JPH05209593A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH05209593A JPH05209593A JP4016047A JP1604792A JPH05209593A JP H05209593 A JPH05209593 A JP H05209593A JP 4016047 A JP4016047 A JP 4016047A JP 1604792 A JP1604792 A JP 1604792A JP H05209593 A JPH05209593 A JP H05209593A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 起動時における潤滑油不足による軸受部品へ
の油切れを防止することを目的とする。 【構成】 スクロール圧縮機を構成する下部油だまり１
０の上に、下部副軸受支持部品２５を円板状および円板
凸状として配設したものである。
の油切れを防止することを目的とする。 【構成】 スクロール圧縮機を構成する下部油だまり１
０の上に、下部副軸受支持部品２５を円板状および円板
凸状として配設したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は業務用および家庭用の空
調等に使用されるスクロール圧縮機に関するものであ
る。
調等に使用されるスクロール圧縮機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】冷凍用の電動圧縮機としては、圧縮部が
レシプロ式のもの、ロータリー式のものが有り、いずれ
の方式も、家庭用、業務用の空調分野で使用されてきた
が、現在はコスト、性能面等でレシプロ式は次第に少な
くなってきている。そして、スクロール式のものがその
低騒音、低振動という特徴を生かしてレシプロ式やロー
タリー式に変わって実用化されている。
レシプロ式のもの、ロータリー式のものが有り、いずれ
の方式も、家庭用、業務用の空調分野で使用されてきた
が、現在はコスト、性能面等でレシプロ式は次第に少な
くなってきている。そして、スクロール式のものがその
低騒音、低振動という特徴を生かしてレシプロ式やロー
タリー式に変わって実用化されている。
【０００３】一般に、レシプロ式は密閉容器内に低圧が
作用するので低圧タイプ、ロータリー式は高圧が作用す
るので高圧タイプと呼ばれている。
作用するので低圧タイプ、ロータリー式は高圧が作用す
るので高圧タイプと呼ばれている。
【０００４】スクロール式は、現在どちらのタイプも考
えられるが、低圧タイプの場合は、モーターが低圧の冷
媒ガス雰囲気中にあることから、モーターの冷却が容易
でありモーターの信頼性も高い。また、低圧シェル容器
を採用できることを含めて軽量にできるというメリット
がある。
えられるが、低圧タイプの場合は、モーターが低圧の冷
媒ガス雰囲気中にあることから、モーターの冷却が容易
でありモーターの信頼性も高い。また、低圧シェル容器
を採用できることを含めて軽量にできるというメリット
がある。
【０００５】図７に従来の低圧式のスクロール圧縮機の
縦断面図を示す。密閉容器１の内部には、固定スクロー
ル２ａと固定スクロール２ａに対して旋回運動する可動
スクロール２ｂを噛み合わせた圧縮機構２と、可動スク
ロール２ｂを支えるスラスト軸受３、スラスト軸受３を
支承する軸受部品４を上部に設けている。そして可動ス
クロール２ｂの軸２ｃを、クランク軸５の端部５ａに設
けられた穴部５ｂの偏芯軸受６に挿入し可動スクロール
２ｂをクランク軸５により旋回運動させる。クランク軸
５には電動機７の回転子７ａが取り付けられており、密
閉容器１に焼き嵌め固定された固定子７ｂとともに軸受
部品４の下部に配設されている。クランク軸５は、軸受
部品４の主軸受８と電動機の下方で密閉容器１に固定さ
れた下部副軸受支持部品２２に圧入固定された副軸受２
３とで支えられている。密閉容器１の下方底部には潤滑
油９を貯溜する油だめ１０が設けられ、油だめ１０に
は、クランク軸５の回りに潤滑油９の撹拌を妨げる撹拌
防止板２４が放射状に配設されている。また密閉容器１
の側部にはガスの吸入管１１が設けられている。そして
油だめ１０に吸入側のガス圧力が作用する構成となって
いる。前記軸受部品４には主軸受８、偏芯軸受６、スラ
スト軸受３を潤滑、冷却した潤滑油９を排出する油排出
口１２が設けられている。クランク軸５には潤滑油９を
各軸受部、即ち主軸受８、偏芯軸受６、スラスト軸受３
へ供給する貫通穴１３を設け、かつクランク軸５の下端
には油ガイド１４を圧入または、焼き嵌め固定して取り
付け、潤滑油９を吸い上げるようにしている。１５は密
閉容器１の一部である上シェル１ａと固定スクロール２
ａとの間に設けられた吐出チャンバーであり、圧縮機構
２で圧縮されたガスを一時的に溜めて吐出マフラの役目
をする。１６は密閉容器１の外へ圧縮ガスを出す吐出管
であり、吐出チャンバー１５内の高圧ガスと油だめ１０
に作用する低圧ガスとはスペーサー１７とで仕切られて
おり、スペーサー１７を介して固定スクロール２ａと軸
受部品４とがボルトで連結されている。このスペーサー
１７は、その全周が密閉容器１に溶接固定されている。
１８は固定子７ａに設けた切り欠き部で、油排出口１２
から排出された潤滑油９を油だめ１０に戻す。１９は停
止時に可動スクロール２ｂが逆転するのを防ぐための逆
止弁、２０は可動スクロール２ｂを固定スクロール２ａ
に対して旋回運動させるための自転防止用のオルダムリ
ング、２１は圧縮機構２へ低圧ガスを吸い込ませる軸受
部品４に設けた吸入口である。
縦断面図を示す。密閉容器１の内部には、固定スクロー
ル２ａと固定スクロール２ａに対して旋回運動する可動
スクロール２ｂを噛み合わせた圧縮機構２と、可動スク
ロール２ｂを支えるスラスト軸受３、スラスト軸受３を
支承する軸受部品４を上部に設けている。そして可動ス
クロール２ｂの軸２ｃを、クランク軸５の端部５ａに設
けられた穴部５ｂの偏芯軸受６に挿入し可動スクロール
２ｂをクランク軸５により旋回運動させる。クランク軸
５には電動機７の回転子７ａが取り付けられており、密
閉容器１に焼き嵌め固定された固定子７ｂとともに軸受
部品４の下部に配設されている。クランク軸５は、軸受
部品４の主軸受８と電動機の下方で密閉容器１に固定さ
れた下部副軸受支持部品２２に圧入固定された副軸受２
３とで支えられている。密閉容器１の下方底部には潤滑
油９を貯溜する油だめ１０が設けられ、油だめ１０に
は、クランク軸５の回りに潤滑油９の撹拌を妨げる撹拌
防止板２４が放射状に配設されている。また密閉容器１
の側部にはガスの吸入管１１が設けられている。そして
油だめ１０に吸入側のガス圧力が作用する構成となって
いる。前記軸受部品４には主軸受８、偏芯軸受６、スラ
スト軸受３を潤滑、冷却した潤滑油９を排出する油排出
口１２が設けられている。クランク軸５には潤滑油９を
各軸受部、即ち主軸受８、偏芯軸受６、スラスト軸受３
へ供給する貫通穴１３を設け、かつクランク軸５の下端
には油ガイド１４を圧入または、焼き嵌め固定して取り
付け、潤滑油９を吸い上げるようにしている。１５は密
閉容器１の一部である上シェル１ａと固定スクロール２
ａとの間に設けられた吐出チャンバーであり、圧縮機構
２で圧縮されたガスを一時的に溜めて吐出マフラの役目
をする。１６は密閉容器１の外へ圧縮ガスを出す吐出管
であり、吐出チャンバー１５内の高圧ガスと油だめ１０
に作用する低圧ガスとはスペーサー１７とで仕切られて
おり、スペーサー１７を介して固定スクロール２ａと軸
受部品４とがボルトで連結されている。このスペーサー
１７は、その全周が密閉容器１に溶接固定されている。
１８は固定子７ａに設けた切り欠き部で、油排出口１２
から排出された潤滑油９を油だめ１０に戻す。１９は停
止時に可動スクロール２ｂが逆転するのを防ぐための逆
止弁、２０は可動スクロール２ｂを固定スクロール２ａ
に対して旋回運動させるための自転防止用のオルダムリ
ング、２１は圧縮機構２へ低圧ガスを吸い込ませる軸受
部品４に設けた吸入口である。
【０００６】次に上記構成からなる圧縮機構の作用を説
明する。低圧ガスは吸入管１１より戻り、一部は電動機
７を冷却して軸受部品４の吸入口２１より圧縮機構２へ
導かれる。固定スクロール２ａに対して可動スクロール
２ｂが旋回運動することにより、吸入されたガスが圧縮
機構２で圧縮された高圧ガスになり、一旦吐出チャンバ
ー１５へ入る。そして吐出管１６より密閉容器１外へ吐
出し、再び低圧ガスを循環させ、周知の圧縮サイクルを
構成する。
明する。低圧ガスは吸入管１１より戻り、一部は電動機
７を冷却して軸受部品４の吸入口２１より圧縮機構２へ
導かれる。固定スクロール２ａに対して可動スクロール
２ｂが旋回運動することにより、吸入されたガスが圧縮
機構２で圧縮された高圧ガスになり、一旦吐出チャンバ
ー１５へ入る。そして吐出管１６より密閉容器１外へ吐
出し、再び低圧ガスを循環させ、周知の圧縮サイクルを
構成する。
【０００７】一方、油ガイド１４で吸い上げられた潤滑
油９は、クランク軸５の貫通口１３の中を上昇し、偏芯
軸受６、スラスト軸受３、主軸受８を潤滑、冷却して、
油排出口１２から固定子７ｂ上部へ排出し、固定子７ｂ
の切り欠き部１８を通って油だめ１０に戻る潤滑サイク
ルを形成する。
油９は、クランク軸５の貫通口１３の中を上昇し、偏芯
軸受６、スラスト軸受３、主軸受８を潤滑、冷却して、
油排出口１２から固定子７ｂ上部へ排出し、固定子７ｂ
の切り欠き部１８を通って油だめ１０に戻る潤滑サイク
ルを形成する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】この従来の低圧式スク
ロール圧縮機の場合の基本的な問題点の一つは圧縮機構
２や軸受部品４そして各軸受部３、６、８が密閉容器１
の上部にあって、油だめ１０の潤滑油９と反対側にある
事、また圧縮機の起動時の様な過渡状態においては、密
閉容器１内の冷媒の急激な圧力低下により、潤滑油９中
に溶け込んでいた冷媒（図示せず）が一度に急激に発泡
するいわゆるフォーミング現象のために、油だめ１０の
オイルが、冷媒と一緒に軸受吸入口２１より吸い込ま
れ、冷凍サイクルに飛び出し、一時的に油だめ１０内の
オイル量が減り、軸受部３、６、８が油切れ状態になる
ことである。
ロール圧縮機の場合の基本的な問題点の一つは圧縮機構
２や軸受部品４そして各軸受部３、６、８が密閉容器１
の上部にあって、油だめ１０の潤滑油９と反対側にある
事、また圧縮機の起動時の様な過渡状態においては、密
閉容器１内の冷媒の急激な圧力低下により、潤滑油９中
に溶け込んでいた冷媒（図示せず）が一度に急激に発泡
するいわゆるフォーミング現象のために、油だめ１０の
オイルが、冷媒と一緒に軸受吸入口２１より吸い込ま
れ、冷凍サイクルに飛び出し、一時的に油だめ１０内の
オイル量が減り、軸受部３、６、８が油切れ状態になる
ことである。
【０００９】さらに他の問題点は油だまり１０に浸漬し
た油ガイド１４またはクランク軸５が潤滑油を撹拌・回
転させることである。この回転により、潤滑油に働く遠
心力により外側に移動し、油ガイド付近の油面レベルを
下げ給油を困難にしたり、外側で盛り上がった油面が電
動機回転子７ａに当たり、入力電流を増加させる。この
撹拌を抑えるため密閉容器１の底部に撹拌防止板２４を
設けているが、フォーミングについては抑えきれずに、
フォーミングにより一時的に油ガイド１４の下端開口部
より潤滑油９の油面が下がり、各軸受部３、６、８が一
時的に油切れになることがある。
た油ガイド１４またはクランク軸５が潤滑油を撹拌・回
転させることである。この回転により、潤滑油に働く遠
心力により外側に移動し、油ガイド付近の油面レベルを
下げ給油を困難にしたり、外側で盛り上がった油面が電
動機回転子７ａに当たり、入力電流を増加させる。この
撹拌を抑えるため密閉容器１の底部に撹拌防止板２４を
設けているが、フォーミングについては抑えきれずに、
フォーミングにより一時的に油ガイド１４の下端開口部
より潤滑油９の油面が下がり、各軸受部３、６、８が一
時的に油切れになることがある。
【００１０】また、下部副軸受支持部品２２と撹拌防止
板２４を別々に分離して配設する必要があるため、構造
的に複雑となり、下部副軸受支持部品２２と撹拌防止板
２４の接触による騒音の発生や、部品点数の増加による
部品および製造コストの増大などの問題がある。
板２４を別々に分離して配設する必要があるため、構造
的に複雑となり、下部副軸受支持部品２２と撹拌防止板
２４の接触による騒音の発生や、部品点数の増加による
部品および製造コストの増大などの問題がある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、スクロール圧縮機を構成する下部油だまり
の上に下部副軸受支持部品を円板状および円板凸状とし
たものを配設したものである。
に本発明は、スクロール圧縮機を構成する下部油だまり
の上に下部副軸受支持部品を円板状および円板凸状とし
たものを配設したものである。
【００１２】
【作用】本発明の技術的手段により、起動時等の過渡状
態において、吸入圧力が作用する油だめが、急速に圧力
低下して、潤滑油に溶解していた冷媒が発泡しても下部
副軸受支持部品により冷媒、潤滑油の混合液が２分され
ているため、上下が同時に発泡せず、急激な発泡が抑え
られ、さらに下部の発泡は副軸受支持部品が蓋の役目を
し発泡が抑えられ、各軸受けへの潤滑を適正に行なうこ
とができる。
態において、吸入圧力が作用する油だめが、急速に圧力
低下して、潤滑油に溶解していた冷媒が発泡しても下部
副軸受支持部品により冷媒、潤滑油の混合液が２分され
ているため、上下が同時に発泡せず、急激な発泡が抑え
られ、さらに下部の発泡は副軸受支持部品が蓋の役目を
し発泡が抑えられ、各軸受けへの潤滑を適正に行なうこ
とができる。
【００１３】また、油ガイド１４で撹拌回転させられた
潤滑油は外部に移動すること、外部が盛り上がることが
円板凸状の副軸受支持部品２５で規制されるため、油ガ
イド１４付近の潤滑油面の低下を防ぐことができる。
潤滑油は外部に移動すること、外部が盛り上がることが
円板凸状の副軸受支持部品２５で規制されるため、油ガ
イド１４付近の潤滑油面の低下を防ぐことができる。
【００１４】また、副軸受支持を兼ねるため構造も簡単
である。
である。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面により説
明する。
明する。
【００１６】ここで図１および図４の本発明のスクロー
ル圧縮機の縦断面図は、図７の従来のスクロール圧縮機
の縦断面図と密閉容器下部を除いてほぼ同一であるの
で、同一機能部品については、同一番号を使用する。
ル圧縮機の縦断面図は、図７の従来のスクロール圧縮機
の縦断面図と密閉容器下部を除いてほぼ同一であるの
で、同一機能部品については、同一番号を使用する。
【００１７】図１において、密閉容器１の内部には、固
定スクロール２ａと固定スクロール２ａに対して旋回運
動する可動スクロール２ｂを噛み合わせた圧縮機構２
と、可動スクロール２ｂを支えるスラスト軸受３、スラ
スト軸受３を支承する軸受部品４を上部に設けている。
そして可動スクロール２ｂの軸２ｃをクランク軸５の端
部５ａに設けられた穴部５ｂの偏芯軸受６に挿入して可
動スクロール２ｂをクランク軸５により旋回運動させ
る。クランク軸５には電動機７の回転子７ａが取り付け
られており、密閉容器１に焼き嵌め固定された固定子７
ｂと共に軸受部品４の下部に配設されている。クランク
軸５は、軸受部品４の主軸受８と電動機の下方で密閉容
器１に固定された軸受支持部品２５に圧入固定された副
軸受２３とで支えられている。密閉容器１の下方底部に
は潤滑油９を貯溜する油だめ１０が設けられている。ま
た密閉容器１の側部にはガスの吸入管１１が設けられて
いる。そして油だめ１０に吸入側のガス圧力が作用する
構成となっている。前記軸受部品４には主軸受８、偏芯
軸受６、スラスト軸受３を潤滑、冷却した潤滑油９を排
出する油排出口１２が設けられている。クランク軸５に
は潤滑油９を各軸受部、即ち主軸受８、偏芯軸受６、ス
ラスト軸受３へ供給する貫通穴１３を設け、かつクラン
ク軸５の下端には油ガイド１４を圧入または、焼き嵌め
固定して取り付け、潤滑油９を吸い上げるようにしてい
る。１５は密閉容器１の一部である上シェル１ａと固定
スクロール２ａとの間に設けられた吐出チャンバーであ
り、圧縮機構２で圧縮されたガスを一時的に溜めて吐出
マフラの役目をする。１６は密閉容器１の外へ圧縮ガス
を出す吐出管であり、吐出チャンバー１５内の高圧ガス
と油だめ１０に作用する低圧ガスとはスペーサー１７と
で仕切られており、スペーサー１７を介して固定スクロ
ール２ａと軸受部品４とがボルトで連結されている。こ
のスペーサー１７は、その全周が密閉容器１に溶接固定
されている。１８は固定子７ａに設けた切り欠き部で、
油排出口１２から排出された潤滑油９を油だめ１０に戻
す。１９は停止時に可動スクロール２ｂが逆転するのを
防ぐための逆止弁、２０は可動スクロール２ｂを固定ス
クロール２ａに対して旋回運動させるための自転防止用
のオルダムリング、２１は圧縮機構２へ低圧ガスを吸い
込ませる軸受部品４に設けた吸入口である。ここで、前
記下部副軸受支持部品２５は下部副軸受２３の支持と油
だめ１０の蓋の役目を果しており、起動時等の過渡状態
における潤滑油９の中に溶解された冷媒（図示せず）に
よる発泡を効率よく抑える作用を果している。
定スクロール２ａと固定スクロール２ａに対して旋回運
動する可動スクロール２ｂを噛み合わせた圧縮機構２
と、可動スクロール２ｂを支えるスラスト軸受３、スラ
スト軸受３を支承する軸受部品４を上部に設けている。
そして可動スクロール２ｂの軸２ｃをクランク軸５の端
部５ａに設けられた穴部５ｂの偏芯軸受６に挿入して可
動スクロール２ｂをクランク軸５により旋回運動させ
る。クランク軸５には電動機７の回転子７ａが取り付け
られており、密閉容器１に焼き嵌め固定された固定子７
ｂと共に軸受部品４の下部に配設されている。クランク
軸５は、軸受部品４の主軸受８と電動機の下方で密閉容
器１に固定された軸受支持部品２５に圧入固定された副
軸受２３とで支えられている。密閉容器１の下方底部に
