JPH05209631A - 経編機の駆動装置用コネクティングジョイント - Google Patents
経編機の駆動装置用コネクティングジョイントInfo
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- JPH05209631A JPH05209631A JP4273906A JP27390692A JPH05209631A JP H05209631 A JPH05209631 A JP H05209631A JP 4273906 A JP4273906 A JP 4273906A JP 27390692 A JP27390692 A JP 27390692A JP H05209631 A JPH05209631 A JP H05209631A
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- D—TEXTILES; PAPER
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- D04B—KNITTING
- D04B27/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, warp knitting machines, restricted to machines of this kind
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- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローラベアリングの寿命を延ばすとともに、
騒音の発生を低下させることができるコネクティングジ
ョイントを提供することを目的とする。 【構成】 経編機の編成装置を駆動させるためのコネク
ティングジョイント(9) が合成樹脂製のハウジング(1
2)を有し、そのなかに埋設された金属リング(13)がロー
ラベアリング(16)を収容する。ローラベアリング(16)が
ヒンジピン(11)を支持している。ハウジング(12)は更に
連結エレメント(4)を保持する取付手段としてねじ穴
(19)を有する。
騒音の発生を低下させることができるコネクティングジ
ョイントを提供することを目的とする。 【構成】 経編機の編成装置を駆動させるためのコネク
ティングジョイント(9) が合成樹脂製のハウジング(1
2)を有し、そのなかに埋設された金属リング(13)がロー
ラベアリング(16)を収容する。ローラベアリング(16)が
ヒンジピン(11)を支持している。ハウジング(12)は更に
連結エレメント(4)を保持する取付手段としてねじ穴
(19)を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経編機の編成装置を駆
動するためのコネクティングジョイントに関するもので
あって、そのハウジングが該コネクティングジョイント
を支持するローラベアリングを収容する横穴と連結エレ
メントを取り付けるための取付手段とを有するものに関
する。
動するためのコネクティングジョイントに関するもので
あって、そのハウジングが該コネクティングジョイント
を支持するローラベアリングを収容する横穴と連結エレ
メントを取り付けるための取付手段とを有するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】経編機の編成装置を駆動するためのコネ
クティングジョイントは、例えば本出願人の経編機HKS-
2 によって公知である。この公知のものは、コネクティ
ングジョイントのハウジングが鍛造アルミニウムで構成
してある。ローラベアリングのアウターレースが、上記
コネクティングジョイントのハウジングに形成された横
穴内に圧入してある。このコネクティングジョイント
は、例えばニードルバー又はその他の編成装置を支持す
る揺動腕の溝孔内にヒンジ支持され、該コネクティング
ジョイントを支持するヒンジピンは揺動腕の、溝孔の両
側にある壁部分内に保持されている。
クティングジョイントは、例えば本出願人の経編機HKS-
2 によって公知である。この公知のものは、コネクティ
ングジョイントのハウジングが鍛造アルミニウムで構成
してある。ローラベアリングのアウターレースが、上記
コネクティングジョイントのハウジングに形成された横
穴内に圧入してある。このコネクティングジョイント
は、例えばニードルバー又はその他の編成装置を支持す
る揺動腕の溝孔内にヒンジ支持され、該コネクティング
ジョイントを支持するヒンジピンは揺動腕の、溝孔の両
側にある壁部分内に保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知の構成では、ローラベアリングの寿命が短くなる。
知の構成では、ローラベアリングの寿命が短くなる。
【0004】本発明の課題は、ローラベアリング等の構
成要素の寿命を延ばすことができる、経編機の編成装置
駆動用のコネクティングジョイントを提供することを目
的とする。
成要素の寿命を延ばすことができる、経編機の編成装置
駆動用のコネクティングジョイントを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】この課題は、
本発明によって解決される。即ち、コネクティングジョ
イントのハウジングを合成樹脂で構成し、その合成樹脂
中に金属リングを埋設し、該金属リングにローラベアリ
ングを収容するよう構成することによって解決される。
本発明によって解決される。即ち、コネクティングジョ
イントのハウジングを合成樹脂で構成し、その合成樹脂
中に金属リングを埋設し、該金属リングにローラベアリ
ングを収容するよう構成することによって解決される。
【0006】この構造においては、コネクティングジョ
イント又はローラベアリングによって伝達される強力な
圧縮力が、吸収される。この強力な圧縮力は、機械速度
が例えば毎秒40サイクルと高い場合に、揺動腕の運動方
向が急激に変更した際該変更に起因して負及び正の加速
力が発生することによって、生じる。
イント又はローラベアリングによって伝達される強力な
圧縮力が、吸収される。この強力な圧縮力は、機械速度
が例えば毎秒40サイクルと高い場合に、揺動腕の運動方
向が急激に変更した際該変更に起因して負及び正の加速
力が発生することによって、生じる。
【0007】本発明にかかるコネクティングジョイント
では、連結エレメントとローラベアリングとの間に合成
樹脂体からなるコネクティングジョイントのハウジング
が位置し、このハウジングが圧縮力の影響によって僅か
に変形する。この僅かの変形は、圧縮力の最大値を低減
させるのに十分貢献する。その結果、ローラベアリング
等の構成要素の寿命がかなり延びることになる。
では、連結エレメントとローラベアリングとの間に合成
樹脂体からなるコネクティングジョイントのハウジング
が位置し、このハウジングが圧縮力の影響によって僅か
に変形する。この僅かの変形は、圧縮力の最大値を低減
させるのに十分貢献する。その結果、ローラベアリング
等の構成要素の寿命がかなり延びることになる。
【0008】第二の利点として、合成樹脂製のハウジン
グは音の伝達に対しても減衰作用を有し、音の発生源と
その音が拡散する領域との間において、該音の伝達を少
なからず遮断する。この結果、経編機は動作時に全体的
に一層静かになる。
グは音の伝達に対しても減衰作用を有し、音の発生源と
その音が拡散する領域との間において、該音の伝達を少
なからず遮断する。この結果、経編機は動作時に全体的
に一層静かになる。
【0009】しかし、合成樹脂の前記変形性に起因し
て、横穴が合成樹脂自体に形成されている場合には、ロ
ーラベアリングのアウターレースは横穴内にしっかりし
た受座が得られない。このため、本発明では、合成樹脂
製のハウジングには、金属リングが設けてあり、この金
属リング内にローラベアリングをプレス嵌めによって挿
入する。この結果、ローラベアリングは、合成樹脂ハウ
ジング内にしっかり保持されることになる。
て、横穴が合成樹脂自体に形成されている場合には、ロ
ーラベアリングのアウターレースは横穴内にしっかりし
た受座が得られない。このため、本発明では、合成樹脂
製のハウジングには、金属リングが設けてあり、この金
属リング内にローラベアリングをプレス嵌めによって挿
入する。この結果、ローラベアリングは、合成樹脂ハウ
ジング内にしっかり保持されることになる。
【0010】上述した金属リングは、望ましくは、合成
樹脂を流し込む際に予めその中に載置しておくことであ
る。この流し込みに際し、特に、無圧で合成樹脂の流し
込みを行うと、金属リングとハウジングのきわめて確実
な係着(付着)が得られるとともに、合成樹脂製ハウジ
ングの所望の減衰特性が得られる。
樹脂を流し込む際に予めその中に載置しておくことであ
る。この流し込みに際し、特に、無圧で合成樹脂の流し
込みを行うと、金属リングとハウジングのきわめて確実
な係着(付着)が得られるとともに、合成樹脂製ハウジ
ングの所望の減衰特性が得られる。
【0011】この場合、金属リングが「ぎざぎざ」のあ
るあるいは滑らかでない外周面、例えば刻みを有するの
が望ましい。このように刻みを設けると、金属リング
を、合成樹脂にきわめて強固に係着させることが可能と
なる。
るあるいは滑らかでない外周面、例えば刻みを有するの
が望ましい。このように刻みを設けると、金属リング
を、合成樹脂にきわめて強固に係着させることが可能と
なる。
【0012】上記構成において、金属リングが鋼製のリ
ングであると特に有利である。鋼は強度が大きいだけで
なく、ローラベアリングとの一体的なプレス嵌めを得る
ことも可能にする。
ングであると特に有利である。鋼は強度が大きいだけで
なく、ローラベアリングとの一体的なプレス嵌めを得る
ことも可能にする。
【0013】上記ハウジング用の合成樹脂として、特
に、十分な強度と加工容易性とを有するポリアミド樹脂
が望ましい。
に、十分な強度と加工容易性とを有するポリアミド樹脂
が望ましい。
【0014】好ましい1実施態様では、取付手段が横穴
の軸線に対しほぼ垂直なねじ穴で構成されていることで
ある。この横穴を介し、駆動力をハウジングに十分伝達
することができる。
の軸線に対しほぼ垂直なねじ穴で構成されていることで
ある。この横穴を介し、駆動力をハウジングに十分伝達
することができる。
【0015】この場合、望ましくはハウジングがスリッ
ト孔を有し、該スリット孔が横穴の軸線に垂直な、ねじ
穴の軸線を通る平面を、ハウジングの正面からねじ穴ま
で延びて形成されていると、ハウジングの壁部分が、ス
リット孔の両側で締付手段により互いに引き寄せ可能に
なる。締付手段、例えばねじにより、上記ねじ穴の直径
を僅かに変化させて、該ねじ穴内で連結エレメントのお
ねじ部分をきわめて確実に保持することが可能となる。
ト孔を有し、該スリット孔が横穴の軸線に垂直な、ねじ
穴の軸線を通る平面を、ハウジングの正面からねじ穴ま
で延びて形成されていると、ハウジングの壁部分が、ス
リット孔の両側で締付手段により互いに引き寄せ可能に
なる。締付手段、例えばねじにより、上記ねじ穴の直径
を僅かに変化させて、該ねじ穴内で連結エレメントのお
ねじ部分をきわめて確実に保持することが可能となる。
【0016】更に別の1実施態様では、ハウジングが、
ローラベアリングの収容部分において該ローラベアリン
グに対応した厚さを有するとともに、ねじ穴が形成され
ている部分においてより大きな厚さを有する。このよう
に構成することにより、ねじ穴の形成されている部分及
び締付手段で固定すべきハウジングの壁部分が、強度的
に強くなる。
ローラベアリングの収容部分において該ローラベアリン
グに対応した厚さを有するとともに、ねじ穴が形成され
ている部分においてより大きな厚さを有する。このよう
に構成することにより、ねじ穴の形成されている部分及
び締付手段で固定すべきハウジングの壁部分が、強度的
に強くなる。
【0017】このような構成に関連して、厚さが急に変
化する部分が、横穴の軸線(中心線)に中心が位置する
仮想円(横穴と同心の仮想円)の一部の円弧で構成され
るような形状であることが望ましい。この構成により、
連結エレメントと揺動腕との間において、比較的大きな
揺動範囲を得ることができる。
化する部分が、横穴の軸線(中心線)に中心が位置する
仮想円(横穴と同心の仮想円)の一部の円弧で構成され
るような形状であることが望ましい。この構成により、
連結エレメントと揺動腕との間において、比較的大きな
揺動範囲を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に示す好ましい実施例に基づい
て、本発明を詳しく説明する。
て、本発明を詳しく説明する。
【0019】図において、ニードルバー1は揺動腕2に
固設され、該揺動腕2は機枠側に固定した軸3を中心に
揺動可能になっている。駆動力は、おねじが外周に形成
されたロッドの形態を有する連結エレメント4を介して
伝達され、該連結エレメント4はナット5によって駆動
シャフト6に連結されている。この駆動シャフト6は、
図示しない駆動装置、例えばカムによって、機械のケー
シング8の内部で図1の矢印7の方向に、往復動可能に
構成されている。
固設され、該揺動腕2は機枠側に固定した軸3を中心に
揺動可能になっている。駆動力は、おねじが外周に形成
されたロッドの形態を有する連結エレメント4を介して
伝達され、該連結エレメント4はナット5によって駆動
シャフト6に連結されている。この駆動シャフト6は、
図示しない駆動装置、例えばカムによって、機械のケー
シング8の内部で図1の矢印7の方向に、往復動可能に
構成されている。
【0020】上記駆動シャフト6側と揺動腕2との間の
結合は、コネクティングジョイント9を介し行われ、該
コネクティングジョイント9の先端部は揺動腕2に凹設
した溝孔10内に挿置され、ヒンジピン11は揺動腕2の溝
孔10の両側にある壁部内に挿着されている。
結合は、コネクティングジョイント9を介し行われ、該
コネクティングジョイント9の先端部は揺動腕2に凹設
した溝孔10内に挿置され、ヒンジピン11は揺動腕2の溝
孔10の両側にある壁部内に挿着されている。
【0021】図2と図3から明らかなように、コネクテ
ィングジョイント9は、合成樹脂、特にポリアミド樹脂
からなるハウジング12を有する。このハウジング12内に
は、金属リング13(この実施例では鋼製の金属リング1
3)が埋設してあり、この金属リング13の外周面には、
ぎざぎざ状のローレット加工等により形成された刻み
(例えば、ローレット加工の場合のローレット目)14を
有し、ハウジング12を成形する際に無圧で樹脂を流し込
むと、樹脂内への金属リング13の強固な係合を伴う埋設
が行われるよう構成されている。
ィングジョイント9は、合成樹脂、特にポリアミド樹脂
からなるハウジング12を有する。このハウジング12内に
は、金属リング13(この実施例では鋼製の金属リング1
3)が埋設してあり、この金属リング13の外周面には、
ぎざぎざ状のローレット加工等により形成された刻み
(例えば、ローレット加工の場合のローレット目)14を
有し、ハウジング12を成形する際に無圧で樹脂を流し込
むと、樹脂内への金属リング13の強固な係合を伴う埋設
が行われるよう構成されている。
【0022】上記金属リング13がハウジング12において
横穴15を形成し、該金属リング13内にローラベアリング
16が嵌入されている。この場合、ローラベアリング16の
アウターレース17はプレス嵌めによって上記横穴15内に
固着されるとともに、インナーレース18にはヒンジピン
11がプレス嵌めで圧入され、該インナーレース18がヒン
ジピン11を取り囲んだ状態となる。
横穴15を形成し、該金属リング13内にローラベアリング
16が嵌入されている。この場合、ローラベアリング16の
アウターレース17はプレス嵌めによって上記横穴15内に
固着されるとともに、インナーレース18にはヒンジピン
11がプレス嵌めで圧入され、該インナーレース18がヒン
ジピン11を取り囲んだ状態となる。
【0023】上記コネクティングジョイント9には、連
結エレメント4を螺合・連結するためにねじ穴19が設け
てあり、該ねじ穴19の軸線は横穴15の軸線に垂直になる
よう構成されている。そして、このねじ穴19に連結エレ
メント4のおねじ部分が螺着され、固定ナット20により
固定される。
結エレメント4を螺合・連結するためにねじ穴19が設け
てあり、該ねじ穴19の軸線は横穴15の軸線に垂直になる
よう構成されている。そして、このねじ穴19に連結エレ
メント4のおねじ部分が螺着され、固定ナット20により
固定される。
【0024】スリット孔21が横穴の軸線に垂直な平面上
に設けてあり、該平面をねじ穴の軸線が貫通する。この
スリット孔21は、図3の右側端からねじ穴19にまで延び
ている。この実施例において、ねじの形態を有する締付
手段22は、図2において左側に位置する壁部分24にめね
じが螺設された穴23に挿通され、両方のハウジングの壁
部分24、25は相互に引き寄せ合うことが可能に構成さ
れ、この結果、上記ねじ穴19のめねじと連結エレメント
4のおねじの間に特に確実な係合を実現する。
に設けてあり、該平面をねじ穴の軸線が貫通する。この
スリット孔21は、図3の右側端からねじ穴19にまで延び
ている。この実施例において、ねじの形態を有する締付
手段22は、図2において左側に位置する壁部分24にめね
じが螺設された穴23に挿通され、両方のハウジングの壁
部分24、25は相互に引き寄せ合うことが可能に構成さ
れ、この結果、上記ねじ穴19のめねじと連結エレメント
4のおねじの間に特に確実な係合を実現する。
【0025】上述のヒンジピン11が挿入される部分で、
ハウジング12の幅dは、金属リング13及びローラベアリ
ング16の幅に一致している。ねじ穴19の部分で上記幅d
より大きな幅Dを有するよう形成されており、ハウジン
グ12の壁部分24、25の範囲に比較的大きな締付力を加え
ることが可能に構成されている。上記両者の間で厚さが
急に変化する部分26は、図1に図示するように、横穴15
の軸線(中心軸)を中心とする仮想円(横穴15と同心の
仮想円)の円弧部分に沿うよう構成され、該円は、ハウ
ジング12の円形になった部分(図1,図3において上部
の円形になった部分)の僅か外側を通過するような仮想
円である。
ハウジング12の幅dは、金属リング13及びローラベアリ
ング16の幅に一致している。ねじ穴19の部分で上記幅d
より大きな幅Dを有するよう形成されており、ハウジン
グ12の壁部分24、25の範囲に比較的大きな締付力を加え
ることが可能に構成されている。上記両者の間で厚さが
急に変化する部分26は、図1に図示するように、横穴15
の軸線(中心軸)を中心とする仮想円(横穴15と同心の
仮想円)の円弧部分に沿うよう構成され、該円は、ハウ
ジング12の円形になった部分(図1,図3において上部
の円形になった部分)の僅か外側を通過するような仮想
円である。
【0026】この結果、連結エレメント4と揺動腕2と
の間で比較的大きな揺動範囲が得られることになる。
の間で比較的大きな揺動範囲が得られることになる。
【0027】コネクティングジョイントの耐圧試験が一
般に示すように、ポリアミドは、同じ圧力を受けた場
