逆の方向であるR方向への力が発生
し、変位検出器535に入射する光束が上記外部角加速
度aの加わらない時の初期位置に戻るように制御電流が
調整して発生される。
【0057】尚、この際コイル527a,527bを流
れる制御電流の値はシ−ソ528に加わる回転力に比例
しており、更にシ−ソ528に加わる回転力は該シ−ソ
528を原点に戻す力、つまり外部角加速度aの大きさ
に比例しているから、抵抗541を通して電流を電圧V
として読取ることにより、例えばカメラの像振れ抑制シ
ステム等に必要な制御情報としての角加速度aの大きさ
を求めることができる。
【0058】図18は前記図17の角加速度検出回路を
より具体的に示した図である。
【0059】図18において、増幅アンプ538a,抵
抗538b,538cは図17の変位検出増幅器538
に相当し、変位測定器535からの光電流を電圧変換増
幅して位置検出を行う。コンデンサ539a及び抵抗5
39b,539cは補償回路539に相当し、駆動アン
プ540a,トランジスタ540b,540c,抵抗5
40d,540e,540fはコイル527a,527
bの駆動を行う駆動回路540に相当する。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】ここで、通常カメラに
は、評価測光機能や年月日等のデ−ト写し込み機能が備
わっているが、これらはカメラの姿勢(撮影者がカメラ
を横位置に構えているか、縦位置に構えているか等)を
考慮して行うことで、より正確(評価測光の場合)に、
又は見易い写真(デ−ト写し込みの場合)となることが
知られている。例えば、デ−ト写し込みの場合を例にす
ると、カメラが横位置で構えられた時には画面の長辺方
向の下部に日付(デ−ト)が写し込まれるようにし、ま
た、縦位置で構えられた時には、画面の短辺方向の下部
に日付(デ−ト)が写し込まれるようにすることで、被
写体の向き(天地)にあった日付の写し込が可能とな
る。
【0061】したがって、これを実現するにはカメラに
上記の姿勢検知(重力力検知)手段を備える必要がある
が、上記の姿勢検知手段を備えた上に、前述した防振シ
ステムをもカメラに備えることは、カメラの大型化、高
コスト化を招いてしまうことになる。
【0062】そこで、本願出願人は、上記の補正光学機
構やその駆動手段を利用することで、上記の姿勢検知手
段のみならず、各種の機能実現に必要とされる構成部品
を減少させ、コンパクト化、低コスト化を可能とするカ
メラを新たに考えている。
【0063】本発明の目的は、コンパクト化、低コスト
化を達成しつつ、種々の機能,手段を付加することので
きる防振機能付カメラを提供することである。
【0064】
【課題を解決するための手段】本発明は、防振システム
内の駆動手段から重力方向の信号を取り出し、重力方向
検出を行う検出手段を設け、この検出手段と防振システ
ムの構成部材の一部(補正光学機構及びその駆動手段)
を兼用することにより、カメラの重力方向検出手段を構
成するようにしている。
【0065】また、カメラの動作の異常を検出する異常
検出手段と、該異常検出手段にて異常が検出されること
により、駆動手段を介して補正光学機構を駆動してカメ
ラの動作異常を警告する警告手段とを設け、前記駆動手
段及び補正駆動手段を、警告手段の一部として兼用する
ようにしている。
【0066】また、カメラの撮影準備動作中の振動発生
時に、駆動手段を介して補正光学機構を駆動し、前記振
動を制振させる制振手段を設け、前記駆動手段及び補正
駆動手段を、制振手段の一部として兼用するようにして
いる。
【0067】また、駆動手段を介して補正光学手段を光
軸偏心の為の変位よりも大なる変位をさせて防振機能以
外の機能の駆動を行わせる他機能駆動手段を設け、前記
駆動手段及び補正駆動手段を、防振機能以外の機能の駆
動手段として兼用するようにしている。
【0068】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0069】図1は本発明の第1の実施例における防振
機能付カメラの要部構成を示すものであり、補正光学機
構及びその駆動手段を重力検知を行う手段に利用した例
である。
【0070】補正光学機構はその駆動を開始する事で受
光素子557p,557yの出力がゼロになる点で安定
する事は前述したが、ここでその点で安定させるために
ピッチコイル552p、或は、ヨ−コイル552yに電
流を流し続けている。何故ならば、補正光学機構は自重
で受光素子557p,557yの出力ゼロになる点から
外れようとするからである。そして、このピッチ,ヨ−
コイル552p,552yに流す電流の方向(極性)は
重力の方向で変化し、その電流量は重力の大きさ(重力
は一定であるが、補正光学機構の光軸が重力方向に垂直
か、平行かで重力により補正光学機構に加わる力が異な
る)に比例する。より具体的に説明すると、カメラを地
面に平行で横位置(ファインダ長手方向が地面に平行)
に構えた時、重力に抗する為にピッチコイル552Pに
流す電流は最も大きく、ヨ−コイル552yにはその為
の電流は必要としない。このままの状態でカメラを上に
向けて(空を狙ってゆく)ゆくと、ピッチコイル552
Pに流す電流は除々に減ってゆき、光軸が地面と垂直に
なると、ピッチコイル552p,ヨ−コイル552yと
も重力に抗する為の電流は必要無くなる。そして、その
まま更にカメラを傾けてゆくと、こんどはピッチコイル
552pに流す電流の方向(極性)が変化し、次第に電
流が増加してゆく。
【0071】同様に、カメラを縦位置に構えた(ファイ
ンダ短手方向が地面に平行)時、重力に抗する為にヨ−
コイル552yに流す電流が最も大きく、その極性(電
流の方向)は縦位置の方向(撮影者の右手が地面側に来
る方向と、左手が地面側に来る方向の2通りの構え方)
で変化する。
【0072】この様にして補正光学機構の駆動力によ
り、重力を検出し、様々な構え方を自動的に知る事が可
能になる。
【0073】図1においては、その重力検知をデ−ト写
し込み及び評価測光に利用している。
【0074】まず、撮影者がカメラを横位置に構えて撮
影を行う場合、前述の通り駆動回路561pの出力が最
も大きく、駆動回路561yの出力は極めて小さい。こ
の時、この両出力を差動器11に入力する。差動器11
は駆動回路561pと561yの差動増幅を行い、駆動
回路561p出力が大きい時に出力する様に構成されて
いる。したがってこの場合、差動器11は出力し、デ−
ト駆動回路12をスイッチ13でデ−ト表示部14pに
接続し、横位置デ−トを写し込む様にする。
【0075】また、測光エリア(図1では像面19に模
式的に示してあるが、実際には不図示の測光センサ上に
ある)は中心部18と周辺部18p1 ,18p2 ,18
1,18y2 にあり、カメラはこれらを別々に測光
し、その各値の演算値により測光値を決定する評価測光
方式となっており、その各々の測光値の重み付けを変え
る為に測光エリア18p1 ,18y1 ,18y2 の出力
側には、各々可変増幅器17p,17y1 ,17y2
設けられている。
【0076】そして、上記構え方の場合、差動器11の
出力が可変増幅器17pに入力され、可変増幅器17p
の増幅率を小さくし、測光エリア18p1 の重みづけを
軽くする。何故ならば、上記の構え方の場合、測光エリ
ア18p1 部分が撮影時の被写体の背景の一部である空
等の明るい場合が多く、各測光エリアの演算値がこの飛
び抜けた明るい測光出力により精度を劣化させてしまう
事を防ぐ為である。
【0077】次に、撮影者がカメラを縦位置に構えて撮
影を行っている場合を説明する。
【0078】この場合、駆動回路561yがヨ−コイル
552yに大電流を流す事になるが、この電流方向(極
性)はカメラを縦位置に構えた右手を下に(地面方向)
にした場合と、左手を下にした場合で逆になる事は前述
した。そこで、この極性を極性判別回路110で判別
し、右手を上に構えた場合はこの極性判別回路110が
出力する。そして又、駆動回路561yの出力は絶対値
回路111で絶対値化された後、差動器11に入力さ
れ、駆動回路561pとの差を求められるが、この構え
方(縦位置)では駆動回路561yの出力が駆動回路5
61pの出力より大きい為、該差動器11は出力しな
い。すると、それに接続するインバ−タ112が出力し
て、スイッチ15を閉じ、デ−ト駆動回路12の出力が
スイッチ3に接続される。
【0079】したがって、例えば右手を上に構えている
縦位置撮影では、極性判別回路110が出力しており、
これにより、スイッチ16はデ−ト駆動回路12をデ−
ト表示部14y2 に接続し、デ−ト表示部14y2 の日
付を写し込むようにする。
【0080】また、この時、極性判別回路110出力と
インバ−タ112が入力されるアンドゲ−ト113が出
力する為、可変増幅器17y2 の増幅率が小さくなり、
測光エリア18y2 の出力の重みづけを小さくする。何
故なら、この構えの時、測光エリア18y2 が画面の上
部、すなわち背景の一部である高輝度の空等に相当する
測光を行うからである。
【0081】又、右手を下に構えている縦位置撮影で
は、極性判別回路110は出力せず、この時スイッチ1
6はデ−ト駆動回路12をデ−ト表示部14y1 に接続
し、デ−ト表示部14y1 の日付を写し込むようにす
