JPH05210513A - 状態監視型割り込み制御システム - Google Patents

状態監視型割り込み制御システム

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JPH05210513A
JPH05210513A JP4040757A JP4075792A JPH05210513A JP H05210513 A JPH05210513 A JP H05210513A JP 4040757 A JP4040757 A JP 4040757A JP 4075792 A JP4075792 A JP 4075792A JP H05210513 A JPH05210513 A JP H05210513A
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JP
Japan
Prior art keywords
processing
control system
processing request
storage means
requests
Prior art date
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Pending
Application number
JP4040757A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Beppu
裕一郎 別府
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05210513A publication Critical patent/JPH05210513A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 割り込み制御システムにおけるリアルタイム
性を確保した上で、処理要求の欠落を防止する。 【構成】 時間に相関を持たない処理要求を実際に処理
するモジュール3に、複数のモジュール1,2からの処
理要求を一時的に記憶しかつ割り込み信号を送出する複
数のFIFOメモリ40,50と、このFIFOメモリ
に記憶された処理要求を所要の優先順位で実行するCP
U30と、各FIFOメモリの記憶容量の状態を監視
し、記憶容量が足りなくなりそうな時にCPU30に緊
急の割り込みをかけて、優先順位が下位の処理要求を優
先順位が上位の処理要求よりも優先して処理させる状態
監視回路60とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の処理要求単位と、
これら処理要求単位からの処理要求を実行する処理実行
単位とで構成され、処理要求単位から時間的にまったく
相関を持たない処理要求が発生するようなリアルタイム
制御システムに関し、特に処理要求の欠落を防止したシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のリアルタイム制御システ
ムは通常図2に示すような構成がとられている。同図に
おいて、モジュール101及び102の各CPU(Cent
ral Processing Unit )110,120からは夫々時間
に相関を持たない処理要求が発生され、この処理要求に
基づいてモジュール103では実際に制御処理を行って
いる。このモジュール103内部には、各モジュール1
01,102に対応してFIFO(First In First Ou
t)メモリ140,150が設けられ、各モジュールか
らの処理要求をそれぞれ書き込み、要求を受けたFIF
Oメモリは処理要求の到来をCPU130に割り込み信
号として通知する。割り込みを受けたCPU130で
は、それぞれの割り込み信号の重要度を考えて、最重要
の処理から順次実行していく。
【0003】このような制御システムにおいては、モジ
ュール101,102のランダムに発生する処理要求に
対してCPUが時間遅延無く処理できるように、一旦F
IFOメモリ140,150に処理要求を記憶させてお
き、CPU130の空き時間に一気に処理を実行するこ
とで、見かけ上モジュール101,102の処理要求が
リアルタイムに動いているように見せている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
ような従来のリアルタイム制御システムでは、FIFO
メモリ140,150に一旦処理要求を記憶すること
で、処理要求側(モジュール101,102)と処理側
(モジュール103)との間の時間吸収を行っているた
め、FIFOの記憶容量が問題になる。即ち、記憶容量
が少なすぎると処理側の要求を全て記憶することができ
ず、記憶されない要求の欠落が生じてしまう。このため
には、記憶容量を十分大きなものにすればよいが、処理
側の要求が時間に相関しないため十分な容量を決めるの
は非常に難しく、かつたまにしか来ない処理要求に対し
て必要以上に大きな容量に設定することは経済的ではな
い。このため、従来のシステムでは、処理要求が一つの
現象をきっかけに爆発的に発生した場合に、処理しきれ
なくなる、処理の欠落が生じてしまう。
【0005】又、従来のシステムでは処理側のCPU1
30に処理の優先順位があるため、モジュール101か
らの処理が優先された場合、順位の低いモジュール10
2の処理は順位の高い処理が終わるまで待たされる。こ
の場合もFIFOメモリの飽和は十分考えられる。この
対策として例えば、FIFOメモリが一定の容量になっ
た時、処理側では処理要求側にこれ以上の要求をやめる
ように指示してFIFOに記憶された処理を行い、記憶
されている処理が少なくなった状態でまた要求可能な指
示を出す事によりFIFOメモリの飽和を防止してい
る。しかしこの方法では要求を止められた側からみる
と、リアルタイム性が失われ、システムによっては仕様
を満たさない事がある。本発明の目的は、リアルタイム
性を確保した上で、処理要求の欠落を防止するようにし
た割り込み制御システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、時間に相関を
持たない処理要求を実際に処理する処理実行単位に、複
数の処理要求単位からの各処理要求を一時的に記憶しか
つ割り込み信号を送出する複数の記憶手段と、この記憶
手段からの割り込み信号により記憶された各処理要求単
位からの処理要求を実行する命令処理手段と、各記憶手
段の状態を監視し、記憶手段の記憶容量が足りなくなり
そうな時に命令処理手段に緊急の割り込みをかける状態
監視手段とを備えている。ここで、命令処理手段は、複
数の記憶手段に記憶される処理要求に対して優先順位を
設定しており、状態監視手段からの割り込みが生じたと
きには、優先順位が下位の処理要求を優先順位が上位の
処理要求よりも優先して処理するように構成する。例え
ば、記憶手段は記憶した順序で読み出しを行うFIFO
メモリで構成される。
【0007】
【作用】優先順位が下位の処理要求を記憶する記憶手段
の容量が足りなくなったときには、状態監視手段からの
割り込み信号により命令処理手段が下位の処理要求を優
先的に処理して記憶手段の記憶可能容量を増加させ、そ
の処理要求が欠落されることを防止する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図であり、同図にお
いて、モジュール1及び2は時間に相関を持たない処理
要求を発生し、モジュール3はこの処理要求の処理を実
行する。即ち、モジュール1及びモジュール2の各CP
U10,20から発生される処理要求は、モジュール3
内部に各モジュール1,2に対応して設けたFIFOメ
モリ40,50に一旦記憶され、かつ要求を受けたFI
FOメモリは処理要求の到来をCPU30に割り込み信
号として通知する。又、モジュール3にはFIFOメモ
リ30,40の使用容量を常に監視し、ある条件を満た
した時のみCPU30に割り込み信号を送る状態監視回
路60が設けられる。
【0009】前記モジュール3のCPU30は、割り込
みを受けたときに、それぞれの割り込み信号の重要度を
考えて、最重要の処理から順次実行していく。今、仮に
システム処理の重要度をモジュール1,モジュール2の
順番だとし、対応するFIFOメモリ40,50の割り
込み信号をCPU30のINT1(割り込み端子1)、
INT2(割り込み端子2)に入れる。この場合割り込
みの優先順位はINT1の方がINT2よりも高い事と
なる。又、状態監視回路60から出力される割り込み信
号はINT1,INT2よりも割り込み優先順位の高い
INT0に入れられる。
【0010】このシステム構成によれば、モジュール
1,2からの各処理要求はそれぞれFIFOメモリ4
0,50に記憶され、FIFOメモリ40に記憶された
優先順位の高いモジュール1側の処理要求から順次処理
される。この間、状態監視回路60はFIFOメモリ4
0,50の容量を常時監視しており、優先順位の低いF
IFOメモリ50の容量が足りなくなり処理欠落が生じ
そうになった時、CPU30に割り込み信号を出す。
【0011】すると、CPU30では緊急の処理がきた
と判断し、FIFOメモリ50からの処理を状態監視回
路60からの割り込み信号が出なくなるまで行い、その
後、通常処理に戻る。この動作によりFIFOメモリ5
0内にあるモジュール2の処理要求は、最悪の処理欠落
が免れ、CPU30の処理能力が許す限りの最大のリア
ルタイム性を確保できる。尚、本実施例では処理要求元
が2つの場合を想定して動作説明を行ったが、より多く
なった場合は状態監視回路60の論理変更で対応できる
事は明らかである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の状態監視型
割り込み制御システムは、複数の処理要求単位に対応し
て設けた記憶手段の記憶容量を常時監視する状態監視手
段を設け、この状態監視手段からの出力に基づいて必要
に応じて優先順位の低い処理も最低限の処理を行うよう
に構成しているので、処理の欠落を防止することがで
き、システム全体として信頼度が向上し、システム設計
時もシステムに最適なFIFOの容量を決め易くなり、
設計の共通化を可能にして設計時間の短縮及び原価の低
減を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御システムのシステム構成図であ
る。
【図2】従来の制御システムのシステム構成図である。
【符号の説明】
1,2 モジュール(処理要求単位) 3 モジュール(処理実行単位) 10,20,30 CPU 40,50 FIFOメモリ 60 状態監視回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間に相関を持たない処理要求が発生す
    る複数の処理要求単位と、前記処理要求単位からの処理
    要求をリアルタイムに処理する処理実行単位とで構成さ
    れる制御システムにおいて、前記処理実行単位には、前
    記各処理要求単位からの各処理要求を一時的に記憶しか
    つ割り込み信号を送出する複数の記憶手段と、この記憶
    手段からの割り込み信号により記憶された前記各処理要
    求単位からの処理要求を実行する命令処理手段と、前記
    各記憶手段の状態を監視し、記憶手段の記憶容量が足り
    なくなりそうな時に、前記命令処理手段に緊急の割り込
    みをかける状態監視手段とを備えることを特徴とする状
    態監視型割り込み制御システム。
  2. 【請求項2】 命令処理手段は、複数の記憶手段に記憶
    される処理要求に対して優先順位を設定しており、状態
    監視手段からの割り込みが生じたときには、優先順位が
    下位の処理要求を優先順位が上位の処理要求よりも優先
    して処理するように構成してなる請求項1の状態監視型
    割り込み制御システム。
  3. 【請求項3】 記憶手段は記憶した順序で読み出しを行
    うFIFOメモリで構成されてなる請求項1又は2の状
    態監視型割り込み制御システム。
JP4040757A 1992-01-31 1992-01-31 状態監視型割り込み制御システム Pending JPH05210513A (ja)

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