JP4696240B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、スクロール圧縮機に係り、特に、HFC系冷媒、自然系冷媒である空気、二酸化炭素及びその他の圧縮性ガスを取扱うと共に、旋回スクロールの背面側を構成する空間を中央部空間と外周部空間とに圧力的に分離する圧力分離手段を備えたスクロール圧縮機に好適なものである。
スクロール圧縮機は、冷凍空調機器用の圧縮機として様々な分野で広く活用されており、他形式の圧縮機に比べて、高効率、高信頼性、静音などの優位性を備えた圧縮機と言われている。
従来のスクロール圧縮機としては、特許第3344843号公報(特許文献1)に示されたものがある。この特許文献1のスクロール圧縮機は、旋回スクロールを背圧室の圧力によって支持する構造であり、潤滑油が流入するほぼ吐出圧力の中央部空間と、吸入圧力と吐出圧力との中間の圧力に維持される外周部空間とに分離され、外周部空間へ必要最少限の潤滑油を供給するようにし、中央部空間内の残余の大部分の潤滑油を密閉容器内の圧縮ガスとできるだけ混合しないようにして底部の潤滑油溜りへ戻す構成としている。係る構成とすることにより、信頼性が高く、潤滑油が圧縮されるガスに混入することによる効率低下を防ぐことができ、しかも、圧縮機からの吐出ガスに混入する潤滑油量(油上がり量)が少ないスクロール圧縮機を得ることができる。
また、別の従来のスクロール圧縮機としては、特許第3545826号公報(特許文献2)に示されたものがある。この特許文献2のスクロール圧縮機は、シール部材によりほぼ吐出圧力とされた中央部空間から旋回スクロ−ル端板内を通して低圧部側に通じると共に、旋回スクロールの旋回運動により間欠的にその開口部端が開口されるように構成された給油路を備え、前記低圧部側に設けられたオルダムリングの摺動面が前記給油路を介して間欠的に給油される潤滑油により潤滑されるように構成している。係る構成とすることにより、各摺動部に必要十分な潤滑油を給油できると共に、旋回スクロール背面の低圧部に設けたオルダムリングへの給油過多によるスクロール圧縮機の性能低下を防止することのできる。
そして、特許文献1及び特許文献2は、クランク軸の旋回スクロール側部分を回転自在に係合して支持する滑り軸受と、この滑り軸受よりさらに旋回スクロール側で且つ中央部空間側に位置してクランク軸の軸方向の移動に対して支持するスラスト軸受と、を備えて構成されている。
特許第3344843号公報 特許第3545826号公報
特許文献1及び特許文献2において、固定スクロールへの旋回スクロール押付け力は、旋回スクロールの背面側に構成する空間であって、ほぼ吐出圧力である高圧の中央部空間とこの中央部空間の圧力より低い低圧の外周部空間とで生成される旋回スクロール押上げ力と、圧縮室で生じる旋回スクロール押下げ力と、のバランスにより決定される。
ここで、ほぼ吐出圧力である高圧の中央部空間の大きさは、その最小値がスラスト軸受部の大きさで制限される。従って、固定スクロールへの旋回スクロール押付けを適正に行うためには、ほぼ吐出圧力である高圧の中央部空間をできるだけ小さく構成できる設計余裕のあることが重要となる。ほぼ吐出圧力である高圧の中央部空間が大き過ぎると、旋回スクロール押付け力が大きくなり過ぎて旋回スクロールと固定スクロールとの機械摺動損失が増大し、エネルギー効率が低下するという問題が生ずる。
しかし、特許文献1及び特許文献2のスクロール圧縮機において、スラスト軸受の外径のみを小さくして中央部空間を小さくしようとすると、スラスト軸受を支持するフレームの支持面積が少なくなってスラスト軸受としての機能が損なわれてしまう問題が発生する。そこで、スラスト軸受の内径も小さくしてフレームの支持面の内径を小さくし、フレームの支持面積を確保することが考えられるが、その場合には、スラスト軸受及びクランク軸の径を縮小する必要があり、スラスト軸受及びクランク軸の機能が損なわれてしまう問題が発生する。
また、特許文献1及び特許文献2では、クランク軸の給油経路から滑り軸受を通して供給された潤滑油は、スラスト軸受の軸受面のみを通して排油路に流れる構成であるため、滑り軸受に十分な給油を行うことが難しかった。
