JPH0520243U - 回路しや断器 - Google Patents

回路しや断器

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JPH0520243U
JPH0520243U JP6895391U JP6895391U JPH0520243U JP H0520243 U JPH0520243 U JP H0520243U JP 6895391 U JP6895391 U JP 6895391U JP 6895391 U JP6895391 U JP 6895391U JP H0520243 U JPH0520243 U JP H0520243U
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良明 松本
節夫 細貝
和義 杉原
洋 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部付属装置を備えた回路しゃ断器におい
て、内部付属装置のリード線が、回路しゃ断器のケース
のベース側壁に形成されたリード線収容溝から浮上がる
のを防止することを目的とする。 【構成】 ベース側壁の溝をその底部まで延ばし、ベー
ス底面側縁部に沿ってかつ前記溝と連通して、リード線
を収容する底部溝を形成し、この底部溝に係止される溝
カバーによってリード線を底部溝内に保持する。 【効果】 回路しゃ断器の密着並設作業が容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本校案は、内部付属装置を備えた回路しゃ断器における、前記内部付属装置の リード線の引出しの改良、特にリード線の浮上り防止に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9および図10は内部付属装置を備えた従来の回路しゃ断器を示し、図9は 内部付属装置のリード線を省略して示す回路しゃ断器の斜視図、図10はリード 線を引出した状態を示す回路しゃ断器の斜視図である。
【0003】 図において、1は回路しゃ断器、2は回路しゃ断器のケースで、このケース2 はベース201とカバー202とからなっている。3はケース2内に収納された 内部付属装置であって、この内部付属装置としては、回路しゃ断器の主開閉接点 と同じ動きをして外部のランプ等を点灯させてオン、オフ表示をする補助スイッ チ、回路しゃ断器がトリップした時に警報ランプ、ブザー等を作動させる警報ス イッチ、外部から電圧を印加して回路しゃ断器を遠隔でトリップさせる電圧引外 し装置、主回路の電圧が所定値以下になると回路しゃ断器をトリップさせる不足 電圧引外し装置等があり、これらが単独で、または適宜組合されて、しゃ断器ケ ース1内に収納されるわけである。
【0004】 4は一端が内部付属装置3に半田付け、ねじ止め等の適宜の手段により接続さ れ、他端が外部機器(図示せず)に接続されるリード線、203はリード線4を ケース2から外部に引出す窓、204はベース201の側壁に、前記窓203か ら所望に応じて電源側または負荷側に向けて延びて形成された溝でベース201 の端部205で開口している。
【0005】 内部付属装置3から窓203を通して外部に引出されたリード線4は溝204 内に収容されて電源側または負荷側へ引出され、最終的には外部機器に接続され る。5は粘着紙であって、リード線4を溝204内に保持しようとするものであ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
内部付属装置3を備えた従来の回路しゃ断器1は以上のように構成され、内部 付属装置3のリード線4はしゃ断器ケース2のベース201の側壁に電源側また は負荷側に向けて形成した溝204内に収納され、粘着紙5により溝204内に 保持されるのであるが、粘着紙5のはり付けが不十分であったり、その粘着力が 低下したりするとリード線4が溝204から浮上がるため、浮上がったリード線 4が溝204からはみ出したり、リード線4が互いに交差したりし、複数の回路 しゃ断器1を密着並設する場合、その取付作業の作業性が悪い問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、しゃ断器ケースの外部に引出された、内部付属装置のリード線の浮 上がりをなくすために、しゃ断器ケースのベースの側壁に形成された溝をベース の底部まで延ばし、ベースの底面側縁部に沿って前記溝と連通して電源側または 負荷側へ向けて底部溝を形成し、前記側壁の溝から出たリード線を前記底部溝に 収容すると共に、この底部溝に係止される溝カバーによりこの底部溝内にリード 線を保持するようにしたものである。
【0008】
【作用】
以上のように構成された回路しゃ断器においては、内部付属装置のリード線は しゃ断器ケースのベース側壁の溝に引出された後、直ちにベース底面に形成した 底部溝に引込まれてこの底部溝を閉じる溝カバーによって底部溝内にしっかりと 保持されるので、ベース側壁の溝からのリード線の浮上がりが防止乃至抑制され る。
【0009】
【実施例】
以下、図1乃至図4について本考案の一実施例を説明する。図1は本考案の一 実施例による回路しゃ断器の斜視図、図2は図1の実施例の主要部の底面斜視図 、図3は図1の実施例において底部溝を閉じるのに使用される溝カバーの底面斜 視図、図4は図3の溝カバーを装着した状態における図2の線IV−IVに沿った断 面図であり、前記従来のものと同一部分には同一符号を付してその説明は省略す る。
【0010】 図において、206は合成樹脂の如き弾性材料からなり、ベース201の底面 207を閉じる底蓋、204Aは従来の204に対応する溝であるが、この溝2 04Aは従来のものと違って窓203からそのままベース201の底部まで延び ている。208はベース201の底面207の側縁部に沿って前記溝204Aと 連通して負荷側へ向けて形成され、かつベース201の端部205に開口した底 部溝である。
【0011】 209は底部溝208を閉じる溝カバーであって、合成樹脂の如き適当な弾性 材料からなり、基板210と、これから立上った爪211と、舌片212とから 一体構造に形成されている。各爪211の先端には突起211Aが外向きに形成 されている。一方、底部溝208の内壁面には前記爪211の突起211Aとス ナップ嵌合する凹所213が形成されている。更に底部溝208には舌片212 の負荷側面214と対接する突部215が形成されている。
【0012】 しかして、内部付属装置のリード線4は、図1に示すように窓203から外部 に引出された後、溝204A内に収容され、その後、底部溝208内を通って負 荷側に引出される。その状態で溝カバー209の後端216を底蓋206の底部 溝208内へ突出した部分217の上面にひっかけ、爪211の突起211Aが 爪211の弾性により凹所213にスナップ嵌合するまでベース201に向けて 押当てる。
【0013】 以上のようにして、溝カバー209が底部溝208に係止されると、リード線 4は溝カバー209によって底部溝208内にしっかりと保持され、溝204A からのリード線4の浮上がりが防止されあるいは少なくとも抑制される。また、 リード線4は溝204Aを出た後、直ちに底部溝208に入るので、この部分が 回路しゃ断器1の密着並設を阻害することは全くない。更に、舌片212はその 弾性により底部溝208の側壁と対接して溝カバー209の係止を一層確実なら しめると共に底部溝208の突部215と対接することにより、溝カバー209 が負荷側へ抜け出るのを防止する。
【0014】 溝カバー209の変形例が図5に示されている。この溝カバー209が図3の ものと異なるのは、溝204Aに収容されたリード線4を覆う第二の舌片218 を有する点で、このようにすることにより溝204Aからのリード線4の浮上が りを確実に防止しうる。尤も、舌片212,218は設けるのが好ましいのでは あるが、必ずしも必要ではなく、省略することができる。
【0015】 本考案の回路しゃ断器の他の実施例が図6乃至図8に示されている。図6はこ の実施例の主要部の底面斜視図、図7は図6の線VII −VII に沿った断面図、図 8は図6の線VIII−VIIIに沿った拡大断面図である。
【0016】 この実施例が図1乃至図5の実施例と異なるのは、図1乃至図5の実施例では 溝カバー209が他の部品とは別体として形成されているのに対し、これをベー ス201の弾性を有する底蓋206と一体構造にしたものである。そして、溝カ バー209はその長手方向に延びた薄肉部219を介して底蓋206に一体的に 結合されている。
【0017】 溝カバー209の底部溝208への係止は、先の実施例におけるのと同様な爪 211を溝カバー209に沿って適当数設け、その突起211Aに対応する凹所 213を底部溝208の側壁に形成することにより行うことができる。なお、図 8の仮想線は溝カバー209を底部溝208からはずした状態を示している。こ の実施例は先の実施例に比較して部品点数が少なくすむ利点がある。
【0018】 なお、前記実施例では爪211自身の弾性により、凹所213にスナップ嵌合 するようにしているが、爪211間の溝カバー209の幅方向の寸法をその間に 収容するリード線4から爪211が反力を受けるように若干小さく選定すれば、 凹所213に対する爪211の係止が一層確実になる。また、前記実施例ではリ ード線4を負荷側へ引出す場合について説明したが、電源側に引出す場合には、 底部溝208を溝204から電源側へ向けて形成すれば良い。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による回路しゃ断器はケースのベース側壁に形成 した溝をベースの底部まで延ばし、ベースの底面側縁部に沿って前記ベース側壁 の溝と連通して電源側または負荷側へ向けて底部溝を形成し、ベース側壁の溝を 出たリード線を前記底部溝内に通すと共にこの底部溝をこれに係止される溝カバ ーで閉じて底部溝内にリード線をしっかり保持するようにしたので、ベース側壁 の溝内のリード線がこの溝から浮上がることはなく、またそれよりも先ではリー ド線は底部溝内に収容されてベース側壁に出ることはないので、リード線が回路 しゃ断器の密着並設を阻害することがなくなり、かかる並設取付作業の作業性が 良くなる効果が得られる。また、溝カバーを薄肉部を介してベースの弾力性を有 する底蓋に一体的に形成すれば、部品点数の増加を防止しうる。
【提出日】平成3年12月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】
案は、内部付属装置を備えた回路しゃ断器における、前記内部付属装置の リード線の引出しの改良、特にリード線の浮上り防止に関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による回路しゃ断器の斜視図
である。
【図2】図1の実施例の主要部の底面斜視図である。
【図3】図1の実施例において底部溝を閉じるのに使用
される溝カバーの底面斜視図である。
【図4】図3の溝カバーを装着した状態における図2の
線IV−IVに沿った断面図である。
【図5】図3の溝カバーの一変形例の底面斜視図であ
る。
【図6】本考案の他の実施例の主要部の底面斜視図であ
る。
【図7】図6の線VII −VII に沿った断面図である。
【図8】図6の線VIII−VIIIに沿った断面図である。
【図9】内部付属装置を備えた従来の回路しゃ断器を、
前記内部付属装置のリード線を省略して示す斜視図であ
る。
【図10】リード線を引出した状態を示す、図9の回路
しゃ断器の斜視図である。
【符号の説明】
1 回路しゃ断器 2 しゃ断器ケース 201 ベース 204A 溝 205 ベースの端部 206 底蓋 207 ベースの底面 208 底部溝 209 溝カバー 219 薄肉部 3 内部付属装置 4 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤井 洋 福山市緑町1番8号 三菱電機株式会社福 山製作所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部付属装置を備えた回路しゃ断器であ
    って、前記内部付属装置のリード線を前記回路しゃ断器
    のケースのベース側壁に形成した溝へ引出し、その後前
    記ベースに沿って前記回路しゃ断器の電源側または負荷
    側へ引出すようにしたものにおいて、前記溝は前記ベー
    スの底部まで延ばし、前記ベースの底面側縁部に沿って
    前記側壁の溝と連通して前記電源側または負荷側へ向け
    て形成されかつ前記ベースの端部で開口し、前記側壁の
    溝から出た前記リード線を収容する底部溝およびこの底
    部溝に係止されてこの底部溝内に前記リード線を保持す
    る溝カバーを設けたことを特徴とする回路しゃ断器。
  2. 【請求項2】 回路しゃ断器のケースのベースが、この
    ベースの底面を閉じる可撓性の底蓋を有するものにおい
    て、溝カバーを薄肉部を介して前記底蓋に一体的に形成
    したことを特徴とする請求項1の回路しゃ断器。
JP1991068953U 1991-08-29 1991-08-29 回路しゃ断器 Expired - Lifetime JP2537053Y2 (ja)

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JPH0520243U true JPH0520243U (ja) 1993-03-12
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755153U (ja) * 1980-09-17 1982-03-31
JPS5985553U (ja) * 1977-12-09 1984-06-09 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 低電圧回路
JPH0218247U (ja) * 1988-07-21 1990-02-06

Patent Citations (3)

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