JPH08249295A - メッセージ制御装置 - Google Patents

メッセージ制御装置

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JPH08249295A
JPH08249295A JP7055665A JP5566595A JPH08249295A JP H08249295 A JPH08249295 A JP H08249295A JP 7055665 A JP7055665 A JP 7055665A JP 5566595 A JP5566595 A JP 5566595A JP H08249295 A JPH08249295 A JP H08249295A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デッドロックを解消するとともにメッセージ
間の追い越しを防止する。 【構成】 要求メッセージを要求FIFO114に保持
し、応答メッセージと要求FIFO114への書込みポ
インタ113との対を応答FIFO108に保持してお
き、要求FIFO114への読出しポインタ112と応
答FIFO108の書込みポインタの部分とを比較器1
09により比較して一致した場合には対応する順序制御
マークフラグ110をセットする。また、この順序制御
マークフラグ110は、デッドロック条件検出部111
がデッドロックを検出すると全てセットされる。この順
序制御マークフラグ110の状態に応じてセレクタ11
5は、要求FIFO114または応答FIFO108の
出力を選択してシステムバス200に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッセージ制御装置に
関し、特に複数の装置が共通バスに接続されたシステム
において、共通バスへ複数の種類のリクエストを送信す
る複数のバッファを備えるメッセージ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術では、他装置に対する
リクエスト要求を保持する先入れ先出しバッファ(以下
「FIFO」という)である要求FIFOと他装置から
のリクエストに応答するための応答FIFOという2つ
のFIFOを有して構成されている。たとえば、特開昭
5−189391号公報には多段スイッチネットワーク
によって結合されたシステムの技術が記載されている。
【0003】図4を参照すると、上記従来技術では、複
数のプロセッサメモリエレメント(以下「PME」とい
う)701,702,703,704が、他段スイッチ
交換網705を通じて接続される。多段スイッチ交換網
705は、複数のステージ711,712からなり、各
々のステージはPMEと同数のスイッチ721〜724
から構成される。各々のスイッチは、要求メッセージを
ストアする要求FIFO731と応答メッセージをスト
アする応答FIFO732、要求FIFOと応答FIF
Oから次に送信されるメッセージを選択するメッセージ
セレクタ733を備える。従来技術は、要求FIFOと
応答FIFOの2種類のFIFOを備え、応答FIFO
内のメッセージを常に優先的に次段に送信することによ
り、デッドロックが発生しないように制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
デッドロック問題を解決するため、応答メッセージを優
先的に次の段に送信しているため、スイッチ721〜7
24に、先に到達した要求メッセージが後に到達した応
答メッセージに追い越される現象が発生し、要求メッセ
ージの待ちが大きくなるため、一度負荷が上昇し、スイ
ッチ内の応答メッセージが増加することにより、システ
ムの新規要求メッセージが停滞し、負荷がある程度低下
するまでの間は、システム性能の低下が発生する。
【0005】これを解決するためには、メッセージを各
スイッチに到達した順に次の段に送信する必要がある。
これが実現できれば、負荷にかかわらず一定の性能を実
現可能となる。しかし、メッセージを到達順に処理する
と、以下のようにデッドロックが生じるおそれがある。
【0006】図5を参照すると、CPU1とCPU2と
の間でデッドロックが発生している状態を示した図にお
いて、例えばREQ12とあるのはCPU1からCPU
2へのリクエスト要求を意味し、また、RES12とあ
るのはCPU1からCPU2への応答を意味する。応答
FIFO732および742はエントリが全てリクエス
トで埋まっており、新たなリクエストを受け付けること
ができない状態になっている。しかも要求FIFO73
1および741の要求の方が先に入力されたものである
ため、この要求が出力されてしまわないと応答FIFO
732または742から出力できない。一方、要求FI
FOは互いにCPU1またはCPU2の相手側を宛先と
した要求を保持しており、デッドロック状態に陥ってい
ることが分かる。
【0007】本発明の目的は、かかるデッドロックの発
生を防止または解消するメッセージ制御装置を提供する
ことにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、上記メッセー
