JPH05210087A - 画像表示装置の駆動方法 - Google Patents
画像表示装置の駆動方法Info
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- JPH05210087A JPH05210087A JP4058792A JP4058792A JPH05210087A JP H05210087 A JPH05210087 A JP H05210087A JP 4058792 A JP4058792 A JP 4058792A JP 4058792 A JP4058792 A JP 4058792A JP H05210087 A JPH05210087 A JP H05210087A
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- pixels
- pixel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 第n行の画素と第n+1行の画素が横方向に
ずれた画素配置の画像表示装置において、横方向の解像
度を向上させる。 【構成】 サンプリングを行う画像信号ラインに入る画
像信号を、ディレイ回路12からのディレイ信号DLと
スルー信号TH間で切り換えて、画素のずれに対応する
時間だけ画像信号をずらす。 【効果】 夫々の行に対応する画像信号を、画素の横方
向のずれに対応する時間だけずらせてサンプリングする
ことで、画素と信号のずれが吸収され、横方向の解像度
が向上する。
ずれた画素配置の画像表示装置において、横方向の解像
度を向上させる。 【構成】 サンプリングを行う画像信号ラインに入る画
像信号を、ディレイ回路12からのディレイ信号DLと
スルー信号TH間で切り換えて、画素のずれに対応する
時間だけ画像信号をずらす。 【効果】 夫々の行に対応する画像信号を、画素の横方
向のずれに対応する時間だけずらせてサンプリングする
ことで、画素と信号のずれが吸収され、横方向の解像度
が向上する。
Description
【0001】本発明は、例えばアクティブマトリクス液
晶表示装置等の画像表示装置の駆動方法に関し、特にそ
の列方向の駆動に関する。
晶表示装置等の画像表示装置の駆動方法に関し、特にそ
の列方向の駆動に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶等を用いたカラー画像表示装置の画
素としては、図16(a),(b)に示されるような配
置が一般的である。図16においてRは赤、Gは緑、B
は青の各画素を示す。
素としては、図16(a),(b)に示されるような配
置が一般的である。図16においてRは赤、Gは緑、B
は青の各画素を示す。
【0003】図16(a)の配置は、縦方向に同色の画
素を配置し、横方向にR,G,Bの各色の画素を交互に
配置したものとなっている。また、図16(b)の配置
は、縦及び横方向共にR,G,Bの各画素を交互に配置
したものとなっている。
素を配置し、横方向にR,G,Bの各色の画素を交互に
配置したものとなっている。また、図16(b)の配置
は、縦及び横方向共にR,G,Bの各画素を交互に配置
したものとなっている。
【0004】しかしながら、(a)の配置では同じ色の
画素が連なる縦方向の解像度が劣る問題がある。また、
(b)の配置では、図中左下がりの斜め方向に同じ色の
画素が連なり、この方向の解像度が劣る問題がある。
画素が連なる縦方向の解像度が劣る問題がある。また、
(b)の配置では、図中左下がりの斜め方向に同じ色の
画素が連なり、この方向の解像度が劣る問題がある。
【0005】このような欠点を補償するために、図17
のような画素の配置とすることが提案されている。即ち
この配置では、各行で画素をずらせて、しかも横方向に
R,G,Bの各画素を交互に配列し、縦、横、斜めのい
ずれの方向にも同一色の画素が連ならないようになって
いる。尚、図17では第j行の画素と第j+1行の画素
の横方向のずれは1/2画素となっている。
のような画素の配置とすることが提案されている。即ち
この配置では、各行で画素をずらせて、しかも横方向に
R,G,Bの各画素を交互に配列し、縦、横、斜めのい
ずれの方向にも同一色の画素が連ならないようになって
いる。尚、図17では第j行の画素と第j+1行の画素
の横方向のずれは1/2画素となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図17に示される画素
配置の画像表示装置の駆動方法について説明する。
配置の画像表示装置の駆動方法について説明する。
【0007】列方向では駆動回路から映像データが駆動
信号として出力されるもので、図18の1800は、テ
レビを例とした映像信号である。図18において、第j
H目(Hは水平同期信号期間)の映像信号と第(j+
1)H目の映像信号とは近接しているため、一般的には
ほぼ同一の映像データとなっている。
信号として出力されるもので、図18の1800は、テ
レビを例とした映像信号である。図18において、第j
H目(Hは水平同期信号期間)の映像信号と第(j+
1)H目の映像信号とは近接しているため、一般的には
ほぼ同一の映像データとなっている。
【0008】図18の1801は1800の一部を拡大
したものである。1802は映像データをサンプリング
するためのサンプリングクロック信号であり、その1周
期は1画素に対応する時間と同一で、サンプリングはサ
ンプリングクロックの立ち下がりでなされるものであ
る。
したものである。1802は映像データをサンプリング
するためのサンプリングクロック信号であり、その1周
期は1画素に対応する時間と同一で、サンプリングはサ
ンプリングクロックの立ち下がりでなされるものであ
る。
【0009】第j行において、図17のaの画素に第j
H目の映像信号のAの映像データが、図17のcの画素
には同じくCの映像データが書き込まれる。従って、第
(j+1)行目では、第(j+1)H目の映像データ
B,Dが図17のb,dの各画素に書き込まれるべきで
ある。ところが、常にサンプリングクロック1802の
立ち下がりでの映像データがサンプリングされるため、
映像データのA,Cが図17のb,dの各画素に書き込
まれることになり、画像の横方向の解像度を低下させる
原因となっている。
H目の映像信号のAの映像データが、図17のcの画素
には同じくCの映像データが書き込まれる。従って、第
(j+1)行目では、第(j+1)H目の映像データ
B,Dが図17のb,dの各画素に書き込まれるべきで
ある。ところが、常にサンプリングクロック1802の
立ち下がりでの映像データがサンプリングされるため、
映像データのA,Cが図17のb,dの各画素に書き込
まれることになり、画像の横方向の解像度を低下させる
原因となっている。
【0010】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、図17に示されるような画素配置の画像
表示装置において、横方向の解像度を向上させることを
目的とする。
されたもので、図17に示されるような画素配置の画像
表示装置において、横方向の解像度を向上させることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このために請求項1の発
明では、第n行の画素に対してn+1行の画素がz画素
分横方向にずれており、かつ画素の横方向のずれがy行
(2行以上)の周期となっている画像表示装置の駆動方
法において、サンプリング回路の画像信号ラインにzt
(tは横方向の1画素に対応する時間)の整数倍の遅延
量を持つy−1個のディレイ回路を設け、各ディレイ回
路からのディレイ信号とスルー信号とを切り換えるy個
のスイッチを、画素の1行ごとにy行周期で順次切り換
えることとしているものである。
明では、第n行の画素に対してn+1行の画素がz画素
分横方向にずれており、かつ画素の横方向のずれがy行
(2行以上)の周期となっている画像表示装置の駆動方
法において、サンプリング回路の画像信号ラインにzt
(tは横方向の1画素に対応する時間)の整数倍の遅延
量を持つy−1個のディレイ回路を設け、各ディレイ回
路からのディレイ信号とスルー信号とを切り換えるy個
のスイッチを、画素の1行ごとにy行周期で順次切り換
えることとしているものである。
【0012】また、請求項2の発明では、第n行の画素
に対してn+1行の画素がz画素分横方向にずれてお
り、かつ画素の横方向のずれがy行(2行以上)の周期
となっている画像表示装置の駆動方法において、yフィ
ールドを1フレームとして構成された画像信号が入力さ
れるサンプリング回路の画像信号ラインにzt(tは横
方向の1画素に対応する時間)の整数倍の遅延量を持つ
y−1個のディレイ回路を設け、各ディレイ回路からの
ディレイ信号とスルー信号とを切り換えるy個のスイッ
チを、フィールドごとに1フレーム周期で順次切り換え
ることとしているものである。
に対してn+1行の画素がz画素分横方向にずれてお
り、かつ画素の横方向のずれがy行(2行以上)の周期
となっている画像表示装置の駆動方法において、yフィ
ールドを1フレームとして構成された画像信号が入力さ
れるサンプリング回路の画像信号ラインにzt(tは横
方向の1画素に対応する時間)の整数倍の遅延量を持つ
y−1個のディレイ回路を設け、各ディレイ回路からの
ディレイ信号とスルー信号とを切り換えるy個のスイッ
チを、フィールドごとに1フレーム周期で順次切り換え
ることとしているものである。
【0013】
【実施例及び作用】図1〜図3は本発明の第1の実施例
を示すもので、本実施例においては図1のサンプリング
