JPH05212636A - 三角形パネルの製造装置 - Google Patents

三角形パネルの製造装置

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Publication number
JPH05212636A
JPH05212636A JP1718492A JP1718492A JPH05212636A JP H05212636 A JPH05212636 A JP H05212636A JP 1718492 A JP1718492 A JP 1718492A JP 1718492 A JP1718492 A JP 1718492A JP H05212636 A JPH05212636 A JP H05212636A
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JP
Japan
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nailing
nailing machine
frame
panel
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1718492A
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English (en)
Inventor
Satoshi Sato
智 佐藤
Saburo Sugita
三郎 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Kanematsu NNK Corp
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Kanematsu NNK Corp
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd, Kanematsu NNK Corp filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP1718492A priority Critical patent/JPH05212636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三角形パネルの有効適切な製造装置を提供す
る。 【構成】 内側に芯材を有する枠の表面に表面板を設け
た一対の直角三角形パネルの斜辺を除く各一辺を互いに
平行にして一対の直角三角形パネルを対称に配置して作
業台に載せ、一対の直角三角形パネルを中に挟んで前記
一辺と直交して設けた主ガイドレールにまたがって該主
ガイドレールに沿って走行自在に移動フレームを設け、
該移動フレームに、前記主ガイドレールに交叉して延び
るように設けた副ガイドレールに沿って移動自在に複数
の釘打ち機を有する釘打ち機本体を搭載する。直角三角
形パネルの一辺または該一辺と直交する底辺に平行な継
ぎ目において接する複数の分割板から表面板が成り、釘
打ち機本体は、移動フレームまたは釘打ち機本体の進行
方向に直交する方向に所定距離離間させて配設され前記
継ぎ目の両側に釘打ちを行なう一対の釘うち機を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば切り妻屋根の妻
壁を構成する屋切りパネルや寄棟屋根パネルなどの三角
形をした木製パネルの枠組を組み立てる際に使用する三
角形パネル用枠組の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一戸建てプレハブ住宅等においては、多
様なニーズに合わせて様々なバリエーションのものが開
発されており、特に、屋根形状は、住宅のスタイルを決
定づける上で重要な要素であるため、現在では、陸屋
根、切妻屋根はもちろん、入母屋屋根、寄棟屋根、方形
屋根等様々な種類のものが提供されている。ところで、
この種の屋根をプレハブ化する場合には、従来より種々
の工法が提案されているが、その一つに、屋根を、框材
を組んでなる枠体とこの枠体の上面に貼設した合板とに
よってパネル化し、さらに合板の上からその所定箇所に
手作業により釘打ちを行い、当該パネルを面方向に接合
することによって屋根を構築する手段がある。このよう
なパネルの接合工法によれば、工場で予め形成したパネ
ルを現場まで運搬し、現場ではパネルどうしの接合作業
によって、屋根を構築することができるので、現場作業
の作業性を向上することができるとともに、コスト低減
を図ることができるといった利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
パネルの接合工法による屋根の構築手段では、例えば屋
根の形状が切り妻構造であれば、長方形状をしたパネル
だけで屋根を構成することができるが、現在のように、
屋根の形状が寄せ棟屋根や、寄せ棟屋根がさらに変形し
た複雑な形状になると、パネル自身の形状が、三角形や
平行四辺形になってしまい、従来の長方形状パネルの製
造設備では対応することができないといった問題点があ
った。また、パネルに手作業により釘打ちを行っている
ため作業性が悪いという問題があった。しかも、現在の
ところ、このような異形パネルの芯材を枠組するための
有効適切な製造装置は提供されていないのが実情であ
り、その装置の開発が望まれていた。
【0004】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、三角形パネルの有効適切
な製造装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成させるために、枠内に芯材を有し表面に表面板が設け
られた直角三角形パネルを上面に載せた作業台と、前記
直角三角形パネルを中に挟んで該直角三角形パネルの一
辺と直交して設けられた主ガイドレールと、該主ガイド
レールに交叉する方向に延びる副ガイドレールを有し、
前記主ガイドレールにまたがって配置され、該主ガイド
レールに沿って走行自在の移動フレームと、該移動フレ
ームに搭載され前記副ガイドレールに沿って移動自在に
設けられ複数の釘打ち機を有する釘打ち機本体とからな
り、前記直角三角形パネルの一辺または該一辺と直交す
る底辺に平行な継ぎ目において接する複数の分割板から
前記表面板が形成され、前記釘打ち機本体は、前記移動
フレームの進行方向または釘打ち機本体の進行方向に直
交する方向に所定距離離間させて配設され前記分割板の
継ぎ目の両側に釘打ちを行なう一対の釘うち機を含む構
成としている。
【0006】
【作用】前記構成によれば、表面に合板が接着された直
角三角形パネルに釘打ちを行なうには、主ガイドレール
に沿って移動フレームを、直角三角形パネル上へ移動さ
せることにより直角三角形パネルに、移動フレームの移
動方向と直交する方向に芯材位置で釘打ちを行ない、次
いで、移動フレーム及び釘打ち機を移動させて直角三角
形パネルの斜辺に沿い釘打ち機本体を移動させてこの斜
辺部に釘打ちを行ない、次いで前記直角三角形パネルの
前記主ガイドレ−ルと平行な底辺に釘打ちを行なう。こ
の場合、移動フレームの進行方向または釘打ち機本体の
進行方向に直交する方向に所定距離離間させて配設され
前記分割板の継ぎ目の両側に釘打ちを行なう一対の釘う
ち機を含んでいることにより、該一対の釘打ち機によ
り、自動的に表面板の継ぎ目の両側を確実に釘打ちして
直角三角形パネルの強度を高め、作業性を向上させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6に
基づいて説明する。図2において、符号1は框材(枠)
K、芯材Wを枠組するための平面視略直角三角形をした
作業テーブル1aを備える組立て作業台、2は前記作業
テーブル1aの直角に交わる2辺に沿ってそれぞれ設け
られかつパネル用枠組の二辺を構成する框材Kの位置を
揃える固定定規、3は前記作業テーブル1aの斜辺の位
置に自身の中央部を中心に旋回自在にしかも自身の幅方
向に移動自在に設けられかつパネル用枠組の斜辺に位置
する框材Kの位置を揃える斜辺定規、4は前記作業テー
ブル1aの上に着脱自在に設けられ框材Kもしくは芯材
Wの位置を設定する位置決めピンである。
【0008】前記組立て作業台1は作業テーブル1aを
支持する架構を主体として構成されたもので、より具体
的には、溝型鋼を三角に組んで作業テーブル1aの支持
枠1bを構成し、これを6本の脚部1cにより保持する
とともに、一部をアングル材によって補強してなるもの
である。
【0009】この組立て作業台1の上に載せられた作業
テーブル1aは、全体が平面視略直角三角形に形成され
ており、その上面には、第1及び第2のピン座5,6が
縦横に等間隔に複数配列されている。前記第1のピン座
5は、固定定規2に沿って固定定規2との間に框材Kを
挟んで保持するように設けられている。また第2のピン
座6は前記第1のピン座5を基準に当該ピン座5の位置
から斜辺側に向けてそれぞれ所定間隔をおいて取り付け
られた構成となっている。なお、第1のピン座5には位
置決めピン4を挿入するための挿入孔(図示せず)が一
つ設けられ、第2のピン座6には位置決めピン4を挿入
するための挿入孔(図示せず)が第2のピン座6の対角
位置に二つ設けられ、框材用と芯材用との2つの位置揃
えを兼用するようになっている。
【0010】また、作業テーブル1a上であって、斜辺
に臨む頂点よりそれぞれ所定間隔離した位置に横芯材
(芯材Wと直交する芯材)を置くための基準ピン座7,
8が設けられ、これら基準ピン座7,8にそれぞれ形成
された千鳥状の挿入孔に位置決めピン4を挿入したとき
に、これら位置決めピン4の間に框材Kを挟んでおくこ
とができるように配慮されている。なお、この作業テー
ブル1aには、作業テーブル上の位置決めピン4によっ
て位置決めされた框材Kを位置決め保持する保持クラン
プ(図示せず)が着脱自在にセットされるようになって
いる。この保持クランプは、第2のピン座6にセット
し、位置決めピン4に沿って設置された框材Kを押圧
し、固定するようになっている。
【0011】固定定規2は、直角三角形パネルの直角に
交わる2辺に位置する框材Kの位置を設定するためのも
ので、作業テーブル1aの直角に交わる辺部に沿って設
けられており、短尺のフラットバー2aを複数作業テー
ブル1aの長手方向に沿って固定することにより構成さ
れている。この固定定規2には、底辺揃えクランプ9が
付設されており、この底辺揃えクランプ9は、第1のピ
ン座5の位置決めピン4に沿って設置された框材Kを押
圧し、固定するようになっている。
【0012】斜辺定規3は、作業テーブル1aの斜辺と
なる位置にセットされて直角三角パネルの枠組の斜辺に
位置する框材Kの位置を揃えるもので、具体的には、斜
辺定規3の本体を構成する長尺の定規体3aと、前記定
規体3aの両端を固定して定規体3aの角度を設定する
角度設定機構3bとからなっている。前記定規体3a
は、その中央部下面を作業テーブル1aに設けられたガ
イドレール3cを介してその幅方向に移動自在に支持さ
れるとともに、水平方向に旋回自在に取り付けられてい
る。
【0013】角度設定機構3bは、作業テーブル1aの
頂点に相互に平行に設けられた位置設定用スライド板3
fと、このスライド板3fに固定されかつ定規体3aの
端部を把持するクランプ機構3hとからなっている。ス
ライド板3fには、2種の勾配に対応するためクランプ
機構3hをセットし、クランプ機構3hにより定規体3
aを固定することにより、定規体3aの角度を設定でき
るようになっている。
【0014】そして、実際にパネルの枠組を組み立てる
には、成形すべき枠組の斜辺の勾配に合わせて、斜辺定
規3をセットし、枠組内部の芯材wの位置に合わせて位
置決めピン4をピン座5,6に立てて、当該位置決めピ
ン4及び固定定規2、斜辺定規3の縁部に添わせて芯材
W並びに框材Kを組み立てる。この際、底辺揃えクラン
プ9をつかって框材Kを位置決めピン4との間に拘束
し、框材Kが釘打ち作業時にずれないように固定してお
くことは言うまでもない。
【0015】前記斜辺定規3のセットは、定規体3aを
旋回させ、クランプ機構3hにより定規体3aを把持す
る操作により行なう。また、組み立てるべき枠組が小さ
い場合には、固定定規2を使わずに、位置決めピン4に
よって框材Kの位置を設定し、保持クランプ(図示せ
ず)をつかって框材Kの位置を拘束しておく。なお、本
実施例においては、枠組が小さい場合にも、位置決めピ
ン4と保持クランプとを組み合わせることによって、框
材Kの位置を設定することができるので、種々の大きさ
の三角形パネルの枠組を構築することができる。
【0016】以上により、固定定規2と斜辺3とで囲ま
れる内側空間に成形すべき直角三角形パネルの外形が構
成されるので、これらによって枠組の框材Kを配置すれ
ば、枠組の外形を構成する枠体を容易に組み立てること
ができ、また、斜辺定規3のセットに平行して作業テー
ブル1aのピン座5,6に内部芯材のパターンに沿って
位置決めピン4を挿入し、これら位置決めピン4に沿っ
て内部芯材Wを配置することができるので、内部芯材W
の組立ても容易に実施することができる。
【0017】出来上がった枠組の上面には、接着剤を用
いて合板(表面板)10が作業者により接着されてい
る。この合板10は、製造される直角三角形パネルの大
きさが大きいため、一枚の合板では間に合わず、適宜複
数枚の合板(本実施例では3枚の分割合板10a,10
b,10c)を継ぎ合わせた状態で接着され、さらに、
合板10は枠組に接着後、框材K及び芯材Wに釘打ち固
定されている。この場合、合板10はその継ぎ目即ち、
分割合板10aと分割合板10bとの継ぎ目D及び分割
合板10bと分割合板10cとの継ぎ目Eにおいてはそ
れらの両側において釘打ちされている。
【0018】以上の説明においては、便宜上一組立て作
業台及びその上の一直角三角形パネルについて説明した
が、次に、概ねこのようにセットされている組立て作業
台1は、図1に示すように、門型フレーム(移動フレ−
ム)11の両側に左右対称に所定間隔離間して配設され
ている。即ち、一対の左右の直角三角形パネルL,R
は、それらの斜辺を除く各一辺を互いに平行にして対称
に配置されている。
【0019】門型フレーム11の両端側部には、この門
型フレーム11の水平部の長さ方向と直交して一対の主
ガイドレール12,12が作業テーブル1aの上方高さ
位置に位置して設けられており、前記門型フレーム11
は、これらの主ガイドレール12,12上でこれらの主
ガイドレール12,12に沿って門型フレーム11に設
けられた弟1駆動機構13により往復移動自在とされて
いる。
【0020】また、門型フレーム11の水平部にはその
長さ方向(主ガイドレール12と直交する方向)に延び
る副ガイドレ−ル11a,11aが設けられ、門型フレ
−ム11の水平部の下面には、下垂状に釘打ち機本体1
4が取り付けられている。この釘打ち機本体14は、門
型フレーム11に設けられた第2駆動機構19により門
型フレーム11に設けられた副ガイドレ−ル11a,1
1aに沿って往復移動自在とされている。第2駆動機構
19はモータ19a,ピニオン19b,ラック19cを
備えている。釘打ち機本体14は、図3に示すように門
型フレーム11の幅方向の略中央部に、門型フレーム1
1の水平部の長さ方向に沿って設けられた2基の釘打ち
機15,16と、これらの一方の釘打ち機16の両側に
それぞれ設けられた2基の釘打ち機17,18とを備え
ている。
【0021】釘打ち機15,16,17,18はいずれ
も同一構成のもので、それぞれ釘を保持して下降してそ
の下部に位置する合板に釘を打ち込むハンマー・ロッド
15a,16a,17a,18aと、これらのハンマー
・ロッド15a,16a,17a,18aにそれぞれ釘
を供給するための釘ストッカ20と、この釘ストッカ2
0へ釘を供給する供給機構(図示せず)と、ハンマー・
ロッド15a,16a,17a,18aをそれぞれ作動
させるハンマー駆動機構(図示せず)とを有している。
【0022】また、釘打ち機本体14には、釘打ち機1
5,16と釘打ち機17との間及び釘打ち機15,16
と釘打ち機18との間に位置しかつ門型フレーム11の
幅方向の中心線Cに対し対称に位置してガイドロッド2
1が上下動自在(組立て作業台1上の直角三角形パネル
L,Rに対し進退自在)に設けられている。また、釘打
ち機本体14には、釘打ち機17,18に近接しかつこ
れらの外側部に位置して後記する合板端部センサ22,
22が取り付けられている。
【0023】一方、門型フレーム11の第1駆動機構1
3側下部には、図3及び図4に示すように釘打ち機本体
14側(内側)に位置して芯材等位置センサ23,2
4,25が取り付けられている。芯材等位置センサ23
は中心線Cと平行で釘打ち機17のハンマーロッド17
aを通る中心線A上に位置させられている。芯材等位置
センサ24は中心線C上に位置させられている。芯材等
位置センサ25は中心線Cと平行で釘打ち機18のハン
マーロッド18aを通る中心線B上に位置させられてい
る。
【0024】他方、組立作業台1には、門型フレーム1
1の水平部の長さ方向と直交する方向に延びる取付軸2
6,27が駆動機構13側に位置して設けられており、
これら取付軸26,27にはそれぞれ所定の間隔をおい
てコ字形の被検出部材28,29が交互に位置して取り
付けられている。これらの被検出部材28,29は框材
Kもしくは芯材W位置で直角三角形パネルL,Rの主ガ
イドレ−ル12と直交する一辺と平行な線上に設けられ
ている。被検出部材29は被検出部材28より大形とさ
れ、分割合板10aと分割合板10bとの継ぎ目D線
(主ガイドレ−ル12,12の延びる方向と直交する方
向とされている。)の延長線上及び分割合板10bと分
割合板10cの継ぎ目E線(主ガイドレール12,12
の延びる方向と直交する方向とされている。)の延長線
上に位置させられている。また、被検出部材28,29
の両端は上方へ向けられている。なお、被検出部材2
8,29の取り付け位置は作業者により位置変更自在と
されており、不使用の被検出部材28,29はその先端
を下げておくことが可能とされている。
【0025】なお、門型フレーム11に設けられた前記
芯材等位置センサ23,25のそれぞれの投光器と受光
器との間には図5に示すように被検出部材29が通過不
可能にかつ被検出部材28が通過可能とされ、前記芯材
等位置センサ24の投光器と受光器との間には被検出部
材28が通過不可能にかつ被検出部材29が通過可能と
されている。
【0026】また、前記第1駆動機構13,釘打ち機1
5,16,17,18、ガイドロッド21,21釘供給
機構、合板端部センサ22,芯材等位置センサ23,2
4,25等には図1に示す制御装置30が電気的に接続
されている。
【0027】次に、釘の打ち方について説明する。釘ス
トッカ20に釘がストックされ、釘打ち機本体14が図
1に点線により示された位置にある状態において、ま
ず、図1において左側の組立作業台1上の直角三角形パ
ネルLの釘打ちを行い、次いで右側の組立作業台1上の
直角三角形パネルRの釘打ちを行う。この場合、釘打ち
機本体14が直角三角形パネルL,Rの各主ガイドレー
ル12,12と平行な辺(以下底辺という)側に位置す
る状態において、第1駆動機構13が作動して、門型フ
レーム11が図1において左方へ移動し、芯材等位置セ
ンサ23の投光器と受光器との間に被検出部材28が位
置し、これを芯材等位置センサ23が検出し、その検出
信号に基づき門型フレーム11が停止し、釘打ち機17
のハンマーロッド17aが下降して分割合板10aの直
角三角形Lの底辺側端縁部に1本の釘打ちを行い、次い
で第2駆動機構19が作動し、釘打ち機本体14が図1
において上方へ移動し、釘打ち機17が作動して分割合
板10aに釘を所定間隔をおいて1本ずつ連続的に打ち
込む。
【0028】釘打ち機17側の合板端部センサ22が図
1における分割合板10aの上端部(斜辺側端部)を外
れると、これを合板端部センサ22が検出し釘打ち機1
7により直角三角形パネルLの斜辺側端縁に1本の釘を
打ち、その検出信号に基づき釘打ち機本体14が図1に
おいて下方へ戻ると共に第2駆動機構19が作動し第
1,第2駆動機構13,19の作動により釘打ち機本体
14が継ぎ目Dの延長線上の被検出部材29部へ向けて
戻り、芯材等位置センサ24が被検出部材29を検出し
その検出信号に基づき門型フレーム11及び釘打ち機本
体14が停止し、釘打ち機15,16が作動してこれら
により分割合板10a,10bの継ぎ目D側端部であっ
て直角三角形パネルLの底辺側の端縁部に1本ずつ釘打
ちを行い、再び釘打ち機本体14のみが図1において上
方へ移動し、継ぎ目Dの両側部へハンマーロッド15a
とハンマーロッド16aとにより交互に連続的に釘打ち
を行う。なお、これに先だち、芯材等位置センサ23が
被検出部材29位置に達しても、その垂直部の内側に被
検出部材29が入らないため、門型フレーム11及び釘
打ち機本体14は停止せず、芯材等位置センサ23は被
検出部材29位置を通過する。
【0029】そして、釘打ち機17側の合板端部センサ
22が図1における分割合板10aと分割合板10bと
の継ぎ目D線の図1における上端部(斜辺側端部)を外
れると、これを合板端部センサ22が検出しその検出信
号に基づき釘打ち機15,16が直角三角形パネルLの
図1における上端縁(斜辺側端縁)に1本ずつ釘を打
ち、釘打ち機本体14が図1において下方へ戻ると共に
第2駆動機構19が作動し第1,第2駆動機構13,1
9の作動により釘打ち機本体14が図1における分割合
板10bの中央部の芯材Wの下端側被検出部材28部へ
向けて戻り、芯材等位置センサ23が分割合板10bの
図1における中央下部の芯材Wの長さ方向延長部に位置
する被検出部材28を検出しその検出信号に基づき門型
フレーム11及び釘打ち機本体14が停止し、釘打ち機
17が作動して分割合板10bの図1における下端部に
1本釘打ちを行い、再び釘打ち機本体14のみが図1に
おいて上方へ移動しつつ、分割合板10bの中央部芯材
Wの上方より釘打ち機17のハンマーロッド17aによ
り直角三角形パネルLに間隔をおいて連続的に釘打ちを
行う。
【0030】釘打ち機17側合板端部センサ22が図1
における分割合板10bの上端部を外れると、これを合
板端部センサ22が検出し、その検出信号に基づき釘打
ち機17により直角三角形パネルLの斜辺側端縁に1本
の釘を打ち、釘打ち機本体14が図1において下方へ戻
ると共に第2駆動機構19が作動し、第1,第2駆動機
構13,19の作動により釘打ち機本体14が継ぎ目E
の延長線上の被検出部材29部へ向けて戻り、芯材等位
置センサ24が被検出部材29を検出しその検出信号に
基づき門型フレーム11及び釘打ち機本体14が停止
し、釘打ち機15,16が作動してこれらにより分割合
板10b,10cの継ぎ目E側端部であって直角三角形
パネルLの前記底辺側端縁部に1本ずつ釘打ちを行い、
再び釘打ち機本体14のみが図1において上方へ移動
し、継ぎ目Eの両側部へハンマーロッド15aとハンマ
ーロッド16aとにより交互に連続的に釘打ちを行う。
なお、これに先立ち、芯材等位置センサ23が被検出部
材29位置に達しても、その垂直部の内側に被検出部材
29が入らないため、門型フレーム11及び釘打ち機本
体14は停止せず、芯材等位置センサ23は被検出部材
29位置を通過するのは、図1における左側の直角三角
形パネルLの右端上部から継ぎ目Dの下端部へ戻る場合
と同様である。
【0031】釘打ち機17側の合板端部センサ22が図
1における分割合板10bと分割合板10cとの継ぎ目
E線の上端部を外れると、これを合板端部センサ22が
検出しその検出信号に基づき釘打ち機15,16が直角
三角形パネルLの図1における上端縁に1本ずつ釘を打
ち、釘打ち機本体14が下方へ戻ると共に第2駆動機構
19が作動し第1,第2駆動機構13,19の作動によ
り釘打ち機本体14が分割合板10cの中間の芯材Wの
図1における下端部の被検出部材28部へ向けて戻り、
芯材等位置センサ23が分割合板10cの図1における
中間の芯材Wの長さ方向延長部に位置する被検出部材2
8を検出し、その検出信号に基づき門型フレーム11及
び釘打ち機本体14が停止し、釘打ち機17が作動して
分割合板10cの図1における下端部に1本釘打ちを行
い、再び釘打ち機本体14のみが図1において上方へ移
動しつつ、分割合板10cの中央部芯材Wの上方より釘
打ち機17のハンマーロッド17aにより直角三角形パ
ネルLにこの芯材Wの長さ方向に間隔をおいて連続的に
釘打ちを行う。
【0032】釘打ち機17側合板端部センサ22が図1
における分割合板10cの上端部中央を外れると、これ
を合板端部センサ22が検出し、その検出信号に基づき
釘打ち機17により直角三角形パネルLの端縁に1本の
釘を打ち、釘打ち機本体14が図1において下方へ戻る
と共に第2駆動機構19が作動し、第1,第2駆動機構
13,19の作動により釘打ち機本体14が直角三角形
パネルLの図1における左頂点Pへ向けて戻り、このと
き釘打ち機18側のガイドロッド21が下方(作業テー
プル側)へ突出し、その外周面を直角三角形パネルLの
斜辺部の框材Kの外側面に当接して釘打ち機本体14を
前記斜辺部框材Kに沿うように案内する。
【0033】釘打ち機本体14が図1における直角三角
形パネルLの左端頂点Pに達すると、制御装置30の作
用により釘打ち機本体14が停止し、次いで、第1駆動
機構13及び第2駆動機構19が作動し、釘打ち機18
に近い方のガイドロッド21が釘打ち機本体14の移動
を案内した状態で釘打ち機本体14が直角三角形パネル
Lの斜面に沿ってこの直角三角形パネルLの頂点Qへ向
かって移動するとともに、釘打ち機18が作動し、この
釘打ち機18により直角三角形パネルLの斜面側端線部
に所定の間隔をおいて釘打ちを行なう。
【0034】この場合、門型フレーム11の主ガイドレ
ール12に沿う移動速度と、門型フレーム11の移動方
向と直交する方向の釘打ち機本体14の移動速度との比
は、直角三角形パネルLの前記底辺とこの底辺と直交す
る前記一辺との比より若干速い速度とされる。従って、