ジ間の追い越しの発生を防止するメッセージ制御装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のメッセージ制御装置は、要求メッセージを保
持する要求バッファと応答メッセージを保持する応答バ
ッファとを有するメッセージ制御装置において、デッド
ロックの発生を予知すると前記応答バッファから優先的
に出力するように制御する。
【0010】また、本発明の他のメッセージ制御装置
は、複数のエントリを有し要求メッセージを保持する要
求バッファと、複数のエントリを有し応答メッセージを
保持する応答バッファと、複数のエントリを有し他の装
置からの要求メッセージを保持する受付バッファと、こ
の受付バッファが満杯になったことを検出する検出手段
と、前記要求バッファおよび前記応答バッファのいずれ
かに保持されているメッセージを選択して出力する選択
器とを含み、前記選択器は、前記検出手段が前記受付バ
ッファの満杯状態を検出しない場合には最も早くから前
記要求バッファまたは前記応答バッファに入力されたメ
ッセージを出力し、前記検出手段が前記受付バッファの
満杯状態を検出した場合には前記応答バッファに保持さ
れているメッセージを優先的に出力する。
【0011】また、本発明の他のメッセージ制御装置
は、複数のエントリを有し要求メッセージを保持する要
求バッファと、複数のエントリを有し応答メッセージを
保持する応答バッファと、この応答バッファの各エント
リ毎に設けられ優先的に出力されるべき旨を表示する表
示手段と、複数のエントリを有し他の装置からの要求メ
ッセージを保持する受付バッファと、この受付バッファ
が満杯になったことを検出すると前記表示手段の全てに
ついて優先的に出力されるべき旨を表示するように設定
する検出手段と、前記要求バッファおよび前記応答バッ
ファのいずれかに保持されているメッセージを選択して
出力する選択器とを含み、前記選択器は、前記応答バッ
ファに最も早く入力されたメッセージに対応する表示手
段が優先的に出力されるべき旨を表示していない場合に
は要求バッファまたは応答バッファに最も早く入力され
たメッセージを出力し、前記応答バッファに最も早く入
力されたメッセージに対応する表示手段が優先的に出力
されるべき旨を表示している場合には応答バッファに最
も早く入力された応答メッセージを出力する。
【0012】また、本発明の他のメッセージ制御装置
は、複数のエントリを有し要求メッセージを保持する要
求バッファと、この要求バッファからの読出し位置を示
す読出しポインタと、前記要求バッファへの書込み位置
を示す書込みポインタと、複数のエントリを有し応答メ
ッセージとともにそのときの前記書込みポインタの値を
保持する応答バッファと、この応答バッファの各エント
リ毎に設けられ優先的に出力されるべき旨を表示する表
示手段と、複数のエントリを有し他の装置からの要求メ
ッセージを保持する受付バッファと、この受付バッファ
が満杯になったことを検出すると前記表示手段の全てに
ついて優先的に出力されるべき旨を表示するように設定
する検出手段と、読出しポインタの値と前記応答バッフ
ァに保持された書込みポインタの値とを比較して一致し
たエントリについて優先的に出力されるべき旨を表示す
るように前記表示手段を設定する比較手段と、前記要求
バッファおよび前記応答バッファのいずれかに保持され
ているメッセージを選択して出力する選択器とを含み、
前記選択器は、前記応答バッファに最も早く入力された
メッセージに対応する表示手段が優先的に出力されるべ
き旨を表示していない場合には要求バッファに最も早く
入力された要求メッセージを出力し、前記応答バッファ
に最も早く入力されたメッセージに対応する表示手段が
優先的に出力されるべき旨を表示している場合には応答
バッファに最も早く入力された応答メッセージを出力す
る。
【0013】また、本発明の他のメッセージ制御装置に
おいては、前記要求バッファ、前記応答バッファ、およ
び前記受付バッファのそれぞれは、先入れ先出しバッフ
ァにより構成される。
【0014】
【実施例】次に本発明のメッセージ制御装置の一実施例
について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1を参照すると、本発明の一実施例で
は、システムバス200に複数の中央処理装置201,
202および主記憶装置205,206、および入出力
装置203,204が接続されている。各装置は、シス
テムバス200に送信するメッセージを待ち合わせる要
求FIFO114および応答FIFO108を備える。
また、各装置は、システムバス200に接続された他装
置からのメッセージを受け付ける受付REG105、他
装置からのメッセージが自装置に対するものであるかを
判定するアドレスアレイ104、判定結果と他装置のメ
ッセージを格納する受付FIFO107,受付FIFO
107の制御をする受付FIFO制御部106、受付F
IFO107の状態からデッドロックを検出するデッド
ロック条件検出部111、デッドロック条件を検出時に
応答FIFO108の優先順位を高める印を付けるため