回路によって図2に示される配置の画素を駆動するもの
となっている。
を示すもので、本実施例においては図1のサンプリング
回路によって図2に示される配置の画素を駆動するもの
となっている。
【0014】図1において10はサンプルホールド回路
で、その1段はサンプリングトランジスタ15と、容量
16と、バッファアンプ17とから構成されている。サ
ンプリングトランジスタ15のゲートには、制御信号3
1がシフトレジスタ11の各段から出力されるものとな
っており、サンプリングトランジスタ15の一端は画像
信号ライン14に接続され、他端は、一端が接地された
容量16に接続されている。また、サンプルホールド回
路10の出力端は、図2の信号ライン20に接続されて
いる。
で、その1段はサンプリングトランジスタ15と、容量
16と、バッファアンプ17とから構成されている。サ
ンプリングトランジスタ15のゲートには、制御信号3
1がシフトレジスタ11の各段から出力されるものとな
っており、サンプリングトランジスタ15の一端は画像
信号ライン14に接続され、他端は、一端が接地された
容量16に接続されている。また、サンプルホールド回
路10の出力端は、図2の信号ライン20に接続されて
いる。
【0015】その動作を説明すると、シフトレジスタ1
1の各段の制御信号31でサンプリングトランジスタ1
5はONされ、その時の画像データが容量16に書き込
まれる。容量へ書き込まれた画像データにより、バッフ
ァアンプ17は画素を駆動する画像信号を形成するもの
である。
1の各段の制御信号31でサンプリングトランジスタ1
5はONされ、その時の画像データが容量16に書き込
まれる。容量へ書き込まれた画像データにより、バッフ
ァアンプ17は画素を駆動する画像信号を形成するもの
である。
【0016】11はシフトレジスタで、入力タイミング
信号Dと転送クロック信号CLとから制御信号31を出
力するものである。転送クロック信号CLの周期は1画
素の時間に対応しているものである。
信号Dと転送クロック信号CLとから制御信号31を出
力するものである。転送クロック信号CLの周期は1画
素の時間に対応しているものである。
【0017】画像信号ライン14には、ディレイ回路1
2と、このディレイ回路12からのディレイ信号DLと
スルー信号THを切り換えるスイッチ13が設けられて
いる。本実施例におけるディレイ回路12は、1/2t
(tは横方向の1画素に対応する時間)の遅延量を持つ
ものとなっている。また、スイッチ13は、タイミング
パルス18によって画素の1行ごとに2行周期で切り換
えられるものである。
2と、このディレイ回路12からのディレイ信号DLと
スルー信号THを切り換えるスイッチ13が設けられて
いる。本実施例におけるディレイ回路12は、1/2t
(tは横方向の1画素に対応する時間)の遅延量を持つ
ものとなっている。また、スイッチ13は、タイミング
パルス18によって画素の1行ごとに2行周期で切り換
えられるものである。
【0018】図2に示されるように、本実施例における
画素は、第n行の画素に対して第n+1行の画素が横方
向に1/2画素分だけずれており、画素のずれが2行周
期で形成されたものとなっている。また、信号ライン2
0は、各行の同列毎に共通に接続されている。
画素は、第n行の画素に対して第n+1行の画素が横方
向に1/2画素分だけずれており、画素のずれが2行周
期で形成されたものとなっている。また、信号ライン2
0は、各行の同列毎に共通に接続されている。
【0019】図3において、一点鎖線より下の部分は、
点線で接続されたその上部を拡大したもので、図示され
るように、(n+1)H(Hは水平同期信号期間)目に
ついては常にスルー信号THに基づいてサンプリングが
行われ、nH目については常にディレイ信号に基づいて
サンプリングが行われる。従って、第n行の画素につい
ては、第n+1行の画素より常に1/2t(tは横方向
の位置画素に対応する時間)だけ遅れた画像信号に基づ
いてサンプリングが行われ、図2のa,b,c,dで示
した夫々の画素にはA,B,C,Dのタイミングでサン
プリングした画像データに基づき、夫々ずれのない正し
い書き込みが行われることになる。
点線で接続されたその上部を拡大したもので、図示され
るように、(n+1)H(Hは水平同期信号期間)目に
ついては常にスルー信号THに基づいてサンプリングが
行われ、nH目については常にディレイ信号に基づいて
サンプリングが行われる。従って、第n行の画素につい
ては、第n+1行の画素より常に1/2t(tは横方向
の位置画素に対応する時間)だけ遅れた画像信号に基づ
いてサンプリングが行われ、図2のa,b,c,dで示
した夫々の画素にはA,B,C,Dのタイミングでサン
プリングした画像データに基づき、夫々ずれのない正し
い書き込みが行われることになる。
【0020】従って、第n行の各画素に対して1/2画
素分だけ横方向にずれている第n+1行の各画素に対
し、このずれに対応する時間だけずれた画像信号を送る
ことができ、横方向の解像度が向上する。
素分だけ横方向にずれている第n+1行の各画素に対
し、このずれに対応する時間だけずれた画像信号を送る
ことができ、横方向の解像度が向上する。
【0021】図4及び図5は本発明の第2の実施例を示
すもので、基本的には図1〜図3で説明したものと同様
で、同じ符号は同じ部材又は信号を表すものである。
すもので、基本的には図1〜図3で説明したものと同様
で、同じ符号は同じ部材又は信号を表すものである。
【0022】画素の横方向のずれ周期が2行である点も
図1〜図3で説明したものと同様であるが、図4に示さ
れるように、この画素のずれ周期に対応して、画素が第
1フィールドと第2フィールドの2つのフィールドに分
けられており、2つのフィールドを1フレームとした画
像信号に基づき、第1フィールドの画像信号をサンプリ
ングした信号を画素の奇数ラインに、第2フィールドの
画像信号をサンプリングした信号を画素の偶数ラインに
書き込むインターレース駆動を行うものとなっている。
図1〜図3で説明したものと同様であるが、図4に示さ
れるように、この画素のずれ周期に対応して、画素が第
1フィールドと第2フィールドの2つのフィールドに分
けられており、2つのフィールドを1フレームとした画
像信号に基づき、第1フィールドの画像信号をサンプリ
ングした信号を画素の奇数ラインに、第2フィールドの
画像信号をサンプリングした信号を画素の偶数ラインに
書き込むインターレース駆動を行うものとなっている。
【0023】この場合、図1に示されるスイッチ13
は、図5に示されるように、1フィールドごとにスルー
信号THとディレイ信号DLを切り換えるもので、第1
フィールドの各画素については、第2フィールドの各画
素に対して1/2画素に対応する時間だけ遅れた画像信
号に基づいてサンプリングが行われることになる。従っ
て、図4のa,b,c,dで示した各画素には、図5の
A,B,C,Dのタイミングでサンプリングした画像デ
ータに基づき、夫々ずれのない正しい書き込みが行われ
ることになる。
は、図5に示されるように、1フィールドごとにスルー
信号THとディレイ信号DLを切り換えるもので、第1
フィールドの各画素については、第2フィールドの各画
素に対して1/2画素に対応する時間だけ遅れた画像信
号に基づいてサンプリングが行われることになる。従っ
て、図4のa,b,c,dで示した各画素には、図5の
A,B,C,Dのタイミングでサンプリングした画像デ
ータに基づき、夫々ずれのない正しい書き込みが行われ
ることになる。
【0024】図6〜図8は本発明の第3の実施例を示す
もので、カラー表示に対応するものとなっている。
もので、カラー表示に対応するものとなっている。
【0025】更に説明すると、本実施例におけるサンプ
リング回路は、図6に示されるように、マルチプレクサ
60を備え、R,G,Bの3原色信号は、このマルチプ
レクサ60によって、画素の横方向のカラーフィルター
の配列に合わせて横方向周期ごとに巡回的にその接続順
序が組み替えられるものとなっている。また、R,G,
Bの3原色信号は、夫々図1で説明したのと同様のディ
レイ回路12及びスイッチ13により、ディレイ信号D
L又はスルー信号THとして切り換えられながらマルチ
プレクサ60に送られるものである。
リング回路は、図6に示されるように、マルチプレクサ
60を備え、R,G,Bの3原色信号は、このマルチプ
レクサ60によって、画素の横方向のカラーフィルター
の配列に合わせて横方向周期ごとに巡回的にその接続順
序が組み替えられるものとなっている。また、R,G,
Bの3原色信号は、夫々図1で説明したのと同様のディ
レイ回路12及びスイッチ13により、ディレイ信号D
L又はスルー信号THとして切り換えられながらマルチ
プレクサ60に送られるものである。
【0026】また、図7に示されるように、各画素は、
図17で説明したものと同様に、各行で画素をずらせ
て、しかも横方向にR,G,Bの各画素を交互に配列
し、縦、横、斜めのいずれの方向にも同一色の画素が連
ならないようになっている。この画素は、第n行の画素
と第n+1行の画素が横方向に1/2画素分だけずれて
おり、画素のずれが2行周期で形成されている。更に画
素は、1行おきに第1フィールドと第2フィールドに分
けられており、この第1及び第2フィールドを1フレー
ムとして構成された画像信号が入力され、第1フィール
ドの画像信号をサンプリングした信号を画素の奇数ライ
ンに、第2フィールドの画像信号をサンプリングした信
号を画素の偶数ラインに書き込むインターレース駆動を
行うものとなっている。
図17で説明したものと同様に、各行で画素をずらせ
て、しかも横方向にR,G,Bの各画素を交互に配列
し、縦、横、斜めのいずれの方向にも同一色の画素が連
ならないようになっている。この画素は、第n行の画素
と第n+1行の画素が横方向に1/2画素分だけずれて
おり、画素のずれが2行周期で形成されている。更に画
素は、1行おきに第1フィールドと第2フィールドに分
けられており、この第1及び第2フィールドを1フレー
ムとして構成された画像信号が入力され、第1フィール
ドの画像信号をサンプリングした信号を画素の奇数ライ
ンに、第2フィールドの画像信号をサンプリングした信
号を画素の偶数ラインに書き込むインターレース駆動を
行うものとなっている。
【0027】本実施例におけるサンプリングのタイミン
グは図8に示される通りで、第1フィールド及び第2フ
ィールド共にR,G,Bに分かれてサンプリングされる
点を除いて第2の実施例と同様で、同様の利益が得られ
るものである。尚、図6〜図8において図1〜図3と同
じ符号は同様の部材もしくは信号を表すものである。
グは図8に示される通りで、第1フィールド及び第2フ
ィールド共にR,G,Bに分かれてサンプリングされる
点を除いて第2の実施例と同様で、同様の利益が得られ
るものである。尚、図6〜図8において図1〜図3と同
じ符号は同様の部材もしくは信号を表すものである。
【0028】図9及び図10は本発明の第4の実施例を
示すもので、画素の配置自体は第3の実施例と同様であ
るが、信号ライン20と画素の接続が、同色フィルター
の画素が同じ信号ライン20に接続されて駆動されるも
のとなっている点で相違する。従って、同一信号ライン
20に接続された画素としては、第n行の画素に対して
第n+1行の画素が1.5画素横方向にずれている。従
って、図10に示されるように、第2フィールドに対し
第1フィールドでサンプリングする画像信号を1.5画
素に対応する時間分ずらせるべく、ディレイ信号をスル
ー信号に対して1.5画素に対応する時間分遅らせてい
るものである。
示すもので、画素の配置自体は第3の実施例と同様であ
るが、信号ライン20と画素の接続が、同色フィルター
の画素が同じ信号ライン20に接続されて駆動されるも
のとなっている点で相違する。従って、同一信号ライン
20に接続された画素としては、第n行の画素に対して
第n+1行の画素が1.5画素横方向にずれている。従
って、図10に示されるように、第2フィールドに対し
第1フィールドでサンプリングする画像信号を1.5画
素に対応する時間分ずらせるべく、ディレイ信号をスル
ー信号に対して1.5画素に対応する時間分遅らせてい
るものである。
【0029】以上の第1〜第4の実施例においては1/
2画素及び1.5画素ずれた場合を説明したが、本発明
はこのずれ量に限定されるものではなく、これ以外のず
れ量でも適用できることは明らかである。
2画素及び1.5画素ずれた場合を説明したが、本発明
はこのずれ量に限定されるものではなく、これ以外のず
れ量でも適用できることは明らかである。
【0030】また、以上の第1〜第4の実施例はインタ
ーレース駆動について説明したが、本発明はインターレ
ース駆動についてのみ適用されるものではなく、次のよ
うなノンインターレース駆動についても適用することが
できる。
ーレース駆動について説明したが、本発明はインターレ
ース駆動についてのみ適用されるものではなく、次のよ
うなノンインターレース駆動についても適用することが
できる。
【0031】図11はノンインターレース駆動回路のブ
ロック線図で、画像信号入力端子101からデ・マルチ
プレクサー103に画像信号が供給されるものとなって
いる。このデ・マルチプレクサー103によって、第1
フィールド及び第2フィールドの画像信号は夫々第1メ
モリー回路104及び第2メモリー回路105に書き込
まれる。
ロック線図で、画像信号入力端子101からデ・マルチ
プレクサー103に画像信号が供給されるものとなって
いる。このデ・マルチプレクサー103によって、第1
フィールド及び第2フィールドの画像信号は夫々第1メ
モリー回路104及び第2メモリー回路105に書き込
まれる。
【0032】第1メモリー回路104及び第2メモリー
回路105に記憶された画像信号は、マルチプレクサー
106によって1フレームに合成されて、極性反転回路
111を経て画像信号出力端子112に送出される。
回路105に記憶された画像信号は、マルチプレクサー
106によって1フレームに合成されて、極性反転回路
111を経て画像信号出力端子112に送出される。
【0033】書き込みアドレス発生回路108は、第1
メモリー回路104及び第2メモリー回路の夫々の書き
込み期間に、アドレス切換回路107を経て第1及び第
2メモリー回路104,105に書き込みアドレス信号
を供給する。
メモリー回路104及び第2メモリー回路の夫々の書き
込み期間に、アドレス切換回路107を経て第1及び第