る。
【0082】また、この時、極性判別回路110が出力
していない為、インバ−タ114が出力し、又、インバ
−タ112も出力しているから、アンドゲ−ト115が
出力し、それにより可変増幅器17y2 の増幅率が小さ
くなり、測光エリア18y2の重みづけを小さくする
(この時、測光エリア18y2 が背景で空等に相当する
構え方をしている為である)。
【0083】尚、測光エリア18p2 の重みづけを可変
にしないのは、このエリアが背景で空等になる構え方は
通常行わないからである。
【0084】以上の様に、補正光学機構及びその駆動手
段を重力検知に利用する事で、他の重力センサ(水銀ス
イッチ等)を用いずにデ−ト方向変更、評価測光が行
え、それだけカメラのコンパクト化、低コスト化、更に
は軽量化が可能であり、更に補正光学機構等による重力
検出は(水銀スイッチに比べて)極めて精度が高く、且
つ応答性も早い為、安定した評価測光、デ−ト写し込み
が可能になる。
【0085】(第2の実施例)図2は本発明の第2の実
施例における防振機能付カメラの要部構成を示す図あ
り、図1と同じ部分は同一符合を付してある。
【0086】上記の第1の実施例では、駆動回路561
p,561yの出力により重力検知を行っていたが、図
2の様に増幅器559p,559yの出力により重力検
出を行う事も出来る。何故ならば図10において、演算
増幅器567からの出力(駆動回路561p,561y
出力)は演算増幅器566を介して演算増幅器565の
出力、つまり受光素子557p,557yを増幅した出
力に他ならないからである。
【0087】そのため、この第2の実施例では、図2の
様に、増幅器559p,559yの出力で重力検知を行
うようにしており、この構成にすると、駆動回路561
p,561yの出力で重力検出を行わない為、駆動回路
561p,561yをより効果の高いPWM等の駆動方
法にする事も可能である。
【0088】(第3の実施例)図3は本発明の第3の実
施例における防振機能付カメラの要部構成を示す図あ
り、図1及び図2と同じ部分は同一符合を付してある。
【0089】この第3の実施例は、補正光学機構にロ−
ディングミス警告手段を兼用した例であり、例えばフィ
ルムをカメラにセットしてロ−ディングする時にロ−デ
ィングミスが発生した場合、ロ−ディングミス検出手段
33がその旨の信号を出力する。そして、この時撮影し
ようとしてレリ−ズボタンを押し、レリ−ズスイッチ3
4が出力すると、アンドゲ−ト35が出力し、スイッチ
32が低周波発振手段31の出力を指令信号563p,
56yに入力させる。
【0090】このため、補正光学機構は2方向(ピッ
チ,ヨ−方向564p,564y)に低周波(4〜8H
Z )で振動し、この振動が撮影者に伝わり、ロ−ディン
グミスが発生した事が解る。この様にすると、音,音声
による警告では無い為、静かな場所での撮影も可能にな
るもちろん補正光学機構に高周波(1KHZ 以上)入力
を行い、ピッチ,ヨ−コイル552p,552yを発音
させて警告する事も可能である。
【0091】(第4の実施例)図4は本発明の第4の実
施例における防振機能付カメラの要部構成を示す図あ
り、図1乃至図3と同じ部分は同一符合を付してある。
【0092】この第4の実施例では、被写体が暗い事を
警告する低輝度警告手段43が出力すると、高周波発振
手段41の出力がスイッチ42により指令信号563
p,563yに入力され、ピッチ,ヨ−コイル552
p,552yには駆動回路561p,561yから高周
波信号が入力され、これにより発音し、低輝度警告を行
うようにしている。
【0093】(第5の実施例)図5は本発明の第5の実
施例における防振機能付カメラの要部構成を示す図あ
り、図1乃至図4と同じ部分は同一符合を付してある。
【0094】この第5の実施例では、補正光学機構を制
振手段に兼用させる例である。
【0095】ここで、フィルムがモ−タで巻き上げられ
る時、巻上げ検出手段154が出力し、発振器151が
発振を始める。発振器151の発振周波数はモ−タ巻上
げ時に手に伝わる振動(フィルム駆動系,カメラボディ
を含む固有振動数)に設定されており、その出力は移相
器152y,152p及び増幅器153p,153yで
各々適当に位相をずらし、増幅して補正光学機構をピッ
チ,ヨ−方向564p,564y方向に駆動する。
【0096】この時、補正光学機構のピッチ,ヨ−方向
564p,564yの駆動を移相器152p,152y
及び増幅器153p,153yで調節すれば、上述フィ
ルム巻上げ時に手に伝わる振動を相殺して制振作用を持
たせる事が出来る。
【0097】尚、図5の例では、予め移相器152p,
