JP2894398B2 - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JP2894398B2
JP2894398B2 JP4082159A JP8215992A JP2894398B2 JP 2894398 B2 JP2894398 B2 JP 2894398B2 JP 4082159 A JP4082159 A JP 4082159A JP 8215992 A JP8215992 A JP 8215992A JP 2894398 B2 JP2894398 B2 JP 2894398B2
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正良 原
泰憲 西本
修作 黒田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/008Hermetic pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクロール圧縮機等
の密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は小容量の密閉型圧縮機の一例であ
る小容量スクロール圧縮機の縦断面図であって、図にお
いて、1は固定スクロールで、台板部1aの下面に渦巻
突起1bが設けられている。2は揺動スクロールであっ
て、台板部2aの上面に渦巻突起2bが設けられてい
る。両渦巻突起1b,2bは組合され、台板部2aの中
心部下方に揺動軸部2cが突出している。3は固定スク
ロール1と揺動スクロール2間の外周部に形成された吸
入口、4は固定スクロール1の台板部1aの中心部に設
けられた吐出口、5は上記両渦巻突起1b,2b間に形
成された圧縮室、6は主軸で、上端部の大径部6aに偏
心孔6bが設けられている。
【0003】7は偏心孔6bに配設され揺動軸部2cを
半径方向に支持する揺動軸受、8,9は主軸6を駆動す
るモータのロータとステータ、10は主軸6が駆動した
とき揺動スクロール2が自転しないで公転運動を行うよ
うにするオルダム継手、11は圧縮機構20とモータ機
構21を収容する上部シェル11aと下部シェル11b
とからなる密閉容器、12は下部シェル11bに固設さ
れた吸入管、13は固定スクロール1および上部シェル
11aに固着された吐出管で、吐出口4からの圧縮ガス
を送出する。
【0004】14は仕切り板であって、圧縮機が長期間
停止している時、密閉容器11内に冷却器(図示せず)
より多量の冷媒が飽和状態で入り込み、下部シェル11
bの油溜め15に溜められた潤滑油16に溶解し、起動
時に密閉容器11内の圧力が低下した時、溶解した冷媒
が急激に気化して潤滑油16が激しく発泡するフォーミ
ング現象により、フォーミングした潤滑油16が冷媒ガ
スと共に吸入口3に吸入されて吐出管13より排出さ
れ、密閉容器11内の潤滑油16がなくなるのを防止す
るものである。
【0005】前記の小容量スクロール圧縮機の動作は、
ロータ8が回転すると主軸6が回転し、オルダム継手1
0を介して揺動スクロール2が自転を阻止されながら公
転運動をする。これにより、渦巻突起1b,2b間の圧
縮室5に吸入口3から吸入ガスを取込み、次第に圧縮し
吐出口4から吐出管13に圧出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のような構成から
なる小容量のスクロール圧縮機にあって、前記下部シェ
ル11bは深絞りによって形成され、上部シェル11a
と共に密閉容器11を構成し、この密閉容器11の中に
圧縮機構とモータ機構を収納している。この密閉容器1
1は、小容量用の圧縮機構とモータ機構を収納するため
に形成されているため、大容量のスクロール圧縮機の場
合は、密閉容器を別に製作しなければならなかった。
【0007】すなわち、図3は大容量のスクロール圧縮
機の縦断面図であって、図2に示す小容量のスクロール
圧縮機に比べ、固定スクロール1と揺動スクロール2に
よって形成される圧縮室5の容量が大きくなり、また大
容量のスクロール圧縮機となるとモータトルクも大きく
なり、必然的にモータ機構を構成するロータ8やステー
タ9が大形となる。そのため、寸法的には大容量の圧縮
機構やモータ機構は、小容量の各機構と半径方向には殆
ど変わらないのであるが、縦方向に長くなる。それが故
に、小容量用の密閉容器11では、大容量用の圧縮機構
やモータ機構を収納することができず、大容量用として
別に密閉容器18、特に下部シェル11bを製作しなけ
ればならなかった。