2メモリー回路104,105に書き込みアドレス信号
を供給する。
【0034】読み出しアドレス発生回路109は、第1
メモリー回路104及び第2メモリー回路105の夫々
の読み出し期間に、アドレス切換回路107を経て第1
及び第2メモリー回路104,105に読み出しアドレ
ス信号を供給する。
メモリー回路104及び第2メモリー回路105の夫々
の読み出し期間に、アドレス切換回路107を経て第1
及び第2メモリー回路104,105に読み出しアドレ
ス信号を供給する。
【0035】アドレス切換回路107は、書き込みアド
レス及び読み出しアドレスを、前記第1及び第2メモリ
ー回路104,105の書き込み及び読み出し期間の夫
々に対応して切り換える。
レス及び読み出しアドレスを、前記第1及び第2メモリ
ー回路104,105の書き込み及び読み出し期間の夫
々に対応して切り換える。
【0036】同期信号発生回路110は、外部より同期
信号入力端子102を介して印加される同期信号を基準
として、各回路に必要なタイミング信号を供給する。
信号入力端子102を介して印加される同期信号を基準
として、各回路に必要なタイミング信号を供給する。
【0037】図12は、画像信号と第1及び第2メモリ
ー回路104,105への書き込み及び読み出しの関係
を示すものである。
ー回路104,105への書き込み及び読み出しの関係
を示すものである。
【0038】(2−a)は画像信号であり、本例ではN
TSC−M方式で用いられる525/60の規格であ
る。
TSC−M方式で用いられる525/60の規格であ
る。
【0039】この飛越操作画像信号(2−a)を、例え
ば第1メモリー回路104及び第2メモリー回路105
に対し、夫々(2−b)及び(2−b’)のように書き
込む。図中の1〜525の数字は走査線の番号である。
図の例では(2−b)及び(2−b’)に夫々第1フィ
ールド及び第2フィールドが対応する。
ば第1メモリー回路104及び第2メモリー回路105
に対し、夫々(2−b)及び(2−b’)のように書き
込む。図中の1〜525の数字は走査線の番号である。
図の例では(2−b)及び(2−b’)に夫々第1フィ
ールド及び第2フィールドが対応する。
【0040】次に、第1及び第2メモリー回路104,
105より画像信号を読み出す場合には、横方向(水
平)走査期間を1/2に短縮して読み出す。垂直走査の
順序は、第1メモリー回路104の1ライン目の次に、
第2メモリー回路105の1ライン目(飛越走査の26
4ライン目に相当する)を読み出し、第1メモリー回路
104の2ライン目の次の第2メモリー回路105の2
ライン目(同様に265ライン目に相当する)を読み出
し、順次この走査を続ける。
105より画像信号を読み出す場合には、横方向(水
平)走査期間を1/2に短縮して読み出す。垂直走査の
順序は、第1メモリー回路104の1ライン目の次に、
第2メモリー回路105の1ライン目(飛越走査の26
4ライン目に相当する)を読み出し、第1メモリー回路
104の2ライン目の次の第2メモリー回路105の2
ライン目(同様に265ライン目に相当する)を読み出
し、順次この走査を続ける。
【0041】上記の結果読み出された画像信号は、(2
−c)のように、ノンインターレースの画像を形成す
る。
−c)のように、ノンインターレースの画像を形成す
る。
【0042】上述の例において、第1メモリー回路10
4及び第2メモリー回路105の間で書き込む際にサン
プリングする画像信号を、前述の画素の横方向のずれに
対応する時間だけずらすことにより、横方向の解像度を
損なうことなく、ノンインターレースの長所であるフリ
ッカーの抑圧された画像を得ることができる。
4及び第2メモリー回路105の間で書き込む際にサン
プリングする画像信号を、前述の画素の横方向のずれに
対応する時間だけずらすことにより、横方向の解像度を
損なうことなく、ノンインターレースの長所であるフリ
ッカーの抑圧された画像を得ることができる。
【0043】図13〜図15は本発明の第5の実施例を
示すもので、図14に示されるように、本実施例におけ
る画素は、第n行の画素に対して第n+1行の画素が横
方向に1/3画素分だけずれており、画素のずれが3行
周期で形成されたものとなっている。また、この画素
は、2行おきに第1フィールド、第2フィールド及び第
3フィールドに分けられており、この第1、第2及び第
3フィールドを1フレームとして構成された画像信号が
入力されて、1、4、7…行、2、5、8…行、3、
6、9…行のように、夫々のフィールドに書き込みが行
われる。信号ライン20は、第1、第2及び第3フィー
ルドの1桁毎に共通に接続されている。
示すもので、図14に示されるように、本実施例におけ
る画素は、第n行の画素に対して第n+1行の画素が横
方向に1/3画素分だけずれており、画素のずれが3行
