JPH05202663A - ドアとドア枠との係止部構造 - Google Patents

ドアとドア枠との係止部構造

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JPH05202663A
JPH05202663A JP1155692A JP1155692A JPH05202663A JP H05202663 A JPH05202663 A JP H05202663A JP 1155692 A JP1155692 A JP 1155692A JP 1155692 A JP1155692 A JP 1155692A JP H05202663 A JPH05202663 A JP H05202663A
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door
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face
direction side
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JP1155692A
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Koji Shindo
浩司 新藤
Toshiki Kondou
登志樹 近藤
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ドア3のラッチ16を形成する面で、ドア3
の開閉方向側の両側面のうち、ドア3の閉め方向側の側
面を、横断面視で先端側ほどドア3の開き方向側に傾斜
する第1テーパー面23に形成し、ドア3の開き方向側
の側面29を、横断面視でドア3のラッチ取り付け面2
4にほぼ垂直に形成してある。ラッチ16が係止する凹
部26を形成する面で、ドア3の開閉方向側の両側面の
うち、ドア3の開き方向側の側面を、横断面視でドアに
近接する側ほどドア3の開き方向側に傾斜する第2テー
パー面27に形成し、ラッチ16に対するドア枠5対向
面で、前記凹部26よりもドア3の開き方向側の部位
に、ドア3の閉じ方向側ほどドア3に近接するラッチ引
退誘導用第3テーパー面28を設けてある。 【効果】 閉め勝手に非常に優れたドアとドア枠との係
止部構造を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアにラッチを出退自
在に取り付けるとともに、前記ラッチを突出方向に付勢
し、前記ラッチを係止させるための凹部をドア枠に形成
してあるドアとドア枠との係止部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のドアとドア枠との係止部構
造においては、前記凹部を形成する面のうち、ドアの開
閉方向側の両側面を、閉じたドアのラッチに対するドア
枠の対向面に対してほぼ垂直に形成して、凹部全体の形
状を横断面視でほぼコの字状に形成してあった。そし
て、ラッチが凹部に係止しやすくなるように、横断面視
における前記凹部の幅を、ラッチの肉厚よりもやや大き
めに形成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成によれば、凹部全体の形状をほぼコの字状に形成
してあり、横断面視における凹部の幅を、ラッチの肉厚
よりもやや大きめに形成してあったために、凹部とラッ
チとの間に隙間が形成され、その結果、たとえ凹部より
もドアの閉じ方向側の部位に、ドアに対するストッパー
を設けてあっても、ドアを閉じた状態で、ドアががたつ
きやすくなるという欠点があった。本発明は、上記従来
の欠点を解消し、ドアを閉じた状態で、ドアががたつき
にくいドアとドア枠との係止部構造を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかるドアとドア枠との係止部構造は、
ラッチを形成する面で、ドアの開閉方向側の両側面のう
ち、前記ドアの閉め方向側の側面を、横断面視で先端側
ほど前記ドアの開き方向側に傾斜する第1テーパー面に
形成するとともに、前記ドアの開き方向側の側面を、横
断面視で前記ドアのラッチ取り付け面にほぼ垂直に形成
し、凹部を形成する面で、前記ドアの開閉方向側の両側
面のうち、前記ドアの開き方向側の側面を、横断面視で
前記ドアに近接する側ほど前記ドアの開き方向側に傾斜
する第2テーパー面に形成し、閉じたドアのラッチに対
するドア枠の対向面で、前記凹部よりも前記ドアの開き
方向側の部位に、前記ドアの閉じ方向側ほど前記ドアに
近接するラッチ引退誘導用第3テーパー面を設けてある
ことを特徴とし、その作用効果は次ぎの通りである。
【0005】
【作用】つまり、上記のように構成してあるから、ドア
を閉じ操作すると、まず、ラッチの第1テーパー面が、
ドア枠の第3テーパー面に接当し、その操作に伴って、
第3テーパー面からの反力によって、ラッチが、その付
勢力に抗して引退する。なおも操作を続けると、引退し
た状態のラッチの先端部が、ドア枠の凹部の角部に到達
し、ラッチの先端部の角部のうち、ドアの開き方向側の
第1角部が凹部の前記角部を乗り越えると同時に、ラッ
チの付勢力によって、ラッチが凹部側に突出し、前記第
2テーパー面に摺接案内されながら凹部に入り込んでい
く。この場合、ラッチを形成する面で、ドアの開閉方向
側の両側面のうち、前記ドアの開き方向側の側面を、横
断面視で前記ドアのラッチ取り付け面にほぼ垂直に形成
してあり、一方、凹部を形成する面で、前記ドアの開閉
方向側の両側面のうち、前記ドアの開き方向側の側面
を、横断面視で前記ドアに近接する側ほど前記ドアの開
き方向側に傾斜する第2テーパー面に形成してあるか
ら、ラッチの前記第1角部が、凹部の前記角部を乗り越
えた後は、第2テーパー面によって、ラッチの付勢力の
一部が、ドアの閉じ方向に向かう力に変換され、閉じ方
向の力がドアに作用してドアが確実に閉まりやすくな
る。また、例えば、凹部よりもドアの閉じ方向側の部位
にストッパーを設け、このストッパーにドアが接当した
状態で、前記第1角部が前記第2テーパー面上に位置す
るように構成すれば、ドアが、ストッパーと第2テーパ
ー面とに挟持されて、閉じ状態でがたつかなくなる。こ
のような構成においては、凹部に対してラッチを、横断
面視でドアの開閉方向に一定の幅をもって位置させるこ
とができるから、ドアを、閉じ状態でがたつかなくする
に際し、凹部やラッチの制作誤差の影響を受けにくくす
ることができ、換言すれば、凹部やラッチに多少の制作
誤差があっても、閉じ状態のドアががたつかなくなる。
【0006】
【発明の効果】従って、ラッチの付勢力を利用して、ド
アを確実に閉めやすくすることができ、しかも、ラッチ
や凹部に多少の制作誤差があっても、閉じ状態のドアを
がたつかなくすることができるから、閉め勝手に非常に
優れたドアとドア枠との係止部構造を提供することがで
きた。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ユニットバスの側壁1に出入
口用開口部2を形成するとともに、この開口部2に対し
てドア3を開閉自在に設けてユニットバスのドア部4を
構成してある。
【0008】前記開口部2は、アルミ製の第1、第2竪
枠5,9(ドア枠の一例)、上下枠6を、枠組みした状
態で床部7、側壁1に取り付けて形成してある。
【0009】前記ドア3は、強化ガラス板8の周縁部
を、アルミ製の第1竪框10、第2竪框11、上下桟1
2で枠組して構成してあり、上下2個の旗丁番14を介
して第2竪框11を第2竪枠9に取り付け、もってドア
3を開口部2に対して開閉自在に連結してある。そし
て、第1竪框10の上下方向中間部に、ドア開閉用のレ
バー15を取り付けるとともに、レバー15の回転に連
動して第1竪框10からその幅方向に出退するラッチ1
6を、その突出方向にスプリング30を介して付勢した
状態でレバー15の近傍に内蔵してある。前記ラッチ1
6の形状について詳述すると、図2に示すように、ラッ
チ16を形成する面で、前記ドア3の開閉方向側の両側
面のうち、前記ドア3の閉め方向側の側面は、横断面視
で先端側ほどドア3の開き方向側に傾斜する第1テーパ
ー面23に形成してあり、他方、ドア3の開き方向側の
側面29は、横断面視でドア3のラッチ取り付け面24
にほぼ垂直に形成してある。
【0010】前記第1、第2竪枠5,9の周面のうち、
側壁1の左右に沿う方向の一側面には、予め、横断面視
でほぼコの字状の溝18を、上下方向全長にわたって一
体形成してある。この溝18は、閉じたドアのラッチ1
6に対する係止部を形成するためのもので、ラッチ16
に対向して取り付けられる第1竪枠5にのみ必要となる
のであるが、本実施例では、第2竪枠9にも使用して左
右の竪枠5,9の兼用化を図ってある。この兼用化によ
って、竪枠の生産性を向上させることができる等の効果
が生じる。なお、第2竪枠9には、溝18側の面に、平
板25を介して丁番14をビス止めしてある。
【0011】第1竪枠5の前記溝18のうち、ラッチ1
6に対応する部位にはキャッチカバー20をビス止めし
て、前記ラッチ16を係止させるための凹部26を形成
してある。この凹部26を形成する面で、ドア3の開閉
方向側の両側面のうち、前記ドアの開き方向側の側面
は、横断面視でドア3に近接する側ほど前記ドア16の
開き方向側に傾斜する第2テーパー面27に形成してあ
り、また、閉じたドアの前記ラッチ16に対向する面
で、凹部26よりもドア3の開き方向側の部位には、ド
ア3の閉じ方向側ほどドア3に近接するラッチ引退誘導
用第3テーパー面28を設けてある。
【0012】前記第1、第2竪枠5,9に上記のような
溝18を一体形成したことで、いちいちドア3のラッチ
16に対する係止部を加工しなくてもよいという利点が
あるが、それに加えて、溝18に隣接する凸部21がリ
ブの役割を果たし、第1竪枠5の構造上の強度を向上さ
せるという利点もある。
【0013】〔別実施例〕上記の実施例では、ユニット
バスのドア部4について説明したが、ユニットバス以外
の通常のドア部であっても本発明は適用できる。
【0014】また、上記の実施例のような立軸周りに揺
動して開閉するドアに限られず、水平軸周りに揺動して
開閉するドアであってもよい。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアの斜視図
【図2】ドアとドア枠との係止部の横断面図
【符号の説明】
3 ドア 5 ドア枠 16 ラッチ 23 第1テーパー面 26 凹部 27 第2テーパー面 28 第3テーパー面 29 側面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア(3)にラッチ(16)を出退自在
    に取り付けるとともに、前記ラッチ(16)を突出方向
    に付勢し、前記ラッチ(16)を係止させるための凹部
    (26)をドア枠(5),(9)に形成してあるドアとド
    ア枠との係止部構造であって、 前記ラッチ(16)を形成する面で、前記ドア(3)の
    開閉方向側の両側面のうち、前記ドア(3)の閉め方向
    側の側面を、横断面視で先端側ほど前記ドア(3)の開
    き方向側に傾斜する第1テーパー面(23)に形成する
    とともに、前記ドア(3)の開き方向側の側面(29)
    を、横断面視で前記ドア(3)のラッチ取り付け面(2
    4)にほぼ垂直に形成し、前記凹部(26)を形成する
    面で、前記ドア(3)の開閉方向側の両側面のうち、前
    記ドア(3)の開き方向側の側面を、横断面視で前記ド
    ア(3)に近接する側ほど前記ドア(3)の開き方向側
    に傾斜する第2テーパー面(27)に形成し、閉じたド
    ア(3)の前記ラッチ(16)に対する前記ドア枠
    (5)の対向面で、前記凹部(26)よりも前記ドア
    (3)の開き方向側の部位に、前記ドア(3)の閉じ方
    向側ほど前記ドア(3)に近接するラッチ引退誘導用第
    3テーパー面(28)を設けてあるドアとドア枠との係
    止部構造。
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