JPH0520837U - マシニングセンタ - Google Patents
マシニングセンタInfo
- Publication number
- JPH0520837U JPH0520837U JP7560991U JP7560991U JPH0520837U JP H0520837 U JPH0520837 U JP H0520837U JP 7560991 U JP7560991 U JP 7560991U JP 7560991 U JP7560991 U JP 7560991U JP H0520837 U JPH0520837 U JP H0520837U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- spindle
- axis
- tables
- machining center
- Prior art date
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- Pending
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- Machine Tool Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 B軸テーブルへのワークの着脱に係る時間を
減少させることにより加工効率を高める。 【構成】 B軸テーブル上に、回転軸を中心として一方
はスピンドルと対峙し他方はスピンドルと同方向となる
ように180°配設方向の異なる一対のNCテーブルを
配設する。
減少させることにより加工効率を高める。 【構成】 B軸テーブル上に、回転軸を中心として一方
はスピンドルと対峙し他方はスピンドルと同方向となる
ように180°配設方向の異なる一対のNCテーブルを
配設する。
Description
【0001】
本考案は横型のマシニングセンタに関するものであり、詳細には、該横型マシ ニングセンタの有するB軸テーブルの構造に改良を施すものである。
【0002】
従来のマシニングセンタにあっては、B軸テーブル上にワークを把持したパレ ットを載置して加工しており、ワークの交換はAPC(自動パレット交換機)等 を付設して行われていた。前記APCにおいては、例えば一つのパレットがB軸 テーブル上で加工されている場合には他のパレットに次のワークを準備し、順次 パレット交換をして加工していた。
【0003】
しかしながら、APCを用いる加工では、ワークのテーブルへの配設がパレッ トを介して段階的になされてることから、パレットの交換あるいはワークの着脱 等のための時間がロスタイムとなり加工効率を低下させているといった問題点が あった。 本考案は、上記した事情のもとになされたものであり、その目的とするところ は、B軸テーブルへのワークの着脱に掛る時間を減少させることにより加工効率 を高めることにある。
【0004】
上記した目的を達成するために、本考案は、加工テーブル上に回動可能に設け られているB軸テーブルを有する横型マシニングセンタにおいて、B軸テーブル 上、回転軸を中心として一方はスピンドルと対峙し他方はスピンドルと同方向と なるように180°配設方向の異なる一対のNCテーブルを配設してなるマシニ ングセンタを提供することにある。
【0005】
上記構成としたことにより、本考案によれば、配設方向が180°異なる一対 のNCテーブルがB軸テーブル上で回動することから、一方のNCテーブルに配 置されたワークにあってはスピンドルと対峙して加工可能となり、他方のNCテ ーブルはワークのローディング装置側に位置して加工後のワークと次のワークと の交換がなされる。 よって、APCを介してB軸テーブル上にパレットを載置するといった段階的 なワークの交換作業が簡易化され加工効率が高まる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1から図3を参照しながら詳細に説明する。 本考案は、加工テーブル上に回動可能に設けられているB軸テーブル1に一対 のNCテーブル2を配設するものであり、該NCテーブル2は前記B軸テーブル の回転軸Oを中心として、一方側のNCテーブル2aがスピンドルSと対峙する 状態時には他の一方側のNCテーブル2bはスピンドルと同方向となるように互 いに180°配設方向を異ならせて設けている。
【0007】 これにより、一方側のNCテーブル2aに載置したワークを加工している間に 他の一方側のNCテーブル2bで加工後のワークと次に加工するワークとの交換 が行われ、しかもそのNCテーブル2bにワークを直接に取付けることが可能と なる。
【0008】 すなわち、図3に示すように、(A)においてスピンドルと対峙する一方側の NCテーブル2a上のワークは加工可能な状態であり、他の一方側のNCテーブ ル2bはワークのローディング装置と対向し、他のワークとの交換が可能な状態 となっている。したがって符号2aで示すNCテーブル上のワークが加工中であ っても他の一方側のNCテーブル2bにあってはワークの着脱作業等が任意に行 われる。
【0009】 前記ワークの加工が終了すると、図3(B)のようにB軸テーブルを180° 回動させ、スピンドルと対峙するNCテーブルが入替えられ、加工後のワークが ローディング装置と対向して該NCテーブル2aにおいてワークの交換がなされ るのである。
【0010】 よって、前記一対のNCテーブル2にあっては、常時ワークの加工工程あるい は着脱工程のいづれか一方がなされ、この工程が繰返し行われることからワーク の着脱などに係る工程の時間が短縮される。
【0011】
以上説明したように、本考案によれば、加工テーブル上に回動可能に設けられ ているB軸テーブルを有する横型マシニングセンタにおいて、B軸テーブル上に 一方はスピンドルと対峙し他方はスピンドルと同方向となるように180°配設 方向の異なる一対のNCテーブルを配設したことにより、一対のNCテーブルの 一方側でワークの加工工程、他の一方側でワークの着脱工程がほぼ同時になされ 、B軸テーブルの回動により該工程が繰返しなされることから、APC等を介し て段階的になされていたワークの着脱等のためのロスタイムがなくなり、加工効 率が高まるといった優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】 同じく本考案の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図3】 本考案による動作工程を示す説明図である。
1 B軸テーブル O 回転軸 2 一対のNCテーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 加工テーブル上に回動可能に設けられて
いるB軸テーブルを有する横型マシニングセンタにおい
て、B軸テーブル上に、回転軸を中心として一方はスピ
ンドルと対峙し他方はスピンドルと同方向となるように
180°配設方向の異なる一対のNCテーブルを配設し
たことを特徴とするマシニングセンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7560991U JPH0520837U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | マシニングセンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7560991U JPH0520837U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | マシニングセンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520837U true JPH0520837U (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=13581126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7560991U Pending JPH0520837U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | マシニングセンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520837U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5851009A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-25 | Toyoda Mach Works Ltd | パレツト交換装置を備えた工作機械 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP7560991U patent/JPH0520837U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5851009A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-25 | Toyoda Mach Works Ltd | パレツト交換装置を備えた工作機械 |
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