152y及び増幅器153p,153yを設定してある
が、例えば図11,図16で示した角変位検出装置、角
加速度計でモ−タ巻上げ振動を検出し、その出力が小さ
くなる様に補正光学機構を駆動していく制御を行っても
良い。
【0098】(第6の実施例)図6及び図7は本発明の
第6の実施例における防振機能付カメラを示す図であ
り、図1乃至図5と同じ部分は同一符合を付してある。
【0099】この第6の実施例では、補正光学機構でバ
リア(レンズバリア)の開閉とストロボのアップ,ダウ
ンを行う様にしている。
【0100】ここで、補正光学機構を光軸偏心ストロ−
ク以上に駆動すると、固定枠547の四枠547a,5
47b,547c,547dが各々バリアア−ム端61
0a,610b、ストロボフレ−ム611の端612
c,612dと当接する構成になっている。
【0101】ここで例えば、不図示のカメラのメインス
イッチをオンにすると、バリア閉回路165aがバリア
閉信号を出力し、それにより基準信号発生回路161が
基準信号〔補正光学機構を最大ストロ−ク(光軸偏心の
為のストロ−ク以上)に駆動する信号〕を出力する。こ
の出力は極性切換回路162を介して指令信号536p
に加えられ(前記極性切換回路162はストロボポップ
アップ回路164a,又はバリア開回路165aの出力
時にその極性切換え動作を行う)、これにより補正光学
機構はピッチ方向546p1 に最大ストロ−クで駆動す
る。又、上記基準信号は極性切換回路163を介して指
令信号536yに加えられ(前記極性切換回路163は
バリア開回路165a,バリア閉回路165bの出力時
にその入力極性切換え動作を行う)、これにより補正光
学機構はヨ−方向546y1 方向にも最大ストロ−クで
駆動する。
【0102】その為、固定枠547は、矢印619b方
向に最大ストロ−クで駆動され、固定枠端547bがバ
リアア−ム端610bを押す。バリアア−ム610bは
軸620b回りに回転可能に支持されており、バネ16
9aが公知のトグルバネの作用をしてバリアア−ム16
8bが軸620b回りにどちらに回転しても、その回転
方向を付勢する。故に、固定枠端547bがバリアア−
ム端610bを押すと、バリアア−ム168bは矢印6
21b方向に回転し、固定されたストッパ621b当接
し回転止めされ、バネ169bの作用でその方向に保持
される。この時、バリアア−ム168bにより、それに
連結するド−ナッツ状バリア枠167が矢印623b方
向に駆動され、光軸624がその中心に来た時定で、ス
トッパ621bにより安定する。(バリア開動作)。
【0103】また、カメラのメインスイッチを切ると、
バリア開回路65bがバリア開信号を出力し、同様に基
準信号発生回路161が基準信号を出力するが、この
時、極性切換回路162はその動作を行わない為、補正
光学機構はピッチ方向546p2 ,ヨ−方向546y2
に最大ストロ−クで駆動され、故に矢印619の方向に
固定枠547が駆動し、その端547aがバリアア−ム
端610aと当接する。すると、バリアア−ム168a
が軸620a回りに矢印621a方向に回転し、バリア
166が矢印623a方向に駆動され、光軸624にせ
り出して安定する(バリア閉動作)。
【0104】尚、メインスイッチオフ時は、電源が切れ
る為、以上の動作は不図示の充電してあるコンデンサの
電力で行うが、メインスイッチオフ後、上記の動作後に
タイマ等で電源を切る様にしてもよい。
【0105】また、カメラ使用中に被写体が低輝度の時
は、ストロボを使用することになるが、被写体が低輝度
のときは、ストロボポップアップ回路164aがストロ
ボポップアップ信号を出力し、これにより基準信号発生
回路161が基準信号を出力し、その出力は極性切換回
路162によってその極性が切換えられて指令信号56
3pに加えられ、これにより補正光学機構はピッチ方向
546p1 に最大ストロ−クで駆動する。この時、極性
切換回路163はその動作を行わない為、補正光学機構
はヨ−方向546y2 にも最大ストロ−クで駆動され、
故に、固定枠547は矢印619c方向に駆動され、端
547cがストロボフレ−ム611の端612cを押
す。そのため、ストロボフレ−ム611は矢印625a
方向に動き、ストロボ613はポップアップし、鋼球6
15をバネ616で支えたクリックがカム614の隅6
17に入り、安定する(ストロボポップアップ)。
【0106】次に、撮影が終了すると、ストロボポップ
ダウン回路164bがストロボポップダウン信号を出力
し、これにより基準信号発生回路161が基準信号を出
力するが、極性切換回路162,163とも動作しない
為、補正光学機構はピッチ方向546p2 ,ヨ−方向5
