JPH05208178A - 管路走行車 - Google Patents

管路走行車

Info

Publication number
JPH05208178A
JPH05208178A JP4211288A JP21128892A JPH05208178A JP H05208178 A JPH05208178 A JP H05208178A JP 4211288 A JP4211288 A JP 4211288A JP 21128892 A JP21128892 A JP 21128892A JP H05208178 A JPH05208178 A JP H05208178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipeline
wheels
conduit
traveling
drive wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4211288A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironao Takemori
弘尚 竹森
Hiromoto Horie
博元 堀江
Masahiro Kasai
正浩 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP4211288A priority Critical patent/JPH05208178A/ja
Publication of JPH05208178A publication Critical patent/JPH05208178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管路内に、正常な走行可能状態に容易にセッ
トできる管路走行車を提供する。 【構成】 管路10内を管路10の内面に接触する駆動
車輪34により走行する管路走行車において、駆動車輪
34を、径方向に張り出させる張り出し装置と、各駆動
車輪34を、管路10の軸方向に向かせる前後走行位置
と、管路10の軸直角方向に向かせる左右走行位置とに
旋回させる旋回装置とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば農業用水や雨水
等の管路内を清掃する管路清掃装置や管路点検作業車等
の管路走行車の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような管路走行車の一例と
しての管路清掃装置としては、管路の軸心(センター)位
置に吸引管を配置し、この吸引管に取付けた車輪を管路
の内面に接触させる。そして、この各車輪で吸引管を管
路の軸方向に走行させながら、吸引管の前端部の吸引ノ
ズルを円周方向へ揺動させて、管路の内面下部に堆積し
た汚泥等を吸引回収するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記管
路走行車を管路の入口にセットし、平行リンク等を用い
て、車輪を半径方向外側へ移動させて、上記車輪が管路
の内面に接触する走行可能状態にしようとする場合、車
輪が管路の軸方向に向いた前後走行位置にあると、車輪
は横滑りしながら管路の内面を登っていく状態となる。
この横すべりが抵抗となり、上記車輪を半径方向外側へ
スムーズに移動させることができず、管路走行車が軸回
りに傾いたりして、正常な走行可能状態にすることが難
しいという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、管路内に、正常
な走行可能状態に容易にセットできる管路走行車を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】管路内を管路の内面に接
触する駆動車輪により走行する管路走行車において、上
記駆動車輪を、径方向に張り出させる張り出し装置と、
上記各駆動車輪を、その駆動車輪を管路の軸方向に向か
せる前後走行位置と、その駆動車輪を管路の軸直角方向
に向かせる左右走行位置とに旋回させる旋回装置とを備
えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の管路走行車によれば、上記旋回装置に
よって上記各駆動車輪を軸方向に向かせる前後走行位置
にして、管路の入口に管路走行車を入れた後、上記旋回
装置によって上記各駆動車輪を軸直角方向に向かせる左
右走行位置にする。その後、上記張り出し装置によって
上記各駆動車輪を、径方向に張り出して、上記各駆動車
輪を上記管路の内面に接触させる。この各駆動車輪の張
り出し時に、上記各駆動車輪は軸直角方向を向いた左右
走行位置になっているので、上記各駆動車輪を、管路の
内面に沿ってスムーズに走行させることができる。次
に、上記旋回装置によって上記各駆動車輪を前後走行位
置にする。
【0007】このように、本発明によれば、上記各駆動
車輪の張り出し時に、管路の内面に沿って各駆動車輪を
スムーズに走行させることができるので、管路内に、正
常な走行可能状態に容易にセットできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
【0009】図6に示す農業用水等の管路10Aは小さ
い内径(例えば500mm)d1であり、図7に示す管路1
0Fは大きい内径(例えば1000mm)d6である。な
