JPH05206482A - ピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージ及びこれを作る方法 - Google Patents

ピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージ及びこれを作る方法

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JPH05206482A
JPH05206482A JP4247153A JP24715392A JPH05206482A JP H05206482 A JPH05206482 A JP H05206482A JP 4247153 A JP4247153 A JP 4247153A JP 24715392 A JP24715392 A JP 24715392A JP H05206482 A JPH05206482 A JP H05206482A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真印刷プロセスを使用することなく、セン
サ・ゲージ形成に先立って金属接点を配置して、ビエゾ
抵抗半導体センサ・ゲージを作る方法を提供することに
ある。 【構成】 誘電体絶縁層5、7をたわみ性基板1上に蒸
着する。次いで高い抵抗を持ちドープした半導体材料か
ら成る層9を誘電体絶縁層上に付着させる。ピエゾ抵抗
センサ用の金属接点11を半導体層の選定した場所に付
着させる。適宜には次いでパッシベーション層15を半
導体層に付着させる。選択的レーザ・アニーリングによ
って、選定した金属接点間の半導体層の部分を前もって
選定した抵抗を持つように再結晶させ、ピエゾ抵抗セン
サ素子を形成する。この半導体層のアニールしない部分
は、互いに隣接して形成したセンサ素子間で絶縁体とし
て作用するままになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ピエゾ抵抗デバ
イス、ことに絶縁たわみ性基板に付着させたドープした
半導体材料(doped semiconductor
material)から成る薄膜の選定した部分をレー
ザ・アニーリング・プロセス(laser annea
ling process)により活性化する方法によ
り作ったピエゾ抵抗センサに関する。
【0002】
【発明の背景】ドープしたシリコンのような半導体材料
がピエゾ抵抗特性を持つことは当業界によく知られてい
る。このことは単に半導体材料の電気抵抗が、この半導
体材料に曲がりのようなひずみを生じたときに変化する
ことを意味する。抵抗計測デバイスを半導体材料に取付
けることにより、抵抗の変化従ってこの半導体材料に加
わるひずみを計測することができる。当業界では半導体
材料からピエゾ抵抗センサを作るのに種種の方法が知ら
れている。
【0003】たとえばドープしたシリコンの単一片をひ
ずみを受ける部材(strainreceiving
member)の一方の側に接着剤塗布処理により接着
する。ひずみを受ける部材はたとえばたわみ性金属シー
ト、ベロー又はダイヤフラムがある。ひずみを受ける部
材の反対側を測定されている媒体に露出し、この部材を
湾曲させ、シリコンの抵抗の変化を測定することにより
ひずみを測定する。この「グルード・ゲージ」(glu
ed gauge)センサ技術の主な障害として、出力
ドリフトを招きやすい。センサの老化に伴い、半導体材
料及びそずみを受ける部材の間の接着は又この老化によ
って変化し、グルード・ゲージを周期的に再校正するの
に付属の抵抗計測電子装置を必要とする。
【0004】ピエゾ抵抗センサから直線応答を得るに
は、形成した圧力応答抵抗器を、ひずみを受ける部材及
びその支持体から電気的に絶縁し、又は隔離しなければ
ならないことがよく知られている。従来のこのようなデ
バイスを作るには、単結晶シリコンを一方の種類の誘電
率を持つ不純物と共に拡散させひずみを受ける部材に取
付ける。次いでピエゾ抵抗センサを、反対の種類の誘電
率を持つ単結晶シリコンに引続きいてドーピングを行い
絶縁PN接合を形成することによって形成する。ドープ
した単結晶シリコンは、承認できるゲージ率を示し、ピ
エゾ抵抗特性を測定するのに十分適合することが分って
いる。
【0005】ジヤフ(Jaffe)等を発明者とする米
国特許第4,003,127号明細書には、多結晶シリ
コン半導体材料でひずみを受ける部材を形成するピエゾ
抵抗半導体デバイスについて記載してある。ひずみを受
ける部材に使うこの同じ半導体材料も又次いでピエゾ抵
抗センサ自体を形成するのに使う。高いゲージ率を持つ
単結晶シリコンとは異なって、多結晶シリコンは承認は
できるが、一層低いゲージ率を持つ。付着させた多結晶
シリコン層は、誘電率が低く、従ってピエゾ抵抗センサ
としての機能が低い。ピエゾ抵抗センサを形成するには
マスキング/エッチング(写真印刷)[phololi
thography]工程を使い半導体ダイヤフラム材
料に圧力応答抵抗区域を形成する。現場ドーピング(i
nsitu doping)、拡散又はイオン打ち込み
を行い次いで活性化を行うことによってこの抵抗区域は
ピエゾ抵抗センサになる。ジヤフの製法はグルード・ゲ
ージ・センサに伴う問題を解決するが、半導体材料で形
成したひずみを受ける部材は、計測しようとする媒体に
直接露出し、又は後述するように二次ダイヤフラムによ
り隔離する。
【0006】ジヤフ等の特許明細書には半導体ダイヤフ
ラムを持つ多結晶シリコンピエゾ抵抗センサについて記
載してあるが、記載してある多結晶シリコンピエゾ抵抗
プロセスは、金属のような他の種類の材料から成るひず
みを受ける部材に使うのに適している。シオイリ等を発
明者とする米国特許第4,657,775号明細書に
は、プラズマ・エンハンス化学蒸着(PECVD)(p
lasma enhanced chemical va
por deposition)プロセスを利用して金
属ダイヤフラムにドープしたピエゾ抵抗多結晶フイルム
を付着させる方法を記載してある。付着したドープした
多結晶シリコンは抵抗が高く従ってピエゾ抵抗性が低
い。
【0007】金属層に付着させたドープした多結晶シリ
コンからピエゾ抵抗計測デバイスを作るには、写真印刷
プロセスを使う。シオリイ等の方法により形成したピエ
ゾ抵抗センサには、実際の計器パターンを形成するダイ
ヤフラムに多結晶シリコンフイルムの面積だけが必要で
ある。マスキング及びエッチングを行うことにより計器
パターンを形成し、不必要な半導体材料を除く、ピエゾ
抵抗センサの活性化後に1組の金属接点をジヤフ等及び
ジオイリ等のセンサに付加し、抵抗計測電子サーキット
リーの接続ができるようにする。
【0008】ジヤフ等及びシオイリ等の特許明細書に記
載してあるピエゾ抵抗センサの製法には改良の余地があ
る。たとえばジヤフ等によるような半導体ダイヤフラム
は、このピエゾ抵抗センサが若干の媒体たとえば半導体
層材料に相いれない酸のような腐食剤を計測するのに使
うことはできない。さらに付着させた多結晶シリコン材
料に計器パターンを形成するのにジヤフ及びシオイリの
両者に利用されている写真印刷プロセスは各別のピエゾ
センサの製造費用に追加される。さらにセンサ製造後の
金属センサ接点の追加は製造費に悪影響を及ぼし欠陥セ
ンサの個数を増す。従って精密な設計交差を示す薄膜ピ
エゾ抵抗半導体センサの多量の製造のための改良された
一層安価な方法が必要である。
【0009】
【発明の概要】ピエゾ抵抗センサを作る従来の方法に伴
う前記した障害及び問題は薄膜半導体ピエゾ抵抗センサ
を形成するのに本発明方法により解消される。選定され
た材料から成る基板の形状のひずみを受ける部材は、計
測しようとする媒体の変化に応じてたわむダイヤフラム
として機能する。本発明の好適な実施例では、たわみ性
ダイヤフラムであり、このダイヤフラムの変位をこのダ
イヤフラム上のピエゾ抵抗センサによって計測して圧力
変化、重量変化を指示する。
【0010】付着プロセスの使用では、非導電性半導体
層をダイヤフラムの清掃表面に付着させる。付着法の使
用では全部の付着層の所望の厚さを正確に絶えず制御し
一貫した設計交差を示すセンサの多量生産ができる。第
1に窒化けい素から成る薄い誘電体絶縁ベース層を、清
掃したダイヤフラム表面に蒸着する。第2に酸化けい素
を窒化けい素層に蒸着する。酸化けい素層は、なお付着
させられて形成される上側のピエゾ抵抗センサに相いれ
ることができる良好な誘電性を持つ。第1の2つの蒸着
層はピエゾ抵抗センサを誘電性金属ダイヤフラムから隔
離する。後述する方法によりピエゾ抵抗センサを形成す
るのに利用するドープした無定形/多結晶シリコン(d
oped amorphous/polycrysta
lline silicon)の第3の層を酸化けい素
層に蒸着する。このように蒸着すると多結晶薄膜は高抵
抗性でピエゾ抵抗性が低い。
【0011】抵抗計測電子装置となお後述するピエゾ抵
抗センサとの間の接続用の金属接点を次いで、スパッタ
リング・システム又は蒸発システムを使い多結晶シリコ
ン膜の選定した場所に配置する。接点場所のシャドウ・
マスク・パターンを、多結晶層上に配置し、誘電性金属
を適正な接触場所に付着させる。本発明の場合のように
ピエゾ抵抗センサを形成する前でなくその後で、従来の
ピエゾ抵抗センサ製法を金属センサ接点に適用した。酸
化けい素の適宜の層を第2のシャドウ・マスクを経て多
結晶層に付着させる。パッシベーション化層をなお後述
するピエゾ抵抗センサを引続く処理中の損傷から保護す
る。パッシベーション層は又、センサを悪化させ性能に
悪影響を及ぼす不純物を密封する。
【0012】全部の必要な層を金属ダイヤフラムに付着
させた後、非導電性多結晶シリコン層を選定した場所で
活性化しピエゾ抵抗センサを形成する。レーザを使い多
結晶層中に存在するドーピング原子を活性化し、活動導
通状態にする。レーザに対する動作基準は、出力光が多
結晶層によりエネルギーを吸収するような周波数にある
ことを必要とする。このようにして選定した金属接点間
の多結晶層を加熱し、アニールし、再結晶させることに
よりドーピング原子を活性化し導通状態にしピエゾ抵抗
センサを形成する。
【0013】従来の方法とは異なってセンサ・ゲージを
形成するのは費用のかかる写真印刷段階を必要としな
い。レーザ・アニーリングの影響を受けなかった非再結
晶多結晶シリコンは、除く必要がなく互いに隣接するセ
ンサ間の絶縁体として有利に機能する。さらにセンサ・
ゲージ形成に先だって接点を配置することにより、電気
抵抗計測デバイスをこれ等の接点に取付け、レーザ・ア
ニーリングによりセンサ・ゲージを形成する際に無定形
/多結晶膜層の固有抵抗を監視する。固有抵抗の監視に
より、レーザを調節しアニーリング・プロセスを制御す
るのに使う電気フイードバックが得られる。
【0014】以下本発明による方法及び装置を添付図面
について詳細に説明する。
【0015】
【実施例】説明しやすいように本発明の薄膜ピエゾ抵抗
センサの製法を、このようなセンサの1例だけの製造に
ついて述べる。しかし本発明方法が本方法と共に公知の
半導体ウエーハの使用により多くの種類のセンサを同時
に作るのに有利に利用できるのはもちろんである。さら
に本発明の好適な実施例でシリコン・ベース半導体材料
(silicon based semiconduct
or material)によるセンサ製造について述
べるが、このセンサを類似の性質を示す他の種類の半導
体材料たとえばゲルマニウムで形成してもよいかはもち
ろんである。
【0016】薄膜のピエゾ抵抗センサを作るのに利用す
る方法の説明のために図1Aないし1 I及び図4を参
照する。図1Aないし1 Iには1連の断面図で本発明
製法による互いに異なる製造段階における薄膜ピエゾ抵
抗センサを示してある。図4には図1Aないし1 Iに
示すような各製造段階に対応する流れ図を示してある。
【0017】選定した材料から成る基板1の形のひずみ
を受ける部材は、本発明ビエゾ抵抗半導体層センサ・ゲ
ージの支持体を形成する。図1Aに示すような基板1
は、たわみ性金属物質(たとえばステンレス鋼)で形成
するのがよいが、その他任意の選定した材料がセンサを
計測するように設計される媒体の変化に応じてたわみか
つこの媒体と相いれることができ材料であれば、この材
料で基板1を形成してもよい。たとえば図2に示すよう
な圧力センサ用では、ステンレス鋼製の基板1は、穴2
7を覆い流体流れ29内の圧力変化に応じてたわむ圧力
ダイヤフラムを形成する。本発明方法により作るセンサ
・ゲージは又、減速計、トルク・センサ及びロード・セ
ル(load cell)のような多くの力計測用に使
用できる。
【0018】本発明方法の第1の製造段階では図1Aと
流れ図の段階31における図4とに示すように、基板1
の上面3は引続いて付着する全部のシリコン・ベース層
(silicon based layer)を受けるよ
うに作る。基板1の上面3は、第1のシリコン層の接着
を促進するように先ずなめらかな仕上がりになるように
ラップ仕上げをされる。ラップ仕上げ後に基板1は、こ
れからラッピング剤及び流体を洗浄することにより清掃
する。最後に基板1は脱水室で加熱乾燥し(bake)
すすぎ水又は清掃プロセスから残っている水分を除く。
【0019】次に図18及び4に示すように流れ図の段
階33で非導電性窒化けい素(Si34)層5を基板1
の上面3に付着させる。窒化けい素層5は、センサに対
し絶縁性又は誘電性のベース層として機能する。好適な
実施例では窒化けい素はその熱膨張係数によって選定さ
れ、付着の際の固有の応力により引続いて付着するシリ
コン・ベース膜(silicon based fil
m)の接着を促進する。同様な性質を持つその他任意の
絶縁誘電体層を窒化けい素層5の変りに使ってもよいの
はもちろんである。
【0020】本発明方法でシリコン・ベース層を付着さ
せる好適な方法は、プラズマ・エンハンス化学蒸着(P
ECVD)[plasma enhanced chem
ical vapor deposition]を使う。
このプラズマ・エンハンス化学蒸着プロセスは、半導体
材料の薄い膜を制御して付着させるのに、プラズマ・エ
ンハンスメントによる熱分解を利用する。PECVD室
の作用は当業界にはよく知られ又その動作の詳細は本発
明の一部を形成しないから、その説明は省くことにす
る。
【0021】しかしPECVD蒸着性のパラメータは、
形成されるデバイスの所望の性質用途及び構成に従って
変えてもよい。すなわち単に例示のために限定するわけ
ではないが、本発明方法の各段階に対するPECVDパ
ラメータは、特定の実施例として使われる。さらにダイ
ヤフラム材料と相いれることのできる半導体層材料を付
着させるのに適当なその他任意の方法を、この好適な実
施例に利用するPECVD法の代りに使ってもよい。
【0022】好適なPECVD法を利用して約0.5ミ
クロンの厚さを持つ窒化けい素層5を付着させるには、
10SCCM(1atm.かつ20℃においてcm3
min)の流量のシラン(SiH4)と、100SCC
Mの流量のアンモニアとをPECVD室に導入する。こ
のPECVD室は300℃の温度と、360ミリトル
(millitorr)の圧力とに設定してある。周波
数13.5メガヘルツで約50分間にわたる23Wの印
加プラズマエネルギーにより窒化けい素層5を基板1に
付着させる。
【0023】次に図1C及び4に示すように段階35で
二酸化けい素(SiO2)層7を、窒化けい素層5上に
蒸着する。二酸化けい素層7は、これが比較的早い付着
速度を持ち、又さらに付着させる上側の半導体層を補う
良好な誘電体であるから、本発明センサ・ゲージに使わ
れる。二酸化けい素層7は、窒化けい素層5と協働し、
この窒化けい素層のほかの絶縁誘電体として作用する。
【0024】二酸化けい素層7は、窒化けい素層5と同
じPECVD装置で蒸着される。窒化けい素段階(図1
B)と二酸化けい素段階(図1C)とは逐次に行われP
ECVD装置に対しパラメータを変えるだけでよい。好
適なPECVD法を利用して約6.0ミクロンの厚さを
持つ二酸化けい素層7を蒸着するには、10SCCMの
流量のシランと、110SCCMの流量の亜酸化窒素
(N2O)とをPECVD室に導入する。このPECV
D室は、300℃の温度及び200ミリトルの圧力に設
定してある。13.5メガヘルツの周波数で約90分の
時間にわたる23Wの付与されるプラズマ・エネルギー
により二酸化けい素層7を窒化けい素層5に蒸着する。
【0025】前記段階に次いで、図1D及び図4に示す
ように段階37において、ドープした無定形/多結晶シ
リコン層9を二酸化けい素層7に蒸着する。無定形/多
結晶シリコン層9の各部分は、なお後述する処理段階に
より最終的にピエゾ抵抗センサ・ゲージに形成される。
しかし蒸着に伴い、無定形/多結晶シリコン層9は、強
い抵抗を示すがピエゾ抵抗性は低く、蒸着した誘電体窒
化けい素層5及び二酸化けい素層7と同様である。好適
な実施例では無定形/多結晶シリコン層9は、ほう素で
ドープする。しかし無定形/多結晶層9は、その他任意
のドープした半導体材料で構成してもよいのはもちろん
である。
【0026】ほう素でドープした無定形/多結晶シリコ
ン層9は、窒化けい素層5及び二酸化けい素層7を蒸着
するのに使うPECVD装置と同様なPECVD装置に
より蒸着される。窒化けい素段階(図1B)、二酸化け
い素段階(図1C)及び多結晶シリコン段階(図1D)
は逐次に実施される。好適なPECVD法を利用し約
0.5ミクロンの厚さを持つほう素をドープした無定形
/多結晶シリコン層9を蒸着するには、5SCCMの流
量のシランと、9SCCMの流量のジボラン(B26
とをPECVD室に導入する。このPECVD室を、6
40℃の温度と、55ミリトルの圧力とに設定する。1
3.5メガヘルツの周波数で約60分の時間にわたる2
3Wの付与プラズマ・エネルギーにより、ドープした無
定形/多結晶シリコン層9を二酸化けい素層7に蒸着さ
せる。
【0027】蒸着した無定形/多結晶シリコン層9では
なお規定してないが、ピエゾ抵抗センサ・ゲージは、抵
抗計測電子装置を、ビエゾ抵抗センサ・ゲージに結合す
るのに金属接点を必要とする。従って金属接点11を図
1E、図1F及び図4に示すように段階39で無定形/
多結晶シリコン層9に選定した場所で蒸着する。接触場
所に対するシャドウ・マスク・パターン13を無定形/
多結晶シリコン層9上に配置し、導電性金属接点11を
適正な接点場所に蒸着させる。望ましくない金属11a
は、シャドウ・マスク・パターン13により蒸着しない
ようにする。接点11はアルミニウム/1%シリコン混
合物で形成し、約1.0ミクロンの厚さに蒸着する。ア
ルミニウム/シリコン混合物は、後述のプロセス中のア
ニーリング段階により自動合金化処理によって無定形/
多結晶シリコン層9に対し安定な接点を形成するので有
利である。
【0028】従来のピエゾ抵抗センサの製法では、ピエ
ゾ抵抗センサの形成前でなくてその後で金属センサ接点
を付加した。接点をゲージ形成後に付与する従来の方法
の1つの障害は、マスク整合段階を必要とし、従って製
法が複雑になることである。接点11の蒸着後にピエゾ
抵抗センサを形成することは、ゲージ及び接点が自己整
合するから前回に定めたパターンへの整合の必要がな
い。センサ・ゲージ形成に先だっての金属点の蒸着から
得られる重要な利点は、プローブを金属接点11に取付
けて、後述するアニーリング・プロセスによりセンサ・
ゲージを形成する際に、このセンサ・ゲージの抵抗を計
測して一層注意深く制御したセンサ・ゲージ形成プロセ
スが得られることである。
【0029】前記の各段階に次いで、図1G、図1H及
び図4に示すように段階41において、二酸化けい素パ
ッシベーション層15は、無定形/多結晶シリコン層9
及び金属接点11に蒸着する。二酸化けい素パッシベー
ション層15の蒸着は、図4に随意のものとして破線で
例示してある。二酸化けい素パッシベーション層15に
対するシャドウ・マスク・パターン17は、無定形/多
結晶シリコン層9上に配置し、二酸化けい素を適正な場
所に蒸着する。蒸着した金属接点11と同じ再現性及び
一貫性の理由で、二酸化けい素パッシベーション層15
は、ピエゾ抵抗センサの形成に先だって蒸着される。二
酸化けい素パッシベーション層は又、後述のピエゾ抵抗
センサの性能に悪影響を及ぼす不純物及び汚染物をシリ
コン表面から排除する。
【0030】二酸化けい素パッシベーション層15は、
窒化けい素層5及び二酸化けい素層7に使うのと同様な
PECVD装置で蒸着される。PECVDプロセスを利
用して約1.0ミクロンの厚さを持つ二酸化けい素パッ
シベーション層15を蒸着するには、10SCCMの流
量のシランと、110SCCMの流量の亜酸化窒素と、
をPECVD室に導入する。このPECVD室を300
℃の温度及び200ミリトルの圧力とに設定する。1
3.5メガヘルツの周波数で約15分の時間にわたり2
3Wの適用されたプラズマ・エネルギーにより二酸化け
い素パッシベーション層15を、シャドウ・マスク・パ
ターン17により無定形/多結晶シリコン層9に蒸着す
る。
【0031】前記したように無定形/多結晶シリコン層
9は、蒸着するときは、高い抵抗性であり、低いピエゾ
抵抗特性を示す。ドープしたシリコンは、活性化されア
ニーリング・プロセスにより導電性になり、ピエゾ抵抗
性になる。このアニーリング・プロセスは従来赤外線加
熱を利用する方法により行われている。次いで従来実際
のセンサはフオト・マスキング・プロセス(photo
masking process)により形成され、余
分の多結晶シリコンは、エッチングにより除去される。
このプロセスは一般に写真印刷及びエッチングと呼ば
れ、センサ・ゲージのプロセスに複雑さが加わり、対応
して生産費が増大する。
【0032】次に図1I及び図4に示すように段階43
においてピエゾ抵抗センサが本発明方法によりほう素ド
ープした無定形/多結晶シリコン層9に形成される。無
定形/多結晶シリコン層を、アニールするには、たとえ
ばYAGレーザ又はアルゴン・レーザからのレーザ・ビ
ーム19を使い無定形/多結晶シリコン層9の特定の場
所に個別のピエゾ抵抗センサ・ゲージ21を追跡する。
レーザ・ビーム19は、無定形/多結晶シリコン層9を
加熱するように、選定した金属接点11間で無定形/多
結晶シリコン層9を反復して通るように差向けられる。
アニーリング段階により生ずる熱は、接点11の下方に
短い距離だけ浸透し、参照数字23で示すように、接点
のアルミニウム/シリコン混合物に(セルフ−アロイ)
[self−alloys]を結合する。図1Iに示す
ようにピエゾ抵抗センサ・ゲージ21を形成するレーザ
・アニーリング・プロセスにより影響を受けない無定形
/多結晶シリコン層9の区域が残り互いに隣接するセン
サ・ゲージ21間の絶縁体として作用する。
【0033】レーザの作用条件たとえば無定形/多結晶
シリコン層9に加えるエネルギー力及び時間は、レーザ
・エネルギーが無定形/多結晶シリコン層9により吸収
され、この無定形/多結晶シリコン層9をアニールして
アニーリング・プロセスを行うように、選定される。こ
の制御は、前もって蒸着した接点11に取付けたプロー
ブにより行われ、レーザ・エネルギーを受ける無定形/
多結晶シリコン層9の区域の抵抗を監視し、レーザ制御
装置にフイードバックを行う。所望のゲージ抵抗が得ら
れると、レーザ19を消勢する。このフイードバック制
御により従来の方法では利用されていない製造ゲージ間
の一貫性を実現できる。
【0034】図3には4個の抵抗器を持つホイートスト
ン・ブリッジ回路25を無定形/多結晶シリコン層9に
形成し、破線で示してある。ホイートストン・ブリッジ
回路25に含まれる各抵抗器はピエゾ抵抗センサ素子と
して作用する。金属接点11により電子抵抗計測装置を
ホイートストン・ブリッジ回路25に結合することがで
きる。さらに図4に段階45として前記し例示したよう
に電子抵抗デバイスは、アニーリング中に結合され、形
成されたゲージの固有抵抗を品質管理のため又信頼性の
向上のために計測する。
【0035】ホイートストン・ブリッジ回路25を形成
するレーザ・ビームに触れない無定形/多結晶シリコン
層9の部分は、実質的に高い抵抗を持ったままであり、
各抵抗器及びダイヤフラム間と、各別の隣接抵抗器間
と、で絶縁体として下側の窒化けい素層及び二酸化けい
素層と協働して作用する。すなわち費用の高い写真印刷
段階は、従来のように多結晶層の区域を除くためには必
要ではない。ホイートストン・ブリッジ回路25につい
て述べたが本発明の方法が多結晶層内の任意の種類のピ
エゾ抵抗センサ・素子又は回路の構造を形成するのに利
用できるのはもちろんである。
【0036】以上本発明の方法及び装置の好適な実施例
を添付図面について詳細に説明したが本発明はなおその
精神を逸脱しないで種種の変化変型を行うことができる
のはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の好適な実施例による方法の第1の
段階を示す拡大部分横断面図である。Bは本発明の好適
な実施例による方法の第2の段階を示す拡大部分横断面
図である。Cは本発明の好適な実施例による方法の第3
の段階を示す拡大部分断面図である。Dは本発明の好適
な実施例による方法の第4の段階を示す拡大部分横断面
図である。Eは本発明の好適な実施例による方法の第5
の段階を示す拡大部分横断面図である。Fは本発明の好
適な実施例による方法の第6の段階を示す拡大部分横断
面図である。Gは本発明の好適な実施例による方法の第
7の段階を示す拡大部分横断面図である。Hは本発明の
好適な実施例による方法の第8の段階を示す拡大部分横
断面図である。Iは本発明の好適な実施例による方法の
第9の段階を示す拡大部分横断面図である。
【図2】本発明方法により作った薄膜ピエゾ抵抗センサ
を圧力検知に応用する場合で拡大側面図である。
【図3】本発明方法により形成したホイートストン・ブ
リッチ回路を持つピエゾ抵抗センサの平面図である。
【図4】図1(AないしI)に示した薄膜ピエゾ抵抗セ
ンサを作る方法の流れ図である。
【符号の説明】
1 基板 3 表面(上面) 5 誘電体絶縁層(窒化けい素層) 7 二酸化けい素層 9 ドープした半導体層(無定形/多結晶シリコン
層) 11 接点
フロントページの続き (72)発明者 ヘンリ、ジェミスン、マキャリク アメリカ合衆国キャリフォーニア州92649、 オーリンジ・カウンティ、ハンティングタ ン・ビーチ、サン・ダンサ・レイン 16322番 (72)発明者 ジョウズィフ、ウイリアム、アダミク、ジ ューニァ アメリカ合衆国キャリフォーニア州92708、 オーリンジ・カウンティ、ファウンティ ン・ヴァリ、ラリタン 9834番

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)互いに対向する2つの表面を持つ
    基板の少なくとも第1の表面を用意する段階と、 (ロ)前記基板の第1の表面に誘電体絶縁層を付着させ
    る段階と、 (ハ)この誘電体絶縁層の頂部に付着したときに高い固
    有抵抗を持つ、ドープした半導体層を付着させる段階
    と、 (ニ)この半導体層上の所定の場所に電気接点を付加す
    る段階と、 (ホ)前記半導体層を選定した前記電気接点の間でアニ
    ールして前記半導体層の固有抵抗を低下させ、前記半導
    体層内にアニールした半導体材料から成る1個又は1個
    以上のセンサ・ゲージを形成する段階と、 を包含する、ピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージを作る方
    法。
  2. 【請求項2】 前記基板を用意する段階が、さらに前記
    第1の表面をラップ仕上げし、洗浄し、乾燥する段階を
    包含する、請求項1のピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージ
    を作る方法。
  3. 【請求項3】 前記誘電体絶縁層を付着させる段階が、 プラズマ・エンハンス化学蒸着プロセスにより約0.5
    ミクロンの厚さを持つ窒化けい素層を蒸着する段階と、 プラズマ・エンハンス化学蒸着プロセスにより約7.0
    ミクロンの厚さを持つ二酸化けい素層を蒸着する段階
    と、 を包含する、請求項1のピエゾ抵抗半導体層センサ・ゲ
    ージを作る方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体層上の所定の場所に電気接点
    を付加する段階が、 前記半導体層上に、前記各電気接点の場所を定めるマス
    ク層を形成する段階と、 このマスク層により、前記半
    導体層にシリコン/アルミニウム混合物から成る金属接
    点を付着させる段階と、 を包含する、請求項1のピエゾ抵抗半導体層センサ・ゲ
    ージを作る方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体層の頂部にパッシベーション
    層を付着させる段階を包含し、このパッシベーション層
    を、 前記ドープした半導体層上にパッシベーションのための
    場所を定めるマスク層を形成する段階と、 プラズマ・エンハンス化学蒸着プロセスにより約1.0
    ミクロンの厚さを持つ二酸化けい素の層を蒸着する段階
    と、 により付着させる、請求項1のピエゾ抵抗半導体センサ
    ・ゲージを作る方法。
  6. 【請求項6】 前記ドープした半導体層を誘電体絶縁層
    の頂部に付着させる段階が、プラズマ・エンハンス化学
    蒸着プロセスにより、ほう素をドープした無定形/多結
    晶シリコンから成り約0.5ミクロンの厚さを持つ層を
    蒸着する段階を包含する、請求項1のピエゾ抵抗半導体
    センサ・ゲージを作る方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体層の部分をアニールする段階
    がこれ等の各部分にレーザビームを照射して、この半導
    体層を導通状態にアニールし、センサ・ゲージを形成す
    る段階を包含する、請求項1のピエゾ抵抗半導体センサ
    ・ゲージを作る方法。
  8. 【請求項8】 前記半導体層の固有抵抗を、アニーリン
    グ中に選定した接点間で計測し、前記センサ・ゲージの
    固有抵抗を監視する段階をさらに包含する、請求項1の
    ピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージを作る方法。
  9. 【請求項9】 (イ)互いに対向する2つの表面を持
    つ、たわみ性基板のラップ仕上げをし、清掃し、乾燥し
    た少なくとも第1の表面を用意する段階と、 (ロ)プラズマ・エンハンス化学蒸着(PECVD)プ
    ロセスにより窒化けい素の層を蒸着する段階と、 (ハ)PECVDプロセスにより二酸化けい素の層を蒸
    着する段階と、 (ニ)PECVDプロセスによりドープした無定形/多
    結晶シリコンの高抵抗の層を蒸着する段階と、 (ホ)(i)前記ドープしたシリコン層に各電気接点の
    場所を定める第1のマスク層を形成し、 (ii)このマスク層によって前記ドープしたシリコン層
    に金属を付着させ、 (iii)このドープしたシリコン層から前記第1のマス
    ク層を除く、 ことにより、前記ドープしたシリコン層に電気接点を付
    加する段階と、 (ヘ)選定した前記電気接点間の前記ドープしたシリコ
    ン層の部分を、これ等の部分にレーザ・ビームを照射す
    ることによりアニールし、前記ドープしたシリコン層を
    再結晶させ、存在するドーピング原子を活性化して、前
    記ドープしたシリコン層の抵抗を低下させると共に、前
    記レーザビームにより所定のパターンに従って1個又は
    複数個以上のピエゾ抵抗センサ・ゲージを形成し、前記
    ドープしたシリコン層のアニールしない部分が互いに隣
    接して形成されたセンサ・ゲージの間の絶縁体として作
    用するようにする段階と、 を包含するピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージを作る方
    法。
  10. 【請求項10】 前記窒化けい素層が、約0.5ミクロ
    ンの厚さを持ち、二酸化けい素層が約7.0ミクロンの
    厚さを持ち、前記ドープした無定形/多結晶シリコン層
    が約0.5ミクロンの厚さを持つ、請求項9のピエゾ抵
    抗半導体センサ・ゲージを作る方法。
  11. 【請求項11】 (i)前記ドープしたシリコン層上に
    パッシベーションのための場所を定める第2のマスク層
    を形成し、 (ii)PECVDプロセスにより二酸化けい素の層を蒸
    着し、 (iii)前記ドープした半導体層から前記第2のマスク
    層を除くことにより、 前記ドープしたシリコン層の頂部にパッシベーション層
    を付着させる段階をさらに包含する請求項9のピエゾ抵
    抗半導体センサ・ゲージを作る方法。
  12. 【請求項12】 (イ)互いに対向する2つの表面を持
    ち、これ等の表面のうち第1の表面を、別の層を受け取
    るためにラップ仕上げをし、清掃し、乾燥して成る基板
    と、 (ロ)この基板の互いに対向する2つの表面のうちの第
    1の表面に蒸着した窒化けい素から成る第1の絶縁誘電
    体層と、 (ハ)この第1の絶縁誘電体層に蒸着した二酸化けい素
    から成る第2の絶縁誘電体層と、 (ニ)この第2の絶縁誘電体層に蒸着した無定形半導体
    材料層と、 を備え、 前記半導体材料層が、ドーピング原子でドープされ、蒸
    着されたときに高い固有抵抗を持ち、前記半導体材料層
    の選定した部分が所定のパターンに従ってレーザ・アニ
    ーリング・プロセスの結果として前もって選定した一層
    低い固有抵抗を持ち、前記半導体材料層の前記選定した
    部分が、ドーピング原子の活性化により前もって選定し
    た一層低い固有抵抗に再結晶し、前記パターンに従って
    ピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージを形成し、前記半導体
    材料層の選定しない部分を絶縁体とし、 さらに(ホ)形成したピエゾ抵抗センサ・ゲージに電気
    的接続を行う接続手段を備えた、ピエゾ抵抗半導体セン
    サ・ゲージ。
  13. 【請求項13】 前記第1の絶縁誘電体層を、約0.5
    ミクロンの厚さを持つ窒化けい素層により構成し、前記
    第2の絶縁誘電体層を、約6.0ミクロンの厚さを持つ
    二酸化けい素層により構成した、請求項12のピエゾ抵
    抗半導体センサ・ゲージ。
  14. 【請求項14】 前記半導体材料層を、ほう素原子でド
    ープされ、約0.5ミクロンの厚さを持つ無定形シリコ
    ン層により構成した、請求項12のピエゾ抵抗半導体セ
    ンサ・ゲージ。
  15. 【請求項15】 パッシベーション層を、約1.0ミク
    ロンの厚さを持つ二酸化けい素層により構成した、請求
    項12のピエゾ抵抗半導体センサ・ゲージ。
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