合、鍛造アルミニウムに比べてほぼ4倍の量変形する。
具体的には、500 キロポンドの最大圧縮荷重のとき、変
形はアルミニウム製ハウジングが0.035 mm、ポリアミド
製ハウジングが0.140 mmであった。
般に示すように、ポリアミドは、同じ圧力を受けた場
合、鍛造アルミニウムに比べてほぼ4倍の量変形する。
具体的には、500 キロポンドの最大圧縮荷重のとき、変
形はアルミニウム製ハウジングが0.035 mm、ポリアミド
製ハウジングが0.140 mmであった。
【0028】圧力に依存したこの変形は、編成装置の各
部の位置関係に関して事実上影響を与えないが、しかし
合成樹脂で構成されている場合、ローラベアリングに作
用する圧縮荷重が著しく減少し又騒音が低下する。
部の位置関係に関して事実上影響を与えないが、しかし
合成樹脂で構成されている場合、ローラベアリングに作
用する圧縮荷重が著しく減少し又騒音が低下する。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、コネクティングジョイ
ントが上述のように構成されているため、所望の動作が
得られるとともに、負及び正の加速度によって発生する
衝撃および騒音が緩和され、ローラベアリング等の構成
要素の寿命を延ばすことができ且つ経編機の騒音の発生
を低下させることができる。
ントが上述のように構成されているため、所望の動作が
得られるとともに、負及び正の加速度によって発生する
衝撃および騒音が緩和され、ローラベアリング等の構成
要素の寿命を延ばすことができ且つ経編機の騒音の発生
を低下させることができる。
【図1】 コネクティングジョイントを取り付けた経編
機の編成部分の側面図である。
機の編成部分の側面図である。
【図2】 図1のコネクティングジョイントを紙面の右
から見た図である。
から見た図である。
【図3】 図1のコネクティングジョイントを紙面正面
から見た図である。
から見た図である。
4…連結エレメント 9…コネクティングジョイント 12…ハウジング 13…金属リング 15…横穴 16…ローラベアリング
Claims (9)
- 【請求項1】 経編機の編成装置を駆動するためのコネ
クティングジョイントであって、該コネクティングジョ
イントのハウジングが該コネクティングジョイントを支
持するローラベアリングを収容する横穴と連結エレメン
トに取り付けるための取付手段とを有するものにおい
て、 上記ハウジング(12)が合成樹脂からなり、そのなかに埋
設してある金属リング(13)がローラベアリング(16)を収
容するよう構成されていることを特徴とするコネクティ
ングジョイント。 - 【請求項2】 前記金属リングの埋設が、流し込まれる
合成樹脂中に置かれることによっておこなわれることを
特徴とする請求項1記載のコネクティングジョイント。 - 【請求項3】 前記金属リング(13)が、ぎざぎざのある
外周面(14)を有することを特徴とする請求項2記載のコ
ネクティングジョイント。 - 【請求項4】 前記金属リング(13)が鋼製のリングであ
ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1
の項に記載のコネクティングジョイント。 - 【請求項5】 前記ハウジング(12)がポリアミド樹脂か
らなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
か1の項に記載のコネクティングジョイント。 - 【請求項6】 前記取付手段が横穴(15)の軸線に対しほ
ぼ垂直なねじ穴(19)によって構成されていることを特徴
とする請求項1から請求項5のいずれか1の項に記載の
コネクティングジョイント。 - 【請求項7】 前記ハウジング(12)がスリット孔(21)を
有し、該スリット孔(21)は横穴(15)の軸線に垂直な、ね
じ穴(19)の軸線を通る平面内を、ハウジング(12)の正面
からねじ穴(19)まで延び、ハウジング(12)の壁部分(24,
25)が、スリット孔(21)の両側で締付手段(22)により互
いに引き寄せられるよう構成されていることを特徴とす
る請求項6記載のコネクティングジョイント。 - 【請求項8】 前記ハウジング(12)がローラベアリング
(16)を収容する部分部分においてこれに対応した厚さ
(d)を有するとともに、ねじ穴(19)部分においてそれ
より大きな厚さ (D)を有するよう構成されていること
を特徴とする請求項6又は請求項7のいずれか1の項に
記載のコネクティングジョイント。 - 【請求項9】 厚さが急に変化する部分(26)が、横穴(1
5)の軸線に中心が位置する仮想円の一部円弧に沿うよう
な形状に構成されていることを特徴とする請求項8記載
のコネクティングジョイント。
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