JPH0520619Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0520619Y2
JPH0520619Y2 JP2904588U JP2904588U JPH0520619Y2 JP H0520619 Y2 JPH0520619 Y2 JP H0520619Y2 JP 2904588 U JP2904588 U JP 2904588U JP 2904588 U JP2904588 U JP 2904588U JP H0520619 Y2 JPH0520619 Y2 JP H0520619Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
nozzle body
blower
vehicle
drying device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2904588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01132460U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2904588U priority Critical patent/JPH0520619Y2/ja
Publication of JPH01132460U publication Critical patent/JPH01132460U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0520619Y2 publication Critical patent/JPH0520619Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、洗浄後の車両の車体面を乾燥させる
ための車両用乾燥装置に関する。
(2) 従来の技術 一般に洗車機においては、機枠に、噴口を有し
内部がブロワに連通するノズル体を設け、このノ
ズル体内を通過して前記噴口より噴出する、前記
ブロワからの吐出空気により、車体面を乾燥させ
るようにした車両用乾燥装置が付設されている
が、従来の乾燥装置では、ブロワ側に騒音吸収の
ための吸音体が設けられている(実開昭62−
52066号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする課題 上記従来装置では、ブロワの吐出空気がノズル
体内を通過する際に比較的大きな騒音を発生させ
るにも拘らず、ノズル体内には次のような理由で
吸音体が設けられていなかつた。即ちノズル体内
に吸音体を設けると、それが、ノズル体内を通過
しようとする空気流に大きな抵抗となつて、噴口
からの空気噴出速度を十分に高めることができな
くなり、車体面に対する乾燥効果が低下するとい
う問題を生じるからである。
本考案は上記に鑑み提案されたものであつて、
上記問題を生じることなくノズル体内へ吸音体を
設置できるようにして騒音低減に寄与し得る車両
用乾燥装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために第1項の考案によれ
ば、機枠に、噴口を有し内部がブロワに連通する
ノズル体を設け、このノズル体内を通過して前記
噴口より噴出する、前記ブロワからの吐出空気に
より、車体面を乾燥させるようにした車両用乾燥
装置において、ノズル体の、前記噴口と対向する
内端面には、前記吐出空気のノズル体内への導入
口が開口されると共に吸音体が、該導入口を塞が
ないように設けられる。また第2項の考案によれ
ば、機枠に、噴口を有し内部がブロワに連通する
ノズル体を設け、このノズル体内を通過して前記
噴口より噴出する、前記ブロワかの吐出空気によ
り、車体面を乾燥させるようにした車両用乾燥装
置において、ノズル体内の前記吐出空気の流れ方
向に沿うように配置されて相対向する、ノズル体
の一対の内側面の一方には、その他方との間に空
〓を存して吸音体が設けられる。
(2) 作用 上記構成によれば、ブロワの吐出空気がノズル
体内を通過しようとする際に生じる騒音がノズル
体内の吸音体によつて有効に吸収される。
また特にノズル体の、噴口と対向する内端面に
設けられた吸音体は、その内端面に開口する上記
導入口よりノズル体内に勢いよく吹出す空気流の
周辺にあつて、その空気流に対する抵抗とはなら
ない。またその空気流の流れ方向に沿うよう配置
されて相対向する、ノズル体内の一対の内側面の
一方に吸音体が設けられても、その他方の内側面
は空気流をスムーズに案内し得るから、全体とし
てノズル体内の空気流が受ける抵抗は少ない。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1図において洗車機Wの門型機枠1
は、地上に敷設される案内レール2,2上に走行
輪3を介して載設され、図示しない原動機によつ
て案内レール2,2に沿つて往復走行し得るよう
になつている。門型機枠1には、図示しない周知
の車体洗浄装置と、洗車後の車体上面を乾燥させ
るための第1乾燥装置D1と、同じく車体の左右
両側面を乾燥させるための第2乾燥装置D2とが
配設される。
第1乾燥装置D1は、門型機枠1の両側上部に
それぞれ装備されて原動機M1によつて駆動され
る左、右第1ブロワB1と、門型機枠1の天井枠
1aに昇降機構(図示せず)を介して昇降可能に
支承される上部ノズル体N1と、このノズル体N1
内及び各第1ブロワB1の吐出部41間を連通させ
る可撓性のダクト5とより構成される。上部ノズ
ル体N1は、第2図に示すように横断面逆三角形
の函状をなして左右方向に長くのびており、その
下端には、左右方向に長くのびる下向きの噴口n1
が設けられる。上部ノズル体N1の上壁6には、
その上壁6を貫通し外端が前記両ダクト5にそれ
ぞれ接続される左右一対の接続管7が一体的に固
着され、その各接続管7の内端は上部ノズル体
N1内に直接開口していて、各第1ブロワB1から
の吐出空気の、上部ノズル体N1内への導入口7
aとなつている。上部ノズル体N1の内側面には、
接続管7の内端と同じ高さ位置に支持板91が嵌
着されており、この支持板91と、上部ノズル体
N1の噴口n1に対向する内端面8すなわち前記上
壁6内面との間に画成される空間には、ガラスウ
ールその他の吸音材g1が充填される。この吸音材
g1の吸音機能を高めるべく支持板91には多数の
小孔9a1…が穿設され、該支持板91と吸音材g1
とにより第1吸音体S1が構成される。
また前記第2乾燥装置D2は、門型機枠1の両
側部にそれぞれ装備されて原動機M2によつて駆
動される左、右第2ブロワB2と、その各第2ブ
ロワB2の吐出部42に内部が直接連通する左、右
側部ノズル体N2とより構成される。各側部ノズ
ル体N2は、対応する第2ブロワB2のケーシング
10と一体に連設されていて、第2ブロワB2
ロータ11の回転軸線方向に偏平な函状に形成さ
れており、その内端には、上下方向に長くのびる
内向きの噴口n2が設けられる。各側部ノズル体
N2の、互いに平行して対面する一対の内側面1
2,13のうちの一方の面12には、それとの間
に偏平空間を形成する支持板92が固着されてお
り、その偏平空間には、ガラスウールその他の吸
音材g2が充填され、支持板92には多数の小孔9
a2…が穿設される。而して支持板92及び吸音材
g2は第2吸音体S2を構成しており、また支持板9
と各側部ノズル体N2の他方の内側面13との間
には、その両内側面12,13に沿つて各側部ノ
ズル体N2内を通過しようとする第2ブロワB2
らの吐出空気流の流路となるべき十分な空〓14
が確保される。
尚、第1,3図中15は、各ブロワN1,N2
空気入口16に設けられる吸音体である。
次に前記実施例の作用を説明すると、両案内レ
ール2,2間に乾燥すべき車両が置かれた状態
で、各ブロワB1,B2を駆動すると共に門型機枠
1を走行させると、上部ノズル体N1の噴口n1
らは、各第1ブロワB1からダクト5及び上部ノ
ズル体N1内を通過した高速空気流が噴出して車
体上面に吹き付けられ、また各側部ノズル体N2
の噴口n2からは、各第2ブロワB2から各側部ノ
ズル体N2を通過した高速空気流が噴出して車体
の左右両側面に吹き付けられ、洗車後の車体面を
速やかに乾燥させることができる。
かかる乾燥工程において、各ブロワB1,B2
吐出空気が各ノズル体N1,N2内を通過しようと
する際に生じる騒音は、各ノズル体N1,N2内の
吸音体S1,S2によつて有効に吸収低減される。し
かも上部ノズル体N1内の第1吸音体S1は、その
上部ノズル体N1の、噴口n1と対向する内端面8
に設けられていて、導入口7aより上部ノズル体
N1内に勢いよく吹出す空気流の周辺に位置する
から、その空気流に対する抵抗とはならず、また
各側部ノズル体N2内の空気流の流れ方向に沿う、
各側部ノズル体N2の一方の内側面12に第2吸
音体S2が設けられても、その他方の内側面13は
空気流をスムーズに案内し得るから、全体として
側部ノズル体N2の空気流が受ける抵抗は少なく、
結局のところ、各ノズル体N1,N2内に吸音体
S1.S2が特設されても各噴口n1,n2からの空気噴
出速度が低下する心配はない。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、ノズル体内に吸
音体が設けられるので、ブロワからの吐出空気が
ノズル体内を通過しようとする際に生じる騒音を
該吸音材によつて有効に吸収することができ、従
つてブロワ側にのみ吸音体が設けられる前記従来
装置に比べて騒音低減効果を高めることができ
る。
また上記吸音体は、ノズル体内を通過しようと
する高速空気流に対し大きな抵抗とならないよう
に、ノズル体の、噴口と対向する内端面、又はそ
の空気流の流れ方向に沿うよう配置される一方の
内側面に設けられるので、ノズル体内に吸音体を
配置するもその噴口からの空気噴出速度が大幅に
低下する惧れはなくなり、車体面に対する十分な
乾燥効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は乾燥装置の全体正面図、第2図は第1図の
−線拡大断面図、第3図は第1図の−線
拡大断面図である。 B1,B2……第1,第2ブロワ、D1,D2……第
1,第2乾燥装置、N1……上部ノズル体、N2
…側部ノズル体、S1,S2……第1,第2吸音体、
n1,n2……噴口、1……機枠、7a……導入口、
8……内端面、12……一方の内側面、13……
他方の内側面、14……空〓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機枠に、噴口を有し内部がブロワに連通する
    ノズル体を設け、このノズル体内を通過して前
    記噴口より噴出する、前記ブロワからの吐出空
    気により、車体面を乾燥させるようにした車両
    用乾燥装置において、ノズル体の、前記噴口と
    対向する内端面には、前記吐出空気のノズル体
    内への導入口が開口されると共に吸音体が、該
    導入口を塞がないように設けられることを特徴
    とする、車両用乾燥装置。 (2) 機枠に、噴口を有し内部がブロワに連通する
    ノズル体を設け、このノズル体内を通過して前
    記噴口より噴出する、前記ブロワからの吐出空
    気により、車体面を乾燥させるようにした車両
    用乾燥装置において、ノズル体内の前記吐出空
    気の流れ方向に沿うように配置されて相対向す
    る、ノズル体の一対の内側面の一方には、その
    他方との間に空〓を存して吸音体が設けられる
    ことを特徴とする、車両用乾燥装置。
JP2904588U 1988-03-04 1988-03-04 Expired - Lifetime JPH0520619Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2904588U JPH0520619Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2904588U JPH0520619Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132460U JPH01132460U (ja) 1989-09-08
JPH0520619Y2 true JPH0520619Y2 (ja) 1993-05-27

Family

ID=31252906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2904588U Expired - Lifetime JPH0520619Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0520619Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4819480B2 (ja) * 2005-11-02 2011-11-24 フルタ電機株式会社 洗車機等用の小型送風機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01132460U (ja) 1989-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7316420B2 (en) Water-expelling mudguard for motor vehicles
JPH0328088A (ja) 自動車の泥避けと協働するホィールハウジングシェル
CN1946323B (zh) 手干燥装置
JPH0520619Y2 (ja)
CN210601804U (zh) 降噪型吸油烟机
JPH06159752A (ja) クリーンルーム用ファンフィルターユニット
CN205736779U (zh) 一种客车空调用降噪过渡风道
JP2000103581A (ja) エレベーターのかご室
JPH0520620Y2 (ja)
JP2000213369A (ja) 発電装置
CN112483432A (zh) 一种低噪音离心式引风机
JP2537454Y2 (ja) ファン・フィルタユニット
JPH0620707Y2 (ja) 車体側部乾燥装置
JP3669216B2 (ja) 洗車機の乾燥装置
JP4074891B2 (ja) 可般式ブロア
CN205417089U (zh) 汽车及其气压平衡结构
JPS5851437Y2 (ja) シャシ−ダイナモメ−タのブロワ装置
JP4752724B2 (ja) 洗車機
JPH08280167A (ja) リニアモータ
JPH04343816A (ja) 電気掃除機
JPS5815251Y2 (ja) 車輪室内走行風取入装置
JPS595621Y2 (ja) 産業車両の騒音防止装置
JPH0632433Y2 (ja) 車両用エンジン冷却装置
JP4752711B2 (ja) 洗車機
JPH0713680Y2 (ja) アイロン台装置