JPH0520651A - 回転ヘツドドラムの組立装置 - Google Patents

回転ヘツドドラムの組立装置

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JPH0520651A
JPH0520651A JP3197368A JP19736891A JPH0520651A JP H0520651 A JPH0520651 A JP H0520651A JP 3197368 A JP3197368 A JP 3197368A JP 19736891 A JP19736891 A JP 19736891A JP H0520651 A JPH0520651 A JP H0520651A
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    • G11B5/53Disposition or mounting of heads on rotating support

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ヘッドドラムをドラム基台の上部に取り
付ける際に、回転ヘッドドラムと外部のアンプとの間の
信号系の電気的な接続を自動的に行えるようにするこ
と。 【構成】 回転ヘッドドラム1の下部に引き出された複
数の信号系のランド15を、外部のアンプに電気的に接
続されてドラム基台11に上向けに取り付けられたスプ
リングピンコネクタ20の複数のスプリングピン20a
に上方から接触させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデジタル・ビデ
オテープレコーダに適用するのに最適な回転ヘッドドラ
ムの組立装置に関し、特に、回転ヘッドドラムをドラム
基台の上部に組み立てる際の信号系の電気的な接続方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオテープレコーダでは、
回転ヘッドドラムの信号系を外部のアンプに電気的に接
続するのにハーネスやフレキシブルプリント基板を用い
るのが一般的であった。
【0003】しかし、磁気記録の高密度化ビデオテープ
レコーダであるデジタル・ビデオテープレコーダは、回
転ヘッドドラムの回転ヘッド数が10数個と非常に多い
上に、高性能化に伴い回転ヘッドドラムの駆動系の信号
も増えているために、回転ヘッドドラムから引き出され
る信号系の数が非常に増えてきている。一方、デジタル
・ビデオテープレコーダでも、他のビデオテープレコー
ダと同様に小型、軽量化に伴い、回転ヘッドドラムの小
径化が進み、必要以上の機械的強度も許されなくなって
きている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、特に、デジタ
ル・ビデオテープレコーダでは、小型の回転ヘッドドラ
ムから多数の信号系を引き出す必要があり、この多数の
信号系を従来のようにハーネスやフレキシブルプリント
基板を用いて外部のアンプに電気的に接続する方式で
は、特に、回転ヘッドドラムをドラム基台の上部に組み
立てる際や分解修理等を行う際の作業性を非常に悪くす
る。
【0005】そこで、回転ヘッドドラムの下ドラムに複
数のコネクタ取付穴をあけて、その内部にドラム側の差
込式コネクタを取り付け、外部のアンプに接続されたア
ンプ側の差込式コネクタをドラム側の差込式コネクタに
ドラム基台の下方から差し込むようにしたコネクタ接続
方式が考えられている。
【0006】しかし、小径の回転ヘッドドラムの下ドラ
ムに複数のコネクタ取付穴をあけてしまうと、ドラムの
機械的強度が著しく低下してしまう。また、複数のアン
プ側の差込式コネクタを複数のドラム側の差込式コネク
タにドラム基台の下方から1つずつ差し込む作業は非常
に面倒であると言う問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、回転ヘッドドラムをドラム基台の
上部に取り付ける際に、回転ヘッドドラムと外部のアン
プとの間の信号系の電気的な接続を自動的に行えるよう
にした回転ヘッドドラムの組立装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の回転ヘッドドラムの組立装置の請求項1
は、回転ヘッドドラムの下部に引き出された複数の信号
系の入出力端子を、外部のアンプに電気的に接続されて
ドラム基台に上向けに取り付けられたスプリングピンコ
ネクタの複数のスプリングピンに上方から接触させるよ
うに構成したものである。請求項2は、スプリングピン
コネクタが取り付けられてドラム基台に取り付けられる
コネクタ基板を回転ヘッドドラムに対して位置決めする
ように構成したものである。請求項3は、ドラム基台に
取り付けたコネクタ基板に、少なくとも板厚方向に対し
て直角な方向の自由度を持たせたものである。請求項4
は、コネクタ基板に対してスプリングピンコネクタを位
置決めピンによって位置決めしたものである。請求項5
は、コネクタ基板に対するスプリングピンコネクタの位
置決めピンと、回転ヘッドドラムに対するコネクタ基板
の位置決めピンとを兼用したものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された回転ヘッドドラムの組
立装置の請求項1は、回転ヘッドドラムをドラム基台の
上部に取り付けると、回転ヘッドドラムの複数の信号系
の入出力端子がドラム基台に取り付けられているスプリ
ングピンコネクタの複数のスプリングピンに上方から接
触されて、回転ヘッドドラムと外部のアンプとの間の信
号系の電気的な接続が自動的に行われる。請求項2は、
回転ヘッドドラムをドラム基台の上部に取り付ける際
に、ドラム基台に取り付けられているコネクタ基板を回
転ヘッドドラムに対して位置決めするので、回転ヘッド
ドラムの複数の信号系の入出力端子とコネクタ基板に取
り付けられているスプリングピンコネクタの複数のスプ
リングピンとの位置ずれをなくすことができる。請求項
3は、回転ヘッドドラムをドラム基台の上部に取り付け
る際に、ドラム基台に取り付けられているコネクタ基板
の少なくとも板厚方向に対して直角な方向の自由度を利
用して、回転ヘッドドラムに対するコネクタ基板の位置
決めを容易に行える。請求項4は、コネクタ基板に対し
てスプリングピンコネクタを位置決めピンによって位置
決めしたので、回転ヘッドドラムの複数の信号系の入出
力端子に対するスプリングピンコネクタの複数のスプリ
ングピンの累積の公差による位置ずれをなくすことがで
きる。請求項5は、コネクタ基板に対するスプリングピ
ンコネクタの位置決めピンと、回転ヘッドドラムに対す
るコネクタ基板の位置決めピンとを兼用したので、部品
点数の削減を図ることができ、最小限の公差で精度良く
接触させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をデジタル・ビデオテープレコ
ーダに適用した回転ヘッドドラムの組立装置の一実施例
を図を参照して説明する。
【0011】はじめに、図1によって、回転ヘッドドラ
ムの組立装置を説明する。まず、回転ヘッドドラム1
は、回転ドラムである上ドラム2と固定ドラムである下
ドラム3を同一軸心状に配置したものであり、上ドラム
2の外周に取り付けられた多数(10数個)の回転ヘッ
ド(磁気ヘッド)4が上下ドラム2、3間に配置されて
いる。なお、下ドラム3の内部に同一軸心状に一体成形
された円筒軸受3aに上下一対のボールベアリング5を
介してスピンドル6が回転自在に支持され、そのスピン
ドル6の上端にディスク7を介して上ドラム2が固着さ
れている。そして、スピンドル6の下端に取り付けられ
たスピンドルモータ8によって上ドラム2が回転ヘッド
4と一体に回転駆動されるように構成されている。そし
て、ディスク7の下部に同一軸心状に一体成形された円
筒部7aが円筒軸受3aの外周に間隔を隔てて同一軸心
状に配置され、これらの間に上下多数のロータリートラ
ンス9が配置されている。なお、9aはロータリートラ
ンス9の回転側を示し、9bは固定側を示している。そ
して、回転ヘッドドラム1は下ドラム3によってドラム
基台11の上部に載置されて、複数のネジ12によって
取り付けられる。
【0012】この際、下ドラム3の下面でスピンドルモ
ータ8の外周にリング状の端子基板13が複数のネジ1
4によって取り付けられている。そして、この端子基板
13の下面には図8の(A)に示すような多数の信号系
の入出力端子であるランド15が形成されていて、これ
ら多数のランド15には多数の回転ヘッド4からロータ
リートランス9を介して引き出された記録系および再生
系と、スピンドルモータ8の駆動系の多数の信号線のハ
ーネス(又はフレキシブル基板)16が半田付けされて
いる。
【0013】一方、ドラム基台11の下面でスピンドル
モータ8の外周にリング状のコネクタ基板18が複数の
段付ネジ19によって取り付けられていて、このコネク
タ基板18の上面に図8の(B)に示すように、上向け
に取り付けられた複数のスプリングピンコネクタ20が
スピンドルモータ8の外周でドラム基台11に形成され
た開口21内に下方から挿入されている。そして、図2
の(A)に示すように、各スプリングピンコネクタ20
