JPH0521261U - コロナ帯電器 - Google Patents
コロナ帯電器Info
- Publication number
- JPH0521261U JPH0521261U JP7086491U JP7086491U JPH0521261U JP H0521261 U JPH0521261 U JP H0521261U JP 7086491 U JP7086491 U JP 7086491U JP 7086491 U JP7086491 U JP 7086491U JP H0521261 U JPH0521261 U JP H0521261U
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- JP
- Japan
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- frame
- wire
- charging wire
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- corona charger
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレーム側壁を外側から押しても内側へ撓ま
ないコロナ帯電器を提供する。 【構成】 フレーム1の中央部に架橋部5の内側壁5a
から延在して架橋部6の内側壁に当接する仕切り部9を
設ける。
ないコロナ帯電器を提供する。 【構成】 フレーム1の中央部に架橋部5の内側壁5a
から延在して架橋部6の内側壁に当接する仕切り部9を
設ける。
Description
【0001】
本考案は電子写真記録装置等に用いるコロナ帯電器に関する。
【0002】
一般に、電子写真記録装置等に用いるコロナ帯電器(以後帯電器と記す)はフ レームの長手方向の端部間に張った帯電ワイヤに対向し、一方に格子状の放電口 を設け、その放電口を介して帯電ワイヤが発生した電荷を感光体表面に向けて放 出する。例えば本出願人がすでに出願した実開平03−035555号公報もそ の一つであり、その公報に開示された帯電器はフレームの長手方向の端部間に張 った帯電ワイヤに対向して、一方に帯電ワイヤが発生した電荷を外部に放出する 放電口を設け、他方に清掃器案内部を設けて、放電口より侵入するトナー等で帯 電ワイヤが汚れたとき、ワイヤ清掃器を清掃器案内部に沿って移動し、帯電ワイ ヤを清掃するものであった。
【0003】
しかしながら、従来のコロナ帯電器にあってはフレームに用いるシールド材は 薄いステンレス板であり、側壁は簡単に加圧方向へ撓む。従って、側壁を誤まっ て外側から押したとき、側壁は内側へ撓みグリッド状の放電口が感光体側に膨れ て感光体表面にキズを付け、印刷したとき印刷品位を劣化させる恐れがあった。
【0004】 本考案は、コロナ帯電器のフレーム側壁を外側から押しても内側へ撓まないコ ロナ帯電器を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案によるコロナ帯電器においては、フレーム の長手方向の中央部に一方の内側壁から延在して他方の内側壁に当接する仕切り 部を設けたものである。
【0006】 又、同じ目的を達成するために、帯電ワイヤ清掃器付きコロナ帯電器において は上記仕切り部と、ワイヤ清掃器の移動により仕切り部先端と他方の内側壁との 間にワイヤ清掃器が通過自在な間隙を生じさせる仕切り部開口手段とを設けたも のである。
【0007】
上記のように構成されたコロナ帯電器の側壁を外側から押しても、フレームの 長手方向の中央部に設けた仕切り部が側壁を内側に撓むことを防止するので放電 口は感光体側に向って膨れることはない。
【0008】 又、上記のように構成された帯電ワイヤ清掃器付きのコロナ帯電器の場合は帯 電ワイヤを清掃しないときは仕切り部が他方の内側壁に当接しているので側壁が 内側に撓むことを防止しており、帯電ワイヤを清掃するときは、ワイヤ清掃器の 移動により仕切り開口手段が仕切り部先端と他方の内側壁との間にワイヤ清掃器 が通過できる間隙を生じさせる。
【0009】
本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通 な要素については同一符号を付す。
【0010】 図1は本考案による一実施例の外観斜視図であり、図2(イ)、(ロ)、(ハ )はそれぞれ図1のA−A断面矢視図、B−B断面矢視図、C−C断面矢視図で ある。フレーム1は長手方向に配設した帯電ワイヤ2を張る端部3、4及び端部 3、4を継ぐ架橋部5、6を絶縁材、例えば成形樹脂材で一体成形し、架橋部5 、6間に設けた清掃器案内部7を除いて、図2に示したように帯電ワイヤ2の周 囲をステンレス板等のシールド部材8で囲む。シールド部材8には図示せぬ取付 穴を設け、架橋部5、6の外側壁に設けた図示せぬ爪に系合させる。長手方向の フレーム中央部で、且つ一方の架橋部5の内側壁5a及び上面5bにはそれぞれ 仕切り部9、棒状カム10が架橋部5と一体に設けてある。仕切り部9の先端部 9aは他方の架橋部6の内側壁6aに向って延在し、内側壁6aに当接している か、あるいはわずかな隙間を持っている。清掃器案内部7は図2に示すように架 橋部5、6の内側壁5a、6aに設けた相向いのガイドレール11、12及び直 線カム13、14で構成されている。直線カム14は直線カム13が段差部13 aを有するようにフレーム1の長手方向の中心線に対して対称に段差部を有する 。直線カム13、14は清掃器案内部の一端部ではカム面間が幅広くなっており 、段差部13aを越えると狭くなる。但し、直線カム13は仕切り部9の最大幅 寸法Dに応じてさらにカム面が直線カム14側に向って高くなる段差部13bを 有するが、直線カム14は有しない。ワイヤ清掃器15は図2に示すように支持 部材16と清掃パッド17とからなる。支持部材16は成形樹脂材で一体成形し た大概万字状をしており、可撓性を有する腕18、19の自由端部には帯電ワイ ヤ2を挟持する清掃パッド17が相向いに接着してある。又、腕18、19には 清掃器案内部7のガイドレール11、12に嵌り込むガイド溝20、21と、直 線カム13、14に当接する凸部22、23とが設けてある。凸部22、23は 図2(A)に示すようにワイヤ清掃器15が清掃器案内部7の一端部に在るとき は、直線カム13、14のカム面に当接しない。又、支持部材16には取手24 が設けてあり、ワイヤ清掃器15がフレーム1の中央部に在るとき、取手24が 図2(c)に示すように架橋部5の棒状カム10に当接して架橋部5及びシール ド部材8を矢印D方向へ撓ませる。その結果、仕切り部9の先端部9aと架橋部 6との間には隙間25が設けられるのでワイヤ清掃器15は仕切り部9に当接せ ずに通過自在である。このとき、ワイヤ清掃器15の凸部22、23は直線カム 13、14のカム面に当接しているので帯電ワイヤ2は清掃パッド17に挟持さ れている。棒状カム10には取手24がすべり込み易すくするすべり込み用面取 り10a、10bが設けてある。シールド部材8には帯電ワイヤ2を挟んでワイ ヤ清掃器15に対応する面にグリッド状の放電口26が設けてある。
【0011】 次に動作について説明する。帯電器を電子写真記録装置等に組込んで、感光体 表面を帯電するときワイヤ清掃器15を図1の切断線A−Aに示す位置に待機さ せておく。このときのワイヤ清掃器15とフレーム1との関係は図2(イ)に示 す状態となっている。このとき誤まってフレーム1の側壁を押圧しても、仕切り 部9が架橋部6に当接するので撓まない。帯電ワイヤ2にトナー等が付着したら 、ワイヤ清掃器15を図1に示した矢印F方向へ移動する。ワイヤ清掃器15が 直線カム13の段部13aを通過すると、ワイヤ清掃器15の腕18、19はフ レーム1の直線カム13、14で撓み、図2(B)に示すように清掃パッド17 が帯電ワイヤ2を挟み込む。この状態でさらに矢印F方向へ移動してフレーム1 の中央部に達すると、ワイヤ清掃器15の凸部22が直線カム13の段部13b を乗り上り、さらに取手24がフレーム1の棒状カム10に当接するので帯電ワ イヤ2は清掃パッド17に挟持されたままフレーム1の側壁が図2(C)に示す ように矢印D方向へ撓む。このとき、放電口側は矢印G方向へ反る。ワイヤ清掃 器15がフレーム1の中央部を通過すると再び図2(B)に示した状態になる。 フレーム1の他端部に達したら、今後は矢印E方向へ移動する。この様にワイヤ 清掃器15をフレーム1に対して矢印E−F方向に移動させて帯電ワイヤ2に付 着した異物を除去する。
【0012】 本実施例では仕切り部開口手段をフレーム1に設けた棒状カム10とワイヤ清 掃器15の取手24との組合せとしたが、これに限定されるものではなく本考案 に基づいて種々の変形が可能である。
【0013】
本考案は以上説明したように構成されているので以下に記載される効果を奏す る。
【0014】 一方の内側壁から延在して他方の内側壁に当接する仕切り部を設けたことによ り、誤って両側壁を握っても感光体表面にキズを付ける恐れはなくなる。
【0015】 又、仕切り部の他に仕切り部開口手段を設けたことにより、帯電ワイヤ清掃器 付きのコロナ帯電器についても、同様の効果をもたらすことができる。
【図1】本考案による一実施例の外観斜視図
【図2】図1の各断面斜視図
1 フレーム 2 帯電ワイヤ 7 清掃器案内部 9 仕切り部 10 棒状カム 15 ワイヤ清掃器 26 放電口
Claims (2)
- 【請求項1】 フレームの長手方向の端部間に張った帯
電ワイヤに対向し、一方に格子状の放電口を設け、その
放電口を介して帯電ワイヤが発生した電荷を感光体表面
に放出するコロナ帯電器において、 フレームの長手方向の中央部に一方の内側壁から延在し
て他方の内側壁に当接する仕切り部を設けたことを特徴
とするコロナ帯電器。 - 【請求項2】 フレームの長手方向の端部間に張った帯
電ワイヤに対向し、一方に帯電ワイヤが発生した電荷を
感光体表面に放出する格子状の放電口を設け、他方に清
掃器案内部を設けて、清掃器案内部に沿ってワイヤ清掃
器を移動し、帯電ワイヤを清掃するコロナ帯電器におい
て、 フレームの長手方向の中央部に一方の内側壁から延在し
て他方の内側壁に当接する仕切り部と、 ワイヤ清掃器の移動により仕切り部先端と他方の内側壁
との間にワイヤ清掃器が通過自在な間隙を生じさせる仕
切り部開口手段とを設けたことを特徴とするコロナ帯電
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7086491U JPH0521261U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | コロナ帯電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7086491U JPH0521261U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | コロナ帯電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521261U true JPH0521261U (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=13443857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7086491U Pending JPH0521261U (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | コロナ帯電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521261U (ja) |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP7086491U patent/JPH0521261U/ja active Pending
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