JPH04295194A - スクロール圧縮機の給油装置 - Google Patents
スクロール圧縮機の給油装置Info
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- JPH04295194A JPH04295194A JP3347227A JP34722791A JPH04295194A JP H04295194 A JPH04295194 A JP H04295194A JP 3347227 A JP3347227 A JP 3347227A JP 34722791 A JP34722791 A JP 34722791A JP H04295194 A JPH04295194 A JP H04295194A
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- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 21
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 13
- 239000010725 compressor oil Substances 0.000 claims description 5
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 abstract description 8
- UUTKICFRNVKFRG-WDSKDSINSA-N (4R)-3-[oxo-[(2S)-5-oxo-2-pyrrolidinyl]methyl]-4-thiazolidinecarboxylic acid Chemical compound OC(=O)[C@@H]1CSCN1C(=O)[C@H]1NC(=O)CC1 UUTKICFRNVKFRG-WDSKDSINSA-N 0.000 abstract 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/023—Lubricant distribution through a hollow driving shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/028—Means for improving or restricting lubricant flow
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール圧縮機の給
油装置に係るもので、詳しくは、メインフレーム上面に
形成したスラストベアリング面に潤滑油を供給し別のス
ラストベアリングを利用せずして旋回スクロールの軸方
向荷重を支持し得るようにしたスクロール圧縮機の給油
装置に関するものである。
油装置に係るもので、詳しくは、メインフレーム上面に
形成したスラストベアリング面に潤滑油を供給し別のス
ラストベアリングを利用せずして旋回スクロールの軸方
向荷重を支持し得るようにしたスクロール圧縮機の給油
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スクロール圧縮機においては、
図7に示したように、密閉容器1内方側に圧縮機部2と
電動機部3とが収納され、該密閉容器1の外方側壁部位
に吸入管4が貫設され、該吸入管4により蒸発機又は凝
縮機のような外部機器に連通されるようになっていた。
図7に示したように、密閉容器1内方側に圧縮機部2と
電動機部3とが収納され、該密閉容器1の外方側壁部位
に吸入管4が貫設され、該吸入管4により蒸発機又は凝
縮機のような外部機器に連通されるようになっていた。
【0003】また、前記圧縮機部2においては、固定ス
クロール5と、該固定スクロール5に咬合する旋回スク
ロール6と、該旋回スクロール6を駆動させるクランク
シャフト7と、該クランクシャフトの偏心回動を支持す
る均衡錘8と、前記クランクシャフト7を支持し前記旋
回スクロール6が収納されたメインフレーム9とにより
構成され、前記旋回スクロール6はスラストベアリング
10により回動作用が支持されるようになっていた。 又、前記固定スクロール5と旋回スクロール6とには、
夫々渦巻き状のラップ(5a)(6a)が形成されてそ
れらラップ(5a)(6a)が互いに咬合され、それら
ラップ(5a)(6a)は一般のインボリュート又はイ
ンボリュートに近似した曲線状に形成されていた。更に
、前記旋回スクロール6とメインフレーム9との間には
オルダムリング11が設置されており旋回スクロール6
の自動が防止され、該旋回スクロール6にはベアリング
12を介してクランクシャフト7の偏心軸部7aが係合
され、その旋回スクロール6がクランクシャフト7の回
転により自転せずに旋回運動を行い、その旋回スクロー
ル6と前記固定スクロール5とにより圧縮室13内のガ
スを圧縮させて、その圧縮ガスは吐出管14を通って密
閉容器1外方側に吐出されるようになっていた。そして
、前記電動機部3は前記密閉容器1内方側壁に固定され
た固定子15と、クランクシャフト7に固定された回転
子16とを具備しており、前記密閉容器1の底面上には
潤滑油が貯蔵される潤滑油貯蔵室17が形成されていた
。 且つ、前記クランクシャフト7の下方側端にはオイルポ
ンプ18が設置され、そのクランクシャフト7の回動に
より前記潤滑油貯蔵室17の潤滑油が各機構部位に供給
されるようになっていた。又、このように構成されたス
クロール圧縮機の通常のガス圧縮動作においては、前記
固定スクロール5と旋回スクロール6との間に発生する
軸方向荷重(推力)を支持するため、必ずスラストベア
リング10を必要としていた。
クロール5と、該固定スクロール5に咬合する旋回スク
ロール6と、該旋回スクロール6を駆動させるクランク
シャフト7と、該クランクシャフトの偏心回動を支持す
る均衡錘8と、前記クランクシャフト7を支持し前記旋
回スクロール6が収納されたメインフレーム9とにより
構成され、前記旋回スクロール6はスラストベアリング
10により回動作用が支持されるようになっていた。 又、前記固定スクロール5と旋回スクロール6とには、
夫々渦巻き状のラップ(5a)(6a)が形成されてそ
れらラップ(5a)(6a)が互いに咬合され、それら
ラップ(5a)(6a)は一般のインボリュート又はイ
ンボリュートに近似した曲線状に形成されていた。更に
、前記旋回スクロール6とメインフレーム9との間には
オルダムリング11が設置されており旋回スクロール6
の自動が防止され、該旋回スクロール6にはベアリング
12を介してクランクシャフト7の偏心軸部7aが係合
され、その旋回スクロール6がクランクシャフト7の回
転により自転せずに旋回運動を行い、その旋回スクロー
ル6と前記固定スクロール5とにより圧縮室13内のガ
スを圧縮させて、その圧縮ガスは吐出管14を通って密
閉容器1外方側に吐出されるようになっていた。そして
、前記電動機部3は前記密閉容器1内方側壁に固定され
た固定子15と、クランクシャフト7に固定された回転
子16とを具備しており、前記密閉容器1の底面上には
潤滑油が貯蔵される潤滑油貯蔵室17が形成されていた
。 且つ、前記クランクシャフト7の下方側端にはオイルポ
ンプ18が設置され、そのクランクシャフト7の回動に
より前記潤滑油貯蔵室17の潤滑油が各機構部位に供給
されるようになっていた。又、このように構成されたス
クロール圧縮機の通常のガス圧縮動作においては、前記
固定スクロール5と旋回スクロール6との間に発生する
軸方向荷重(推力)を支持するため、必ずスラストベア
リング10を必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来スクロール圧縮機においては、固定スクロールと旋回
スクロールとの間に発生する軸方向荷重を支持するため
、別のスラストベアリングを設置するようになっている
ので、そのスラストベアリングの製作及び設置作業が煩
雑であり、そのため、生産性が低下し原価が上昇すると
いう不都合な点があった。
来スクロール圧縮機においては、固定スクロールと旋回
スクロールとの間に発生する軸方向荷重を支持するため
、別のスラストベアリングを設置するようになっている
ので、そのスラストベアリングの製作及び設置作業が煩
雑であり、そのため、生産性が低下し原価が上昇すると
いう不都合な点があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決し、上記の
ような不都合のないスクロール圧縮機の給油装置を提供
しようとするものである。
ような不都合のないスクロール圧縮機の給油装置を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、クランクシャ
フトの上方側に上昇する潤滑油が旋回スクロール内方側
を通ってメインフレームのスラストベアリング面に供給
されるようにし、別のスラストベアリングを使用せずに
旋回スクロールの軸方向荷重を支持し得るようにしたス
クロール圧縮機の給油装置を提供する。
フトの上方側に上昇する潤滑油が旋回スクロール内方側
を通ってメインフレームのスラストベアリング面に供給
されるようにし、別のスラストベアリングを使用せずに
旋回スクロールの軸方向荷重を支持し得るようにしたス
クロール圧縮機の給油装置を提供する。
【0007】そして、本発明は、メインフレーム上面に
潤滑油溝を有して形成され旋回スクロールが当接される
スラストベアリング面と、該スラストベアリング面の潤
滑油溝に連通されるように前記旋回スクロール内方側に
