JPH05203675A - 波形記録装置の波形表示方法 - Google Patents

波形記録装置の波形表示方法

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JPH05203675A
JPH05203675A JP3457292A JP3457292A JPH05203675A JP H05203675 A JPH05203675 A JP H05203675A JP 3457292 A JP3457292 A JP 3457292A JP 3457292 A JP3457292 A JP 3457292A JP H05203675 A JPH05203675 A JP H05203675A
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Shuichi Takahashi
修一 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力波形を演算してその演算波形を表示画面
に表示させる際、同表示画面の上限値と下限値をその演
算波形の振幅に応じて自動的に設定する。 【構成】 アナログ入力信号をA/D変換器にてディジ
タル信号に変換するとともに、中央演算処理部(CP
U)で同ディジタル信号に所定の演算処理を施し、その
演算処理された波形データをCRTなどの表示部に表示
する波形記録装置の波形表示方法において、CPUにて
演算処理された波形データの中から最大値MAXと最小
値MINとを検出し、この最大値MAXおよび最小値M
INをm×10(m,nともに任意の整数)の系列で
表される数値とそれぞれ比較し、最大値MAXよりも大
きい直近上位の値を演算波形表示時における上限値UL
に設定するとともに、最小値MINより小さい直近下位
の値を同演算波形表示時における下限値LLとして、そ
の画面上に上記波形データを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は波形記録装置の波形表
示方法に関し、さらに詳しく言えば、入力信号に例えば
微分、積分などの演算処理を施し、その演算波形を表示
する際の波形表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の波形記録装置においては、入力
信号を多角度的に解析し得るようにするため、中央演算
処理部(CPU)による種々の演算処理機能(例えば、
Log、平方根、移動平均、微分、積分、絶対値など)
を備えており、適宜その演算波形データがCRTなどの
表示画面上に表示できるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に例示
されているように、P−P(Peak to Pea
k)で10V,200Hzのサイン波が入力されてお
り、その入力波形Wが上限値=+10.000E+0,
下限値=−10.000E+0の画面に表示されている
状態において、同波形を微分演算して、同一の上限値お
よび下限値の画面に表示させると、図8に示されている
ように、その微分波形Wdの一部が画面に入らない場合
が生ずる。
【0004】これに対して、積分演算を行ない、その積
分波形Wiを表示させる場合には、図9に例示されてい
るように、0V付近に波形が集まってしまい、信号解析
が困難となる。
【0005】このため、従来では画面の表示状態を見な
がら、その都度、手動にて上限値、下限値を設定し直さ
なければならず操作が面倒である、という問題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の欠
点を解決するためになされたもので、その構成上の特徴
は、アナログ入力信号をA/D変換器にてディジタル信
号に変換するとともに、中央演算処理部(CPU)で同
ディジタル信号に所定の演算処理を施し、その演算処理
された波形データをCRTなどの表示部に表示する波形
記録装置の波形表示方法において、上記CPUにて演算
処理された波形データの中から最大値MAXと最小値M
INとを検出し、この最大値MAXおよび最小値MIN
をm×10(m,nともに任意の整数)の系列で表さ
れる数値とそれぞれ比較し、上記最大値MAXよりも大
きい直近上位の値を演算波形表示時における上限値UL
に設定するとともに、上記最小値MINより小さい直近
下位の値を同演算波形表示時における下限値LLとし
て、その画面上に上記波形データを表示するようにした
ことにある。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、予めスケール値を設定す
ることなく、演算波形が画面に納まる程度に大きく表示
される。
【0008】また、上限値ULおよび下限値LLが例え
ば1×10,2×10,5×10(ただし、nは
整数)のように単純な数値となるため読み易い。
【0009】
【実施例】図1には、この発明の実施に用いられる波形
記録装置の概略的なブロック線図が示されており、ま
ず、同装置について説明する。
【0010】この波形記録装置は、アナログ入力信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器を含む入力部1
0を備えている。同入力部10で変換されたディジタル
信号は、中央演算処理部(CPU)11から出力される
書き込みアドレスにしたがってRAM12aに書き込ま
れる。
【0011】CPU11は、ROM12bに格納されて
いる制御プログラムにしたがって、RAM12aから波
形データを読み出して、それに所定の演算処理を行な
い、その演算波形データをビデオラム(V−RAM)1
3に書き込む。
【0012】このようにして、CRTなどの表示画面1
4上に演算波形が表示される。なお、参照符号15は測
定条件などを設定するための操作部で、表示画面14の
上限値、下限値を手動で設定する場合は、この操作部1
5にてその設定が行なわれる。
【0013】次ぎに、この発明の動作を図2および図3
に示されているフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0014】まず、アナログ入力信号が予め入力部10
にてディジタル信号に変換され、その波形データがRA
M12aに取り込まれているものとすると、ステップS
T1でRAM12aから波形データが読み出され、CP
U11にて波形の演算、例えばLog、平方根、移動平
均、絶対値、微分、積分などの演算が行なわれる。
【0015】次ぎに、ステップST2で上限値、下限値
を自動設定するかが判断される。自動設定であれば、ス
テップST3で演算波形データの中から最大値MAXと
最小値MINの検出が行なわれる。
【0016】そして、ステップST4でオートスケール
のサブルーチンが実行される。すなわち、図3に示され
ているように、まずサブステップSUB1において、最
大値MAXが仮の上限値IMAXに、また最小値MIN
が仮の下限値IMINにそれぞれ設定される。
【0017】しかる後、サブステップSUB2および次
段のサブステップSUB3でその仮の上限値IMAXの
上方修正と、仮の下限値IMINの下方修正がそれぞれ
行なわれる。すなわち、表示される演算波形に応じて表
示画面14上の上限値ULおよび下限値LLがm×10
(m,nともに整数)の系列で表される数値となるよ
うな修正が行なわれる。
【0018】ここで、仮にその数値系列が1×10
2×10,5×10と設定されているものとした場
合、上限値ULについてはそれらの内、仮の上限値IM
AXよりも大きい直近上位の値が選択される。例えば、
仮の上限値IMAXが1.1=1.1×10であった
とすると、その直近上位の2.0×10が上限値UL
の値として設定される。
【0019】同様に、下限値LLについては、仮の下限
値IMINよりも小さい直近下位の値が選択される。例
えば、仮の下限値IMINが0.3=3.0×10−1
であったとすると、その直近下位の2.0×10−1
下限値LLの値として設定されることになる。
【0020】この修正が終了すると、図2のメインルー
チンに戻りステップST5において、上記上限値UL、
下限値LLに基づいてスケーリングが実行される。例え
ば、個々の波形データをX、表示画面14のY軸が0〜
100ドットの分解能であるとした場合、Y={(X−
下限値LL)/(上限値UL−下限値LL)}×100
として表示画面14に演算波形が展開され、ステップS
T6でその波形が表示される。
【0021】このようにして、演算波形が自動的に表示
画面14に納まるような大きさで表示されるのである
が、先のステップST2において、手動設定が選択され
た場合には、ステップST7に移行して、操作部15を
介して上限値と下限値の手動設定が行なわれる。
【0022】ここで、先に説明した図7の入力波形W
(P−P10V,200Hzのサイン波)を絶対値演算
してその演算波形を表示する場合について説明する。こ
の場合、その最大値MAXは5V,最小値MINは0V
であるため、上限値ULとして「5×10」が選択さ
れるとともに、下限値LLは「0」とされ、図4に示さ
れているように、表示画面14上にその絶対値波形Wa
が2倍程度引き伸ばされた状態で表示されることにな
る。
【0023】次ぎに、上記入力波形Wを微分してその演
算波形を表示する場合について説明する。この場合、そ
の最大値MAXは1.67×10で、最小値MINは
−0.66×10であったため、表示上の上限値UL
として「2×10」なる値が選択されるとともに、表
示上の下限値LLとして「−1×10」なる値が選択
され、その結果、表示画面14上には図5に例示されて
いるような微分波形Wdが表示される。
【0024】また、同入力波形を積分して表示する場合
について説明すると、この場合の最大値は0.73×1
−2で、最小値は0であったため、表示上の上限値U
Lは「1×10−2」とされ、これに対して表示上の下
限値LLには「0」が選択され、図6に示されているよ
うにその積分波形Wiが表示画面14にバランス良く収
まるように表示される。
【0025】なお、上記実施例では上限値UL、下限値
LLの系列数値として1×10,2×10,5×1
を用いているが、この発明はこれに限定されるもの
ではなく、場合によっては例えば1×10,3×10
,6×10なる系列数値などとしても良い。
【0026】また、表示画面14のグリッド(罫線)は
固定表示でも良いし、表示幅にしたがって分割しても良
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、演算波形の振幅に応じて表示画面上の上限値ULと
下限値LLとが自動的に設定され、使用上きわめて便利
である。
【0028】また、上限値ULおよび下限値LLが例え
ば1×10,2×10,5×10(ただし、nは
整数)のように単純な数値に設定されるため、波形を観
測するうえで読み易い、という効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する上で用いられる波形記録装
置の概略的なブロック線図。
【図2】この発明の動作の一例を説明するためのフロー
チャート。
【図3】オートスケールのサブルーチンを示したフロー
チャート。
【図4】絶対値演算波形の表示例を示した説明図。
【図5】微分演算波形の表示例を示した説明図。
【図6】積分演算波形の表示例を示した説明図。
【図7】原波形としての入力波形の表示例を示した説明
図。
【図8】図8の入力波形を微分した演算波形の従来の表
示例を示した説明図。
【図9】図8の入力波形を積分した演算波形の従来の表
示例を示した説明図。
【符号の説明】
10 A/D変換器 11 CPU 12 メモリ 13 V−RAM 14 表示部 15 操作部 W 原入力波形 Wa 絶対値演算波形 Wd 微分演算波形 Wi 積分演算波形

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号をA/D変換器にてデ
    ィジタル信号に変換するとともに、中央演算処理部(C
    PU)で同ディジタル信号に所定の演算処理を施し、そ
    の演算処理されたデータを波形としてCRTなどの表示
    部に表示する波形記録装置の波形表示方法において、 上記CPUにて演算処理された波形データの中から最大
    値MAXと最小値MINとを検出し、この最大値MAX
    および最小値MINをm×10(m,nともに任意の
    整数)の系列で表される数値とそれぞれ比較し、上記最
    大値MAXよりも大きい直近上位の値を演算波形表示時
    における上限値ULに設定するとともに、上記最小値M
    INより小さい直近下位の値を同演算波形表示時におけ
    る下限値LLとして、その画面上に上記波形データを表
    示するようにしたことを特徴とする波形記録装置の波形
    表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171484A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Anritsu Corp 波形表示装置及び記録媒体
JP2011257169A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Hioki Ee Corp 波形表示装置および波形表示方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171484A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Anritsu Corp 波形表示装置及び記録媒体
JP2011257169A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Hioki Ee Corp 波形表示装置および波形表示方法

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