JPH0521033U - ユニツトルーム - Google Patents

ユニツトルーム

Info

Publication number
JPH0521033U
JPH0521033U JP7883591U JP7883591U JPH0521033U JP H0521033 U JPH0521033 U JP H0521033U JP 7883591 U JP7883591 U JP 7883591U JP 7883591 U JP7883591 U JP 7883591U JP H0521033 U JPH0521033 U JP H0521033U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power meter
storage box
meter
unit room
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7883591U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2512689Y2 (ja
Inventor
俊明 加藤
文雄 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP1991078835U priority Critical patent/JP2512689Y2/ja
Publication of JPH0521033U publication Critical patent/JPH0521033U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512689Y2 publication Critical patent/JP2512689Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Distribution Board (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工業化住宅におけるユニットルーム外壁面の
防火区画を形成しつつ、電力計やガスメータ等を突出さ
せることなく、外観意匠上好ましく、しかも運搬上の支
障もなく、更には廊下の幅をも有効に活用する。 【構成】 外壁を構成する壁パネル34に電力計42を
取付けるための開口部36を形成し、前記開口部36
に、石膏ボード46を裏打ちした壁埋め込み用の金属製
の電力計収納ボックス38を取付け、前記電力計収納ボ
ックス内に、電力計42を取付け可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工業化住宅におけるユニットル−ムに関し、特に外壁面に電力計や ガスメータ等を取付けるユニットル−ムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、建築物の工期の短縮、現場施工の容易化等の目的から、工業化住宅、特 に工場においてユニットルームを形成し、このユニットルームを建築現場に搬送 し、そこで各ユニットルームを連結し、建物を組立て形成するユニット工法が推 進されてきている。
【0003】 このユニット工法においては、ユニットルーム内に、電気やガスを引き込む場 合、電力計やガスメータを介して、電線やガス管を室内に導くようにしている。
【0004】 そして、従来では、前記電力計やガスメータをユニットルームに取付ける場合 、図5〜図7に示すようにしていた。
【0005】 即ち、図5及び図6に示すように、ユニットルーム10に電力計12を取付け る場合、ユニットルーム10を構成する外壁14の外側面に電力計取付け板16 を取付け、この電力計取付け板16に電力計カバー18を取付け、この電力計カ バー18内に電力計12を取付けるようにしていた。
【0006】 また、図7に示すように、ユニットルーム22にガスメータ24を取付ける場 合、ユニットルーム22を構成する外壁26の外側面にガスメータ28を取付け 、これに配管30を接続するようにしていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のユニットルーム10、22においては、電力計カバー18やガスメ ータ24が外壁14、22から突出し、外部に露出した状態となっていたため、 外観、意匠上好ましくないという問題があった。
【0008】 また、ユニットルーム10、22は、予め工場で生産して、運送用のトラック 等によって、建築現場に運搬する必要があるため、ユニットルーム10、22の 大きさは運送用のトラックによって運搬できる大きさに限定されてしまい、従っ てユニットルーム10、22内のスペースを確保するため、ユニットルーム10 、22を制限一杯に形成すると、前記電力計カバー18やガスメータ24が前記 トラックの荷台幅より突出して、車載上の制限に反することとなるという問題が あった。
【0009】 さらに、ユニットルーム10、22の外壁に電力計カバー18やガスメータ2 4が突出していると、廊下の幅が有効に活用できなくなり、特にガスメータ24 の場合には、外壁の下部に取付けられるのが通常であるため、廊下の通行に支障 の生じることがあるという問題があった。
【0010】 このため、ユニットルーム10、22の外壁に、前記電力計12やガスメータ 24等を埋め込むことも考えられるが、ユニットルーム10、22の外壁にて防 火区画を形成する必要があることから、単純に埋め込むだけでは不十分であると いう問題があった。
【0011】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、工 業化住宅におけるユニットルーム外壁面の防火区画を形成しつつ、電力計やガス メータ等を突出させることなく、外観意匠上好ましく、しかも運搬上の支障もな く、更には廊下の幅をも有効に活用することの可能なユニットルームを提供する ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の考案は、 外壁面に電力計やガスメータ等を取付けるユニットルームにおいて、 前記外壁面に、前記電力計やガスメータ等を取付けるための開口部を形成し、 前記開口部に、石膏ボードを裏打ちした壁埋め込み用の金属製の収納ボックス を取付け、 前記収納ボックス内に、前記電力計やガスメータ等を取付け可能としたことを 特徴としている。
【0013】 また、請求項2の考案にあっては、 電力計を取付ける請求項1のユニットルームにおいて、 電源引き込み用の配線及び前記収納ボックス付近の室内引き込み用の配線を、 金属管にて被覆することを特徴としている。
【0014】
【作用】
前記構成のユニットルームにあっては、ユニットルームを構成する外壁に開口 部を形成し、この開口部内に石膏ボードを裏打ちした金属製の収納ボックスを取 付け、この収納ボックス内に電力計やガスメータ等を取付けることにより、前記 金属製の収納ボックスにて開口部を形成しているにも拘らず、防火区画を形成す ることができ、しかも電力計やガスメータ等が収納ボックス内に収められるので 、外壁より突出することはなく、外観意匠上良好となり、運搬上の制約も受けず 、廊下の幅をも十分に確保することが可能となるものである。
【0015】 また、請求項2のユニットルームにあっては、電源引き込み用及び収納ボック ス付近の室内引き込み用の配線を金属管にて被覆するため、可燃性の配線を必要 とする場合においても、十分な防火区画を形成することが可能となる。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】 図1及び図2は、本考案の一実施例に係るユニットルームの状態を示す図であ る。
【0018】 本実施例においては、1階のユニットルーム32の上に、2階のユニットルー ム32を積み重ねて連結することによって、アパートを建築する状態を示してい る。
【0019】 各ユニットルーム32は、予め工場において、床パネル上に、壁パネル34を 立設固定し、この壁パネル34により形成された壁部の上部開口に図示せぬ天井 材を取付けて箱状に形成されるようになっている。
【0020】 また、各ユニットルーム32内には、例えば、図示せぬが、洗面台、防水パン 、便器を組込んだトイレ、ユニットバス等のサニタリー用の設備機器を設置する ようにしている。
【0021】 そして、これら各ユニットルーム32の外壁を構成する壁パネル34の外側面 上部に、開口部36を形成し、この開口部36内に電力計収納ボックス38を取 付けるようにしている。
【0022】 前記開口部36は、開口縁に縁材40を取付けて補強するようになっている。
【0023】 電力計収納ボックス38は、鋼板等からなる金属製のもので、電力計42を収 納するに十分な大きさに形成され、その前面開口部分には扉44が開閉可能に取 付けられ、この扉44が前記壁パネル34の外表面と一致させて壁埋め込み状態 で取付けられるようになっている。なお、本実施例においては、防火性を考慮し て、厚さ0. 8mmの鋼板を使用するようにしている。
【0024】 また、電力計収納ボックス38の外表面には、石膏ボード46が裏打ちされる ようになっている。この石膏ボード46には、厚さ12mmのものを使用するよう にしている。
【0025】 さらに、前記電力計収納ボックス36の内側奥壁面には、電力計取付け板48 が取付けられ、この電力計取付け板48に前記電力計42を取付けるようにして いる。この電力計42には、前記壁パネル34の外側面に取付けた電源引き込み ボックス50からの電源引込線52、更には室内側引込線54が室内側で接続さ れるようになっている。
【0026】 そして、前記電源引込線52及び室内側引込線54が可燃性の材料で形成され るようになっているため、電源引込線52の全体を金属パイプ56にて覆うと共 に、室内側引込線54の電力計収納ボックス36付近ほぼ1m を金属パイプ58 にて覆うようにすることにより、防火性を高めるようにしている。
【0027】 図3及び図4には、本考案の他の実施例を示す。
【0028】 本実施例においては、1階のユニットルーム60の上に、2階のユニットルー ム60を積み重ねて連結することによって、アパートを建築する状態を示してい る。
【0029】 各ユニットルーム60は、予め工場において、床パネル上に、壁パネル62を 立設固定し、この壁パネル62により形成された壁部の上部開口に図示せぬ天井 材を取付けて箱状に形成されるようになっている。
【0030】 また、各ユニットルーム60内には、例えば、図示せぬが、流し台やガスコン ロ等の台所用の設備機器を設置するようにしている。
【0031】 そして、これら各ユニットルーム60の外壁を構成する壁パネル62の外側面 上部に、開口部64を形成し、この開口部64内にガスメータ収納ボックス66 を取付けるようにしている。
【0032】 前記開口部64は、開口縁に縁材68を取付けて補強するようになっている。
【0033】 ガスメータ収納ボックス66は、鋼板等からなる金属製のもので、ガスメータ 70を収納するに十分な大きさに形成され、その前面開口部分には点検口72付 きの扉74が開閉可能に取付けられ、この扉74が前記壁パネル62の外表面と ほぼ一致させて壁埋め込み状態で取付けられるようになっている。なお、本実施 例においては、防火性を考慮して、厚さ0. 8mmの鋼板を使用するようにしてい る。
【0034】 また、電力計収納ボックス66の外表面には、石膏ボード76が裏打ちされる ようになっている。この石膏ボード76には、厚さ12mmのものを使用するよう にしている。
【0035】 なお、前記ガスメータ70には、ガスコンロや給湯器等に接続されるガス管7 8が室内側に配設されるが、これらガス管78は不燃性のものであるため、特に 防火処理は施していない。
【0036】 このように、電力計42やガスメータ70を壁パネル34、62内に埋め込む ようにしたため、外壁表面に露出せず、外観意匠上良好となり、かつ運送上の制 約を受けることもなく、しかも廊下の幅を十分に活用することが可能となるもの である。
【0037】 本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で、 各種の変形実施が可能である。
【0038】 例えば、ユニットルームの形状、寸法等は、建築条件にあわせて自由に変更実 施できるものである。
【0039】 また、本実施例では、ユニットルームは、サニタリー用、台所用のものとなっ ているが、これに限らず、その他のユニットルームにも適用可能である。
【0040】 更に、ユニットルームは上下に積み重ねてアパートを形成するものに付いて説 明したが、これに限らず、1階の場合にも適用できるものである。
【0041】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のユニットルームにあっては、ユニットルームを 構成する外壁に開口部を形成し、この開口部内に石膏ボードを裏打ちした金属製 の収納ボックスを取付け、この収納ボックス内に電力計やガスメータ等を取付け ることにより、前記金属製の収納ボックスにて開口部を形成しているにも拘らず 、防火区画を形成することができ、しかも電力計やガスメータ等が収納ボックス 内に収められるので、外壁より突出することはなく、外観意匠上良好となり、運 搬上の制約も受けず、廊下の幅をも十分に確保することができるという効果があ る。
【0042】 また、請求項2のユニットルームにあっては、電源引き込み用及び収納ボック ス付近の室内引き込み用の配線を金属管にて被覆するため、可燃性の配線を必要 とする場合においても、十分な防火区画を形成することができるという効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るユニットルームの電力
計の取付け状態を示す斜視図である。
【図2】図1の電力計の取付け部分の断面図である。
【図3】本考案の他の実施例に係るユニットルームのガ
スメータの取付け状態を示す斜視図である。
【図4】図3のガスメータの取付け部分の断面図であ
る。
【図5】従来の電力計の取付け状態を示す斜視図であ
る。
【図6】図5の電力計の取付け部分の断面図である。
【図7】従来のガスメータの取付け状態を示す断面図で
ある。
【符合の説明】
32、60 ユニットルーム 34、62 壁パネル 36、64 開口部 38 電力計収納ボックス 42 電力計 44、74 扉 52 電源引込線 54 室内側引込線 56、58 金属パイプ 66 ガスメータ収納ボックス 70 ガスメータ
MH015402

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁面に電力計やガスメータ等を取付け
    るユニットルームにおいて、 前記外壁面に、前記電力計やガスメータ等を取付けるた
    めの開口部を形成し、 前記開口部に、石膏ボードを裏打ちした壁埋め込み用の
    金属製の収納ボックスを取付け、 前記収納ボックス内に、前記電力計やガスメータ等を取
    付け可能としたことを特徴とするユニットルーム。
  2. 【請求項2】 電力計を取付ける請求項1のユニットル
    ームにおいて、 電源引き込み用の配線及び前記収納ボックス付近の室内
    引き込み用の配線を、 金属管にて被覆することを特徴とするユニットルーム。
JP1991078835U 1991-09-02 1991-09-02 建築物の防火構造 Expired - Lifetime JP2512689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991078835U JP2512689Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 建築物の防火構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991078835U JP2512689Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 建築物の防火構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0521033U true JPH0521033U (ja) 1993-03-19
JP2512689Y2 JP2512689Y2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=13672889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991078835U Expired - Lifetime JP2512689Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 建築物の防火構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2512689Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002038A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Toyota Home Kk 建物設備ユニット及び建物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140417U (ja) * 1989-04-25 1990-11-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140417U (ja) * 1989-04-25 1990-11-26

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002038A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Toyota Home Kk 建物設備ユニット及び建物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2512689Y2 (ja) 1996-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080313974A1 (en) Reusable worker housing and methods relating thereto
JPH0348990B2 (ja)
JP2512689Y2 (ja) 建築物の防火構造
JP2010101138A (ja) 水回り設備ユニットの給電構造
RU2121032C1 (ru) Способ изготовления многоэтажного жилого дома и многоэтажный жилой дом
JPH0525259U (ja) ユニツトルーム
JP3182313B2 (ja) 住宅用内装構造、内壁構造及びユニット設備室
JPH0444662B2 (ja)
JPH10325235A (ja) 収納構造
JPH08303022A (ja) 集合住宅の配管構造
JP4428870B2 (ja) 配管カバー
JPH0236813Y2 (ja)
JPH084322A (ja) 集合住宅
JP2518678Y2 (ja) ユニットルーム
JP2557841Y2 (ja) ユニットルームの設備配管接続構造
JPH0638842A (ja) 設備ユニット
JPH06128989A (ja) 共同住宅の設備配管構造
JP2021153369A (ja) 無線給電システム及びプレキャストパネル
KR950000159Y1 (ko) 건물의 조립식 소화전 및 계량기 박스용 부재의 구조
JP2023118188A (ja) 配管及び配線収納構造
JPH019842Y2 (ja)
JP2682901B2 (ja) ユニット住宅の採光構造
JPH084534B2 (ja) 設備ユニット
JPH0542140Y2 (ja)
JPS58178759A (ja) 建築物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960521