JPH05209167A - 研磨剤 - Google Patents

研磨剤

Info

Publication number
JPH05209167A
JPH05209167A JP4265736A JP26573692A JPH05209167A JP H05209167 A JPH05209167 A JP H05209167A JP 4265736 A JP4265736 A JP 4265736A JP 26573692 A JP26573692 A JP 26573692A JP H05209167 A JPH05209167 A JP H05209167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
abrasive
monomers
binder
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4265736A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas Schwerzel
シュヴェルツェル トーマス
Kurt Wendel
ヴェンデル クルト
Hermann Rockstroh
ロックシュトロー ヘルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH05209167A publication Critical patent/JPH05209167A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • B24D3/02Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent
    • B24D3/20Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially organic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 放射線硬化を必要としないポリマー結合剤を
基礎とする研磨剤を提供する。 【構成】 結合剤により相互に及び/又は支持体に結合
された、微細に粉砕された研磨剤粒子を基礎とし、結合
剤は、ラジカルにより重合されうる不飽和モノマーを、
水相中で、単糖類、少糖類、多糖類、酸化により、加水
分解により及び/又は酵素により分解された多糖類、化
学的に変性された単糖類、少糖類又は多糖類又は前記化
合物の混合物の存在下に、ラジカル水性乳化重合の方法
により重合させて得ることのできる水性ポリマー分散液
の固体成分である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結合剤により相互に及
び/又は支持体に結合された微細に粉砕された研磨剤粒
子を基礎とする研磨剤に関しており、ここで結合剤は、
ラジカルにより重合されうる不飽和モノマーを、水相中
で、単糖類、少糖類、多糖類、酸化により、加水分解に
より及び/又は酵素により分解された多糖類、化学的に
変性された単糖類、少糖類又は多糖類又は前記化合物の
混合物の存在下に、ラジカル水性乳化重合の方法により
重合させて得ることのできる水性ポリマー分散液の固体
成分である。
【0002】
【従来の技術】欧州特許(EP−A)第261098号
明細書に、申し分ない特性を得るために、その研磨剤粒
子が放射線硬化性高分子結合剤と結合されている研磨剤
が記載されている。放射線硬化のための必要条件は、欠
点である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、放射
線硬化を必要としないポリマー結合剤を基礎とする全く
申し分のない研磨剤を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、前記の研磨
剤により達成されることが判明した。
【0005】特に好適な微細に粉砕された研磨剤粒子
は、溶融された又は焼結されたコランダム、ジルコニウ
ムコランダム、シリコンカーバイド及びエメリーであ
る。好適な支持材料は、柔軟な基材、例えば紙、バルカ
ンファイバー、織布、メリヤス生地、天然及び/又は合
成繊維を基礎とする不織布、プラスチックフィルム又は
金属シートである。
【0006】ラジカルにより重合されうる好適なモノマ
ーは、特にモノエチレン性不飽和モノマー、例えばオレ
フィン、例えばエチレン、ビニル芳香族モノマー、例え
ばスチレン、α−メチルスチレン、o−クロロスチレン
及びビニルトルエン、ハロゲン化ビニル及びハロゲン化
ビニリデン、例えば塩化ビニル及び塩化ビニリデン、ビ
ニルアルコール及び炭素原子1〜18個を有するモノカ
ルボン酸から形成されたエステル、例えば酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、ビニルn−ブチレート、ラウリン
酸ビニル及びステアリン酸ビニル、有利に炭素原子3〜
6個を有するα,β−モノエチレン性不飽和モノ−及び
ジカルボン酸、例えば、特にアクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、フマル酸及びイタコン酸と、一般に炭
素原子1〜12個、有利に1〜8個、特に1〜4個を有
するアルカノールから形成されるエステル、例えば、特
にメチル、エチル、n−ブチル、イソブチル及び2−エ
チルヘキシルアクリレート及びメタクリレート、ジメチ
ルマレエート及びn−ブチルマレエート、α,β−モノ
エチレン性不飽和カルボン酸のニトリル、例えばアクリ
ルニトリル、及びC4〜C8−共役ジエン、例えば1,3
−ブタジエン及びイソプレンを包含する。前記モノマー
は、本来、水性媒体中に不溶であり、かつ一般に、通常
重合されるモノマーの全量に対して50重量%より大き
い割合を構成する主モノマーを形成する。単独で重合さ
せると、普通、増加された水溶性のホモポリマーを生じ
るモノマーは、通常、変性モノマーとして、重合される
モノマーの全量に対して50重量%より少ない、一般に
0.5〜20重量%、有利に1〜10重量%の量で共重
合されるだけである。
【0007】そのようなモノマーの例は、炭素原子3〜
6個を有するα,β−モノエチレン性不飽和モノ−及び
ジカルボン酸及びそのアミド、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリ
ルアミド及びメタクリルアミド、更にビニルスルホン酸
及びその水溶性塩、及びN−ビニルピロリドンである。
通常、水性ポリマー分散液により形成されるフィルムの
固有強度を増加させるモノマーは、一般に同様に小量
で、通常重合されるモノマーの全量に対して0.5〜1
0重量%で、共重合のみされる。そのようなモノマー
は、通常エポキシド、ヒドロキシル、N−メチロール又
はカルボニル基又は少なくとも2個の非共役エチレン性
不飽和二重結合を含有する。この例は、炭素原子3〜1
0個を有するα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸
のN−アルキロールアミド、及びそれと炭素原子1〜4
個を有するアルコールとのエステルであり、その中でも
N−メチロールアクリルアミド及びN−メチロールメタ
クリルアミドは、特に有利であり、かつビニル基2個を
有するモノマー、ビニリデン基2個を有するモノマー及
びアルケニル基2個を有するモノマーである。特にここ
で好適なのは、二価アルコールとα,β−モノエチレン
性不飽和モノカルボン酸(その中で順番にアクリル酸及
びメタクリル酸を使用するのが有利である)とのジエス
テルである。非共役エチレン性不飽和二重結合2個を有
するそのようなモノマーの例は、アルキレングリコール
ジアクリレート及びジメタクリレート、例えばエチレン
グリコールジアクリレート、1,3−ブタジエングリコ
ールジアクリレート、1,4−ブチレングリコールジア
クリレート及びプロピレングリコールジアクリレート、
ジビニルベンゼン、ビニルメタクリレート、ビニルアク
リレート、アリルメタクリレート、アリルアクリレー
ト、ジアリルマレエート、ジアリルフマレート及びメチ
レンビスアクリルアミドである。不飽和二重結合を有す
るモノマーの他に、調節剤、例えばt−ドデシルメルカ
プタンを少量、重合されるモノマーに対して、通常、
0.01〜4重量%共重合させることも可能である。そ
のような物質を、重合すべきモノマーと混合して、重合
域に添加するのが有利である。本発明により使用すべき
水性ポリマー分散液の有利な部類は、そのポリマーが、
次のものから成るモノマー混合物のラジカル重合により
得られるものである: −アクリル酸及び/又はメタクリル酸と炭素原子1〜1
2個を有するアルカノール及び/又はスチレンとのエス
テル50〜100重量%(部類I)又は −スチレン及び/又はブタジエン70〜100重量%
(部類II)又は −塩化ビニル及び/又は塩化ビニリデン70〜100重
量%(部類III)、部類Iは、特に有利であり、有利に
次のモノマー組成物を包含する:アクリル酸及び/又は
メタクリル酸と炭素原子1〜8個を有する アルカノール及び/又はスチレンとのエステル 90〜99重量% 及び アクリル酸、メタクリル酸又はこれらの混合物 1〜10重量%。
【0008】次のモノマー組成物は、特に重要である: n−ブチルアクリレート及び/又はスチレン 90〜99重量%、 アクリル酸及び/又はメタクリル酸 1〜10重量%。
【0009】前記モノマーを、本発明により、多糖類、
少糖類、単糖類及び/又はこれらの誘導体の存在下に、
ラジカル水性乳化重合により重合させる。これらは、植
物又は動物起源であり、水に溶けるか又は分散のみでき
る。好適な化合物は、例えば天然デンプンの熱水処理に
より得られる膨潤デンプンを包含する。可溶性デンプン
は、更に好適である。これらは、酸又は酵素により僅か
に分解されたか、又は弱酸化剤により酸化されたデンプ
ンであり、比較的高濃度でも、水と沸騰させて粘稠性ペ
ーストを生じないが、そのかわりに比較的薄い液体を生
じる。又、少量の酸の存在下に、糊化温度より下で、水
性デンプン懸濁液を加温することにより得られる酸−変
性デンプンも好適である。同様に酸化剤で変性されたデ
ンプンも好適である。使用できる酸化剤の例は、クロム
酸、過マンガン酸塩、過酸化水素、二酸化窒素、次亜塩
素酸塩及び過ヨウ素酸である。好適な出発デンプンは、
原則として全ての天然デンプン、例えば穀類デンプン
(例えばトウモロコシ、小麦、米又はきび)、塊茎及び
根菜デンプン(例えば馬鈴薯、タピオカ根又はくずうこ
ん)又はサゴデンプンである。例えば欧州特許(EP−
A)第408099号明細書及び同第334515号明
細書中に記載されるように、ローストデキストリン(roa
st dextrin)を使用するのが特に有利である。これら
は、通常少量の酸の存在下に、湿潤−乾燥デンプンを加
熱することにより得ることができる。典型的なロースト
デキストリンの例は、市販の白色及び黄色デキストリン
であり、更には、商品名ノルドックス(Noredux:登録
商標;以後省略)及びタッキデクス(Tackidex:登録商
標;以後省略)で市場に出ているデキストリンである。
用語デキストリンは、ここでは非常に一般的に、デンプ
ン分解生成物として使用される。しかしながら、糖化デ
ンプンの存在下に、ラジカル乳化重合を実施するのは、
特に有利である。これらは、水相中での加水分解により
得られ、有利に重量平均分子量Mw2500〜2500
0を有するデンプン分解生成物である。前記デンプン及
びデンプン誘導体の製造に関する詳細は、G.テゲ、ス
テルケ・ウント・ステルケデリバテ、ベルズ・フェアラ
ーク(G.Tegge,Staerke und Staerkederivate,Behr's Ve
rlag)、ハンブルグ、1984中に記載されている。前
記デンプン及びデンプン誘導体を、化学的に変性された
形で、例えばエーテル化又はエステル化により変性され
た形で使用して、本発明を実施できることは自明であ
る。
【0010】その分解の前又は後に、出発デンプンに、
化学的変性を施すことができる。エステル化反応は、無
機又は有機酸又はこれらの無水物又は塩化物を用いて可
能である。ホスフェート化及びアセチル化誘導体が、特
に重要である。最も一般的なエーテル化法は、水性アル
カリ溶液中で、有機ハロゲン化合物、エポキシド又はス
ルフェートを用いる処理である。特に好適なエーテル
は、アルキルエーテル、ヒドロキシアルキルエーテル、
カルボキシアルキルエーテル及びアリルエーテルであ
る。同様にシアノアルキル化誘導体及び2,3−エポキ
シプロピルトリメチルアンモニウムクロリドとの反応の
生成物も好適である。化学的に変性されていない生成物
が有利である。もちろん、単糖類及び少糖類及びセルロ
ースの分解生成物、例えばセロビオース及びこれらのオ
リゴマーも好適である。
【0011】本発明により特に有利に使用される重量平
均分子量2500〜25000を有する糖化デンプン
は、市販で手に入る(例えばCerestar Deutschland Gmb
HからのC* PUR Products 01906、
01908、01910、01912、01915、0
1921、01924、01932及び01934、D
−1150 Krefeld 12)。このタイプの糖
化デンプンは、とりわけ、再結合及び枝分かれが本質上
不可能であるという事実により、ローストデキストリン
とは化学的に異なり、一般に固体含有率10〜30重量
%で及び有利には酸又は酵素触媒を用いて実施される、
水性媒体(通常懸濁液又は溶液)中での加水分解での異
なる分子量分布から少なからず明らかである。従って2
種の分子量分布を有する糖化デンプンは、本発明により
特に有利であると判明した。糖化デンプンの製造は、一
般に公知であり、とりわけG.テゲ、ステルケ・ウント
・ステルケデリバテ、ベルズ・フェアラーク(G.Tegge,S
taerke und Staerkederivate,Behr's Verlag)、ハンブ
ルグ、1984、173頁及び220ff頁及び欧州特
許(EP−A)第441197号明細書中に記載され
る。本発明により使用される糖化デンプンは、重量平均
分子量Mwが4000〜16000、特に有利に650
0〜13000の範囲にあるものが有利である。
【0012】本発明により使用される糖化デンプンは、
通常、室温で完全に水にとけ、その溶解限度は、一般に
50重量%以上であり、これは、本発明による水性ポリ
マー分散液の製造に、特に有利であると判明している。
【0013】更に、本発明により使用される糖化デンプ
ンに関し、不均一性U(重量平均分子量Mwと数平均分
子量Mnとの比として定義される;Uは、分子量分布の
特性を表す)を6〜12の範囲に有するのが有利である
と判明している。Uは、7〜11、特に有利に8〜10
であるのが、特に有利である。
【0014】本発明により使用される、分子量1000
以下を有する糖化デンプンの重量%は、少なくとも10
重量%であるが、70重量%を超えないのが更に有利で
ある。この重量%は、特に有利に20〜40重量%の範
囲にある。
【0015】そのデキストロース当量DEが、5〜4
0、有利に10〜30、特に有利に10〜20である本
発明により使用される糖化デンプンを使用するのは、更
に賢明である。DE値は、無水デキストロースの還元能
力に比例して、還元能力を特徴ずけ、かつジャーマン・
スタンダード・コミッテイ・オン・フードストフズ・ア
ンド・アグリカルチュラル・プロダクツ(the German St
andards Committee on Foodstuffs and Agricultural P
roducts)により製作されたDIN10308、5.71
版に従って決定される(同様にGuenther Tegge,Staerke
und Staerkederivate,Behr's Verlag,Hamburg 1984,p.
305参照)。
【0016】その40重量%濃度水溶液が、DIN53
019により25℃及び剪断勾配75/秒で測定された
動的粘度η40[Pa・s]0.01〜0.06、有利に
0.015〜0.04、特に有利に0.02〜0.03
5を有する、本発明により使用される糖化デンプンが使
用されるならば、特に有利な特性像を有する水性ポリマ
ー分散液が得られることも発見された。
【0017】ここで、本発明により使用される糖類及び
その誘導体に関する分子量データは、この公告において
は、他に特別に記載が無いならば、次の条件下で実施さ
れたゲル透過クロマトグラフィーを用いる測定に基づく
ことが注目されるべきである: カラム:TSKゲルG2000PW;G3000PW及
びG4000PWで充たされた、寸法7.5×600m
mの鋼製ユニット3個。メッシュ5μm 溶離液:蒸留水 温度:RT(室温) 検出:示差屈折計(例えばERC7511) 流速:0.8ml/分、ポンプ(例えばERC64.0
0) 注入容量:20μl、バルブ(例えばVICI 6−通
路バルブ) 評価:ブルカー・クロムスター GPC ソフトウエア
(Bruker Chromstar GPCsoftware) 目盛定め:目盛定めは、低分子量の範囲では、グルコー
ス、ラフィノース、マルトース及びマルトペントースを
用いて実施した。高分子量の範囲では、多分散性<1.
2を有するプルラン標準を使用した。
【0018】本発明によりラジカル水性乳化重合の間存
在する単糖類、少糖類及び多糖類及び/又はその誘導体
は、ただ一つの分散剤として、又は他の界面活性剤と混
合して存在しうる。これらを唯一の分散剤としてのみ使
用するならば、これらは、通常、本発明による水性ポリ
マー分散液中に、重合されるモノマー量に対し1〜12
0重量%の量で存在する。
【0019】好適な第二界面活性剤は、原則として、さ
もなければ通常分散剤として使用される保護コロイド及
び乳化剤である。好適な保護コロイドについての詳細
は、ホウベン−ベイル、メトーデン・デア・オーガニッ
シェン・ヘミ、XIV/1巻、マクロモレキュラーレ・スト
ッフェ、ゲオルグ−ティーメ−フェアラーク、シュトッ
トガルト(Houben-Weyl,Methoden der organischen Chem
ie,Volume XIV/1,Makromolekulare Stoffe,Georg-Thiem
e-Verlag,Stuttgart)、1961、411〜420頁中
に記載されている。好適な第二乳化剤は、アニオン性、
カチオン性及び非イオン性乳化剤である。第二界面活性
剤は、もっぱら、その相対分子量が、保護コロイドと対
照的に通常2000以下である乳化剤であるのが有利で
ある。界面活性剤の混合物を使用する場合、個々の成分
は、相互に適合することがもちろん必要であり、不確か
な場合、数種の予備試験によりチェックできる。使用さ
れる第二界面活性剤は、有利にアニオン性及び非イオン
性乳化剤である。慣用の第二乳化剤の例は、エトキシ化
脂肪アルコール(エトキシ化の程度3〜50、C8〜C
36−アルキル基)、エトキシ化モノ−、ジ−及びトリア
ルキルフェノール(エトキシ化の程度3〜50、C4
9−アルキル基)、スルホスクシン酸のジアルキルエ
ステルのアルカリ金属塩及びアルキルスルフェート(C
8〜C12−アルキル基)、エトキシ化アルカノール(エ
トキシ化の程度4〜30、C12〜C18−アルキル基)、
エトキシ化アルキルフェノール(エトキシ化の程度3〜
50、C〜C−アルキル基)、アルキルスルホン酸
(C12〜C18−アルキル基)及びアルキルアリールスル
ホン酸(C9〜C18−アルキル基)のアルカリ金属及び
アンモニウムの塩である。更に好適な乳化剤は、ホウベ
ン−ベイル、メトーデン・デア・オーガニッシェン・ヘ
ミ、XIV/1巻、マクロモレキュラーレ・ストッフェ、ゲ
オルグ・ティーメ・フェアラーク、シュトットガルト(H
ouben-Weyl,Methodender organischen Chemie,Volume X
IV/1,Makromolekulare Stoffe,Georg ThiemeVerlag,Stu
ttgart)、1961、192〜208頁中に記載されて
いる。第二界面活性剤は、一般に重合されるモノマーの
量に対して5重量%までの量で使用される。
【0020】乳化重合温度は、一般に30〜95℃、有
利に75〜90℃である。重合媒体は、水のみからなる
か、又は水及び水と混じりうる液体、例えばメタノール
の混合物からなっていてよい。水のみを使用するのが有
利である。乳化重合は、バッチ法、又はステップ又は勾
配法を含む供給法の形で実施することができる。重合バ
ッチの一部を重合温度まで加熱して部分的に重合させ、
引き続き、重合バッチの残りを、通常、そのうちの1つ
以上が、純粋な形で又は乳化された形でモノマーを含有
する、空間的に隔てられた複数の供給流を介して、重合
を保持しながら、重合域に連続的に、段階的に又は濃度
勾配に重ねて供給する、供給法が有利である。適用に有
利な方法では、分散媒体の表面張力を減じ、従って撹拌
を簡単にするために、最初に導入される混合物及び/又
はモノマー供給流は、重合されるモノマーの全量に対し
て、一般に0.5重量%より少ない量の乳化剤を含有す
る。そのためにモノマーを、これらの乳化助剤で前乳化
させた後に、重合域に連続的に供給する。水性混合物中
に全単糖類、少糖類又は多糖類及び/又はその誘導体を
存在させるのは、有利である。
【0021】好適なラジカル重合開始剤は、ラジカル水
性乳化重合を開始できるものすべてである。これらは、
過酸化物、例えばアルカリ金属ペルオキシ二硫酸塩又は
22又はアゾ化合物であってよい。
【0022】有機還元剤少なくとも1個及び過酸化物及
び/又はヒドロペルオキシド少なくとも1個からなる組
合せ系、例えばt−ブチルヒドロペルオキシド及びヒド
ロキシメタンスルフィン酸のナトリウム金属塩又は過酸
化水素及びアスコルビン酸も好適である。重合媒体に可
溶であり、その金属成分が1つより多い酸化状態で存在
しうる金属化合物を少量付加的に含有しうる組合せ系、
例えばアスコルビン酸/硫酸鉄(II)/過酸化水素も好適
であり、ここでアスコルビン酸は、しばしばヒドロキシ
スルフィン酸のナトリウム金属塩、亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸水素ナトリウム又はナトリウム金属亜硫酸水素塩
により置き換えられており、かつ過酸化水素は、しばし
ばt−ブチルヒドロペルオキシド又はアルカリ金属ペル
オキシ二硫酸塩及び/又はアンモニウムペルオキシ二硫
酸塩により置き換えられている。組合せ系では、更に、
還元成分として糖化デンプンを使用するのが好都合であ
る。一般に、使用されたラジカル開始剤系の量は、重合
すべきモノマーの全量に対して0.1〜2重量%であ
る。特に有利な開始剤は、単独で又は組合せ系の成分と
してのアンモニウム及び/又はアルカリ金属のペルオキ
シ二硫酸塩である。ペルオキシ二硫酸ナトリウムが特に
有利である。
【0023】本発明によるラジカル水性乳化重合の間
に、ラジカル開始剤系を重合反応器に添加する方法は、
少々第二次的に重要である。重合反応器に最初にすべて
導入するか又は連続的に又はラジカル水性乳化重合の間
に消費される程度に応じて徐々に導入することができ
る。細部にわたり、このことは、当業者に公知の方法で
は、開始剤系の化学的特性及び重合温度に依存する。有
利な方法では、いくらかを最初に導入し、残りを消費さ
れる程度に応じて重合域に添加する。
【0024】もちろん、過圧又は減圧下で本発明による
ラジカル水性乳化重合を実施することも可能である。
【0025】本発明による水性ポリマー分散液は、一般
に全固体含有率15〜65重量%で製造され、適用の理
由から、本発明により使用すべき単糖類、少糖類又は多
糖類及び/又はこれらの誘導体を、重合すべきモノマー
に対して10〜75重量%、特に有利に20〜60重量
%含有するものが、特に有利である。
【0026】 特に有利な方法において、研磨剤の生成のために好適な研磨剤粒子用の結合剤 は、本発明による水性ポリマー分散液であり、そのポリマーは、 炭素原子3〜6個を有するα,β−モノエチレン性不飽和モノ−及 びジカルボン酸と炭素原子1〜6個を有するアルカノールとのエス テル少なくとも1種(モノマーa) 39〜69重量% スチレン(モノマーb) 30〜60重量% 炭素原子3〜6個を有するα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸 及びアミド及びこれらのニトリルからなる群からのモノマー少なくと も1種(モノマーc) 1〜10重量% 及び アルキル基中に炭素原子1〜4個を有し、炭素原子3〜6個を有する α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸のN−アルキロールアミド 及び炭素原子25個までを有し、非共役エチレン性不飽和二重結合2 個を有するモノマーからなる群からのモノマー1種以上(モノマーd ) 0〜10重量% からなるモノマー組成を有し、かつ重合すべきモノマー
に対して1〜120重量%、有利に10〜65重量%、
特に有利に35〜55重量%の単糖類、少糖類又は多糖
類及び/又はこれらの誘導体を含有するモノマー混合物
を、ラジカル重合させて得られる。モノマーdの全部又
は数個を、この明細書中に記載の他の架橋モノマーによ
り置き換えることは、もちろん可能である。
【0027】研磨剤粒子の研磨剤への変換は、例えば、
所望の結合剤含有率を一般に微粉砕された出発物質の量
に対して0.1〜10重量%(乾燥形で計算)に設定し
ながら、微粉砕された研磨剤粒子を本発明により使用す
べき水性ポリマー分散液と混合し、所望の場合には公知
助剤を添加後に、混合物を造形し、所望の場合には、圧
力をかけて材料を圧縮し、引き続いて材料を硬化するこ
とにより実施できる。
【0028】本発明による研磨剤は、湿った状態で研磨
剤粒子がその中に埋められる、所謂「メイク・コート(m
ake coat)」を、支持体に先ず施すことにより製造する
のが有利である。粒子の埋込及び定着を改良するため
に、研磨剤粒子の乾燥による最初の定着(硬化)後に、
第二の所謂「サイズ・コート(size coat)」を施す。原
則的には、メイク・コート及びサイズ・コートは、異な
る結合剤を含んでよい。本発明によれば、2つのうちの
少なくとも1個は、有利にはサイズ・コート、特に有利
には両方が、本発明による水性ポリマー分散液からな
る。
【0029】通常この目的のために使用され、全固体含
有率40〜60重量%を有する本発明による水性ポリマ
ー分散液の使用の際、硬化工程は、高められた温度(通
常50〜250℃)の使用が必ずしも必要ではないが、
室温で放置した場合、十分な割合で徹底した硬化が同様
に起こることは注目すべきである。硬化は、適用するの
に特に優雅な方法で、硬化すべき材料をマイクロ波の作
用に曝すことにより達成することもできる。この点に関
しては、そのモノマー組成が、モノマーa、b及びcか
らのみ構成されるポリマーが、0〜40℃の範囲のガラ
ス転移温度を有するように選択されたモノマーa、b、
c及びdの混合物をラジカル水性乳化重合させることに
より得られる本発明による水性ポリマー分散液は、特に
有利に推奨される。
【0030】フォックス(T.G.Fox,Bull.
Am.Phys.Soc.(Ser.II)1(195
6)123)により、コポリマーのガラス転移温度は、
次の式により接近した近似で与えられる:
【0031】
【外1】
【0032】モノマーa、b及びcのガラス転移温度
は、本来公知であり、例えばJ.ブランドロップ、E.
H.インマーグート、ポリマー・ハンドブック、初版、
J.ウィリー、ニューヨーク 1966及び再版、J.
ウィリー、ニューヨーク 1975(J.Brandrup,E.H.Im
mergut,Polymer Handbook,1st Edn.,J.Wiley,New York
1966,and 2nd Edn.,J.wiley,New York 1975)中に記載さ
れている。
【0033】研磨剤製造に好適な結合剤になされる典型
的な要求は、次のものである: −基材及び研磨剤粒子双方への良好な接着性、 −穏やかな条件下での迅速な硬化性、 −支持材料の非常に低い負荷、 −高い熱変形抵抗、 −適用時の増加された流動性及び −研磨の間の良好な機械特性(硬く頑丈なフィルムの形
成)。
【0034】これらの要求は、本発明による水性ポリマ
ー分散液により全く満足できるように達成される。従っ
て使用される際の硬化は、必ずしも高められた温度を必
要としないが、室温でかつ特に有利にマイクロ波の作用
下で実施できる。これは、特に支持材料のためには穏や
かであり、水の極端な除去を避け、このことは、気候帯
域での担持体材料の入り組んだ再生を避けがたくする。
【0035】これらの変動しうる流動性は、本発明によ
る水性ポリマー分散液をサイズ・コートとして使用する
場合、特に有利であると判明している。それというの
も、それは、結合剤を研磨剤粒子の間の隙間に浸透させ
ることを可能にするからである。
【0036】更に、本発明による結合剤は、特に増加さ
れた熱変形抵抗により区別されるので、研磨剤粒子は、
研磨の間に生じる温度(150℃以上)でもその場所に
固定されたままである。従って研磨剤粒子のほぐれ(研
磨効果を減じる)又は移動は、抑制される。メイク・コ
ートは、通常、乾燥フィルム厚10〜100μmで施
し、サイズ・コートは、乾燥フィルム厚20〜103μ
mで施す。
【0037】ポリマーが、結合されたモノマーdも含有
する場合、特に高い熱変形抵抗が生じる。更に、重合さ
れたモノマーに対して20重量%までの飽和ジアルデヒ
ド、有利に式I:
【0038】
【化1】
【0039】のものを、本発明により使用される水性ポ
リマー分散液を使用する前に、添加することにより、熱
変形抵抗は更に増加させることができ、n=0〜2の式
Iのジアルデヒドが有利である。熱変形抵抗を増加させ
るための他の好適な添加剤は、ホルムアルデヒド、メラ
ミン、フェノール及び/又は尿素を基礎とする縮合生成
物、例えばウレコール 118(Urecoll:登録
商標;以後省略)である。使用される量は、糖化デンプ
ン無しで測定された、本発明による水性ポリマー分散液
の固体含有率に対して250重量%までであってよい。
【0040】しかしながら後者の添加剤は、硬化が高め
られた温度で、一般に100〜250℃で、又は酸の存
在下で、実施される場合、記載の方法で有利な効果のみ
を有する。後者は、本発明により使用される水性ポリマ
ー分散液の分散媒体のpH値を1〜5、有利に2〜3に
調整することにより単純な方法で達成することができ
る。通常の範囲内での熱変形抵抗が必要とされるならば
添加剤を使用しないのが有利である。
【0041】
【実施例】
1.本発明により使用される水性ポリマー分散液の製造 水 400g、糖化デンプンC*PUR01910 2
00g、供給材料171g及び供給材料2 10gの混
合物を85℃まで加熱し、この温度で15分間保持し
た。温度を85℃に保持しながら、供給材料1及び2の
残りを、同時に開始させながら、引き続き重合域に連続
的に供給した(供給材料1は2.5時間の工程で、供給
材料2は3時間の工程で)。この混合物を引き続き更に
1時間重合させ(85℃)、次いで室温まで冷却した。
生じた水性ポリマー分散液の全固体含有率は、約50重
量%であった。
【0042】供給材料1:n−ブチルアクリレート25
0g、スチレン225g、アクリル酸25gをドデシル
ベンゼンスルホン酸のナトリウム塩0.5gを用いて、
水204g中で前乳化させたもの。
【0043】供給材料2:水100g中に溶かされたペ
ルオキシ二硫酸ナトリウム2.5g。
【0044】2.本発明による水性ポリマー分散液によ
り支持体に結合された微粉砕された研磨剤粒子を基礎と
する研磨剤製品。
【0045】例1で製造され、そのいくらかに、存在す
る糖化デンプン1重量部当たり0.062重量部のグリ
オキサールが添加されている、本発明による種々の水性
ポリマー分散液100gをルミテン(Lumiten:
登録商標;以後省略:湿潤剤)1gと混合し、適用速度
20g/m2(乾燥)で、原紙に適用した。凖宝石のコ
ランダム60を湿潤塗料中に散乱させ、この方法で塗布
された紙を90℃で3分間乾燥させた。同じ結合剤をサ
イズ・コートとして適用速度60g/m2(乾燥)で引
き続き適用し、同様に乾燥させた(30分間)。この方
法で得られた研磨紙は、APG100/20摩耗試験機
(Maag&Schank,Gomaringen)により試験した。使用試験標
本は、40mm×20mm×5mmの寸法の硬いPVC
試験標本であった。この試験では、10.5cm長さの
試験標本のすぐ下で研磨紙を500ストローク(負荷1
kg)で動かし、20mm×5mmの範囲をすり落し
た。次のように定義された研磨率を結合剤の品質につい
ての測定標準として使用する:
【0046】
【数1】
【0047】次表は、結果を示す。
【0048】 表 結合剤 グリオキサール 乾燥温度(℃) 研磨率[%] サイズ・コート ──────────────────────────────── 例1 − 90 8.7 例1 + 90 10.7 X + 150 7 Y + 150 7.5 ──────────────────────────────── X及びYは、例1のようにして製造するが、異なるモノ
マー組成を有する; X:n−ブチルアクリレート 50重量% スチレン 45重量% 及び メタクリル酸 5重量%; Y:n−ブチルアクリレート 50重量% スチレン 40重量% 及び アクリル酸 10重量%。
【0049】C*PUR01910をC*PUR0190
6、01908、01912、01915、0192
1、01924、01932又は01934で置換する
と、同程度の大きさの結果が得られる。C*PUR01
910及び01915は、特に有利であると判明してい
た。前記糖化デンプンは、次のようにして特色づけられ
る:
【0050】
【表1】
【0051】蒸気圧浸透圧法によるMnの測定は、有利
な型01910及び01915に関し、次の値を示し
た: 1560g/モル(1910) 980g/モル(1915)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン ロックシュトロー ドイツ連邦共和国 マックスドルフ ヴァ イゼンハイマー シュトラーセ 28

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合剤により相互に及び/又は支持体に
    結合された、微細に粉砕された研磨剤粒子を基礎とする
    研磨剤において、結合剤は、ラジカルにより重合されう
    る不飽和モノマーを、水相中で、単糖類、少糖類、多糖
    類、酸化により、加水分解により及び/又は酵素により
    分解された多糖類、化学的に変性された単糖類、少糖類
    又は多糖類又は前記化合物の混合物の存在下に、ラジカ
    ル水性乳化重合の方法により重合させて得ることのでき
    る水性ポリマー分散液の固体成分であることを特徴とす
    る研磨剤。
JP4265736A 1991-10-07 1992-10-05 研磨剤 Withdrawn JPH05209167A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4133191A DE4133191A1 (de) 1991-10-07 1991-10-07 Schleifmittel
DE4133191.5 1991-10-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05209167A true JPH05209167A (ja) 1993-08-20

Family

ID=6442195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4265736A Withdrawn JPH05209167A (ja) 1991-10-07 1992-10-05 研磨剤

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5221296A (ja)
EP (1) EP0536596B1 (ja)
JP (1) JPH05209167A (ja)
CA (1) CA2079861A1 (ja)
DE (2) DE4133191A1 (ja)
DK (1) DK0536596T3 (ja)
ES (1) ES2075991T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467872B1 (ko) * 1999-05-03 2005-01-24 프랙스에어 에스.티. 테크놀로지, 인코포레이티드 폴리싱 슬러리
JP2010531376A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 テクノチェル デコール ゲー エム ベー ハー ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 予備含浸された生成物

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4133193A1 (de) * 1991-10-07 1993-04-08 Basf Ag Waessrige polymerisatdispersionen
US5378252A (en) * 1993-09-03 1995-01-03 Minnesota Mining And Manufacturing Company Abrasive articles
CA2134156A1 (en) * 1993-11-22 1995-05-23 Thomas P. Klun Coatable compositions, abrasive articles made therefrom, and methods of making and using same
DE9419573U1 (de) * 1994-12-07 1995-02-02 Joest Peter Schleifmittel auf Unterlage
US5618876A (en) * 1995-06-05 1997-04-08 National Starch And Chemical Investment Holding Corporation Latex binders and coatings containing polymers derived from polymerizable saccharide monomers
US6197951B1 (en) * 1996-06-26 2001-03-06 Archer Daniels Midland Company Starch graft copolymer blast media
US5780619A (en) * 1996-06-26 1998-07-14 U.S. Technology Corporation Starch graft poly(meth)acrylate blast media
US6251353B1 (en) * 1996-08-26 2001-06-26 Bridgestone Corporation Production method of silicon carbide particles
AUPO216396A0 (en) 1996-09-06 1996-10-03 Ici Australia Operations Proprietary Limited Stain resistant water-borne paint
US6569214B2 (en) * 2000-06-01 2003-05-27 U.S. Technology Corporation Composite polymer blast media
CN1318485C (zh) * 2004-02-24 2007-05-30 中国科学院化学研究所 改变聚合物材料表面浸润性的方法
EP2540445B1 (de) * 2011-06-29 2013-09-18 Hermes Schleifkörper GmbH Verfahren zur Herstellung eines Werkzeugs aus gebundenem Schleifmittel
FR2983758B1 (fr) * 2011-12-13 2015-11-27 Saint Gobain Abrasives Inc Composition resinique aqueuse pour articles abrasifs et articles resultants.
FR2983759B1 (fr) * 2011-12-13 2014-08-01 Saint Gobain Abrasives Inc Composition resinique aqueuse pour articles abrasifs et articles resultants.
PL3166978T3 (pl) * 2014-07-10 2018-10-31 Basf Se Sposób wytwarzania stabilnych względem zamrażania i rozmrażania dyspersji wodnych

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4690692A (en) * 1977-08-25 1987-09-01 Hoechst Aktiengesellschaft Synthetic resin binders and their use for the manufacture of abrasives
DE3046696C2 (de) * 1980-12-11 1984-11-22 Rex Patent Graf von Rex GmbH & Co KG, 7170 Schwäbisch Hall Verfahren zur Herstellung von Reibbelägen sowie Reibbeläge
US4350498A (en) * 1980-12-24 1982-09-21 Norton Company Dampening agent for resin bonded grinding wheels
DE3323804A1 (de) * 1983-07-01 1985-01-03 Wacker-Chemie GmbH, 8000 München Verfahren zur herstellung waessriger polymerdispersionen und ihre verwendung
US4652274A (en) * 1985-08-07 1987-03-24 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coated abrasive product having radiation curable binder
US4773920B1 (en) * 1985-12-16 1995-05-02 Minnesota Mining & Mfg Coated abrasive suitable for use as a lapping material.
AT389883B (de) * 1986-08-21 1990-02-12 Igel Schleifmittel Schleifmittelzusammensetzung bzw. schleifmittel und verfahren zu deren herstellung
US5055113A (en) * 1988-11-23 1991-10-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Abrasive product having binder comprising an aminoplast resin

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467872B1 (ko) * 1999-05-03 2005-01-24 프랙스에어 에스.티. 테크놀로지, 인코포레이티드 폴리싱 슬러리
JP2010531376A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 テクノチェル デコール ゲー エム ベー ハー ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 予備含浸された生成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0536596B1 (de) 1995-09-06
US5221296A (en) 1993-06-22
ES2075991T3 (es) 1995-10-16
CA2079861A1 (en) 1993-04-08
EP0536596A1 (de) 1993-04-14
DK0536596T3 (da) 1995-10-23
DE4133191A1 (de) 1993-04-08
DE59203558D1 (de) 1995-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05209167A (ja) 研磨剤
US6080813A (en) Aqueous polymer dispersions
JP2518858B2 (ja) 微細水性分散物を基礎とする紙用サイズ剤
JP3667341B2 (ja) 乳化重合分散液中のセルロースエーテル類
US6084018A (en) Pulverulent adhesive
US4521565A (en) Aqueous dispersion
JP2010540761A (ja) ビニル芳香族と共役脂肪族ジエンとから成るコポリマーベースの水性ポリマー分散液、その製造方法、及びその使用
US4263193A (en) Aqueous emulsion of multi-component synethetic resin and process for production thereof
CA2445957C (en) Styrene-acrylate copolymer composition suitable for surface size
US4940741A (en) Process for the production of hardboard
US5290832A (en) Moldings
JP2005139340A (ja) 捺染加工用アクリル系共重合体水性組成物
US5705563A (en) Aqueous polymer dispersions
RU2156775C2 (ru) Латексная система и способ ее приготовления (варианты)
AU613286B2 (en) Heat stable prepastes for wallcoverings
TW202030400A (zh) 製紙用表面上膠劑及紙
JPH06100751A (ja) 高固形分酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジョンおよびその製造方法
JPS6317083B2 (ja)
JPS5887105A (ja) 合成樹脂エマルジヨンの製造法
JPH06192537A (ja) サッカライドグラフト共重合体と結合された堆肥化に適する非編織成フリース材料
JP2005213308A (ja) 不織布加工用樹脂水性組成物
AU747164B2 (en) Pulverulent adhesive
JPS6022005B2 (ja) 耐水性組成物
JPH06104706B2 (ja) グラフト共重合体の製造方法、耐衝撃性変性剤、および熱塑性加工可能な成形材料
JPH06313090A (ja) 樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104