JPH05210911A - ディスク駆動方法 - Google Patents

ディスク駆動方法

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JPH05210911A
JPH05210911A JP4024592A JP4024592A JPH05210911A JP H05210911 A JPH05210911 A JP H05210911A JP 4024592 A JP4024592 A JP 4024592A JP 4024592 A JP4024592 A JP 4024592A JP H05210911 A JPH05210911 A JP H05210911A
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JP
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circuit
disk
address
reproduction
video
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Withdrawn
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JP4024592A
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Inventor
Masahiro Shigenobu
正大 重信
Noriyuki Yamashita
紀之 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオディスクプレーヤにおいて、再生開始
を指令した後、再生画面が表示されるまでの時間を短く
する。 【構成】 ビデオディスクを強制加速し、その回転速度
が標準速度の70%の値に達したとき、Pコードを読み
取り、0サーチを行なう。そして、0番地から再生を行
い、100%の回転速度に達するまでの期間におけるビ
デオディスクの回転数が検出される。100%の回転速
度に達したとき、検出した回転数に対応する分だけ、ジ
ャンプバックし、その位置から再生を開始し、0番地を
検出したときブラックミュートを解除して、ビデオディ
スクからの再生画像を出力、表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオディスク
プレーヤに用いて好適なディスク駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のビデオディスクプレー
ヤの一例の構成を示すブロック図である。ビデオディス
ク1は、スピンドルモータ2により所定の速度で回転さ
れるようになされている。ピックアップ3は、ビデオデ
ィスク1に記録されている信号を再生する。復調回路4
は、ピックアップ3が出力するRF信号を復調し、ビデ
オ信号を出力する。同期分離回路5は、復調回路4が出
力するビデオ信号から同期信号を分離し、ハーフHキラ
ー回路6に出力する。ハーフHキラー回路6は、入力さ
れる同期信号からハーフH信号を除去し、スピンドルサ
ーボ回路7に供給するようになされている。スピンドル
サーボ回路7は、システムコントローラ8により制御さ
れ、スピンドルモータ2を駆動するようになされてい
る。周波数発電機(FG)9は、スピンドルモータ2に
装着されており、スピンドルモータ2の回転に対応した
FGパルスを発生し、システムコントローラ8に出力す
るようになされている。
【0003】次に、図11のタイミングチャートを参照
して、その動作を説明する。図示せぬトレイが開放さ
れ、そこにビデオディスク1が装着された後、再生の開
始が指令されると、システムコントローラ8は約1.5
秒かけてトレイを閉塞する。トレイが所定の位置に達し
たとき、約1.2秒かけてチャッキングが行なわれる。
これにより、ビデオディスク1がスピンドルモータ2に
より回転可能な状態となる。チャッキングが完了した
後、次にフォーカスサーボおよびチルトサーボがオンさ
れる。そして、チャッキングから約1.5秒経過したタ
イミングにおいて、スピンドルサーボがオンされる。
【0004】即ち、システムコントローラ8はこのとき
スピンドルサーボ回路7を制御し、スピンドルモータ2
を強制加速させる。これにより、スピンドルモータ2が
ビデオディスク1を起動し、その回転速度が徐々に大き
くなっていく。システムコントローラ8は、スピンドル
モータ2の回転を周波数発電機9が出力するFGパルス
を介してモニタする。そしてスピンドルサーボがオンさ
れた後、約6.1秒経過したタイミングにおいて、ビデ
オディスク1の回転速度が標準速度(例えば1800r
pm)に達したとき、システムコントローラ8は強制加
速モードを終了させ、Hサーボモードに移行させる。こ
のビデオディスク1が所定の速度に達したことの検出
は、FGパルスの周期を計測することにより行なわれ
る。
【0005】この強制加速モードからHサーボモードへ
の引き渡し時において、ピックアップ3はビデオディス
ク1からそこに記録されている信号を再生し、復調回路
4に出力している。復調回路4は、このRF信号を復調
してビデオ信号を出力する。同期分離回路5は、このビ
デオ信号に含まれる同期信号を分離し、ハーフHキラー
回路6に出力する。ハーフHキラー回路6は、再生水平
同期信号の1周期の途中(1/2周期)のタイミングに
おいて発生するハーフH信号を除去し、スピンドルサー
ボ回路7に出力する。スピンドルサーボ回路7は、ハー
フHキラー回路6より供給される再生水平同期信号を内
蔵する発生回路が出力する基準同期信号と位相比較し、
その比較結果に対応してスピンドルモータ2を駆動す
る。このHサーボは、Hサーボ引き渡し後、約1.2秒
経過したタイミングにおいてロックする。
【0006】スピンドルサーボがロックしたとき、トラ
ッキングサーボおよびスレッドサーボがオンされる。ま
たこのとき、再生ビデオ信号からP(フィリップス)
(商標)コードが読み取られる。このPコードには、例
えば絶対時間、フレームの番号などのアドレス(番地)
が含まれている。システムコントローラ8は、このアド
レスからピックアップ3の再生位置(現在位置)を判定
する。このPコードの読み取りには、約0.9秒の時間
を要する。
【0007】次に、この現在位置を基準として0サーチ
が行なわれる。即ち、ビデオ信号の再生を開始すべき位
置(0番地)がサーチされる。この0サーチには、例え
ば1.0秒の時間を要する。システムコントローラ8は
0番地がサーチされたとき、ピックアップ3がその位置
で待機するようにトラックジャンプを繰り返させる。0
サーチが完了したとき、次に約0.9秒の時間をかけて
V合わせが行なわれる。
【0008】即ち、システムコントローラ8はスピンド
ルサーボがオンされたタイミングにおいて、図示せぬモ
ニタに例えば青色の画面を表示させる。使用者は、この
青色の画面により動作が開始されたことを知ることがで
きる。この青色の画面は、図示せぬキャラクタジェネレ
ータより発生される。このキャラクタジェネレータより
発生される画像の表示には、所定の発振器より出力され
た基準垂直同期信号が用いられる。一方、ビデオディス
ク1より再生され、復調回路4より出力されるビデオ信
号(輝度信号)に含まれる再生垂直同期信号は、ビデオ
ディスク1の回転速度が標準速度に達したとしても、そ
の位相は基準垂直同期信号の位相と必ずしも一致してい
るものではない。その結果、この位相が合っていない状
態において、青色の画面をビデオディスク1からの再生
画面に切換えると、その切換え直後においてモニタ上の
画面が乱れることになる。
【0009】そこで、再生垂直同期信号の周波数を例え
ば約+2%ずつずらし、基準垂直同期信号の位相に対し
て徐々に合わせていくのである。両者の位相が完全に一
致するには、最大0.7秒かかる。そこで余裕をみて、
このV合わせに約0.9秒の時間を設定しているのであ
る。そして、このV合わせが完了した後、再生ビデオ信
号のミュートが解除され、青画面に代わって、ビデオデ
ィスク1から再生されたビデオ信号がモニタに供給さ
れ、表示されるようになされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の駆動方法によれば、V合わせをした後、再生画面
を表示させるようにしているため、再生画面が実際に表
示されるまでの時間が長くなる課題があった。図11の
例においては、再生の開始を指令してから再生画面が表
示されるまで約14.3秒の時間を要し、スピンドルサ
ーボがオンしてから再生画面が表示されるまでの時間は
約10.1秒を必要としている。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より迅速にディスクを起動することができ
るようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク駆動方
法は、例えばディスクとしてのビデオディスク51の駆
動が指令されたとき、ビデオディスク51を強制加速
し、ビデオディスク51のアドレスを読み取って、再生
開始アドレスとしての0アドレスのサーチを行い、0ア
ドレスからビデオディスク51を再生し、0アドレスに
おいて再生を開始したときから、ビデオディスク51の
回転数が所定の値に達するまでの再生トラック数を演算
し、ビデオディスク51の回転数が所定の値に達したと
き、演算した再生トラック数に対応して再生位置を0ア
ドレスに戻すことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明のディスク駆動方法においては、ビデオ
ディスク1の例えば再生が指令されたとき、ビデオディ
スク51が強制加速され、ビデオディスク51のアドレ
スが読み取られる。そしてこの強制加速モード時に0ア
ドレスのサーチを行い、0アドレスからビデオディスク
51が再生される。0アドレスにおいて再生を開始した
ときから、ビデオディスク51の回転数が所定の値に達
するまでの再生トラック数が演算され、ビデオディスク
51の回転数が所定の値に達したとき、演算した再生ト
ラック数に対応して再生位置が0アドレスに戻される。
従って、迅速な起動が可能になる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明のディスク駆動方法を応用し
たビデオディスクプレーヤの一実施例の構成を示すブロ
ック図である。ビデオディスク51は、スピンドルモー
タ52により所定の速度で回転されるようになされてい
る。ピックアップ53は、ビデオディスク51に記録さ
れている信号を再生する。復調回路54は、ピックアッ
プ53が出力するRF信号を復調し、ビデオ信号を出力
する。同期分離回路55は、復調回路54が出力するビ
デオ信号から同期信号を分離し、スピンドルサーボ回路
56に供給するようになされている。スピンドルサーボ
回路56は、システムコントローラ57により制御さ
れ、スピンドルモータ52を駆動するようになされてい
る。周波数発電機(FG)52aは、スピンドルモータ
52に装着されており、スピンドルモータ52の回転に
対応したFGパルスを発生し、システムコントローラ5
7に出力するようになされている。
【0015】復調回路54より出力されたビデオ信号が
時間軸補正回路(TBC)58に供給され、その時間軸
誤差が補正されるようになされている。時間軸誤差補正
回路58より出力された信号は、ブラックミュート回路
59を介してスイッチ60の一方の接点に供給される。
スイッチ60の他方の接点にはキャラクタジェネレータ
61の出力が供給されている。キャラクタジェネレータ
61は、青色の画面または黒色の画面のいずれかのビデ
オ信号を出力する。スイッチ60はブラックミュート回
路59の出力またはキャラクタジェネレータ61の出力
の一方を選択し、ビデオミュート回路62を介してモニ
タ63に出力するようになされている。また復調回路5
4の出力は、読取回路65に供給されている。読取回路
65は、入力されたビデオ信号からPコードを読み取
り、その読み取り結果をシステムコントローラ57に出
力するようになされている。さらに、回転数検出回路6
4は同期分離回路55の出力する再生水平同期信号の周
期を正確に検出し、その検出結果をシステムコントロー
ラ57に出力している。
【0016】図2は、回転数検出回路64の一実施例の
構成を示すブロック図である。カウンタ22はクロック
発生回路21が出力するクロックを計数して、同期分離
回路55より供給される再生水平同期信号の周期を計測
する。比較回路23はカウンタ22のカウント値と基準
値発生回路24が出力する基準値(ビデオディスク51
の回転速度が正確に標準の速度(例えば1800rp
m)になったときのカウント値に対応している)とを比
較し、カウント値が基準値と一致したとき(ビデオディ
スク51の回転速度が正確に標準の速度と等しくなった
とき)、一致信号をコントローラ57に出力する。
【0017】次に、図3のフローチャートおよび図4の
タイミングチャートを参照して、図1の実施例の動作を
説明する。再生の開始が指令され、ビデオディスク51
の回転が開始されるまでシステムコントローラ57はキ
ャラクタジェネレータ61を制御し、青色のビデオ信号
を発生させる。このビデオ信号はスイッチ60ビデオミ
ュート回路62を介してモニタ63に供給され、表示さ
れる(図4)。使用者はこれにより、いまビデオディス
クプレーヤが電源をオンにした状態であることを知るこ
とができる(電源オフの状態との区別ができる)。
【0018】次に、システムコントローラ57は再生の
開始が指令されると、開放状態にあるトレイ(図示せ
ず)を閉塞させ、ビデオディスク51をスピンドルモー
タ52が取り付けられているターンテーブル(図示せ
ず)にチャッキングさせる。次にピックアップ53を制
御し、内蔵されているレーザ(図示せず)をオンし、さ
らにフォーカスサーボをオンさせる。
【0019】フォーカスサーボをオンした後、スピンド
ルサーボ回路56を制御し、スピンドルモータ52を強
制加速させる(ステップS1)。これにより、スピンド
ルモータ52が駆動され、ビデオディスク51が回転を
開始する。このときシステムコントローラ57は、チル
トサーボ、トラッキングサーボおよびスレッドサーボを
それぞれオンさせる。また、このときキャラクタジェネ
レータ61を制御し、出力信号を青画面のビデオ信号か
ら黒画面のビデオ信号に切換えさせる(図4)。
【0020】さらにシステムコントローラ57は、周波
数発電機52aが出力するFGパルスの周期からビデオ
ディスク51の回転速度を検出し、その回転速度が標準
速度(1800rpm)の約70%の速度に達するまで
待機する(ステップS2)。標準速度の約70%の速度
に達したとき、Pコードを読み取ることができるように
なる。即ち、ピックアップ53はビデオディスク51に
レーザ光を照射し、その反射光からビデオディスク51
に記録されている信号に対応するRF信号を出力してい
る。復調回路54はこのRF信号を復調し、再生ビデオ
信号を出力している。読取回路65は、この再生ビデオ
信号からPコードを読み取り、その読み取り結果をシス
テムコントローラ57に出力する。この読み取り結果か
ら、ピックアップ53の現在位置が判ることになる。
【0021】システムコントローラ57は、FGパルス
からビデオディスク51の回転速度が標準速度の70%
に達したことを検出したとき、ピックアップ53を制御
し、0サーチ動作を開始させる(ステップS3)。即
ち、ピックアップ53を現在位置から0番地(再生開始
位置)の方向へ高速移送させる。そして0番地のトラッ
クを越えたことが検出されたとき(ステップS4)、そ
の位置からトラックを連続的に再生(追跡)させる(ス
テップS5)。そして、0番地が検出されるまで待機し
(ステップS6)、0番地が検出されたときFGパルス
の数の計数を開始する(ステップS7)。このFGパル
スの計数は、これから以後通過するトラックの数を計数
するためのものである。
【0022】システムコントローラ57はFGパルスの
周期より、ビデオディスク51が標準速度の90%の速
度に達したことを検出したとき(ステップS8)、回転
数検出回路64に計数開始信号を出力し、再生水平同期
信号の周期の正確な計測を開始させる(ステップS
9)。すなわち、このときカウンタ22がクロック発生
回路21が出力するクロックの数のカウントを開始す
る。このカウント値は再生水平同期信号が検出される度
にリセットされる。ビデオディスク51の回転速度が1
800rpmに達したとき、カウント値が基準値発生回
路24が出力する基準値と一致する。この一致が検出さ
れたとき(ステップS10)、システムコントローラ5
7はFGパルスのカウントを停止し、そのときのカウン
ト値を記憶する(ステップS11)。
【0023】また、ビデオディスク51の回転速度が1
800rpmに達したとき、システムコントローラ57
は、スピンドルサーボ回路56を制御し、スピンドルサ
ーボの位相誤差をホールドさせるとともに、基準水平同
期信号の位相をリセットさせる。
【0024】すなわち、スピンドルサーボ回路56は、
例えば図5に示すように、基準水平同期信号を発生する
基準水平同期信号発生回路31と、この基準水平同期信
号と同期分離回路55により分離された再生水平同期信
号の位相を比較する位相比較回路32と、位相比較回路
32の出力を平滑するローパスフィルタ33と、ローパ
スフィルタ33の出力を増幅してスピンドルモータ52
に供給する増幅器34とにより構成されている。
【0025】強制加速モード時において、ビデオディス
ク51の回転速度がまだ1800rpmに達していない
とき、図6に示すように、再生水平同期信号(図6
(b))の周期は基準水平同期信号(図6(a))の周
期より長くなっている。これに対して、ビデオディスク
51の回転速度が1800rpmに達したとき、図7に
示すように、再生水平同期信号(図7(b))の周期は
基準水平同期信号(図7(a))の周期と一致する。し
かしながら、両者の位相は必ずしも一致していない。そ
こで、基準水平同期信号発生回路31を再生水平同期信
号の検出タイミングでリセットすることにより、基準水
平同期信号(図7(c))の位相を再生水平同期信号
(図7(b))の位相に同期させるのである。また、位
相比較器32を制御して、そのときの位相誤差をホール
ドさせる。これにより、スピンドルサーボがHサーボ
(水平同期信号によるサーボ)に迅速にロックされるこ
とになる。
【0026】ステップS11で記憶したFGパルスのカ
ウント値は、ビデオディスク51の回転速度が、ピック
アップ53が0番地に位置するときの速度から標準速度
に達するまでの間に、ビデオディスク51が回転した数
に対応している。システムコントローラ57はこのカウ
ント値から、その間に再生した(通過した)トラックの
数nを演算し、ピックアップ53をnトラックだけジャ
ンプバックさせる(ステップS11)。このときの数n
は、nトラックジャンプバックしたとき、ピックアップ
53が0番地より内周に位置するように設定される。
【0027】nトラックのジャンプが完了したとき、シ
ステムコントローラ57はその位置から再生を開始させ
る。また、ビデオミュート回路62を制御し、ビデオミ
ュートを解除させるとともに、ブラックミュート回路5
9を制御して、ブラックミュートをオンさせる。さら
に、スイッチ60を図1において上側に切り替えさせる
(ステップS12)。ブラックミュート回路59は時間
軸補正回路58より供給される信号のうち、輝度信号成
分を黒レベルにミュートし、同期信号成分を通過させ
る。これにより、それまでキャラクタジェネレータ61
より出力された黒色のビデオ信号に代えて、ビデオディ
スク51より再生され、ブラックミュート回路59によ
り黒レベルにクランプされたビデオ信号がモニタ63に
出力されることになる。
【0028】上述したように、ブラックミュート回路5
9は同期信号を通過させる。従って、モニタ63は、そ
れまでキャラクタジェネレータ61より供給されていた
基準同期信号に同期するようになされていたのである
が、この切換えにより、ブラックミュート回路59より
供給される再生水平同期信号に同期するように切換えら
れる。この切換え時にモニタ63上の画面が乱れるので
あるが、その色は黒画面とされているため、使用者がこ
れに気付くことはない。換言すれば、この切換え時にお
ける画面の乱れを使用者に判らないようにするために、
青色の画面を黒色の画面に予め切換えておくのである。
そして、このブラックミュートの期間(図4)におい
て、モニタ63は、入力される再生水平同期信号に同期
して画像を表示するように自動調整される。
【0029】いま、ピックアップ53はnトラックジャ
ンプにより0番地より内周のトラックから再生を開始し
ている。そして、読取回路65が0番地を検出したとき
(ステップS13)、システムコントローラ57はブラ
ックミュート回路59を制御し、ブラックミュートをオ
フさせる(ステップS14)。その結果、このときか
ら、モニタ63にビデオディスク51からの再生ビデオ
信号に対応する画像が表示されることになる(図4)。
【0030】図8は、以上の動作におけるピックアップ
53の移動位置を示している。即ち、起動時、ピックア
ップ53は例えば0番地より外周側の所定の位置Aに位
置する。ピックアップ53が位置Aにある状態で、ビデ
オディスク51が強制加速され、ビデオディスク51の
回転数が標準速度の70%の値に達したとき0サーチが
行なわれ、ピックアップ53は0番地より内周側の所定
の位置Bまで移送される。そしてその後、その位置Bか
ら外周に向けて通常の再生が行なわれ、0番地(位置
C)に達したとき、FGパルスの数がカウントされる。
即ち、0番地(位置C)からビデオディスク51の回転
速度が1800rpmになる位置(位置E)までの間に
おけるビデオディスク51の回転数nがカウントされ
る。
【0031】位置Eにおいて、ビデオディスク51の回
転速度が1800rpmに達し、強制加速モードからH
サーボモードに切換えられたとき、ピックアップ53が
0番地(位置C)から位置Eまで移動した間に、ビデオ
ディスク51が回転した数nに対応する分だけピックア
ップ53は内周にトラックジャンプされ、位置Fまで戻
される。このときの位置Fは、0番地(位置C)よりも
若干(例えば0.2秒乃至0.3秒)内周側の位置とな
るように演算が行なわれる。そしてその位置Fから再生
が行なわれ、0番地(位置G)が検出されたとき、ブラ
ックミュートがオフされる。これにより0番地(位置
G)からのビデオ信号が再生され、モニタ63上に表示
されることになる。
【0032】以上の動作をまとめると、図9に示すよう
になる。この実施例においては、再生の開始が指令され
た後、1.5秒でトレイが閉塞され、さらに1.2秒が
経過したタイミングにおいてチャッキングが行なわれ、
その後、さらに1.5秒が経過する間にフォーカスサー
ボ、チルトサーボ、トラッキングサーボおよびスレッド
サーボがオンされる。そして1.5秒が経過したときス
ピンドルサーボがオンされ、キャラクタジェネレータ6
1の青画面からその黒画面に切り換えられる。
【0033】スピンドルサーボがオンされた後、約4.
7秒が経過したとき、ビデオディスク51の回転数が標
準速度の70%の速度に達する。このとき0サーチが開
始され、約1.0秒が経過するまでの期間に0サーチが
完了する。0番地が検出されたとき、FGパルスの数
(ビデオディスク51の回転数)のカウントが開始され
る。その後、ビデオディスク51の回転速度が標準速度
の約90%の値に達したとき、再生水平同期信号の周期
の計測が開始される。さらに、0.6秒が経過し、再生
水平同期信号の周期が基準値に等しくなったとき(ビデ
オディスク51の回転速度が正確に1800rpmに達
したとき)、強制加速モードからHサーボモードに切換
えられ、ブラックミュートがオンされる。さらに0.3
秒が経過したとき、ブラックミュートが解除され、ビデ
オディスク51からの再生画像が表示される。
【0034】この実施例の場合、再生開始を指令してか
ら通常の再生画面が表示されるまで10.8秒を要し、
スピンドルサーボをオンしてから通常の画面が表示され
るまでは6.6秒の時間がかかることになる。図11に
示した従来の場合、スピンドルサーボをオンしてから通
常の画面が表示されるまで、10.1秒の時間がかかっ
ていたので、本実施例の方が時間が短くなっていること
が判る。
【0035】以上、本発明をビデオディスクプレーヤに
応用した場合を例として説明したが、本発明はその他の
ディスク駆動装置に応用することが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の如く本発明のディスク駆動方法に
よれば、ディスクの起動が指令されたとき、再生開始ア
ドレスのサーチを行い、再生開始アドレスからディスク
を再生し、再生開始アドレスにおいて再生を開始したと
きから、ディスクの回転数が所定の値に達するまでの再
生トラック数を演算し、ディスクの回転数が所定の値に
達したとき、演算した再生トラック数に対応して再生位
置を再生開始アドレスに戻すようにしたので、起動を指
令した後、起動が完了し、再生画像が表示されるまでの
時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動方法を応用したビデオデ
ィスクプレーヤの一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例における回転数検出回路64の一
実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】図1の実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図5】図1の実施例におけるスピンドルサーボ回路5
6の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の実施例の強制加速モード時における動作
を説明するタイミングチャートである。
【図7】図5の実施例の強制加速モードからHサーボモ
ードへ移行する場合の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図8】図1の実施例におけるピックアップ53の動き
を説明する図である。
【図9】図1の実施例において再生開始の指令を発して
から通常の画面が出力されるまでの動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図10】従来のビデオディスクプレーヤの一例の構成
を示すブロック図である。
【図11】図10の例における動作を説明するタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
51 ビデオディスク 52 スピンドルモータ 53 ピックアップ 55 同期分離回路 56 スピンドルサーボ回路 57 システムコントローラ 59 ブラックミュート回路 61 キャラクタジェネレータ 63 モニタ 64 回転数検出回路 65 読取回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの駆動が指令されたとき、前記
    ディスクを強制加速し、 前記ディスクのアドレスを読み取って、再生開始アドレ
    スのサーチを行い、 前記再生開始アドレスから前記ディスクを再生し、 前記再生開始アドレスにおいて再生を開始したときか
    ら、前記ディスクの回転数が所定の値に達するまでの再
    生トラック数を演算し、 前記ディスクの回転数が所定の値に達したとき、前記演
    算した再生トラック数に対応して再生位置を前記再生開
    始アドレスに戻すことを特徴とするディスク駆動方法。
JP4024592A 1992-01-30 1992-01-30 ディスク駆動方法 Withdrawn JPH05210911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024592A JPH05210911A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 ディスク駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

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