JPH0521474B2 - - Google Patents

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JPH0521474B2
JPH0521474B2 JP60185795A JP18579585A JPH0521474B2 JP H0521474 B2 JPH0521474 B2 JP H0521474B2 JP 60185795 A JP60185795 A JP 60185795A JP 18579585 A JP18579585 A JP 18579585A JP H0521474 B2 JPH0521474 B2 JP H0521474B2
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JP
Japan
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image
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crt
white
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Juji Oshikoshi
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、白黒CRTとカラーフイルタとを用
いてカラー印画紙にカラー画像をプリントする
CRT画像プリント装置に関するものである。
〔従来の技術〕
高画質のカラー画像を記録するために、白黒
CRTと、三色(青色、緑色、赤色)フイルタを
用いたCRT画像露光装置が知られている。この
装置では、青色画像を明度で表示した白黒画像、
緑色画像に対応した白黒画像、赤色画像に対応し
た白黒画像が白黒CRTに順次表示され、これと
ともに各色に対応した青色フイルタ、緑色フイル
タ、赤色フイルタが順次挿入され、白黒画像が青
色画像、緑色画像、赤色画像に変換される。この
白黒CRTとカラーフイルタとにより変換された
青色画像、緑色画像、赤色画像は、カラー印画紙
に順次露光(焼付け)される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述したCRT画像露光装置では、青色画像と
緑色画像は、数秒程度で所望の濃度に露光するこ
とができるが、赤色画像の露光には数百秒もかか
つてしまい、能率よく露光を行なうことができな
かつた。また、従来の装置では、カラー印画紙へ
の露光だけが行われるようになつているため、露
光後にカラー印画紙を現像装置に移し変えて現像
処理をしなければならず、その作業が面倒であつ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
赤色露光に時間がかかる原因の解明について本
発明者は種々の検討を行つたところ、白黒CRT
は赤色波長域の発光輝度(放射エネルギー)が低
く、またカラー印画紙は赤色波長域の感度が低い
ことに起因していることを見い出した。
一般的な白黒CRTは、EIA名称でP45と称
されており、材料組成がY2O2S:Tbである螢光
体が用いられているが、この螢光体P45は約
540nmに最大ピークを有し、約600nm以下の短波
長側に輝度分布を有する。すなわち、螢光体P4
5を用いた白黒CRTは、第6図に示す分光輝度
特性を持つており、赤色波長域では発光輝度がか
なり低い。
他方、一般的なカラー印画紙は、第7図に示す
分光感度を有しており、赤感層の感度は青感層の
感度に比べてかなり小さい。例えば、カラー印画
紙に白色光を照射した時に、青感層の濃度値は
1.2であり、緑感層は0.17であり、赤感層は0.023
である。
このように、P45を使用した白黒CRTは、
赤色波長域の発光輝度が低く、その上カラー印画
紙も赤色波長域の感度が低いため、赤色光の露光
に数百秒がかかつてしまうのである。この原因解
明に基づいて、本発明者は、赤色波長域の発光輝
度が高い白黒CRTを用いれば、赤色露光時間を
数秒程度に短縮し、三色露光を能率良く行なうこ
とができることを見い出した。
また、従来は現像装置を別個に設備することが
必要であり、露光(焼付け)から現像処理までを
連続して行なうことができなかつたが、本発明
は、CRT画像露光装置と現像装置とを組み合わ
せ、かつロール形態のカラー印画紙を用い、露
光・現像処理・1コマ切断とを順次行なうように
し、それにより装置全体の小型化と、作業の簡便
化、及び処理時間の短縮化を達成した。
すなわち、本発明は、カラー画像を入力する手
段と、入力されたカラー画像の色及び階調を補正
する画像処理手段と、青色波長域の放射エネルギ
ーが赤色波長域の放射エネルギーよりも低くした
白黒CRTと、前記カラー画像の三色画像を順次
白黒CRTに入力して三色画像を白黒画像で表示
する手段と、前記白黒CRTに表示された白黒画
像をロール形態のカラー印画紙に結像させる光学
系と、前記白黒CRTとカラー印画紙との間で選
択的に挿入され、白黒画像を単色画像に変換する
三色フイルタと、三色画像が順次露光されたカラ
ー印画紙を現像処理する手段と、現像処理済みの
