JPH05208713A - フローラック - Google Patents
フローラックInfo
- Publication number
- JPH05208713A JPH05208713A JP4209392A JP4209392A JPH05208713A JP H05208713 A JPH05208713 A JP H05208713A JP 4209392 A JP4209392 A JP 4209392A JP 4209392 A JP4209392 A JP 4209392A JP H05208713 A JPH05208713 A JP H05208713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- take
- flow
- flow rack
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業者の体格やラックの取り付け位置あるい
は荷物の性状に応じて取り出しテーブルの傾斜角度を調
整できるようにする。 【構成】 フローラック２１の前端に取り出しテーブル
２６を設ける。取り出しテーブル２６はテーブル支持板
３１に取り付けられる。テーブル支持板３１はピン３２
を中心に回動可能であって、所望の傾斜角度においてボ
ルト３３およびナット３５により固定される。
は荷物の性状に応じて取り出しテーブルの傾斜角度を調
整できるようにする。 【構成】 フローラック２１の前端に取り出しテーブル
２６を設ける。取り出しテーブル２６はテーブル支持板
３１に取り付けられる。テーブル支持板３１はピン３２
を中心に回動可能であって、所望の傾斜角度においてボ
ルト３３およびナット３５により固定される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫などに用いら
れるフローラックに関する。
れるフローラックに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来自動倉庫として、先入れ先出しが可
能で格納効率が高いフローラックを備えたものが知られ
ている。このフローラックは、複数段の傾斜したラック
（棚）を有し、各ラックには傾斜方向と平行に多数のロ
ーラコンベアが設けられている。荷物はラックの後端側
から入庫され、その自重によってローラコンベア上をラ
ック前端側に向って移動し、整列してラックに収納され
る。ラックの前端側には、荷物を停止させる傾斜した取
り出しテーブルが設けられ、作業者はそのテーブル上の
荷物を取り出して次工程へ送る。
能で格納効率が高いフローラックを備えたものが知られ
ている。このフローラックは、複数段の傾斜したラック
（棚）を有し、各ラックには傾斜方向と平行に多数のロ
ーラコンベアが設けられている。荷物はラックの後端側
から入庫され、その自重によってローラコンベア上をラ
ック前端側に向って移動し、整列してラックに収納され
る。ラックの前端側には、荷物を停止させる傾斜した取
り出しテーブルが設けられ、作業者はそのテーブル上の
荷物を取り出して次工程へ送る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のフローラックの
取り出しテーブルは、その傾斜角度が一定であった。そ
のため、作業者の体格（身長）やラックの取り付け位置
によっては荷物の傾斜角度が作業者にとって取り出しに
くい角度になっている場合もあった。また荷物の内容物
によってはあまり傾斜させると支障をきたすものもあ
る。本発明は、作業者の体格やラックの取り付け位置あ
るいは荷物の性状に応じて取り出しテーブルの傾斜角度
を調整できるようにすることを目的とする。
取り出しテーブルは、その傾斜角度が一定であった。そ
のため、作業者の体格（身長）やラックの取り付け位置
によっては荷物の傾斜角度が作業者にとって取り出しに
くい角度になっている場合もあった。また荷物の内容物
によってはあまり傾斜させると支障をきたすものもあ
る。本発明は、作業者の体格やラックの取り付け位置あ
るいは荷物の性状に応じて取り出しテーブルの傾斜角度
を調整できるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によるフローラッ
クは、フローラックの先端に設けられた取り出しテーブ
ルの傾斜角度を調整自在にしたことを特徴としている。
クは、フローラックの先端に設けられた取り出しテーブ
ルの傾斜角度を調整自在にしたことを特徴としている。
【０００５】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
１は天井走行車およびフローラックを備えた自動倉庫に
本発明を適用した例を示している。天井走行車１１は天
井側に設けられたレール１２に沿って走行し、天井走行
車１１の下側には昇降台１３が設けられる。昇降台１３
は荷物Ｗを支持する支持部１４と、天板１５と、支持部
１４および天板１５を連結する四隅の４つの柱１６とか
ら成る。天板１５の上面の四隅にはスチールベルト１７
が取り付けられている。ベルト１７は可撓性を有する部
材から成り、天井走行車１１の昇降駆動系に接続された
巻上げ機構（図示せず）によって巻上げ、あるいは開放
され、それにより昇降台１３が昇降する。支持部１４に
はガイド１８が取り付けられる。
１は天井走行車およびフローラックを備えた自動倉庫に
本発明を適用した例を示している。天井走行車１１は天
井側に設けられたレール１２に沿って走行し、天井走行
車１１の下側には昇降台１３が設けられる。昇降台１３
は荷物Ｗを支持する支持部１４と、天板１５と、支持部
１４および天板１５を連結する四隅の４つの柱１６とか
ら成る。天板１５の上面の四隅にはスチールベルト１７
が取り付けられている。ベルト１７は可撓性を有する部
材から成り、天井走行車１１の昇降駆動系に接続された
巻上げ機構（図示せず）によって巻上げ、あるいは開放
され、それにより昇降台１３が昇降する。支持部１４に
はガイド１８が取り付けられる。
【０００６】フローラック２１は、天井走行車１１のレ
ール１２に対して直交方向に延びるとともにレール１２
側から下方に傾斜した３段のラック２２，２３，２４を
備えている。各ラックには複数のローラ列２５が設けら
れ、各ラックの前端には取り出しテーブル２６が取り付
けられる。フローラック２１の後部には支持部１４のガ
イド１８と係合して昇降台１３を上下に案内する複数の
ガイドポール２７が取り付けられている。ガイドポール
２７は上下ブラケット２８，２９によってフローラック
２１の後部に連結される。
ール１２に対して直交方向に延びるとともにレール１２
側から下方に傾斜した３段のラック２２，２３，２４を
備えている。各ラックには複数のローラ列２５が設けら
れ、各ラックの前端には取り出しテーブル２６が取り付
けられる。フローラック２１の後部には支持部１４のガ
イド１８と係合して昇降台１３を上下に案内する複数の
ガイドポール２７が取り付けられている。ガイドポール
２７は上下ブラケット２８，２９によってフローラック
２１の後部に連結される。
【０００７】なお、図１には示されていないが、フロー
ラック２１の後方には昇降台１３を挟んで同じ構成の別
のフローラックが反対向きに配置されている。
ラック２１の後方には昇降台１３を挟んで同じ構成の別
のフローラックが反対向きに配置されている。
【０００８】さて、天井走行車１１により運ばれてきた
荷物Ｗは所定段のラックの高さまで降下される。図２
は、天井走行車１１の昇降台１３が荷物Ｗを載せた状態
でフローラック２１の間においてガイドポール２７に案
内されて降下する状態を示す。昇降台１３の上下方向の
位置決めは、たとえば、上ブラケット２８の位置を適当
なセンサ（リミットスイッチやフォトセンサなど）によ
り検出し、その後ベルト１７の繰り出し量をエンコーダ
などによって検出することにより行なうことができる。
荷物Ｗは所定段のラックの高さまで降下される。図２
は、天井走行車１１の昇降台１３が荷物Ｗを載せた状態
でフローラック２１の間においてガイドポール２７に案
内されて降下する状態を示す。昇降台１３の上下方向の
位置決めは、たとえば、上ブラケット２８の位置を適当
なセンサ（リミットスイッチやフォトセンサなど）によ
り検出し、その後ベルト１７の繰り出し量をエンコーダ
などによって検出することにより行なうことができる。
【０００９】荷物Ｗは支持部１４に設けられたコンベア
ローラなどの搬送装置（図示せず）によってフローラッ
ク２１側に排出される。排出された荷物Ｗはその自重に
よってラック前部側に向って移動し、テーブル２６で受
け止められる。その後同じ列に入庫された荷物は既に入
庫された荷物の後に当接する。
ローラなどの搬送装置（図示せず）によってフローラッ
ク２１側に排出される。排出された荷物Ｗはその自重に
よってラック前部側に向って移動し、テーブル２６で受
け止められる。その後同じ列に入庫された荷物は既に入
庫された荷物の後に当接する。
【００１０】図３はフローラックを構成するラックおよ
びガイドポールの詳細を説明するものであり、図では最
下段のラック２４を示した。他の段のラックも同様の構
成である。
びガイドポールの詳細を説明するものであり、図では最
下段のラック２４を示した。他の段のラックも同様の構
成である。
【００１１】ラック２４の前端にはテーブル支持板３１
が設けられ、このテーブル支持板３１の内側に取り出し
テーブル２６がボルトまたは溶接により固定されてい
る。テーブル支持板３１の一端はピン３２によってラッ
ク２４に回動可能に取り付けられる。またテーブル支持
板３１にはピン３２から少し隔ててボルト３３が植設さ
れ、ボルト３３はラック２４に形成された長穴３４を挿
通してナット３５によって締め付けられる。したがって
テーブル２６は長穴３４の長さの範囲内で傾斜角度を調
節することができる。
が設けられ、このテーブル支持板３１の内側に取り出し
テーブル２６がボルトまたは溶接により固定されてい
る。テーブル支持板３１の一端はピン３２によってラッ
ク２４に回動可能に取り付けられる。またテーブル支持
板３１にはピン３２から少し隔ててボルト３３が植設さ
れ、ボルト３３はラック２４に形成された長穴３４を挿
通してナット３５によって締め付けられる。したがって
テーブル２６は長穴３４の長さの範囲内で傾斜角度を調
節することができる。
【００１２】ラック２４は、フローラックのフレーム３
６の内側に延びて設けられたピン３７およびローラ３８
上に置かれている。ラック２４の後部には、荷物Ｗの移
動方向に隔てて複数の切欠き４４が形成され、そのいず
れかがピン３７と係合している。この切欠き４４の係合
位置を選択することによりラック２４の荷物移動方向の
位置を調整することができる。
６の内側に延びて設けられたピン３７およびローラ３８
上に置かれている。ラック２４の後部には、荷物Ｗの移
動方向に隔てて複数の切欠き４４が形成され、そのいず
れかがピン３７と係合している。この切欠き４４の係合
位置を選択することによりラック２４の荷物移動方向の
位置を調整することができる。
【００１３】ブラケット２８，２９には位置調整用の長
穴４０が形成され、この長穴４０を通してボルト４２、
ナット４３によりにガイドポール２７がブラケット２８
に固定されている。したがって長穴４０の長さの範囲内
でガイドポール２７の荷物搬送方向の位置を調整するこ
とができる。またブラケット２８，２９は、図４に示す
ように、ボルト４５およびナット４６によって、フロー
ラックのフレーム３６に取り付けられている。フレーム
３６にはブラケット取り付け用の複数の取り付け穴が設
けられており、ブラケット２８、２９の位置を変えるこ
とにより、ガイドポール２７の取り付け位置をフローラ
ックの幅方向に変更できるようになっている。
穴４０が形成され、この長穴４０を通してボルト４２、
ナット４３によりにガイドポール２７がブラケット２８
に固定されている。したがって長穴４０の長さの範囲内
でガイドポール２７の荷物搬送方向の位置を調整するこ
とができる。またブラケット２８，２９は、図４に示す
ように、ボルト４５およびナット４６によって、フロー
ラックのフレーム３６に取り付けられている。フレーム
３６にはブラケット取り付け用の複数の取り付け穴が設
けられており、ブラケット２８、２９の位置を変えるこ
とにより、ガイドポール２７の取り付け位置をフローラ
ックの幅方向に変更できるようになっている。
【００１４】さらにフローラックは、図３に示すよう
に、床５１に設けられたボルト５２にナット５３によっ
て取り付けられており、それによりラックの位置を高さ
方向に調整することができる。
に、床５１に設けられたボルト５２にナット５３によっ
て取り付けられており、それによりラックの位置を高さ
方向に調整することができる。
【００１５】以上のような構成によれば、テーブル支持
板３１を回動させてテーブル２６の傾斜角度を調整する
ことができる。すなわち、作業者の体格やラックの取り
付け位置あるいは荷物の性状に応じて取り出しテーブル
の傾斜角度を調整できる。
板３１を回動させてテーブル２６の傾斜角度を調整する
ことができる。すなわち、作業者の体格やラックの取り
付け位置あるいは荷物の性状に応じて取り出しテーブル
の傾斜角度を調整できる。
【００１６】取り出しテーブルの傾斜角度の調整機構は
上記実施例に限られるものではない。たとえば、取り出
しテーブル２６をテーブル支持板３１に固定せずに、テ
ーブル２６だけを回動できるようにしてもよいし、また
そのための駆動機構（モータなど）を備えるようにして
もよい。さらに、位置調整のための溝を上下に複数個設
けて有段階で調整するように構成してもよい。要する
に、取り出しテーブルの傾斜角度の調整機構としては様
々な手段を採用することができる。
上記実施例に限られるものではない。たとえば、取り出
しテーブル２６をテーブル支持板３１に固定せずに、テ
ーブル２６だけを回動できるようにしてもよいし、また
そのための駆動機構（モータなど）を備えるようにして
もよい。さらに、位置調整のための溝を上下に複数個設
けて有段階で調整するように構成してもよい。要する
に、取り出しテーブルの傾斜角度の調整機構としては様
々な手段を採用することができる。
【００１７】また実施例においては天井走行車を含む自
動倉庫を例にとって説明したが、本発明のフローラック
の利用範囲はそれに限定されないことは言うまでもな
い。
動倉庫を例にとって説明したが、本発明のフローラック
の利用範囲はそれに限定されないことは言うまでもな
い。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作業者の
体格やラックの取り付け位置あるいは荷物の性状に応じ
て取り出しテーブルの傾斜角度を調整することができ
る。
体格やラックの取り付け位置あるいは荷物の性状に応じ
て取り出しテーブルの傾斜角度を調整することができ
る。
【図１】本発明によるフローラックの一実施例を用いた
自動倉庫の全体を示す斜視図である。
自動倉庫の全体を示す斜視図である。
【図２】天井走行車の昇降台とガイドポールを示す平面
図である。
図である。
【図３】ラックの詳細を示す側面図である。
【図４】ガイドポールおよびその取り付け用のブラケッ
トを示す平面図である。
トを示す平面図である。
２１ フローラック ２２、２３、２４ ラック ２６ 取り出しテーブル ３１ テーブル支持板 ３２ ピン ３３ ボルト ３４ 長穴 ３５ ナット Ｗ 荷物
Claims (1)
- 【請求項１】 傾斜した棚の後端側から入庫される荷物
が自重によって棚先端側に移動して収納され、棚先端に
設けられた取り出しテーブルから取り出されるフローラ
ックにおいて、前記取り出しテーブルの傾斜角度を調整
可能にしたことを特徴とするフローラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209392A JPH05208713A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | フローラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209392A JPH05208713A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | フローラック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208713A true JPH05208713A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12626396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4209392A Pending JPH05208713A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | フローラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05208713A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5780826A (en) * | 1995-03-27 | 1998-07-14 | Toyo Umpanki Co., Ltd. | Container handling apparatus and management system |
| CN107455997A (zh) * | 2017-09-14 | 2017-12-12 | 苏州柯瑞德物流科技有限公司 | 一种角度可调的流利式货架 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4209392A patent/JPH05208713A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5780826A (en) * | 1995-03-27 | 1998-07-14 | Toyo Umpanki Co., Ltd. | Container handling apparatus and management system |
| CN107455997A (zh) * | 2017-09-14 | 2017-12-12 | 苏州柯瑞德物流科技有限公司 | 一种角度可调的流利式货架 |
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