本発明の目的は、適正な旋回スクロール押付け力を確保して旋回スクロールと固定スクロールとの機械摺動損失を低減してエネルギー効率の向上が図れると共に、滑り軸受への給油を十分に確保して信頼性に優れたスクロール圧縮機を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、端板に立設する渦巻状のスクロールラップを有してこのスクロールラップに垂直な面内方向における運動が規制される固定スクロールと、端板に立設する渦巻状のスクロールラップを有して前記固定スクロールと噛合わされ、このスクロールラップに垂直な面内を自転せずに旋回運動して前記固定スクロールとの間に形成される圧縮室の容積を縮小する旋回スクロールと、前記旋回スクロールの軸支持部に係合されてこの旋回スクロールを旋回駆動するクランク軸と、前記旋回スクロールの軸支持部の端面部に位置して、前記旋回スクロールの背面側に形成される空間を吐出圧力にほぼ等しい圧力の中央部空間とこの中央空間より低い圧力の外周部空間とに分離する圧力分離手段と、前記クランク軸の旋回スクロール側部分を回転自在に係合して支持する滑り軸受と、前記滑り軸受を内周面に保持するフレームと、前記滑り軸受よりさらに旋回スクロール側に位置して前記クランク軸の軸方向の移動に対して支持するスラスト軸受と、を備えたスクロール圧縮機であって、前記スラスト軸受を前記滑り軸受及び前記フレームと別部材で構成し、前記スラスト軸受の反軸受面側を前記フレームで構成する支持面により支持し、このフレームの支持面の内径を前記滑り軸受の外径より小さくし、前記クランク軸内を通して潤滑油を供給する給油経路を形成し、前記クランク軸の給油経路から供給された潤滑油を前記旋回スクロールの軸支持部の内側に設けられた旋回軸受を通して排油路に流す第1の給油経路を形成し、前記滑り軸受と前記排油路との間に油通路を設けて前記クランク軸の給油経路から供給された潤滑油を前記滑り軸受から前記油通路を通して前記排油路に流す第2の給油経路を形成し、前記スラスト軸受の外側に前記第1の給油経路の一部を構成する空間を形成し、前記フレームの外周から前記スラスト軸受の外側空間に連通する直線状の貫通孔を形成して前記排油路を構成し、この貫通孔からその軸方向に連続して前記フレームのスラスト軸受支持面及びスラスト軸受押え部に溝を形成して前記第2の給油経路の油通路としたものである。
係る本発明におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記スラスト軸受に回り止め部を設け、この回り止め部を前記スラスト軸受押え部の一部に構成した油通路に合わせ込むようにしたこと。
本発明によれば、適正な旋回スクロール押付け力を確保でき、旋回スクロールと固定スクロールとの機械摺動損失を低減してエネルギー効率の向上が図れると共に、滑り軸受への給油を十分に確保して信頼性に優れたスクロール圧縮機を実現できる。
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。なお、本発明は、それぞれの実施形態を必要に応じて適宜に組み合わせることにより、さらに効果的なものとすることを含むものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のスクロール圧縮機を図1から図5を用いて説明する。
まず、本実施形態のスクロール圧縮機の全体構成に関して図1を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施形態のスクロール圧縮機の縦断面図である。
スクロール圧縮機1は、圧縮部2と駆動部3とを密閉容器100内に収納して構成されている。圧縮部2は、固定スクロール110と旋回スクロール120とフレーム160を基本要素として構成されている。
固定スクロール110は、渦巻状のスクロールラップ110aと端板110bと吐出口110eとを基本構成部分として構成されている。スクロールラップ110aは端板110bに垂直に立設されている。この固定スクロール110は、少なくともスクロールラップ110aの立設する方向である軸線方向に垂直な面内方向における運動が規制されるように設置され、本実施形態では、フレーム100にボルトを介して固定されている。
旋回スクロール120は、渦巻状のスクロールラップ120aと端板120bと軸支持部120eと軸支持部端面120fとを基本構成部分として構成されている。スクロールラップ120aは端板120bに垂直に立設されている。軸支持部120eは端板120bの反スクロールラップ側に突出して形成されている。旋回スクロール120は、スクロールラップ120aの立設する方向である軸線方向に垂直な面内を自転せずに旋回運動するように設置されている。
固定スクロール110と旋回スクロール120とを噛合せて両スクロール110、120の間に圧縮室130が構成される。旋回スクロール120が旋回運動することにより、圧縮室130の容積を減少して作動流体を圧縮する圧縮動作が行われる。この圧縮動作では、旋回スクロール120の旋回運動に伴って、作動流体が吸込口140、吸込空間135を経由して圧縮室130へ吸込まれ、吸込まれた作動流体が圧縮行程を経て固定スクロール110の吐出口110eから密閉容器100内の吐出空間136に吐出され、さらに吐出口150を経由して密閉容器100から吐出される。これによって、密閉容器100内の空間は吐出圧力に保たれる。なお、作動流体としては、HFC系冷媒、自然系冷媒である空気、二酸化炭素及びその他の圧縮性ガスが用いられる。
