JP2000182318A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2000182318A
JP2000182318A JP10358325A JP35832598A JP2000182318A JP 2000182318 A JP2000182318 A JP 2000182318A JP 10358325 A JP10358325 A JP 10358325A JP 35832598 A JP35832598 A JP 35832598A JP 2000182318 A JP2000182318 A JP 2000182318A
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clock
rotation
optical disk
signal
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JP10358325A
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Akira Okaseri
亮 岡芹
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Nippon Columbia Co Ltd
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アナログプレーヤと同じ操作性を実現したDJ
用光ディスク再生システムを得る。 【手段】回転数を制御する回転制御部と、データを記憶
する記憶部と、記憶部のデータ書込み/読出しを制御す
るDSPと、内部クロックと外部クロックとを切換える
切換部と、選択するクロックを指示するシステム制御部
とを有し、光ディスクの回転線速度を選択したクロック
に同期するようにしたCDプレーヤ部と、アナログディ
スクプレーヤのターンテーブと略同じ大きさを有する回
転操作部を備え、該回転操作部を操作して回転数を変え
ると回転数に比例した周波数のクロックを出力して前記
CDプレーヤ部の再生速度を変えるコントローラとを備
えた光ディスク再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに記録
した音声データを再生する光ディスク再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク再生装置として、光ディスク
に音声データを記録したコンパクトディスク(以下CD
と呼ぶ。)より音声データを読み出して音声信号として
出力するCDプレーヤを例にして従来技術を説明する。
【0003】CDプレーヤは、CD規格に基づいて音声
データを記録したCDより音声を再生する。CD規格に
よれば、再生時のCDの所定の回転数は1.2〜1.4
メータ/秒の一定の線速度であることが記載されてい
る。上記所定の線速度でCDを回転させて音声信号を再
生しているときに、CDプレーヤの外部から大きな衝撃
を加えると、光ピックアップのサーボ動作がCDの物理
的変動に追従しきれなくなり、フォーカスやトラッキン
グのサーボ外れとなってデータの連続性が無くなり音切
れと呼ばれる異音が発生することがある。
【0004】上記問題を解決するため、再生回路に記憶
容量の大きいバッファメモリを備え、再生している音声
データより時間的に前の音声データを貯えておき、フォ
ーカス又はトラッキングのサーボが外れても元のトラッ
クに戻るまでの間はバッファメモリから音声データを読
み出して再生することができるようにして音切れを防止
し、連続した音声の再生を可能としたものがある。
【0005】また、再生する音声信号の再生ピッチを変
化させることのできる可変ピッチ機能を備えたCDプレ
ーヤでは、ピッチを可変する方法として信号処理回路や
サーボ処理回路に供給するシステムクロックの周波数を
変えることにより内部基準同期信号の周期を変えて、C
Dから再生した同期信号を内部基準周期信号に同期させ
るようスピンドルモータを制御するようにして音声デー
タの再生ピッチを可変して読み出すようにしたものがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記システムクロック
の周波数を変える手段としては、従来は光ディスク再生
装置の操作パネルに備えられたピッチコントロールキー
やジョグダイアルを操作して内部発振器の発振周波数を
変えるようにしたものがある。しかしながら、ピッチコ
ントロールキー又はジョグダイアルを使用してシステム
クロックの周波数を変えて再生ピッチを変えるようにす
る光ディスク再生装置では、従来のDJ(ディスクジョ
ッキー)で頻繁に使用されているアナログディスクプレ
ーヤのような回転しているターンテーブルを直接操作し
て回転数を変化させることにより効果音を得るようにし
た再生装置とは異なり、光ディスクに直接触れて回転数
の操作をする事ができないため、従来のアナログディス
クプレーヤと同じ様な操作で同じ効果音を得ることがで
きないという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題を解決するために成さ
れたもので、DJにおいて従来のアナログディスクプレ
ーヤと同じ様な操作で同じ効果音を得ることのできる光
ディスク再生装置を得ることを目的とする。
【0008】
【問題を解決するための手段】本発明は、光ディスクに
記録された記録信号を読み出す光ピックアップと、光デ
ィスクの回転線速度を制御する回転制御部と、前記光ピ
ックアップの読み出した音声データを復調する信号処理
部と、前記信号処理部が復調した音声データを記憶する
記憶部と、前記記憶部への音声データの書き込み読み出
し、およびDAコンバータへの音声データの出力を制御
する音声データ信号制御部と、内部クロックと外部クロ
ックを選択するクロック選択部と、内部クロックか外部
クロックのいずれを選択するかを判断するシステムコン
トロール部を有し、前記回転制御部は光ディスクの回転
線速度を前記クロック選択部が選択したクロックに同期
するよう制御する光ディスクプレーヤ部を備え、円盤状
の回転操作部と、前記回転操作部を回転させるモータ部
と、前記モータ部の回転数を制御するモータ制御部と、
前記回転操作部の回転数および回転方向を検出する回転
検出部と、前記回転検出部が検出した信号をオン/オフ
する検出信号切換部と、前記回転検出部が検出した回転
数に比例したクロックを発生するクロック発生部と、前
記検出信号切換部にオン/オフするための切り換えを指
示する操作釦を具備するコントローラ部を備え、前記コ
ントローラ部の前記クロック発生部から出力されるクロ
ック信号を前記光ディスクプレーヤ部に供給する光ディ
スク再生装置である。
【0009】また、本発明は、請求項1に記載の光ディ
スク再生装置において、前記回転操作部は、上面が平面
をなしアナログディスクを載置できる大きさである光デ
ィスク再生装置である。
【0010】また、本発明は、請求項1に記載の光ディ
スク再生装置において、前記コントローラ部に備えられ
た前記回転操作部は、アナログディスクプレーヤのター
ンテーブルと略同じ重量または略同じ慣性モーメントを
有する光ディスク再生装置である。
【0011】また、本発明は、請求項1に記載の光ディ
スク再生装置において、前記回転操作部は、金属または
合成樹脂、若しくは金属または合成樹脂の複合体である
光ディスク再生装置である。
【0012】また、本発明は、請求項1に記載の光ディ
スク再生装置において、前記回転操作部の回転数が所定
の回転数となっているとき、前記クロック発生部で発振
するクロックの周波数は前記光ディスクプレーヤ部の内
部クロックの周波数と略同じである光ディスク再生装置
である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
光ディスク再生装置の構成を示す図である。図1の符号
100で示す破線で囲まれた部分は、CDに記録された
信号を読み出し音声を再生するCDプレーヤ部であり、
符号200で示す破線に囲まれた部分は、上記CDプレ
ーヤ部を操作するコントローラ部である。本発明の一実
施例である光ディスク再生装置は、CDプレーヤ部10
0とコントローラ部200を備えるものである。CDプ
レーヤ部100とコントローラ部200とは互いに、制
御信号及びクロック信号等の信号を転送する接続線で接
続されている。
【0014】はじめに、CDプレーヤ部100の構成及
び機能について説明する。CD1は、スピンドルモータ
3に固定したターンテーブル3aに載置されて回転する
ようにされる。光ピックアップ2は、半導体レーザや光
検出器及びレンズ等の光学部品、さらにフォーカスコイ
ル及びトラッキングコイルを備え、レーザ光をCD1の
情報記録部に照射し反射する光によってフォーカスエラ
ー信号及びトラッキングエラー信号を検出し、さらに光
ディスクに記録されている記録データを読み出す。スレ
ッドモータ4は、光ピックアップのトラッキングコイル
では追従できないCDの半径方向の長い距離に対して光
ピックアップ2を移動させるための送りモータである。
【0015】駆動回路5は、スピンドルモータ3、光ピ
ックアップ2,スレッドモータ4を駆動するための回路
部であり、サーボコントロール回路7により制御され
る。RFアンプ回路6は、光ピックアップ2がCD1よ
り検出したフォーカスエラー信号、トラッキングエラー
信号および記録情報であるRF信号等を増幅する増幅回
路である。サーボコントロール回路7は、フォーカスエ
ラー信号、トラッキングエラー信号及びCDの回転数の
誤差信号を入力し演算処理し、その信号を光ピックアッ
プのフォーカスコイル、トラッキングコイル、スピンド
ルモータ及びスレッドモータを駆動する駆動回路5に出
力する。
【0016】信号処理回路8は、RFアンプ回路6で増
幅されて出力されるEFM(Eighteen to Fourteen Mod
ulation)信号から音声データを復調し、復調した音声
データをDSP(Digital Signal Processor)9に出力
する。また、信号処理回路8は、再生データに含まれる
エラー訂正コードを利用して音声データのエラーを訂正
するまた、信号処理回路8は、EFM信号のデータから
抽出したクロックに対してPLL(Phase Lock Loop)
制御を行い再生したデータと同期したクロックであるデ
ータ抽出用のクロックを生成する。信号処理回路8から
出力される音声データは、DSP9に入力された後バッ
ファメモリ10に記憶される。
【0017】また、サーボコントロール回路7は、上記
のデータ抽出用のクロックを使用してEFM信号に含ま
れる11T×2の同期信号の周期とクロック生成回路1
6から得られる内部クロックCK1の周波数を分周して
得た同期基準信号とを比較し、二つの信号の位相差が一
定になるようPLL制御を行い、スピンドルモータ3の
回転数制御を行っている。
【0018】信号処理回路8、DSP9、システムコン
トローラ14に供給される内部クロックCK1は、発振
周波数を固定したクロック生成回路16から供給されて
いるため、スピンドルモータ3は上述したPLL制御に
より所定の線速度で回転する。
【0019】サーボコントロール回路7は、RFアンプ
回路6から出力されるフォーカスエラーおよびトラッキ
ングエラーの信号を増幅して光ピックアップ2のフォー
カス制御およびトラッキング制御を行う。フォーカス制
御およびトラッキング制御はともに、外乱の大きさおよ
び制御すべき周波数範囲と制御すべき誤差の範囲から制
御系のゲインおよび位相特性を求めかつ安定した制御系
となるよう制御回路の回路定数を設定する必要がある。
【0020】DSP9は、バッファメモリ10から音声
データを読み出して読み出した音声データをDAC(Di
gital Analog Converter)11に送る。DAC11は、
DSP9より出力された音声データであるデジタル信号
をアナログ信号に変換する。また、DSP9は、バッフ
ァメモリ10の読み出しクロックおよびDAC11の音
声データのタイミングクロックをシステムクロックであ
るクロックCK1より生成する。したがって、DACか
ら出力される再生音のピッチはクロックCK1の周波数
に比例することになる。また、DSP9は、信号処理回
路8が復調した音声データをバッファメモリ10に記憶
し、バッファメモリ10より記憶した音声データを読み
出してエラー訂正が必要な音声データについてはエラー
訂正した後再度バッファメモリ10に記憶する。
【0021】また、DSP9は、バッファメモリ10の
メモリアドレスの管理を行う。ここで、バッファメモリ
10に対して入力するメモリアドレスの番号はターンテ
ーブルの回転速度に関わらず連続しているため、音声を
再生するためのメモリアドレスの番号は常に連続した順
序となる。したがって、メモリアドレスを指定するDS
P9内のアドレスカウンターは常に1サンプル前に指定
したアドレス番号に1を加えたアドレス番号か、または
1を引いたアドレス番号を出力する。
【0022】バッファメモリ10は、信号処理回路8か
ら出力される復調された音声データを記憶し、DSP9
によって音声データの読み出し/書き込みが制御されて
いる。
【0023】音声アンプ13は、DAC11より出力さ
れたアナログ信号を増幅して光ディスク再生装置の外部
に出力する。
【0024】クロック生成回路16は、一定の周波数で
発振する発振回路を備え、常にシステムコントローラ1
4のシステムクロックとして供給する。
【0025】セレクタ12は、CDプレーヤ部100の
クロック生成回路16から出力される内部クロック信号
CK1と後述するコントローラ部200のクロック生成
回路210から出力される外部クロック信号CK2のい
ずれかを選択し、信号処理回路8、DSP9、DAC1
1のシステムクロックとして出力する。
【0026】表示/操作部15は、光ディスク再生装置
の再生状態の表示および再生/停止を操作する操作釦ボ
タンを備える。
【0027】システムコントローラ14は、表示/操作
部15、212へ光ディスク再生装置の再生状態を表示
する信号及び操作部に備えられた再生、停止、検出信号
切り換え等の操作ボタンから出力される信号を認識して
CDプレーヤ部の動作又はコントローラ部の動作を制御
する制御部である。本実施例では、マイクロコンピュー
タを使用する。
【0028】次に、図1によりコントローラ部200の
構成及び機能について説明する。ターンテーブル201
は、アナログディスクプレーヤのターンテーブルとほぼ
等しい大きさ、重量又は慣性モーメント、又は同等の材
質をもった回転操作部である。ターンテーブルの回転数
はアナログディスクプレーヤの回転数とほぼ同じ33+
1/3RPMまたは45RPMに設定してあり、あたか
もアナログディスクプレーヤと同じ様な操作性を得るこ
とができる。
【0029】モータ204は、ターンテーブル201が
一定の回転数になるよう駆動する。また、ターンテーブ
ル201又はモータ204のシャフトには回転数を検出
する回転エンコーダ202が固定されている。
【0030】回転エンコーダ202として、例えば、外
周部に複数の透過スリットを設けた円盤であって、その
スリット部が発光素子と受光素子の間を通過することに
よってスリット部の透過光を検出し出力するようにした
回転数検出部器を備えたエンコーダである。また、回転
エンコーダが回転方向の信号を得るためには、上記の回
転数検出部器と同じ構成をした回転数検出器を透過スリ
ットに対して90度の位相だけずらした位置に配置して
透過スリットの検出信号を出力するようにすれば、回転
方向によって二つの検出器の出力波形の位相が異なるこ
とにより回転方向の識別を可能とすることができる。ま
た、回転エンコーダの他の例として、回転方向によって
直流の出力電圧の極性が異なるタコジェネレータを使用
しても良い。
【0031】回転数検出器203は、回転エンコーダ2
02より回転数に比例した信号を検出する検出器であ
る。本実施例では発光素子と受光素子を一組とした二つ
の光検出器を使用した。
【0032】モータ回転数制御回路205は、回転数検
出器203が検出した信号と基準回転数である信号とを
比較してその差分に相当する電圧をモータ204に印加
してモータの回転数を一定に保つよう制御する。
【0033】検出信号切換回路213は、回転数検出器
203より出力される信号を回転数演算回路207へ出
力するか否かのオン/オフを行う。回転数演算回路20
7への出力がオンになっていれば、後述するクロック生
成回路210より周波数可変のクロック信号を出力す
る。また、回転数演算回路203への出力がオフとされ
ていれば、クロック生成回路210から出力されるクロ
ック周波数は可変とならず一定の周波数が出力される。
また、検出信号切換回路213のオン/オフは、表示/
操作部5、212に備えられた図示せぬ切換操作釦の操
作により指示される。
【0034】回転数演算回路207は、検出信号切換回
路213が出力する検出信号ωiを入力して検出信号ω
iに相当する電圧であるViを出力する演算回路であ
る。回転数/周波数変換回路208は、回転数演算回路
207から出力される電圧Viが入力されると電圧Vi
に対応した発信周波数で発振するVCO(Volt Control
Oscillator)を備えていて、出力として発振信号F(ω
i)を得る。
【0035】周波数逓倍回路209は、発振信号F(ω
i)を高い周波数に逓倍しN×F(ωi)の発振信号を得
る。
【0036】クロック生成回路210は、周波数逓倍回
路209から出力された信号を波形整形し矩形波を出力
する。クロック生成回路210から出力されるクロック
CK2の信号は、CDプレーヤ部100のセレクタ12
に供給される。このときセレクタ12がクロックCK2
を選択すると、CDプレーヤ100のシステムクロック
には発振周波数がN×F(ωi)であるクロックCK2が
選択されるので音声の再生ピッチも可変となる。
【0037】表示/操作部212は、光ディスク再生装
置の再生状態の表示および再生/停止を操作する操作釦
ボタンを備える。
【0038】ここで、表示/操作部15、212に備え
られた図示せぬ切換操作釦の操作により検出信号切換回
路213に対して検出信号をオフとすると、CDプレー
ヤ100のセレクタ12には周波数が一定であるクロッ
クCK2が入力されることになるので、音声の再生ピッ
チは変わることがない。
【0039】また、本実施例では、表示/操作部15、
212に備えられた切換操作釦より出力される信号が検
出信号切換回路213の制御信号として直接入力するよ
うにしたが、システムコントローラ14が検出信号切換
回路213に制御信号として出力するようにして制御し
ても良い。
【0040】回転方向検出回路206は、二つの回転数
検出器の出力を入力してターンテーブルの回転方向を判
別する回路である。回転方向検出回路206からは回転
方向によって論理値がH又はLの信号を出力し、光ディ
スク再生装置100と接続された信号線を経由して光デ
ィスク再生装置100のシステムコントローラ14に伝
送される。また、タコジェネレータを使用した場合は、
タコジェネレータの出力電圧の極性を判別して+又は−
を出力しても良い。
【0041】回転数比較回路211は、回転数検出器2
03の出力ωiと基準回転数ωrefとを比較してωiと
ωrefが一致しているかどうかを判別する回路である。
図1では出力信号をΩと記した。Ω=0のときはωiと
ωrefが一致したときである。Ωの信号によってシステ
ムコントローラ14は内部クロックCK1か外部クロッ
クCK2のどちらを選択するかを判別するために使用す
る。回転数比較回路211はωiとωrefの2つの信号
の位相を比較する位相比較器から出力される位相差の変
化を識別することによって実現することが可能である。
【0042】CDプレーヤ部100のシステムコントロ
ーラ14は、回転数比較回路211よりの信号Ωを受信
して、Ω=0のときは光ディスク再生装置100の内部
クロックCK1を選択するよう制御信号を出力する。
【0043】また、Ω≠0ときは、システムコントロー
ラ14は、コントローラ200から転送されるクロック
CK2を選択するよう制御信号を出力する。選択された
クロックCK1またはクロックCK2は、信号処理回路
8、DSP9、DAC11を動作させるシステムクロッ
クとして供給される。
【0044】また、セレクター12に外部クロックが入
力されていれば外部クロックCK2を選択するように
し、外部クロックが入力されていなければ内部クロック
CK1を選択するように制御しても良い。この場合、シ
ステムコントローラ14は外部クロックCKの有無を識
別してクロック選択信号を出力するようにする。この利
点はコントローラ200が光ディスク再生装置100に
接続されていなくても内部クロックCK1で単独で動作
することが可能であり、またコントローラを接続したと
きにはコントローラの操作に合わせることができるよう
にしたものである。
【0045】次に、CDプレーヤ100とコントローラ
200とを接続した本発明の一実施例である光ディスク
再生装置の動作について説明する。
【0046】コントローラ200に備えられたターンテ
ーブル201が33+1/3RPMで回転しているとき
は、CDプレーヤ100の光ディスクは所定の線速度で
回転し、再生する音声は通常ピッチの再生音である。
【0047】はじめに、DJである操作者がコントロー
ラ200に備えられたターンテーブル201を操作して
回転数を遅くした場合、回転数検出回路203より出力
される回転数の信号は回転数演算回路207に入力され
た後、その出力を回転数周波数変換回路208、周波数
逓倍回路209、クロック生成回路210に順次入力さ
れる。クロック生成回路210の出力からは周波数がN
×F(ωi)であるクロックCK2が出力される。ここ
でクロックCK2は、ターンテーブル201の回転数に
比例した通常回転時の周波数より低い周波数のクロック
である。クロック生成回路210より出力されるクロッ
クCK2はCDプレーヤ100のセレクタ12に入力さ
れる。
【0048】システムコントローラ14はクロックCK
2がCDプレーヤ100に供給されていることを識別
し、セレクター12に対して、クロックCK2が選択さ
れるようにクロック選択信号SELを出力する。そし
て、セレクター12より出力されたクロックCK2は、
信号処理回路8、DSP9、DAC11の各回路のシス
テムクロックとして使用される。
【0049】CDプレーヤ100の動作速度はシステム
クロックであるクロックCK2の周波数に依存するた
め、光ディスクの線速度及び光ディスクより再生され復
調される音声データはクロックCK2の周波数に比例し
た動作速度になる。その結果、DACでアナログに変換
された音声信号の再生ピッチはクロックCK2に比例し
た遅い再生ピッチとなる。
【0050】次に、操作者がコントローラ200のター
ンテーブル201を操作してターンテーブルの回転数を
速くした場合は、クロック生成回路210より出力され
るクロックCK2の周波数はターンテーブルの回転数に
比例して高くなる。したがって、CDプレーヤ100の
光ディスクの線速度は速くなり、再生される音声信号の
ピッチは速くなる。
【0051】次に、操作者がコントローラ200に備え
られたターンテーブル201を操作してターンテーブル
の回転を止めた場合は、回転方向検出回路206からの
出力は停止状態を示す信号として0の信号が出力され
る。システムコントローラ14は停止状態の信号を識別
してバッファメモリ10よりの音声データの読み出し及
びDACへの音声データの出力を停止し、DACが音声
を再生しないようにする。
【0052】次に、操作者がコントローラ200に備え
られたターンテーブル201を操作してターンテーブル
201の回転を逆回転したときは、ターンテーブル20
1の回転が停止した時点のバッファメモリ10のアドレ
ス番号から順次逆方向のアドレス番号を指定して音声デ
ータを読み出し、読み出した音声データをDACに出力
する。このとき、再生した音声はアナログディスクを逆
回転して再生したときのように逆再生となる。
【0053】次に、逆回転から正回転に変えたときは、
ターンテーブルの回転が一時的に停止状態になるが、そ
の停止時点のアドレス番号から順次正方向のアドレス番
号を指定して音声データを読み出し、読み出した音声デ
ータをDACに出力する。
【0054】光ディスクの回転数はクロックCK2に比
例した線速度になることは上述したとおりであるが、本
実施例においては、ターンテーブルの回転数を停止させ
ても、また逆回転させてもクロックCK2の周波数をゼ
ロまたはゼロ近くすることはせず、光ピックアップが光
ディスクに記録されたデータを読み出せる範囲とし、且
つ常時正方向に回転させるものとする。
【0055】上記実施例は、光ディスク再生装置として
CDプレーヤを例にして説明したが、MD(Mini Dis
c)プレーヤ、DVD(Digital Versatile Disc)プレー
ヤ等の光ディスクを利用したものに利用することができ
る。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、DJにおいて従来のア
ナログプレーヤと同じ様な操作で同じ効果音を得ること
を可能とした光ディスク再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である光ディスク再生装置
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 CD(光ディスク) 2 光ピックアップ 3 スピンドルモータ 3a ターンテーブル 4 スレッドモータ 5 駆動回路 6 RFアンプ回路 7 サーボコントロール回路 8 信号処理回路 9 DSP 10 バッファメモリ 11 DAC 12 セレクタ 13 音声アンプ 14 システムコントローラ 15,212 表示/操作部 16 クロック生成回路 100 CDプレーヤ部 200 コントローラ部 201 ターンテーブル 202 回転エンコーダ 203 回転数検出器 204 モータ 205 モータ回転数制御回路 206 回転方向検出回路 207 回転数演算回路 208 回転数/周波数変換回路 209 周波数逓倍回路 210 クロック生成回路 211 回転数比較回路 213 検出信号切換回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録された記録信号を読み出
    す光ピックアップと、光ディスクの回転線速度を制御す
    る回転制御部と、前記光ピックアップの読み出した音声
    データを復調する信号処理部と、前記信号処理部が復調
    した音声データを記憶する記憶部と、前記記憶部への音
    声データの書き込み読み出し、およびDAコンバータへ
    の音声データの出力を制御する音声データ信号制御部
    と、内部クロックと外部クロックを選択するクロック選
    択部と、内部クロックか外部クロックのいずれを選択す
    るかを判断するシステムコントロール部を有し、前記回
    転制御部は光ディスクの回転線速度を前記クロック選択
    部が選択したクロックに同期するよう制御する光ディス
    クプレーヤ部を備え、円盤状の回転操作部と、前記回転
    操作部を回転させるモータ部と、前記モータ部の回転数
    を制御するモータ制御部と、前記回転操作部の回転数お
    よび回転方向を検出する回転検出部と、前記回転検出部
    が検出した信号をオン/オフする検出信号切換部と、前
    記回転検出部が検出した回転数に比例したクロックを発
    生するクロック発生部と、前記検出信号切換部にオン/
    オフするための切り換えを指示する操作釦を具備するコ
    ントローラ部を備え、前記コントローラ部の前記クロッ
    ク発生部から出力されるクロック信号を前記光ディスク
    プレーヤ部に供給することを特徴とする光ディスク再生
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光ディスク再生装置にお
    いて、前記回転操作部は、上面が平面をなしアナログデ
    ィスクを載置できる大きさであることを特徴とする光デ
    ィスク再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の光ディスク再生装置にお
    いて、前記回転操作部は、アナログディスクプレーヤの
    ターンテーブルと略同じ重量または略同じ慣性モーメン
    トを有することを特徴とするする光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の光ディスク再生装置にお
    いて、前記回転操作部は、金属または合成樹脂、若しく
    は金属または合成樹脂の複合体であることを特徴とする
    光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の光ディスク再生装置にお
    いて、前記回転操作部の回転数が所定の回転数となって
    いるとき、前記クロック発生部で発振するクロックの周
    波数は前記光ディスクプレーヤ部の内部クロックの周波
    数と略同じであることを特徴とする光ディスク再生装
    置。
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