周期で形成されたものとなっている。また、この画素
は、2行おきに第1フィールド、第2フィールド及び第
3フィールドに分けられており、この第1、第2及び第
3フィールドを1フレームとして構成された画像信号が
入力されて、1、4、7…行、2、5、8…行、3、
6、9…行のように、夫々のフィールドに書き込みが行
われる。信号ライン20は、第1、第2及び第3フィー
ルドの1桁毎に共通に接続されている。
【0044】この画像配置に対応して、サンプリング回
路は、図13に示されるように2つのディレイ回路13
3,134を備えており、ディレイ回路133の遅延量
は2/3t(tは横方向の1画素に対応する時間)、デ
ィレイ回路134の遅延量は1/3tとなっている。ま
た、スイッチ136は、ディレイ回路133からのディ
レイ信号DL1と、ディレイ回路134からのディレイ
信号DL2と、スルー信号THを切り換えるものとなっ
ている。このスイチッ136は、タイミングパルス13
5により、フィールドごとに3フィールド(1フレー
ム)周期で上記切換を行うものとなっている。
路は、図13に示されるように2つのディレイ回路13
3,134を備えており、ディレイ回路133の遅延量
は2/3t(tは横方向の1画素に対応する時間)、デ
ィレイ回路134の遅延量は1/3tとなっている。ま
た、スイッチ136は、ディレイ回路133からのディ
レイ信号DL1と、ディレイ回路134からのディレイ
信号DL2と、スルー信号THを切り換えるものとなっ
ている。このスイチッ136は、タイミングパルス13
5により、フィールドごとに3フィールド(1フレー
ム)周期で上記切換を行うものとなっている。
【0045】駆動のタイミングは図15に示されるよう
に、第1フィールド、第2フィールド、第3フィールド
の順で夫々1/3tずつ遅れた画像信号からサンプリン
グが行われ、図14のa〜f画素には、図15のA〜F
のタイミングでサンプリングした画像データに基づき、
夫々ずれのない正しい書き込みが行われることになる。
に、第1フィールド、第2フィールド、第3フィールド
の順で夫々1/3tずつ遅れた画像信号からサンプリン
グが行われ、図14のa〜f画素には、図15のA〜F
のタイミングでサンプリングした画像データに基づき、
夫々ずれのない正しい書き込みが行われることになる。
【0046】尚、以上の実施例においては、画素のずれ
の周期が2行及び3行で、画像信号が2フィールド及び
3フィールドで1フレームを構成する場合について説明
したが、これ以外の周期及びフィールド構成についても
同様にして本発明の駆動を行うことができる。
の周期が2行及び3行で、画像信号が2フィールド及び
3フィールドで1フレームを構成する場合について説明
したが、これ以外の周期及びフィールド構成についても
同様にして本発明の駆動を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りのものであ
り、夫々の行に対応する画像信号のサンプリングを、画
素の横方向のずれに対応する時間だけずらせて行うこと
ができ、これによって横方向の解像度を向上させること
ができるものである。
り、夫々の行に対応する画像信号のサンプリングを、画
素の横方向のずれに対応する時間だけずらせて行うこと
ができ、これによって横方向の解像度を向上させること
ができるものである。
【図1】本発明の第1の実施例で用いたサンプリング回
路の説明図である。
路の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例における画素の配置状態
の説明図である。
の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例における各信号のタイム
チャートである。
チャートである。
【図4】本発明の第2の実施例にける画素の配置状態の
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例における各信号のタイム
チャートである。
チャートである。
【図6】本発明の第3の実施例で用いたサンプリング回
路の説明図である。
路の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施例における画素の配置状態
の説明図である。
の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例における各信号のタイム
チャートである。
チャートである。
【図9】本発明の第4の実施例における画素の配置状態
の説明図である。
の説明図である。
【図10】本発明の第4の実施例における各信号のタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図11】本発明を適用できるノンインターレース駆動
回路の一例を示す説明図である。
回路の一例を示す説明図である。
【図12】図11の回路における画像信号と第1及び第
2メモリー回路への書き込み及び読み出しの関係の説明
図である。
2メモリー回路への書き込み及び読み出しの関係の説明
図である。
【図13】本発明の第5の実施例で用いたサンプリング
回路の説明図である。
回路の説明図である。
【図14】本発明の第5の実施例における画素の配置状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図15】本発明の第5実施例における各信号のタイム
チャートである。
チャートである。
【図16】従来技術の説明図である。
【図17】従来技術の説明図である。
【図18】従来技術の説明図である。
10 サンプルホールド回路 11 シフトレジスタ 12 ディレイ回路 13 スイッチ 14 画像信号ライン 15 サンプリングトランジスタ 16 容量 17 バッファアンプ 18 タイミングパルス 20 信号ライン 31 制御信号 D 入力タイミング信号 CL 転送クロック信号 DL ディレイト信号 TH スルー信号
Claims (2)
- 【請求項1】 第n行の画素に対してn+1行の画素が
z画素分横方向にずれており、かつ画素の横方向のずれ
がy行(2行以上)の周期となっている画像表示装置の
駆動方法において、サンプリング回路の画像信号ライン
にzt(tは横方向の1画素に対応する時間)の整数倍
の遅延量を持つy−1個のディレイ回路を設け、各ディ
レイ回路からのディレイ信号とスルー信号とを切り換え
るy個のスイッチを、画素の1行ごとにy行周期で順次
切り換えることを特徴とする画像表示装置の駆動方法。 - 【請求項2】 第n行の画素に対してn+1行の画素が
z画素分横方向にずれており、かつ画素の横方向のずれ
がy行(2行以上)の周期となっている画像表示装置の
駆動方法において、yフィールドを1フレームとして構
成された画像信号が入力されるサンプリング回路の画像
信号ラインにzt(tは横方向の1画素に対応する時
間)の整数倍の遅延量を持つy−1個のディレイ回路を
設け、各ディレイ回路からのディレイ信号とスルー信号
とを切り換えるy個のスイッチを、フィールドごとに1
フレーム周期で周期で順次切り換えることを特徴とする
画像表示装置の駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058792A JPH05210087A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 画像表示装置の駆動方法 |
US08/614,321 US5579027A (en) | 1992-01-31 | 1996-03-12 | Method of driving image display apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058792A JPH05210087A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 画像表示装置の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05210087A true JPH05210087A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12584632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4058792A Withdrawn JPH05210087A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 画像表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05210087A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970028771A (ko) * | 1995-11-13 | 1997-06-24 | 젠다 제이. 후 | 액정표시장치의 스케닝방법 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4058792A patent/JPH05210087A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970028771A (ko) * | 1995-11-13 | 1997-06-24 | 젠다 제이. 후 | 액정표시장치의 스케닝방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |