JPH0832406B2 - 木製パネル用枠組の製造装置 - Google Patents

木製パネル用枠組の製造装置

Info

Publication number
JPH0832406B2
JPH0832406B2 JP1339947A JP33994789A JPH0832406B2 JP H0832406 B2 JPH0832406 B2 JP H0832406B2 JP 1339947 A JP1339947 A JP 1339947A JP 33994789 A JP33994789 A JP 33994789A JP H0832406 B2 JPH0832406 B2 JP H0832406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
framework
work table
reinforcing core
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1339947A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03197102A (ja
Inventor
栄忠 河上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP1339947A priority Critical patent/JPH0832406B2/ja
Publication of JPH03197102A publication Critical patent/JPH03197102A/ja
Publication of JPH0832406B2 publication Critical patent/JPH0832406B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、木製パネル用枠組の製造装置に係わり、特
に、框材によって四角枠状に枠体を組み、この枠体の内
部に縦横少なくとも十字状に組まれた補強用芯材を配設
する際に使用する木製パネル用枠組の製造装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、木質系のプレハブ住宅等にあっては、壁や床あ
るいは屋根等を、合板等によってパネル化したいわゆる
木製パネルによって施工する手段が実施されている。
このようなプレハブ住宅の施工に適用される木製パネ
ルは、たとえば第5図に示すような構造である。すなわ
ち、縦框および横框を構成する框材(芯材)1a、1bによ
って四角枠状に組んだ枠体1の内側に縦、横に延在する
補強用芯材2a、2bを配設して枠組3とし、前記補強用芯
材2a、2bと縦、横の框材1a、1bとに囲まれた内部にグラ
スウール等の断熱材4を充填するとともに、前記枠体1
の表裏面に、それぞれ合板からなる面材5、5を貼設し
たものである。
ところで、従来のこの種の木製パネル用枠組3の製造
方法にあっては、枠組3を枠組加工する際に、前工程と
して枠組3を構成する縦横の框材1a、1bおよび補強用芯
材2a、2bに相欠き溝加工を施し、これら框材1a、1bおよ
び補強用芯材2a、2bの相欠き溝を組み合わせ枠組3を構
成するといった手段が用いられている。
前記木製パネル用枠組3を含む木製パネルの製造工程
は、従来、第6図に示すような製造装置を使うことによ
って、実施されている。
すなわち、水平な作業用テーブル6aを有する作業台6
に相欠き溝加工を施した框材1a、1bをのせて二人の作業
員A、Bにより、これら框材1a、1bを枠状に組んだ後、
この枠状に組んだ枠体1を、同様に水平な作業用テーブ
ル7aを有する次の作業台7に移し替えて、この作業台7
上において、十字に組んでなる補強用芯材2a、2bを取り
付け木製パネル用枠組3とする。なお、各框材1a、1b並
びに補強用芯材2a、2b等は、自動釘打ち機等により、作
業員A、Bの手で釘止めされることは言うまでもない。
次いで、補強用芯材2a、2bを取り付けた枠組3を、接
着剤塗布用の粘着ローラ8aを有する接着剤塗布装置8に
送り、前記粘着ローラ8aを通すことによって、枠組3の
一面に接着剤塗布装置8のホッパ8bより流し込まれた接
着剤を塗布する。そして、作業台9の作業用テーブル9a
上において、枠組3の一面に面材5を張り、接着剤塗布
装置8の粘着ローラ8aを通すことによって、枠組3のも
う一方の面に接着剤を塗布する。
次ぎに、この接着剤の塗布と同時に枠組3の内部に所
定の大きさ、形状に切断した断熱材4を充填し、作業台
10の作業用テーブル10aにおいて、枠組3の上面より面
材5を貼り、第5図に示すような木製パネルを製造す
る。
なお、前記枠体1や合板等は予め仕上げ代を見込んで
大きめの外形寸法とされており、第6図に示すような製
造装置による製造工程の後、後工程として、通常サイザ
ー加工が施され、所定の寸法となるように配慮されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前記従来の木製パネル用枠組3の製造方法
にあっては、上面が平面状の作業テーブル6a、7aの上
で、相欠き溝加工を施した縦横の框材1a、1b及び補強用
芯材2a、2bをそれぞれの相欠き溝を合わせることにより
枠組3を組み立てていた。このため、従来の枠組作業
は、作業員の経験と勘に頼る部分が多くなり、作業員の
熟練が必要となる。
また、相欠き溝加工を施した框材1a、1b及び芯材2a、
2bを使用するため、前工程として相欠き溝加工の工程が
あり、木製パネル用枠組の製造の作業性が悪いといった
難点があった。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするするところは、熟練した作業員でなくとも
規格に正確な形状の木製パネル用枠組を製造することが
でき、框材及び芯材に相欠き溝加工を施すことなく、突
き合わせ接着による木製パネル用枠組の組み立てがで
き、しかも、形態や寸法の異なる複数種類の枠組を製造
可能な木製パネル用枠組の製造装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の木製パネル用枠組の製造装置は、前記目的を
達成するために、框材によって四角形状に枠体を組み、
この枠体の内部に縦横少なくとも十字状に組まれた補強
用芯材を配設してなる木製パネル用枠組を複数種類製造
可能な木製パネル用枠組の製造装置であって、前記枠組
を組み立てる作業用テーブルの隣接する側部に、前記框
材の位置を決める第1及び第2の定規を互いに直角に交
わるように設け、前記作業用テーブルの上面に、框材お
よび補強用芯材を作業用テーブルの上面に位置決め固定
する枠組ガイドピンを出没自在に複数本設け、これら複
数本の枠組ガイドピンのうち、製造する枠組における框
材及び補強用芯材の配設位置に対応した特定の枠組ガイ
ドピンのみを突出させる制御手段を備えてなるものであ
る。
[作用] 本発明にかかる木製パネル用枠組の製造装置において
は、前記枠組を組み立てる作業用テーブルの上面に、枠
組ガイドピンを押し出し、この枠組ガイドピンと第1及
び第2の定規に沿って、前記框材及び補強用芯材を組み
立てることにより、相欠き溝加工を施さなくとも規格に
正確な形状の枠組を製造することができる。
また、出没させるべき枠組ガイドピンは制御手段によ
り任意に選択できるから、製造するべき枠組の形態や寸
法に応じて複数の枠組ガイドピンのうちの必要なものの
みを突出させて他のものは作業用テーブル下に没したま
まとしておくことにより、不要な枠組ガイドピンが邪魔
になることがなく、したがって、1つの作業用テーブル
で複数の種類の枠組の製造に使用することができる。
[実施例] 以下、本発明にかかる木製パネル用枠組の製造装置の
一実施例について図面を参照しながら証明する。
第1図及び第2図に示すように、この実施例の木製パ
ネル用枠組の製造装置は横框材18a及び縦框材18bによっ
て矩形に組まれた枠体の内部に縦横十字に補強用芯材21
a、21bを組んでなる枠組14aを製造するもので、具体的
には、作業台15に形成された作業用テーブル15aの上面2
0に、横框材18a及び縦框材18bの位置を決める第1の定
規19a及び第二の定規19bが作業台15の隣接する側部16、
17に沿って、互いに直角に交わるように設けられるとと
もに、框材18a、18bと縦横の補強用芯材21a、21b、21b
とを作業用テーブル15aの上面20に位置決め固定する枠
組ガイドピン22a、22a…框材18a、18bの枠組の位置及び
補強用芯材21a、21bの配設位置に対応して、出没自在に
配置されてなるものである。
この実施例では、第1及び第2の定規19a、19bに沿っ
てこれら定規19a、19bとの間で框材18a、18bを挾み付け
るように複数本の枠組ガイドピン22a、22a…が設けられ