のマークフラグ110、応答FIFO108の各エント
リに保持された上記書込みポインタの値と要求FIFO
用読出しポインタ112の値とを比較するポインタ比較
装置109、順序制御用マークフラグの出力線116の
値により要求FIFO114または応答FIFO108
のシステムバスを選択するFIFOセレクタ115、複
数の演算処理装置101,102、および、演算処理装
置101,102からのメッセージを選択するメッセー
ジセレクタ103を有している。
【0016】受付FIFO107が他の装置から受け付
けた要求は、(図示しない)メモリアクセス等を経て応
答メッセージとなり、応答FIFO108に保持され
る。
【0017】応答FIFO108は応答メッセージとそ
のときの書込みポインタ113の値とを対にして各エン
トリに保持する。この応答FIFO108の各エントリ
には順序制御マークフラグ110が1対1に対応してい
る。
【0018】要求FIFO114は、セレクタ103か
ら要求を受け取ると、書込みポインタ113の示すエン
トリに該要求を保持する。書込みポインタ113はその
後1つカウントアップされる。要求FIFO114はセ
レクタ115に選択されると、読出しポインタ112の
示すエントリから要求を出力する。読出しポインタ11
2はその後1つカウントアップされる。すなわち、要求
FIFO114はリングバッファ構成になっており、読
出しポインタ112と書込みポインタ113とにより制
御される。
【0019】順序制御マークフラグ110は、応答メッ
セージの1エントリ毎に備えられ、以下の2つの場合に
1にセットされる。1つ目は、ポインタ比較装置109
によって一致が検出されたエントリに個別にセットされ
る場合である。これは要求FIFO114または応答F
IFO108に要求または応答が入力された順序を保証
するためのものである。前述のように応答FIFO10
8は、応答メッセージに加えて、入力された時点の書込
みポインタ113の値を対にして各エントリに保持して
おり、この書込みポインタの値を参照することによっ
て、要求FIFO114と応答FIFO108との間の
順序関係を保証することができる。
【0020】例えば、第1の要求→第1の応答→第2の
応答→第2の要求、の順にFIFOに入力があったとす
ると、要求FIFO114の第1エントリに第1の要求
が入力された後、応答FIFO108の第1のエントリ
に第1の応答が、第2のエントリに第2の応答がそれぞ
れ入力される。このとき、応答FIFO108の書込み
ポインタの部分には共にそのときの書込みポインタ11
3の値である”2”が保持される。その後、要求FIF
O114の第2エントリに第2の要求が入力される。こ
れを読み出す際には、まず要求FIFO114から第1
の要求が出力されると、ポインタ比較装置109によっ
て第1のエントリと第2のエントリにおいて一致が検出
されるため、対応する順序制御マークフラグ110が1
にセットされる。これにより、セレクタ115は応答F
IFO108側を選択するようになり、第1の応答に続
いて第2の応答が出力される。
【0021】順序制御マークフラグ110が1にセット
される2つ目の場合は、デッドロック条件検出部111
がデッドロック発生の可能性を検出した場合である。こ
の場合には、全ての順序制御マークフラグ110が1に
セットされる。すなわち、デッドロックの発生を予知し
た場合には、その時の応答FIFO108内の応答を優
先的に出力する。
【0022】デッドロック発生の予知は以下のように行
われる。受付FIFO制御部106は、受付FIFO1
07が満杯の状態にあることをデッドロック条件検出部
111に送信する。これに応答して、デッドロック条件
検出部111は、受付FIFO107が満杯である場
合、デッドロックの可能性があると判定して、応答FI
FO108の全エントリの順序制御マークフラグ110
を1にセットする指示を順序制御マークフラグ110に
出す。これに応答して、順序制御マークフラグ110
は、全エントリの順序制御マークフラグ110を1にセ
ットする。
【0023】このようにして1にセットされた順序制御
マークフラグ110は、各々対応するリクエストが発行
されると共に0にクリアされていく。
【0024】このように順序制御マークフラグ110を
セットすることにより、デッドロック発生の可能性を予
知しない限り、要求FIFO114または応答FIFO
108に入力された順序を保ちながら、両FIFOから
システムバス200へ応答または要求を出力することが
できる。
【0025】次に本発明の上記一実施例の動作について
図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1から図3を参照すると、まず、演算処
理装置101または102が要求メッセージを発行する
と(ステップ501)、発行されたメッセージをメッセ
ージセレクタ103が選択する(ステップ502)。こ
の選択は、例えばラウンドロビン等により行われる。そ
して、この選択されたメッセージによりアドレスアレイ
104を検索する(ステップ503)。これにより、要
求メッセージをシステムバス200に送信すべきか否か
を判断する(ステップ504)。検索した結果、要求さ
れたデータを当該中央処理装置201が保持していない
場合、要求メッセージを要求FIFO114に格納する
(ステップ505)。また、当該中央処理装置201が
要求されたデータを保持していた場合、中央処理装置内
のデータを演算処理装置101または102に返却して
処理が終了する。バッファ順位制御マークフラグ110
の内容を確認し(ステップ506)、バッファ順位制御
マークフラグ=1の場合、応答FIFO108の内容を
FIFOセレクタ115が選択して(ステップ50
7)、応答メッセージをシステムバス200に送信し
(ステップ508)、次に要求FIFO114側がFI
FOセレクタ115により選択されるのを待つ。順序制
御マークフラグ=0の場合には、FIFOセレクタ11
5が要求FIFO114を選択して(ステップ50
9)、要求メッセージをシステムバス200に出力する
(ステップ510)。この出力された要求メッセージ
は、他の中央処理装置202、入出力装置203または
204、又は主記憶装置205または206が、その受
付REG105に保持する(ステップ511)。このよ
うにして受け付けたメッセージは、アドレスアレイ10
4の検索に使用され(ステップ512)、これにより自
装置への要求であるかどうかを判断する(ステップ51
3)。自装置以外への要求の場合には、処理を終了す
る。自装置への要求である場合には、そのメッセージを
受付FIFO107へ格納する(ステップ514)。そ
して、(図示しない)メモリアクセス等により要求メッ
セージへの応答を作成して、これを応答メッセージとし
て応答FIFO108に格納する(ステップ515)。
【0027】このようにして入力された要求FIFO1
14または応答FIFO108からの読出しに当たって
は、順序制御マークフラグ=0の内容を確認する(ステ
ップ516)。当該フラグ=0の場合、FIFOセレク
タ115が要求FIFO114を選択して(ステップ5
24)、要求メッセージをシステムバス200に出力す
る(ステップ525)。これを当該フラグが1になるま
で繰り返す。順序制御マークフラグ=1の場合、FIF
Oセレクタ517が応答FIFOを選択して(ステップ
517)、応答メッセージをシステムバス200に出力
する(ステップ518)。この出力された要求メッセー
ジは、他の中央処理装置202、入出力装置203また
は204、又は主記憶装置205または206が、その
受付REG105に保持する(ステップ519)。この
ようにして受け付けたメッセージは、アドレスアレイ1
04の検索に使用され(ステップ520)、これにより
自装置への要求であるかどうかを判断する(ステップ5
21)。自装置以外への要求の場合には、処理を終了す
る。自装置への要求である場合には、そのメッセージを
受付FIFO107へ格納する(ステップ522)。そ
して、要求メッセージの送信元である演算処理装置10
1または102へ応答メッセージを返却する(ステップ
523)。
【0028】このように、本発明の一実施例であるメッ
セージ制御装置によれば、デッドロック条件検出部11
1によりデッドロック発生の可能性を検出して順序制御
マークフラグ110をセットすることにより、応答FI
FO108から優先的に出力させてデッドロックを回避
することができる。また、応答FIFO108に入力時
の要求FIFO114への書込みポインタ113の値を
保持しておくことにより、要求FIFO114と応答F
IFO108との間のメッセージの追い越しを防止する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、デッドロック発生の可能性を検出して応答FI
FO側から優先的に出力させることにより、デッドロッ
クを回避することができる。また、応答FIFO入力時
に要求FIFOへの書込みポインタの値を保持しておく
ことにより、要求FIFOと応答FIFOとの間のメッ
セージの追い越しを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメッセージ制御装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のメッセージ制御装置の動作
を表す図である。
【図3】本発明の一実施例のメッセージ制御装置の動作
を表す他の図である。
【図4】従来技術によるシステム構成の一例を表す図で
ある。
【図5】従来技術によるメッセージ制御装置におけるデ
ッドロック発生の状態を表した図である。
【符号の説明】
101,102 演算処理装置 103 メッセージセレクタ 104 アドレスアレイ 105 受け付けREG 106 受け付けFIFO制御部 107 受け付けFIFO 108 応答FIFO 109 ポインタ比較器 110 順序制御マークフラグ 111 デッドロック条件検出部 112 要求FIFOリードポインタ 113 要求FIFOライトポインタ 114 要求FIFO 115 FIFOセレクタ 116 順序制御信号 117 システムバス出力信号 118 システムバス入力信号 200 システムバス 201,202 中央処理装置 203,204 入出力処理装置 205,206 主記憶装置 701〜704 プロセッサ・メモリ・エレメント 705 クロスバネットワーク 711,712 クロスバネットワークの各ステージ 721〜724 スイッチ 731 要求FIFO 732 応答FIFO 733 メッセージセレクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求メッセージを保持する要求バッファ