【0008】この発明は前記のような点に鑑みて開発さ
れたものであり、その目的とするところは、小容量の密
閉型圧縮機の密閉容器を、大容量の密閉型圧縮機の密閉
容器としても利用できるようにした密閉型圧縮機を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る密閉型圧
縮機は、上部シェルと下部シェルとによって密閉される
密閉容器内に流体圧縮機構を設けてなる密閉型圧縮機に
おいて、前記下部シェルの底部中央にオイルポンプ用貫
通穴を設けると共に、この下部シェルの底部外方に、潤
滑油溜め用の底部シェルを付設した構成にしてある。
【0010】また、台板部の下面に渦巻突起が設けられ
中心部に吐出口が設けられた固定スクロールと、台板部
の上面に渦巻突起が設けられ前記固定スクロールと組合
わされて圧縮室を形成する揺動スクロールとからなる圧
縮機構と、この揺動スクロールに垂設された軸方向貫通
穴を有する主軸と、この主軸に外嵌されたロータ及びス
テータとからなるモータ機構とを、前記固定スクロール
の吐出口に連結される吐出管を設けた上部シェルと、吸
入ガスを取り入れる吸入管を設けた下部シェルとからな
る密閉容器に収納し、且つこの下部シェルの内底部に油
溜めを設けてなるスクロール圧縮機において、前記主軸
の回転時に前記軸方向貫通穴と共に遠心ポンプ作用を起
こさせる、主軸の下端に設けたキャップを挿入するオイ
ルポンプ用貫通穴を、前記下部シェルの底部中央に設け
ると共に、この下部シェルの底部外方に、油溜め用の底
部シェルを付設した構成でもある。
【0011】
【作用】この発明においては、従来の小容量用密閉容器
の下部シェルの底部にオイルポンプ用貫通穴を設け、こ
の下部シェルの底部外方に油溜め用の底部シェルを付設
することによって、小容量密閉圧縮機の密閉容器として
使用している従来の上部シェルと下部シェルを、大容量
密閉圧縮機の密閉容器の一部として利用することができ
る。また、下部シェルの底板部は従来の仕切り板の機能
を発揮することにある。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明に係る密閉型圧縮機の一例である大
容量スクロール圧縮機の縦断面図である。尚、図2〜図
3に示した前記の従来例と、その構成を共通する部分に
ついては、詳しい説明を省略する。また、共通部分の符
号は前記従来例と同一符号とする。
【0013】図示のようにこの大容量スクロール圧縮機
の密閉容器19は、上部シェル11aと下部シェル11
b及び底部シェル19aとによって構成されている。吐
出管13を設けたこの上部シェル11aと、吸入管12
を設けたこの下部シェル11bとは、前記した従来の小
容量スクロール圧縮機の密閉容器11(図2参照)を利
用している。
【0014】すなわち、前記上部シェル11aと下部シ
ェル11bとによって密閉される容器内には、大容量用
に形成された固定スクロール1と揺動スクロール2、オ
ルダム継手10などからなる圧縮機構20と、オルダム
継手10を介して前記揺動スクロール2を揺動運動させ
る主軸6やロータ8、ステータ9などからなるモータ機
構21が収納されている。前記主軸6の位置する下方の
下部シェル11bの底部中央にはオイルポンプ用貫通穴
22が形成されている。主軸6の下端には、この主軸6
の回転時に主軸6に形成した軸方向貫通穴6cと共に遠
心ポンプ作用を起こさせるキャップ23が設けられ、こ
のキャップ23は下部シェル11bのオイルポンプ用貫
通穴22から下方に突出している。また、このオイルポ
ンプ用貫通穴22を形成した下部シェル11bの底板部
11cは、前記した従来の仕切り板14(図2、図3参
照)と同様の作用をする。
【0015】前記下部シェル11bの底板外方には、下
部シェル11bとほぼ同径で、浅絞り形成した底部シェ
ル19aが、下部シェル11bの底部中央を覆うように
付設してある。この底部シェル19aは油溜め15とな
り、その内底部に潤滑油16を溜める。この潤滑油16
内には前記したキャップ23が浸けられている。25は
取付足である。
【0016】前記のようにして大容量のスクロール圧縮
機を構成することによって、小容量スクロール圧縮機の
密閉容器11として使用している従来の上部シェル11
aと下部シェル11bを、大容量スクロール圧縮機の密
閉容器の一部として利用することができる。また、下部
シェル11bの底板11cは、従来の仕切り板14とし
ての機能を有するため、別に仕切り板を形成して従来の
ように下部シェル11b内に設ける必要もない。また、
下部シェル11bに付設する油溜め用の底部シェル11