から上方に突出された多数のスプリングピン20aの上
端に上記多数のランド15が接触されるように構成され
ている。そして、これら多数のスプリングピン20aは
ハーネス20eによって外部のアンプ(図示せず)に接
続されている。
【0014】従って、この回転ヘッドドラムの組立装置
によれば、回転ヘッドドラム1を下ドラム3によってド
ラム基台11の上部に取り付けると、回転ヘッドドラム
1の多数の信号系の入出力端子であるランド15がドラ
ム基台11に取り付けられている複数のスプリングピン
コネクタ20の多数のスプリングピン20aに上方から
接触されて、回転ヘッドドラム1と外部のアンプとの間
の多数の信号系の電気的な接続を自動的に行うことがで
きるように構成されている。
【0015】次に、各部の詳細を順に説明する。まず、
図2および図3によって、スプリングピンコネクタ20
について説明する。スプリングピンコネクタ20は、多
数(数本〜数10本)のスプリングピン20aを有し、
各スプリングピン20aはそれぞれ圧縮コイルバネ20
bによって図2の(A)に示すように、上方である矢印
a方向に突出付勢されている。そして、各スプリングピ
ン20aに電気的に接続されて、各スプリングピン20
aの反対側に引き出された端子20cがコネクタ基板1
8に挿通されて半田付け20dされている。
【0016】そして、図2の(B)に示すように、端子
基板13の多数のランド15が多数のスプリングピン2
0aの上端に上方から接触されると、これらのスプリン
グピン20aが圧縮コイルバネ20bに抗してΔx分下
方である矢印b方向に沈み込み、その圧縮コイルバネ2
0bによってこれらのランド15とスプリングピン20
aの接点圧力が確保されるように構成されている。
【0017】次に、図4〜図6によって、コネクタ基板
18に対するスプリングピンコネクタ20の位置決めと
精度について説明する。コネクタ基板18の上面で中央
穴18aの外周には4個のスプリングピンコネクタ20
A、20B、20C、20Dがほぼ正方形状に配置され
て取り付けられている。この際、回転ヘッドドラム1の
回転ヘッド4の記録系の信号の伝達を行うスプリングピ
ンコネクタ20Aと、再生系の信号の伝達を行うスプリ
ングピンコネクタ20Bとを互いに対向するように十分
な間隔を隔てて配置して、記録系と再生系の信号のクロ
ストークを防止している。なお、他のスプリングピンコ
ネクタ20C、20Dはスピンドルモータ8の駆動系の
信号の伝達を行う。
【0018】ここで、図5に示すコネクタ基板18のス
ルホール22に、図6の(B)に示すスプリングピンコ
ネクタ20の端子20cを挿入して、スルーホール22
を基準にしたスプリングピンコネクタ20の位置決め方
法を考えると、コネクタ基板18のスルーホール22の
各ピッチの寸法精度を±0.1mmと考えた場合、対向
するスプリングピンコネクタ20Aと20B、20Cと
20Dの相対位置には最大±0.2mmの寸法公差が表
われる。また、端子20cの内径をφDとすると、スル
ーホール22の穴径はφ(D+0.2)mm程度とな
り、各スプリングピンコネクタ20A、20B、20
C、20Dのガタは最大±0.1mmとなる。更に、ス
ルーホール22の穴径の寸法精度も±0.1mm程度で
あるため、累積の寸法公差は(±0.2)+2×(±
0.1)+(±0.1)となり、最大±0.5mmもの
大きなものになってしまう。そして、この累積の寸法公
差を満足するランド15の大きさは1×1mm2 以上に
大きくしなければならなくなる。
【0019】そこで、図6の(A)に示すように、スプ
リングピンコネクタ20の下面で長さ方向の両端に一対
の位置決めピン23を設け、これらの位置決めピン23
をコネクタ基板18の各スルーホール列の両端に形成し
た丸穴および長穴からなる一対の位置決め穴24に嵌合
して、各スプリングピンコネクタ20A、20B、20
C、20Dのコネクタ基板18に対する位置決めを行う
と、スルーホール22の穴径および穴径の寸法公差は無
視することができる。この結果、累積の寸法公差を最大
±0.2mm以下に抑えることができ、ランド15の大
きさも小さくできて、ランド15およびスプリングピン
20aのピッチを共に小さくすることができて、多数の
信号の電気的な接続を小面積内で、正確に行うことがで
きる。
【0020】次に、図7〜図9によって、回転ヘッドド
ラム1とコネクタ基板18の位置決めについで説明す
る。まず、図7に示すように、回転ヘッドドラム1はド
ラム基台11の上面に突設されたドラム位置決め手段で
ある複数の位置決めピン25に、下ドラム3の下面に形