ロール形態をしたカラー印画紙を1コマサイズに
切断する手段とからなることを特徴とするもので
ある。
青色波長域よりも赤色波長域の放射エネルギー
が高い白黒CRTは、螢光体P45に螢光体P2
2(赤)(以下これを単にP22という)を混合
した螢光体を用いることにより作ることができ
る。この螢光体P22は、材料組成がY2O2S:
Euであり、第8図に示すように、約620nmに最
大ピークがあり、約710nmに第2のピークがあ
る。この螢光体P22と螢光体45の混合比を変
えると、発光輝度の分布が変化する。すなわち、
螢光体P22の混合量を多くすれば、赤色波長域
の発光輝度が高くなり、そして青色波長域の発光
輝度を下げることができ、青色波長域の感度が極
端に高く、赤色波長域の感度が極端に低いカラー
印画紙の分光感度特性をうまく補正し、三色露光
をほぼ同じ時間で行なうことが可能になる。この
混合比としては、螢光体P45:螢光体P22=
1:3〜1:5が良く、特に1:4にすると青
色、緑色、赤色の三色露光を共に約1秒で同じ濃
度に仕上がることが確認された。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の概略を示すものである。本体
1の左上部にマガジン2が着脱自在にセツトされ
ており、この中にカラー印画紙3がロール状に巻
かれて収容されている。このカラー印画紙3は、
前述した第7図に示すように、青色波長域に比べ
て赤色波長域の感度が極端に低い分光感度特性を
有している。本体1の左側に露光室4が形成され
ており、この中にプリント用白黒CRT5が収納
されており、プリント時にのみ青色画像、緑色画
像、赤色画像をそれぞれ明度で表した白黒画像が
約1秒間ずつ順次表示される。
前記プリント用白黒CRT5は、露光時間をで
きるだけ短くするために、高輝度CRTが用いら
れ、また螢光体としてP45とP22とを1:3
〜1:5に、好ましくは1:4に混合したものが
用いられている。螢光体P45と螢光体P22と
を1:4に混合した螢光体を用いた場合の分光輝
度特性を第2図に示す。この螢光体を用いた白黒
CRTは、最大ピーク値が約620nmにあり、第2
ピーク値が約710nmにあり、全体として赤色波長
域の発光輝度が高く、青色波長域の発光輝度が低
くなつている。したがつて、カラー印画紙3では
分光感度が低くなつている赤色波長域の発光輝度
を高くするから、赤色露光時間を約1秒に短縮す
ることができ、またカラー印画紙3の感度がかな
り高い青色波長域の発光輝度を低下させるから、
青色露光も赤色露光とほぼ同じ時間となり、かつ
カラーバランスが良好になる。
前記プリント用白黒CRT5とカラー印画紙3
との間には、プリント用白黒CRT5に表示され
た画像をカラー印画紙3に結像させるためのレン
ズ6が配置されている。また、プリント用白黒
CRT5は、青色、緑色、赤色の画像を明度で表
した白黒画像を表示するが、この白黒画像を青
色、緑色、赤色の単色画像に変換するために、青
色フイルタ7、緑色フイルタ8、赤色フイルタ9
が配置されており、選択的にレンズ6の光路に挿
入される。これらのカラーフイルタ7〜9の透過
率は、第3図に示されている。この実施例では、
カラーフイルタ7〜9が別々に設けられている
が、周知のように回転自在なターレツトにカラー
フイルタ7〜9を取り付け、このターレツトを回
転してカラーフイルタ7〜9を順次光路に挿入し
てもよい。前記レンズ6の光路にシヤツタ10が
配置されており、露光時にのみ開くようになつて
いる。
前記マガジン2内に収納されたロール形態のカ
ラー印画紙3は、一対のニツプローラ14で1コ
マずつ引き出され、ガイドローラ15を通つて露
光位置へ移動する。この露光位置には、開口が形
成された露光枠16と、圧板17とが配置されて
おり、これらの間でカラー印画紙3が平坦に保持
され、プリント用CRT5とカラーフイルタ7〜
9との組合せによつて形成した単色画像を三色面
順次露光方式によりカラー印画紙3に焼き付け
る。なお、圧板17は、カラー印画紙3の引出し
を容易にするために、引出し時には上方へ退避
し、露光時には下降している。
前記本体1の右側には現像処理室20が形成さ
れており、この中に現像槽21、定着槽22、水
洗槽23、乾燥ドラム24、カツター25が設け
られており、またこれらの間にカラー印画紙3を
移送するための多数のローラ26が適宜配置され
ている。この現像処理室20内では、露光済みカ
ラー印画紙3が現像、定着、水洗、乾燥工程を順
次経たのち、カツター25で1駒ずつ切断され、
トレイ27に排出される。
電気制御装置30は、カラー画像の入力、カラ
ー画像の色及び階調補正等を行なう他に、プリン
ト用白黒CRT5の表示制御、カラーフイルタ7
〜9の切換え制御、シヤツタ10の開閉制御、カ
ラー印画紙3の移送制御、現像液の温度制御、乾
燥ドラム24の温度制御、カツター25の作動制
御、カラーモニタ31の制御等を行なう。このカ
ラーモニタ31は、プリントすべきカラー画像を
表示するためのものであり、カラー画像のカラー
バランスや濃度を確認するために用いられる。し
たがつて、オペレータは、このカラーモニタ31
を見ながら、コンソールのカラー補正キー、濃度
補正キーを操作して色及び濃度補正を行なうこと
ができる。
第4図は電気制御装置を示すものである。画像
入力部としては、カラーTVカメラ34又は
VTR35等が用いられる。このカラーTVカメ
ラ34は3管式のものが用いられ、被写体を三色
分解して青色ビデオ信号B、緑色ビデオ信号G、
赤色ビデオ信号Rをそれぞれ出力し、コネクタ3
6に送る。前記VTR35は、録画済みのビデオ
テープが装填され、このビデオテープに記録され
たカラー画像を再生する。この再生されたカラー
画像は、NTSC信号であるため、デコーダ36で
青色ビデオ信号B、緑色ビデオ信号G、赤色ビデ
オ信号Rに分離される。なお、通信回線から送ら
れてきたカラー画像をプリントする場合には、モ
デムを設けて音声信号を変調してから、デコーダ
36に入力すればよい。
前記カラーTVカメラ34又はデコーダ36
は、コネクタ37に接続されており、いずれか一
方の三色ビデオ信号が取り出されてから画像処
理・合成部38に送られる。この画像処理・合成
部38は、青色、緑色、赤色の3系統がそれぞれ
設けられており、各色のビデオ信号が対応する色
の系統に入力される。
前記青色ビデオ信号Bは、A/D変換器40a
でデジタル信号に変換されてから対数変換回路4
1aに入力され、各絵素の濃度信号に変換され
る。この対数変換された青色濃度信号は、色補正
回路42でカラー画像の入力系とカラー印画紙3
との分光特性の差やカラー印画紙3の色素の不正
吸収が補正されてから、フレームメモリ43aに
書き込まれる。このフレムメモリ43aに記憶さ
れた青色濃度信号は、加算回路に読み出され、コ
ンソール44の文字キーを操作して入力した文字
画像データと、デジタイザ等の図形画像入力装置
45で入力した図形画像データのうち青色ビデオ
信号と加算されてから、再びフレームメモリ43
aに書き込まれる。なお、フレームメモリ43a
〜43cは、各々512×512画素から構成され、各
画素は階調表現のために8ビツトが割当てられて
いる。
前記フレームメモリ43aに記憶された青色合
成画像信号は、ルツクアツプテーブル(LUT)
47aでカラー印画紙3の階調特性に応じて階調
補正された後、D/A変換器48aでアナログ信
号に変換されてから、切換えスイツチ回路49に
送られる。なお、緑色ビデオ信号及び赤色ビデオ
信号の信号系統は、前述した青色信号系統と同じ
であるため、各回路に符号のみを付してその説明
を省略する。
前記切換えスイツチ回路49は、合成時には入
力された3色の合成画像信号をカラーモニタ31
に送つてカラー表示し、露光時にはCRT駆動回
路50を介してプリント用白黒CRT5に送るよ
うに出力経路を切り換える。前記CRT駆動回路
50は、入力された3色の合成画像のうち1色ず
つ取り出し、プリント用白黒CRT5に合成画像
を表示する。
前記プリント用白黒CRT5とカラー印画紙3
との間に配置されたカラーフイルタ7〜9は、フ
イルタ切換え装置51により選択的に挿入され
る。また、シヤツタ10は、シヤツタ駆動装置5
2で駆動されるものであり、カラーフイルタ48
〜50の切換え時及びカラー印画紙47の移送時
には閉じられている。
制御回路(CPU)53は、前述したように、
各部の制御を行なう他に、対数変換回路41a〜
41c、ルツクアツプテーブル47a〜47cへ
のデータ書込み、色補正回路42への補正式の書
込み、フレームメモリ43a〜43cのデータ読
出しと加算したデータの書込み等を制御する。
第5図はルツクアツプテーブルの構成を説明す
るものである。ルツクアツプテーブル例えば青色
用ルツクアツプテーブル47aは、制御回路53
により書込み可能な少なくとも2つのページa
1,a2を持つており、ページa1にはポジ変換
用データが書き込まれ、ページa2にはネガ変換
用データが書き込まれる。
次に、前述した実施例の作用について説明す
る。カラーTVカメラ34で撮像したカラー画像
をプリントする場合には、カラーTVカメラ34
をコネクタ37に接続し、ビデオテープに録画し
たカラー画像をプリントする場合には、VTR3
5、デコーダ36が用いられる。コネクタ37に
入力された三色ビデオ信号は、色毎に設けた処理
回路に送られる。各色のビデオ信号は、A/D変
換器40a〜40cでデジタル信号に変換され、
対数変換回路41a〜41cで濃度信号に変換さ
れ、色補正回路42で色補正されてから、フレー
ムメモリ43a〜43cにそれぞれ記憶される。
入力されたカラー画像に、図形画像又は文字画
像を合成する場合には、加算回路46により画像
が合成される。すなわち、図形画像入力装置45
からカラー図形画像が入力され、またコンソール
44の文字キーにより文字画像が入力されるが、
これらの図形画像と文字画像は、加算回路46に
おいて、フレームメモリ43a〜43cからそれ
ぞれ読み出したビデオ信号に加算され、この加算
されたデータでフレームメモリ43a〜43cが
書き換えられる。したがつて、このフレームメモ
リ43a〜43cには、カラー画像と、図形画
像、文字画像とを合成した合成画像のデータが記
憶されている。
フレームメモリ43a〜43cに書き込まれた
ビデオ信号は、1行ずつ読み出されるが、この際
に列の最後端から行なうようにし、それにより合
成画像の左右を逆に変換する。なお、この代わり
に、プリント用白黒CRT5のビームを通常とは
逆に振らすことにより、画像の左右を反転させて
もよい。
前記フレームメモリ43a〜43cから読み出
されたビデオ信号は、ルツクアツプテーブル47
a〜47cにそれぞれ送られる。このルツクアツ
プテーブル47a〜47cは、プリント時以外は
ポジ用ページa1が選択されているから、カラー
印画紙3の階調特性に応じて補正されたポジ画像
の合成画像データがD/A変換器48a〜48c
にそれぞれ送られ、アナログ信号に変換されてか
ら、切換スイツチ回路49に送られる。この切換
えスイツチ回路49は、プリント以外にはビデオ
信号をカラーモニタ31に送るように切り替わつ
ているため、合成画像がカラーでカラーモニタ3
1に表示される。
オペレータは、カラーモニタ31を観察して、
プリントすべき画像かどうかを確認するととも
に、カラーモニタ31に表示されたカラー画像の
色、及び濃度が適正かどうかを判定する。もし、
カラーバランスが良好でない場合や濃度が適当で
ない場合には、コンソール44に設けたカラー補
正キー、濃度補正キーを操作する。これらのキー
から入力された信号は、色補正回路42に送ら
れ、演算式の係数を変えて再び演算してからフレ
ームメモリ43a〜43cを書き換える。
カラーモニタ31でカラー画像を確認してか
ら、コンソール44のプリントキーを操作する。
このプリントキーが操作されると、ルツクアツプ
テーブル47a〜47cはネガ用ページa2が選
択され、また切換スイツチ回路49がプリント用
白黒CRT5側に切り換えられ、かつフイルタ切
換装置51、シヤツタ駆動装置52が作動され
る。
前記ルツクアツプテーブル47a〜47cによ
りネガ画像に反転された合成画像データは、
CRT駆動回路50に入力され、プリント用白黒
CRT5に三色画像に対応した明度の白黒画像を
順次表示する。この白黒画像の表示に対応して、
フイルタ切換え装置51が作動してカラーフイル
タ7〜9を順次光路に挿入する。まず、青色合成
画像がプリント用白黒CRT5に白黒で表示され
ている時に、青色フイルタ7がレンズ6の光路に
挿入され、この状態でカラー印画紙3の青色感度
に応じて定めた露光時間例えば約1秒間だけシヤ
ツタ10が開き、この間で青色合成画像がカラー
印画紙3に露光される。
青色合成画像の露光後に、シヤツタ10が閉じ
られ、その間で青色フイルタ7が退避し、代わつ
て緑色フイルタ8が挿入される。これとともに、
プリント用白黒CRT5には、緑色合成画像が白
黒で表示される。この直後に、シヤツタ10が再
び所定時間例えば約1秒間だけ開くために、プリ
ント用白黒CRT5に表示された白黒画像が緑色
フイルタ7で緑色画像に変換され、カラー印画紙
3に露光される。同様にして赤色合成画像が約1
秒間だけカラー印画紙3に露光される。この三色
面順次露光方式により、カラー画像がカラー印画
紙3に焼き付けられると、カラー印画紙3は1コ
マ分移送され、未露光部分が露光位置にセツトさ
れる。
以上の手順が繰り返し行われて複数のカラー合
成画像がカラー印画紙3に露光される。予め指定
しておいた枚数分焼き付けられると、カラー印画
紙3の後端が自動的にカツトされ、カラー印画紙
3はローラ26により現像槽21、定着槽22、
水洗槽23、乾燥ドラム24を順次経て写真現像
処理が施される。そして、最後にカツター25で
1コマずつ切断され、1枚のCRT合成プリント
写真となる。
前記実施例では、面順次露光方式で焼き付けを
行つているが、偏平なCRTを用いるとともに、
印画紙を間欠移送して線順次露光方式で焼き付け
ることもできる。この場合に、3色の走査線を同
時に表示する3色塗分けCRTを用いれば、高速
にプリントすることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、青色波長域よりも赤色波長域の発光
輝度を高くした白黒CRTを用い、赤色露光時間
を大幅に短縮したから、三色露光時間をほぼ同じ
にすることができるとともに、露光と現像を迅速
に行なうことができる。また、本発明は、露光装
置と現像装置とを一体化し、露光と現像とを連続
して行なうことができるから、特別な現像装置が
不要となり、スペース的に有利であり、かつ露光
済みカラー印画紙の移し変えがいらなくなるので
作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す概略図
である。第2図は螢光体P45と、P22とを
1:4で混合した螢光体を使用した本発明の白黒
CRTの分光輝度特性を示すグラフである。第3
図はカラーフイルタの分光透過率を示すグラフで
ある。第4図は電気制御装置の構成を示すブロツ
ク図である。第5図はルツクアツプテーブルの説
明図である。第6図は螢光体P45を使用した従
来の白黒CRTの分光輝度特性を示すグラフであ
る。第7図は一般的なカラー印画紙の分光感度を
示すグラフである。第8図は螢光体P22を使用
した白黒CRTの分光輝度特性を示すグラフであ
る。 2……マガジン、3……カラー印画紙、4……