cも市販性の高い浅絞りのシェルを利用することができ
る。
【0017】尚、上記実施例はスクロール圧縮機である
が、本発明は他の密閉型圧縮機にも適用できることは勿
論である。
【0018】
【発明の効果】以上、上記説明でも明らかなようにこの
発明によれば、大容量の密閉型圧縮機を製作するにあた
って、大容量用の密閉容器を新たに製作することなく、
大容量用の密閉容器の上部シェルと下部シェルには、従
来の小容量用の密閉容器を利用することができる。そし
て、この下部シェルにオイルポンプ用貫通穴を明けて浅
絞りの油溜め用底部シェルを付設するだけで、大容量用
の密閉容器を製作することができる。そのため、大容量
用として深絞り下部シェルを別に製作していた従来に比
べ、大容量密閉型圧縮機の生産コストを一段と低減する
ことができる。更に、底部シェルも市販性の高い浅絞り
のシェルを流用できるため、型代が不要である。また、
オイルポンプ用貫通穴を明けた下部シェルの底板部は、
従来の仕切り板の機能を有することになるので、油量の
確保ができ、また従来のように密閉容器とは別に仕切り
板を必要とすることもないので、部品点数を少なくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による大容量スクロール圧
縮機の断面図である。
【図2】従来の小容量のスクロール圧縮機の断面図であ
る。
【図3】従来の大容量のスクロール圧縮機の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 固定スクロール 1a 台板部 1b 渦巻突起 2 揺動スクロール 2a 台板部 2b 渦巻突起 3 吸入口 4 吐出口 5 圧縮室 6 主軸 6c 軸方向貫通孔 8 ロータ 9 ステータ 10 オルダム継手 11 密閉容器 11a 上部シェル 11b 下部シェル 11c 底板部 12 吸入管 13 吐出管 15 油溜め 19 密閉容器 19a 底部シェル 20 圧縮機構(流体圧縮機構) 21 モータ機構(流体圧縮機構) 22 オイルポンプ用貫通孔 23 キャップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−11889(JP,A) 特開 昭60−30494(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 18/02 311 F04B 39/12 F04C 29/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部シェルと下部シェルとによって密閉
    される密閉容器内に流体圧縮機構を設けてなる密閉型圧
    縮機において、前記下部シェルの底部中央にオイルポン
    プ用貫通穴を設けると共に、この下部シェルの底部外方
    に、油溜め用の底部シェルを付設したことを特徴とする
    密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 台板部の下面に渦巻突起が設けられ中心
    部に吐出口が設けられた固定スクロールと、台板部の上
    面に渦巻突起が設けられ前記固定スクロールと組み合わ
    されて圧縮室を形成する揺動スクロールとからなる圧縮
    機構と、この揺動スクロールに垂設された軸方向貫通穴
    を有する主軸と、この主軸に外嵌されたロータ及びステ
    ータとからなるモータ機構とを、前記固定スクロールの
    吐出口に連結される吐出管を設けた上部シェルと、吸入
    ガスを取り入れる吸入管を設けた下部シェルとからなる
    密閉容器に収納し、且つこの下部シェルの内底部に油溜
    めを設けてなるスクロール圧縮機において、前記主軸の
    回転時に前記軸方向貫通穴と共に遠心ポンプ作用を起こ
    させる、主軸の下端に設けたキャップを挿入するオイル
    ポンプ用貫通穴を、前記下部シェルの底部中央に設ける
    と共に、この下部シェルの底部外方に、油溜め用の底部
    シェルを付設したことを特徴とする密閉型圧縮機。
JP4082159A 1992-04-03 1992-04-03 密閉型圧縮機 Expired - Lifetime JP2894398B2 (ja)

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JPH05288172A JPH05288172A (ja) 1993-11-02
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