前記ガイドロッド21が直角三角形パネルLから離れる
ことはなく、ひいては直角三角形パネルLから釘打ち機
本体14が離れることはないので、直角三角形パネルL
の斜面側端縁に確実に釘打ちを行なうことができる。
【0035】直角三角形パネルLの頂点Qへ釘打ち機本
体14が達し、さらに移動して釘打ち機本体14の釘打
ち機18側の合板端部センサ22が直角三角形パネルL
の頂点Q部を外れると、これを合板端部センサ22が検
出し、その検出信号に基づき制御装置30の作用によ
り、第1駆動機構13及び第2駆動機構19が作動し、
直角三角形パネルLの斜辺に沿って釘打ち機本体14が
直角三角形パネルLの頂点P側へ向かい、釘打ちを行な
わずに直角三角形パネルLの頂点Pへ戻る。
【0036】釘打ち機本体14が直角三角形パネルLの
頂点Pへ戻り、この頂点Pから釘打ち機18側の合板端
部センサ22が外れると、これを合板端部センサ22が
検出しその検出信号に基づき前記制御装置30の制御作
用により第1駆動機構13のみが作動して門型フレーム
11が移動して釘打ち機本体14が直角三角形パネルL
の前記底辺に沿って原点O側へ移動しつつ釘打ち機18
によりこの底辺部の框材Kの上方より所定の間隔をおい
て連続的に釘打ちを行なう。この場合には、芯材等位置
センサ23,24,25が被検出部材28,29位置を
通過しても釘打ち機本体14が停止しないようになされ
ている。
【0037】釘打ち機本体14が直角三角形パネルLの
原点Oに達すると制御装置30の作用により釘打ち機本
体14が停止して釘打ちをやめ、次いで、門型フレーム
11はさらにガイドレール12に沿って図1における右
側の直角三角形パネルR側へ移動し、芯材等位置センサ
25が直角三角形パネルRの被検出部材28位置に達す
るとこれを検出し、その検出信号に基づき門型フレーム
11が停止し、釘打ち機18のハンマーロッド18aが
下降して直角三角形パネルRの分割合板10a’の端部
に1本の釘打ちを行い、次いで第2駆動機構19が作動
し、釘打ち機本体14が図1において上方へ移動し、釘
打ち機18が作動して分割合板10a’に釘を所定の間
隔をおいて1本ずつ連続的に打ち込む。
【0038】釘打ち機18側の合板端部センサ22が図
1における分割合板10a’の上端部(斜辺側端部)を
外れると、これを合板端部センサ22が検出し釘打ち機
18により直角三角形パネルRの斜辺側端縁に1本の釘
を打ち、その検出信号に基づき釘打ち機本体14が図1
において下方へ戻ると共に第2駆動機構19が作動し第
1,第2駆動機構13,19の作動により釘打ち機本体
14が継ぎ目D’の延長線上の被検出部材29部へ向け
て戻り、芯材等位置センサ24が被検出部材29を検出
しその検出信号に基づき門型フレーム11及び釘打ち機
本体14が停止し、釘打ち機15,16が作動してこれ
らにより分割合板10a’,10b’の継ぎ目D’側端
部であって直角三角形パネルRの底辺側の端縁部に1本
ずつ釘打ちを行い、再び釘打ち機本体14のみが図1に
おいて上方へ移動し、継ぎ目Dの両側部へハンマーロッ
ド15aとハンマーロッド16aとにより交互に連続的
に釘打ちを行う。なお、これに先だち、芯材等位置セン
サ25が被検出部材29位置に達しても、その垂直部の
内側に被検出部材29が入らないため、門型フレーム1
1及び釘打ち機本体14は停止せず、芯材等位置センサ
25は被検出部材29位置を通過する。
【0039】そして、釘打ち機18側の合板端部センサ
22が図1における分割合板10a’と分割合板10
b’との継ぎ目D’線の図1における上端部(斜辺側端
部)を外れると、これを合板端部センサ22が検出しそ
の検出信号に基づき釘打ち機15,16が直角三角形パ
ネルRの図1における上端縁(斜辺側端縁)に1本ずつ
釘を打ち、釘打ち機本体14が図1において下方へ戻る
と共に第2駆動機構19が作動し第1,第2駆動機構1
3,19の作動により釘打ち機本体14が図1における
分割合板10b’の中央部の芯材Wの下端側被検出部材
28部へ向けて戻り、芯材等位置センサ25が分割合板
10b’の図1における中央下部の芯材Wの長さ方向延
長部に位置する被検出部材28を検出しその検出信号に
基づき門型フレーム11及び釘打ち機本体14が停止
し、釘打ち機18が作動して分割合板10b’の図1に
おける下端部に1本釘打ちを行い、再び釘打ち機本体1
4のみが図1において上方へ移動しつつ、分割合板10
b’の中央部芯材Wの上方より釘打ち機17のハンマー
ロッド17aにより直角三角形パネルRに間隔をおいて
連続的に釘打ちを行う。
【0040】釘打ち機18側合板端部センサ22が図1
における分割合板10b’の上端部を外れると、これを
合板端部センサ22が検出し、その検出信号に基づき釘
打ち機18により直角三角形パネルRの斜辺側端縁に1
本の釘を打ち、釘打ち機本体14が図1において下方へ
戻ると共に第2駆動機構19が作動し、第1,第2駆動
機構13,19の作動により釘打ち機本体14が継ぎ目
E’の延長線上の被検出部材29部へ向けて戻り、芯材
等位置センサ24が被検出部材29を検出しその検出信
号に基づき門型フレーム11及び釘打ち機本体14が停
止し、釘打ち機15,16が作動してこれらにより分割
合板10b’,10c’の継ぎ目E’側端部であって直
角三角形パネルRの前記底辺側端縁部に1本ずつ釘打ち
を行い、再び釘打ち機本体14のみが図1において上方
へ移動し、継ぎ目E’の両側部へハンマーロッド15a
とハンマーロッド16aとにより交互に連続的に釘打ち
を行う。なお、これに先立ち、芯材等位置センサ25が
被検出部材29位置に達しても、その垂直部の内側に被
検出部材29が入らないため、門型フレーム11及び釘
打ち機本体14は停止せず、芯材等位置センサ25が被
検出部材29位置を通過するのは、図1における右側の
直角三角形パネルRの左端上部から継ぎ目Dの下端部へ
戻る場合と同様である。
【0041】釘打ち機18側の合板端部センサ22が図
1における分割合板10b’と分割合板10c’との継
ぎ目E線の上端部を外れると、これを合板端部センサ2
2が検出しその検出信号に基づき釘打ち機15,16が
直角三角形パネルRの図1における上端縁に1本ずつ釘
を打ち、釘打ち機本体14が下方へ戻ると共に第2駆動
機構19が作動し第1,第2駆動機構13,19の作動
により釘打ち機本体14が分割合板10c’の中間の芯
材Wの図1における下端部の被検出部材28部へ向けて
戻り、芯材等位置センサ25が分割合板10c’の図1
における中間の芯材Wの長さ方向延長部に位置する被検
出部材28を検出し、その検出信号に基づき門型フレー
ム11及び釘打ち機本体14が停止し、釘打ち機18が
作動して分割合板10c’の図1における下端部に1本
釘打ちを行い、再び釘打ち機本体14のみが図1におい
て上方へ移動しつつ、分割合板10c’の中央部芯材W
の上方より釘打ち機18のハンマーロッド18aにより
直角三角形パネルRにこの芯材Wの長さ方向に間隔をお
いて連続的に釘打ちを行う。
【0042】釘打ち機18側合板端部センサ22が図1
における分割合板10c’の上端部中央を外れると、こ
れを合板端部センサ22が検出し、その検出信号に基づ
き釘打ち機18により直角三角形パネルRの端縁に1本
の釘を打ち、釘打ち機本体14が図1において下方へ戻
ると共に第2駆動機構19が作動し、第1,第2駆動機
構13,19の作動により釘打ち機本体14が直角三角
形パネルRの図1における右頂点P’へ向けて戻り、こ
のとき釘打ち機17側のガイドロッド21が下方(作業
テープル側)へ突出し、その外周面を直角三角形パネル
Rの斜辺部の框材Kの外側面に当接して釘打ち機本体1
4を前記斜辺部框材Kに沿うように案内する。
【0043】釘打ち機本体14が図1における直角三角
形パネルRの右端頂点P’に達すると、制御装置30の
作用により釘打ち機本体14が停止し、次いで、第1駆
動機構13及び第2駆動機構19が作動し、釘打ち機1
7に近い方のガイドロッド21が釘打ち機本体14の移
動を案内した状態で釘打ち機本体14が直角三角形パネ
ルRの斜面に沿ってこの直角三角形パネルRの頂点Q’
側へ向かって移動するとともに、釘打ち機17が作動
し、この釘打ち機17により直角三角形パネルRの斜面
側端線部に所定の間隔をおいて連続的に釘打ちを行な
う。
【0044】この場合、門型フレーム11の主ガイドレ
ール12に沿う移動速度は、門型フレーム11の移動方
向と直交する方向の釘打ち機本体14の移動速度との比
は、直角三角形パネルRの前記底辺とこの底辺と直交す
る前記一辺との比より若干大とされる。従って、前記ガ
イドロッド21が直角三角形パネルRから離れることは
なく、ひいては直角三角形パネルRから釘打ち機本体1
4が離れることはないので、直角三角形パネルRの斜面
側端縁に確実に釘打ちを行なうことができる。
【0045】直角三角形パネルRの頂点Q’へ釘打ち機
本体14が達し、さらに移動して釘打ち機本体14の釘
打ち機17側の合板端部センサ22が直角三角形パネル
Rの頂点Q’部を外れると、これを合板端部センサ22
が検出し、その検出信号に基づき制御装置30の作用に
より第1駆動機構13及び第2駆動機構19が作動し、
直角三角形パネルRの斜辺に沿って釘打ち機本体14が
直角三角形パネルRの頂点P’側へ向かい、釘打ちを行
なわずに直角三角形パネルRの頂点P’へ戻る。
【0046】釘打ち機本体14が直角三角形パネルRの
頂点P’へ戻り、この頂点P’から釘打ち機17側の合
板端部センサ22が外れると、これを合板端部センサ2
2が検出しその検出信号に基づき前記制御装置30の制
御作用により第1駆動機構13のみが作動して門型フレ
ーム11が移動して釘打ち機本体14が直角三角形パネ
ルRの前記底辺に沿って原点O’側へ移動しつつ釘打ち
機17によりこの底辺部の框材Kの上方より所定の間隔
をおいて連続的に釘打ちを行なう。この場合には、芯材
等位置センサ23,24,25が被検出部材28,29
位置を通過しても釘打ち機本体14が停止しないように
なされている。
【0047】釘打ち機本体14が直角三角形パネルRの
原点O’に達すると制御装置30の作用により釘打ち機
14が停止して釘打ちをやめ、釘打ち作業を終了する。
なお、図1における左右の直角三角形パネルL,Rの釘
打ちにおいて、釘打ち機本体14が、それぞれ斜辺側か
ら底辺側へ、頂点Qから頂点Pへ、頂点Q’から頂点
P’へ、頂点Pから原点Oへ、頂点P’から原点O’へ
戻るときには釘を打たないようにしている。
【0048】なお、前記実施例においては、図1におい
