JPH05213823A - 光学活性2−イソプロペニル−シクロブタンカルボン酸エステル類の製造法 - Google Patents

光学活性2−イソプロペニル−シクロブタンカルボン酸エステル類の製造法

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JPH05213823A
JPH05213823A JP6547192A JP6547192A JPH05213823A JP H05213823 A JPH05213823 A JP H05213823A JP 6547192 A JP6547192 A JP 6547192A JP 6547192 A JP6547192 A JP 6547192A JP H05213823 A JPH05213823 A JP H05213823A
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JP
Japan
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isopropenyl
formula
solution
compound
mixture
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JP6547192A
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English (en)
Inventor
Kenji Mori
謙治 森
Kunio Fukamatsu
邦夫 深松
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Fuji Yakuhin Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Yakuhin Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】綿花の栽培に害を及ぼすワタミゾウムシを防除
するために有用なフェロモンの一つである光学活性グラ
ンディソルを合成するための中間体物質、光学活性2−
イソプロペニル−シクロブタンカルボン酸エステル類の
新規な製造法を提供する。 【構成】一般式(A) (式中、Rは低級アルキル基を表わし、Qは、−CH
OR又は−CHXを表わし、Rはアルキルスルホ
ニル基もしくは置換又は非置換のアリールスルホニル基
を表わし、Xはハロゲンを表わす)を塩基性物質の存在
下に環化反応に付することを特徴とする一般式(B) (式中、Rは前記の定義を有する)で表わされる2−イ
ソプロペニル−シクロブタンカルボン酸エステルの製造
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学活性の2−イソプ
ロペニル−シクロブタンカルボン酸エステルの製造法に
関する。さらに詳しく言えば、本発明は、綿花の栽培に
害を及ぼすワタミゾウムシを防除するために有用なフェ
ロモンの一つである光学活性グランディソルを合成する
ための中間体物質、光学活性2−イソプロペニル−シク
ロブタンカルボン酸エステル類の新規な製造法に関す
る。
【0002】
【背景技術】綿花の栽培にあたり、その害虫とされてい
るワタミゾウムシ(boll weevil:学名、A
nthonomus grandis)は、綿花栽培地
帯において、その生産上、相当な損害をもたらすものと
して知られているが、その防除手段として用いられるい
わゆる殺虫剤は、他の有益な虫類に対する影響の点や環
境破壊の点からみて解決すべき問題点を数多く有してお
り、その使用は好ましくないものとされている。そのよ
うな観点から、近年、フェロモンの利用が検討されるよ
うになり、フェロモン物質の多量の供給が要請されてい
る。
【0003】グランディソル(化学名:シス−2−イソ
プロペニル−1−メチルシクロブタンエタノール)は雄
のワタミゾウムシより単離された4成分のフェロモンの
うちの1つであるが〔Science:166巻、10
10頁(1969)およびJ.Org.Chem.36
巻、2616頁(1971)参照〕、このグランディソ
ルについては、これまで、その合成法として、いくつか
のラセミ体合成および光学活性体合成が報告されてい
る。しかしながら、これまでの合成方法は、いずれも、
経済的に工業的に行い得るものではなく、産業上に利用
可能な方法として、新規な化学的製造法の実現が強く望
まれていた。従来報告されている文献例をあげて言え
ば、例えば、Can.J.Chem.,60,2007
(1982)に記載されている方法では、中間体として
のビシクロラクトンを得るために、酵素反応を利用して
いる点において、工業的規模での合成は到底不可能であ
り、J.Org.Chem.51,5226(198
6)に記載されている方法では、中間過程において、光
反応を用いる際、高希釈条件を必要とするため、工業的
規模での実施については、全く不適であり、また、光学
活性体を得るための光学分割が、工業的方法として全く
不適であり、Liebigs Ann.Chem.34
1(1991)に記載されている方法では、(−)−カ
ンファノイルクロライドを光学分割剤として用いて光学
分割を行うため、そのような高価な光学分割剤の使用
は、工業的な方法においては、不可能であるなど、既知
のグランディソルの合成法においては、これを経済性を
もって工業的に行い得るものは未だ存在していない実情
にあった。
【0004】本発明者らは、簡易な方法で(+)又は
(−)−グランディソルに導くことができる下記式(B
−1)で表わされる既知物質に着目し、その光学活性体
である下記式(B)で表わされる物質の効率的な製造を
目的として新規な光学活性中間体を提供することに成功
したが、本発明は、この新規な光学活性中間体より、下
記式(B)で表わされる光学活性2−イソプロペニル−
シクロブタンカルボン酸エステルを製造する方法を提供
するものである。
【0005】
【化3】 (式中、Rは、低級アルキルである)
【0006】
【発明の開示】本発明は、光学活性のグランディソルの
製造の重要な中間体である前記式(B)で表わされる物
質の新規な製造法を提供するものである。
【0007】すなわち、本発明は、一般式(A)
【化4】 (式中、Rは低級アルキル基を表わし、Qは、−CH
OR又は−CHXを表わし、Rはアルキルスルホ
ニル基もしくは置換又は非置換のアリールスルホニル基
を表わし、Xはハロゲンを表わす)を塩基性物質の存在
下に環化反応に付することを特徴とする一般式(B)
【化5】 (式中、Rは前記の定義を有する)で表わされる2−イ
ソプロペニル−シクロブタンカルボン酸エステルの製造
法を提供するものである。
【0008】以下に本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明方法の出発物質である前記式(A)
で表わされる化合物は、本発明者らによって創製された
新規物質である。
【0010】まず、この新規物質の製造につき説明す
る。
【0011】これらの新規な3−イソプロペニルペンタ
ン酸誘導体は、下記の反応式によって合成することがで
きる。
【0012】
【化6】 (式中、R、R又はRは、それぞれ、低級アルキル
基を表わし、Rはアルキルスルホニル基、あるいは、
置換基を有していてもよいアリールスルホニル基を示
し、Xは、ハロゲンを示す)
【0013】上記反応式により示される新規な3−イソ
プロペニルペンタン酸誘導体の製造につき説明すると、
まず、一般式(I)で表わされる3−イソプロペニル−
5,5−ジアルキルオキシペンタン酸エステルを酢酸、
水の混合溶液中の酸性、加水分解により3−イソプロペ
ニル−5−オキソペンタン酸エステル(II)に変換す
る。この際の反応温度は、20〜100℃、特に50〜
70℃が好ましく、反応時間は、30分〜5時間、特
に、1〜2時間が好ましい。
【0014】かくして得られる3−イソプロペニル−5
−オキソペンタン酸エステル(II)は、通常、アルデ
ヒドを還元してアルコールに変換するのに用いる還元
剤、例えば、水素化ホウ素ナトリウムを作用させること
により、3−イソプロペニル−5−ヒドロキシペンタン
酸エステル(III)に導くことができる。この場合の
水素化ホウ素ナトリウムの使用量は、1〜5当量、好ま
しくは、1.5〜2当量であり、反応温度は、−30〜
20℃、特に、−20〜0℃が好ましい。用いられる溶
媒の例としては、メタノール、エタノール等の低級アル
コール類等が挙げられる。
【0015】次に、式(III)で表わされる化合物を
スルホン酸ハライドと反応させるが、この反応は、塩基
性有機溶媒例えば、ピリジン溶媒中行なわれ、このスル
ホン酸ハライドの例としては、p−トルエンスルホン酸
クロリド、ベンゼンスルホン酸クロリド、メタンスルホ
ン酸クロリド等が挙げられ、その使用量は、1〜2当量
が好ましい。反応温度は、0〜20℃、反応時間は、1
0〜24時間が好ましい。
【0016】かくして得られる式(IV)のスルホン酸
エステルは、適当なハロゲン化剤を作用させることによ
り、式(V)で表わされる3−イソプロペニル−5−ハ
ロゲノペンタン酸エステルに変換することができる。ハ
ロゲン化剤としては、ハロゲン化ナトリウム、ハロゲン
化リチウム等が挙げられ、特に、ヨウ化ナトリウムが好
ましい。反応温度は、20〜60℃、反応時間は、5〜
10時間が好ましい。用いられる溶媒としては、アセト
ン、ジメチルホルムアミド等が挙げられる。
【0017】なお、前記反応式中、各化合物の式におけ
る*は(R)又は(S)のいずれかの絶対配置を表わ
す。
【0018】各化合物の絶対配置は、製造の際に用いら
れる出発物質のカルボン(Carvone)の絶対配置
と同一の絶対配置を示す。
【0019】次に、本発明方法は、上記の反応式により
示された式(IV)又は式(V)の化合物を環化反応に
付することにより前記式(B)の化合物を製造すること
を特徴とするものであるが、本発明方法においては、式
(A)で表わされる化合物は、適当な塩基物質の存在
下、環化反応を行うことにより式(B)で表わされる2
−イソプロペニルシクロブタンカルボン酸エステルに変
換することができる。用いられる塩基物質の例として
は、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムビストリ
メチルシリルアミド等が挙げられ、反応温度は、−70
〜0℃、特に、−70〜−50℃が好ましい。反応時間
は、30分〜2時間、用いられる溶媒としては、テトラ
ヒドロフラン、ジエチルエーテルの如き、エーテル系溶
媒が好ましい。
【0020】以下に、本発明の実施例を掲げる。
【0021】
【実施例】
実施例A 式(A)で表わされる化合物の製造 (a) (R)−3−イソプロペニル−5,5−ジメト
キシペンタン酸メチルエステルの調製 (R)−カルボンを原料に用い、J.Chem.Eco
l,4巻、211頁(1978年)記載の方法に従い、
(R)−3−イソプロペニル−5,5−ジメトキシペン
タン酸メチルエステルを調製した。
【0022】(1) (R)−(−)−カルボン〔α
25=−61.6(neat)〕(100g、0.67
mol)、35%−過酸化水素水(130ml)のメタ
ノール(500ml)溶液に、内温約20℃を保ちなが
ら、6N−水酸化ナトリウム溶液(55ml)を1時間
かかって加え、1.5時間撹拌した後、反応液を水
(1.5リットル)に投入し、次いで、ベンゼンで抽出
した。この抽出液を、5%−亜硫酸水素ナトリウム溶
液、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒を留去し、残留分を蒸留して(1R,4
R,6R)−4−イソプロペニル−1−メチル−1,6
−エポキシシクロヘキサン−2−オン(83g、75
%)を得た。
【0023】この得られた化合物(46.6g、0.2
8モル)のテトラヒドロフラン(225ml)溶液に、
30%−過塩素酸溶液(90ml)を加え、50℃で5
時間加熱撹拌した。反応液を水(1リットル)に投入
し、塩化メチレンで抽出した。この抽出液を、飽和食塩
水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を留去し、残留分をシリカゲルカラムクロマト〔n−
ヘキサン/酢酸エチル(4/1)〕処理し、(1R,4
R,6S)−4−イソプロペニル−1−メチル−1,6
−ジヒドロキシシクロヘキサン−2−オンとその(1
S,4R,6R)−異性体のジアステレオマー混合物
(35.8g,69%)を得た。
【0024】(2) 上記(1)で得られたジアステレ
オマー混合物(35.8g、0.19モル)をベンゼン
(350ml)、メタノール(350ml)に溶かし、
得られた溶液に四酢酸鉛(90%、172g)を内温2
5〜28℃を保ちながら1.5時間で加えた。同温度で
1.5時間撹拌した後、反応液を水(1.5リットル)
に投入し、ベンゼンで抽出した。この抽出液を、水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去し
た。
【0025】得られた残留分に、メタノール(140m
l)およびオルトギ酸メチル(140ml)を加え、混
液とし、この混液にp−トルエンスルホン酸(1.0
g)を加え、2時間加熱撹拌した。反応液を、エーテル
で希釈し、飽和重曹水、飽和食塩水を用いて洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去した
後、残留分をシリカゲルカラムクロマト〔n−ヘキサン
/酢酸エチル(10/1)〕で精製することにより、標
記化合物(23.1g、61%)を得た。
【0026】b.p. 80〜82°/3mmHg n 211.4421 〔α〕 21 −1.80°(c1.02,メタノー
ル) IR(film)1740,1645,895cm−1 H−NMR(CDCl)δppm 1.60−1.80(m,2H),1.69(s,3
H),2.34−2.48(m,2H),2.55−
2.85(m,1H),3.30(s,3H),3.3
1(s,3H),3.65(s,3H),4.30(d
d,1H,J=6.3,5.2Hz),4.80(b
r.s,2H) 元素分析値 C1120として 計算値: C 61.09% H 9.32% 分析値: C 61.13% H 9.34%
【0027】(b) (R)−3−イソプロペニル−5
−オキソペンタン酸メチルエステルの製造 (R)−3−イソプロペニル−5,5−ジメトキシペン
タン酸メチルエステル22.2g(0.10モル)を酢
酸と水の2対1混合液に溶解し、1.5時間、60℃で
加熱撹拌した。反応液を冷水にあけ、塩化メチレンで抽
出した。塩化メチレン層を水、飽和重曹水、飽和食塩水
の順序で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。この塩化メチレン層を濾過した後、減圧濃縮し、残
留物をシリカゲルカラムクロマトで精製し標記化合物1
5.7g(収率90%)を得た。
【0028】b.p. 81〜82°/4mmHg n 20 1.4520 〔α〕 20 −6.28°(c 1.02,メタノー
ル) IR(film) 1730,1645,900cm
−1 H−NMR(CDCl)δppm 1.73(s,3H),2.38−2.50(m,3
H),2.55(dd,2H,J=7.2Hz),3.
13(dd,1H,J=14.4,7.0Hz),3.
67(s,3H),4.84(br.s,2H),9.
69(t,1H,J=2Hz) 元素分析値 C14として 計算値: C 63.50% H 8.29% 分析値: C 63.41% H 8.37%
【0029】(c) (R)−3−イソプロペニル−5
−ヒドロキシペンタン酸メチルエステルの製造 上記(b)で得られた(R)−3−イソプロペニル−5
−オキソペンタン酸メチルエステル13.8g(81.
1ミリモル)をメタノール200mlに溶解後、−20
℃に冷却した。この溶液に、水素化ホウ素ナトリウム
1.53gを加え、同温度で1.5時間撹拌した。この
反応液に飽和塩化アンモニウム溶液を加え、塩化メチレ
ンで抽出した。この塩化メチレン層を飽和食塩水で洗浄
した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した後、
減圧濃縮し、標記化合物12.7g(収率91%)を得
た。
【0030】IR(film) 3425,1740,
1645,1440,1160,900cm−1 H−NMR(CDCl)δppm 1.54−1.85(m,2H),1.71(s,3
H),2.35−2.50(m,2H),2.55−
2.96(m,1H),3.48−3.76(m,2
H),4.80(br.s,2H)
【0031】(d) (R)−3−イソプロペニル−5
−トシルオキシペンタン酸メチルエステルの製造 上記(c)で得られた(R)−3−イソプロペニル−5
−ヒドロキシペンタン酸メチルエステル12.7g(7
3.8ミリモル)をピリジン140mlに溶解し、0℃
に冷却した。p−トルエンスルホニルクロリド21.1
gを少しずつ加え、同温度で18時間撹拌した。反応液
を氷水にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。このジエ
チルエーテル層を1N塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水の
順序で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
た後、減圧濃縮して、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トで精製し標記化合物21.3g(収率88%)を得
た。
【0032】IR(film) 1735,1645,
1595,1435,1360,1175,890cm
−1 H−NMR(CDCl)δppm 1.60(s,3H),1.60−1.90(m,2
H),2.27−2.40(m,2H),2.45
(s,3H),2.50−2.85(m,1H),3.
78(s,3H),3.77−4.10(m,2H),
4.67(br.s,1H),4.75(br.s,1
H),7.34(d,2H,J=8.2Hz),7.7
8(d,2H,J=8.2Hz)
【0033】(e) (R)−3−イソプロペニル−5
−ヨードペンタン酸メチルエステルの製造 上記(d)で得られた(R)−3−イソプロペニル−5
−トシルオキシペンタン酸メチルエステル21.3g
(65.3ミリモル)をアセトン250mlに溶解し、
ヨウ化ナトリウム11.7gを加え、8時間加熱還流し
た。反応液を水にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。
このジエチルエーテル層を、10%チオ硫酸ナトリウム
水溶液、飽和食塩水の順序で洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、濾過した後、減圧濃縮し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトで精製し、標記化合物18.0
g(収率98%)を得た。
【0034】b.p. 100〜101°/4mmHg n 19 1.5102 〔α〕 19+48.4°(c 1.01,メタノー
ル) IR(film) 1740,1645,1435,1
175,900cm−1 H−NMR(CDCl)δppm 1.67(t,3H,J=1.2Hz),1.91(d
d,2H,J=14.6,8.0Hz)2.33−2.
48(m,2H),2.56−2.90(m,1H),
3.08(dd,2H,J=14.6,8.0Hz),
3.66(s,3H),4.85(br.s,2H) 元素分析値 C15Iとして 計算値: C 38.32% H 5.36% 分析値: C 38.39% H 5.40%
【0035】実施例B 式(B)で表わされる化合物の
製造 (1) リチウムジイソプロピルアミドのテトラヒドロ
フラン溶液250ml(n−ブチルリチウムの1.65
モルヘキサン溶液63ml、ジイソプロピルアミン17
mlより調製)を−65℃に冷却し、前記実施例(e)
で得た(R)−3−イソプロペニル−5−ヨードペンタ
ン酸メチルエステル14.7g(52.1ミリモル)と
ヘキサメチルホスホリックトリアミド2.7mlのテト
ラヒドロフラン30ml溶液を滴下した。同温度で1時
間撹拌した後、反応液を、飽和塩化アンモニウム溶液5
00mlにあけ、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液
は、5%チオ硫酸ナトリウム溶液、飽和食塩水の順に洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、減圧
濃縮し、得られた残留分をシリカゲルカラムクロマトで
精製した。標記の化合物6.25g(収率78%)を得
た。
【0036】b.p. 63〜64°/10mmHg n 19 1.4534 IR(film) 1740,1650,1440,8
95cm−1 H−NMR(CDCl)δppm 1.67(s,3H),1.73−2.30(m,4
H),2.85−3.35(m,2H),3.63(m
inor)および3.68(major)(each
s,overall 3H),4.63−4.85(2
H) 元素分析値 C14として 計算値: C 70.09% H 9.15% 分析値: C 70.08% H 9.16%
【0037】(2)前記実施例(d)で得た(R)−3
−イソプロペニル−5−トシルオキシペンタン酸メチル
エステル2.02g(6.19ミリモル)を用いて、上
記(1)と同様の操作を行い、標記化合物300mg
(収率31%)を得た。
【0038】得られたものの物性値は上記(1)で得ら
れたものと同一であることが確認された。
【0039】得られた化合物(B)はジアステレオマー
の混合物であり、当初の出発物質を(R)−カルボンと
した場合、(1S,2S)体と(1R,2S)体の混合
物として得られ、(S)−カルボンを原料とした場合、
(1R,2R)体と(1S,2R)体の混合物として得
られる。
【0040】式(B)で表わされる新規化合物は、例え
ば、下記の反応式に従う反応工程を経て、光学活性のグ
ランディソルに導くことができる。
【0041】
【化7】
【0042】
【化8】
【0043】以下の説明では、上記反応式中の各式で示
されている化合物名は省略されて、式記号で示されてい
る。
【0044】2−イソプロペニル−シクロブタンカルボ
ン酸メチルエステルは(10a)、(10b)の混合物
であり、メチル化することにより、(11a)と(11
b)(生成比,(11a):(11b)=82:18)
を得た。(11a)が(+)−グランディソルの立体配
置をもつことから、(11b)との分離が必要。(11
a)、(11b)の混合物を加水分解して、(12
a)、(12b)を得、ヨードラクトン化することによ
り(12a)のみが(13)へと変換され、(12b)
はそのまま回収される。(13)は亜鉛末で還元するこ
とにより(12a)を得る。このようにして、(11
a)と(11b)は対応するカルボン酸体として分離が
可能である。以下、(12a)は(14)に変換した
後、文献記載の方法により、(+)−グランディソル
(1)に導かれる。
【0045】なお、(10)、(11)、(12)は
R.D.Clark,Synth.Commun.9
巻,325頁(1979年)にラセミ体として報告され
ている化合物であり、(14)は、森、三宅の報告(T
etrahedron,43巻,2229頁(1987
年))に記載されている化合物である。
【0046】また、原料として、(R)−(−)−カル
ボンのかわりに(S)−(+)−カルボンを用いると、
同様の操作により、(−)−グランディソルを得ること
ができる。
【0047】なお、以下に、この3−イソプロペニルペ
ンタン酸誘導体より、グランディソルを製造する具体的
な製造例を以下に掲げる。 グランディソルの製造例 (1) (1S,2S)−2−イソプロペニル−1−メ
チルシクロブタンカルボン酸メチルエステルとその(1
R,2S)−異性体との混合物の製造 リチウムジイソプロピルアミドのテトラヒドロフラン
(40ml)溶液〔1.65M n−ブチルリチウムヘ
キサン溶液(34ml、56ミリモル)とジイソプロピ
ルアミン(9.4ml、67ミリモル)から調製〕に対
し、前記の製造例で得られたジアステレオマーの混合物
(3.44g、22.3ミリモル)のテトラヒドロフラ
ン(10ml)溶液を−70℃で10分間で滴下した。
同温度で30分間撹拌後、ヨウ化メチル(3.7ml、
55ミリモル)を15分間で滴下した。同温度で1時間
撹拌後、室温まで戻し、水(100ml)を加え、エー
テルで抽出した。抽出液は、1N−塩酸、5%−チオ硫
酸ナトリウム溶液、飽和食塩水の順に洗浄、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を濃縮した。残留分をシリカ
ゲルカラムクロマトを行い、引続き蒸留により標記の混
合物3.10g(83%)を得た。この(1S,2S)
体と(1R,2S)体との生成比は、NMRによると8
2/18であった。
【0048】b.p. 76〜78℃/17mmHg n 22=1.4509 IR(fIlm) 1735cm−1,1650,14
60,1440,1150,890 H−NMR:δ=1.17(minor)および1.
45(major)(each s,overall
3H),1.65(minor)および1.69(ma
jor)(each br.s,overall 3
H),1.60−2.50(m,4H),2.81
(t,J=8.5Hz,1H),3.63(majo
r)および3.70(minor)(each s,o
verall 3H),4.66,4.78および4.
91(each br.s,overall2H) 元素分析値 C1016として 計算値: C 71.39% H 9.59% 分析値: C 71.21% H 9.73%
【0049】(2) (1S,2S)−2−イソプロペ
ニル−1−メチルシクロブタンカルボン酸と(1R,2
R)−異性体の混合物の製造 上記(1)で得られた異性体混合物(1.67g、9.
93ミリモル)のメタノール(50ml)溶液に、2N
−水酸化ナトリウム(25ml)を加え、24時間加熱
還流した。メタノールを留去後、1N−塩酸で酸性化
し、エーテルで抽出した。抽出液は、飽和食塩水で洗
浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を濃縮して、
標記異性体の混合物1.44g(94%)を得た。この
ものはそのまま、次工程に用いた。
【0050】H−NMR:δ=1.20(mino
r)および1.47(major)(each s,o
verall 3H),1.66(minor)および
1.72(major)(each br.s,ove
rall 3H),1.60−2.50(m,4H),
2.87(major)および3.28(minor)
(each t−like m,overall 1
H),4.71,4.83および4.93(each
br.s,overall 2H)
【0051】(3) ヨードラクトン化−還元による
(1S,2S)−2−イソプロペニル−1−メチルシク
ロブタンカルボン酸の調製 前記(2)で得られた異性体混合物(1.42g、9.
21ミリモル)の塩化メチレン(10ml)溶液に重曹
水溶液(2.32g、27.6ミリモル、水40ml)
を加え、氷冷下、25mlの三ヨウ化カリウム溶液(ヨ
ウ素2.1gとヨウ化カリウム4.3gを水25mlに
溶解)を加えた。後、室温で1時間撹拌した。エーテル
で抽出、抽出液を5%−チオ硫酸ナトリウム溶液、飽和
食塩水の順に洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去した。残留分をシリカゲルカラムクロマト
〔n−ヘキサン/酢酸エチル(8/1)〕で精製し、ヨ
ードラクトン体2.01g(78%)を得た。
【0052】IR(film) 1770cm−1,1
380,1300,1130 H−NMR:δ=1.43(s,3H),1.54
(s,3H),1.70−2.40(m,4H),2.
60−2.85(m,1H),3.35(s,2H)
【0053】ヨードラクトン体(2.01g、7.18
ミリモル)のエタノール(20ml)溶液に亜鉛末
(2.35g)、飽和塩化アンモニウム(数滴)を加
え、室温で30分間撹拌した。濾過後、濾液を水で希釈
し、1N−塩酸で酸性化した。これをエーテルで抽出、
抽出液は、5%−チオ硫酸ナトリウム溶液、飽和食塩水
の順に洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、標記化合
物(1.08g、98%)を得た。分析用サンプルはn
−ヘキサンから再結により得た。
【0054】m.p. 57〜58℃ 〔α〕 21=−97.5°(c 1.07,n−ヘキ
サン) IR(KBr) 3600〜2200cm−1(bro
ad,COH),1695,1650,1460,1
310,890 H−NMR:δ=1.47(s,3H),1.71
(s,3H),1.75−2.45(m,4H),2.
87(t,J=8.3Hz,1H),4.70(br.
s,1H),4.83(m,1H),9.00(br.
s,1H) 元素分析値 C14として 計算値: C 70.10% H 9.15% 分析値: C 70.19% H 9.04%
【0055】(4) (1S,2S)−2−イソプロペ
ニル−1−メチルシクロブタンメタノールの製造 水素化アルミニウムリチウム(1.28g、33.7ミ
リモル)の乾燥エーテル(40ml)溶液に氷冷下、上
記(3)で得られた化合物(1.04g、6.74ミリ
モル)の乾燥エーテル(20ml)溶液を滴下した。
後、室温で12時間撹拌後、氷冷下、水(1.3m
l)、15%水酸化ナトリウム(1.3ml)、水(4
ml)をこの順に加え、1.5時間撹拌した。濾過後、
濾液を無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を留去した。
残留分をシリカゲルカラムクロマト〔n−ペンタン/エ
ーテル(6/1)〕で精製し、標記化合物(781m
g、83%)を得た。
【0056】IR(film) 3400cm−1,1
645,1030,890 H−NMR:δ=1.22(s,3H),1.77
(br.s,3H),1.40−2.20(m,5
H),2.64(t,J=8.9Hz,1H),3.4
6(dd,J=11.5,6.4Hz,1H),3.6
3(dd,J=11.5,6.4Hz,1H),4.7
7(m,1H),4.87(m,1H)
【0057】(5) (1S,2S)−2−イソプロペ
ニル−1−メチルシクロブタンメチルp−トルエンスル
ホネートの製造 上記(4)で得られた化合物(1.10g、7.84ミ
リモル)の乾燥ピリジン(20ml)溶液に、氷冷下塩
化p−トルエンスルホニル(3.00g,15.7ミリ
モル)を少しずつ加えた。室温で20時間撹拌した後、
氷水に投入後、エーテルで抽出した。抽出液を、水、1
N−塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水の順に洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を留去して、残留分をシ
リカゲルカラムクロマト〔n−ペンタン/エーテル(9
/1)〕で精製し、標記化合物(2.29g、99%)
を得た。
【0058】IR(film) 1645cm−1,1
600,1360,1190,1100,960 H−NMR:δ=1.19(s,3H),1.62
(br.s,3H),1.45−2.05(m,4
H),2.45(s,3H),2.62(t,J=8.
0Hz,1H),3.81(d,1H,J=9.5H
z),3.99(d,J=9.5Hz,1H),4.5
7(br.s,1H),4.73(m,1H),7.3
3(d,2H,J=8.4Hz),7.77(d,2
H,J=8.4Hz)
【0059】(6) (1R,2S)−2−イソプロペ
ニル−1−メチルシクロブタンアセトニトリルの製造 上記(5)で得られた化合物(2.29g、7.78ミ
リモル)、シアン化ナトリウム(0.95g、19.4
ミリモル)、ヘキサメチルホスホリックトリアミド(8
ml)、水(0.05ml)の混液を80°で7時間加
熱撹拌した。反応液を水にあけ、n−ペンタンで抽出し
た。抽出液は、水、飽和重曹水、飽和食塩水の順に洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。
残留分をシリカゲルカラムクロマト〔n−ペンタン/エ
ーテル(19/1)〕で精製して、標記化合物(917
mg、79%)を得た。
【0060】b.p. 86〜87℃/9mmHg n 21= 1.4660 〔α〕 21=+47.0°(c 0.66,n−ヘキ
サン) IR(film) 2260cm−1,1650,14
60,1380,895H−NMR:δ=1.37
(s,3H),1.69(br.s,3H),1.70
−2.10(m,4H),2.11(d,J=17H
z,1H),2.48(d,J=17Hz,1H),
4.71(br.s,1H),4.93(m,1H) 元素分析値 C1015Nとして 計算値: C 80.48% H 10.13%
N 9.39% 分析値: C 80.24% H 10.16%
N 9.45%
【0061】(7) (1R,2S)−2−イソプロペ
ニル−1−メチルシクロブタンエタノール〔(+)−グ
ランディソル〕の製造 上記(6)で得られた化合物(743mg、4.98ミ
リモル)の乾燥n−ペンタン(30ml)溶液に、氷冷
下、水素化ジイソブチルアルミニウム(0.99Mヘキ
サン溶液、7.5ml)を滴下し、後、室温で2時間撹
拌した。反応液に1M−酒石酸水溶液(7.5ml)を
加え、1時間撹拌した。セライト濾過後、濾液をエーテ
ルで抽出した。抽出液は、飽和ロッシェル塩水溶液、飽
和重曹水、飽和食塩水の順に洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留分を乾燥エーテル
(15ml)で希釈し、氷冷下、水素化アルミニウムリ
チウム(190mg、5.00ミリモル)を少しずつ加
え、室温で2時間撹拌した。後、氷冷下で水 (0.2
ml)、15%水酸化ナトリウム(0.2ml)、水
(0.6ml)をこの順に加え、30分間撹拌した。セ
ライト濾過後、濾液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去した。残留分をシリカゲルカラムクロマト
〔n−ペンタン/エーテル(7/1)〕で精製し、引続
き蒸留を行い、(+)−グランディソル(341mg、
44%)を得た。
【0062】b.p. 94〜95℃/8mmHg n 21= 1.4738 〔α〕 21=+20.4°(c 0.60,n−ヘキ
サン) IR(film) 3350cm−1,1645,14
50,1380,1060,890 H−NMR:δ=1.18(s,3H),1.30−
2.10(m,7H),1.68(br.s,3H),
2.55(t,J=8.5Hz,1H),3.50−
3.80(m,2H),4.65(br.s,1H),
4.83(m,1H)13 C−NMR:δ=19.21,23.18,28.
40,29.44,37.11,41.41,52.5
7,60.00,109.8,145.2 GC(PEG−20M,0.25mm×50m,at
100℃;N,1.0kg/cm):t=10.
10min(single peak) 元素分析値 C1018Oとして 計算値: C 77.87% H 11.76% 分析値: C 77.61% H 11.88%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(A) 【化1】 (式中、Rは低級アルキル基を表わし、Qは、−CH
    OR又は−CHXを表わし、Rはアルキルスルホ
    ニル基もしくは置換又は非置換のアリールスルホニル基
    を表わし、Xはハロゲンを表わす)を塩基性物質の存在
    下に環化反応に付することを特徴とする一般式(B) 【化2】 (式中、Rは前記の定義を有する)で表わされる2−イ
    ソプロペニル−シクロブタンカルボン酸エステルの製造
    法。
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