JPH05207774A - サーボモータの制御装置 - Google Patents
サーボモータの制御装置Info
- Publication number
- JPH05207774A JPH05207774A JP4010706A JP1070692A JPH05207774A JP H05207774 A JPH05207774 A JP H05207774A JP 4010706 A JP4010706 A JP 4010706A JP 1070692 A JP1070692 A JP 1070692A JP H05207774 A JPH05207774 A JP H05207774A
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- Japan
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- voltage
- power supply
- servo motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来は検出精度が特に高い電源電圧検出手段
が必要で技術上の困難とコスト高の問題があったが、本
発明は通常の検出精度の電源電圧検出手段を用いて安定
な制御を行い、上記問題を解決したサーボモータの制御
装置を提供する。 【構成】 トルク指令と速度フィールドバック値とによ
り、データテーブルにあらかじめ設定されているPWM
信号を読みだして出力するフィードフォワード補償器1
と、PWM電圧でサーボモータ7を駆動する駆動回路2
と、電源9の電圧が変動した時、電圧変動分に所定の係
数を乗じた値を電圧変動を補償する方向に速度フィード
バック値に加える電圧−速度変換器5と、上記所定の係
数の値を電圧変動分の大きさに応じて変化させる手段6
とを備え、電源電圧変動を速度フィードバック値に変換
して補償する。
が必要で技術上の困難とコスト高の問題があったが、本
発明は通常の検出精度の電源電圧検出手段を用いて安定
な制御を行い、上記問題を解決したサーボモータの制御
装置を提供する。 【構成】 トルク指令と速度フィールドバック値とによ
り、データテーブルにあらかじめ設定されているPWM
信号を読みだして出力するフィードフォワード補償器1
と、PWM電圧でサーボモータ7を駆動する駆動回路2
と、電源9の電圧が変動した時、電圧変動分に所定の係
数を乗じた値を電圧変動を補償する方向に速度フィード
バック値に加える電圧−速度変換器5と、上記所定の係
数の値を電圧変動分の大きさに応じて変化させる手段6
とを備え、電源電圧変動を速度フィードバック値に変換
して補償する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィードフォワード電
流制御を行う、特に電圧変動分を速度フィードバック値
に変換して電源電圧変動を補償するサーボモータの制御
装置に関する。
流制御を行う、特に電圧変動分を速度フィードバック値
に変換して電源電圧変動を補償するサーボモータの制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サーボモータの制御装置は性能向
上のためのアナログ制御からディジタル制御に移行しつ
つあり、その特徴を活かしたフィードフォワード電流制
御が積極的に用いられている。以下図面を参照しながら
従来のサーボモータの制御装置の一例を説明する。
上のためのアナログ制御からディジタル制御に移行しつ
つあり、その特徴を活かしたフィードフォワード電流制
御が積極的に用いられている。以下図面を参照しながら
従来のサーボモータの制御装置の一例を説明する。
【0003】図2は従来のフィードフォワード電流制御
を用いたサーボモータの制御装置の主要部を示すもので
ある。図2において、1は速度フィードバック値とトル
ク指令によりPWM信号を出力するフィードフォワード
補償器、2はサーボモータを駆動する駆動回路、3はエ
ンコーダ信号により回転速度を検出して速度フィードバ
ック値を出力する回転速度検出手段、4は電源9の電圧
を検出する電源電圧検出手段、5は電源9の電圧変動を
それがモータ回転におよぼす影響が等価である速度フィ
ードバック値に変換する電圧−速度変換器、7はサーボ
モータ、8はエンコーダである。
を用いたサーボモータの制御装置の主要部を示すもので
ある。図2において、1は速度フィードバック値とトル
ク指令によりPWM信号を出力するフィードフォワード
補償器、2はサーボモータを駆動する駆動回路、3はエ
ンコーダ信号により回転速度を検出して速度フィードバ
ック値を出力する回転速度検出手段、4は電源9の電圧
を検出する電源電圧検出手段、5は電源9の電圧変動を
それがモータ回転におよぼす影響が等価である速度フィ
ードバック値に変換する電圧−速度変換器、7はサーボ
モータ、8はエンコーダである。
【0004】以上のように構成されたサーボモータの制
御装置について以下その動作について説明する。フィー
ドフォワード補償器1では、回転速度検出手段3が出力
する速度フィードバック値とサーボモータの電気的定数
によりモータの逆起電圧を算出し、トルク指令によって
指令された電流を流すために必要なPWM信号を算出し
て駆動回路2に出力する。このPWM信号の算出は、演
算速度を速めるために、各回転数ごとにトルク指令値と
PWM信号との関係のデータをあらかじめ計算してメモ
リに格納してあり、フィードフォーワード補償器1は速
度フィードバック値とトルク指令が入力されるとPWM
信号をメモリから取り出して出力している。しかし、あ
らかじめ格納したPWM信号のデータは電源電圧が一定
としたものであるので、電源電圧の変動がある場合は電
源電圧検出手段4で検出した電源電圧の変動分を電圧−
速度変換器5で所定の係数を乗じてモータ回転におよぼ
す影響が等価な速度フィードバック値に変換し、回転速
度検出手段3が出力する速度フィードバック値に加える
ことにより指令値とPWM信号の関係を保って、サーボ
モータの制御を行っている。
御装置について以下その動作について説明する。フィー
ドフォワード補償器1では、回転速度検出手段3が出力
する速度フィードバック値とサーボモータの電気的定数
によりモータの逆起電圧を算出し、トルク指令によって
指令された電流を流すために必要なPWM信号を算出し
て駆動回路2に出力する。このPWM信号の算出は、演
算速度を速めるために、各回転数ごとにトルク指令値と
PWM信号との関係のデータをあらかじめ計算してメモ
リに格納してあり、フィードフォーワード補償器1は速
度フィードバック値とトルク指令が入力されるとPWM
信号をメモリから取り出して出力している。しかし、あ
らかじめ格納したPWM信号のデータは電源電圧が一定
としたものであるので、電源電圧の変動がある場合は電
源電圧検出手段4で検出した電源電圧の変動分を電圧−
速度変換器5で所定の係数を乗じてモータ回転におよぼ
す影響が等価な速度フィードバック値に変換し、回転速
度検出手段3が出力する速度フィードバック値に加える
ことにより指令値とPWM信号の関係を保って、サーボ
モータの制御を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の制御方
式では電圧変動の検出誤差が大きいと制御が不安定にな
る。電源電圧の変動分が小さい時には変動分に対する検
出誤差の割合が大きくなるのでこのことは特に問題にな
る。そのため上記従来の構成では電源電圧検出手段は検
出精度が特に高いことが要求され技術上の困難とコスト
高の問題を有していた。
式では電圧変動の検出誤差が大きいと制御が不安定にな
る。電源電圧の変動分が小さい時には変動分に対する検
出誤差の割合が大きくなるのでこのことは特に問題にな
る。そのため上記従来の構成では電源電圧検出手段は検
出精度が特に高いことが要求され技術上の困難とコスト
高の問題を有していた。
【0006】本発明は、通常の検出精度の電源電圧検出
手段を用いて、上記技術上の困難とコスト高の問題を解
決したサーボモータの制御装置を提供することを目的と
する。
手段を用いて、上記技術上の困難とコスト高の問題を解
決したサーボモータの制御装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサーボモータの制御装置は、電源の電圧が
変動した時、電圧変動分に所定の係数を乗じた値を電圧
変動を補償する方向に速度フィードバック値に加える電
圧−速度変換器と、上記所定の係数の値を電圧変動分の
大きさに応じて変化させる手段とを備えている。
に、本発明のサーボモータの制御装置は、電源の電圧が
変動した時、電圧変動分に所定の係数を乗じた値を電圧
変動を補償する方向に速度フィードバック値に加える電
圧−速度変換器と、上記所定の係数の値を電圧変動分の
大きさに応じて変化させる手段とを備えている。
【0008】
【作用】電源電圧の変動分が小さい時には上記所定の係
数の値を小さくして検出誤差による制御の不安定を防止
している。
数の値を小さくして検出誤差による制御の不安定を防止
している。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明のサーボモータの制御装置の
主要部を示すもので、図2の従来例と同一の目的の部材
は同番号を付し説明は省略する。図1において、6は電
圧変動の補償の係数の値を変化させる手段である。すな
わち、電源電圧の変動は電源電圧検出手段4により検出
され、その値は電圧−速度変換器5に入力される。電圧
−速度変換器5は、その内部の上記手段6により、電圧
変動が小さい時は小さな係数を電圧変動が大きい時は大
きな係数を電圧変動分に乗じ、その値を電圧変動分に相
当する速度フィードバック値として出力する。
ら説明する。図1は本発明のサーボモータの制御装置の
主要部を示すもので、図2の従来例と同一の目的の部材
は同番号を付し説明は省略する。図1において、6は電
圧変動の補償の係数の値を変化させる手段である。すな
わち、電源電圧の変動は電源電圧検出手段4により検出
され、その値は電圧−速度変換器5に入力される。電圧
−速度変換器5は、その内部の上記手段6により、電圧
変動が小さい時は小さな係数を電圧変動が大きい時は大
きな係数を電圧変動分に乗じ、その値を電圧変動分に相
当する速度フィードバック値として出力する。
【0010】前記のように、電圧変動が小さい時は検出
誤差の割合が大きく制御の不安定が起こりやすいが、本
発明のサーボモータの制御装置ではその場合電圧変動の
補償の係数を小さくするので制御の安定を保つことがで
きる。
誤差の割合が大きく制御の不安定が起こりやすいが、本
発明のサーボモータの制御装置ではその場合電圧変動の
補償の係数を小さくするので制御の安定を保つことがで
きる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、電源電圧の変動
の補償の係数の値を切り替えることにより、一般的な精
度の電源電圧検出手段を用いてサーボモータを安定に駆
動することができる。
の補償の係数の値を切り替えることにより、一般的な精
度の電源電圧検出手段を用いてサーボモータを安定に駆
動することができる。
【図1】本発明のサーボモータの制御装置の主要部を示
すブロック図
すブロック図
【図2】従来のサーボモータの制御装置の主要部を示す
ブロック図
ブロック図
1 フィードフォワード補償器 2 駆動回路 3 回転速度検出手段 4 電源電圧検出手段 5 電圧−速度変換器 6 電圧変動補償の係数の値を変化させる手段 7 サーボモータ 8 エンコーダ 9 電源
Claims (1)
- 【請求項1】トルク指令と速度フィードバック値とによ
り、データテーブルにあらかじめ設定され記憶されてい
るPWM信号を読みだして駆動回路に出力するフィード
フォワード補償器と、PWM信号により作られるPWM
電圧でサーボモータを駆動する駆動回路と、PWM電圧
を供給する電源の電圧が変動した時、電圧変動分に所定
の係数を乗じた値を電圧変動を補償する方向に速度フィ
ードバック値に加える電圧−速度変換器と、上記所定の
係数の値を電圧変動分の大きさに応じて変化させる手段
とを備えた、電圧変動分を速度フィードバック値に変換
して電源電圧変動を補償するサーボモータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01070692A JP3252427B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | サーボモータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01070692A JP3252427B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | サーボモータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05207774A true JPH05207774A (ja) | 1993-08-13 |
JP3252427B2 JP3252427B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=11757746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01070692A Expired - Fee Related JP3252427B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | サーボモータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3252427B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032435A1 (fr) * | 2006-09-11 | 2008-03-20 | Rohm Co., Ltd. | Circuit de commande moteur, dispositif de commande moteur, dispositif de commande de charge, dispositif électronique et procédé de modulation d'impulsion |
JP2019048363A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-28 | アール・ビー・コントロールズ株式会社 | モータのインバータ制御における電源電圧監視装置 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP01070692A patent/JP3252427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032435A1 (fr) * | 2006-09-11 | 2008-03-20 | Rohm Co., Ltd. | Circuit de commande moteur, dispositif de commande moteur, dispositif de commande de charge, dispositif électronique et procédé de modulation d'impulsion |
JP2008067584A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Rohm Co Ltd | モータ駆動回路、モータ駆動装置、負荷駆動装置、および電子機器、ならびにパルス変調方法 |
US8190005B2 (en) | 2006-09-11 | 2012-05-29 | Rohm Co., Ltd. | Motor driving circuit and load driving apparatus with pulse width modulation |
JP2019048363A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-28 | アール・ビー・コントロールズ株式会社 | モータのインバータ制御における電源電圧監視装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3252427B2 (ja) | 2002-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |