JPH0520627B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0520627B2
JPH0520627B2 JP60170665A JP17066585A JPH0520627B2 JP H0520627 B2 JPH0520627 B2 JP H0520627B2 JP 60170665 A JP60170665 A JP 60170665A JP 17066585 A JP17066585 A JP 17066585A JP H0520627 B2 JPH0520627 B2 JP H0520627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
pole piece
straight shaft
magnetic
magnetic fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60170665A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6231776A (ja
Inventor
Hiroshi Nakazato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP60170665A priority Critical patent/JPS6231776A/ja
Publication of JPS6231776A publication Critical patent/JPS6231776A/ja
Publication of JPH0520627B2 publication Critical patent/JPH0520627B2/ja
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気記録媒体としてのハードデイス
クの回転軸部分の密封構造に適用して好適な磁性
流体シール装置に関する。
磁気記録媒体としてのハードデイスクは、その
信頼性を向上させるために種々の改良が行なわれ
ている。例えば、デイスクが内蔵されたデイスク
パツク内の空間の清浄度が特に重要である。この
清浄度を保つためには、デイスクのスピンドル部
に磁性流体シールが取り付けられ、デイスクパツ
ク内にスピンドルのベアリングのグリーンのミス
ト又はデイスクパツクの外部からの塵埃が侵入し
ないように改良されている。
しかし、ハードデイスクの小形化・薄形化の傾
向により、磁性流体シールにも小形化・薄形化が
要請されているが、小形化に伴なつて磁性流体シ
ール自体の漏洩磁束が問題になつている。
従来の磁性流体シールの構造は、例えば第1図
に示す如く、軟磁性のストレート軸1と、2枚の
環状のポールピース2と、その間にはさんでスト
レート軸方向に磁化している永久磁石3と、空隙
に磁気的に捕捉された磁性流体膜4からなる。
このような構造によれば、シールの外形(径方
向)部より漏洩磁界の発生が生じ、シール装置に
隣接した他の電子部品に悪影響を及ぼす欠点が生
ずることになる。
本発明はかかる点に鑑み、半径方向に磁化され
た永久磁石及び永久磁石により側面へ発生する漏
洩磁束をさえぎるための環状部を有する環状のポ
ートピースが設けられ、ポールピースとストレー
ト軸周面との間、永久磁石とストレート軸周面と
の間には磁性流体が夫々磁気的に捕捉されるよう
に構成することにより、上記のような欠点を解消
することを目的とするものである。
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第2図は本発明の一例を示す断面図である。1
1は磁気シール部に突起や鍔のない軟磁性のスト
レート軸を示し、ストレート軸11の周面には断
面L形の環状の軟磁性のポールピース12及び半
径方向に磁化された永久磁石13が一定の間隔離
間して設けられている。そしてポールピース12
とストレート軸11の周面との間、永久磁石13
とストレート軸11の周面との間には、磁性流体
14が磁気的に捕捉されている。したがつて、永
久磁石13による漏洩磁束は、一方がポールピー
ス12を通過し、他方は外部(図中矢印の方向)
へ漏洩することになるが、永久磁石13の径方向
へはポールピース12が覆つているため、ポール
ピース12側の外側へ漏洩磁束は発生しないよう
になる。永久磁石13の径方向には多くの電子部
品が配置されていることが多いが、それらの電子
部品には漏洩磁束が影響しなくなる。
第3図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。本例においては、第2図例のポールピース1
2及び永久磁石13の組み合わせを永久磁石13
の側を背中合わせて2組設置したものである。こ
の場合、永久磁石13の磁化方向は径方向に形成
されている。よつて、永久磁石13による径方向
の漏洩磁束は発生しなくなる。
第4図は本発明の更に他の例を示す断面図であ
る。本例においては、第2図例の構造に、ポール
ピース12の内周面に環状の軟磁性ハウジング1
5を接着したものである。この場合、永久磁石1
3の磁化方向は半径方向に形成されている。した
がつて永久磁石13による漏洩磁束は、一方がポ
ールピース12を通過し、他方は外部へ漏洩する
ことになるが、永久磁石13の径方向へは、ポー
ルピース12が覆つているため、ポールピース1
2側の径方向の外側への漏洩磁束は発生しないよ
うになる。
第5図は本発明の更に他の実施例を示す断面図
である。本例においては、第4図例のポールピー
ス12及びポースピース12の内周面に軟状の軟
磁性ハウジング15を一体化したもの、すなわち
軟状の軟磁性ハウジング15に相当する大きさの
段部を設けたポールピース16としたものであ
る。この場合、永久磁石13の磁化方向は半径方
向に形成されている。永久磁石13による漏洩磁
束は、一方がポールピース12を通過し、他方は
外部へ漏洩することになるが、永久磁石13の径
方向へはポールピース12が覆つているため、ポ
ールピース12側の周面外側への漏洩磁束は発生
しないようになる。
第6図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。本例において、第2図例のポールピース12
及び永久磁石13の組み合わせにおいて、ポール
ピース12の環状部22を更に軸方向に延長形成
したものである。この場合、永久磁石13の磁化
方向は半径方向に形成されている。したがつて、
永久磁石13による漏洩磁束は、一方がポールピ
ース12を通過し、他方は環状部22を通過して
外部へ漏洩することになるが、永久磁石13の径
方向へはポールピース12が覆つているため、ポ
ールピース12,22側の径外側への漏洩磁束は
発生にしないようになる。
第7図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。本例においては、第2図例のポールピース1
2及び永久磁石13の組み合わせにおいて、ポー
ルピース12と永久磁石13との側面の間隔をな
くして密着するようにしたものである。この場
合、永久磁石13の磁化方向は半径方向に形成さ
れている。したがつて、永久磁石13による漏洩
磁束は、一方がポールピール12を通過し、他方
は環状部23を通過して外部へ漏洩することにな
るが、永久磁石13の径方向へはポールピース1
2が覆つているため、ポールピース12側の径外
側への漏洩磁束を発生しないようになる。
第8図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。本例においては、第7図のポールピース12
及び永久磁石13の組み合わせにおいて、ポール
ピース24と永久磁石13との外径寸法を一致さ
せ、かつ両者の周端面に軟磁性のハウジング25
を嵌合したものである。この場合、永久磁石13
の磁化方向は半径方向に形成されている。したが
つて、永久磁石13による漏洩磁束は、一方がポ
ールピース24を通過し、他方は環状部25を通
過して外部へ漏洩することになるが、永久磁石1
3の径方向へは環状部25が覆つているため、径
外側への漏洩磁束は発生しないようになる。
以上述べたごとく本発明によれば、軟磁性のス
トレート軸に磁性流体が磁気的に捕捉された磁性
流体シール装置において、ストレート軸の半径方
向に磁化された永久磁石及び永久磁石により側面
へ発生する漏洩磁束をさえぎるための環状部を有
する環状のポールピースが設けられ、上記ポール
ピースとストレート軸周面との間、上記永久磁石
とストレート軸周面との間には磁性流体が磁気的
に捕捉されるようにしたので、 上記永久磁石によつて発生する漏洩磁束は、一
方が上記ポールピースを通過し、他方は外部へ漏
洩することになるが、上記永久磁石の径方向へは
ポールピースが覆つているため、ポースピース側
の径方向の外側へ漏洩磁束は発生しないようにな
り、小形化に伴なう磁性流体シール機構の漏洩磁
束の問題は解消することになる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシール装置の例を示す断面図、
第2図は本発明の一例を示す断面図、第3図、第
4図、第5図、第6図、第7図及び第8図は本発
明の他の実施例を示す断面図である。 11……軟磁性のストレート軸、12……環状
の軟磁性のポールピース、13……永久磁石、1
4……磁性流体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軟磁性のストレート軸に磁性流体が磁気的に
    捕捉された磁性流体シート装置において、 ストレート軸の半径方向に磁化された永久磁石
    及び該永久磁石により側面に発生する漏洩磁束を
    さえぎるための環状部を有する環状のポールピー
    スが設けられ、上記ポールピースとストレート軸
    周面との間、上記永久磁石とストレート軸周面と
    の間には磁性流体が磁気的に捕捉されたことを特
    徴とする磁性流体シール装置。 2 上記永久磁石とポールピースとの間を夫々の
    磁性流体が一体化しないように離間させた特許請
    求の範囲第1項記載の磁性流体シール装置。
JP60170665A 1985-08-02 1985-08-02 磁性流体シ−ル装置 Granted JPS6231776A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60170665A JPS6231776A (ja) 1985-08-02 1985-08-02 磁性流体シ−ル装置

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JP60170665A JPS6231776A (ja) 1985-08-02 1985-08-02 磁性流体シ−ル装置

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JPS6231776A JPS6231776A (ja) 1987-02-10
JPH0520627B2 true JPH0520627B2 (ja) 1993-03-22

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ID=15909100

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