お、各管路10A,10Fの中間サイズとして、具体的
に図示しないが、所定の内径(例えばd2:600mm,d
3:700mm,d4:800mm,d5:900mm)の管路1
0B〜10Eもある。そして、各管路10A〜10Fの
内面下部に汚泥等11が堆積する。なお、各管路10A
〜10Fの内径d1〜d6を特に問題にしない場合には、
以下では単に管路10と記載する。
【0010】この実施例は、管路走行車の一種である管
路清掃装置であり、図1及び図2に示すように、管路1
0の軸心位置Cに、軸方向に長い吸引管12が配置され
る。この吸引管12には、前端部に蛇腹状の吸引ノズル
13が接続され、後端部に吸引ホース14が接続されて
いる。この吸引ホース14は、吸引車(図示しない。)の
吸引手段に接続されている。
【0011】上記吸引ノズル13の先端と吸引管12の
前端部とはシリンダ16とリンク17で連結され、この
シリンダ16とリンク17により、吸引ノズル13が軸
心位置Cに一致する退避位置と、下方へ湾曲して管路1
0の内面に沿う吸引位置(二点鎖線参照)とに上下揺動さ
れる。なお、管路10の内径が大きい場合には、吸引ノ
ズル13の先端に延長ノズル18を接続して、この延長
ノズル18の先端が管路10の内面に沿うようにする。
【0012】上記吸引管12の前端部には、上記吸引ノ
ズル13を円周方向(管路10の左右方向)へ揺動させる
モータ19が設けられている。また、上記吸引管12の
前端部の上部には、管路10内の状況を監視するカメラ
(CCDカメラ及びライト)20が搭載されている。
【0013】一方、上記吸引管12の中間部には、軸方
向へスライド自在なスライド筒22が支持されている。
このスライド筒22と吸引管12とはシリンダ23で連
結され、このシリンダ23により、スライド筒22が軸
方向の所定位置にスライドされる。このスライド筒22
の外周には、軸方向に所定の間隔でリンクブラケット2
4a〜24fがそれぞれ固定されている。
【0014】上記吸引管12の前部外周には、固縛部材
26a,26bが所定の間隔で取付けられ、この吸引管1
2の後部外周にも、固縛部材26c,26dが所定の間隔
で取付けられている。この各固縛部材26a〜26dは、
具体的には図5に示すように、上記吸引管12の外周に
嵌合可能なリング部26fと、このリング部26fのスリ
ット26eの両端から外方へ連なったボルト・ナット締
付け部26gとで構成されている。そして、リング部2
6fを吸引管12の外周に軸方向から嵌合させて、ボル
ト・ナット締付け部26gをボルト・ナット27で締付
けて吸引管12に締結固定する。
【0015】上記吸引管12の前部の固縛部材26a,2
6bには、この固縛部材26a,26bと第2連結部材32
の前部との間をリンク29a,29aで連結してなる前平
行リンク29が、円周上3等分位置にそれぞれ設けられ
ている。同様に、上記吸引管12の後部の固縛部材26
c,26dには、この固縛部材26c,26dと第2連結部材
32の後部との間をリンク29a,29aで連結してなる
後平行リンク30が、上記前平行リンク29と同じ円周
上3等分位置にそれぞれ設けられている。
【0016】上記前平行リンク29と後平行リンク30
は、第2連結部材32でそれぞれ一体的に連結されてい
る。また、上記スライド筒22のリンクブラケット24
aと上記前平行リンク29の一方のリンク29aとが第1
連結部材31で連結されている。したがって、上記スラ
イド筒22が前方(図2において左方)へスライドする
と、第1及び第2連結部材31,32を介して前・後平
行リンク29,30が半径方向外方へ同ストロークで拡
大し、逆にスライド筒22が後方(図2において右方)へ
スライドすると、第1,第2連結部材31,32を介して
前・後平行リンク29,30が半径方向内方へ同ストロ
ークで縮小する。
【0017】上記シリンダ23,スライド筒22,第1連
結部材31,前後平行リンク29,30等が、張り出し装
置を構成している。
【0018】上記前・後平行リンク29,30の拡大ス
トロークは、長さの異なるリンク29aに交換すること
で変えることができる。即ち、内径d1の管路10Aの
場合には、リンク29aを長さm1のものとする。そし
て、内径d2の管路10Bでは長さm2、内径d3の管路
10Cでは長さm3、内径d4の管路10Dでは長さm
4、内径d5の管路10Eでは長さm5、内径d6の管路
10Fでは長さm6のものにそれぞれ交換する。このリ
ンク29aの交換に伴って、第1連結部材31も、上記
スライド筒22の各リンクブラケット24a〜24fを利
用して、各長さm1〜m6に対応するものに交換する。
【0019】上記各第2連結部材32,…,32の前部上
面及び後部上面には、ブラケット33で駆動車輪34が
それぞれ取付けられている。この各ブラケット33は、
上記第2連結部材32に旋回可能に枢着されている。上
記第2連結部材32の前部と後部のブラケット33,3
3はシリンダ36で連結され、このシリンダ36によ
り、駆動車輪34を、管路10の軸方向に向かせる前後
走行位置(図3参照)と、管路10の軸直角方向に向かせ
る左右走行位置(図4参照)とに90度で旋回させる。
【0020】上記シリンダ36およびブラケット33が
旋回装置を構成する。
【0021】上記各駆動車輪34には、具体的に図示し
ないがモータが内蔵されていて、このモータにより、駆
動車輪34が回転駆動されるようになっている。
【0022】上記構成において、図8及び図9に示すよ
