JPH0521082Y2 - - Google Patents

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JPH0521082Y2
JPH0521082Y2 JP19138987U JP19138987U JPH0521082Y2 JP H0521082 Y2 JPH0521082 Y2 JP H0521082Y2 JP 19138987 U JP19138987 U JP 19138987U JP 19138987 U JP19138987 U JP 19138987U JP H0521082 Y2 JPH0521082 Y2 JP H0521082Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子写真装置及び種々の用途に使用さ
れている静電記録装置等の画像形成装置の技術の
分野で利用され、特にトナーと磁性粒子(キヤリ
ア)を混合してなる二成分現像剤を現像剤担持体
に担持させ、潜像担持体上に形成した潜像を現像
する現像装置に関するものである。
(従来の技術及び問題点) 従来、磁性粒子(以下キヤリアとする)とトナ
ーを混合してなる二成分現像剤を用いて現像を行
なう現像装置においては、現像剤のキヤリアとト
ナーの混合比を一定に保ち、しかもトナーが適正
な摩擦静電電荷を常に保つようにする技術が非常
に重要であることが知られている。このキヤリア
とトナーの混合比を一定に保ち適正なトリボを保
つようにするためにはいわゆる、高性能なトナー
濃度比センサ(いわゆるATRセンサ)が必要な
ことは、もちろんであるが、迅速かつ均一に現像
剤の攪拌がなされることも重要である。そこで現
像剤を攪拌する装置については従来から数多くの
提案がある。ところが、攪拌が十分に行なわれる
ようにするためには、別途攪拌部材を要していた
ためどうしても現像装置が大型化する。また、ト
ナーが消費される際に攪拌系が安定して作動する
ためには、ある程度以上の現像剤の量が必要であ
るし、現像剤に用いられるキヤリアの劣化等を考
慮すると現像剤量は多い方がよい。そのため、さ
らに現像装置が大型化してしまうこととなる。
その一方で近年、小型で低コスト化した画像形
成装置及び多色化等を可能にするため二つ以上の
各色の現像装置を装着した画像形成装置の要請が
強くあり、現像装置はさらに小型化せねばならな
い。
そこで小型化された画像形成装置に適用可能で
ありかつ、現像剤の攪拌手段を備えた現像装置の
案出が望まれている。
(問題を解決するための手段) 本考案は、二成分の現像剤を使用する現像装置
にあつて、上述のごとく従来対応できなかつた小
型の画像形成装置に、適用可能な、現像剤攪拌手
段を備えた現像装置を提供することを目的とす
る。
本考案は上記目的の達成のため、 トナーとキヤリアを混合してなる二成分系現像
剤を収容する現像剤容器と該容器の前部開口に一
部突出して配設される現像剤担持体により、該現
像剤担持体に対向し回転可能に配設されかつ内部
空間を有する潜像担持体上に形成された潜像をト
ナーで顕像化して可視画像を形成する現像装置に
おいて 現像剤容器内部の現像剤を上記潜像担持体の内
部空間に搬入する手段と、 搬入された現像剤を上記潜像担持体の回転に伴
い攪拌する手段と、 攪拌後の現像剤を回収し現像剤容器へ返送する
手段とを有する、 ことにより構成される。
(実施例) 第1図ないし第3図A,Bにもとづいて本考案
の一実施例として二成分現像剤を用いる現像装置
を説明する。第1図は、潜像担持体としての中空
円筒の感光体ドラム1と、現像剤容器2、及び、
現像剤容器2と感光体ドラム1の内部空間を連通
するため、一端を現像剤容器2に固定され、他端
を感光体ドラム1の側面中央位置に摺動自在に取
り付けられた搬送用チユーブ3とを示している。
また、図中矢印Aは、感光体ドラム1の回転方向
であり、上記チユーブ3内の矢印Bが現像剤の搬
入方向を、矢印Dが現像剤の返送方向を示してい
る。
第2図は上記第1図で示された本実施例装置の
概要側面図で上述第1図と同様1が感光体ドラ
ム、2が現像剤容器、3が搬送用チユーブであ
る。
4は現像マグネツトで回転せず現像剤容器の前
部開口に固定的に取り付けられている。このマグ
ネツト4の回りに現像剤担持体としてのスリーブ
5が矢印C方向に回転可能に配設されている。8
は上述のチユーブ3を介して現像剤を現像剤容器
2から感光体ドラム1の内部へ搬入するための手
段、7は、後述するスクリユーコンベア17によ
り該ドラム1から現像剤容器2へ返送されてきた
現像剤をさらに現像剤容器2の内部へ搬送するた
めの手段としてのスクリユーコンベア(以下単に
スクリユーとする)である。9は上下のスクリユ
ー7,8を区分する仕切り板である。現像によつ
てトナーを消費した現像剤は、9の仕切り板でか
き取られ、その多くが8の下スクリユー部へ送ら
れる。この現像剤をスクリユー8は、感光体ドラ
ム1の内部へチユーブ3を通じて送り込むように
なつている。さらに、上述の実施例装置の感光体
ドラム1の内部概要図、該ドラム1を一部切欠い
た斜視図で示したものが、それぞれ第3図A及び
Bである。第3図Aにおいて感光体ドラム1の内
部面には現像剤Tを効率よく攪拌するための手段
として攪拌補助翼12が取り付けられており、感
光体ドラム1と共に回転するようになつている。
また、第3図Bに示す現像剤取り込み口11から
現像剤がスクリユー17によつて搬送されるよう
になつている。感光体ドラム1内でスクリユー1
7を支えかつこれを覆つているチユーブ18は、
同図に示すように取り込み口11から近くの位置
で下方に向け開口部14が設けられている。この
開口部14で現像剤容器2からチユーブ3を介し
て搬送されてきた現像剤が、感光体ドラム1内部
に落とし込まれるようになつている。この落とし
込まれた現像剤は感光体ドラム1の回転により攪
拌されることとなる。また、上記翼12に垂直に
取り付けられた攪拌補助翼13は第3図Bに示す
ように斜めに取り付けることで現像剤を手前側
(取り込み口11側)から奥側に徐々に搬送する
役割を果たしている。また、チユーブ18の奥側
には上方に向け開口された回収用の開口部15が
設けられている。この現像剤の回収用開口部15
の両側には、この回収効率をあげるための翼16
が設けられている。かくして、現像剤の循環は、
現像剤容器2下部のスクリユー8によつて現像剤
容器2からチユーブ3を通じて感光体ドラム1に
現像剤が搬送されることによつてなされる。その
際、チユーブ18内の現像剤が感光体ドラム1内
に落とし込まれ、さらに手前から奥へと攪拌搬送
され、再び奥側でチユーブ18上部から現像剤が
チユーブ18内に回収され、スクリユー17によ
り、感光体ドラム1から現像剤容器2へと戻され
ることになる。
上述の実施例においては、感光体ドラムを用い
た例について説明したが他種の画像形成装置に適
用することも可能である。例えば誘電体ドラム上
に静電潜像を作り画像形成する静電記録装置にお
いても誘電体ドラム内で二成分現像剤を攪拌する
ように構成することができる。また、上述実施例
の感光体ドラム内における攪拌方法は上述実施例
に限定されるものでなく多くの変形例が考えられ
る。例えば、攪拌補助翼12及び13の形状であ
るが、これをドラム内部で螺線を描くように斜め
に取り付ければドラムの回転とともに手前から奥
へ現像剤を搬送することが可能となる。また、上
記翼の一部に穿孔を設け、または各種の凹凸を設
けることで、攪拌状態を調節することができる。
次に、二つの現像剤容器をもち、ドラム1内に二
つの攪拌室を設けた他の実施例について説明す
る。第4図に二つの現像剤容器を備えた現像装置
の概略斜視図画が示されている。二つの現像剤容
器2及び2′は例えば色の異なつた現像剤を用い
ることが可能になる。この二つの異なつた色の現
像剤を一つの感光体ドラム1内で攪拌するために
は二つ攪拌室が分離して設けられることが必要で
ある。そこでまず一つの方策として第5図Aに示
したように二つの攪拌室a,bを設け分離攪拌す
ることが考えられる。感光体ドラム1は矢印E方
向に回転可能とされている。該感光体ドラム1の
内部には、上述した実施例同様に現像剤を搬送す
るチユーブ22及び21を収容し、感光体ドラム
1の支持軸となる固定軸23が配設されている。
この固定軸23の回りを感光体ドラム1が回転す
ることになる。上記感光体ドラム1の内部はa,
bという二つの攪拌室に分離されている。そして
チユーブ21は攪拌室aと、チユーブ22は攪拌
室bと現像剤の交換がなされるよう配設されてい
る。ところが感光体ドラム1はE方向に回転する
ため攪拌室aがチユーブ22側に移動することも
ある。そこで攪拌室aとチユーブ21とのみ現像
剤の循環を行うような工夫が必要である。これに
ついては、チユーブ21,22と攪拌室a,bと
の現像剤循環のための開口部の位置がドラム長手
方向で異なるようにすればよい。第5図Bは第5
図Aに示された感光体ドラム1を上方から示した
図で攪拌室と現像剤循環のための開口部の位置関
係を図示している。チユーブ21及び22を収容
したドラム固定軸23のまわりをa,bという現
像剤攪拌室が回転するが、チユーブ22は、現像
剤の搬入側(第5図Bで下側)で攪拌室bの開口
部b1と対応する位置に現像剤を落し込むための
下向き開口部22Aが形成され、現像剤の返送側
(第5図Bで上側)には攪拌室bの開口部b2と
対応する位置に現像剤の回収のための上向きの開
口部22Bが形成されている。上記のごとく開口
部を設けることで攪拌室bのみ現像剤の循環が可
能となる。チユーブ21も同様とすればaは21
とbは22とのみ現像剤の循環が可能となり二つ
の現像器をもつ装置においても、感光体ドラム1
の内部空間を攪拌装置として使用することが可能
となる。
上記実施例は、第5図Aに示されたごとく左右
二つに分離される現像剤攪拌室を設けたが感光体
ドラム1の長手方向のおいて二つの攪拌室に分離
することも可能であり、さらに他の実施例につい
て説明する。これは、第6図に簡単に示したが感
光体ドラム1の長手方向に二つの攪拌室α及びβ
が配設されている。上述例と同様チユーブ21に
より搬送されてきた現像剤は下向きの開口部24
からαの攪拌室に落とし込まれる。図示はしてい
ないが第3図Bに示すような攪拌補助翼が取り付
けられており、これにより攪拌された現像剤はチ
ユーブ21の上向きの開口部25から再びチユー
ブ21に戻され現像剤容器へ返送されることとな
る。また、同様にチユーブ22を通つてきた現像
剤は攪拌室β位置まで搬送され、開口部26から
攪拌室βに落とされる。そして、攪拌室βで攪拌
され開口部27から再びチユーブ22に戻され、
現像剤容器に返送されることになる。上記実施例
からわかるように二つの攪拌室に分離することは
容易である。
なお、以上で説明した複数の実施例においては
ATR装置及びトナー補給手段等は明記していな
いがトナー補給に関しては感光体ドラム内へ補給
トナーを搬入するためにチユーブの横のドラム断
面に開口部を設けトナーを送り込めるようにすれ
ばよい。また、ATR装置についてもスリーブ近
傍となる位置で、チユーブに取り付けてもよい
し、新たに部材を設けて配設してもよい。
(考案の効果) 以上説明したごとくの構成を有する、本願考案
装置によれば、現像剤容器内の現像剤を潜像担持
体の内部空間に搬送し該内部空間を利用し攪拌す
るので現像装置を小型化することができ、かつ多
量の現像剤を効率良く攪拌することができるので
トナーが適正なトリボを保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例装置の全体斜視図、
第2図は第1図装置の概要側面図、第3図Aは第
1図装置に係る感光体ドラムの内部概要図、第3
図Bは第3図Aに示しされた感光体ドラムの一部
を切い欠いて示した斜視図、第4図は他の実施例
装置の全体斜視図、第5図Aは第4図に示す装置
に係る感光体ドラムの内部概要を示す図、第5図
Bは第5図Aの感光体ドラムを上方から示す図、
第6図はさらに他の実施例装置を示す図である。 1……潜像担持体(感光体ドラム)、2……現
像剤担持体(スリーブ)、3,8,14……搬入
手段(3……チユーブ、8……スクリユー、14
……下向開口部)、12,13……攪拌手段、(攪
拌補助翼)、15,17,3,7……返送手段
(15……上向開口部、17……スクリユー、3
……チユーブ、7……スクリユー)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) トナーとキヤリアを混合してなる二成分系現
    像剤を収容する現像剤容器と該容器の前部開口
    に一部突出して配設される現像剤担持体によ
    り、該現像剤担持体に対向し回転可能に配設さ
    れかつ内部空間を有する潜像担持体上に形成さ
    れた潜像をトナーで顕像化して可視画像を形成
    する現像装置において 現像剤容器内部の現像剤を上記潜像担持体の
    内部空間に搬入する手段と、 搬入された現像剤を上記潜像担持体の回転に
    伴い攪拌する手段と、 攪拌後の現像剤を回収し現像剤容器へ返送す
    る手段とを有する、 ことを特徴とする現像装置。 (2) 現像剤を攪拌する手段は、潜像担持体の内部
    空間壁に取り付けられた攪拌用補助翼であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
    に記載の現像装置。 (3) 潜像担持体の内部空間には、使用する現像剤
    の種類の数に対応して独立した攪拌室が設けら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の現像装置。
JP19138987U 1987-12-18 1987-12-18 Expired - Lifetime JPH0521082Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116195A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009116195A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JPH0197355U (ja) 1989-06-28

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