は潤滑油９を貯溜する油だめ１０が設けられている。ま
た密閉容器１の側部にはガスの吸入管１１が設けられて
いる。そして油だめ１０に吸入側のガス圧力が作用する
構成となっている。前記軸受部品４には主軸受８、偏芯
軸受６、スラスト軸受３を潤滑、冷却した潤滑油９を排
出する油排出口１２が設けられている。クランク軸５に
は潤滑油９を各軸受部、即ち主軸受８、偏芯軸受６、ス
ラスト軸受３へ供給する貫通穴１３を設け、かつクラン
ク軸５の下端には油ガイド１４を圧入または、焼き嵌め
固定して取り付け、潤滑油９を吸い上げるようにしてい
る。１５は密閉容器１の一部である上シェル１ａと固定
スクロール２ａとの間に設けられた吐出チャンバーであ
り、圧縮機構２で圧縮されたガスを一時的に溜めて吐出
マフラの役目をする。１６は密閉容器１の外へ圧縮ガス
を出す吐出管であり、吐出チャンバー１５内の高圧ガス
と油だめ１０に作用する低圧ガスとはスペーサー１７と
で仕切られており、スペーサー１７を介して固定スクロ
ール２ａと軸受部品４とがボルトで連結されている。こ
のスペーサー１７は、その全周が密閉容器１に溶接固定
されている。１８は固定子７ａに設けた切り欠き部で、
油排出口１２から排出された潤滑油９を油だめ１０に戻
す。１９は停止時に可動スクロール２ｂが逆転するのを
防ぐための逆止弁、２０は可動スクロール２ｂを固定ス
クロール２ａに対して旋回運動させるための自転防止用
のオルダムリング、２１は圧縮機構２へ低圧ガスを吸い
込ませる軸受部品４に設けた吸入口である。ここで、前
記下部副軸受支持部品２５は下部副軸受２３の支持と油
だめ１０の蓋の役目を果しており、起動時等の過渡状態
における潤滑油９の中に溶解された冷媒（図示せず）に
よる発泡を効率よく抑える作用を果している。
【００１８】また、請求項２の内容にある円周上に円形
の開口部をもつ場合は、吸入管１１および軸受部品４の
油排出口１２より戻ってきた潤滑油９を効率よく油だめ
１０に回収する作用を果している。
の開口部をもつ場合は、吸入管１１および軸受部品４の
油排出口１２より戻ってきた潤滑油９を効率よく油だめ
１０に回収する作用を果している。
【００１９】いずれの下部副軸受支持部品の場合でも、
圧縮サイクルにおいて液冷媒が吸入管１１より戻ってく
る場合前記下部副軸受支持部品の上を流れる間に液冷媒
が蒸発する作用をも合わせ持っている。
圧縮サイクルにおいて液冷媒が吸入管１１より戻ってく
る場合前記下部副軸受支持部品の上を流れる間に液冷媒
が蒸発する作用をも合わせ持っている。
【００２０】上記構成により、スクロール圧縮機の通常
運転時には、低圧ガスは吸入管１１より戻り、一部は電
動機７を冷却して軸受部品４の吸入口２１より圧縮機構
２へ導かれる。固定スクロール２ａに対して可動スクロ
ール２ｂが旋回運動することにより、吸入されたガスが
圧縮機構２で圧縮された高圧ガスになり、一旦吐出チャ
ンバー１５へ入る。そして吐出管１６より密閉容器１外
へ吐出し、再び低圧ガスを循環させ、周知の圧縮サイク
ルを構成する。
運転時には、低圧ガスは吸入管１１より戻り、一部は電
動機７を冷却して軸受部品４の吸入口２１より圧縮機構
２へ導かれる。固定スクロール２ａに対して可動スクロ
ール２ｂが旋回運動することにより、吸入されたガスが
圧縮機構２で圧縮された高圧ガスになり、一旦吐出チャ
ンバー１５へ入る。そして吐出管１６より密閉容器１外
へ吐出し、再び低圧ガスを循環させ、周知の圧縮サイク
ルを構成する。
【００２１】上記構成で、圧縮機が停止状態で長期間放
置した場合は、油だめ１０の潤滑油に冷媒が溶け込み、
その、油面レベルが電動機７付近まで達している。この
状態から圧縮機が始動すると、密閉容器１の内部の冷媒
は軸受吸入口２１より吸い込まれ、圧縮され、吐出管１
６より吐出される。この時密閉容器内の圧力は急激に下
がり、潤滑油に溶け込んでいた冷媒が蒸発するため発泡
現象を呈す（いわゆるフォーミング）。この時、円板状
の軸受支持部品２５より上部の混合液がまず発泡する。
軸受支持部品２５より下の混合液は、わずかな発泡を起
こすが、発泡ガスの出口が狭いため、下部の圧力がわず
かに上昇し、急激な発泡が抑えられる。上部の混合液の
冷媒が軸受吸入口２１より吸い込まれた後、下部の混合
液が発泡を始める。従って、密閉容器内部に溜った混合
液が一度に発泡する場合に比較して、発泡の泡のレベル
が抑えられ、多量の潤滑油が軸受吸入口２１より吸い込
まれることがない。従って、始動時の油面レベルは適正
に確保される。この発泡において、軸受支持部品の上下
の混合液を順次発泡させるためには、仕切り部の開口面
積は全面積の１／１０以下でないと効果が出ない。
置した場合は、油だめ１０の潤滑油に冷媒が溶け込み、
その、油面レベルが電動機７付近まで達している。この
状態から圧縮機が始動すると、密閉容器１の内部の冷媒
は軸受吸入口２１より吸い込まれ、圧縮され、吐出管１
６より吐出される。この時密閉容器内の圧力は急激に下
がり、潤滑油に溶け込んでいた冷媒が蒸発するため発泡
現象を呈す（いわゆるフォーミング）。この時、円板状
の軸受支持部品２５より上部の混合液がまず発泡する。
軸受支持部品２５より下の混合液は、わずかな発泡を起
こすが、発泡ガスの出口が狭いため、下部の圧力がわず
かに上昇し、急激な発泡が抑えられる。上部の混合液の
冷媒が軸受吸入口２１より吸い込まれた後、下部の混合
液が発泡を始める。従って、密閉容器内部に溜った混合
液が一度に発泡する場合に比較して、発泡の泡のレベル
が抑えられ、多量の潤滑油が軸受吸入口２１より吸い込
まれることがない。従って、始動時の油面レベルは適正
に確保される。この発泡において、軸受支持部品の上下
の混合液を順次発泡させるためには、仕切り部の開口面
積は全面積の１／１０以下でないと効果が出ない。
【００２２】定常運転においては、潤滑油９は、油ガイ
ドの給油口１４ａより上部に位置し、給油口１４ａに入
った油は遠心力でクランク軸５の偏芯貫通穴１３の中を
上昇し、偏芯軸受６、スラスト軸受３、主軸受８を潤滑
し、油排出口１２から、固定子７ｂ上部へ排出し、固定
子７ｂの切り欠き部１８を通り、軸受支持部品２５の穴
２５ａを通り、油だめ１０に戻る。
ドの給油口１４ａより上部に位置し、給油口１４ａに入
った油は遠心力でクランク軸５の偏芯貫通穴１３の中を
上昇し、偏芯軸受６、スラスト軸受３、主軸受８を潤滑
し、油排出口１２から、固定子７ｂ上部へ排出し、固定
子７ｂの切り欠き部１８を通り、軸受支持部品２５の穴
２５ａを通り、油だめ１０に戻る。
【００２３】運転後しばらくすると、油ガイド周辺の潤
滑油はその粘性のためクランク軸の回転方向に回転し始
める。すると、その遠心力で、潤滑油は外側に移動し、
油ガイド周辺の潤滑油面が低下し始める。しかしながら
円板凸形状の凸部頂部付近２５ｂに副軸受２３を設け、
凸部中空部２５ｅに油ガイド１４を貫通させた場合は、
油ガイドで撹拌回転させられる潤滑油は、凸部中空部２
５ｅの壁面で押えられ、全体の潤滑油が回転するのを防
ぎ、油ガイド１４付近の潤滑油面の低下を抑える。従っ
て、油ガイドの給油口１４ａより潤滑油面が低下するこ
とを防止する。さらに凸型の周部２５ｄは潤滑油の回転
による潤滑油面の盛り上りも抑え、潤滑油面が回転子７
ａにふれ、入力電流が急激に増加することを防止する。
滑油はその粘性のためクランク軸の回転方向に回転し始
める。すると、その遠心力で、潤滑油は外側に移動し、
油ガイド周辺の潤滑油面が低下し始める。しかしながら
円板凸形状の凸部頂部付近２５ｂに副軸受２３を設け、
凸部中空部２５ｅに油ガイド１４を貫通させた場合は、
油ガイドで撹拌回転させられる潤滑油は、凸部中空部２
５ｅの壁面で押えられ、全体の潤滑油が回転するのを防
ぎ、油ガイド１４付近の潤滑油面の低下を抑える。従っ
て、油ガイドの給油口１４ａより潤滑油面が低下するこ
とを防止する。さらに凸型の周部２５ｄは潤滑油の回転
による潤滑油面の盛り上りも抑え、潤滑油面が回転子７
ａにふれ、入力電流が急激に増加することを防止する。
【００２４】凸型の副軸受支持部品構成においては、そ
の副軸受２３の位置をより回転子７ｂに近接して構成し
ている。従って、主軸受８との距離が短くなり、軸系の
剛性が増し、軸受の信頼性も増すと共に構造も一体構造
であり騒音発生源となりにくい。
の副軸受２３の位置をより回転子７ｂに近接して構成し
ている。従って、主軸受８との距離が短くなり、軸系の
剛性が増し、軸受の信頼性も増すと共に構造も一体構造
であり騒音発生源となりにくい。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
はスクロール圧縮機において、密閉容器内に圧縮部主軸
受を上部に具備し、その下部に電動機を配し、クランク
軸を支持する副軸受を回転子の下方に具備し、密閉容器
の底部に設けられ、かつ潤滑油を貯蔵する油だめとを設
けて、副軸受を円板状の副軸受支持部品にて密閉容器と
固定したスクロール圧縮機であり、この副軸受支持部品
に密閉容器中径の１／４〜１／２０のほぼ円形上の開口
部を設けたもの、および副軸受支持部品を円板凸状と
し、その凸部頂部に副軸受を配したものである。
はスクロール圧縮機において、密閉容器内に圧縮部主軸
受を上部に具備し、その下部に電動機を配し、クランク
軸を支持する副軸受を回転子の下方に具備し、密閉容器
の底部に設けられ、かつ潤滑油を貯蔵する油だめとを設
けて、副軸受を円板状の副軸受支持部品にて密閉容器と
固定したスクロール圧縮機であり、この副軸受支持部品
に密閉容器中径の１／４〜１／２０のほぼ円形上の開口
部を設けたもの、および副軸受支持部品を円板凸状と
し、その凸部頂部に副軸受を配したものである。
【００２６】これにより、円板状副軸受支持部品が起動
時に油だまりの蓋となり、急激なフォーミングを防止
し、潤滑油不足による軸受部品への油切れを防止する効
果を有する。さらに支持部品に密閉容器内径の１／４〜
１／２０のほぼ円形状の開口部を設けることにより、発
泡抑制効果を損なう事なく、潤滑油を油だめに戻すこと
ができる。
時に油だまりの蓋となり、急激なフォーミングを防止
し、潤滑油不足による軸受部品への油切れを防止する効
果を有する。さらに支持部品に密閉容器内径の１／４〜
１／２０のほぼ円形状の開口部を設けることにより、発
泡抑制効果を損なう事なく、潤滑油を油だめに戻すこと
ができる。
【００２７】また、副軸受支持部品を凸状に構成し、そ
の頂部付近に副軸受を配することにより、油ガイドによ
る潤滑油の撹拌回転を抑制することができ、潤滑油面レ
ベルを適正に保ち、中心部付近の潤滑油面低下を抑え軸
受への潤滑油供給不足による潤滑不良を防止する。ま
た、遠心力による外周部の潤滑油面上昇を抑え、回転子
による潤滑油面撹拌による入力電流増を防ぐ。さらに副
軸受が回転子に近接して配されるため、主軸受、副軸受
間の距離が短くなり、軸系の剛性が増し、軸受信頼性が
増す。
の頂部付近に副軸受を配することにより、油ガイドによ
る潤滑油の撹拌回転を抑制することができ、潤滑油面レ
ベルを適正に保ち、中心部付近の潤滑油面低下を抑え軸
受への潤滑油供給不足による潤滑不良を防止する。ま
た、遠心力による外周部の潤滑油面上昇を抑え、回転子
による潤滑油面撹拌による入力電流増を防ぐ。さらに副
軸受が回転子に近接して配されるため、主軸受、副軸受
間の距離が短くなり、軸系の剛性が増し、軸受信頼性が
増す。
【００２８】以上の副軸受支持部品は各種機能を持つに
もかかわらず、一体構造で構成できるため、剛性が高
く、騒音の発生源となりにくい。さらに安価に製作でき
る等々の種々の効果を持っている。
もかかわらず、一体構造で構成できるため、剛性が高
く、騒音の発生源となりにくい。さらに安価に製作でき
る等々の種々の効果を持っている。
【図１】第１の発明の一実施例を示すスクロール流体機
械の縦断面図
械の縦断面図
【図２】同流体機械の下部副軸受支持板の斜視図
【図３】同下部副軸受支持板の斜視図
【図４】第２の発明のスクロール圧縮機の縦断面図
【図５】同スクロール圧縮機の下部副軸受支持板の斜視
図
図
【図６】同下部副軸受支持板の斜視図
【図７】従来のスクロール流体機械の縦断面図
【図８】従来のスクロール流体機械の下部副軸受支持部
品の斜視図
品の斜視図
１ 密閉容器 ２ 圧縮機構 ２ａ 固定スクロール ２ｂ 可動スクロール ３ スラスト軸受 ４ 軸受部品 ５ クランク軸 ６ 偏芯軸受 ７ 電動機 ７ａ 回転子 ７ｂ 固定子 ８ 主軸受 ９ 潤滑油 １０ 油だめ １１ 吸入管 １２ 油排出口 １３ クランク軸貫通穴 １４ 油ガイド １５ 吐出チャンバー １６ 吐出管 １７ スペーサー １８ 切欠き １９ 逆止弁 ２０ オルダムリング ２１ 軸受吸入口 ２３ 副軸受 ２４ 撹拌防止板 ２５ 下部副軸受支持部品
Claims (4)
- 【請求項１】密閉容器の内部に、固定スクロールとこの
固定スクロールに対して旋回運動する可動スクロールを
噛み合わせてなる圧縮機構と、前記可動スクロールを支
えるスラスト軸受と、前記スラスト軸受を支承する軸受
部品と、前記可動スクロールの軸が勘合する偏芯軸受を
上部に具備し、かつ前記可動スクロールを旋回駆動させ
るクランク軸と、前記クランク軸に取り付けた回転子
と、前記密閉容器に取り付けられた固定子からなる電動
機と、前記クランク軸の副軸受を回転子の下方に具備
し、前記密閉容器の底部に設けられ、かつ潤滑油を貯蔵
する油だめとをそれぞれ設けて、副軸受を円板状の副軸
受支持部品にて密閉容器と固定したスクロール圧縮機。 - 【請求項２】円板状の副軸受支持部品の円周上に密閉容
器内径の１／４〜１／２０の大きさの円形またはそれに
近い形状の開口部を数個設けた請求項１記載のスクロー
ル圧縮機。 - 【請求項３】密閉容器の内部に、固定スクロールとこの
固定スクロールに対して旋回運動する可動スクロールを
噛み合わせてなる圧縮機構と、前記可動スクロールを支
えるスラスト軸受と、前記スラスト軸受を支承する軸受
部品と、前記可動スクロールの軸が勘合する偏芯軸受を
上部に具備し、かつ前記可動スクロールを旋回駆動させ
るクランク軸と、前記クランク軸に取り付けた回転子
と、前記密閉容器に取り付けられた固定子からなる電動
機と、前記クランク軸の副軸受を回転子の下方に具備
し、前記密閉容器の底部に設けられ、かつ潤滑油を貯蔵
する油だめとをそれぞれ設けて、前記副軸受を密閉容器
に固定した円板凸状の副軸受支持部品の凸部頂部付近に
設け、クランク軸または油ガイドを副軸受支持部品に貫
通させたスクロール圧縮機。 - 【請求項４】円板凸状の副軸受支持部品の円周上に密閉
容器内径の１／４〜１／２０の大きさの円形またはそれ
に近い形状の開口部を数個設けた請求項３記載のスクロ
ール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01604792A JP3198576B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01604792A JP3198576B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209593A true JPH05209593A (ja) | 1993-08-20 |
| JP3198576B2 JP3198576B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=11905668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01604792A Expired - Fee Related JP3198576B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3198576B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009019505A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Hitachi Appliances Inc | 縦型スクロール圧縮機 |
| WO2017077826A1 (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-11 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機、スクロール圧縮機の製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004308623A (ja) * | 2003-04-10 | 2004-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP01604792A patent/JP3198576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009019505A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Hitachi Appliances Inc | 縦型スクロール圧縮機 |
| WO2017077826A1 (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-11 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機、スクロール圧縮機の製造方法 |
| JP2017089427A (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-25 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機、スクロール圧縮機の製造方法 |
| CN107923396A (zh) * | 2015-11-05 | 2018-04-17 | 三菱重工制冷空调系统株式会社 | 涡旋压缩机、涡旋压缩机的制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3198576B2 (ja) | 2001-08-13 |
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