JPH05201964A - ペルオキシ酸又はペルオキシ塩水溶液からの金属の除去 - Google Patents

ペルオキシ酸又はペルオキシ塩水溶液からの金属の除去

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JPH05201964A
JPH05201964A JP4255324A JP25532492A JPH05201964A JP H05201964 A JPH05201964 A JP H05201964A JP 4255324 A JP4255324 A JP 4255324A JP 25532492 A JP25532492 A JP 25532492A JP H05201964 A JPH05201964 A JP H05201964A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペルオキシ酸又はペルオキシ酸の塩の水溶液
を精製すること。 【構成】 pHが約0.5から約4までの過酸素安定酸
又はその酸の塩の水溶液を酸形態のキレート化作用をも
つイオン交換樹脂に接触させ、生成物として実質的に遷
移金属イオン濃度を減少せしめた精製水溶液を分離する
かあるいは任意に固体生成物として回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペルオキシ酸又はペルオ
キシ塩の水性溶液を精製する方法に関する。
【従来技術及び解決すべき課題】遷移金属は米国特許第
4、591、443に開示されているようにフリーラジ
カル開始剤としてあるいは分解触媒として過酸素物用触
媒であることが知られており、それ故一般的に該文献に
おいて望ましいものではない。遷移金属は同様に半導体
もしくは同様なものを処理するために用いられる溶液中
では好ましくないものである。それ故、過酸素物の溶液
中、特にはカリウムペルオキシ二燐酸塩、カリウムペル
オキシ一硫酸塩及びカリウム、ナトリウム又はアンモニ
ウムのペルオキシ二硫酸塩(過硫酸塩)のような酸のペ
ルオキシ塩の水溶液中の遷移金属の存在を避けることが
重要である。硫酸、燐酸、酢酸のペルオキシ化合物を製
造する間、遷移金属が蓄積することを避けること、特に
はプラント中で生産装置を建設する際に、特には米国特
許第4、663、002及び4、144、144のよう
に溶液の一部が再循環される場合のプラントの場合、用
いられる特に鉄、ニッケル、コバルト、銅、モリブデン
等のような遷移金属が蓄積することを避けることは難し
い。
【0002】これらの工程中で、電気分解の間、処理液
は再循環せしめられる。例えば、電気分解で製造された
ナトリウム過硫酸塩及びアンモニウム過硫酸塩は、しば
しば少量の金属不純物、主として鉄を含む。これら不純
物は以前は鉄をゼラチン状の鉄水酸化物の形態で沈殿さ
せるために、電解溶液のpHを約1.0から約7.2か
ら7.5に上げることによって除くかあるいは別法とし
てプルシアンブルー(ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(I
II))のような鉄シアン化物錯塩として沈殿された。
中和を行うことによる精製は、たくさんの量のアンモニ
ア(アンモニウム過硫酸塩溶液のためのもの)又は水酸
化ナトリウム(ナトリウム過硫酸塩溶液のためのもの)
がこれらの溶液のpHを上げるために必要なので満足し
うるものではない。さらに完全に中和することは、制御
上の問題を引き起こす可能性があり、プロセスバランス
を乱す恐れがある。鉄シアン化物錯体を沈殿させること
によっての純化は、ゼラチン状の鉄シアン化錯体を沈殿
させる前にいかなる過酸素物も破壊してしまわなければ
ならないため、満足のゆくものではない。ゼラチン状の
鉄水酸化物沈殿又は鉄シアン化物錯体は両方とも通常の
濾過によっては除去することが困難であり、これら混合
物は通常は珪藻土でコートされたフィルターによって濾
過される。時として珪藻土のうちの幾らかは濾過をとお
りぬけ、過硫酸塩含有濾過液を不溶物質で汚染する。そ
のコートされたフィルターが鉄の水酸化物又は鉄シアン
化物錯体で詰まってくると、その汚染物のついたコーテ
ィングは除去されなければならず、常に埋め立て地に捨
てられなければならない。
【0003】
【課題の解決】本発明はpH0.5からpH4のペルオ
キシ酸又はその塩の水溶液を十分な量の酸形態のキレー
ト化作用をもつイオン交換樹脂と接触させ、該ペルオキ
シ酸又はその塩の水溶液から遷移金属の少なくとも一部
を除去し、生成物として実質的に遷移金属イオンの濃度
を減少せしめた精製水溶液分離することからなる、ペル
オキシ酸又はその塩の水溶液中の遷移金属のイオンの濃
度を減少させる方法を提供することによって先行技術の
問題点を克服するものである。
【0004】さらに詳しくは、本発明はpH0.5から
pH4のペルオキシ二燐酸塩、ペルオキシ二硫酸塩又は
ペルオキシ一硫酸塩の水溶液を十分な量の酸形態のキレ
ート化作用をもつイオン交換樹脂と接触させ、該ペルオ
キシ二燐酸塩、ペルオキシ二硫酸塩又はペルオキシ一硫
酸塩の水溶液から遷移金属の少なくとも一部を除去し、
生成物として実質的に遷移金属イオンの濃度を減少せし
めた精製水溶液を分離することからなる、ペルオキシ二
燐酸塩、ペルオキシ二硫酸塩、ペルオキシ一硫酸塩の水
溶液中の遷移金属のイオンの濃度を減少させる方法に関
する。
【0005】本発明の範囲はpH0.5からpH4のア
ルカリ金属硫酸塩又はアンモニウム硫酸塩あるいはアル
カリ金属燐酸塩又はアンモニウム燐酸塩の水性電解溶液
を十分な量の酸形態のキレート化作用をもつイオン交換
樹脂と接触させ、該アルカリ金属硫酸塩又はアンモニウ
ム硫酸塩あるいはアルカリ金属燐酸塩又はアンモニウム
燐酸塩の水性電解溶液から遷移金属の少なくとも一部を
除去し、生成物として実質的に遷移金属イオンの濃度を
減少せしめた純化した水性電解溶液を分離し、任意に固
体生成物を回収することによって、該水性電解溶液中の
遷移金属のイオンの濃度を減少させるアルカリ金属又は
アンモニウム硫酸塩又はアンモニウム燐酸塩の水性電解
溶液を相当するペルオキシ二燐酸塩又はペルオキシ二硫
酸塩に陽極酸化するための方法を包含することを意図し
たものである。
【0006】ペルオキシ酸は同様に通常、ペルオキソ酸
又は過酸と呼ばれている。硫酸、燐酸、酢酸、蟻酸は全
て、ペルオキシ酸又はペルオキシ酸塩を形成する。典型
的なペルオキシ酸の塩は水溶性で安定なペルオキシ二硫
酸、ペルオキシ一硫酸、ペルオキシ二燐酸の金属塩、ア
ンモニウム塩又はペルオキシ一硫酸カリウム・硫酸カリ
ウム・硫酸水素硫酸カリウムのトリプル塩である。典型
的な過酸は過蟻酸、過酢酸及び一過硫酸(カロ酸)であ
る。 他に明示されていない限り、過硫酸塩(pers
urfate)との用語はペルオキシ二硫酸塩のことを
いう。
【0007】本発明の方法はアンモニウム過硫酸塩の電
解溶液又はナトリウム過硫酸塩の電解溶液からそれらの
溶液をキレート化作用をもつイオン交換樹脂に接触させ
ることによって遷移金属不純物を除去するのに特に有用
である。その方法はバッチで又は連続的に行われてもよ
く、通常電解溶液をほんの少しpH調整するだけでよ
い。その方法はまた金属のエッチング等の応用に用いら
れる水溶液から遷移金属を除去するために有用である。
この工程はそれがあきらかとなるよう過硫酸塩について
詳細に記述される。金属不純物を含む過硫酸塩の溶液の
pHを0.5から4に、好ましくは2.0から4.0に
調整することによって、アンバーライト(Amberl
ite(登録商標))IRC−718キレート化性樹脂
又はデュオライト(Duolite(登録商標))C−
467キレート化性樹脂といったキレート化作用を持つ
陽イオン交換樹 脂を好ましくは水素イオン型又は酸形
態で用いることにより、不純物は完全にもしくは殆ど完
全に除去されることが発見された。鉄、ニッケル、クロ
ム、マンガン、コバルト及び銅といった金属不純物が除
去又は非常に低いレベルに減少せしめられる。
【0008】遷移金属は、国際化学連合(the In
ternational Union of Pure
and Applied Chemistory)に
よって、周期表の第4から7欄の第IB,IIB,II
IA、IVA,VA,VIA,VIIA及びVIIIA
族(すなわち原子番号21から30)として指定される
金属である。当業者は水溶液が任意にフッ化物、チオシ
アン酸塩のようなその他の化合物及びフェノール、アリ
ールアルコール等のフリーラジカル捕捉物を含んでもよ
いことを認識するであろう。該水溶液は代わりにフリー
ラジカル開始剤及び過酸素化合物を製造又は使用する際
に頻繁に用いられるその他の化合物を含んでいてもよ
い。アンモニウム過硫酸塩及びナトリウム過硫酸塩を作
るために現在用いられる電気分解方法はその液が金属の
不純物を含んでいる場合、存在する鉄の量によってピン
ク色から黄色又は褐色の範囲の色をもっている過硫酸液
を生成せしめる。結晶化の間、金属の不純物は結晶生成
物の中に捕捉されることがあって、これら不純物を殆ど
又は全く含有しない生成物よりも劣るものとするため金
属不純物は存在しないことが望ましい。本発明の方法は
不純物を除去するためキレート化作用をもつ樹脂のため
液体のpHをほんの少し変化させること、すなわち約
0.5から約4の範囲にすることのみを必要とする。こ
のことは制御の問題及びより完全な中和をすることによ
って生ずることもありうるプロセスバランスの潜在的な
乱れを避けるだけでなく、pH値を7.0以上に上げる
現存の方法と比較するとき、アルカリ金属の総量と全体
のコストを大幅に節約することができる。
【0009】キレート化作用をもつイオン交換樹脂(キ
レーティング樹脂)は、スルホン酸官能基をもつスルホ
ン酸イオン交換樹脂のようなよく知られた塩形成イオン
交換樹脂とは異なる。それとは違ってキレート化作用を
もつイオン交換樹脂はイミノ二酢酸官能基(アンバーラ
イト(Amberlite)IRC−718あるいはチ
ェレックス(Chelex)20という商標又は名称の
もとに市販される)、アミノスルホン酸官能基(デュオ
ライト(Duolite)C−467の商標名で市販さ
れている)、又はN−ヒドロキシプロピルピコリルアミ
ン官能基をもつクロロメチル化されたポリマー(ダウエ
ックス(Dowex XFS−4195及びDowe
x)XFS−43084という商標の名で市販されてい
る)等である。イミノ二酢酸官能基及びアミノスルホン
酸官能基をもつキレート化作用をもつ交換樹脂は、過硫
酸塩を含む硫酸アンモニウム又は硫酸ナトリウムの溶液
から鉄イオンを除去するために好ましい。しかしながら
当業者は格別な実験を行うことなくいかなる特定の溶液
からも他の遷移金属を除去するため、最適なキレート化
作用をもつイオン交換樹脂を選択することができるであ
ろう。
【0010】キレート化作用をもつイオン交換樹脂(キ
レーティングイオン交換樹脂)を使用することで珪藻土
でコートされたフィルターの必要性及びその購入並びに
処理費用、そしてその後の使用済フィルター媒体投棄を
省くことができる。加えて、キレーティングイオン交換
樹脂は硫酸によって簡単に再生され、金属不純物を除去
する能力を失うことなく何度でも再生することができ
る。硫酸は好ましい再生剤であるが、硫酸はアンモニウ
ム過硫酸塩及びナトリウム過硫酸塩の両方に対して電気
分解工程中で用いられ、それ故システムは相互に利用で
きる。
【0011】8つの市販のスルホン酸イオン交換樹脂及
び5つのキレーティング樹脂が、重量で水59.0%、
ナトリウム過硫酸塩22.0%、硫酸アンモニウム9.
5%及び硫酸ナトリウム9.5%を含む溶液から鉄イオ
ンを除去する際の効率について評価された。硫酸鉄(I
II)アンモニウムが この混合物に加えられ、約20
mg/lの鉄の濃度された(試験溶液)。鉄及び他の金
属不純物の濃度は2つの分光測定方法のいずれかによっ
て測定された。比較的古い方法だがより感度の高い方法
は一時に1つの元素を測定できるグラファイト炉をもち
いる原子吸光分析である。新しい方法は同時におおくの
元素を測定できるところの誘導的に結合されたプラズマ
原子エミッション分光法である。
【0012】金属イオンのための通常のイオン交換樹脂
の選択性は多くのファクターに依存し、その1つは溶液
のpHであることが知られている。それ故市販のイオン
交換樹脂はpHが約0.5から約4の範囲で試験され
た。これらの試験からスルホン酸イオン交換樹脂はこれ
らpHの範囲内では効果的ではなかった。予想外にもキ
レーティング樹脂であって普通に供給され、ナトリウム
塩形態中で用いられる樹脂でさえも硫酸による処理によ
って酸形態に変えられるまでは効果がなかった。これら
2つの樹脂すなわち(アンバーライトIRC−718及
びデュオライトC−467と命名されているもの)は試
験されたpHの範囲内で鉄含有率をおおはばに減少させ
るのに効果があった。第3の樹脂すなわち(チェレック
ス20と命名されているもの)はpH範囲が2から4
で、過硫酸塩溶液の鉄含有率を減少させた。
【0013】本発明はいかなる操作または機構上の理論
にもとづくものではないが、通常用いられるナトリウム
形態で用いられたときに、キレーティングイオン交換樹
脂が効果を有しないことを沈殿の結果であると説明する
ことは便利である。キレーティングイオン交換樹脂は通
常ナトリウム塩形態で供給され、用いられる。この市販
形態のアンバーライトIRC−718、デュオライトC
−467及びチェレックス20を試みに使ってみると、
樹脂が過硫酸塩溶液と混合されたとき思いがけなく鉄の
沈殿を引き起こした。それ故、これらナトリウム形態中
の樹脂では鉄が樹脂と安定な錯体を形成することにより
鉄を除去することに失敗した。
【0014】キレーティング樹脂の通常のナトリウム形
態の代わりに酸形態をもちいることの重要で且つ予期し
なかった有利な点は再生工程がより簡単で比較的費用が
かからないということである。キレーティング樹脂のナ
トリウム形態の再生には1)無機酸を用いて使用した樹
脂を酸形態に変換し、2)所望の陽イオンの水酸化物
(例えば水酸化ナトリウム)で酸性樹脂を処理すること
が必要である。本発明の方法を用いることによって、酸
性キレーティング樹脂は単に使用した樹脂を無機酸、好
ましくは硫酸で洗浄することによって再生されるが、そ
のことによって過硫酸塩溶液にいかなる外来性の成分も
付加されることなく、1つの工程で最初の活性処理及び
引き続く再生処理をなすことができる。本発明の酸性キ
レーティング樹脂は再生され、何度も使用されえること
が期待される。このことは費用のかなりを節約すること
及び、特に重要なことには珪藻土又は他の濾過装置によ
って濾過した後、投棄することが必要な廃棄物の量の減
少せしめることを約束する。この方法はpHの範囲が約
0.5から約4.0の範囲で操作可能である。pHが
4.0より大きいとき鉄のような遷移金属は水酸化物と
して沈殿しやすい。ナトリウム過硫酸塩混合物からの低
濃度の鉄のような金属不純物の除去のために、デュオラ
イトC−467キレーティング樹脂がpHの範囲0.5
から4、好ましくはpH1から3で有効であることが発
見された。アンバーライトIRC−718及びチェレッ
クス20はpHの範囲2から4、好ましくはpH3から
4で有効である。水酸化ナトリウム水溶液はナトリウム
過硫酸塩溶液のpH調整剤として好ましい。アンモニウ
ム過硫酸混合物を精製するために、アンバーライトIR
C−718及びデュオライトC−467キレーティング
樹脂はpHの範囲1から4で良く機能し、pHが2から
3で最も効率が良い。アンモニウム過硫酸塩のpHの調
整はアンモニアガスをその溶液に加えることによって又
は水酸化アンモニウム水溶液を加えることによってなさ
れてもよい。
【0015】本方法は操作をバッチ又は連続的方法の両
方でなしてもよい。バッチ操作では、過硫酸溶液は樹脂
と共に一定時間攪拌され、その間に金属不純物は除去さ
れるか又は許容レベルにまで減少せしめられる。時間の
長さは、過硫酸塩溶液中に存在する不純物の量、使用し
た樹脂の量、樹脂の容量及び溶液のpHに依存する。1
0から20mg/lの鉄を含む過硫酸塩溶液に対して、
現在利用できるキレーティング交換樹脂が体積で5%か
ら20%、好ましくは10%で使用されることが提案さ
れる。例えば、好ましいpHで100mlの過硫酸塩を
処理するためにはほぼ10mlのキレーティング樹脂が
使用されなければならない。この方法のために必要とさ
れる時間は20分から1時間である。
【0016】連続的な処理操作では樹脂はカラムに封入
され、過硫酸塩溶液は樹脂ベッド中を流される。現在利
用できるキレーティング樹脂に対して、過硫酸塩溶液が
樹脂ベッド中を流れる速度は、1時間に、使用された樹
脂の体積を1から3回、好ましくは2回通る範囲であ
る。実験室内の試験では、1時間に樹脂ベッドの体積を
2回の割合で流れることが最も良く、例えば10mlの
樹脂が用いられたならば、1時間あたり20mlの溶液
を流すと過硫酸塩溶液の鉄含有率は1mg/l以下に減
少せしめられた。連続モードの操作はより効果を生ずる
ものであり、それ故好ましい方法である。樹脂ベッド中
を上方に向かって流すことは同様に下方に流すことより
も好ましい。というのは樹脂ベッドからいかなるガスの
発生をも除き、偏った流れを回避することができるから
である。これらのことのいずれかでも起こると、金属不
純物を除去する処理の効率を著しく減少させる。
【0017】水性溶液が液体である0℃以上のいかなる
温度も適用される。最高温度は許容される分解率によっ
て制限される。実際は約60°Cまでのいかなる温度も
適用される。この方法の最も効率の良い操作のために、
過硫酸塩溶液が約25°Cから約45°Cの範囲の温度
であり、好ましくは約30℃から40℃であることが望
ましい。電気分解方法によってつくられた過硫酸塩溶液
は非常に濃度が高く、飽和点に達していることさえあり
うる。これらの溶液の温度が低すぎるまで降下せしめら
れると、結晶化の問題がプロセスを複雑化させる。溶液
を希釈するため、水が加えられてもよく、そうすること
によって結晶化の問題を防ぐが、しかしながらこの水は
アンモニウム過硫酸塩又はナトリウム過硫酸塩を回収す
るためにあとで取り除かれなければならなく、それ故プ
ロセスのために余分の費用が必要となることとなる。そ
れ故水で溶液を希釈するよりも結晶化を防ぐために高め
られた温度で操作することが好ましい。
【0018】
【実施例】以下の例は本発明を説明するために意図され
たものである。他に条件として指定されない限り、パー
センテージは重量である。本発明はナトリウム過硫酸塩
及びアンモニウム過硫酸塩で例示されているが、当業者
は陽イオンが遷移金属でない限り例えば燐酸塩、酢酸
塩、硝酸塩のようないかなる過酸素安定酸の可溶性塩も
用いられることを認識するであろう。適切な塩は燐酸ア
ンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、ア
ルカリ金属の燐酸塩、硫酸塩及び酢酸塩等である。記載
の樹脂は以下の業者から入手できる。ローム アンド
ハース(Rohm and Haas)からアンバーラ
イト(Amberlite)及びアンバーリスト(Am
berlyst);ダウ(Dow)からダウエックス
(Dowex);イオナック)Ionac)からダイア
