JPH05203175A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH05203175A
JPH05203175A JP4009720A JP972092A JPH05203175A JP H05203175 A JPH05203175 A JP H05203175A JP 4009720 A JP4009720 A JP 4009720A JP 972092 A JP972092 A JP 972092A JP H05203175 A JPH05203175 A JP H05203175A
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JP
Japan
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casing
air
suction
cross
flow fan
Prior art date
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JP4009720A
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English (en)
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JP2689802B2 (ja
Inventor
Masahiro Shin
正廣 新
Takashi Sugio
孝 杉尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、空気調和機の室内機の吸込みケー
シングにおける死水域や不安定な渦発生や騒音特性を改
善するものである。 【構成】 クロスフローファンの上流近傍にこのクロス
フローファンと平行に室内熱交換器を配置し、前記クロ
スフローファンの背面に空気を案内するケーシングを設
けた空気調和機において、前記ケーシングの吸込み形状
が略台形形状に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内機におけるクロス
フローファンの騒音特性を向上させる空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の横断流送風機の構造は実開昭57
−79313号公報に記載されているように図4および
図5のような構成となっている。図4は、従来の横断流
送風機の横断面図である。図5は他の従来の横断流送風
機の横断面図である。
【0003】すなわち、複数のブレードから成るクロス
フローファン単体102を中央に配し、その前面には熱
交換器101を備え、背面にはケーシング107を備
え、前記熱交換器101の下方には吸込み口を吹き出し
口104とを仕切るようにスタビライザ105を有する
構成にしていた。
【0004】この室内機は、クロスフローファン102
を回転することによって、室内から吸入した空気を室内
熱交換器101によって熱交換した後、吹き出し口10
4から再び室内に吹き出すようにしている。
【0005】この際、吸込み側のケーシング107形状
については、流れを2次元に保ち、乱れを最小限に抑え
るように設計しなければならない。
【0006】特にファン近傍における形状については、
ファンの静圧特性に大きな影響を及ぼすので、特に注意
が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4にお
ける従来の構成では、吸込みケーシング107の上部付
近において、死水域や渦108が発生しやすい形成にな
っており、音や流量特性にロスが生じる。また、図5に
おける他の従来例の構成では、吸込み容積109が、極
端に減少し、流速が上がるため、騒音特性が悪くなる傾
向がある。又、ファン102とケーシング107が一番
接近する部分110において、吸込み流れと吹き出し流
れが混流しやすく不安定な渦発生がおきやすい状態にな
っている。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、吸込みケーシン
グ107における死水域や、不安定な渦発生や騒音特性
を改善するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、クロスフローファンの上流近傍にこのクロ
スフローファンと平行に室内熱交換器を配置し、前記ク
ロスフローファンの背面に空気を案内するケーシングを
設けた空気調和機において、前記ケーシングの吸込み形
状が略台形形状に形成していることを特徴としている。
【0010】
【作用】クロスフローファンが回転すると室内空気が前
面グリルを介して吸込まれて室内熱交換器によって熱交
換され、その後、ケーシングによって案内され、ファン
を通過し、吹き出し口より室内へ再び吹き出されるのだ
が、その際、吸込み流れの上部では、ケーシングがま
ず、傾斜しているために、従来での死水域がなくなり、
さらに直線部を設けてあるので、風速が増加されずにス
ムーズにファンに流入されるのである。又、ファンに一
番近い吸込みケーシング部では、従来より存在していた
渦を安定させるようなポケット部を設けてやることによ
り、乱れを抑制し、静圧を上昇させるような構成をとっ
ている。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0012】この発明は、吸込みケーシング6に沿って
流れる空気流を制御することによって、クロスフローフ
ァン1の送風性能を向上するものである。
【0013】図1はこの発明に係る室内機の断面図であ
る。クロスフローファン1が回転することによって、前
面グリル2を通過して吸込まれた室内空気は室内熱交換
器3の冷媒管4の間5を通って熱交換されて、吸込みケ
ーシング6に案内されてクロスフローファン1に流入さ
れる。ファン1からエネルギーを受けた空気は、ディフ
ューザ8を通って吹出口より圧送される。
【0014】その際、吸込みケーシング6においては、
まず上部の第1の傾斜部6aに沿って流れ、ここでは、
流れの死水域のない状態で通過し、さらに直線部6bよ
り第2の傾斜部6cにかけては、増速することなく、ス
ムーズにファン1に流入される形で、空気は流れる。そ
して、吸込み流れから吹き出し流れへ変わる境界部分9
には、渦を安定させるポケット7が設けられているた
め、乱れの少ない、安定した流れが実現され、又静圧向
上にも大いに貢献している。
【0015】図2は、第2の実施例に係る室内機の断面
図で、前記吸込みケーシング12の一部又は全部に、樹
脂の多孔質材料10を用いることにより、吸込み側での
空気の脈動を抑制して騒音を低下させるものである。
【0016】図3は、第3の実施例に係る室内機の断面
図で、前記吸込みケーシング13の一部又は全部に共鳴
器11を設置したものである。これは容積型の共鳴器1
1を例として示しているが、下げた周波数に合った容積
をチューニングし、吸込みケーシングにおける、空間
(気柱)共鳴による騒音を低下させるのである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機はクロ
スフローファンの上流側近傍にこのクロスフローファン
と平行に室内熱交換器を配置し、前記クロスフローファ
ンの背面に空気を案内するケーシングを設けた空気調和
機において、前記ケーシングの吸込み形状が略台形形状
に形成されていることにより、吸込みケーシングにおけ
る死水域や不安定な渦発生を抑え、送風性能を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における室内機の横断面
【図2】本発明の第2の実施例における室内機の横断面
【図3】本発明の第3の実施例における室内機の横断面
【図4】従来の室内機の横断面図
【図5】他の従来例の横断面図
【符号の説明】
1 クロスフローファン 2 前面グリル 3 熱交換器 6 吸込みケーシング 8 ディフューザ 10 多孔質材料 11 共鳴器 12 吸込みケーシング 13 吸込みケーシング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロスフローファンの上流側近傍にこのク
    ロスフローファンと平行に室内熱交換器を配置し、前記
    クロスフローファンの背面に空気を案内する吸込みケー
    シングを設け、前記吸込みケーシングの吸込み形状が略
    台形形状に形成されていることを特徴とする室内用空気
    調和機。
  2. 【請求項2】吸込みケーシングの一部又は全部が多孔質
    材料で成形されている請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】吸込みケーシングの一部又は全部が共鳴器
    で形成されている請求項1記載の空気調和機。
JP4009720A 1992-01-23 1992-01-23 空気調和機 Expired - Fee Related JP2689802B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258344A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2008070110A (ja) * 2007-10-19 2008-03-27 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03274330A (ja) * 1990-03-22 1991-12-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送風装置

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