うに吸引管12を管路10の入口部にセットした後、図
10及び図11に示すように、上記シリンダ36で駆動
車輪34を左右走行位置に旋回させる。その後、上記シ
リンダ34でスライド筒22を前方へスライドさせ、前
・後平行リンク29,30を半径方向外方へ同ストロー
クで拡大させると、図12及び図13に示すように、下
になる駆動車輪34は、左右方向へ走行しながら管路1
0の内面を登っていき、管路10の内面の円周上3等分
位置に接触する。この各平行リンク29,30の拡大に
伴う突っ張り作用により、吸引管12が正確に管路10
の軸心位置Cに配置される。その後、図14及び図15
に示すように、シリンダ36で駆動車輪34を前後走行
位置に旋回させる。
【0023】このように、吸引管12の管路10へのセ
ット時(又はアンセット時)に駆動車輪34を旋回操作す
ると、駆動車輪34が横滑りしないので、各平行リンク
29,30の拡大(又は縮小)がスムースになる。また、
駆動車輪34は横滑りでなく走行するものであるから、
駆動車輪34の走行抵抗に違いが生じにくいので、吸引
管12が傾く(旋回する)おそれが少ない。
【0024】なお、具体的に説明はしないが、内径d2
の管路10Bでは長さm2のリンク19a、内径d3の管
路10Cでは長さm3のリンク19a、内径d4の管路1
0Dでは長さm4のリンク19a、内径d5の管路10E
では長さm5のリンク19a、内形d6の管路10Fでは
長さm6のリンク19aに、それぞれ交換すれば、同様
に吸引管12を正確に管路10B〜10Eの軸心位置C
に配置することができる。
【0025】また、上記構成において、各平行リンク2
9,30や駆動車輪34等が破損等した場合、各固縛部
材26a〜26dのボルト・ナット27を緩めると、各固
縛部材26a〜26dごと各平行リンク29,30等を吸
引管12の軸方向に抜き取ることができ、メンテナンス
が容易に行える。
【0026】さらに、清掃作業中に駆動車輪34の走行
位置に枝管等の窪みや固結したセメント等の脹らみがあ
る場合、管路清掃装置が走行できなくなるので、従来で
は作業者が管路10内に入って管路清掃装置を傾けて窪
みや脹らみを回避する作業を行っていたが、本実施例で
はシリンダ36で駆動車輪34を左右走行位置に旋回さ
せて、駆動車輪34を走行駆動すれば、窪みや脹らみを
回避することができる。
【0027】尚、上記実施例では、管路走行車としての
管路清掃装置について説明したが、管路走行車として
は、管路清掃装置に限らず、管路点検作業車等であって
もよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の管路走行車は、各駆動車輪の張り出し時に、旋回装置
によって上記各駆動車輪を軸直角方向に向かせる左右走
行位置にすることができ、管路の内面に沿って各駆動車
輪をスムーズに走行させることができるので、管路内
に、正常な走行可能状態に容易にセットできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の管路走行車の実施例の斜視図であ
る。
【図2】 上記実施例の側面図である。
【図3】 上記実施例の前後走行位置の駆動車輪の平面
図である。
【図4】 上記実施例の左右旋回位置の駆動車輪の平面
図である。
【図5】 上記実施例の固縛部材の正面図である。
【図6】 小内径の管路の断面図である。
【図7】 大内径の管路の断面図である。
【図8】 上記実施例のセット時の断面図である。
【図9】 図8に示した上記実施例の側面図である。
【図10】 上記実施例の管路走行車の駆動車輪の左右
旋回状態の断面図である。
【図11】 図10の側面図である。
【図12】 上記実施例の駆動車輪の左右旋回駆動状態
の断面図である。
【図13】 図12の側面図である。
【図14】 上記実施例の駆動車輪の前後走行駆動状態
の断面図である。
【図15】 図14の側面図である。
【図16】 管路走行車が傾いた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10(A〜F)…管路、12…吸引管、34…駆動車輪、
36…シリンダ、C…軸心位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路内を管路の内面に接触する駆動車輪
    により走行する管路走行車において、 上記駆動車輪を、径方向に張り出させる張り出し装置
    と、 上記各駆動車輪を、その駆動車輪を管路の軸方向に向か
    せる前後走行位置と、その駆動車輪を管路の軸直角方向
    に向かせる左右走行位置とに旋回させる旋回装置とを備
    えたことを特徴とする管路走行車。
JP4211288A 1992-08-07 1992-08-07 管路走行車 Pending JPH05208178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4211288A JPH05208178A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 管路走行車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4211288A JPH05208178A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 管路走行車

