JPH05215758A - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

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JPH05215758A
JPH05215758A JP2097692A JP2097692A JPH05215758A JP H05215758 A JPH05215758 A JP H05215758A JP 2097692 A JP2097692 A JP 2097692A JP 2097692 A JP2097692 A JP 2097692A JP H05215758 A JPH05215758 A JP H05215758A
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JP
Japan
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register
speed
timer
signal
latch
Prior art date
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Pending
Application number
JP2097692A
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English (en)
Inventor
Eiji Sawa
英二 沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、低速から高速の領域に亘って高い精
度で速度を求めようとするものである。 【構成】位置検出器(1) から出力される互いに90度の
位相差を有する各位置パルス信号は位置カウンタ(3) で
アップダウン・カウントされ、そのカウント値は位置レ
ジスタ(4) にラッチされる。一方、タイマ(5) は一定周
期の基準クロック信号を受けて動作し、その時刻は各位
置パルス信号の立上り又は立ち下がりに基づいてタイマ
レジスタ(6) にラッチされる。この状態に速度演算手段
(7) から位置レジスタ(4) に対する読込み要求信号が発
せられると、ラッチ禁止手段(11)は読込み要求信号を受
けたときにタイマレジスタ(6) のラッチ動作を禁止し、
このときに速度演算手段(7) は位置レジスタ(4) 及びタ
イマレジスタ(6) の各値を読込み、これら値から速度を
求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパルスジェネレ
ータから出力される位置パルス信号から速度を求める速
度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる装置ではパルスジェネレータから
出力される互いに90度の位相差を有する各位置パルス
信号(A相、B相)から正逆パルス列の各位置信号c
w、ccwを生成し、これら位置信号cw、ccwをア
ップダウン・カウンタでカウントしている。そして、こ
のカウント値から速度を抽出するが、この速度の抽出に
はパルス計数方式、周期測定方式がある。
【0003】パルス計数方式は、アップダウン・カウン
タのカウント値を所定のサンプリング周期毎に読取り、
この読み取った現在のカウント値と前回のカウント値と
のカウント差を求め、このカウント差をサンプリング周
期で除算することにより速度を求める。
【0004】周期測定方式は、速度処理ルーチンを実行
することにより直ぐに各位置信号cw、ccwの論理和
をとった位置信号を作成し、この位置信号によって速度
を求める割込み処理を許可する。以後、この位置信号に
より速度演算の割込み処理が行われる。この割込み処理
の実行によりフリーラン状態で動作するタイマの時刻が
読込まれるとともにアップダウン・カウンタのカウント
値が読込まれる。そして、読み取った現在のカウント値
と前回のカウント値とのカウント差が求められるととも
に現在の時刻と前回の時刻との差が求められ、次にカウ
ント差を時刻の差で除算することにより速度が求められ
る。
【0005】又、パルス計数方式と周期測定方式とを組
み合わせて速度を求めることが行なわれており、この場
合、低速の領域では周期測定方式を用い、高速の領域で
はパルス計数方式を用いる。
【0006】しかしながら、パルス計数方式ではカウン
ト差をサンプリング周期で除算して速度を求めるので、
速度分解能を上げようとすれば、高分解能のパルスジェ
ネレータが必要となる。又、高速の領域ではサンプリン
グ周期間に発生するパルスジェネレータ位置のパルス信
号が多くなるので速度誤差は少ないが、低速の領域では
サンプリング周期間に発生するパルス信号が少なくなっ
て速度誤差は大きくなる。
【0007】一方、周期測定方式では割込み処理時にタ
イマの時刻及びカウント値を読込んで速度を求めるよう
にしたので、割り込みのオーバヘッド時間よりも短い間
隔の位置パルス信号では極端に速度誤差が大きくなる。
そして、速度を演算し求めるには割込み処理のオーバヘ
ッド時間、割込み処理時間がかかり、又誤差に対する補
正処理を行っても誤差は残る。このため、高速の領域に
対しては適用できない。
【0008】又、パルス計数方式と周期測定方式とを組
み合わせた方式では、上記各方式の欠点を補うことはで
きるが、完全に補うことはできない。又、パルス計数方
式と周期測定方式とを切り替えるときに不連続点が生じ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにパルス計
数方式では、速度分解能を上げようとすれば高分解能の
パルスジェネレータが必要となり、かつ低速の領域では
サンプリング周期間に発生するパルス信号が少なくなっ
て速度誤差は大きくなる。
【0010】一方、周期測定方式では、割り込みのオー
バヘッド時間よりも短い間隔の位置パルス信号では極端
に速度誤差が大きくなり、又処理に時間がかかる。そし
て、高速の領域に対しては適用できない。そこで本発明
は、低速から高速の領域に亘って高い精度で速度を求め
ることができる速度検出装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに90度
の位相差を有する2つの位置パルス信号を出力する位置
検出器と、この位置検出器から出力される各位置パルス
信号をカウントする位置カウンタと、この位置カウンタ
のカウント値をラッチする位置レジスタと、一定周期の
基準クロック信号を受けて動作するタイマと、このタイ
マの値を各位置パルス信号の立上り又は立ち下がりに基
づいてラッチするタイマレジスタと、位置レジスタに対
する読込み要求信号を発して位置レジスタ並びにタイマ
レジスタの各値を読込んで速度を求める速度演算手段
と、読込み要求信号を受けたときにタイマレジスタのラ
ッチ動作を禁止するラッチ禁止手段とを備えて上記目的
を達成しようとする速度検出装置である。
【0012】
【作用】このような手段を備えたことにより、位置検出
器から出力される互いに90度の位相差を有する各位置
パルス信号は位置カウンタでアップダウン・カウントさ
れ、そのカウント値は位置レジスタにラッチされる。一
方、タイマは一定周期の基準クロック信号を受けて動作
し、その時刻は各位置パルス信号の立上り又は立ち下が
りに基づいてタイマレジスタにラッチされる。この状態
に速度演算手段から位置レジスタに対する読込み要求信
号が発せられると、ラッチ禁止手段は読込み要求信号を
受けたときにタイマレジスタのラッチ動作を禁止し、こ
のときに速度演算手段は位置レジスタ及びタイマレジス
タの各値を読込み、これら値から速度を求める。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は位置検出装置の構成図である。パル
スジェネレータ1は互いに90度の位相差を有する各位
置パルス信号(A相、B相)を出力するもので、その出
力端子は同期化回路2に接続されている。この同期化回
路2は一定周期の基準クロック信号cを受け、この基準
クロック信号cに各位置パルス信号を同期化して正逆パ
ルス列の各位置信号cw、ccwを生成する機能を有し
ている。
【0015】この同期化回路2の各出力端子はアップダ
ウン・カウンタ3に接続され、さらにこのアップダウン
・カウンタ3の出力端子は位置レジスタ4に接続されて
いる。
【0016】一方、タイマー5が備えられ、このタイマ
ー5には基準クロック信号cが入力している。そして、
このタイマー5の出力端子はタイマレジスタ6に接続さ
れている。
【0017】又、速度演算回路7が備えられ、この速度
演算回路7にはデータバス8を介して位置レジスタ4及
びタイマレジスタ6が接続されている。この速度演算回
路7はCPUやメモリなどから構成されるもので、位置
レジスタ4に対するリード・イネーブル信号Ra及びタ
イマレジスタ6に対するリード・イネーブル信号Rbを
発して位置レジスタ4及びタイマレジスタ6の各値を読
込んで速度を求める機能を有している。
【0018】前記同期化回路2の出力端子にはオア回路
9を介してナンド回路10の一方の端子が接続され、こ
のナンド回路10の出力端子がタイマレジスタ6のラッ
チ端子に接続されている。これにより、アンド回路10
からはタイマレジスタ6のラッチ端子に対してラッチ信
号Lが送られる。
【0019】又、ラッチ回路11が備えられ、このラッ
チ回路11に各リード・イネーブル信号Ra、Rbが入
力し、かつその出力端子はアンド回路10の他方の端子
に接続されている。このラッチ回路11はリード・イネ
ーブル信号Raの入力によりハイレベルのラッチ禁止信
号Gを送出し、リード・イネーブル信号Rbの入力によ
り出力をローレベルとしてラッチ禁止を解除する機能を
有している。なお、基準クロック信号cは同期化回路
2、位置レジスタ4、アンド回路10にに送られて同期
が取られている。次に上記の如く構成された装置の作用
について図2に示す動作タイミング図を参照して説明す
る。
【0020】パルスジェネレータ1は互いに90度の位
相差を有する各位置パルス信号を出力する。これら位置
パルス信号は同期化回路2に送られ、この同期化回路2
は各位置パルス信号を一定周期の基準クロック信号cの
立上がりに同期化し、正逆パルス列の各位置信号cw、
ccwとして出力する。
【0021】これら位置信号cw、ccwはアップダウ
ン・カウンタ3に送られ、このアップダウン・カウンタ
3は位置信号cw、ccwの立上がりでアップダウンカ
ウントする。そして、位置レジスタ4は基準クロック信
号cの立ち下がりタイミング毎にアップダウン・カウン
タ3のカウント値をラッチする。
【0022】一方、タイマー5は基準クロック信号cを
受けてタイマー動作する。この状態に各位置信号cw、
ccwがオア回路9を通って位置信号sとしてアンド回
路10に送られる。このアンド回路10は位置信号sが
ローレベルとなるときにラッチ信号をタイマレジスタ6
のラッチ端子に送る。このタイマレジスタ6はラッチ信
号が入力される毎にその立上がりでタイマー5の時刻の
値N1 、N2 、…をラッチする。
【0023】この状態に速度演算回路7からリード・イ
ネーブル信号Raが発せられると、このリード・イネー
ブル信号Raは位置レジスタ4及びラッチ回路11に送
られる。
【0024】このラッチ回路11はリード・イネーブル
信号Raが入力したときにハイレベルのラッチ禁止信号
Gを送出する。このラッチ禁止信号Gはアンド回路10
に送られ、このアンド回路10はハイレベルのラッチ禁
止信号Gの入力によりラッチ信号Lの送出を禁止する。
これにより、タイマレジスタ6はラッチ信号Lが入力さ
れなくなるので、前回のラッチ信号Lでラッチした時刻
の値を保持する。これにより、タイマレジスタ6の時刻
の値は、位置レジスタ4の値を読み込む直前の時刻とな
る。
【0025】しかるに、速度演算回路7は位置レジスタ
4の値を読み込み、次にリード・イネーブル信号Rbを
発してタイマレジスタ6の時刻の値を読み込む。そし
て、速度演算回路7は位置レジスタ4の値とタイマレジ
スタ6の時刻の値とから速度を演算し求める。これとと
もにリード・イネーブル信号Rbはラッチ回路11に送
られるので、このラッチ回路11はリード・イネーブル
信号Rbの入力によりハイレベルのラッチ禁止信号Gの
送出を解除してその出力をローレベルとする。
【0026】このように上記一実施例おいては、各位置
信号cw、ccwを位置カウンタ3でアップダウン・カ
ウントしてそのカウント値を位置レジスタ4にラッチ
し、一方タイマにより基準クロック信号cを受けて動作
し、その時刻を各位置信号cw、ccwの立上り又は立
ち下がりに基づいてタイマレジスタ6にラッチし、速度
演算回路7からリード・イネーブル信号Raが発せられ
たときラッチ回路11からタイマレジスタ6に対してラ
ッチ禁止信号Gを送出してタイマレジスタ6でのラッチ
動作を禁止し、このときに速度演算回路7により位置レ
ジスタ4及びタイマレジスタ6の各値を読み込んで速度
を求めるようにしたので、リード・イネーブル信号Ra
を発したときの位置レジスタの値及びこのときのタイマ
ー5の時刻の値を読み込むことができて高精度に速度を
求めることができる。又、各レジスタ4、6の値を読み
込んで速度を求めるので、短時間で速度を求めることが
でき、低速から高速の領域に亘って高精度に速度を求め
ることができる。
【0027】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。例えば、ラッチ禁止信号Gの解除はラッチ回路11
にリード・イネーブル信号Rbを入力させるのでなく、
ラッチ解除の専用の信号をラッチ回路11に入力するよ
うにしてもよい。
【0028】又、位置レジスタ4の値をリード・イネー
ブル信号Raのみで読み込むのでなく、カウンタの値を
レジスタに転送する場合、ラッチ信号をレジスタに与え
て行う構成では、このラッチ信号でラッチ回路11から
送出されるラッチ禁止信号Gを解除するようにしてもよ
い。
【0029】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、低
速から高速の領域に亘って高い精度で速度を求めること
ができる速度検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる速度検出装置の一実施例を示す
構成図。
【図2】同装置の動作タイミング図。
【符号の説明】
1…パルスジェネレータ、2…同期化回路、3…アップ
ダウン・カウンタ、4…位置レジスタ、5…タイマー、
6…タイマレジスタ、7…速度演算回路、8…データバ
ス、9…オア回路、10…アンド回路、11…ラッチ回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに90度の位相差を有する2つの位
    置パルス信号を出力する位置検出器と、この位置検出器
    から出力される各位置パルス信号をカウントする位置カ
    ウンタと、この位置カウンタのカウント値をラッチする
    位置レジスタと、一定周期の基準クロック信号を受けて
    動作するタイマと、このタイマの値を前記各位置パルス
    信号の立上り又は立ち下がりに基づいてラッチするタイ
    マレジスタと、前記位置レジスタに対する読込み要求信
    号を発して前記位置レジスタ並びに前記タイマレジスタ
    の各値を読込んで速度を求める速度演算手段と、前記読
    込み要求信号を受けたときに前記タイマレジスタのラッ
    チ動作を禁止するラッチ禁止手段とを具備したことを特
    徴とする速度検出装置。
JP2097692A 1992-02-06 1992-02-06 速度検出装置 Pending JPH05215758A (ja)

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JP2097692A JPH05215758A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 速度検出装置

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JP2097692A JPH05215758A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 速度検出装置

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JP (1) JPH05215758A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009034829A1 (ja) 2007-09-11 2009-03-19 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 速度検出方法とそれを用いたモータ制御装置
JP2015230187A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 東洋電機製造株式会社 回転位相速度検出装置

Cited By (3)

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WO2009034829A1 (ja) 2007-09-11 2009-03-19 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 速度検出方法とそれを用いたモータ制御装置
JP5056853B2 (ja) * 2007-09-11 2012-10-24 株式会社安川電機 速度検出方法とそれを用いたモータ制御装置
JP2015230187A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 東洋電機製造株式会社 回転位相速度検出装置

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