露光室、5……プリント用白黒CRT、7……青
色フイルタ、8……緑色フイルタ、9……赤色フ
イルタ、10……シヤツタ、20……現像処理
室、24……乾燥ドラム、25……カツター、3
0……電気制御装置、31……カラーモニタ、3
4……カラーTVカメラ、38……画像処理・合
成回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カラー画像を入力する手段と、 入力されたカラー画像の色及び階調を補正する
    画像処理手段と、 青色波長域の放射エネルギーが赤色波長域の放
    射エネルギーよりも低くした白黒CRTと、 前記カラー画像の三色画像を順次白黒CRTに
    入力して三色画像を白黒画像で表示する手段と、 前記白黒CRTに表示された白黒画像をロール
    形態のカラー印画紙に結像させる光学系と、 前記白黒CRTとカラー印画紙との間で選択的
    に挿入され、白黒画像を単色画像に変換する三色
    フイルタと、 三色画像が順次露光されたカラー印画紙を現像
    処理する手段と、 現像処理済みのロール形態をしたカラー印画紙
    を1コマサイズに切断する手段とからなることを
    特徴とするCRT画像プリント装置。 2 前記白黒CRTは、螢光体P45と螢光体P
    22とを1:3〜1:5で混合した螢光体が用い
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のCRT画像プリント装置。
JP60185795A 1985-08-21 1985-08-26 Crt画像プリント装置 Granted JPS6247290A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60185795A JPS6247290A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 Crt画像プリント装置
AU61657/86A AU583650B2 (en) 1985-08-21 1986-08-20 CRT composite image printing method and apparatus
US06/898,584 US4712909A (en) 1985-08-21 1986-08-21 CRT composite image printing method and apparatus
DE3628351A DE3628351C2 (de) 1985-08-21 1986-08-21 Druckverfahren und Druckvorrichtung für zusammengesetzte Bilder mit einer Kathodenstrahlröhre
AU61784/86A AU593834B2 (en) 1985-08-26 1986-08-22 Crt composite image printing method
US06/900,622 US4769694A (en) 1985-08-26 1986-08-26 Method of printing a composite image of human figure and personal data using CRT
DE3628917A DE3628917C2 (de) 1985-08-26 1986-08-26 Druckverfahren für zusammengesetzte Bilder mit einer Kathodenstrahlröhre

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60185795A JPS6247290A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 Crt画像プリント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247290A JPS6247290A (ja) 1987-02-28
JPH0521474B2 true JPH0521474B2 (ja) 1993-03-24

Family

ID=16177021

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JP60185795A Granted JPS6247290A (ja) 1985-08-21 1985-08-26 Crt画像プリント装置

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JP4590231B2 (ja) 2004-08-30 2010-12-01 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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JPS6247290A (ja) 1987-02-28

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