46y1 に最大ストロ−クで駆動され、固定枠547が
矢印619d方向に駆動され、端547dがストロボフ
レ−ム611の端612dを押し、クリック力に逆らっ
てカム614を乗り越え、ストロボフレ−ム611を矢
印625b方向に駆動し、クリックがカムの隅1618
に入り安定する(ストロボポップダウン)。
【0107】以上の様に、この第6の実施例では、補正
光学機構により、バリア開閉及びストロボポップアッ
プ、ポップダウンの動作を兼ねることで、バリア,スト
ロボの為のアクチュエ−タを省くことができ、カメラの
コンパクト化、低コスト化、更には軽量化が可能になっ
た。
【0108】(変形例)本実施例では、カメラを前提に
説明したがビデオ等、他の光学機器においても適応出来
るには云う迄もない。また、補正光学機構を他の駆動に
兼用する例として、第6の実施例では、バリア,ストロ
ボに適用した例を示したが、これに限定されるものでは
なく、例えば“図6の矢印619a,619b方向の駆
動を繰り返し、端547a,547bを被動作体に繰り
返し当接させてレンズを歩進駆動させ、自動焦点、ズ−
ムの為にレンズ駆動をさせる”等様々な変形例が考えら
れる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
防振システム内の駆動手段から重力方向の信号を取り出
し、重力方向検出を行う検出手段を設け、この検出手段
と防振システムの構成部材の一部(補正光学機構及びそ
の駆動手段)を兼用することにより、カメラの重力方向
検出手段を構成するようにしている。
【0110】また、カメラの動作の異常を検出する異常
検出手段と、該異常検出手段にて異常が検出されること
により、駆動手段を介して補正光学機構を駆動してカメ
ラの動作異常を警告する警告手段とを設け、前記駆動手
段及び補正駆動手段を、警告手段の一部として兼用する
ようにしている。
【0111】また、カメラの撮影準備動作中の振動発生
時に、駆動手段を介して補正光学機構を駆動し、前記振
動を制振させる制振手段を設け、前記駆動手段及び補正
駆動手段を、制振手段の一部として兼用するようにして
いる。
【0112】また、駆動手段を介して補正光学手段を光
軸偏心の為の変位よりも大なる変位をさせて防振機能以
外の機能の駆動を行わせる他機能駆動手段を設け、前記
駆動手段及び補正駆動手段を、防振機能以外の機能の駆
動手段として兼用するようにしている。
【0113】よって、カメラのコンパクト化、低コスト
化を達成しつつ、防振機能の他の種々の機能、手段を付
加することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における防振機能付カメ
ラの要部構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施例における防振機能付カメ
ラの要部構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施例における防振機能付カメ
ラの要部構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の第4の実施例における防振機能付カメ
ラの要部構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第5の実施例における防振機能付カメ
ラの要部構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の第6の実施例における防振機能付カメ
ラの要部構成を示す斜視図である。
【図7】同じく本発明の第6の実施例における防振機能
付カメラの要部構成を示す斜視図である。
【図8】従来の防振システムの概略構成を示す斜視図で
ある。
【図9】図8の防振システムにおける補正光学機構の機
械的及び電気的構成を示す図である。
【図10】図9に示した電気的構成を具体的に示した回
路図である。
【図11】従来の振動検出手段の一つである角変位検出
装置を示す平面図である。
【図12】図11のA−A断面図である。
【図13】図11に示した角変位検出装置の斜視図であ
る。
【図14】図11のB−B断面図である。
【図15】図11に示した角変位検出装置の電気的構成
を示す回路図である。
【図16】従来の振動検出手段の一つであるサ−ボ角加
速度計の構成を示す分解斜視図である。
【図17】図16のサ−ボ角加速度計の電気的構成を示
すブロック図である。
【図18】図17の電気的構成を具体的に示す回路図で
ある。
【符合の説明】
