JPH05205822A - ケーブルと機器の接続部 - Google Patents

ケーブルと機器の接続部

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JPH05205822A
JPH05205822A JP5034591A JP5034591A JPH05205822A JP H05205822 A JPH05205822 A JP H05205822A JP 5034591 A JP5034591 A JP 5034591A JP 5034591 A JP5034591 A JP 5034591A JP H05205822 A JPH05205822 A JP H05205822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
cable
grounding
lead
ground wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP5034591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Hasegawa
尚也 長谷川
Ryoichi Kojima
諒一 小島
由勝 ▲高▼橋
Yoshikatsu Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP5034591A priority Critical patent/JPH05205822A/ja
Publication of JPH05205822A publication Critical patent/JPH05205822A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器とケーブルの両方の遮蔽層を容易に簡潔
に接地する。 【構成】 機器の口出し部4の外表面に露出させた遮蔽
層17にコイルバネ13を電気接触させる。コイルバネ
13は接地金具15を介して接地線16により接地され
る。また、機器接地線とケーブル接地線をコネクタ5の
固定用の締め付けバンド上で一括接地線に接続し、1本
の線で接地処理を行う。あるいは、機器の口出し部外表
面に露出した遮蔽層に半導電ゴム等からなるコネクタ引
留め部11を電気接触させ、締め付けバンド上を介して
接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器とこの機器へ
の給電を行うためのケーブルの、両方の遮蔽層の接地を
容易にしたケーブルと機器の接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的高電圧を取り扱う機器は、通常そ
の遮蔽層の接地作業が必要となる。この様な機器に給電
を行うためのケーブルも、その遮蔽層の接地作業が必要
となる。一般に、この種の接地作業は、ケーブルと機器
との接続部において行われていた。図5に従来一般のケ
ーブルと機器の接続部要部側面図を示す。図において、
機器1には、その遮蔽層を接地するために接地端子2が
埋め込まれている。そして、この接地端子2は機器接地
線3により接地されている。一方、機器1には、コネク
タを装着するための口出し部4が設けられ、ここに、コ
ネクタ5がはめ込まれて接続されている。コネクタ5は
ゴム等の弾性体の筒から構成されており、締め付けバン
ド6により上記口出し部4に締め付け固定されている。
【0003】図6にその締め付けバンド6の平面図を示
す。図のように、締め付けバンド6は、よく知られてい
るように締め付けボルト8により縮径されて図5のコネ
クタ5を締め付けるよう構成されている。なお、コネク
タ5はケーブル10の一端に取り付けられたもので、こ
のケーブル10の図示しない遮蔽層は、ケーブル接地線
7により接地されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
構成の従来の接続部においては、機器1の側に予め接地
用の接地端子2を設けておく必要がある。従って、機器
外壁の構造が複雑になり、コストアップになるという問
題があった。また、機器1とケーブル10の遮蔽層は、
それぞれ機器接地線3あるいはケーブル接地線7によ
り、別々に接地処理されるため、配線が煩雑になるとい
う問題もあった。本発明は以上の点に着目して成された
もので、より簡潔に低コストに接地処理を行うことが出
来るよう構成したケーブルと機器との接続部を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、機
器上でコネクタを装着するための口出し部外表面に、前
記機器の本体側遮蔽層を露出させ、前記口出し部に装着
されるコネクタのコネクタ引留め部内周面に前記本体側
遮蔽層に電気的に接触するコイルばねを配置し、前記コ
イルバネと接地線との間を電気接続する接地金具を備え
たことを特徴とするものである。
【0006】次に、第2発明は、機器上でコネクタを装
着するための口出し部近傍に、前記機器の本体側遮蔽層
を接地するための機器接地線を接続する一方、前記コネ
クタを取りつけたケーブルに、当該ケーブルの遮蔽層を
接地するためのケーブル接地線を接続し、前記コネクタ
を前記口出し部に締付固定するための締付けバンド上
で、前記機器接地線と前記ケーブル接地線と、これらを
一括接地するための一括接地線とを接続固定したことを
特徴とするものである。
【0007】更に、第3発明は、機器上でコネクタを装
着するための口出し部外表面に、前記機器の本体側遮蔽
層を露出させ、前記口出し部に装着されるコネクタのコ
ネクタ引留め部を導電性部材で構成するとともに、前記
口出し部に装着されるコネクタを締付けるための締付け
バンドを設け、前記機器の遮蔽層を前記コネクタ引留め
部と前記締付バンドとこの締付けバンドに接続した接地
線とにより接地したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】第1発明では、口出し部の外表面に露出させた
遮蔽層にコイルバネを電気接触させる。コイルバネは接
地金具を介して接地線により一括接地される。第2発明
は、機器の接地線とケーブル接地線をコネクタ固定用の
締め付けバンド上で一括接地線に接続し、1本の線で接
地処理を行う。第3発明は、機器の口出し部外表面に露
出した遮蔽層に半導電ゴム等からなるコネクタ引留め部
を電気接触させ、第2発明の機器の接地線を省略する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、図の実施例を用いて詳細に
説明する。図1は本発明のケーブルと機器の接続部実施
例を示す要部縦断面図である。図の口出し部4は、先に
従来例の図5において示した機器1上でコネクタを装着
するために設けられたものである。この口出し部4の上
半分程度の領域まで、上記機器1の本体側遮蔽層17が
延長されている。通常、本体側遮蔽層17は、その保護
のために絶縁被膜等で覆われているが、このコネクタ5
を装着する部分においては、本体側遮蔽層17が露出さ
れている。一方、コネクタ5のコネクタ引留め部11
は、丁度口出し部4の小径部分にはまりこむ構成とされ
ており、その内周面には、スリット12が形成されてい
る。このスリット12の内部には、環状のコイルバネ1
3がはめ込まれ、上記口出し部4にその弾性力によって
電気接触されるよう構成されている。
【0010】一方、コネクタ引留め部11には、その半
径方向に貫通孔14が設けられ、コイルバネ13の一端
が引き出されて、接地金具15に固定されるように構成
されている。この接地金具15は、接地線16を介して
接地されている。以上の構成の第1発明においては、先
に図5で示したような機器1側の接地端子2は必要とし
ない。即ち、図1に示すように、機器の本体側遮蔽層1
7が、コイルバネ13と接地金具15及び接地線16を
介して接地される。
【0011】従って、機器側の構成を簡素化し、例えば
機器側に接地端子を設けることが非常に困難な構成の場
合においても、安全確実にその接地を取ることが可能と
なる。図2は本発明の第2発明実施例を示すケーブルと
機器の接続部要部側面図である。この発明では、機器1
の口出し部4に接地端子18を設けている。又、コネク
タ5を取付けたケーブル10の図示しない遮蔽体から、
ケーブル接地線7が引き出されている。そして、上記機
器の接地端子18から引き出された機器接地線3ととも
に、ケーブル接地線7は、締め付けバンド6上で電気接
続されている。
【0012】更に、この締め付けバンド6には、機器1
とケーブル10の遮蔽層を一括して接地するための、一
括接地線20が電気接続されている。この電気接続は、
例えば、締め付けバンド6の締め付けボルト8に一体に
取り付けられたラグ板等により行われる。以上のような
構成とした場合、機器1側に接地端子18を設けるとい
う構成を必要とするものの、その接地処理は一括接地線
20により行うため、接地のための配線を簡素化するこ
とが可能となる。従って、構成が簡素化され、配線が容
易になるという利点がある。
【0013】図3に本発明の第3発明に係わるケーブル
と機器の接続部実施例側面図を示す。上記第2発明にお
いては、機器側に接地端子18を設ける必要があった。
そこで、この第3発明においては、機器の本体側遮蔽層
を第1発明に示すように口出し部近傍で露出させ、接地
端子を省略する。即ち、図3に示す機器1の本体側遮蔽
層は、一般に絶縁性の被膜22により覆われている。こ
の絶縁性の被膜22を、機器1の口出し部4近傍で除去
し、そこにコネクタ5を装着する。図4に、その様なコ
ネクタ5のコネクタ引留め部11部分の要部縦断面図を
示す。
【0014】図4に示すように、コネクタ引留め部11
は、口出し部4まで延出された本体側遮蔽層17にはめ
込まれている。コネクタ引留め部11を半導電ゴム等に
より形成すると、機器の本体側遮蔽層17は、締め付け
バンド6に対し、コネクタ引留め部11を介して電気的
に接続される。このようにして、締め付けバンド6を一
括接地線21により接地すれば、機器側の接地処理が完
了する。図3に示すように、締め付けバンド6には、ケ
ーブル10の図示しない遮蔽層から引き出されたケーブ
ル接地線7が電気接続されている。これにより、第2発
明で説明したと同様に、一括接地線21を介して機器1
とケーブル10の遮蔽層の接地が一括して可能となる。
本発明は以上の実施例に限定されない。例えば、第3発
明のコネクタ引留め部11(図4)の構成を第1発明と
同様の構成にし、接地抵抗をより低くするようにしても
よい。又、口出し部4やコネクタ5のコネクタ引留め部
11の全部又は一部を、半導電ゴムでなく導電性の材
料、例えば、各種の導電プラスチックや金属材料により
構成しても差し支えない。
【0015】
【発明の効果】以上説明した本発明のケーブルと機器と
の接続部は、コネクタを装着するための口出し部におい
て、機器の本体側遮蔽層をコイルバネを用いて接地し、
或は導電性のコネクタ引留め部と締め付けバンドを介し
て接地するため、機器側の接地端子を省略し、その構成
を簡略化出来る。又、機器接地線とケーブル接地線を締
め付けバンド上で一括接地線に接続することによって、
接地のための配線を簡素化することが出来る。以上によ
り、ケーブルと機器の接続部のコストダウン図り、かつ
その信頼性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明の実施例を示すケーブルと機
器の接続部要部縦断面図である。
【図2】本発明の第2発明実施例を示すケーブルと機器
の接続部要部側面図である。
【図3】本発明の第3発明実施例を示すケーブルと機器
の接続部要部側面図である。
【図4】図3の接続部の要部縦断面図である。
【図5】従来のケーブルと機器の接続部要部側面図であ
る。
【図6】図5の締め付けバンド平面図である。
【符号の説明】
4 口出し部 5 コネクタ 11 コネクタ引留め部 12 スリット 13 コイルバネ 15 接地金具 16 接地線 17 本体側遮蔽層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器上でコネクタを装着するための口出
    し部外表面に、前記機器の本体側遮蔽層を露出させ、 前記口出し部に装着されるコネクタのコネクタ引留め部
    内周面に前記本体側遮蔽層に電気的に接触するコイルば
    ねを配置し、 前記コイルバネと接地線との間を電気接続する接地金具
    を備えたことを特徴とするケーブルと機器の接続部。
  2. 【請求項2】 機器上でコネクタを装着するための口出
    し部近傍に、前記機器の本体側遮蔽層を接地するための
    機器接地線を接続する一方、 前記コネクタを取りつけたケーブルに、当該ケーブルの
    遮蔽層を接地するためのケーブル接地線を接続し、 前記コネクタを前記口出し部に締付固定するための締付
    けバンド上で、 前記機器接地線と前記ケーブル接地線と、これらを一括
    接地するための一括接地線とを接続固定したことを特徴
    とするケーブルと機器の接続部。
  3. 【請求項3】 機器上でコネクタを装着するための口出
    し部外表面に、前記機器の本体側遮蔽層を露出させ、 前記口出し部に装着されるコネクタのコネクタ引留め部
    を導電性部材で構成するとともに、 前記口出し部に装着されるコネクタを締付けるための締
    付けバンドを設け、 前記機器の遮蔽層を前記コネクタ引留め部と前記締付バ
    ンドとこの締付けバンドに接続した接地線とにより接地
    したことを特徴とするケーブルと機器の接続部。
JP5034591A 1991-02-22 1991-02-22 ケーブルと機器の接続部 Pending JPH05205822A (ja)

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