成した複数の位置決め穴26を嵌合して位置決めし、複
数のネジ12によってドラム基台11の下方から下ドラ
ム3をドラム基台11上に固定している。
【0021】次に、図8の(A)および図9の(A)に
示すように、回転ヘッドドラム1の下ドラム3の下面で
端子基板13の対角線P上の両端に、この端子基板13
を貫通する丸穴および長穴からなる一対のコネクタ位置
決め手段である位置決め穴27が形成されている。ま
た、図8の(B)に示すように、コネクタ基板18の対
角線P上の両端の上部にコネクタ位置決め手段である一
対の位置決めピン28が設けられている。なお、この位
置決めピン28はスプリングピンコネクタ20をコネク
タ基板18に位置決めする合計4本の位置決めピン23
のうちの2本によって兼用されている。なお、端子基板
13は複数のネジ挿通穴31に挿通された複数のネジ1
4によって上記一対の位置決め穴27を基準にして下ド
ラム3の下面に取り付けられている。
【0022】そして、回転ヘッドドラム1をドラム基台
11の上部に取り付ける際に、一対の位置決めピン28
を一対の位置決め穴27に嵌合して、コネクタ基板18
を回転ヘッドドラム1に対して位置決めすることによ
り、多数のランド15と多数のスプリングピン20aと
の位置ずれをなくし、これらを相互に正確に接触するこ
とができる。
【0023】次に、図9の(A)に示すように、コネク
タ基板18は複数のネジ挿通穴29に挿通された複数の
段付きネジ19によってドラム基台11の下面に取り付
けられていて、コネクタ基板18のネジ挿通穴29は段
付ねじ19の径より大きい径のバカ穴に形成されてい
る。また、ドラム基台11の下面とコネクタ基板18の
上面の間には隙間30が形成されている。
【0024】従って、ドラム基台11に対してコネクタ
基板18は板厚方向である矢印c方向と、それに対して
直角な方向である矢印d方向との全方向について自由度
を持たせてある。
【0025】この際、図9の(B)に示すように、コネ
クタ基板18を固定ネジ32によってドラム基台11に
完全に固定してしまうと、回転ヘッドドラム1をドラム
基台11の上部に取り付ける際に、位置決めピン28が
位置決め穴27に入らなかったり、位置決めピン28が
位置決め穴27に入ったとしても、位置決めピン28に
無理な力が加わって変形し、コネクタ基板18、ドラム
基台11および下ドラム3に無理な力が加わって、これ
らが変形する原因となる。
【0026】しかし、図9の(A)に示すように、ドラ
ム基台11に対してコネクタ基板18に全方向(矢印
c、d方向)の自由度を持たせておくと、回転ヘッドド
ラム1をドラム基台11の上部に取り付ける際に、位置
決めピン28を位置決め穴27に無理なく容易に嵌合さ
せることができる。従って、回転ヘッドドラム1に対す
るコネクタ基板18の位置決めを無理なく容易に行える
と共に、位置決めピン28、コネクタ基板18、ドラム
基台11および下ドラム3に無理な力が加わることを未
然に防止できる。特に、コネクタ基板18の板厚方向で
ある矢印c方向の自由度は、ランド15およびスプリン
グピン20aに無理な力が加わることを未然に防止す
る。
【0027】最後に、以上述べた回転ヘッドドラムの組
立装置によれば、回転ヘッドドラム1の下ドラム3にコ
ネクタ取付穴等の大きな穴を一切あける必要がなく、下
ドラム3の強度低下を招くことが全くない。
【0028】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明の回転ヘッドドラムの組立装置
は、以上のように構成されているので、次のような効果
を奏する。
【0030】請求項1は、回転ヘッドドラムをドラム基
台の上部に取り付けると、回転ヘッドドラムの複数の信
号系の入出力端子がドラム基台に取り付けられているス
プリングピンコネクタの複数のスプリンピンに上方から
接触されて、回転ヘッドドラムと外部のアンプとの間の
複数の信号系の電気的な接続が自動的に行われるので、
非常に面倒なハーネスやフレキシブルプリント基板等に
よる接続作業を一切行う必要がなく、回転ヘッドドラム
の組み立てや分解修理等の作業性を飛躍的に向上させる
ことができる。そして、回転ヘッドドラムの下ドラムに
コネクタ取付穴等の大きな穴を一切あける必要が全くな
いので、下ドラムの機械的強度の低下を招くことがな
く、回転ヘッドドラムの小型、軽量化を促進できる。
【0031】請求項2は、回転ヘッドドラムをドラム基
台の上部に取り付ける際に、ドラム基台に取り付けられ
ているコネクタ基板を回転ヘッドドラムに対して位置決
めするので、回転ヘッドドラムの複数の信号系の入出力
端子とコネクタ基板に取り付けられているスプリングピ
ンコネクタの複数のスプリングピンとの位置ずれをなく
して、これらを相互に正確に接触することができる。
【0032】請求項3は、回転ヘッドドラムをドラム基
台の上部に取り付ける際に、ドラム基台に取り付けられ
ているコネクタ基板の少なくとも板厚方向に対して直角
な方向の自由度を利用して、回転ヘッドドラムに対する
コネクタ基板の位置決めを容易に行えるので、回転ヘッ
ドドラムの組み立ての作業性を向上できると共に、コネ
クタ基板、ドラム基台、回転ヘッドドラム等に無理な力
が加わって、これらが変形することも防止できる。
【0033】請求項4は、コネクタ基板に対してスプリ
ングピンコネクタを位置決めピンによって位置決めした
ので、回転ヘッドドラムの複数の信号系の入出力端子に
対するスプリングピンコネクタの複数のスプリングピン
の累積の公差による位置ずれをなくし、これらを相互に
正確に接触することができる。
【0034】請求項5は、コネクタ基板に対するスプリ
ングピンコネクタの位置決めピンと、回転ヘッドドラム
に対するコネクタ基板の位置決めピンとを兼用したの
で、部品点数の削減と共に、回転ヘッドドラムの複数の
信号系の入出力端子とスプリングピンコネクタの複数の
スプリングピンとを最小限の公差で精度良く接触させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による回転ヘッドドラムの組
立装置全体を説明する断面側面図である。
【図2】スプリングピンコネクタを説明する一部切欠き
側面図である。
【図3】スプリングピンコネクタを説明する平面図であ
る。
【図4】コネクタ基板を説明する斜視図である。
【図5】コネクタ基板に対するスプリングピンコネクタ
の位置決めを説明する平面図である。
【図6】スプリングピンコネクタの位置決めを説明する
側面図である。
【図7】回転ヘッドドラムの位置決めを説明する断面側
面図である。
【図8】端子基板のランドに対するスプリングピンの位
置決めを説明する平面図である。
【図9】回転ヘッドドラムとコネクタ基板の位置決めを
説明する断面側面図である。
【符号の説明】
1 回転ヘッドドラム 3 下ドラム 4 回転ヘッド 11 ドラム基台 13 端子基板 15 ランド(入出力端子) 18 コネクタ基板 19 段付ネジ 20 スプリングコネクタ 20a スプリングピン 23 位置めピン 24 位置決め穴 27 位置決め穴(コネクタ位置決め手段) 28 位置決めピン(コネクタ位置決め手段兼用の位
置決めピン) 29 バカ穴であるネジ挿通穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の回転ヘッドを有する回転ヘッドドラ
    ムと、 上記回転ヘッドドラムが上部に取り付けられるドラム基
    台と、 上記回転ヘッドドラムの下部に引き出された上記複数の
    信号系の入出力端子と、 外部のアンプに電気的に接続されて上記ドラム基台に上
    向けに取り付けられ、上記ドラム基台の上部への上記回
    転ヘッドドラムの取り付けによって上記入出力端子が上
    方から接触される複数のスプリングピンを有するスプリ
    ングピンコネクタとを備えた回転ヘッドドラムの組立装
    置。
  2. 【請求項2】上記スプリングピンコネクタが取り付けら
    れ、上記ドラム基台に取り付けられるコネクタ基板を上
    記回転ヘッドドラムに対して位置決めするコネクタ位置
    決め手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の回
    転ヘッドドラムの組立装置。
  3. 【請求項3】上記ドラム基台に取り付けられた上記コネ
    クタ基板に、そのコネクタ基板の少なくとも板厚方向に
    対して直角な方向の自由度を持たせたことを特徴とする
    請求項2に記載の回転ヘッドドラムの組立装置。
  4. 【請求項4】上記コネクタ基板に対して上記スプリング
    ピンコネクタを位置決めする位置決めピンを備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載の回転ヘッドドラムの組立
    装置。
  5. 【請求項5】上記コネクタ基板に対する上記スプリング
    ピンコネクタの位置決めピンと、上記回転ヘッドドラム
    に対する上記コネクタ基板の位置決めピンとを兼用した
    ことを特徴とする請求項4に記載の回転ヘッドドラムの
    組立装置。
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