JPH0521357U - デイスクプレーヤ - Google Patents

デイスクプレーヤ

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JPH0521357U
JPH0521357U JP077792U JP7779291U JPH0521357U JP H0521357 U JPH0521357 U JP H0521357U JP 077792 U JP077792 U JP 077792U JP 7779291 U JP7779291 U JP 7779291U JP H0521357 U JPH0521357 U JP H0521357U
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disc
drive unit
substrate
chuck
player
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JP077792U
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守 佐藤
Original Assignee
和光株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収容された複数のディスクの中から任意のデ
ィスクを選択して再生するディスクプレーヤにおいて、
その外形寸法を小さくする。 【構成】 シャーシ基板22の上面左側のCDマガジン
25内からディスク装填機構によって引き出されたCD
8は、シャーシ基板22の右側に配置されているCD再
生駆動部40のディスクテーブル42上に下降する。C
D再生駆動部40は、ディスクテーブル42にCD8が
装填されるまで、シャーシ基板22上のロック部材7
0、72、73によって固定支持されている。CD8が
装填された後、ロック部材70、72、73は、CD再
生駆動部40に対する固定支持を解除する方向へ回動す
る。このため、CD再生駆動部40は、ダンパ52〜5
5およびバネ64〜67によってシャーシ基板22にフ
ローティング状態に支持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンパクトディスク(以下、CDと記す)等に記録された情報を再 生するディスクプレーヤのうち、特に車等に装着する車載用のディスクプレーヤ に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用のディスクプレーヤとして、ボタン操作で簡単にCDの取換えを行なえ る自動交換式のCDプレーヤが従来よりあった。図11は、この自動交換式の従 来のCDプレーヤ1の概略構造を示している。
【0003】 このCDプレーヤ1の機構部は、筐体2内に複数のダンパ3とバネ4によって フローティング状態に支持されたメカシャーシ5に形成されている。
【0004】 メカシャーシ5の一端側には、マガジン装着台6が設けられており、このマガ ジン装着台6に装着されたCDマガジン7内には、複数のCD8が積重ね状態に 多段収容されている。
【0005】 このCDマガジン7には、収容されているCD8を開口部7a側へ僅かに押出 すための押出し機構(図示せず)が、各段毎に設けられている。
【0006】 メカシャーシ5の他端側には、マガジン装着台6より低い位置にCD再生駆動 部10が固定されている。
【0007】 CD再生駆動部10は、ディスクテーブル11を回転駆動しながら、図示しな いレーザピックアップを移動させて、ディスクテーブル11上のCDから情報を 読出す。
【0008】 CD再生駆動部10の上方には、昇降機構(図示せず)によって上下に移動す る昇降板13が配置されている。
【0009】 この昇降板13のCDマガジン7寄りの一端13aには、CD吸込み用のロー ラ14、15が取付けられている。
【0010】 昇降板13の中央部分には、チャック支持板16が取付けられている。チャッ ク支持板16の一端16a側は、昇降板13の他端13b側に回動自在に支持さ れており、他端16b下面には、CD8の中央部をディスクテーブル11に押え 付ける(チャッキング)ためのチャック17が取付けられている。
【0011】 また、チャック支持板16の一端16a側下面には、CDストッパ18が立設 されている。
【0012】 なお、このチャック板16は、昇降板13がCD再生駆動部10のディスクテ ーブル11近くまで下降すると、チャック17をディスクテーブル11に近づけ る方向に回動して、CD8をチャッキングする。
【0013】 また、前述したCDマガジン7の押出し機構を起動させる起動機構(図示せず )は、昇降板13とともに上下移動して、任意段のCDを押出させる。
【0014】 このように構成されたCDプレーヤ1では、CDマガジン7から押出されたC D8が、ローラ14、15間にはさまれながら、ストッパ18に当接する位置ま で引出される。
【0015】 引出されたCD8は、昇降板13に支持されたまま、CD再生駆動部10方向 へ下降し、ディスクテーブル11にチャッキングされ、回転駆動される。
【0016】 なお、ローラ14、15は、CD8がチャッキングされたとき、CD8に接触 しないように、上下に移動し、チャック支持板16の回動によって、CDストッ パ18もCD8の外周から僅かに離れる。
【0017】 また、CD8を再生駆動している最中に車が振動しても、メカシャーシ5に対 する振動は、複数のダンパ3とバネ4によって抑制されるため、CD8の再生駆 動に影響は与えない。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のディスクプレーヤ1では、大型で重量のある 機構部全体をフローティング状態に支持するために、非常に大型のダンパ3とバ ネ4を必要とし、しかも筐体2との隙間を大きくしなければならず、プレーヤ全 体の大きさが非常に大きくなってしまう。
【0019】 このため、プレーヤ全体を、車のダッシュボードに装着することができず、結 局、接続のために長いコントロールケーブルを必要とし、しかも環境の悪いトラ ンク内にプレーヤ部を設置し、車室内からプレーヤ部をリモートコントロールし ているのが現状であった。
【0020】 本考案はこの課題を解決したディスクプレーヤを提供することを目的としてい る。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案のディスクプレーヤは、 基板と、 前記基板の一端側に配置され、複数のディスクを多段収容するディスク収容部 と、 前記基板の他端側に配置され、上方から装填されるディスクを再生駆動するデ ィスク再生駆動部と、 前記ディスク再生駆動部を、前記基板にフローティング状態に支持するダンパ 機構と、 前記基板上に昇降自在に支持され、前記ディスク収容部から前記基板の他端側 に引き出した任意のディスクを下降させて、前記ディスク再生駆動部に装填する ディスク装填機構とを備えている。
【0022】
【作用】
このように構成されているため、本考案のディスクプレーヤでは、ディスク収 容部から基板の他端側に引き出されたディスクは、ディスク装填機構によってデ ィスク再生駆動部に装填される。ダンパ機構によって基板に対してフローティン グ状態に支持されたディスク再生駆動部は、装填されたディスクを再生駆動する 。
【0023】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
【0024】 図1は一実施例のCDプレーヤ20の要部を示す平面図、図2は、図1の底面 図、図3は一実施例の平面図、図4はその正面図、図5はその背面図である。
【0025】 このCDプレーヤ20は、機構部を支持するためのシャーシ基板22と、筐体 を兼ねたシャーシカバー23によって中空箱形に形成されている。
【0026】 シャーシ基板22の上面22aの左側(正面からみて)には、マガジン装着台 24が取付けられている。
【0027】 マガジン装着台24上には、予め複数のCD8を多段収容しているCDマガジ ン25が装着されている。CDマガジン25は、このCDプレーヤ20のディス ク収容部を形成している。
【0028】 シャーシ基板22とマガジン装着台24との間には、昇降用モータ27が取付 けられている。昇降用モータ27の回転軸にはウォームギア28が取付けられて おり、ウォームギア28は、減速ギア29を介して、シャーシ基板22の下面に 回転自在に支持されている大径ギア30に連結されている。
【0029】 大径ギア30には、3つの同一径の小径ギア31、32、33が連結されてい る。
【0030】 各小径ギア31〜33は、ネジシャフト35〜37の下端に設けられた連結ギ ア35a〜37aにそれぞれ連結されている。ネジシャフト35〜37の上端は 、シャーシカバー23に支持されている。
【0031】 シャーシ基板22の右端には、CD再生駆動部40が配置されている。
【0032】 CD再生駆動部40は、膨脂製の枠体41内に一体に形成されている。即ち、 鉄製のディスクテーブル42は、枠体41に固定されたスピンドルモータ43に よって回転駆動される。また、レーザピックアップ44は、枠体41に両端を固 定された2本のガイド軸45、45に支持されている。
【0033】 レーザピックアップ44は、枠体41に一端を支持されたネジシャフト46の ネジ山に係合する連結体44aを有しており、このネジシャフト46に、ピック アップモータ47の回転力がギアブロック48を介して伝達されると、レーザピ ックアップ44は、ガイド軸45、45に沿って移動する。
【0034】 枠体41の上面には、ダンパ取付板50、51が取付けられている。
【0035】 一方のダンパ取付板50には、上方に屈曲形成されたダンパ取付部50aが設 けられており、このダンパ取付部50aには、CD再生駆動部40の重さに対応 した小型のダンパ52が取付けられている。
【0036】 また、他方のダンパ取付板51には、枠体41の外側から下方に屈曲形成され たダンパ取付部51a〜51cが設けられており、各ダンパ取付部51a〜51 cには、前記同様のダンパ53〜55がそれぞれ取付けられている。
【0037】 各ダンパ52〜55の近傍には、下方へ屈曲形成されたロック部51d〜51 fが設けられており、各ロック部51d〜51fには、横方向からV字状に切欠 かれた切欠部57〜59が設けられている。この切欠部57〜59は、後述する ロック部材70、72、73とともに、CDプレーヤ20のロック機構を形成し ている。
【0038】 このようにしてCD再生駆動部40の四隅に取付けられた各ダンパ52〜55 の自由端52a〜55a側は、シャーシ基板22に立設された支持板60〜63 にそれぞれ支持されている。また、各支持板60〜63と、ダンパ取付板50、 51との間には、バネ64〜67が掛けられており、CD再生駆動部40は、こ のCDプレーヤ20のダンパ機構を形成する各ダンパ52〜55とバネ64〜6 7によって、シャーシ基板22に対してフローティング状態に支持される。
【0039】 ダンパ取付板51の前方側の切欠部57の近傍には、シャーシ基板22上に回 動自在に支持されたロック部材70が配置されている。
【0040】 ロック部材70には、回動してダンパ取付板51の切欠部57に係合する突起 70aが設けられており、その外周には、上端から中段まで真直ぐに形成され、 中段から突起70a方向へ屈曲して下端まで連続するガイド溝71が形成されて いる。
【0041】 また、後方側の切欠部58、59の近傍には、シャーシ基板22上に回動自在 に支持されたロック部材72、73が、それぞれ配置されている。2つのロック 部材72、73には、回動して切欠部58、59へ係合する突起72a、73a が設けられ、その下端には、ギア部72b、73bが形成されている。
【0042】 ロック部材72、73のギア部72b、73bは、T字状のスライドレバー7 4の両端に設けられた直線ギア74a、74bにそれぞれ連結されている。
【0043】 このスライドレバー74は、シャーシ基板22の後部に支持されたスライド板 75に連結されている。
【0044】 スライド板75には、スライドレバー74の先端74cに係合する穴75aと 、上端から長方形状に切欠かれた切欠部75bと、上部から下方へ真直ぐ形成さ れ、下部側で穴75aの方向へ下方へ向かうガイドスリット75cとが設けられ ている。
【0045】 なお、マガジン装着台24とCD再生駆動部40との間には、後述するローラ 支持板94、95に当接して、押えローラ93を上方へ退避させるローラストッ パ76、77が立設されている。
【0046】 また、マガジン装着台24の後方、CD再生駆動部40の後方およびローラス トッパ76の隣には、後述する昇降板80の上下動をガイドするための3本のガ イド支柱78が立設されている。また、支持板60とロック部材71との間には 、後述するチャック支持板110の下降を規制するストッパ79が立設されてい る。
【0047】 シャーシ基板22の上方には、T字状に形成された昇降板80が配置されてい る。
【0048】 この昇降板80の一端80a、前端80bおよび他端80cには、ネジシャフ ト35〜37に螺合する軸受け81〜83が設けられており、昇降板80は、ネ ジシャフト35〜37によって水平に3点支持されている。
【0049】 この昇降板80には、CDマガジン25から引き出したCD8をCD再生駆動 部40に装填するためのディスク装填機構が形成されている。
【0050】 即ち、昇降板80の一端80a側には、ローディングモータ85が取付けられ ている。このローディングモータ85の回転軸に取付けられた駆動ギア86には 、減速ギア87が連結され、減速ギア87には平ギア88が連結されている。平 ギア88は、シャフト89を介してウォームギア90に連結され、このウォーム ギアには、ローラギア91が連結されている。