また、設計圧力比より低い低圧力比運転時に生じる過圧縮を防止するために、過圧縮防止手段が設けられている。この過圧縮防止手段は、圧縮室130と吐出空間136とを連通する通路138と、過圧縮になるとこの通路138を開く弁139とを備えて構成されている。
フレーム160は、外周面が密閉容器100に固定され、内周面に滑り軸受104を配設し、滑り軸受104を支持した部分の上方にスラスト軸受204を配設している。
旋回スクロール120を旋回駆動する駆動部3は、ステータ108及びロータ107と、クランク軸101と、旋回スクロール120の自転防止機構の主要部品であるオルダムリング134と、フレーム160と、滑り軸受104、105と、スラスト軸受204と、旋回軸受103とを基本要素として構成される。
ここで、ステータ108及びロータ107は、回転駆動手段4を構成するものであり、回転駆動手段4を電動機とした場合の構成要素である。ステータ108の外周は密閉容器100の固定されている。ロータ107は、クランク軸101を中心部に装着して、ステータ108内で回転される。
クランク軸101は主軸部101bと偏心ピン部101aとを一体に備えて構成される。主軸部101bはロータ107に固着されている。クランク軸101内には、上下に貫通する給油経路102と、この給油経路102から分岐する給油経路102a、102bとが設けられている。給油経路102は外部給油ポンプ106に連通されている。給油経路102aは滑り軸受104に潤滑油を供給するように設けられ、給油経路102bは滑り軸受105に潤滑油を供給するように設けられている。
滑り軸受104、105はクランク軸101の主軸部101bを回転自在に係合する主軸支持部を構成する。滑り軸受104、105は、回転駆動手段4の圧縮室側と反圧縮室側とにそれぞれ配置される。本発明において、圧縮室側の主軸支持部として滑り軸受104を用いることは必須である。しかし、反圧縮室側の主軸支持部としては、図示のような滑り軸受105の他、使用条件に適応できる転がり軸受やその他の軸支持部材でも良い。
スラスト軸受204は、滑り軸受104よりさらに旋回スクロール側で且つ中央部空間側に位置して、クランク軸101の軸方向の移動に対して支持するように設けられている。
旋回軸受103は、クランク軸101の偏芯ピン部101aを回転軸方向に移動可能にかつ回転自在に係合するように、旋回スクロール120の軸支持部120eの内側に備えられている。
オルダムリング134は、旋回スクロール120とフレーム160とにより構成した空間である外周部空間182aに配設される。オルダムリング134に形成した直交する2組のキー部分の1組がフレーム160に構成したオルダムリング134の受け部であるキー溝141を滑動し、残りの1組が旋回スクロールラップ120aの背面側に構成したキー溝を滑動する。これによって、旋回スクロール120はスクロールラップの立設する方向である軸線方向に垂直な面内を自転せずに旋回運動する。
次に、図1及び図2を参照しながら、旋回スクロール120の背面側に構成する空間を圧力的に分離する圧力分離手段に関して説明する。図2は図1のスクロール圧縮機1のクランク軸101の上部付近の拡大図(図1のA部)である。
旋回スクロール120の背面側に構成される空間は、旋回スクロール120とフレーム160と固定スクロール110とで囲まれて構成される空間である(以下、背圧室という)。圧力分離手段は、旋回軸支持部端面120fと、これに対面するフレーム160の端面部164と、この端面部164に構成されたリング状溝161と、このリング状溝161に配設されたシール材172とを備えて構成されている。
ここで、旋回軸支持部端面120fは、旋回軸支持部120eの反圧縮室側(回転駆動手段側)に形成した端面であり、軸方向に垂直な面で形成されてシール面を構成する。シール材172は、背圧室180を中央部空間181と外周部空間182に圧力的に分離する。中央部空間181は、旋回軸支持部120eと偏心ピン部101aとの間に構成された空間である第1の中央部空間181aと、旋回軸支持部端面120fとフレーム160及びクランク軸101との間に構成された空間である第2の中央部空間181bとからなる。
中央部空間181は、軸受や摺動部への給油経路102と直結しており、外部給油ポンプ106のポンプ作用による昇圧作用と軸受部や隙間部通過による減圧作用を受けるものの、ほぼ吐出圧力程度の圧力空間になる。また、外周部空間182は、旋回スクロール120とフレーム160とにより構成された空間である外周部空間182aと、旋回スクロール120とフレーム160と固定スクロール110により構成された空間である外周部空間182bとからなる。外周部空間182aと連通している外周部空間182bは、圧縮途中の圧縮室130と連通孔137を介して断続的あるいは連続的に連通し、吸込圧と吐出圧の間の中間圧力状態となる。
これら中央部空間181の吐出圧力と外周部空間182の中間圧力は、旋回スクロール端板120bの背面を固定スクロール110方向へ押上げ、圧縮室130の気密性を適確に保持するように作用する。なお、スクロール圧縮機1の圧縮部仕様や運転範囲により、必要な旋回スクロール押付力が異なってくるため、外周部空間182を、吸込圧と吐出圧との間の中間圧力状態ではなく、吸込圧力状態として構成したほうが良い場合もある。その場合には、外周部空間182を吸込側に連通するように構成する。
クランク軸101が上方に移動したときの荷重を受けるスラスト受け190は、旋回スクロールラップ120a背面に設けた突起部で構成され、クランク軸101とスラスト受け190が接触した時に給油経路102を閉塞させないように中央部に凹部を設けている。また、クランク軸101が最も上方に移動した時に、旋回スクロール120の軸支持部端面120fがクランク軸101の鍔部上面101cと接触せずに、スラスト受け190で偏心ピン部101aの端部を受けるように設定することにより、中央部空間181aを構成する軸方向隙間と中央部空間181bを構成する軸方向隙間とを形成する。
旋回軸受103と滑り軸受104、105への給油は、クランク軸101内に設けた給油経路102、102a、102bと外部給油ポンプ106とで行う。即ち、密閉容器100の下部空間に溜めた潤滑油131を外部給油ポンプ106で吸引して給油通路102、102a、102bを通して各部へ供給する。
給油経路102から供給された潤滑油131は、偏心ピン部101aの上方の中央部空間181aに達した後、旋回軸受103を潤滑し、中央部空間181bへ流出する。中央部空間181bへ流出した潤滑油は、旋回軸支持部端面120fに設けたシール部により、微量の潤滑油131が外周部空間182へ供給されるものの、ほとんどの潤滑油131は、クランク軸101の鍔部101dの外周部とそのフレーム対抗面166との間に形成される給油経路183、フレーム160に設けた排油路184、排油パイプ185を経て、油溜め131へ戻される。なお、給油経路183は、スラスト軸受204の外側に全周にわたって形成され、中央部空間181bの一部を構成する。
給油経路102から分岐した給油経路102aより供給される潤滑油131は、滑り軸受104を潤滑し、フレーム160の一部163とクランク軸101の主軸部101bとの間に形成した給油経路186へ流出する。給油経路186は、スラスト軸受204の内側に全周にわたって形成されている。給油経路186へ流出された潤滑油131は、スラスト軸受204の内周面から、スラスト軸受204の軸受面に形成された油通路204b及びスラスト軸受204の反軸受面に形成された油通路204dを通して、給油経路183に至り、旋回軸受103を潤滑した潤滑油と合流してフレーム160に設けた排油路184に流入する。また、給油経路186へ流出された潤滑油131は、フレーム160に設けた油通路184aを通して排油路184に合流する。排油路184に流入した潤滑油131は、排油パイプ185を通過して、油溜め131へ戻される。これによって、旋回スクロールの軸支持部103とクランク軸101の軸支持部104を潤滑する潤滑油131を吸込口140通過後の作動流体と直接混合しないようにすることができる。なお、給油ポンプとして、クランク軸101に構成する偏芯回転動作により実現する遠心ポンプ作用を用いても良い。
外周部空間182a内に配設したオルダムリング134等の摺動部を中央部空間181bへ供給した潤滑油で潤滑するために、中央部空間181bと外周部空間182aとを断続的あるいは連続的に連通させる小孔170、171が旋回軸支持部端面120fに設けられている。なお、スクロール圧縮機1の使用条件にもよるが、シール材172を介した給油だけで必要油量を確保できる場合には、小孔170、171は必要としない。小孔170、171は必要油量を確保できる個数であれば良い。また、常に給油することが必要な場合には、小孔170、171の大きさをシール材172のシート幅を超えた大きさとすることで、常に給油することが可能である。
次に、図2から図5を参照しながら、クランク軸101が下方に移動したときの荷重を受けるスラスト軸受204について説明する。図3は図2のフレームを上面(図2のB−B線)から見た図、図4は図2のスラスト軸受204の上面図、図5は図2のスラスト軸受204の側面図である。なお、図3では、クランク軸101、スラスト軸受204を省略して示してある。
スラスト軸受204は、フレーム160に設けたスラスト軸受支持面162と、スラスト軸受204の径方向移動を制限するスラスト軸受押え部165と、から構成するスラスト軸受支持部に配設されている。スラスト軸受支持面162と滑り軸受104の上端面との間に構成したフレーム160の一部163は、一方で(下部で)滑り軸受104の圧縮室側端部端面を受け、他方で(上部で)スラスト軸受支持面162を構成する。フレーム160の一部163を滑り軸受104とスラスト軸受支持部162の間に配設する構成が、本発明の特徴の1つである。
本実施形態では、フレーム160の内周面に反旋回スクロール側が開放された拡大部160aを形成し、この拡大部160a内に滑り軸受104の外周部分が収納された状態で、滑り軸受104をフレーム160に装着している。係る構成により、滑り軸受104を所定位置に容易に取付けることができる。
給油経路102aより供給される潤滑油131の流れを妨げないために、給油経路102aとフレーム160に設けた排油路184とを連通する油通路184aを、フレーム160のスラスト軸受支持面162及びスラスト軸受押え部165の一部に形成している。
本実施形態では、フレーム160の外周からスラスト軸受204の外側空間である給油経路183に連通する直線状の貫通孔を形成して排油路184を構成し、この貫通孔からその軸方向に連続してフレーム160の支持面に溝を形成して油通路184としている。係る構成によって、油通路184を容易に設けることができると共に、給油経路183から油通路184を通してより一層スムースに潤滑油131を流すことができる。
さらに、給油経路102aより供給される潤滑油131の流れを妨げないために、スラスト軸受204の反軸受面204cに油通路204dを形成している。スラスト軸受204の焼付き防止のために、スラスト軸受204とクランク軸101の鍔部下面101eの摺接面204a上に油通路204bを形成している。
本実施形態では、スラスト軸受204の内側空間186と外側空間183とを連通する溝204b、204dを、スラスト軸受204の軸受面204a及び反軸受面204cの両側に複数箇所(図示例では4箇所)形成して、滑り軸受104から排油路184に流す油通路としたので、滑り軸受104を潤滑する潤滑油131の量をさらに増大することができる。
上述した構成において、固定スクロール110への旋回スクロール120の押付け力は、旋回スクロール120の背面側に構成する空間180であって、ほぼ吐出圧力である中央部空間181とほぼ吐出圧力とほぼ吸込圧力の間の圧力あるいはほぼ吸込圧力である外周部空間182とにより生成する旋回スクロール押上げ力と、圧縮室130で生じる旋回スクロール押下げ力とのバランスにより決定される。ここで、ほぼ吐出圧力が作用する中央部空間181の大きさは、クランク軸101の鍔部101dの径の大きさ(換言すればスラスト軸受204の大きさ)で最小値が制限される。従って、広範な運転範囲において、固定スクロール110へ旋回スクロール120を適正に押付けるためには、高圧の中央部空間181を小さく構成できる設計余裕があることが重要である。
本実施の形態の構成であれば、クランク軸101の鍔部101dの外周部のフレーム対抗面166の径を最小に構成でき、広範囲にわたる運転範囲で適正な固定スクロール110への旋回スクロール120の押付け力設定が可能となる。さらに、焼付き防止のためにスラスト軸受摺接面204aに油通路を構成し、給油経路102aより供給される潤滑油の流れを妨げないためのスラスト軸受204上の油通路204cや、スラスト軸受支持面162とスラスト軸受押え部165の一部に排油路184を構成するので、滑り軸受104、スラスト軸受204への給油を的確に行うことができる。
以上より、旋回スクロール120と固定スクロール110の機械摺動損失を的確に適正化し高いエネルギー効率の確保を図れ、旋回スクロール120と固定スクロール110の機械摺動部の過剰押付けを抑制でき、さらに滑り軸受104、スラスト軸受204への給油を的確に行うことから高い信頼性を確保するに好適なスクロール圧縮機を実現できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6を用いて説明する。図6は本発明の第2実施形態のスクロール圧縮機に用いるスラスト軸受212の上面図である。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第2実施形態では、スラスト軸受212に回り止め部212eを設け、この回り止め部212eをスラスト軸受押え部165の一部に構成した油通路184に合わせ込むようにしたものである。係る構成により、スラスト軸受212がクランク軸101の回転につられて回ることを防ぎ、スラスト軸受212の異常摩耗を防止することができる。
なお、クランク軸101の鍔下面部101eとの摺接面212a及び油通路212bは、第1の実施の形態と同じ作用を有する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図7を用いて説明する。図7は本発明の第3実施形態のスクロール圧縮機のフレーム160を上面から見た図で、図3に対応する図である。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第3実施形態では、スラスト軸受支持面162に設けた油通路240に特徴がある。油通路240は、排油路184を加工する際に、排油路184の軸線方向と一致するように加工し、スラスト軸受支持面162とスラスト軸受押え部165の一部に構成することに特徴がある。このように油経路240を加工することで、加工が容易となり、低コストでスラスト軸受支持面162上に油通路を構成することができる。油通路241は、給油経路102aより供給される潤滑油の流れを妨げないために、必要に応じて設ければよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図8及び図9を用いて説明する。図8は本発明の第4実施形態のスクロール圧縮機のクランク軸101の上部付近の拡大図で、図2に対応する図である。図9は図8のフレーム160を上面から見た図で、図3に対応する図である。
この第4実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。換言すれば、スラスト軸受支持面362、388と、スラスト軸受支持面362、388と滑り軸受104の間に構成したフレーム160の一部363と、フレーム160に構成した排油路384と、排油路384へ合流する油通路387、389と、給油経路386の構造以外は第1実施形態と同様であり、異なる部分のみを説明する。
この第4実施形態では、スラスト軸受支持面388を残したままでフレーム160の一部363内に油通路387を構成する点に特徴がある。給油経路102aより供給される潤滑油131は、滑り軸受104を潤滑し、クランク軸101の主軸部101bとスラスト軸受支持面362、388と滑り軸受104の間に構成したフレーム160の一部363との間に構成する給油通路386に流入し、油通路387を経て、フレーム160に配設する排油路384へ合流し、排油パイプ185を通過して、油溜め131へ戻される。
一方、給油経路102から供給される潤滑油は、旋回軸受103を潤滑した後に、ほとんどがクランク軸101の鍔部101dの外周部とそのフレーム対抗面166の間に形成する給油経路183を経て、フレーム160に配設した油通路389を通過し、排油路384に合流する。
給油経路102aより供給される潤滑油の流れを妨げないために、スラスト軸受支持面362、388に、油通路341を設けることが好ましい。
この第4実施形態によれば、給油経路102aより供給される潤滑油131を、スラスト軸受204とクランク軸101の鍔部上面101cとの摺設面と、スラスト軸受204とクランク軸101の鍔部下面101eとの接地面とに一層適正に分配することが可能となり、スラスト軸受204の摺接面が焼付くことを防止できると共に、滑り軸受104へ潤滑油131を十分供給することが可能となる。さらに、スラスト軸受支持面362、388が切欠かれた形状にならないことから、スラスト荷重をより的確に支持することが可能になる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図10を用いて説明する。図10は本発明の第5実施形態のスクロール圧縮機のクランク軸101の上部付近の拡大図で、図2に対応する図である。この第5実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第5実施形態では、スラスト軸受部がフレーム160と一体に形成したことに特徴がある。第1実施形態と異なりスラスト軸受支持面は存在せず、代わりにスラスト軸受面462、488がフレーム160と一体で構成される。フレーム160の材料としては、鋳物など自己潤滑性のある材料を用いる。
この第5実施形態によれば、スラスト荷重が大きくない仕様のスクロール圧縮機において、簡単で低コストに構成することができる。
本発明の第1実施形態のスクロール圧縮機の縦断面図である。 図1のA部拡大図である。 図2のフレームを上面(図2のB−B線)から見た図である。 図2のスラスト軸受の上面図である。 図2のスラスト軸受の側面図である。 本発明の第2実施形態のスクロール圧縮機のスラスト軸受の上面図である。 本発明の第3実施形態のスクロール圧縮機のフレームを上面から見た図である。 本発明の第4実施形態のスクロール圧縮機のクランク軸の上部付近の拡大図である。 図8のフレームを上面から見た図である。 本発明の第5実施形態のスクロール圧縮機のクランク軸の上部付近の拡大図である。
符号の説明
1…スクロール圧縮機、2…圧縮部、3…駆動部、4…回転駆動手段、100…密閉容器、101…クランク軸、101a…偏心ピン部、101b…主軸部、101c…鍔部上面、101d…鍔部、101e…鍔部下面、102、102a、102b…クランク軸の給油経路、103…旋回軸受、104、105…滑り軸受、106…外部給油ポンプ、107…ロータ、108…ステータ、110…固定スクロール、110a…スクロールラップ、110b…端板、110e…吐出口、120…旋回スクロール、120a…スクロールラップ、120b…端板、120f…軸支持部端面、130…圧縮室、131…潤滑油、134…オルダムリング、135…吸込空間、136…吐出空間、137…連通孔、140…吸込口、150…吐出口、160…フレーム、161…リング状溝、162、362、388…スラスト軸受支持面、163、363…フレームの一部、164…フレーム端面部、165…スラスト軸受押え部、166…対抗面、170、171…小孔、172…シール材、180…背圧室、181…中央部空間、182…外周部空間、183、186、386…給油経路、184、384…排油路、185…排油パイプ、190…スラスト受け、204、212…スラスト軸受、204a、212a…スラスト軸受の軸受面(摺接面)、204b、204d、212b…油通路、204c…スラスト軸受の反軸受面、212e…回り止め部、240、241、387、389…油通路

Claims (2)

  1. 端板に立設する渦巻状のスクロールラップを有してこのスクロールラップに垂直な面内方向における運動が規制される固定スクロールと、
    端板に立設する渦巻状のスクロールラップを有して前記固定スクロールと噛合わされ、このスクロールラップに垂直な面内を自転せずに旋回運動して前記固定スクロールとの間に形成される圧縮室の容積を縮小する旋回スクロールと、
    前記旋回スクロールの軸支持部に係合されてこの旋回スクロールを旋回駆動するクランク軸と、
    前記旋回スクロールの軸支持部の端面部に位置して、前記旋回スクロールの背面側に形成される空間を吐出圧力にほぼ等しい圧力の中央部空間とこの中央空間より低い圧力の外周部空間とに分離する圧力分離手段と、
    前記クランク軸の旋回スクロール側部分を回転自在に係合して支持する滑り軸受と、
    前記滑り軸受を内周面に保持するフレームと、
    前記滑り軸受よりさらに旋回スクロール側に位置して前記クランク軸の軸方向の移動に対して支持するスラスト軸受と、を備えたスクロール圧縮機であって、
    前記スラスト軸受を前記滑り軸受及び前記フレームと別部材で構成し、前記スラスト軸受の反軸受面側を前記フレームで構成する支持面により支持し、このフレームの支持面の内径を前記滑り軸受の外径より小さくし
    前記クランク軸内を通して潤滑油を供給する給油経路を形成し、前記クランク軸の給油経路から供給された潤滑油を前記旋回スクロールの軸支持部の内側に設けられた旋回軸受を通して排油路に流す第1の給油経路を形成し、前記滑り軸受と前記排油路との間に油通路を設けて前記クランク軸の給油経路から供給された潤滑油を前記滑り軸受から前記油通路を通して前記排油路に流す第2の給油経路を形成し、
    前記スラスト軸受の外側に前記第1の給油経路の一部を構成する空間を形成し、前記フレームの外周から前記スラスト軸受の外側空間に連通する直線状の貫通孔を形成して前記排油路を構成し、この貫通孔からその軸方向に連続して前記フレームのスラスト軸受支持面及びスラスト軸受押え部に溝を形成して前記第2の給油経路の油通路とした
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、前記スラスト軸受に回り止め部を設け、この回り止め部を前記スラスト軸受押え部の一部に構成した油通路に合わせ込むようにしたことを特徴とするスクロール圧縮機。
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