JPH0520604Y2 - - Google Patents

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JPH0520604Y2
JPH0520604Y2 JP1988103775U JP10377588U JPH0520604Y2 JP H0520604 Y2 JPH0520604 Y2 JP H0520604Y2 JP 1988103775 U JP1988103775 U JP 1988103775U JP 10377588 U JP10377588 U JP 10377588U JP H0520604 Y2 JPH0520604 Y2 JP H0520604Y2
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ball
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JP1988103775U
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Priority to GB8917795A priority patent/GB2222562B/en
Priority to DE3943736A priority patent/DE3943736C2/de
Priority to FR8910546A priority patent/FR2635058B1/fr
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車室内からミラーの姿勢を操作レバ
ーで調整可能なドアミラーに関し、そのうち特に
操作レバーの動きを伝達するリンク機構の最終端
とミラーとの間に介在させてミラーを前後及び左
右に傾動させるための連結手段に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、この種の連結手段としては、特開昭62−
122047号に示されるものが公知である。該発明に
おいては、第6図に示すように、ミラーホルダー
45の球軸受部45aを通る水平軸X′上に固定
され上下一対の取付板46a,46bからなる取
付部材46に直方体状のバー部材47の一端をピ
ン48で水平方向に回動自在に軸支すると共に、
シヤフト49に連結されたアーム50に前記バー
部材47の他端に設けられた球ピボツト47aを
揺動自在に支承するようにされている。尚、上記
発明においては、シヤフト49の軸方向にアーム
50を上下動させることによりバー部材47及び
取付部材46を介してミラーホルダー45を水平
軸X′回りに傾動させるようにされている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記のように、ミラーホルダーとアー
ムとの間に直方体状のバー部材を介在させ、前記
ミラーホルダの球軸受部を通る水平軸上に固定さ
れた取付部材に該バー部材の一端をピンで連結す
るものでは、ミラーホルダーを概ね一点で支持し
ているため、支持が不安定でミラーのガタ付きを
発生させることになるという問題点がある。ま
た、ミラーホルダーの前後への傾動を前記ピンに
加わる力のみにより行つているため、その作用点
がミラーホルダー前記水平軸に非常に接近してお
り、その結果、傾動効率が悪いという問題点があ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記のような問題点を解決すること
を目的とするものであり、その手段として、ブラ
ケツトに支持ピボツトを介して傾動可能に取り付
けられたミラーの背面に、操作レバーの動きを伝
達するリンク機構の最終端を連結片を介して連結
し、該操作レバーの操作により前記ミラーを前後
及び左右に傾動させるようにしたドアミラーにお
いて、前記連結片は垂直杆と該垂直杆の中央より
水平方向に延出する脚片とから構成され、前記垂
直杆の両端から前記脚片と対抗側に延出する2本
の連結ロツド先端に設けた球ピボツトは前記ミラ
ーの前後方向の回転軸に対称にミラー背面に支承
され、前記脚片の先端に設けた球ピボツトは前記
リンク機構の最終端に揺動自在に連結させるよう
にしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係るドアミラーの縦断正面
図、第2図は第1図の横断平面図、第3図はミラ
ー調整機構を示す斜視図、第4図はクラツチ部材
の分解斜視図、第5図はミラーの前後傾動状態図
である。
第1図、第2図に示すように、ミラー1はミラ
ーホルダー2により保持され、該ミラーホルダー
2とミラーバイザー3とは球ピボツト4により連
結され、ミラー1を球ピボツト4を中心とする公
知の回り止め手段で水平軸X及び垂直軸Y回りに
傾動可能な状態に保つている。
前記ミラーバイザー3は、車両のドア側面に装
着される取付けステー6より張り出したベース5
上に立設した軸筒9に対して車両の前後方向に可
倒自在に支持されており、該軸筒9の外周にはコ
イルスプリング7を収納する外筒10が設けられ
ている。コイルスプリング7は軸筒9の上面に係
止される止め板8と外筒10の座面間に圧縮状態
に保持されており、外筒10の下面と軸筒9の座
面間に配設される複数のボールクラツチ44を介
してミラーバイザー3をベース5上に弾力的に支
持している。
第1図、第2図、第3図に示すように、操作レ
バー12はノブ11を設けた一端を車室内に突出
させると共に他端に支点球13を備え、取付けス
テー6内に設けられた支点球ホルダー14と前記
ベース5に立設したガイドロツド26の上端とに
より保持された該支点球13を支点として、左右
方向(第3図におけるA,B方向)及び左右回動
方向(第3図におけるC,D方向)に回動自在に
支持されている。該支点球13には作動片15が
突出しており、該作動片15の端部は連結ピン1
6により略L字状に形成された揺動片18の上端
に連結されている。これにより、支点球13と連
なる操作レバー12の前後方向の操作に対しては
左右方向に、また、右回り左回りの操作に対して
は上下方向に揺動片18を連動させることができ
るようにされている。該揺動片18の下部には支
点球13の球心軸上に縦杆20が連結され、該縦
杆20はベース5に立設した前記ガイドロツド2
6に回動及び上下動自在に貫装されている。前記
縦杆20の下端より水平方向に延びる突出杆20
aの端部には球ピボツト27aを設け、該球ピボ
ツト27aは前記ベース5内で摺動及び回動自在
に支持される横杆29の一端に連結されている。
該横杆29の他端は前記軸筒9内に挿通されるシ
ヤフト25の下端より水平方向に延びる突出杆2
5aの端部に設けた球ピボツト27bに連結さ
れ、操作レバー12の操作に伴う縦杆20の動き
をシヤフト25に伝達するようにされている。シ
ヤフト25の上端には、該シヤフト25の上下動
及び回動を前記ミラー1の前後及び左右への傾き
に変換する変換アーム28がクラツチ部材30を
介して取付けられている。
前記変換アーム28は、変換アーム本体28a
と、該変換アーム本体28aより前記シヤフト2
5側に水平に延びるアーム28bと前記ミラー1
側に延びるアーム28cとにより構成されてお
り、変換アーム本体28aはブラケツト31に立
設したガイドロツド32に摺動及び回動自在に枢
支されている。前記クラツチ部材30は、前記変
換アーム28のアーム28bに形成された長溝3
3内に滑動自在に枢支されるピン34と、該ピン
34を突出させた基体35を常には前記長溝33
の奥端に付勢するバネ36と、前記シヤフト25
の上端より水平方向に突出する係合片37とによ
り構成され、該係合片37は前記バネ36を貫通
させた状態で前記基体35に設けた横穴38に係
合しており(第4図参照)、シヤフト25の上下
動及び回動運動を変換アーム28に伝達するよう
にされている。
前記ミラー1の背面側に揺動自在に支持される
連結片39は、垂直杆39aと該垂直杆39aの
中央より水平に延びる脚片39bとから構成さ
れ、該脚片39bの先端に設けた球ピボツト40
aは前記変換アーム28のアーム28cに揺動自
在に連結されており、前記垂直杆39aの両端か
ら前記脚片39bと対抗側に延出する2本の連結
ロツド41の先端に設けた球ピボツト40bはミ
ラー1の前記水平軸Xに対称にミラー1の背面側
に支承されている。このため、シヤフト25が上
動するとクラツチ部材30を介して変換アーム2
8も上動するので、該変換アーム28のアーム2
8cが前記連結片39の脚片39bを押し上げる
ことにより、球ピボツト4により支承されるミラ
ー1は前方向に傾倒する。ミラー1の後方向への
傾倒は変換アーム28が下動すると前述の逆作動
により行われる。また、ミラー1の左右方向の傾
倒はシヤフト25の回転運動により行われる。す
なわち、シヤフト25が時計回りに回動すると、
変換アーム28を反時計回りに回動させることに
より、該変換アーム28のアーム28cに前記連
結片39を引き寄せる力が働き、球ピボツト4に
より支承されるミラー1は垂直軸Y回りに時計回
りに傾倒する。また、シヤフト25の反時計回り
の回動では前述の逆方向に変換アーム28が作動
してミラー1を逆方向に傾倒させる。
次に本実施例の作用について説明する。
操作レバー12を左方向(第3図における矢印
A方向)に操作すると支点球13を支点として揺
動片18及び縦杆20が回動し、これに連動して
該縦杆20の下端と球ピボツト27aを介して連
結された横杆29は操作レバー12方向(矢印A
方向)に摺動する。この摺動は前記横杆29と
球ピボツト27aを介してシヤフト25に回動動
作として伝達され、該シヤフト25に係合片37
を介して連結されたピン34が変換アーム28の
アーム28bに形成された長溝33の内壁を押す
ことにより変換アーム28のアーム28cは左方
向(矢印A方向)に回動する。その結果、該ア
ーム28cに前記連結片39を引き寄せる力が働
き、これによりミラー1を左回り(矢印A方
向)に動作させる。同様にして操作レバー12を
右方向(第3図における矢印B方向)に操作する
と、変換アーム28のアーム28cは右方向(矢
印B方向)に回動し、ミラー1を右方向(矢印
B方向)に動作させる。次に、操作レバー12
を支点球13を中心にして右回動(第3図におけ
る矢印C方向)させると、支点球13に突出させ
た作動片15にピン16を介して回転自在に枢支
される揺動片18もまた支点球13を中心として
同方向へ回動するが、その際揺動片18に連結す
る縦杆20がベース5に立設したガイドロツド2
6に垂直方向にのみ摺動自在に貫装されているた
め該縦杆20は上方に垂直に引き上げられること
になる。従つて、該縦杆20の下端と球ピボツト
27aを介して連結された横杆29は操作レバー
12から見て時計回り(矢印C方向)に回動
し、この回動は前記横杆29と球ピボツト27b
を介してシヤフト25に上方の摺動動作として伝
達され、該シヤフト25上端にクラツチ部材30
を介して連結された変換アーム28のアーム28
cを上方向(矢印C方向)に動作させる。その
結果、該アーム28cが前記連結片39の脚片3
9bを押し上げ、これにより球ピボツト4により
支承されるミラー1を水平軸X回りに前傾させ
る。同様にして操作レバー12を支点球13を中
心にして左回動(第3図における矢印D方向)さ
せるとミラー1の動きは後傾方向への動きに変換
される(第5図参照)。
(考案の効果) 本考案は、上記のように垂直杆と該垂直杆の中
央より水平方向に延出する脚片とから連結片を構
成し、前記垂直杆の両端から前記脚片と対抗側に
延出する2本の連結ロツド先端に設けた球ピボツ
トを前記ミラーの前後方向の回転軸に対称にミラ
ー背面に支承したことにより、従来の一点支持も
しくは二点支持に比べミラーが安定に保持される
ので、ミラーのガタ付きを発生させることがない
というすぐれた効果がある。特に垂直杆とミラー
とを連結ロツド及び三つの球ピボツトを介して浮
かした形で結合しているので、振動や走行風によ
つてミラーに振動が伝達された場合でも、衝撃接
触によるビビリ音が生じ難いものとなり、さらに
このフローテイング結合による衝撃緩和と上記三
点支持によるミラー安定保持との相乗効果によつ
て振動時においもブレの少ない安定したミラー写
像を得ることができ、しかも連結片を組付ける際
には上記球ピボツトを連接箇所にワンタツチで押
し込むだけでよく組付け作業を容易に行うことが
できる。また、ミラーの前後傾動の作用点がその
傾動軸から離れて位置しているため、従来の機構
に比べ傾動効率が向上するというすぐれた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドアミラーの縦断正面
図、第2図は第1図の横断平面図、第3図はミラ
ー調整機構を示す斜視図、第4図はクラツチ部材
の分解斜視図、第5図はミラーの前後傾動状態
図、第6図は従来の連結手段を示す分解斜視図で
ある。 1……ミラー、28……変換アーム、28c…
…アーム、39……連結片、39a……垂直杆、
39b……脚片、40a,40b……球ピボツ
ト、41……連結ロツド、X……水平軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラケツトに支持ピボツトを介して傾動可能に
    取り付けられたミラーの背面に、操作レバーの動
    きを伝達するリンク機構の最終端を連結片を介し
    て連結し、該操作レバーの操作により前記ミラー
    を前後及び左右に傾動させるようにしたドアミラ
    ーにおいて、前記連結片は垂直杆と該垂直杆の中
    央より水平方向に延出する脚片とから構成され、
    前記垂直杆の両端から前記脚片と対抗側に延出す
    る2本の連結ロツド先端に設けた球ピボツトは前
    記ミラーの前後方向の回転軸に対称にミラー背面
    に支承され、前記脚片の先端に設けた球ピボツト
    は前記リンク機構の最終端に揺動自在に連結させ
    たことを特徴とするドアミラー。
JP1988103775U 1988-08-04 1988-08-04 Expired - Lifetime JPH0520604Y2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988103775U JPH0520604Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04
CA 607323 CA1324518C (en) 1988-08-04 1989-08-02 Turn-over type rearview door mirror
GB8917795A GB2222562B (en) 1988-08-04 1989-08-03 Retractable rearview door mirror
DE3943736A DE3943736C2 (de) 1988-08-04 1989-08-03 Einstellbarer und zurückklappbarer Seitenrückspiegel
DE19893925637 DE3925637A1 (de) 1988-08-04 1989-08-03 Einstellbarer seitenrueckspiegel
FR8910546A FR2635058B1 (ja) 1988-08-04 1989-08-04
US07/697,930 US5182676A (en) 1988-08-04 1991-05-02 Turn-over type rearview door mirror
GB9215195A GB2256407B (en) 1988-08-04 1992-07-17 Foldable rearview door mirror

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988103775U JPH0520604Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0224741U JPH0224741U (ja) 1990-02-19
JPH0520604Y2 true JPH0520604Y2 (ja) 1993-05-27

Family

ID=31334908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988103775U Expired - Lifetime JPH0520604Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04

Country Status (1)

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JP (1) JPH0520604Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002062622A1 (fr) * 2001-02-05 2002-08-15 Murakami Corporation Retroviseur repliable manuellement

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62203842A (ja) * 1986-03-04 1987-09-08 Murakami Kaimeidou:Kk タ−ンオ−バ−式ドアミラ−

Patent Citations (1)

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WO2002062622A1 (fr) * 2001-02-05 2002-08-15 Murakami Corporation Retroviseur repliable manuellement

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JPH0224741U (ja) 1990-02-19

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