JPH05213447A - ドラム缶用蓋板供給装置 - Google Patents

ドラム缶用蓋板供給装置

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JPH05213447A
JPH05213447A JP4803992A JP4803992A JPH05213447A JP H05213447 A JPH05213447 A JP H05213447A JP 4803992 A JP4803992 A JP 4803992A JP 4803992 A JP4803992 A JP 4803992A JP H05213447 A JPH05213447 A JP H05213447A
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JP
Japan
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plate
canopy
cover
pallet
plates
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JP4803992A
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English (en)
Inventor
Shuji Nakaura
修二 中浦
Toshio Yamane
俊夫 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O & M Syst Kk
Nippon Steel Drum Co Ltd
Original Assignee
O & M Syst Kk
Nittetsu Steel Drum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋板の取り込みおよび送り出しを自動的に行
なうことで省力化及び作業能率の向上を図り、又、集積
蓋板を立体的に収納することで工場内の限られたスペー
スを有効に利用した保管ができるようにする。 【構成】 蓋板成形ラインから引き続き蓋板aを移送す
る蓋板搬送コンベア1aと、搬送コンベア上の蓋板を一
枚ずつ取り込むと共に順次に積み重ねてパレット5上に
集積する蓋板受入装置2aと、パレット上に集積された
集積蓋板Raをパレットごと立体収納棚30に収納する
と共に、収納した集積蓋板を立体収納棚から取り下ろす
立体収納装置3aと、立体収納装置で取り下ろされた集
積蓋板の上から蓋板を一枚ずつ取り上げて蓋板搬送コン
ベア上に送り出す蓋板払出装置4aとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム缶の製造に際
し、天蓋板及び底蓋板(蓋板と総称する)を蓋板成形ラ
インからドラム缶組立ラインに適正に供給するためのド
ラム缶用蓋板供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドラム缶製造ラインは、胴筒成形ライン
と天蓋板成形ラインと底蓋板成形ラインを備え、各ライ
ンで成形された胴筒、天蓋板、底蓋板がドラム缶組立ラ
インに供給され、ここでドラム缶製品として組み立てら
れるようになっている。
【0003】この場合、胴筒成形ラインと蓋板成形ライ
ン間、又、蓋板成形ラインとドラム缶組立ライン間でタ
クトタイムに差があるため、ラインバランスに過不足が
発生している。又、蓋板成形ライン上の成形金型を交換
する場合、その蓋板成形ラインを停止することになる
が、効率的操業を図るためには、この際にもドラム缶組
立ラインに成形品を供給する必要が生じる。
【0004】このようなラインバランスの過不足を解決
し、又、蓋板成形ラインの停止時におけるドラム缶組立
ラインへの蓋板の供給を確保するためには、蓋板成形ラ
インで成形された蓋板を一旦、取り込んで、これを必要
に応じて送り出すようにすればよい。
【0005】従来、蓋板の取り込みおよび送り出しにつ
いては、蓋板成形ラインから引き続き蓋板を移送する蓋
板搬送コンベアの横に作業者が付き、取り込みに際して
は、その作業者が蓋板搬送コンベア上から蓋板を一枚ず
つ取り込み、これを積み重ねていき、又、送り出しに際
しては、積み重ねた集積蓋板の上から作業者が一枚ずつ
蓋板を取り上げ、これを搬送コンベア上に載せていくと
いう人手による作業で行なわれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の人手による作業方法では、作業が重労働になる
し、作業能率が悪く、又、工場内の限られたスペースに
集積蓋板を保管しなければならないため、その保管に場
所を取られ、安全通路の確保もできなくなってしまうと
いう問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目し、蓋板の
取り込みおよび送り出しを自動的に行なうことで省力化
及び作業能率の向上を図り、又、集積蓋板を立体的に収
納することで工場内の限られたスペースを有効に利用し
た保管ができるようにしたドラム缶用蓋板供給装置を提
供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のドラム缶用蓋板供給装置では、蓋板成形
ラインから引き続き蓋板を移送する蓋板搬送コンベア
と、前記搬送コンベア上の蓋板を一枚ずつ取り込むと共
に順次に積み重ねてパレット上に集積する蓋板受入装置
と、前記パレット上に集積された集積蓋板をパレットご
と立体収納棚に収納すると共に、収納した集積蓋板を立
体収納棚から取り下ろす立体収納装置と、立体収納装置
で取り下ろされた集積蓋板の上から蓋板を一枚ずつ取り
上げて蓋板搬送コンベア上に送り出す蓋板払出装置とを
備えている構成とした。
【0009】
【作用】本発明のドラム缶用蓋板供給装置では、蓋板成
形ラインで成形された蓋板は、引き続き蓋板搬送コンベ
アで移送される。そして、この蓋板搬送コンベア上の蓋
板は、蓋板受入装置によって一枚ずつ取り込まれると共
に順次に積み重ねられてパレット上に集積される。この
パレット上に集積された集積蓋板は、立体収納装置によ
ってパレットごと立体収納棚に収納され、又、必要に応
じ立体収納棚から取り下ろされる。そして、立体収納装
置によって取り下ろされた集積蓋板の上から蓋板が蓋板
払出装置によって一枚ずつ取り上げられて蓋板搬送コン
ベア上に送り出され、ドラム缶組立ラインへと移送され
る。
【0010】従って、蓋板搬送コンベア上からの蓋板の
取り込み及び集積、集積蓋板の収納及び取り下ろし、集
積蓋板からの蓋板の取り上げ及び蓋板搬送コンベア上へ
の送り出しを全て自動的に行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図1は本実施例のドラム缶用蓋板供給装置を示す全
体平面図で、このドラム缶用蓋板供給装置は、天蓋板搬
送コンベア1aに沿って天蓋板受入装置2a、天蓋板立
体収納装置3a、天蓋板払出装置4aが設けられた天蓋
板供給装置A、それと底蓋板搬送コンベア1bに沿って
底蓋板受入装置2b、底蓋板立体収納装置3b、底蓋板
払出装置4bが設けられた底蓋板供給装置Bを備えてい
る。尚、天蓋板供給装置Aと底蓋板供給装置Bは、取り
扱いの対象が天蓋板aか底蓋板bかの違いだけであるた
め、以下、天蓋板供給装置Aについて説明し、底蓋板供
給装置Bの説明は省略する。
【0012】まず、天蓋板受入装置2aを図2〜図4に
より説明する。この天蓋板受入装置2aは、天蓋板搬送
コンベア1a上の天蓋板aを一枚ずつ取り込んで順次に
積み重ね、これをパレット5上に集積していくためのも
のである。
【0013】前記天蓋板搬送コンベア1aは、天蓋板成
形ラインで成形された天蓋板aを引き続き移送するため
のもので、多数のコンベアローラ10が並設されたロー
ラコンベアが用いられ、その先はドラム缶組立ラインに
接続されている。
【0014】又、前記搬送コンベア1aには、搬送スト
ッパ20が設けられており、この搬送ストッパ20は、
搬送コンベア1aの下方に設けられた2本のガイドロッ
ド201に受け板202が取り付けられると共に、該受
け板202にシリンダ203が連結され、このシリンダ
203の作動により、受け板202がコンベアローラ1
0,10間を通って搬送コンベア1a上に突出する。従
って、搬送コンベア1a上の天蓋板aは、その移送が搬
送ストッパ20により受け止められ、図4で示す所定の
停止位置Mに停止する。
【0015】前記搬送ストッパ20で停止された天蓋板
aは、取込装置21によって図4で示す所定の取込位置
Nに移動するもので、この取込装置21は、搬送コンベ
ア1aと直交して2本のスライドガイド210が架設さ
れ、このスライドガイド210に移動ベース211が摺
動自在に設けられると共に、スライドガイド210と平
行に架設したロッドレスシリンダ212のシリンダ21
3に前記移動ベース211が連結され、該移動ベース2
11に搬送コンベア1a上の天蓋板aを取り込む押し板
214が垂設されている。そして、前記ロッドレスシリ
ンダ212の作動により、移動ベース211がスライド
ガイド210に沿って摺動するもので、これにより搬送
ストッパ20で停止位置Mに停止された天蓋板aが押し
板214によって押され、搬送コンベア1a上から固定
ガイド板22を通り、可動ガイド板23により支持され
た状態で、取込位置Nに移動する。
【0016】又、前記押し板214によって取込位置N
まで移動した天蓋板aは、取込ストッパ24によって取
込位置Nに位置決めされるもので、該取込ストッパ24
は、ガイドロッド240及びリンク241で支持された
ストッパアーム242に受け板243が取り付けられ、
そして、前記移動ベース211に突設された当て部材2
15がガイドロッド240に当接すると、ガイドロッド
240がスプリング244に抗して進出するに伴ないス
トッパアーム242が下向きに回動し、受け板243が
天蓋板aに当接して天蓋板aの移動が受け止められ、天
蓋板aが可動ガイド板23上で取込位置Nに位置決めさ
れる。
【0017】前記可動ガイド板23はシリンダ230に
連結され、このシリンダ230の作動により、天蓋板a
の取り込み時には横向きに回動し、天蓋板aを積み重ね
るときの落下時には、その存在が天蓋板aの落下の障害
にならないように下向きに回動する。
【0018】そして、前記取込装置21によって取込位
置Nに位置決めされた天蓋板aは、集積装置25によっ
て1枚ずつ積み重ねられていくもので、該集積装置25
は、天蓋板掴み装置26と、天蓋板平衡装置27と、リ
フタ28を備えている。
【0019】前記天蓋板掴み装置26は、可動ガイド板
23上で取込位置Nに位置決めされた天蓋板aを掴ん
で、これを落下させるためのもので、取込位置Nの中心
から3方向に等配された3個のチャック爪260が回動
自在に支持されると共に、該各チャック爪260にそれ
ぞれシリンダ261が連結されている。そして、このシ
リンダ261の作動により各チャック爪260が同時に
上下方向に回動し、該チャック爪260が下向きに回動
すると、該チャック爪260が天蓋板aの外周部を係止
して天蓋板aを掴み取り、又、前記可動ガイド板23が
下向きに回動したのち、チャック爪260が上向きに回
動すると、チャック爪260の天蓋板aに対する係止が
解除され、天蓋板aは落下する。
【0020】前記天蓋板平衡装置27は、前記掴み装置
26から落下する天蓋板aが傾いたまま積み重なること
なく、平衡を持って真っ直に積み重なるように矯正する
ためのもので、支持バー270の基端が支軸271に軸
着されると共に、該支持バー270の先端がアームリン
ク272から垂設したアームロッド273の下端に連結
され、かつ前記アームリンク272にシリンダ274が
連結され、このシリンダ274の作動により、前記支持
バー270が天蓋板aにラップする位置と、天蓋板aか
ら離反する位置との間で横方向に回動する。
【0021】そして、前記掴み装置26から天蓋板aが
落下する際には、前記支持バー270は天蓋板aにラッ
プする位置に回動し、この状態で天蓋板aが落下する
と、該天蓋板aが支持バー270上に仮置きされる。こ
のようにして支持バー270上で天蓋板aが1枚あるい
は複数枚積み重ねられたのちは、前記支持バー270が
天蓋板aから離反する位置に回動し、その支持バー27
0上に仮置きされた天蓋板aがリフタ28上に落下す
る。又、天蓋板aを落下させたのち、支持バー270は
再び天蓋板にaラップする位置に回動し、この状態でリ
フタ28が上昇し、該リフタ28上の天蓋板aが支持バ
ー270の下面に押し付けられるもので、この押し付け
によって、天蓋板aが傾いていたとしても、これを真っ
直に矯正することができる。
【0022】このように、平衡装置27を設けたことに
よって、天蓋板aを仮置きできるため、天蓋板aを掴み
装置26から直接リフタ28上に落下させた場合に比
べ、落下の跳ね返りによる傾きを防止できるし、又、リ
フタ28による下からの押し付けができるため、天蓋板
aの傾きを矯正することができる。
【0023】前記リフタ28は、2本の昇降ガイド28
0の上端に載置台281が支持されると共に、その載置
台281の下面に昇降シリンダ282が連結され、当初
は昇降シリンダ282によって載置台281は最上位置
まで上昇しており、前記平衡装置27から落下した天蓋
板aが積み重ねられていく度に、その天蓋板aの枚数分
の厚みだけ下降し、このリフタ28上に所定枚の天蓋板
が積み重ねられたのちは、パレット5の下方まで下降
し、所定枚数に積み重ねられた集積天蓋板Raをパレッ
ト5上に載置させることになる。
【0024】前記パレット5は、前面が開放したセット
台29上に載置されるもので、台枠50に4本の保持ロ
ッド51が立設されると共に、その中央部は前記リフタ
28の載置台281が挿通可能な空間に形成されてい
る。この場合、パレット5は、セット台29上で位置決
めされるもので、左右方向の位置決めは、シリンダ29
1によって作動する左右の側面押え装置292で行なわ
れ、前後方向の位置決めは、セット台29の前面両端部
に固定された受け板293と、シリンダ294によって
作動する背面押え装置295によって行なわれる。
【0025】従って、前記天蓋板受入装置2aでは、搬
送コンベア1a上の天蓋板aは、搬送ストッパ20によ
って停止位置Mで停止し、取込装置21によって取込位
置Nに送られる。次に、掴み装置26によって掴み取ら
れ、可動ガイド板23が下向きに回動した状態で平衡装
置27の支持バー270上に落下し、仮置きされる。次
に、支持バー270が開いてリフタ28上に落下して積
み重ねられていくと共に、支持バー270が閉じた状態
でリフタ28が上昇し、支持バー270の下面に押し付
けられて、天蓋板aの傾きが矯正される。次に、リフタ
28上に所定枚数の天蓋板aが積み重ねられると、リフ
タ28が下降して、集積天蓋板Raがパレット5上に集
積されるという工程で、天蓋板aの受け入れが行なわれ
る。
【0026】そして、上述のようにしてパレット5上に
集積された集積蓋板Raは、立体収納装置3aによって
パレット5ごと立体収納棚30に収納されると共に、必
要に応じて立体収納棚30から取り下ろされる。この立
体収納装置3aは、ガイドレール31に沿って走行する
スタッカクレーン32の両側に立体収納棚30が配設さ
れ、かつ前記スタッカクレーン32には、スライドフォ
ークを備えた昇降台が設けられ、集積蓋板Raの収納に
際しては、昇降台からスライドフォークが伸びて、該ス
ライドフォーク上に前記セット台29上の集積蓋板Ra
をパレット5ごと受け取り、これを立体収納棚30に収
納するようになっている。又、集積蓋板Raの取り下ろ
しに際しては、立体収納棚30に収納された集積蓋板R
aをパレット5ごとスライドフォーク上に受け取り、こ
れを天蓋板払出装置4aのセット台40上に載置するよ
うになっている。
【0027】次に、天蓋板払出装置4aを図5〜図7に
より説明する。この天蓋板払出装置4aは、前記立体収
納装置3aで取り下ろされた集積蓋板Raの上から天蓋
板aを一枚ずつ取り上げて搬送コンベア1a上に送り出
していくためのものである。
【0028】前記立体収納装置3aから取り下ろされた
集積蓋板Raは、パレット5ごとセット40台上に載置
されるもので、この場合、パレット5は、前記した受入
装置2aと同様に、左右方向が左右の側面押え装置40
1で位置決めされると共に、前後方向が受け板402及
び背面押え装置403によって位置決めされる。
【0029】又、このセット台40上に載置されたパレ
ット5から集積蓋板Raを受け取るリフタ41が設けら
れており、このリフタ41は、2本の昇降ガイド410
の上端に載置台411が支持されると共に、その載置台
411の下面に昇降シリンダ412が連結され、当初は
パレット5から受け取った集積蓋板Raの最上端の天蓋
板aが図5で示す所定の取上位置Pに位置するように上
昇しておき、取上装置42によって天蓋板aが取り上げ
られていく度に、天蓋板aの厚みだけ上昇し、載置台4
11上の天蓋板aが全て取り上げられた後は、パレット
5の下方まで下降し、次に立体収納装置3aから集積蓋
板Raが取り下ろされるまで待機する。尚、セット台4
0上の空のパレットは、立体収納装置3aのスタッカク
レーンによって所定の場所に取り下ろされる。
【0030】前記取上装置42は、集積蓋板Raの上か
ら天蓋板aを一枚ずつ取り上げるためのもので、下面に
4個のバキュームノズル420が設けられたベース板4
21が2本のガイドロッド422の下端に取り付けられ
ると共に、このベース板421にシリンダ423が連結
され、そして、このシリンダ423によりバキュームノ
ズル420が取上位置Pまで下降して、バキュームノズ
ル420が天蓋板aの上面に吸着し、この状態でシリン
ダ423により送出装置43の上方まで上昇する。尚、
前記バキュームノズル420は、コンプレッサからの圧
縮空気を利用して真空吸引力を発生させるエゼクタ式真
空発生器に接続されている。
【0031】前記送出装置43は、バキュームノズル4
20で取り上げた天蓋板aを搬送コンベア1a上に送り
出すためのもので、ロッドレスシリンダ430が前後に
架設され、このロッドレスシリンダ430のシリンダ4
31がスライドガイド432に摺動自在に設けられると
共に、前後のシリンダ431,431が支持板433に
よって連結され、この支持板433にモータ434によ
って駆動されるベルトコンベア435が送り出し方向に
延長して左右1対に設けられている。そして、前記取上
装置42による天蓋板aの取り上げ時には、左右のベル
トコンベア435がシリンダ431の作動により離反方
向に移動して、その存在が天蓋板aの取り上げの障害に
ならないようにし、又、天蓋板aが取り上げられたのち
は、左右のベルトコンベア435が接近方向に移動し、
この上に取上装置42から落下した天蓋板aは、ベルト
コンベア435により搬送コンベア1aに向けて送り出
される。
【0032】前記送出装置43からの天蓋板aは、補助
ローラ44を介して搬送コンベア1a上に送り出される
もので、この場合、搬送コンベア1aには、ローラシュ
ータ45が設けられている。このローラシュータ45
は、送り出し方向に向けて下り傾斜した支持板450に
傾斜に沿って多数の小ローラ451が取り付けられたも
ので、前記支持板450は、2本のガイドロッド452
の上端に取り付けられると共に、シリンダ453の上端
に連結されている。そして、シリンダ453の作動によ
り、各小ローラ451がコンベアローラ10,10間を
通って搬送コンベア1a上に突出し、送出装置43から
送り出された天蓋板aは、このローラシュータ45を滑
って搬送コンベア1a上に送り込まれてストッパ46に
より受け止められ、その後、ローラシュータ45が下降
することで天蓋板aが搬送コンベア1a上に供給され、
以後は搬送コンベア1aによってドラム缶組立ラインに
移送されていく。
【0033】従って、上記した天蓋板払出装置4aで
は、立体収納装置3aから取り下ろされた集積天蓋板R
aがリフタ41によって取上位置Pに持ち上げられ、こ
こで取上装置42のバキュームノズル420によって1
枚ずつ取り上げられる。次に、バキュームノズル420
から送出装置43のベルトコンベア435上に落下して
搬送コンベア1aに向けて送り出される。そして、補助
ローラ44を介してローラシュータ45上を滑り、搬送
コンベア1a上に送り込まれ、次に、ローラシュータ4
5が下降することで搬送コンベア1a上に供給されると
いう工程で、天蓋板aの払い出しが行なわれる。
【0034】尚、実施例では、天蓋板受入装置2a及び
天蓋板払出装置4aは、それぞれ2個ずつ隣設され、こ
れは、一方が休止している時には、他方を作動させると
いうように、常時作動を可能にするためである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドラム缶
用蓋板供給装置にあっては、蓋板の取り込みおよび送り
出しを自動的に行なうことができ、省力化及び作業能率
の大幅な向上が図れるし、又、集積蓋板を立体的に収納
することで工場内の限られたスペースを有効に利用した
保管ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のドラム缶用蓋板供給装置を示す全体平
面図である。
【図2】該ドラム缶用蓋板供給装置に設けられた天蓋板
受入装置の側面図である。
【図3】該天蓋板受入装置の正面図である。
【図4】該天蓋板受入装置の平面図である。
【図5】前記ドラム缶用蓋板供給装置に設けられた天蓋
板払出装置の側面図である。
【図6】該天蓋板払出装置の部分正面図である。
【図7】該天蓋板払出装置の平面図である。
【符号の説明】
A 天蓋板供給装置 1a 天蓋板搬送コンベア 2a 天蓋板受入装置 3a 天蓋板立体収納装置 30 立体収納棚 4a 天蓋板払出装置 a 天蓋板 Ra 集積天蓋板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋板成形ラインから引き続き蓋板を移送
    する蓋板搬送コンベアと、 前記搬送コンベア上の蓋板を一枚ずつ取り込むと共に順
    次に積み重ねてパレット上に集積する蓋板受入装置と、 前記パレット上に集積された集積蓋板をパレットごと立
    体収納棚に収納すると共に、収納した集積蓋板を立体収
    納棚から取り下ろす立体収納装置と、 立体収納装置で取り下ろされた集積蓋板の上から蓋板を
    一枚ずつ取り上げて蓋板搬送コンベア上に送り出す蓋板
    払出装置とを備えていることを特徴としたドラム缶用蓋
    板供給装置。
JP4803992A 1992-02-04 1992-02-04 ドラム缶用蓋板供給装置 Pending JPH05213447A (ja)

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