穿孔形成された潤滑通路と、該潤滑通路に連通されるよ
うにクランクシャフト内方側に形成された軸潤滑通路と
によりスクロール圧縮機の給油装置を構成する。
潤滑油溝を有して形成され旋回スクロールが当接される
スラストベアリング面と、該スラストベアリング面の潤
滑油溝に連通されるように前記旋回スクロール内方側に
穿孔形成された潤滑通路と、該潤滑通路に連通されるよ
うにクランクシャフト内方側に形成された軸潤滑通路と
によりスクロール圧縮機の給油装置を構成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例に対し図面を用いて詳
細に説明する。図1に示したように、密閉容器21の内
方側に圧縮機部22と電動機部23とが収納され、その
密閉容器21の外方側壁に吸入管24が貫設されて該吸
入管24が密閉容器21内方側の流体通路に連通されて
いる。且つ、前記圧縮機部22においては、固定スクロ
ール25と、該固定スクロール25に咬合する旋回スク
ロール26と、偏心軸部27aを有したクランクシャフ
ト27と、均衡錘28及び前記部品を支持するメインフ
レーム29とにより構成されている。又、前記電動機部
23は固定子30と回転子31とを具備している。更に
、前記密閉容器21の底面上には潤滑油を貯蔵する潤滑
油貯蔵室32が形成され、前記クランクシャフト27の
下方側端にはオイルポンプ33が設置されて、前記潤滑
油貯蔵室32に連通されている。
細に説明する。図1に示したように、密閉容器21の内
方側に圧縮機部22と電動機部23とが収納され、その
密閉容器21の外方側壁に吸入管24が貫設されて該吸
入管24が密閉容器21内方側の流体通路に連通されて
いる。且つ、前記圧縮機部22においては、固定スクロ
ール25と、該固定スクロール25に咬合する旋回スク
ロール26と、偏心軸部27aを有したクランクシャフ
ト27と、均衡錘28及び前記部品を支持するメインフ
レーム29とにより構成されている。又、前記電動機部
23は固定子30と回転子31とを具備している。更に
、前記密閉容器21の底面上には潤滑油を貯蔵する潤滑
油貯蔵室32が形成され、前記クランクシャフト27の
下方側端にはオイルポンプ33が設置されて、前記潤滑
油貯蔵室32に連通されている。
【0009】このように構成されたスクロール圧縮機の
本発明の給油装置においては、図2に示したように、前
記メインフレーム29の上面にスラストベアリング面3
5が形成されて、該スラストベアリング面35に前記旋
回スクロール26の下面が当接しながら旋回されるよう
になっている。且つ、該スラストベアリング面35上所
定部位には、図4に示したように、環状の潤滑油溝36
が形成されている。又、前記旋回スクロール26の内方
側所定部位には図5に示したように、潤滑通路37が穿
孔形成され、前記クランクシャフト27の軸潤滑路27
bを通って上昇する潤滑油32がその潤滑通路37を通
ってメインフレーム29のスラストベアリング面35に
供給されるようになっている。更に、前記潤滑通路37
においては、前記旋回スクロール26内方側中心から半
径方向に直線状に穿孔形成され外方側端部位が潤滑油閉
鎖ピン38により閉鎖された所定直径φDを有する管状
水平通路37aと、該水平通路37a所定部位に下方向
き垂直穿孔形成され前記メインフレーム29の潤滑油溝
36に重畳された所定直径φCを有する下部垂直通路3
7bとを具備して形成されている。ここで、前記潤滑通
路37は、図6に示したように、旋回スクロール26内
方側に180°の間隔を置いて両方側に穿孔形成されて
いるが、その設定位置と個数とは必要に応じて任意に選
定して形成することができる。そして図5及び図6に示
したように、前記旋回スクロール26の底面前記下部垂
直通路37b出口部位に、該下部垂直通路37bとを連
通する環状の潤滑油溝39が形成されている。又、図3
に示したように、前記水平通路37aの所定部位に所定
直径φEを有した上部垂直通路40を上方向き穿孔形成
して旋回スクロール26上方面に咬合される固定スクロ
ール25側に潤滑油を供給するようにすることもできる
。図中、41はオルダムリングを示し、42は上方側隔
膜を示し、43はO型リングを示し、44は偏心ブシュ
を示し、46はメインフレームブシュを示し、47は下
部フレームを示し、48は下部フレームブシュを示し、
49はオルダムガイドを示す。
本発明の給油装置においては、図2に示したように、前
記メインフレーム29の上面にスラストベアリング面3
5が形成されて、該スラストベアリング面35に前記旋
回スクロール26の下面が当接しながら旋回されるよう
になっている。且つ、該スラストベアリング面35上所
定部位には、図4に示したように、環状の潤滑油溝36
が形成されている。又、前記旋回スクロール26の内方
側所定部位には図5に示したように、潤滑通路37が穿
孔形成され、前記クランクシャフト27の軸潤滑路27
bを通って上昇する潤滑油32がその潤滑通路37を通
ってメインフレーム29のスラストベアリング面35に
供給されるようになっている。更に、前記潤滑通路37
においては、前記旋回スクロール26内方側中心から半
径方向に直線状に穿孔形成され外方側端部位が潤滑油閉
鎖ピン38により閉鎖された所定直径φDを有する管状
水平通路37aと、該水平通路37a所定部位に下方向
き垂直穿孔形成され前記メインフレーム29の潤滑油溝
36に重畳された所定直径φCを有する下部垂直通路3
7bとを具備して形成されている。ここで、前記潤滑通
路37は、図6に示したように、旋回スクロール26内
方側に180°の間隔を置いて両方側に穿孔形成されて
いるが、その設定位置と個数とは必要に応じて任意に選
定して形成することができる。そして図5及び図6に示
したように、前記旋回スクロール26の底面前記下部垂
直通路37b出口部位に、該下部垂直通路37bとを連
通する環状の潤滑油溝39が形成されている。又、図3
に示したように、前記水平通路37aの所定部位に所定
直径φEを有した上部垂直通路40を上方向き穿孔形成
して旋回スクロール26上方面に咬合される固定スクロ
ール25側に潤滑油を供給するようにすることもできる
。図中、41はオルダムリングを示し、42は上方側隔
膜を示し、43はO型リングを示し、44は偏心ブシュ
を示し、46はメインフレームブシュを示し、47は下
部フレームを示し、48は下部フレームブシュを示し、
49はオルダムガイドを示す。
【0010】このように構成された本発明に係るスクロ
ール圧縮機給油装置の作用を説明すると次のようである
。先ず、図1に示したように、電動機部23の駆動でク
ランクシャフト27が回転すると、該クランクシャフト
27下方側端のオイルポンプ33により潤滑油貯蔵室3
2の潤滑油が軸潤滑通路27bを通って上昇し、旋回ス
クロール26内方側の潤滑通路37の水平通路37a及
び下部垂直通路37bを経てメインフレーム29の潤滑
油溝36とスラストベアリング面35とに供給される。 従って、旋回スクロール26は、クランクシャフト27
の回転により潤滑油32が供給されるメインフレーム2
9のスラストベアリング面35で軸方向のスラスト荷重
が支持されて円滑に回転され、この場合、オルダムリン
グ41により自転が防止されて、クランクシャフト27
の偏心量だけ通常の旋回運動を行うようになる。図4に
示した矢印は、旋回スクロール26下方面の任意の点部
位がメインフレーム29のスラストベアリング面35部
位で相対運動をする現象を示したものである。そして、
本発明を実施するにおいて、潤滑通路37の設定位置及
び個数は本実施例に限定されずに任意の個数を任意の位
置に形成して使用することができるし、その潤滑通路3
7に連通される上部垂直通路40の設定位置及び個数も
任意に穿孔形成して使用することができる。
ール圧縮機給油装置の作用を説明すると次のようである
。先ず、図1に示したように、電動機部23の駆動でク
ランクシャフト27が回転すると、該クランクシャフト
27下方側端のオイルポンプ33により潤滑油貯蔵室3
2の潤滑油が軸潤滑通路27bを通って上昇し、旋回ス
クロール26内方側の潤滑通路37の水平通路37a及
び下部垂直通路37bを経てメインフレーム29の潤滑
油溝36とスラストベアリング面35とに供給される。 従って、旋回スクロール26は、クランクシャフト27
の回転により潤滑油32が供給されるメインフレーム2
9のスラストベアリング面35で軸方向のスラスト荷重
が支持されて円滑に回転され、この場合、オルダムリン
グ41により自転が防止されて、クランクシャフト27
の偏心量だけ通常の旋回運動を行うようになる。図4に
示した矢印は、旋回スクロール26下方面の任意の点部
位がメインフレーム29のスラストベアリング面35部
位で相対運動をする現象を示したものである。そして、
本発明を実施するにおいて、潤滑通路37の設定位置及
び個数は本実施例に限定されずに任意の個数を任意の位
置に形成して使用することができるし、その潤滑通路3
7に連通される上部垂直通路40の設定位置及び個数も
任意に穿孔形成して使用することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスク
ロール圧縮機の給油装置においては、旋回スクロールの
推力を支持する別のスラストベアリングを使用せずに、
既存の旋回スクロールに潤滑通路を形成しメインフレー
ムのスラストベアリング面に潤滑油を供給して使用する
ようになっているため、従来よりも構成が簡単になって
製造原価が減少され、組立分解が簡便になるという効果
がある。
ロール圧縮機の給油装置においては、旋回スクロールの
推力を支持する別のスラストベアリングを使用せずに、
既存の旋回スクロールに潤滑通路を形成しメインフレー
ムのスラストベアリング面に潤滑油を供給して使用する
ようになっているため、従来よりも構成が簡単になって
製造原価が減少され、組立分解が簡便になるという効果
がある。
【図1】本発明に係るスクロール圧縮機の内部構成を示
した断面図である。
した断面図である。
【図2】本発明に係る潤滑通路を示した一部縦断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明に係る潤滑通路の他の実施例を示した一
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図4】本発明に係るスクロール圧縮機のメインフレー
ムを示した平面図である。
ムを示した平面図である。
【図5】本発明に係るスクロール圧縮機の旋回スクロー
ルを示した底面図である。
ルを示した底面図である。
【図6】本発明に係る旋回スクロール潤滑通路の他の実
施例を示した底面図である。
施例を示した底面図である。
【図7】従来スクロール圧縮機の内部構成を示した断面
図である。
図である。
25…固定スクロール
26…旋回スクロール
27…クランクシャフト
29…メインフレーム
35…スラストベアリング面
36…潤滑油溝
37…潤滑通路
37a…水平通路
37b…下部垂直通路
39…潤滑油溝
40…上部垂直通路
Claims (6)
- 【請求項1】 固定スクロールと該固定スクロールに
咬合する旋回スクロールとそれらスクロールを支持する
メインフレームとクランクシャフトとを具備したスクロ
ール圧縮機であって、前記メインフレーム上面に潤滑油
溝を有して形成され前記旋回スクロールが当接されるス
ラストベアリング面と、該スラストベアリング面の潤滑
油溝に連通されるように前記旋回スクロール内方側に穿
孔形成された潤滑通路と、該潤滑通路に連通されるよう
に前記クランクシャフト内方側に形成された軸潤滑通路
とを具備しているスクロール圧縮機の給油装置。 - 【請求項2】 前記潤滑通路は、前記旋回スクロール
の内方側中心から該旋回スクロールの半径方向に穿孔形
成され外方側端が閉鎖ピンで閉鎖された水平通路と、該
水平通路所定部位に下方向き穿孔形成され前記メインフ
レームの潤滑油溝に重畳連通される下部垂直通路とを具
備している請求項1に記載のスクロール圧縮機の給油装
置。 - 【請求項3】 前記潤滑通路は、前記旋回スクロール
に少くとも1個所以上形成されている請求項2に記載の
スクロール圧縮機の給油装置。 - 【請求項4】 前記旋回スクロールの下方面前記下部
垂直通路出口部位に潤滑油溝が形成されて前記メインフ
レームのスラストベアリング面に潤滑油を供給し得るよ
うになっている請求項2に記載のスクロール圧縮機の給
油装置。 - 【請求項5】 前記潤滑通路は、該潤滑通路の水平通
路所定部位に上方向き上部垂直通路が穿孔形成されて前
記固定スクロールの下方面に潤滑油を供給するようにな
っている請求項1に記載のスクロール圧縮機の給油装置
。 - 【請求項6】 前記潤滑油溝は、環状に形成されてい
る請求項1又は4に記載のスクロール圧縮機の給油装置
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019900022449A KR920007621B1 (ko) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 스크롤 압축기의 급유장치 |
KR22449/1990 | 1990-12-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04295194A true JPH04295194A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=19308950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3347227A Pending JPH04295194A (ja) | 1990-12-29 | 1991-12-27 | スクロール圧縮機の給油装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5178527A (ja) |
JP (1) | JPH04295194A (ja) |
KR (1) | KR920007621B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR920012751A (ko) | 1992-07-27 |
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