JPH0521487U - 発熱電子部品の取付構造 - Google Patents
発熱電子部品の取付構造Info
- Publication number
- JPH0521487U JPH0521487U JP4508991U JP4508991U JPH0521487U JP H0521487 U JPH0521487 U JP H0521487U JP 4508991 U JP4508991 U JP 4508991U JP 4508991 U JP4508991 U JP 4508991U JP H0521487 U JPH0521487 U JP H0521487U
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- Japan
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- generating electronic
- mounting
- electronic component
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱電子部品をユニット筐体に固定する際の
位置合せを不要とし、作業能率の向上を図る。 【構成】 ユニット筐体11に発熱電子部品14が半田
付けされた基板12を支持し、この基板12に半田17
付けされた発熱電子部品14をユニット筐体11に固定
する取付構造において、前記ユニット筐体11に前記発
熱電子部品14の固定位置近傍で係合部18a,18b
を形成し、この係合部18a,18bに係着する取付部
材20で前記ユニット筐体11との間に前記発熱電子部
品14を狭持し、この発熱電子部品14を狭持した取付
部材20を前記ユニット筐体11にビス15止めした。
位置合せを不要とし、作業能率の向上を図る。 【構成】 ユニット筐体11に発熱電子部品14が半田
付けされた基板12を支持し、この基板12に半田17
付けされた発熱電子部品14をユニット筐体11に固定
する取付構造において、前記ユニット筐体11に前記発
熱電子部品14の固定位置近傍で係合部18a,18b
を形成し、この係合部18a,18bに係着する取付部
材20で前記ユニット筐体11との間に前記発熱電子部
品14を狭持し、この発熱電子部品14を狭持した取付
部材20を前記ユニット筐体11にビス15止めした。
Description
【0001】
この考案は電子ユニットにおける発熱電子部品の取付構造に関する。
【0002】
電子ユニットにおいては、電子部品が半田付けされた基板をユニットケースに 取り付ける。そして、ユニットケースがアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属 材料から構成されるため、パワートランジスタ等の発熱素子をユニットケースに 直接に固定し、発熱素子の熱をユニットケースから放熱する。
【0003】 従来、上述したような発熱素子のユニットケースへの取付構造としては、図3 bに示すような構造が知られている。図中、11は枠状のユニットケース、12 はユニットケース11の下部にビス13で固定された基板、14はパワートラン ジスタを示す。パワートランジスタ14は、リード14aが基板12の挿入孔1 2aに挿入されて半田付けされ、また、上部が取付ボルト15でユニットケース 11に固定される。この取付ボルト15は、外側からユニットケース11の支持 孔11aおよびパワートランジスタ14の上部の取付孔14bを貫通してナット 16と螺着し、パワートランジスタ14をユニットケース11に直接に固定する 。
【0004】
しかしながら、上述した従来の取付構造にあっては、パワートランジスタ14 の取付孔14bにユニットケース11の支持孔11aを貫通したボルト15を挿 通してパワートランジスタ14を固定するため、パワートランジスタ14をユニ ットケース11に固定する場合には作業者がパワートランジスタ14を指で押え て孔11a,14bの位置合せを行わなければならず、パワートランジスタ14 を固定する作業が煩雑であるという問題があった。 この考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、パワートランジスタ等の発熱 素子の筐体への取付を容易に行うことができる取付構造を提供し、作業能率を向 上することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するため、この考案は、ユニット筐体に発熱電子部品が半田付 けされた基板を支持し、この基板に半田付けされた発熱電子部品をユニット筐体 に固定する発熱電子部品の取付構造において、前記ユニット筐体に前記発熱電子 部品の固定位置近傍で係合部を形成し、この係合部に係着する取付部材で前記ユ ニット筐体との間に前記発熱電子部品を狭持し、この発熱電子部品を狭持した取 付部材を前記ユニット筐体にビス止めした。
【0006】
この考案の発熱電子部品の取付構造は、ユニット筐体の係合部に係着させた取 付部材で電子部品を抱持し、この電子部品を抱持した取付部材をユニット筐体に ビス止めする。このため、電子部品のユニット筐体に対する位置合せが不要であ り、係合部で相対位置が規定された取付部材とユニット筐体とのビス止めを行う のみで電子部品を固定でき、作業が容易で作業能率を向上できる。
【0007】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1から図3にはこの考案の一実施例にかかる発熱電子部品の取付構造を示し 、図1が要部の分解斜視図、図2aが同要部の正面図、図2bが同要部の側断面 図、図3aが主要部品の斜視図である。
【0008】 図中、11はアルミニウム合金等の熱伝導性に優れた材料から成る枠状のユニ ットケース、12はユニットケース11の下部にビス13で固定された基板であ る。基板12には、多数の挿入孔12aが形成され、この挿入孔12aにリード 14aを挿入させて電子部品であるパワートランジスタ14が装着される。トラ ンジスタ14は、前述した従来のものと同様に、リード12aが基板12の銅箔 部に半田17付けされ、上部に薄肉の取付部14cを有する。なお、述べるまで もないが、基板12にはパワートランジスタ14のみならず各種の素子が設けら れる。
【0009】 ユニットケース11には、パワートランジスタ14と対向する面に所定間隔離 隔して凹部18a,18bが形成され、また、これら凹部18a,18b間に一 方の凹部18aに近接して支持孔11aが形成される。このユニットケース11 は凹部18a,18bの内方(パワートランジスタ14側)の壁部にそれぞれ切 欠11gが形成され、これら凹部18a,18bに係着して取付ステー20が取 り付けられ、また、支持孔11aに取付ステー20固定用の取付ボルト15が挿 通される。
【0010】 取付ステー20は、パワートランジスタ14の取付部14cと対応した抱持片 20aの両端に係止片20bが一体に形成された平面視略コ字状を成し、これら 係止片20bにそれぞれ長短一対の脚21a,21bが垂設される。抱持片20 aは、幅寸法がパワートランジスタ14の取付部14cと、長さ寸法がユニット ケース11の凹部18a,18b間距離と略等しく、取付ボルト15が挿通する 取付孔20dが上述の支持孔11aと対応した位置に形成される。この取付ステ ー20は、各係止片20bの脚21aを凹部18a,18bに遊合させて脚21 a,21b間の溝を凹部18a,18bの壁部切欠11gと嵌合させ、抱持片2 0aがユニットケース11との間にパワートランジスタ14の取付部14cを狭 持する。
【0011】 この実施例の取付構造にあっては、パワートランジスタ14のリード14aを 基板12の挿入孔12aに挿通して半田17付けし、この後、パワートランジス タ14を取付ステー20でユニットケース11に固定する。ここで、取付ステー 20は、係止片20b間にパワートランジスタ14の取付部14cを位置させた 状態で脚21a,21bを凹部18a,18bに係着させ、パワートランジスタ 14の取付部14cを抱持片20aとユニットケース11の内壁面との間に狭持 する。
【0012】 そして、この後は取付ボルト15を支持孔11aを挿通させ、この取付ボルト 15にナット16を螺着させて取付ステー20を固定するが、取付ステー20は 脚21a,21bが凹部18a,18bと嵌合して位置決めされる。このため、 支持孔11aと取付孔14bとの位置も一致し、取付ボルト15を容易に挿通で き、その作業が容易である。
【0013】 なお、上述の実施例では、取付ボルト15にナット16を螺着させて取付ステ ー20を固定するが、取付ボルト15を取付ステー20に直接に螺着、すなわち 取付ステー20の取付孔20dをねじ孔とすることも可能である。
【0014】
以上説明したように、この考案によれば、ユニット筐体に係着する取付部材で 電子部品を抱持し、この取付部材をビス止めするようにしたため、電子部品を固 定する際に電子部品の位置合せが不要で作業が容易となり、作業能率を大きく向 上できる。
【図1】この考案の一実施例にかかる発熱電子部品の取
付構造の要部の分解斜視図
付構造の要部の分解斜視図
【図2】図2aが同要部の正面図、図2bが同要部の側
断面図
断面図
【図3】図3aがこの考案の一実施例にかかる発熱電子
部品の取付構造の主要部品の斜視図、図3bが従来の発
熱電子部品の取付構造の要部の側断面図
部品の取付構造の主要部品の斜視図、図3bが従来の発
熱電子部品の取付構造の要部の側断面図
11・・・ユニットケース(ユニット筐体)、12・・・基
板、14・・・パワートランジスタ(発熱電子部品)、1
5・・・取付ボルト(ビス)、17・・・半田、18a,18
b・・・凹部(係合部)、20・・・取付ステー(取付部
材)、21a,21b・・・脚。
板、14・・・パワートランジスタ(発熱電子部品)、1
5・・・取付ボルト(ビス)、17・・・半田、18a,18
b・・・凹部(係合部)、20・・・取付ステー(取付部
材)、21a,21b・・・脚。
Claims (1)
- 【請求項1】 ユニット筐体に発熱電子部品が半田付け
された基板を取り付け、この基板に半田付けされた発熱
電子部品をユニット筐体に固定する取付構造において、
前記ユニット筐体に前記発熱電子部品の固定位置近傍で
係合部を形成し、この係合部に係着する取付部材で前記
ユニット筐体との間に前記発熱電子部品を狭持し、この
発熱電子部品を狭持した取付部材を前記ユニット筐体に
ビス止めしたことを特徴とする発熱電子部品の取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4508991U JPH0521487U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 発熱電子部品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4508991U JPH0521487U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 発熱電子部品の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521487U true JPH0521487U (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=12709594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4508991U Pending JPH0521487U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 発熱電子部品の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521487U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1197868A (ja) * | 1997-09-25 | 1999-04-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 電子装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63502547A (ja) * | 1986-02-18 | 1988-09-22 | エヌ・シー・アール・インターナショナル・インコーポレイテッド | 固体装置用取付装置 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP4508991U patent/JPH0521487U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63502547A (ja) * | 1986-02-18 | 1988-09-22 | エヌ・シー・アール・インターナショナル・インコーポレイテッド | 固体装置用取付装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1197868A (ja) * | 1997-09-25 | 1999-04-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 電子装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970529 |