るとともに、作業用テーブル15aの中心に縦横の補強用
芯材21a、21bを挾み付けるように4本の枠組ガイドピン
22aが設けられ、さらに作業用テーブル15aにおける前記
定規19a、19bと反対側の位置に框材18a、18b及び補強用
芯材21a、21bを挾み付ける複数本の枠組ガイドピン22
a、22a…が設けられた構成となっている。
第3図は、この枠組ガイドピン22aの具体的構成を示
すもので、作業用テーブル15aには、枠組ガイドピン22a
を出没させる孔25が設けられ、この孔25には、枠組ガイ
ドピン22aを上下に案内する案内装置27が取り付けられ
ている。
この案内装置27は、枠組ガイドピン22aを上下に摺動
自在に案内するシリンダー部27aと、このシリンダー部2
7aの下端に一体に取り付けられ、かつ、プッシュプルワ
イヤー34のを支持する支持筒部27bとを主体として構成
されている。
前記シリンダー部27aの内部には、枠組ガイドピン22a
を下方へ付勢するコイルスプリング27cが収納されてお
り、また、枠組ガイドピン22の下端にはナット23aを介
してコイルスプリング27cの一端を受ける受け材27dが取
り付けられている。
一方、前記支持筒部27bの内部には、プッシュプルワ
イヤー34を摺動自在に支持する支持管27eが固定され、
また、シリンダー部27aと支持筒部27bとの間には枠組ガ
イドピン22aの下方への移動を規制するストッパー部27f
が設けられている。
なお、この支持筒部27bに支持されたプッシュプルワ
イヤー34の先端は、枠組ガイドピン22aの下端のねじ孔2
3bに螺合されている。
また、前記プッシュプルワイヤー34の他端は、支持筒
部27bを介して棒体43に固定され、この棒体43を押圧す
る押圧装置40によって押圧されるようになっている。
この押圧装置40は、ピストン41を有する油圧装置42と
ピストン41に接続された支持板部44とこの支持板部44に
支持されかつプッシュプルワイヤー34の移動を制御する
カード46とを主体として構成されている。
そして、前記支持板部44の天板における前記棒体43に
臨む位置には、棒体43の大きさに対応した挿入孔44aが
形成され、また、支持板部44は、その案内筒44bをガイ
ド棒44cに挿入することにより前後の移動が安定するよ
うに配慮されている。
そして、カード46は、枠組ガイドピン22aの出没を制
御するもので、支持板部44上に差し込まれて棒体43を直
接押圧することができるようになっている。なお、この
カード46には、棒体43に臨む位置に孔のあいたものが用
意され、この孔の配置の違う複数種類のカード46によっ
て作業用テーブル15a上の複数本の枠組ガイドピン22aの
出没を制御するようになっている。すなわち、本実施例
においては、油圧装置42と支持板部44とカード46とによ
り構成される押圧装置40が枠組ガイドピン22aの制御手
段を構成していて、カード46を交換することで突出させ
るべき枠組ガイドピン22aを自由に選択できるものとな
っている。
また、前記棒体43は、押圧装置の本体部40aに設けら
れた案内筒45に沿って摺動自在とされ、案内装置27のコ
イルスプリング27cにより第3図右方に付勢されるよう
になっている。
なお、第3図中の押圧装置40には、1本のプッシュプ
ルワイヤ34と一つの案内筒45しか図示していないが、前
記押圧装置40の本体部40aには他のプッシュプルワイヤ
ー34が接続された棒体43を有する複数の案内筒45が設け
られ、油圧装置42により、複数の枠組ガイドピン22aを
押し上ることができるようになっていることは言うまで
もない。
以下、前記構成の木製パネル用枠組の製造装置の使用
方法を説明する。
第2図に示す枠組14aを製造するためには、まず、全
部の枠組ガイドピン22aを押しあげるカード46を押圧装
置40の支持板部44の天板に差し込み、押圧装置40を作動
させ、油圧装置42によりピストン41を押し出す。この操
作によりピストン41に接続された支持板部44が第3図左
方に移動し、この支持板部44に支持されたカード46によ
り棒体43が押圧される。そして、この棒体43の摺動によ
りプッシュプルワイヤ34がコイルスプリング27cの付勢
力に抗して押圧されて案内装置27のシリンダー部27aか
ら枠組ガイドピン22aが押し上げられる。
次いで、作業用テーブル15aの第1の定規19a及び第2
の定規19bと枠組ガイドピン22a、22a…の間に横框材18a
及び縦框材18bを順番に置いて固定し、それぞれの突き
合わせ接着する。次に、所定の順番で所定位置の枠組ガ
イドピン22aの間に框材18a、18bまたは補強用芯材21a、
21bを置いて固定するとともに突き合わせ接着を行う。
そして、各框材18a、18b及び補強用芯材21a、21bを、
スクリュー釘等を打ち込むことによって互いに強固に連
結すると、第2図に示すような枠組14aが完成する。
なお、枠組14aが組み上がったあとは、押圧装置40の
支持板部44を第3図右方に移動すれば,コイルスプリン
グ27cの作用により枠組ガイドピン22aが作業用テーブル
15aの案内装置27の中に収納されるので、作業用テーブ
ル上をスライドさせて枠組14aを次工程に送ることがで
きる。
次工程では、前記従来の技術で説明したように、枠組
14aの両面に合板が張られ、木製パネルとして製品化さ
れるのである。
前記のように、この実施例の製造装置によれば第1及
び第2の定規19a、19bと枠組ガイドピン22a、22a…を利
用することにより枠組14a、を組んでいくことができる
ので、枠組14a、を規格化された形状どおり組むことが
できるので、枠組作業を標準化し、品質を保証すること
ができる。
また、第1及び第2の定規19a、19bと枠組ガイドピン
22、22…とにより框材18a、18b及び補強用芯材21a、21b
を作業用テーブルに固定できるので、框材18a、18b及び
芯材21a、21bに相欠き加工を施さずに突き合わせ接着に
より枠組を組み立てることができる。また、第1及び第
2の定規19a、19bと枠組ガイドピン22に沿って框材18
a、18b及び補強用芯材21a、21bをセットしてていくこと
により、枠組14aを組み立てることができるので、熟練
した作業員でなくとも、枠組14aの組み立て作業を行う
ことができ、枠組14aを組み立てる作業時間が作業員に
よって大きくばらつくこともなく、ほぼ一定の作業時間
で枠組14aを組み立てることができる。よって枠組の作
業性を向上することができる。
また、前記実施例のように、相欠き溝加工の工程を削
除することができるので、工程数を減らすことにより、
大幅に木製パネルの製造作業を短縮し、コストを削減す
る事ができる。
相欠き加工を施した場合には、相欠き溝部分におい
て、当然框材18a、18b及び芯材21a、21bの強度が低下す
るが、この実施例では、相欠き溝加工を施さずに突き合
わせ接着により、枠組14aを組み立てることができるの
で框剤18a、18b及び芯剤21a、21bの強度を低下させずに
すむ。
第4図は、本発明の別の実施例を示す図面であって、
この実施例では、前記実施例とほぼ同様の構成におい
て、枠組14bを製造できるようにしたものである。枠組1
4bは、前記枠組14aの十字に組まれた、補強用芯材21a、
21bの左右に、補強用芯材21aと組んで十字になるように
縦の補強用芯材21cを4本を加えたものである。
従って、作業用テーブル14a上面20には、前記実施例
の枠組ガイドピン22aの他に、縦4本の補強用芯材21cを
固定する枠組ガイドピン22bが設けられている。この枠
組ガイドピン22bは、枠組ガイドピン22aと同様の構成に
より出没自在にされている。
この実施例の木製パネル用枠組ガイドの製造装置の使
用方法は、前記実施例の使用方法とほぼ同様であるが以
下に示すように、枠組14a及び枠組14bを組み立てること
ができる。
枠組14aを製造する場合には、前記カード46の枠組ガ
イドピン22bに接続された棒体43に臨む部分に孔のあい
たものを支持板部44に差し込むことにより、枠組ガイド
ピン22bが突出しないようにする。すなわち、押圧装置4
0が作動して、支持板部44がピストン41に押されて案内
筒44bをガイド棒44cに沿わせて第3図左方に移動して
も、カード46にあいた孔と挿入孔44aに棒体43が挿入さ
れるだけであり、棒体43が押圧されないため、枠組ガイ
ドピン22bは、コイルスプリング27cにより下方に付勢さ
れたまま作業用テーブル15a上面20に突出しない。
従って、作業用テーブル15a上面20では、枠組ガイド
ピン22a、22bの配置が第2図に示す前記実施例の枠組ガ
イドピン22aの配置と同様となり枠組14aを製造すること
ができる。
次に、枠組14bを製造する場合には、前記カード46の
孔のあいていないものを使用し、枠組ガイドピン22a、2
2bの両方を突出させる。従って、第4図に示す枠組ガイ
ドピン22a、22bの配置となり、枠組14aと同様の方法で
枠組14bを製造することができる。
以上この実施例では、前記実施例の効果の他に枠組ガ
イドピン22a、22bの配置数を増やしたことにより、2種
類の枠組を製造することができる。
なお、枠組ガイドピン22a、22bの配置数をもっと増や
すことにより二つ以上の種類の枠組を製造することがで
きる。
なお、この実施例では、框材18a、18b及び補強用芯材
21a、21bに相欠き加工を施さずに、突き合わせ接着によ
り枠組を組み立てているが、相欠き加工を施した框材18
a、18b及び補強用芯材21a、21bを組み立てる際にも、こ
の実施例の木製パネル用枠組の製造装置を利用すること
ができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明の木製パネル用枠
組の製造装置においては、作業用テーブル上に第1及び
第2の定規を設け、出没自在の枠組ガイドピンを配置し
たことにより、木製パネル用枠組をその規格どうりの形
状に容易に組み立てることができ、枠組作業を標準化し
得て、品質を保証することができる。従って、次工程に
品質が保証されたものを供給できる利点がある。
また、前記第1及び第2の定規と枠組ガイドピンによ
り、框材及び芯材が作業用テーブルの上に固定されるの
で、相欠き加工を施さなくても突き合わせ接着により枠
組を容易に組み立てることができ、枠組作業の作業性を
向上することができる。
さらに、前記第1及び第2の定規と枠組ガイドピンに
沿って框材及び芯材を置いて固定していくことにより正
確な形状の枠組を組み立てることができるので、熟練し
た作業員を必要とせず、作業員によって作業時間に差が
でることが少なくなり、安定した作業時間で枠組を組み
立てることができる。
また、本発明の製造装置は、制御手段によって所望の
枠組ガイドピンのみを出没させるように制御することが
容易にできるから、寸法や形状、形態の異なる各種のパ
ネル用枠組の製造を支障なく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す図面であ
って、第1図は木製パネル用枠組の製造装置の斜視図、
第2図は木製パネル用枠組の製造装置の平面図、第3図
は枠組ガイドピン及び枠組ガイドピンの案内装置及び押
圧装置を示す断面図、第4図は本発明の他の実施例を示
す図面であって、木製パネル用枠組の製造装置の平面
図、第5図及び第6図は従来の技術を示す図面であっ
て、第5図は木製パネルの一部を切欠した斜視図、第6
図は従来の木製パネルの製造装置の一構造例を示す概略
斜視図である。 1……枠体、1a、1b、18a、18b……框材、2a、2b、21
a、21b、21c……補強用芯材、3、14a、14b……木製パ
ネル用枠組、6a、7a、9a、10a、15a……作業用テーブ
ル、19a、……第1の定規、19b……第2の定規、22a、2
2b……枠組ガイドピン、27……案内装置、27a……シリ
ンダー部、27b……支持筒部、27c……コイルスプリン
グ、33……押し上げ装置、43……棒体、41……ピスト
ン、44……支持板部、46……カード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】框材によって四角形状に枠体を組み、この
    枠体の内部に縦横少なくとも十字状に組まれた補強用芯
    材を配設してなる木製パネル用枠組を複数種類製造可能
    な木製パネル用枠組の製造装置であって、前記枠組を組
    み立てる作業用テーブルの隣接する側部に、前記框材の
    位置を決める第1及び第2の定規を互いに直角に交わる
    ように設け、前記作業用テーブルの上面に、框材および
    補強用芯材を作業用テーブルの上面に位置決め固定する
    枠組ガイドピンを出没自在に複数本設け、これら複数本
    の枠組ガイドピンのうち、製造する枠組における框材及
    び補強用芯材の配設位置に対応した特定の枠組ガイドピ
    ンのみを突出させる制御手段を備えていることを特徴と
    する木製パネル用枠組の製造装置。
JP1339947A 1989-12-27 1989-12-27 木製パネル用枠組の製造装置 Expired - Lifetime JPH0832406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1339947A JPH0832406B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 木製パネル用枠組の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1339947A JPH0832406B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 木製パネル用枠組の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03197102A JPH03197102A (ja) 1991-08-28
JPH0832406B2 true JPH0832406B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=18332268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1339947A Expired - Lifetime JPH0832406B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 木製パネル用枠組の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0832406B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104259855B (zh) * 2014-09-23 2016-08-03 中电装备山东电子有限公司 一种多功能装配工作台
CN104406315B (zh) * 2014-11-10 2016-11-02 广东五星太阳能股份有限公司 可调式平板太阳能集热器组框机

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110304A (en) * 1978-02-15 1979-08-29 Nat Jutaku Kenzai Frame fabricating technique
JPS5833801A (ja) * 1981-08-25 1983-02-28 三菱マテリアル株式会社 薄膜抵抗体製造用導電ペ−スト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03197102A (ja) 1991-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010023458A (ko) 수평판재에 대한 수직판재의 압착지그 및 압착지그를사용한 수평판재에 대한 수직판재의 접착방법
JPH0832406B2 (ja) 木製パネル用枠組の製造装置
WO2017142427A1 (en) Device for the manufacture of laminated wood bent elements
JPH03202305A (ja) 木製パネル用枠組の製造装置
CN215967326U (zh) 一种自动化拼框设备
JP2562214B2 (ja) 枠組作業台
JPH07102542B2 (ja) 木製パネル用枠組の製造装置
JP2532755B2 (ja) 木製パネル用枠組の製造装置
JP2618085B2 (ja) 三角形パネル用枠組の製造装置
JPH07102544B2 (ja) 木製パネル用枠組の製造装置
JP2975172B2 (ja) 枠組製造装置
JPH05220714A (ja) 木製パネル用面材貼付装置
JP2540246B2 (ja) 木製パネル用枠組フレ―ム
JPH0815726B2 (ja) 木製パネル製造用枠組フレーム
JPH0825165B2 (ja) 木製パネル製造用枠組フレーム
JP2540247B2 (ja) 木製パネル用枠組フレ―ム
JPH0832407B2 (ja) 木製パネル用枠組の製造装置
JP3004705B2 (ja) 木製パネル用枠組の製造装置
JP2529768B2 (ja) 平行四辺形パネル用枠組の製造装置
JPH03133601A (ja) 木工鉋盤装置
JP2532757B2 (ja) 木製パネル用面材貼付設備
JP3098602B2 (ja) 三角形パネルの製造装置
JP3121071B2 (ja) 床柱加工装置
JP3169986B2 (ja) サイザー装置
JPH07102543B2 (ja) 木製パネル用枠組製造装置