JPH0520742A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH0520742A
JPH0520742A JP3168103A JP16810391A JPH0520742A JP H0520742 A JPH0520742 A JP H0520742A JP 3168103 A JP3168103 A JP 3168103A JP 16810391 A JP16810391 A JP 16810391A JP H0520742 A JPH0520742 A JP H0520742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
tape
loop
detector
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3168103A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Kamise
重朗 上瀬
Tetsuo Sakurai
哲夫 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3168103A priority Critical patent/JPH0520742A/ja
Publication of JPH0520742A publication Critical patent/JPH0520742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】テンションアームの不要な変動を抑え、安定な
リール走行を実現するようにする。 【構成】ライマーローラ20、検出器22、減算器2、
周波数検出器3、フィルタ4、抵抗5、演算増幅器6、
モータドライブ回路12、リールモータ13は、テープ
を巻回したリールの回転を目標値に制御するためのサー
ボループを形成する。回転角検出手段15は、リールの
回転角を検出する。コマンド発生器24、I/O回路2
5、デコーダ26、スイッチ10、11、抵抗8、9等
は、テープの速度情報と前記回転角検出手段により得ら
れる回転角情報をもとに、リールのテープ巻径を計算
し、その値に応じて前記サーボループのループゲインを
切換える手段を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気テープ上に情報を
記録するビデオテープレコーダ(以下VTRと記す)等
の磁気記録再生装置に関するもので、特にリール走行を
安定化させるサーボ系統を改善したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR等における磁気記録再生装
置において、リール速度制御装置は図3に示すような構
成である。テープ35は、リール部により巻回されてお
り、所定のテープ走行経路に沿って走行する。テープ3
5の走行経路には、タイマーローラ38が設けられてお
り、テープ35が走行するとこのタイマーローラ38が
回転駆動されるようになっている。タイマーローラ38
は、テープ速度を検出するためのものであり、タイマー
ローラ38の回転軸に関連して設けられた回転体39が
テープ速度に比例して回転し、この回転を検出器40が
検出する。これにより検出器40からは、テープ速度に
比例した周波数F1のタイマータックが得られる。
【0003】テープの走行時には、周波数F1と目標値
(目標周波数)F2との差分が減算器28により求めら
れる。この差分周波数は、周波数検出器29に入力され
る。周波数検出器29は、差分周波数をもとに目標値に
対して遅れている場合はリールを速める信号を送り、逆
に進んでいる場合はリールを遅くする信号をフィルタ3
0を介してモータドライブ回路31に供給する。フィル
タ30は、位相補償を行うためのものである。これによ
りリールモータ32は、目標値の速度を維持しながら回
転する。
【0004】ここで、テープ走行経路には、テンション
アーム36が設けられており、ばね37により付勢され
ている。このテンションアーム36は、送り出しリール
のテープテンションを一定にするためのものである。
【0005】上記の制御ループにおいて、ループゲイン
を決定する要素の1つに、テンションアーム36及びば
ね37による外乱がある。図4は、制御ループにおける
特性を示しており、リールの巻径rが小さい場合は、外
乱の影響を強く受けるために、位相が180°遅れるポ
イントにおいて、ゲインが正となり、結果として共振を
引き起こす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したリール制御ル
ープにおいては、リールの巻き始め付近においてテンシ
ョンアームによる外乱が強く現れる。これは共振点にお
けるゲインを0dBより高めるほど大きい。この結果、テ
ンションアームが共振状態となりテープを傷めることに
なる。そこでこの発明は、テンションアームの不要な変
動を抑え、安定なリール走行を行うことができる磁気記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、テープを巻
回したリールの回転を目標値に制御するためのサーボル
ープと、前記リールの回転角を検出する回転角検出手段
と、前記テープの速度情報と前記回転角検出手段により
得られる回転角情報をもとに、前記リールのテープ巻径
を計算し、その値に応じて前記サーボループのループゲ
インを切換える手段とを備える。
【0008】
【作用】上記の手段により、リールのテープ巻径が巻き
始め付近における巻径と同等の場合は、制御ループのゲ
インを小さくすることができ、共振点付近でのループゲ
インを0dBより小さくすることができ、テンションアー
ムの共振を回避することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1はこの発明の一実施例である。テープ
17は、リール部により巻回されており、所定のテープ
走行経路に沿って走行する。テープ17の走行経路に
は、タイマーローラ20が設けられており、テープ17
が走行するとこのタイマーローラ20が回転駆動される
ようになっている。タイマーローラ20は、テープ速度
を検出するためのものであり、タイマーローラ20の回
転軸に関連して設けられた回転体21はテープ速度に比
例した速度で回転し、この回転を検出器22が検出す
る。これにより検出器22からは、テープ速度に比例し
た周波数F1のタイマータックが得られる。
【0011】テープの走行時には、周波数F1と目標値
(目標周波数)F2との差分が減算器2により求められ
る。この差分周波数は、周波数検出器3に入力される。
周波数検出器3は、差分周波数をもとに目標値に対して
遅れている場合はリールを速める信号を送り、逆に進ん
でいる場合はリールを遅くする信号をフィルタ4、ルー
プ抵抗5、演算増幅器6を介してモータドライブ回路1
2に供給する。フィルタ4は、位相補償を行うためのも
のである。これによりリールモータ13は、目標値の速
度を維持しながら回転する。これまでの経路は、従来の
ものと変わりはない。またテープ17の走行路の途中に
は、ばね19により付勢されたテンションアーム18が
設けられている。
【0012】このシステムでは、リールの回転検出器1
5が設けられ、この回転検出器15の出力と先のタイマ
ータックとは、コマンド発生器24に入力されている。
コマンド発生器24は、リールの回転角とテープの速度
周波数をもとにして、現在のテープ巻径rを算出し、巻
径に応じて最適なループゲインを得るようなコマンドを
発生する。このコマンドは、入力出力(I/O)回路2
5を介してデコーダ26に入力される。デコーダ26
は、コマンドをデコードしてループゲインを切換えるこ
とができる。
【0013】ループゲインは、次のように切り替わる。
即ち、演算増幅器6と並列に抵抗7が設けられている。
さらにこの抵抗7と並列に、抵抗8とスイッチ11によ
る第1の直列回路、抵抗9とスイッチ10による第2の
直列回路が設けられている。そして、スイッチ10、1
1の状態を切換えることによりループゲインを選択する
ことができる。ループゲインは、抵抗5と、抵抗7、
8、9を並列接続した合成抵抗との比に依存する。従っ
て、デコーダ26から出力された制御信号により、スイ
ッチ10、11のいずれか一方もしくは両方をオン、ま
たはオフ制御することによりループゲインを切換えるこ
とができる。
【0014】図4で説明したように、共振点におけるゲ
インの隆起は、スイッチ10、11をオンにしてループ
ゲインを下げることにより抑圧することができる。この
ように制御した場合、ループ特性は、図2に示すように
なり、結果として共振を回避することでき、テープの傷
付き等を防止でき、かつテープの安定走行を実現するこ
とができる。なおループのゲインを切換える手段として
は、各種の実施例が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
テンションアームの不要な変動を抑え、安定なリール走
行を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図。
【図2】この発明の装置のオープンループ特性を示す
図。
【図3】従来のリール制御ループを示す図。
【図4】従来のリール制御ループのオープンループ特性
を示す図。
【符号の説明】
2…減算器、3…周波数検出器、4…フィルタ、5、
7、8、9…抵抗、6…演算増幅器、10、11…スイ
ッチ、12…モータドライブ回路、13…リールモー
タ、15…回転検出器、17…テープ、18…テンショ
ンアーム、20…タイマーローラ、24…コマンド発生
器、25…I/O回路、26…デコーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】テープを巻回したリールの回転を目標値に
    制御するためのサーボループと、 前記リールの回転角を検出する回転角検出手段と、 前記テープの速度情報と前記回転角検出手段により得ら
    れる回転角情報をもとに、前記リールのテープ巻径を計
    算し、その値に応じて前記サーボループのループゲイン
    を切換える手段とを具備したことを特徴とする磁気記録
    再生装置。
JP3168103A 1991-07-09 1991-07-09 磁気記録再生装置 Pending JPH0520742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3168103A JPH0520742A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3168103A JPH0520742A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520742A true JPH0520742A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15861900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3168103A Pending JPH0520742A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0520742A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0810595A2 (en) * 1992-07-21 1997-12-03 Sony Corporation Recording and/or reproducing apparatus having no capstan and no pinch roller and method of controlling the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0810595A2 (en) * 1992-07-21 1997-12-03 Sony Corporation Recording and/or reproducing apparatus having no capstan and no pinch roller and method of controlling the same
EP0810595A3 (en) * 1992-07-21 1998-01-07 Sony Corporation Recording and/or reproducing apparatus having no capstan and no pinch roller and method of controlling the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS636933B2 (ja)
US5477400A (en) Tape transport system control device
JPH0520742A (ja) 磁気記録再生装置
US4426668A (en) High-speed tape transport system
JPS6161460B2 (ja)
JPH0115936B2 (ja)
JPH0528589A (ja) テンシヨン制御装置
JPS5870450A (ja) 斜め走査形磁気記録再生装置
JP3022217B2 (ja) テープスピード制御装置
JP2916024B2 (ja) テープ駆動制御装置
JP2768987B2 (ja) テープテンション制御装置
JPH028383B2 (ja)
JP3105560B2 (ja) テープ張力制御装置
JPH0213383B2 (ja)
JP2771713B2 (ja) テープ駆動制御装置
JPH0216421Y2 (ja)
JPS61177661A (ja) 磁気テ−プ駆動装置
JPS628348A (ja) リ−ルモ−タ制御装置
JPH028382B2 (ja)
JPS58139350A (ja) テ−プ走行制御装置
JP2786698B2 (ja) テープ走行装置
JPH10162452A (ja) 磁気記録再生装置
JP3240815B2 (ja) テープテンション制御方法及びテープテンション制御装置
JPH0354754A (ja) リールモータ制御装置
JPS5873040A (ja) 斜め走査形磁気記録再生装置