    と応答メッセージを保持する応答バッファとを有するメ
    ッセージ制御装置において、デッドロックの発生を予知
    すると前記応答バッファから優先的に出力するように制
    御することを特徴とするメッセージ制御装置。
  2. 【請求項2】 複数のエントリを有し要求メッセージを
    保持する要求バッファと、 複数のエントリを有し応答メッセージを保持する応答バ
    ッファと、 複数のエントリを有し他の装置からの要求メッセージを
    保持する受付バッファと、 この受付バッファが満杯になったことを検出する検出手
    段と、 前記要求バッファおよび前記応答バッファのいずれかに
    保持されているメッセージを選択して出力する選択器と
    を含み、 前記選択器は、前記検出手段が前記受付バッファの満杯
    状態を検出しない場合には最も早くから前記要求バッフ
    ァまたは前記応答バッファに入力されたメッセージを出
    力し、前記検出手段が前記受付バッファの満杯状態を検
    出した場合には前記応答バッファに保持されているメッ
    セージを優先的に出力することを特徴とするメッセージ
    制御装置。
  3. 【請求項3】 複数のエントリを有し要求メッセージを
    保持する要求バッファと、 複数のエントリを有し応答メッセージを保持する応答バ
    ッファと、 この応答バッファの各エントリ毎に設けられ優先的に出
    力されるべき旨を表示する表示手段と、 複数のエントリを有し他の装置からの要求メッセージを
    保持する受付バッファと、 この受付バッファが満杯になったことを検出すると前記
    表示手段の全てについて優先的に出力されるべき旨を表
    示するように設定する検出手段と、 前記要求バッファおよび前記応答バッファのいずれかに
    保持されているメッセージを選択して出力する選択器と
    を含み、 前記選択器は、前記応答バッファに最も早く入力された
    メッセージに対応する表示手段が優先的に出力されるべ
    き旨を表示していない場合には要求バッファまたは応答
    バッファに最も早く入力されたメッセージを出力し、前
    記応答バッファに最も早く入力されたメッセージに対応
    する表示手段が優先的に出力されるべき旨を表示してい
    る場合には応答バッファに最も早く入力された応答メッ
    セージを出力することを特徴とするメッセージ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 複数のエントリを有し要求メッセージを
    保持する要求バッファと、 この要求バッファからの読出し位置を示す読出しポイン
    タと、 前記要求バッファへの書込み位置を示す書込みポインタ
    と、 複数のエントリを有し応答メッセージとともにそのとき
    の前記書込みポインタの値を保持する応答バッファと、 この応答バッファの各エントリ毎に設けられ優先的に出
    力されるべき旨を表示する表示手段と、 複数のエントリを有し他の装置からの要求メッセージを
    保持する受付バッファと、 この受付バッファが満杯になったことを検出すると前記
    表示手段の全てについて優先的に出力されるべき旨を表
    示するように設定する検出手段と、 読出しポインタの値と前記応答バッファに保持された書
    込みポインタの値とを比較して一致したエントリについ
    て優先的に出力されるべき旨を表示するように前記表示
    手段を設定する比較手段と、 前記要求バッファおよび前記応答バッファのいずれかに
    保持されているメッセージを選択して出力する選択器と
    を含み、 前記選択器は、前記応答バッファに最も早く入力された
    メッセージに対応する表示手段が優先的に出力されるべ
    き旨を表示していない場合には要求バッファに最も早く
    入力された要求メッセージを出力し、前記応答バッファ
    に最も早く入力されたメッセージに対応する表示手段が
    優先的に出力されるべき旨を表示している場合には応答
    バッファに最も早く入力された応答メッセージを出力す
    ることを特徴とするメッセージ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記要求バッファ、前記応答バッファ、
    および前記受付バッファのそれぞれは、先入れ先出しバ
    ッファにより構成されることを特徴とする請求項4記載
    のメッセージ制御装置。
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