JP3363005B2 - ワイヤ電極の清掃部材 - Google Patents
ワイヤ電極の清掃部材Info
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- JP3363005B2 JP3363005B2 JP29317995A JP29317995A JP3363005B2 JP 3363005 B2 JP3363005 B2 JP 3363005B2 JP 29317995 A JP29317995 A JP 29317995A JP 29317995 A JP29317995 A JP 29317995A JP 3363005 B2 JP3363005 B2 JP 3363005B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の感
光体を帯電するためにコロナ放電を生じさせるワイヤ電
極を清掃する部材に関するものである。
光体を帯電するためにコロナ放電を生じさせるワイヤ電
極を清掃する部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にファクシミリや複写機等の画像形
成装置では、帯電器により帯電した感光体の表面が露光
部により露光されて原稿画像に応じた静電潜像が形成さ
れ、現像部から感光体に供給される帯電トナーが上記静
電潜像に付着して現像が行われ、この現像により形成さ
れたトナー像が感光体表面に搬入された転写紙に転写部
で転写されるようになっている。そして、この転写紙
は、感光体表面から分離され、定着部でその転写トナー
像が定着された後、装置外に排出される。
成装置では、帯電器により帯電した感光体の表面が露光
部により露光されて原稿画像に応じた静電潜像が形成さ
れ、現像部から感光体に供給される帯電トナーが上記静
電潜像に付着して現像が行われ、この現像により形成さ
れたトナー像が感光体表面に搬入された転写紙に転写部
で転写されるようになっている。そして、この転写紙
は、感光体表面から分離され、定着部でその転写トナー
像が定着された後、装置外に排出される。
【0003】上記帯電器には、一般に、微小径のワイヤ
電極に高電圧を印加してコロナ放電を生じさせることに
よって感光体に電荷を与えて帯電させるようにしたコロ
トロン帯電器や、コロトロン帯電器にグリッド電極を付
加したスコロトロン帯電器が用いられる。
電極に高電圧を印加してコロナ放電を生じさせることに
よって感光体に電荷を与えて帯電させるようにしたコロ
トロン帯電器や、コロトロン帯電器にグリッド電極を付
加したスコロトロン帯電器が用いられる。
【0004】このワイヤ電極には、金属タングステン線
などが用いられるが、タングステン線は、コロナ放電に
より生成するオゾンにさらされて酸化物が表面に成長
し、放電むらが生じる。これを防止するために、ワイヤ
電極の表面コート処理が行われるが、時間の経過ととも
に表面に化合物が生成し、これが帯電むらの一因になっ
ている。このため、従来、帯電器にはワイヤ電極の表面
を清掃する清掃部材が配設されている。
などが用いられるが、タングステン線は、コロナ放電に
より生成するオゾンにさらされて酸化物が表面に成長
し、放電むらが生じる。これを防止するために、ワイヤ
電極の表面コート処理が行われるが、時間の経過ととも
に表面に化合物が生成し、これが帯電むらの一因になっ
ている。このため、従来、帯電器にはワイヤ電極の表面
を清掃する清掃部材が配設されている。
【0005】図9は従来の清掃部材の形状を示す図で、
(a)は正面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は
下から見た平面図である。
(a)は正面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は
下から見た平面図である。
【0006】従来の清掃部材200は、合成樹脂等から
なるハウジング201に清掃パッド202が固定されて
構成されている。ハウジング201は、図9に示すよう
に、平板状の基部203と、この基部203に垂設され
た一対の脚部204,204とから構成される。上記一
対の脚部204,204は、所要の間隔を有して対向し
て設けられている。
なるハウジング201に清掃パッド202が固定されて
構成されている。ハウジング201は、図9に示すよう
に、平板状の基部203と、この基部203に垂設され
た一対の脚部204,204とから構成される。上記一
対の脚部204,204は、所要の間隔を有して対向し
て設けられている。
【0007】上記清掃パッド202は、図9(a)に示
すように、一対の脚部204,204間の隙間に折り曲
げられた状態で挿入され、一対の脚部204,204の
端面204a,204a及び清掃パッド202の端面2
02aが面一に形成されている。上記一対の脚部20
4,204の内側面の下半部には、図10に示すよう
に、予め接着剤205が塗布されており、これによって
図9(a)に示すように、清掃パッド202がハウジン
グ201に固定されるようになっている。
すように、一対の脚部204,204間の隙間に折り曲
げられた状態で挿入され、一対の脚部204,204の
端面204a,204a及び清掃パッド202の端面2
02aが面一に形成されている。上記一対の脚部20
4,204の内側面の下半部には、図10に示すよう
に、予め接着剤205が塗布されており、これによって
図9(a)に示すように、清掃パッド202がハウジン
グ201に固定されるようになっている。
【0008】そして、清掃部材200は、図11に示す
ように、ワイヤ電極206が張設された帯電器207
に、清掃パッド202の折り曲げられた内側でワイヤ電
極206を挟み込むようにして配設されるようになって
おり、この清掃部材200をワイヤ電極206に沿って
摺動させることによって電極表面が清掃されるようにな
っていた。
ように、ワイヤ電極206が張設された帯電器207
に、清掃パッド202の折り曲げられた内側でワイヤ電
極206を挟み込むようにして配設されるようになって
おり、この清掃部材200をワイヤ電極206に沿って
摺動させることによって電極表面が清掃されるようにな
っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の清掃部材200を帯電器に配設する際には、清掃パ
ッド202の折り曲げられた内側の隙間が微小であるた
めに、その隙間でワイヤ電極を挟み込むことが困難であ
った。その結果、図12に示すように、ワイヤ電極20
6が脚部204の端面204a又は清掃パッド202の
端面202aに当接することによる製造不良が発生して
いた。
来の清掃部材200を帯電器に配設する際には、清掃パ
ッド202の折り曲げられた内側の隙間が微小であるた
めに、その隙間でワイヤ電極を挟み込むことが困難であ
った。その結果、図12に示すように、ワイヤ電極20
6が脚部204の端面204a又は清掃パッド202の
端面202aに当接することによる製造不良が発生して
いた。
【0010】また、上記図10に示すように脚部20
4,204の内側面の下半部に接着剤205が塗布され
ているので、この接着剤205の接着作用によって図1
3に示すように清掃パッド202がハウジング201の
所定位置まで挿入されない等、清掃部材200の組立て
の作業性が低下していた。
4,204の内側面の下半部に接着剤205が塗布され
ているので、この接着剤205の接着作用によって図1
3に示すように清掃パッド202がハウジング201の
所定位置まで挿入されない等、清掃部材200の組立て
の作業性が低下していた。
【0011】本発明は、上記問題を解決するもので、確
実に清掃パッドでワイヤ電極を挟み込むとともに、組立
ての作業性を向上したワイヤ電極の清掃部材を提供する
ことを目的とする。
実に清掃パッドでワイヤ電極を挟み込むとともに、組立
ての作業性を向上したワイヤ電極の清掃部材を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持部及びこ
の支持部に垂設された一対の保持部からなる保持部材
と、折り曲げて左右両側部が形成された状態で上記一対
の保持部の間に挾持され、当該左右両側部間にワイヤ電
極を挟み込む清掃パッドとを備え、帯電器のワイヤ電極
を清掃する部材であって、前記支持部の幅は、前記帯電
器の長手方向に延びるように形成されてワイヤ電極が張
設された開口の幅よりも多少小さく設定され、前記保持
部材は、その幅が前記開口内の両側壁部に突設されたガ
イド部材同士の間隔よりも小さく設定され、各保持部の
先端部は当該中心から外方に開いた傾斜面を有し、前記
清掃パッドは上記左右両側部の端部が少なくとも前記保
持部の傾斜面に接着されて固定されており、前記開口の
上方から当該開口に挿入可能とされ、前記支持部が前記
ガイド部材上を摺動して案内されることによって、前記
ワイヤ電極が前記清掃パッドに清掃されるように構成し
たものである(請求項1)。
の支持部に垂設された一対の保持部からなる保持部材
と、折り曲げて左右両側部が形成された状態で上記一対
の保持部の間に挾持され、当該左右両側部間にワイヤ電
極を挟み込む清掃パッドとを備え、帯電器のワイヤ電極
を清掃する部材であって、前記支持部の幅は、前記帯電
器の長手方向に延びるように形成されてワイヤ電極が張
設された開口の幅よりも多少小さく設定され、前記保持
部材は、その幅が前記開口内の両側壁部に突設されたガ
イド部材同士の間隔よりも小さく設定され、各保持部の
先端部は当該中心から外方に開いた傾斜面を有し、前記
清掃パッドは上記左右両側部の端部が少なくとも前記保
持部の傾斜面に接着されて固定されており、前記開口の
上方から当該開口に挿入可能とされ、前記支持部が前記
ガイド部材上を摺動して案内されることによって、前記
ワイヤ電極が前記清掃パッドに清掃されるように構成し
たものである(請求項1)。
【0013】この構成によれば、清掃パッドの左右両側
部の端部が、それぞれ保持部先端の傾斜面に接着され
て、外方に開く。従って、ワイヤ電極を挟み込む際に、
清掃パッドの左右両側部の端部によりワイヤ電極が清掃
パッドの左右両側部間に案内され、これによってワイヤ
電極が清掃パッドに確実に挟み込まれる。また、清掃部
材の支持部がガイド部材上を摺動して案内されることに
よってワイヤ電極が清掃されるので、ワイヤ電極の清掃
動作を容易かつ確実に行うことができる。
部の端部が、それぞれ保持部先端の傾斜面に接着され
て、外方に開く。従って、ワイヤ電極を挟み込む際に、
清掃パッドの左右両側部の端部によりワイヤ電極が清掃
パッドの左右両側部間に案内され、これによってワイヤ
電極が清掃パッドに確実に挟み込まれる。また、清掃部
材の支持部がガイド部材上を摺動して案内されることに
よってワイヤ電極が清掃されるので、ワイヤ電極の清掃
動作を容易かつ確実に行うことができる。
【0014】また、前記保持部は、各基端部が先端部に
比べてそれぞれ細く形成されているものである(請求項
2)。
比べてそれぞれ細く形成されているものである(請求項
2)。
【0015】この構成では、保持部の基端部を細く形成
したので、両保持部間を多少広げることができ、清掃パ
ッドを保持部間に容易に挿入できる。これにより、清掃
部材の組立ての作業性を向上することができる。
したので、両保持部間を多少広げることができ、清掃パ
ッドを保持部間に容易に挿入できる。これにより、清掃
部材の組立ての作業性を向上することができる。
【0016】また、前記各保持部の両側部には前記清掃
パッドを囲繞する規制板が配設され、当該規制板は先端
から前記清掃パッドが前記ワイヤ電極を挟み込む位置ま
で形成された切欠き溝を有するものである(請求項
3)。
パッドを囲繞する規制板が配設され、当該規制板は先端
から前記清掃パッドが前記ワイヤ電極を挟み込む位置ま
で形成された切欠き溝を有するものである(請求項
3)。
【0017】この構成によれば、清掃パッドが規制板に
よって囲繞されるので、保持部に清掃パッドを挾持させ
る際の位置決めが容易に行われる。
よって囲繞されるので、保持部に清掃パッドを挾持させ
る際の位置決めが容易に行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】図8は本発明が適用されるファク
シミリの一実施形態の内部の概略構成を示す正面図であ
る。
シミリの一実施形態の内部の概略構成を示す正面図であ
る。
【0019】このファクシミリは、下部に配設された転
写紙給送部11と、その上方に設けられた収納部に挿入
装着されたプロセスユニット12と、その上方に配設さ
れた光学ユニット13と、その上方に配設された原稿載
置台14及び原稿読取部15と、上記転写給送部11の
左外側に延設された転写紙排出トレイ16と、上記原稿
読取部15の左外側に延設された原稿排出トレイ17と
を備えている。
写紙給送部11と、その上方に設けられた収納部に挿入
装着されたプロセスユニット12と、その上方に配設さ
れた光学ユニット13と、その上方に配設された原稿載
置台14及び原稿読取部15と、上記転写給送部11の
左外側に延設された転写紙排出トレイ16と、上記原稿
読取部15の左外側に延設された原稿排出トレイ17と
を備えている。
【0020】上記転写紙給送部11は、下部に配設され
た給紙カセット21と、その上方に配設された転写紙を
導く用紙搬送路22と、その後端に配設されたレジスト
ローラ対23と、その左方に順に配設された転写ローラ
24、定着部25及び排出ローラ対26とを備えてい
る。
た給紙カセット21と、その上方に配設された転写紙を
導く用紙搬送路22と、その後端に配設されたレジスト
ローラ対23と、その左方に順に配設された転写ローラ
24、定着部25及び排出ローラ対26とを備えてい
る。
【0021】上記給紙カセット21は、転写紙を収納す
るもので、右端部の上方には給紙を行うための給紙ロー
ラ27が配設されている。上記転写ローラ24は、後述
する感光体31と互いに周面が接するように配設されて
いる。
るもので、右端部の上方には給紙を行うための給紙ロー
ラ27が配設されている。上記転写ローラ24は、後述
する感光体31と互いに周面が接するように配設されて
いる。
【0022】上記プロセスユニット12は、感光体31
と、その周囲に沿って図中矢印で示す回転方向の下流側
から順に配設された現像部32、帯電器33及びクリー
ニング部34とを備えている。プロセスユニット12の
構成については後述する。
と、その周囲に沿って図中矢印で示す回転方向の下流側
から順に配設された現像部32、帯電器33及びクリー
ニング部34とを備えている。プロセスユニット12の
構成については後述する。
【0023】上記光学ユニット13は、画像を感光体3
1に露光するもので、レーザ光源やポリゴンミラーなど
からなる発光部や、レーザ光を感光体31に向けて反射
する反射ミラー等を備えている。
1に露光するもので、レーザ光源やポリゴンミラーなど
からなる発光部や、レーザ光を感光体31に向けて反射
する反射ミラー等を備えている。
【0024】図6、図7は、それぞれ上方及び下方から
上記プロセスユニット12を見た斜視図である。
上記プロセスユニット12を見た斜視図である。
【0025】プロセスユニット12は、左枠部41、右
枠部42及び架橋部43が一体成形されてなる合成樹脂
製のユニット枠体44を備え、このユニット枠体44に
各部が配設されて構成されている。
枠部42及び架橋部43が一体成形されてなる合成樹脂
製のユニット枠体44を備え、このユニット枠体44に
各部が配設されて構成されている。
【0026】上記感光体31は、図7に示すように、ド
ラム状で転写紙の幅寸法以上の長さ寸法を有し、左枠部
41及び右枠部42によって回転可能に支持されてい
る。上記現像部32は、図7に示すように、左枠部41
及び右枠部42により支持されて感光体31の周面近傍
に配置されている。上記帯電器33は、図6に示すよう
に、その両端がそれぞれ左枠部41及び右枠部42にビ
ス止めされて固定されている。上記クリーニング部34
は、図7に示すように、左枠部41及び右枠部42によ
り支持されて感光体31の周面近傍に配置されている。
ラム状で転写紙の幅寸法以上の長さ寸法を有し、左枠部
41及び右枠部42によって回転可能に支持されてい
る。上記現像部32は、図7に示すように、左枠部41
及び右枠部42により支持されて感光体31の周面近傍
に配置されている。上記帯電器33は、図6に示すよう
に、その両端がそれぞれ左枠部41及び右枠部42にビ
ス止めされて固定されている。上記クリーニング部34
は、図7に示すように、左枠部41及び右枠部42によ
り支持されて感光体31の周面近傍に配置されている。
【0027】このように、一体成形されてなるユニット
枠体44に感光体31、現像部32、帯電器33及びク
リーニング部34を配設することによって、感光体31
に対する現像部32、帯電器33及びクリーニング部3
4の位置決めを精度良く行えるようになっている。
枠体44に感光体31、現像部32、帯電器33及びク
リーニング部34を配設することによって、感光体31
に対する現像部32、帯電器33及びクリーニング部3
4の位置決めを精度良く行えるようになっている。
【0028】図4、図5は、それぞれ上方及び下方から
帯電器33を見た斜視図である。
帯電器33を見た斜視図である。
【0029】帯電器33は、図5に示すように、合成樹
脂製のハウジング51と、タングステン等の金属製で微
小径のワイヤ電極52と、アルミニウムやステンレス鋼
等の金属製の電極部材53とから構成されたスコロトロ
ン帯電器になっている。
脂製のハウジング51と、タングステン等の金属製で微
小径のワイヤ電極52と、アルミニウムやステンレス鋼
等の金属製の電極部材53とから構成されたスコロトロ
ン帯電器になっている。
【0030】上記ハウジング51は、図4に示す平面視
長方形状の平板61と、図5に示すように、上記平板6
1の長手方向に亘って平板61の下面に垂設された側板
62a,62bと、この側板62a,62b間に感光体
31とほぼ同一長さ寸法の間隔をおいて上記平板61の
下面に垂設された側板63,63とを備えている。
長方形状の平板61と、図5に示すように、上記平板6
1の長手方向に亘って平板61の下面に垂設された側板
62a,62bと、この側板62a,62b間に感光体
31とほぼ同一長さ寸法の間隔をおいて上記平板61の
下面に垂設された側板63,63とを備えている。
【0031】上記平板61には、長手方向の両端部にビ
ス孔が穿設されて上記ユニット枠体44にビス止め可能
になっている。また、上記平板61には、図4に示すよ
うに、上記側板62a,62b及び側板63,63に沿
って開口64が穿設され、側板62a,62b及び側板
63,63の内側は、上下に開口を有する直方体のケー
スになっている。上記側板62a,62bの内側には、
上記開口64に沿ってガイド部材65a,65bが突設
されている。
ス孔が穿設されて上記ユニット枠体44にビス止め可能
になっている。また、上記平板61には、図4に示すよ
うに、上記側板62a,62b及び側板63,63に沿
って開口64が穿設され、側板62a,62b及び側板
63,63の内側は、上下に開口を有する直方体のケー
スになっている。上記側板62a,62bの内側には、
上記開口64に沿ってガイド部材65a,65bが突設
されている。
【0032】上記側板63,63には、図5に示すよう
に、三角形状の切欠き66,66が下端に穿設されてい
る。また、上記平板61の下側には、図5に示すよう
に、上記側板63,63の両外側に、側板62a,62
bに囲まれるエンドブロック67,68が配設されてい
る。
に、三角形状の切欠き66,66が下端に穿設されてい
る。また、上記平板61の下側には、図5に示すよう
に、上記側板63,63の両外側に、側板62a,62
bに囲まれるエンドブロック67,68が配設されてい
る。
【0033】上記ワイヤ電極52は、図5に示すよう
に、一端がコイルばね71によってエンドブロック67
に取り付けられ、他端が取付部材72によってエンドブ
ロック68に取り付けられており、上記側板63,63
の切欠き66,66の頂点を支点として、側板62a,
62b及び側板63,63の内側に、コイルばね71の
弾性力によって張設されている。
に、一端がコイルばね71によってエンドブロック67
に取り付けられ、他端が取付部材72によってエンドブ
ロック68に取り付けられており、上記側板63,63
の切欠き66,66の頂点を支点として、側板62a,
62b及び側板63,63の内側に、コイルばね71の
弾性力によって張設されている。
【0034】また、上記ワイヤ電極52は、図略の配線
ケーブル等を介して数kVの直流高圧電源(図略)に接
続されており、高電圧が印加されるとコロナ放電を生じ
るようになっている。
ケーブル等を介して数kVの直流高圧電源(図略)に接
続されており、高電圧が印加されるとコロナ放電を生じ
るようになっている。
【0035】上記電極部材53は、薄板が断面コ字状に
折り曲げられて形成された底板73及び図略の側板から
なり、上記側板62a,62b及び側板63,63の内
側に挿入されて固定されている。上記底板73には、図
5に示すように、グリッド電極74が形成され、図略の
配線ケーブルを介して電源(図略)に接続されて、バイ
アス電圧が印加されるようになっている。
折り曲げられて形成された底板73及び図略の側板から
なり、上記側板62a,62b及び側板63,63の内
側に挿入されて固定されている。上記底板73には、図
5に示すように、グリッド電極74が形成され、図略の
配線ケーブルを介して電源(図略)に接続されて、バイ
アス電圧が印加されるようになっている。
【0036】上記開口64の一端には、図4に示すよう
に、清掃部材80が嵌め込まれて配設されている。清掃
部材80は、清掃パッド81と、この清掃パッド81を
保持する合成樹脂製のパッド保持部材82とから構成さ
れている。このパッド保持部材82は、図4に示すよう
に、平板状で平面視長方形の支持部83と、この支持部
83の一端に垂設された保持部84とが一体成形されて
構成されている。
に、清掃部材80が嵌め込まれて配設されている。清掃
部材80は、清掃パッド81と、この清掃パッド81を
保持する合成樹脂製のパッド保持部材82とから構成さ
れている。このパッド保持部材82は、図4に示すよう
に、平板状で平面視長方形の支持部83と、この支持部
83の一端に垂設された保持部84とが一体成形されて
構成されている。
【0037】図1(a)は清掃部材80を示す図4のA
矢視図、(b)はパッド保持部材82の正面図、(c)
は(b)のC−C線断面図、(d)はパッド保持部材8
2を下から見た平面図である。
矢視図、(b)はパッド保持部材82の正面図、(c)
は(b)のC−C線断面図、(d)はパッド保持部材8
2を下から見た平面図である。
【0038】清掃パッド81は、スポンジ、フェルトや
不織布等からなり、後述する手順によってパッド保持部
材82に固定されている。
不織布等からなり、後述する手順によってパッド保持部
材82に固定されている。
【0039】上記支持部83の図1(b)に示す幅寸法
d1は、上記開口64の幅寸法より多少小さい寸法に設
定されており、上記保持部84の図1(b)に示す幅寸
法d2は、上記ガイド部材65a,65bの間隔より多
少小さい寸法に設定されている。
d1は、上記開口64の幅寸法より多少小さい寸法に設
定されており、上記保持部84の図1(b)に示す幅寸
法d2は、上記ガイド部材65a,65bの間隔より多
少小さい寸法に設定されている。
【0040】また、上記保持部84は、図1(b)に示
す中心線において保持部84a,84bに分離して形成
されている。この保持部84a,84bは、その先端部
において互いに上記ワイヤ電極72の直径より多少大き
い間隔だけ開けられて配設され、その基端部は上記先端
部に比べてそれぞれ細く形成されている。
す中心線において保持部84a,84bに分離して形成
されている。この保持部84a,84bは、その先端部
において互いに上記ワイヤ電極72の直径より多少大き
い間隔だけ開けられて配設され、その基端部は上記先端
部に比べてそれぞれ細く形成されている。
【0041】上記保持部84aの先端部には、図1
(b)(c)に示すように、上記保持部84bとの対向
面85aに穿設され、基端側の底面86aと、上記中心
線に平行な側面87aと、この側面87aに連接して上
記中心線から外方に開くように傾斜した傾斜面88a
と、各面の両側の規制面89a,89aとからなる凹部
90aが設けられている。
(b)(c)に示すように、上記保持部84bとの対向
面85aに穿設され、基端側の底面86aと、上記中心
線に平行な側面87aと、この側面87aに連接して上
記中心線から外方に開くように傾斜した傾斜面88a
と、各面の両側の規制面89a,89aとからなる凹部
90aが設けられている。
【0042】一方、上記保持部84bは、上記中心線に
関して上記保持部84aと左右対称に形成されており、
保持部84bの先端部には、上記保持部84aと同様
に、底面86b、側面87b、傾斜面88b及び規制面
89b,89bからなる凹部90bが設けられている。
関して上記保持部84aと左右対称に形成されており、
保持部84bの先端部には、上記保持部84aと同様
に、底面86b、側面87b、傾斜面88b及び規制面
89b,89bからなる凹部90bが設けられている。
【0043】図2は、清掃パッド81をパッド保持部材
82に固定する手順を説明する図である。図3は、清掃
部材80が帯電器33に配設された状態を示す一部を破
断した側面図である。
82に固定する手順を説明する図である。図3は、清掃
部材80が帯電器33に配設された状態を示す一部を破
断した側面図である。
【0044】まず、パッド保持部材82の凹部90a,
90bの上記傾斜面88a,88bに接着剤101を塗
布しておく。次いで、清掃パッド81を折り曲げ、この
折り曲げ部を先頭に凹部90a,90bで形成された空
間に先端が凹部90a,90bの底面86a,86bに
当接するまで挿入する。
90bの上記傾斜面88a,88bに接着剤101を塗
布しておく。次いで、清掃パッド81を折り曲げ、この
折り曲げ部を先頭に凹部90a,90bで形成された空
間に先端が凹部90a,90bの底面86a,86bに
当接するまで挿入する。
【0045】そして、折り曲げられた清掃パッド81の
後端側を開き、開いた部分を接着剤101で上記傾斜面
88a,88bに接着することによって、図1(a)に
示すような清掃部材80が構成される。このとき、清掃
パッド81の後端側には上記傾斜面88a,88bに沿
って傾斜面91a,91bが形成されることとなる。
後端側を開き、開いた部分を接着剤101で上記傾斜面
88a,88bに接着することによって、図1(a)に
示すような清掃部材80が構成される。このとき、清掃
パッド81の後端側には上記傾斜面88a,88bに沿
って傾斜面91a,91bが形成されることとなる。
【0046】このように、清掃パッド81を、パッド保
持部材82の凹部90a,90bで囲まれた空間に挿入
するようにしたので、清掃パッド81の挿入の位置決め
を容易に行うことができる。また、接着剤101を、凹
部90a,90bの傾斜面88a,88bにのみ塗布
し、側面87a,87bには塗布しないようにしたの
で、清掃パッド81を凹部90a,90bの底面86
a,86bに当接する所定の位置まで滑らかに挿入でき
る。また、保持部84a,84bの基端部を細く形成し
たので、保持部84a,84b間を多少広げることがで
き、これによって清掃パッド81をパッド保持部材82
の凹部90a,90b間に容易に挿入できる。このよう
に、以上のような構成によって清掃部材80の組立ての
作業性を向上することができる。
持部材82の凹部90a,90bで囲まれた空間に挿入
するようにしたので、清掃パッド81の挿入の位置決め
を容易に行うことができる。また、接着剤101を、凹
部90a,90bの傾斜面88a,88bにのみ塗布
し、側面87a,87bには塗布しないようにしたの
で、清掃パッド81を凹部90a,90bの底面86
a,86bに当接する所定の位置まで滑らかに挿入でき
る。また、保持部84a,84bの基端部を細く形成し
たので、保持部84a,84b間を多少広げることがで
き、これによって清掃パッド81をパッド保持部材82
の凹部90a,90b間に容易に挿入できる。このよう
に、以上のような構成によって清掃部材80の組立ての
作業性を向上することができる。
【0047】そして、上記清掃部材80は、図4に示す
ように、予めワイヤ電極が張設された帯電器33の開口
64の一端に、上方から挿入される。このとき、ワイヤ
電極は、清掃パッド81の上記傾斜面91a,91bに
よって清掃パッド81の折り曲げ部の内側に案内され
る。これによって、図3に示すように、清掃パッド81
の折り曲げられた内側でワイヤ電極52を確実に挟み込
むように配設することができる。
ように、予めワイヤ電極が張設された帯電器33の開口
64の一端に、上方から挿入される。このとき、ワイヤ
電極は、清掃パッド81の上記傾斜面91a,91bに
よって清掃パッド81の折り曲げ部の内側に案内され
る。これによって、図3に示すように、清掃パッド81
の折り曲げられた内側でワイヤ電極52を確実に挟み込
むように配設することができる。
【0048】なお、上記清掃部材80は、ワイヤ電極5
2を清掃する必要が生じたときのみ上記帯電器33の開
口64に配設するようにしてもよい。
2を清掃する必要が生じたときのみ上記帯電器33の開
口64に配設するようにしてもよい。
【0049】また、保持部84を一体的に構成し、先端
部側から清掃パッド81がワイヤ電極52を挟み込む位
置まで、ワイヤ電極52が通る切欠き溝を形成するよう
にしてもよい。
部側から清掃パッド81がワイヤ電極52を挟み込む位
置まで、ワイヤ電極52が通る切欠き溝を形成するよう
にしてもよい。
【0050】次に、図8を用いて本装置の動作について
説明する。
説明する。
【0051】ファクシミリ受信モードのときには、図略
の電話回線を通して受信した画像信号が図略のメモリに
記憶される。
の電話回線を通して受信した画像信号が図略のメモリに
記憶される。
【0052】ファクシミリ送信モード及び複写モードの
ときには、まず、原稿載置台14に載置された原稿が1
枚ずつ原稿読取部15において読み取られ、読み取られ
た画像信号は上記メモリに記憶され、画像が読み取られ
た原稿は原稿排出トレイ17に排出される。
ときには、まず、原稿載置台14に載置された原稿が1
枚ずつ原稿読取部15において読み取られ、読み取られ
た画像信号は上記メモリに記憶され、画像が読み取られ
た原稿は原稿排出トレイ17に排出される。
【0053】そして、ファクシミリ送信モードのときに
は、上記メモリに記憶された画像信号が、図略の指定手
段を用いて指定された相手先のファクシミリに電話回線
を通して送信される。
は、上記メモリに記憶された画像信号が、図略の指定手
段を用いて指定された相手先のファクシミリに電話回線
を通して送信される。
【0054】一方、複写モード又はファクシミリ受信モ
ードのときには、上記メモリに記憶された画像が転写紙
に記録される。
ードのときには、上記メモリに記憶された画像が転写紙
に記録される。
【0055】すなわち、帯電器33により感光体31が
帯電され、上記メモリに記憶された画像信号に応じたレ
ーザ光が感光体31に向けて反射されて、感光体31の
転写領域が露光され、静電潜像が形成される。次いで、
現像部32から感光体31に供給される帯電トナーが上
記静電潜像に付着して現像が行われる。
帯電され、上記メモリに記憶された画像信号に応じたレ
ーザ光が感光体31に向けて反射されて、感光体31の
転写領域が露光され、静電潜像が形成される。次いで、
現像部32から感光体31に供給される帯電トナーが上
記静電潜像に付着して現像が行われる。
【0056】一方、給紙カセット21に収納された転写
紙は、給紙ローラ27によって給紙され、現像と同期し
てレジストローラ対23によって感光体31と転写ロー
ラ24の隙間に搬送される。そして、転写紙は、転写ロ
ーラ24により感光体31のトナー像が転写された後、
感光体31から分離し、定着部25によって転写紙上の
トナー像が定着されつつ搬送され、排出ローラ対26に
よって転写紙排出トレイ16に排出される。
紙は、給紙ローラ27によって給紙され、現像と同期し
てレジストローラ対23によって感光体31と転写ロー
ラ24の隙間に搬送される。そして、転写紙は、転写ロ
ーラ24により感光体31のトナー像が転写された後、
感光体31から分離し、定着部25によって転写紙上の
トナー像が定着されつつ搬送され、排出ローラ対26に
よって転写紙排出トレイ16に排出される。
【0057】次に、図3、図4を用いてワイヤ電極の清
掃動作について説明する。
掃動作について説明する。
【0058】帯電器33のワイヤ電極52を清掃すると
きには、清掃部材80を帯電器33の開口64の長手方
向に沿って手動又は移動手段によって往復移動させるこ
とによって、清掃パッド81に挟まれたワイヤ電極52
の清掃が行われる。このとき、清掃部材80の支持部8
3が、上記ガイド部材65a,65b上を摺動すること
によって案内され、これによって、ワイヤ電極52の清
掃動作が容易に、かつ確実に行われる。
きには、清掃部材80を帯電器33の開口64の長手方
向に沿って手動又は移動手段によって往復移動させるこ
とによって、清掃パッド81に挟まれたワイヤ電極52
の清掃が行われる。このとき、清掃部材80の支持部8
3が、上記ガイド部材65a,65b上を摺動すること
によって案内され、これによって、ワイヤ電極52の清
掃動作が容易に、かつ確実に行われる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、保持部材の各保持部先端を外方に開いて傾斜さ
せ、清掃パッドの左右両側部の端部を少なくとも傾斜面
に接着するようにしたので、ワイヤ電極を挟み込む際
に、清掃パッドの左右両側部の端部によりワイヤ電極を
清掃パッドの左右両側部間に案内でき、これによってワ
イヤ電極を清掃パッドに確実に挟み込むことができる。
従って、ワイヤ電極の清掃を確実に行うことができる。
また、清掃部材の支持部がガイド部材上を摺動して案内
されることによってワイヤ電極が清掃されるので、ワイ
ヤ電極の清掃動作を容易かつ確実に行うことができる。
よれば、保持部材の各保持部先端を外方に開いて傾斜さ
せ、清掃パッドの左右両側部の端部を少なくとも傾斜面
に接着するようにしたので、ワイヤ電極を挟み込む際
に、清掃パッドの左右両側部の端部によりワイヤ電極を
清掃パッドの左右両側部間に案内でき、これによってワ
イヤ電極を清掃パッドに確実に挟み込むことができる。
従って、ワイヤ電極の清掃を確実に行うことができる。
また、清掃部材の支持部がガイド部材上を摺動して案内
されることによってワイヤ電極が清掃されるので、ワイ
ヤ電極の清掃動作を容易かつ確実に行うことができる。
【0060】また、請求項2の発明によれば、保持部の
基端部を細く形成したので、両保持部間を多少広げるこ
とができ、清掃パッドを保持部間に容易に挿入できる。
これにより、清掃部材の組立ての作業性を向上すること
ができる。
基端部を細く形成したので、両保持部間を多少広げるこ
とができ、清掃パッドを保持部間に容易に挿入できる。
これにより、清掃部材の組立ての作業性を向上すること
ができる。
【0061】また、請求項3の発明によれば、清掃パッ
ドが規制板によって囲繞されるので、保持部に清掃パッ
ドを挾持させる際の位置決めを容易に行うことができ、
これによって清掃部材の組立ての作業性を向上すること
ができる。
ドが規制板によって囲繞されるので、保持部に清掃パッ
ドを挾持させる際の位置決めを容易に行うことができ、
これによって清掃部材の組立ての作業性を向上すること
ができる。
【図1】(a)は本発明に係る清掃部材の一実施形態を
示す図4のA矢視図、(b)はパッド保持部材の正面
図、(c)は(b)のC−C線断面図、(d)はパッド
保持部材を下から見た平面図である。
示す図4のA矢視図、(b)はパッド保持部材の正面
図、(c)は(b)のC−C線断面図、(d)はパッド
保持部材を下から見た平面図である。
【図2】清掃パッド81をパッド保持部材82に固定す
る手順を説明する図である。
る手順を説明する図である。
【図3】清掃部材80が帯電器33に配設された状態を
示す一部破断側面図である。
示す一部破断側面図である。
【図4】上方から帯電器を見た斜視図である。
【図5】下方から帯電器を見た斜視図である。
【図6】上方からプロセスユニットを見た斜視図であ
る。
る。
【図7】下方からプロセスユニットを見た斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明が適用されるファクシミリの内部構成を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図9】従来の清掃部材の形状を示す図で、(a)は正
面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は下から見た
平面図である。
面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は下から見た
平面図である。
【図10】従来の清掃部材において、清掃パッドをハウ
ジングに固定する手順を説明する図である。
ジングに固定する手順を説明する図である。
【図11】従来の清掃部材を帯電器に配設する手順を説
明する図である。
明する図である。
【図12】従来の清掃部材でワイヤ電極が清掃パッドに
挟み込まれていない状態を示す図である。
挟み込まれていない状態を示す図である。
【図13】従来の清掃部材において、清掃パッドのハウ
ジングへの挿入不良の状態を示す図である。
ジングへの挿入不良の状態を示す図である。
12 プロセスユニット
31 感光体
33 帯電器
52 ワイヤ電極
80 清掃部材
81 清掃パッド
82 パッド保持部材
83 支持部
84,84a,84b 保持部
86a,86b 底面
87a,87b 側面
88a,88b 傾斜面
89a,89b 規制面
90a,90b 凹部
91a,91b 傾斜面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G03G 15/02
G03G 15/16 102
H01T 19/00
Claims (3)
- 【請求項1】 支持部及びこの支持部に垂設された一対
の保持部からなる保持部材と、折り曲げて左右両側部が
形成された状態で上記一対の保持部の間に挾持され、当
該左右両側部間にワイヤ電極を挟み込む清掃パッドとを
備え、帯電器のワイヤ電極を清掃する部材であって、前記支持部の幅は、前記帯電器の長手方向に延びるよう
に形成されてワイヤ電極が張設された開口の幅よりも多
少小さく設定され、 前記保持部材は、その幅が前記開口内の両側壁部に突設
されたガイド部材同士の間隔よりも小さく設定され、各
保持部の先端部は当該中心から 外方に開いた傾斜面を有
し、 前記清掃パッドは上記左右両側部の端部が少なくとも前
記保持部の傾斜面に接着されて固定されており、 前記開口の上方から当該開口に挿入可能とされ、前記支
持部が前記ガイド部材上を摺動して案内されることによ
って、前記ワイヤ電極が前記清掃パッドに清掃されるよ
うに構成した ことを特徴とするワイヤ電極の清掃部材。 - 【請求項2】 前記保持部は、各基端部が先端部に比べ
てそれぞれ細く形成されていることを特徴とする請求項
1に記載のワイヤ電極の清掃部材。 - 【請求項3】 前記各保持部の両側部には前記清掃パッ
ドを囲繞する規制板が配設され、当該規制板は先端から
前記清掃パッドが前記ワイヤ電極を挟み込む位置まで形
成された切欠き溝を有することを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載のワイヤ電極の清掃部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29317995A JP3363005B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ワイヤ電極の清掃部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29317995A JP3363005B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ワイヤ電極の清掃部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09134062A JPH09134062A (ja) | 1997-05-20 |
JP3363005B2 true JP3363005B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17791443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29317995A Expired - Fee Related JP3363005B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | ワイヤ電極の清掃部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3363005B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4595473B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-12-08 | ブラザー工業株式会社 | プロセスユニット及び画像形成装置 |
US8437656B2 (en) | 2009-05-19 | 2013-05-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Charger |
JP4793470B2 (ja) * | 2009-05-19 | 2011-10-12 | ブラザー工業株式会社 | 帯電器 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29317995A patent/JP3363005B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09134062A (ja) | 1997-05-20 |
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