11 差動器 12 デ−ト駆動回路 13,15,16 スイッチ 14p,14y1 ,14y2 デ−ト表示部 17p,17y1 ,17y2 可変増幅器 18p1 ,18p2 ,18y1 ,18y2 測光エリア 31 低周波発振手段 33 ロ−ディングミス検出手
段 34 レリ−ズスイッチ 41 高周波発振手段 43 低輝度警告手段 110 極性判別回路 151 発振器 154 巻上げ検出手段 161 基準信号発生回路 164a ストロボポップアップ回
路 164b ストロボポップダウン回
路 165a バリア開回路 165b バリア閉回路 552p,552y ピッチ,ヨ−コイル 557p,557y 受光素子 559p,559y 増幅器 561p,561y 駆動回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
    され、前記レンズ群の光軸を偏心させる補正光学機構、
    前記レンズ鏡筒に加わる振動を検出する振動検出手段、
    該振動検出手段よりの出力と前記補正光学機構の位置信
    号とに基づいて前記補正光学機構を前記レンズ鏡筒に対
    し相対的に変位させる駆動手段とを有する防振システム
    と、前記駆動手段から重力方向の信号を取り出し、重力
    方向検出を行う検出手段とを備えた防振機能付カメラ。
  2. 【請求項2】 検出手段は、駆動手段より、補正光学機
    構をレンズ鏡筒に対し相対的に変位させる駆動信号、或
    は、安定位置にある補正光学機構の位置信号を重力方向
    の信号として取り出し、重力方向検出を行う手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の防振機能付カメラ。
  3. 【請求項3】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
    され、前記レンズ群の光軸を偏心させる補正光学機構、
    前記レンズ鏡筒に加わる振動を検出する振動検出手段、
    該振動検出手段よりの出力と前記補正光学機構の位置信
    号とに基づいて前記補正光学機構を前記レンズ鏡筒に対
    し相対的に変位させる駆動手段とを有する防振システム
    と、カメラの動作の異常を検出する異常検出手段と、該
    異常検出手段にて異常が検出されることにより、前記駆
    動手段を介して前記補正光学機構を駆動してカメラの動
    作異常を警告する警告手段とを備えた防振機能付カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 警告手段は、比較的低周波大振幅で補正
    光学機構を駆動させて該カメラを振動させる手段である
    ことを特徴とする請求項3記載の防振機能付カメラ。
  5. 【請求項5】 警告手段は、比較的高周波で補正光学機
    構を駆動させて発音させる手段であることを特徴とする
    請求項3記載の防振機能付カメラ。
  6. 【請求項6】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
    され、前記レンズ群の光軸を偏心させる補正光学機構、
    前記レンズ鏡筒に加わる振動を検出する振動検出手段、
    該振動検出手段よりの出力と前記補正光学機構の位置信
    号とに基づいて前記補正光学機構を前記レンズ鏡筒に対
    し相対的に変位させる駆動手段とを有する防振システム
    と、カメラの撮影準備動作中の振動発生時に、前記駆動
    手段を介して前記補正光学機構を駆動し、前記振動を制
    振させる制振手段を備えた防振機能付カメラ。
  7. 【請求項7】 制振手段は、発生する振動と同周波逆位
    相の振幅で補正光学機構を駆動させる手段であることを
    特徴とする請求項6記載の防振機能付カメラ。
  8. 【請求項8】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
    され、前記レンズ群の光軸を偏心させる補正光学機構、
    前記レンズ鏡筒に加わる振動を検出する振動検出手段、
    該振動検出手段よりの出力と前記補正光学機構の位置信
    号とに基づいて前記補正光学機構を前記レンズ鏡筒に対
    し相対的に変位させる駆動手段とを有する防振システム
    と、前記駆動手段を介して前記補正光学手段を光軸偏心
    の為の変位よりも大なる変位をさせて防振機能以外の機
    能の駆動を行わせる他機能駆動手段とを備えた防振機能
    付カメラ。
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