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03225698 Division 1991-09-05 1991-09-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05208178A true JPH05208178A (ja) 1993-08-20

Family

ID=16603453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4211288A Pending JPH05208178A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 管路走行車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05208178A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111962655A (zh) * 2020-07-10 2020-11-20 安徽工程大学 一种河涌污水管网清淤机器人
CN113118155A (zh) * 2021-04-23 2021-07-16 滨州学院 一种扫喷一体化管道清理机器人

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111962655A (zh) * 2020-07-10 2020-11-20 安徽工程大学 一种河涌污水管网清淤机器人
CN111962655B (zh) * 2020-07-10 2021-07-09 安徽工程大学 一种河涌污水管网清淤机器人
CN113118155A (zh) * 2021-04-23 2021-07-16 滨州学院 一种扫喷一体化管道清理机器人

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05214762A (ja) 管路清掃装置
US20030040266A1 (en) Wheel cleaning device
JPH05208178A (ja) 管路走行車
JP3688981B2 (ja) 管路の内壁加工装置
US4526106A (en) Three-wheeled adjustable vehicle
JP3994506B2 (ja) トンネル内灯具の自動清掃装置
KR102194219B1 (ko) 차선제거장치
JP2839761B2 (ja) 管路清掃装置
KR101881566B1 (ko) 노후 관로의 도막 제거에 사용되는 에어 가스켓 스크레이퍼 장치
US2468984A (en) Machine for sandblast cleaning of tubular goods
JPH0274735A (ja) 下水道管内清掃装置
JP2002029394A (ja) 車両洗浄装置及び車両洗浄システム
JPH05245456A (ja) 管路清掃装置
JP3592084B2 (ja) 管内走行ロボット
JPH08188151A (ja) 管路点検作業車
JPH05345176A (ja) 管路清掃装置
CN105846360A (zh) 一种电缆敷设用履带式行驶车
JPH05247994A (ja) 管路清掃装置
JPH0296033A (ja) 下水道管内清掃方法
JP2839762B2 (ja) 管路清掃装置
US2986977A (en) Roller attachment for automotive vehicles
CN217843151U (zh) 排水管道检测机器人的行走机构
JPH09141222A (ja) 管路気中ケーブルの管内監視装置
US2924268A (en) Tire trueing device
CN211276021U (zh) 一种汽车排气管的弯管装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees