JPH05214772A - オーバーハングユニット取付構造及びユニット建物 - Google Patents

オーバーハングユニット取付構造及びユニット建物

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Publication number
JPH05214772A
JPH05214772A JP1632492A JP1632492A JPH05214772A JP H05214772 A JPH05214772 A JP H05214772A JP 1632492 A JP1632492 A JP 1632492A JP 1632492 A JP1632492 A JP 1632492A JP H05214772 A JPH05214772 A JP H05214772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
overhang
building
standard
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP1632492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Maeda
謙一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP1632492A priority Critical patent/JPH05214772A/ja
Publication of JPH05214772A publication Critical patent/JPH05214772A/ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の生産性を損なうことなく、建物の全体
形状を多様化、個性化可能とすること。 【構成】 基礎11上に構築される標準ユニット13の
側面部にオーバーハングユニット20を取付けるオーバ
ーハングユニット取付構造において、標準ユニット13
とオーバーハングユニット20の間に接続具30を介装
し、該接続具30に上記両ユニット13、20のそれぞ
れをボルト結合するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバーハングユニッ
ト取付構造及びユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、特公昭62-13456号公報
に記載される如く、工場で生産された標準サイズの建物
ユニットの複数個を建築現場に輸送し、各建物ユニット
を左右上下に隣接設置して構成される。
【0003】このとき、建物ユニットは、柱と床梁と天
井梁とを箱形に接合した骨組構造体からなり、生産性及
び輸送上の制約から、縦、横、高さ寸法を標準サイズの
ものとして構築されている。
【0004】
【発明を解決しようとする課題】然しながら、従来のユ
ニット建物は、標準サイズのユニット建物を組合わせ集
積するものであるから、下記、の問題点がある。
【0005】建物の全体形状が標準的となり、形状の
多様化、個性化に困難がある。例えば、建物の形状を敷
地形状に無駄なく対応させるのに困難がある。
【0006】サニタリー等のオーバーハング部を現場
施工する場合、多数の構成材を現場にて、標準ユニット
に接合することとなり、生産性が悪い。
【0007】本発明は、建物の生産性を損なうことな
く、建物の全体形状を多様化、個性化可能とすることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、基礎上に構築される標準ユニットの側面部にオーバ
ーハングユニットを取付けるオーバーハングユニット取
付構造において、標準ユニットとオーバーハングユニッ
トの間に接続具を介装し、該接続具に上記両ユニットの
それぞれをボルト結合するようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記接続具が、2個で1組を
なすL形或いはT形の接続子からなり、各接続子のフラ
ンジを前記両ユニットのそれぞれにボトル結合し、両接
続子のウエブを互いにボルト結合してなるようにしたも
のである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、ユニット建物
において、基礎上に構築した標準ユニットの側面部に、
請求項1記載のオーバーハングユニット取付構造によ
り、オーバーハングユニットを取付けてなるようにした
ものである。
【0011】
【作用】 標準ユニット(下階ユニット或いは上階ユニット)の
側面部にオーバーハングユニットを取付けることによ
り、建物の外部にサニタリー等を設けることができ、建
物の形状を敷地形状に無駄なく対応させる等、形状の多
様化、個性化を実現できる。
【0012】上記に際し、オーバーハングユニット
は、工場で生産された後、建築現場に輸送されて取付け
られるものであり、現地工数が少なく、建物の生産性を
損なうことがない。また、品質も安定する。
【0013】上記に際し、標準ユニットとオーバー
ハングユニットのそれぞれをボルト結合する接続具を用
いるものであるから、溶接接合等に比して施工性が優れ
る。また、オーバーハングユニットに複雑な取付構造を
具備する必要がなく、標準ユニットに比して大きな変更
のないユニットをもオーバーハングユニットとして用い
ることができる。
【0014】標準ユニットとオーバーハングユニット
の間に接続具を介することにより、所望の間隔を形成で
きる。これにより、オーバーハング部分の突出寸法(外
壁寸法)、内容積を、オーバーハングユニットの寸法の
みに拘束されずに、適宜設定できる。
【0015】接続具として、2個で1組をなすL型或
いはT型の接続子を用いることにより、各接続子を対応
するユニットにボルト結合するための工具操作スペー
ス、或いは両接続子を互いにボルト結合するための工具
操作スペースを、それらの接続子回りに容易に形成でき
る。これにより、オーバーハングユニットの取付作業性
を向上できる。
【0016】
【実施例】図1は本発明が適応されたユニット建物の一
例を示す模式図、図2はオーバーハングユニットの取付
構造の一例を示す模式図である。
【0017】ユニット建物10は、図1に示す如く、基
礎11上に下階ユニット12を据付け、下階ユニット1
2の上に上階ユニット13を搭載したものである。下階
ユニット12と上階ユニット13は、柱と床梁と天井梁
とを箱形に接合した標準サイズの骨組構造体であり、工
場で生産された後、建築現場に輸送されて据付けられた
ものである。
【0018】然るに、ユニット建物10は、図1に示す
如く、上階ユニット13の桁側側面部にオーバーハング
ユニット20を取付けている。
【0019】オーバーハングユニット20は、柱と床梁
と天井梁とを箱形に接合した骨組構造体であり、予め設
定された使用に従う床、天井、各種設備機器が取付けら
れて内部仕上げされ、また、外壁、屋根等の外部仕上げ
もなされる。そして、オーバーハングユニット20は、
工場で生産された後、建築現場に輸送されて取付けられ
る。
【0020】ここで、オーバーハングユニット20は、
上下の接続具30を介して、上階ユニット13に取付け
られる。上下の接続具30はぞれぞれ、2個で1組をな
すT型(或いはL型)の接続子31、32からなり、
(a) 一方の接続子31のフランジを上階ユニット13の
桁側の2本の柱14の上下両端側側面部にボルト33に
よって結合し、(b) 他方の接続子32のフランジをオー
バーハングユニット20の左右の柱21の上下両端側側
面部にボルト34によって結合し、(c) 両接続子31、
32のウエブをボルト35によって結合するものであ
る。尚、14A、21Aはそれぞれ柱14、21の内面
に溶接してあるめねじ付プレートである。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。 標準ユニット(下階ユニット12或いは上階ユニット
13)の側面部にオーバーハングユニット20を取付け
ることにより、建物10の外部にサニタリー等を設ける
ことができ、建物10の形状を敷地形状に無駄なく対応
させる等、形状の多様化、個性化を実現できる。
【0022】上記に際し、オーバーハングユニット
20は、工場で生産された後、建築現場に輸送されて取
付けられるものであり、現地工数が少なく、建物10の
生産性を損なうことがない。また、品質も安定する。
【0023】上記に際し、標準ユニット(12、1
3)とオーバーハングユニット20のそれぞれをボルト
結合する接続具30を用いるものであるから、溶接接合
等に比して施工性が優れる。また、オーバーハングユニ
ット20に複雑な取付構造を具備する必要がなく、標準
ユニット(12、13)に比して大きな変更のないユニ
ットをもオーバーハングユニット20として用いること
ができる。
【0024】標準ユニット(12、13)とオーバー
ハングユニット20の間に接続具30を介することによ
り、所望の間隔を形成できる。これにより、オーバーハ
ング部分の突出寸法(外壁寸法)、内容積を、オーバー
ハングユニット20の寸法のみに拘束されずに、適宜設
定できる。
【0025】接続具30として、2個で1組をなすL
型或いはT型の接続子31、32を用いることにより、
各接続子31、32を対応するユニット(13、20)
にボルト結合するための工具操作スペース、或いは両接
続子31、32を互いにボルト結合するための工具操作
スペースを、それらの接続子31、32回りに容易に形
成できる。これにより、オーバーハングユニット20の
取付作業性を向上できる。
【0026】尚、本発明の実施において、接続具は、必
ずしも2個で1組をなす接続子から構成されず、単一体
からなるものであっても良い。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、建物の生
産性を損なうことなく、建物の全体形状を多様化、個性
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適応されたユニット建物の一例
を示す模式図である。
【図2】図2はオーバーハングユニットの取付構造の一
例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物 11 基礎 12 下階ユニット 13 上階ユニット 20 オーバーハングユニット 30 接続具 31、32 接続子 33、34、35 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎上に構築される標準ユニットの側面
    部にオーバーハングユニットを取付けるオーバーハング
    ユニット取付構造において、標準ユニットとオーバーハ
    ングユニットの間に接続具を介装し、該接続具に上記両
    ユニットのそれぞれをボルト結合することを特徴とする
    オーバーハングユニット取付構造。
  2. 【請求項2】 前記接続具が、2個で1組をなすL形或
    いはT形の接続子からなり、各接続子のフランジを前記
    両ユニットのそれぞれにボトル結合し、両接続子のウエ
    ブを互いにボルト結合してなる請求項1記載のオーバー
    ハングユニット取付構造。
  3. 【請求項3】 基礎上に構築した標準ユニットの側面部
    に、請求項1記載のオーバーハングユニット取付構造に
    より、オーバーハングユニットを取付けてなるユニット
    建物。
JP1632492A 1992-01-31 1992-01-31 オーバーハングユニット取付構造及びユニット建物 Pending JPH05214772A (ja)

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JP1632492A JPH05214772A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 オーバーハングユニット取付構造及びユニット建物

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JPH05214772A true JPH05214772A (ja) 1993-08-24

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077468A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Sekisui Chem Co Ltd 小建物ユニット及び建物
JP2008069587A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
JP2021130966A (ja) * 2020-02-19 2021-09-09 トヨタホーム株式会社 建物ユニットの連結構造

Cited By (3)

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JP2008069587A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
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