て左側の直角三角形パネルLの釘打ちを先に行ない、そ
の後右側の直角三角形パネルRの釘打ちをおこなった
が、これに限られることなく、これとは逆に右側の直角
三角形パネルRの釘打ちを先に行ない、その後左側の直
角三角形パネルLの釘打ちを行なってもよい。以上によ
り本実施例によれば、一対の三角形パネルL,Rを、左
右対称に配設したので、一方(左側)の直角三角形パネ
ルLの釘打ちを自動的に行った後、そのまま、同じ装置
で他方(右側)の直角三角形パネルRの釘打ちを自動的
に行なうことができ、作業性がよく、手間を省いて正確
に直角三角形パネルを製造することができる。また、移
動フレームの主ガイドレールに沿う移動速度と、移動フ
レームの移動方向と直交する方向の釘打ち機本体の移動
速度との比は、直角三角形パネルの前記底辺とこの底辺
と直交する前記一辺との比より若干大としたことによ
り、前記ガイドロッドが直角三角形パネルから離れるこ
とはなく、ひいては直角三角形パネルから釘打ち機本体
が離れることはないので、直角三角形パネルの斜面側端
縁に確実に釘打ちを行なうことができ、また、移動フレ
ームの進行方向または釘打ち機本体の進行方向に直交す
る方向に所定距離離間させて配設され前記分割板の継ぎ
目の両側に釘打ちを行なう一対の釘うち機を含んでいる
ことにより、該一対の釘打ち機により、自動的に表面板
の継ぎ目の両側を確実に釘打ちして直角三角形パネルの
強度を高め、これらによっても手間を省いて作業性を向
上させ、正確に直角三角形パネルを製造することができ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、枠内に芯材を有し表面
に表面板が設けられた直角三角形パネルを上面に載せた
作業台と、前記直角三角形パネルを中に挟んで該直角三
角形パネルの一辺と直交して設けられた主ガイドレール
と、該主ガイドレールに交叉する方向に延びる副ガイド
レールを有し、前記主ガイドレールにまたがって配置さ
れ、該主ガイドレールに沿って走行自在の移動フレーム
と、該移動フレームに搭載され前記副ガイドレールに沿
って移動自在に設けられ複数の釘打ち機を有する釘打ち
機本体とからなり、前記直角三角形パネルの一辺または
該一辺と直交する底辺に平行な継ぎ目において接する複
数の分割板から前記表面板が形成され、前記釘打ち機本
体は、前記移動フレームの進行方向または釘打ち機本体
の進行方向に直交する方向に所定距離離間させて配設さ
れ前記分割板の継ぎ目の両側に釘打ちを行なう一対の釘
うち機を含む構成としたので、この移動フレームの進行
方向または釘打ち機本体の進行方向に直交する方向に所
定距離離間させて配設され前記分割板の継ぎ目の両側に
釘打ちを行なう一対の釘うち機を含んでいることによ
り、該一対の釘打ち機により、自動的に表面板の継ぎ目
の両側を確実に釘打ちして直角三角形パネルの強度を高
め、作業性がよく、手間を省いて正確に直角三角形パネ
ルを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す直角三角形パネル用の
枠組の製造装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部の下面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図6】本発明の一実施例を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 組立て作業台 K 框材(枠) W 芯材 L,R 直角三角形パネル 10 合板(表面板) 11 門型フレーム(移動フレーム) 11a 副ガイドレール 12 主ガイドレール 13 第1駆動機構 14 釘打ち機本体 15,16,17,18 釘打ち機 19 第2駆動機構 21 ガイドロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠内に芯材を有し表面に表面板が設けら
    れた直角三角形パネルを上面に載せた作業台と、前記直
    角三角形パネルを中に挟んで該直角三角形パネルの一辺
    と直交して設けられた主ガイドレールと、該主ガイドレ
    ールに交叉する方向に延びる副ガイドレールを有し、前
    記主ガイドレールにまたがって配置され、該主ガイドレ
    ールに沿って走行自在の移動フレームと、該移動フレー
    ムに搭載され前記副ガイドレールに沿って移動自在に設
    けられ複数の釘打ち機を有する釘打ち機本体とからな
    り、前記直角三角形パネルの一辺または該一辺と直交す
    る底辺に平行な継ぎ目において接する複数の分割板から
    前記表面板が形成され、前記釘打ち機本体は、前記移動
    フレームの進行方向または釘打ち機本体の進行方向に直
    交する方向に所定距離離間させて配設され前記分割板の
    継ぎ目の両側に釘打ちを行なう一対の釘うち機を含むこ
    とを特徴とする三角形パネルの製造装置。
JP1718492A 1992-01-31 1992-01-31 三角形パネルの製造装置 Withdrawn JPH05212636A (ja)

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