【0051】 ローラギア91には、駆動ローラ92の一端92a側が連結されている。駆動 ローラ92の他端側は、昇降板80の前端80b側に回動自在に支持されている 。
【0052】 駆動ローラ92の上には、押えローラ93が当接している。押えローラ93の 両端93a、93bは、ローラ支持板94、95の一端側に支持されている。
【0053】 ローラ支持板94、95の他端側は、昇降板80に回動自在に支持されており 、押えローラ93は、ローラ支持板94、95に掛けられたバネ96、96によ って、常に駆動ローラ92側へ付勢されている。
【0054】 ローラギア91には、2枚重ねの平ギア97、98が連結されている。
【0055】 後方側の平ギア97は、ほぼ半周分の歯を有し、この歯のない外周寄りの面に は、昇降板80の後面80d側に設けられた半円状の溝99に係合するピン97 aが突設されている。
【0056】 2つの平ギア97、98は、バネ100によって圧接しており、平ギア97の ピン97aには、スライド板101の一端が101a当接している。
【0057】 スライド板101の他端101bは、昇降板80の他端80c側に回動自在に 支持されたキックレバー102に当接している。
【0058】 キックレバー102には、CDマガジン25内のCD8を押出す爪部102a が設けられており、キックレバー102は、その反対側に突出した突出部102 bと昇降板80との間に掛けられたバネ103によって、時計回りに付勢されて いる。
【0059】 したがって、ローラギア91が所定方向に回転している間、一方の平ギア98 は回転し続けるが、他方の平ギア97は、ほぼ半回転のみ回転して停止するため 、そのピン97aに当接しているスライド板101は、1回往復動する。このた め、キックレバー102は、1回CDマガジン25側へ回動した後、もとの位置 へ戻って停止する。
【0060】 昇降板80の一端80a側および前端80b側の上面には、スペーサ105、 106が取付けられている。一方のスペーサ105には、昇降板80の下面へ貫 通する2つの穴(図示せず)が設けられ、他方のスペーサ106にも同様の穴が 1つ設けられている。
【0061】 昇降板80の上方には、チャック支持板110が配置されている。
【0062】 チャック支持板110の両端110a、110bには、下方へ突出するストッ パピン111〜113が設けられ、各ピン111〜113は、2つのスペーサ1 05、106の穴に貫通している。
【0063】 ストッパピン112、113の下部には、チャック支持板110を下方に付勢 するためのバネ114が取付けられており、チャック支持板110は、下方から の力を受けると、このバネ114の力に抗して上方へ移動する。なお、各ストッ パピン111〜113は、前述したストッパ79とともにチャック支持板110 の下降を、シャーシ基板22から所定の高さの位置で停止させる。
【0064】 チャック支持板110には、CD再生駆動部40のディスクテーブル42と同 心位置に円形穴117が設けられ、その円形穴117には、内部に永久磁石を有 するチャック118が配置されている。
【0065】 このチャック118は、チャック支持板110上の2つのチャックレバー12 0、121によって、円形穴117の中央に挟持されている。
【0066】 チャックレバー120、121は、円形穴117をはさんで対称な位置に突設 された支軸120a、121aに回動自在に取付けられている。一方のチャック レバー120は、バネ122によって時計回りに付勢され、その一端120b側 には、ディスクストッパ123、123が下方に突設されている。
【0067】 また、他方のチャックレバー121は、連結レバー124を介して一方のチャ ックレバー120に連結されており、一方のチャックレバー120が、バネ12 2の力に抗して反時計回りに回動すると、他方のチャックレバー121も反時計 回りに回動する。このため、両レバーが開いてチャック118に対する挟持が解 除される。
【0068】 なお、昇降板80の一端80a側には、シャーシ基板22後部のスライド板7 5のガイドスリット75cに係合するピン125が、後方へ突設され、前端80 bにも、ロック部材70のガイド溝71に係合するピン126が突設されている 。また、チャックレバー120の先端120cは、スライド板75の切欠部75 bに係合している。
【0069】 次に、このCDプレーヤ20の動作について説明する。
【0070】 所定の高さにある昇降板80のローディングモータ85が駆動されると、駆動 ローラ92は、押えローラ93とともにCD8を引出す方向に回転駆動される。 また、ローディングモータ85の回転によってキックレバー102が、CDマガ ジン25方向に回動するため、この高さに収容されているCD8は、CDマガジ ン25から僅かに引出され、駆動ローラ92と押えローラ93の間にはさまれな がら、図6に示すようにチャック支持板110方向に引出される。
【0071】 この引出されたCD8が、チャックレバー120のディスクストッパ123、 123に当接する位置まで移動すると、昇降用モータ27が回転駆動され、ネジ シャフト35〜37が、昇降板80を下降させる方向に回転する。
【0072】 このため、CD8は、駆動ローラ92と押えローラ93との間にはさまれた状 態でCD再生駆動部40のディスクテーブル42上まで下降する。
【0073】 CD8がディスクテーブル42上まで下降すると、ローラ支持板94、95が ローラストッパ76に当接し、チャック支持板110の下降もストッパ79およ びストッパピン111〜113の当接によって停止する。
【0074】 さらに、昇降板80の下降が続くと、駆動ローラ92はそのまま下降し、押え ローラ93は、上方に移動するため、CD8に対する支持が解除される。 この下降によって、昇降板80のピン126にガイド溝71を係合させているロ ック部材70は、時計回りに回動し、ピン125にガイドスリット75bを係合 させているスライド板75は、昇降板80の他端80c方向へスライド移動する 。
【0075】 このため、各ロック部材70、72、73の突起70a、72a、73aは、 図7に示すように、CD再生駆動部40の切欠部57〜59から退出し、CD再 生駆動部40は、ダンパ52〜55とバネ64〜67によってシャーシ基板22 にフローティング状態で支持される。
【0076】 また、スライド板75のスライド移動によって、図8のようにチャック支持板 の110のチャックレバー120、121が開らくため、チャック118は、図 9に示すようにCD8をはさむようにして鉄製のディスクテーブル42上に吸着 して、CD8はチャッキングされる。
【0077】 この装填動作が完了すると、CD再生駆動部40のスピンドルモータ43とピ ックアップモータ47が回転駆動され、CD8が回転して、CD8の音楽情報が 再生される。
【0078】 この再生中に、外部から振動が与えられても、フローティング状態に支持され たCD再生駆動部40には、急激な振動が直接加わらないため、再生動作は確実 になされる。
【0079】 他のCD8を再生する場合には、CD再生駆動部40のスピンドルモータ43 とピックアップモータ47への駆動が停止された後、昇降用モータ27が逆回転 駆動される。このため、昇降板80は上昇を開始する。このとき、再生されたC D8は駆動ローラ9と押えローラ93との間にはさまれて、昇降板80とともに 上昇し、チャック118はチャックレバー120、121に挟持される。このと き、CD再生駆動部40の切欠部57〜59にロック部材70、72、73の突 起70a、72a、83aが係合して、CD再生駆動部40は、フローティング 支持状態から固定支持状態となる。
【0080】 昇降板80が所定高さまで戻ると、ローディングモータ85が逆回転駆動され 、CDマガジン25内の元の位置へ戻る。
【0081】 次に、昇降板80は、次に再生するCD8の高さまでに移動した後、前記同様 の動作がなされ、新たなCD8が再生されることになる。
【0082】
【他の実施例】 なお、前記実施例では、CD再生駆動部40の3つの切欠部57〜59に、ロ ック部材70、72、73の突起を回動進出させることによって、CD再生駆動 部40をシャーシ基板22に固定支持するようにしていたが、これは、本考案を 限定するものでなく、例えば図10に示すように先細のロックピン130の先端 をCD再生駆動部40′のロック穴131に進入させて、CD再生駆動部40′ を固定支持するようにしてもよく、その他種々のロック機構を用いることができ る。
【0083】 また、前記実施例では、永久磁石を有するチャック118と、鉄製のディスク テーブル42とによってCDをチャッキングしていたが、従来装置のように、チ ャック板を回動させて、その先端のチャックによってチャッキングを行なうよう にしてもよく、他の機構についても本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形 が可能であることは勿論である。
【0084】 また、前記実施例では、CDプレーヤに本考案を適用していたが、レーザディ スク等の他種のディスクプレーヤについても本考案を同様に適用することが可能 である。
【0085】
【考案の効果】
本考案のディスクプレーヤは、前記説明のように、ディスク再生駆動部を、ダ ンパ機構によって基板にフローティング状態に支持するようにしているため、基 板全体をフローティング支持するための大型なダンパ部材が不要となり、筐体も 小さくて済むため、プレーヤ全体を極めて小さくすることができ、車載する場合 でも、ダッシュボード等の車室内に設置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を示す平面図である。
【図2】一実施例の底面図である。
【図3】一実施例の平面図である。
【図4】一実施例の正面図である。
【図5】一実施例の背面図である。
【図6】一実施例の動作状態を説明する概略平面図であ
る。
【図7】一実施例の動作状態を説明する概略平面図であ
る。
【図8】一実施例の動作状態を説明する概略平面図であ
る。
【図9】一実施例の動作状態を説明する概略正面図であ
る。
【図10】本考案の他の実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図11】従来装置の構造を示す概略正面図である。
【符号の説明】
20 CDプレーヤ 22 シャーシ基板 23 シャーシカバー 24 マガジン装着台 25 CDマガジン 27 昇降用モータ 35〜37 ネジシャフト 40 CD再生駆動部 41 枠体 42 ディスクテーブル 43 スピンドルモータ 44 レーザピックアップ 47 ピックアップモータ 50、51 ダンパ取付板 52〜55 ダンパ 57〜59 切欠部 60〜63 支持板 70 ロック部材 70a 突起 71 ガイド溝 72、73 ロック部材 72a、73a 突起 74 スライドレバー 75 スライド板 76、77 ローラストッパ 80 昇降板 81〜83 軸受け 85 ローディングモータ 91 ローラギア 92 駆動ローラ 93 押えローラ 94、95 ローラ支持板 101 スライド板 102 キックレバー 110 チャック支持板 118 チャック 120、121 チャックレバー 123 ディスクストッパ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、 前記基板の一端側に配置され、複数のディスクを多段収
    容するディスク収容部と、 前記基板の他端側に配置され、上方から装填されるディ
    スクを再生駆動するディスク再生駆動部と、 前記ディスク再生駆動部を、前記基板にフローティング
    状態に支持するダンパ機構と、 前記基板上に昇降自在に支持され、前記ディスク収容部
    から前記基板の他端側に引き出した任意のディスクを下
    降させて、前記ディスク再生駆動部に装填するディスク
    装填機構とを備えたディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】前記ディスク装填機構に連動し、ディスク
    が装填されていないとき、前記ディスク再生駆動部側へ
    進出して、該ディスク再生駆動部を前記基板に固定支持
    し、ディスクが装填されているとき、前記ディスク再生
    駆動部側から退出して前記基板に対する固定支持を解除
    するロック機構を備えたことを特徴とする第1項記載の
    ディスクプレーヤ。
JP077792U 1991-08-30 1991-08-30 デイスクプレーヤ Pending JPH0521357U (ja)

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JP077792U JPH0521357U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 デイスクプレーヤ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998015954A1 (fr) * 1996-10-09 1998-04-16 Sony Corporation Dispositif de chargement d'un support d'enregistrement

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0354762A (ja) * 1989-04-06 1991-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク再生装置

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