イオン(Diaion)及びイオナック(Iona
c);バイオラード(Biorad)からチェレックス
(Chelex)。
【0019】実施例1 ナトリウム形態のアンバーライトIRC−718キレー
ティング樹脂の50ml部を250mlの15%硫酸水
溶液で洗浄した。洗浄された樹脂は完全にイオン除去し
た水で洗浄され、樹脂は酸形態にされる。2つの電解ナ
トリウム過硫酸陽極液の4リットルのサンプルは米国特
許第4、144、144の例6、7及び8に記載された
方法によって製造された。サンプルはpH及び金属不純
物について分析された。表1はこれら2つのサンプル中
にあると測定された金属不純物を示す。ピンク色の第1
の溶液は1.17のpHをもっていた。黄色の第2の溶
液は4.3のpHをもっていた。当業者はそのような溶
液は同様に一過硫酸塩及び過酸化水素を含んでいること
がわかるであろう。20mlの第1のナトリウム過硫酸
塩溶液(pH1.17)は酸性IRC−718キレーテ
ィング樹脂のベッド(10ml)を通って重力によって
送り出された。溶出液の色は非常に薄い黄色であった。
同様に20mlの第2のナトリウム過硫酸溶液(pH
4.3)は酸性IRC−718キレーティング樹脂のベ
ッド(10ml)を通って重力によって送り出された。
この溶出液の色はかすかに黄色であった。各々の溶出液
は金属不純物について分析され、これら分析の結果は表
1にまとめて示されている。電気分解によって製造され
たナトリウム過硫酸塩溶液を酸形態のアンバーライトI
RC−718キレーティング樹脂に通すことによって、
存在する金属不純物は劇的に減少した。これら溶液の鉄
含有率は第1及び第2の溶液のそれぞれで16%と96
%減少した。本実施例は同様にプロセスが過硫酸塩(二
過硫酸塩)に限られたものではなく、電解質液中に見い
だされる過酸素化合物(過酸化水素、一過硫酸塩及び二
過硫酸塩)のいずれの存在下でも操作可能である。
【0020】実施例2 ナトリウム形態のアンバーライトIRC−718キレー
ティング樹脂の70ml部は2回の連続した15%の硫
酸水溶液の70ml部で洗浄することによって酸形態に
変えられた。樹脂はさらなる70mlの15%硫酸及び
1.5lのイオン除去された水で連続して洗浄され、I
RCキレーティング樹脂は酸形態にされた。ナトリウム
過硫酸塩試験溶液は前述のようにつくられた。試験溶液
は5つの20ml部づつに分けられた。それぞれの部の
pHは水酸化ナトリウムを用いて調整されpH範囲を
0.51から4.00にされた。10mlの酸性化され
たIRC−718キレーティング樹脂は各々のナトリウ
ム過硫酸塩溶液に加えられ、各々の混合物は30分間攪
拌された。各々の混合物は濾過され、フィルターはイオ
ン濃度について分析された。この試験の結果は表2にま
とめて示されている。ナトリウム過硫酸塩溶液のpHが
3又はそれ以下である場合、溶液中に溶解された50%
以上のイオンが酸形態のIRC−718キレーティング
樹脂によって除去されうる。
【0021】実施例3 実施例2と同様の方法で70mlのIRC−718及び
70mlのデュオライトC−467キレーティング樹脂
が酸形態に変えられた。溶液は重量で54.4%の水、
19.3%の硫酸アンモニウム及び26.3%のアンモ
ニウム過硫酸塩を含むようにつくられた。硫酸鉄(II
I)アンモニウムが鉄の濃度が7.4mg/lになるよ
うに加えられた。この混合物は8つの20mlの部づつ
に分けられ、各々の部のpHは水酸化アンモニウムによ
って調整され、それぞれのpHの範囲が約1から約4で
ある溶液のそれぞれについて2組、すなわちpHが約1
でのもの二つ、pHが約2のもの二つ、pHが約3のも
の二つ、pHが約4のもの二つを与える。 10mlの
酸性化されたIRC−718キレーティング樹脂が各々
の対の溶液の1つに加えられ、10mlの酸性化された
C−467キレーティング樹脂が各々の対の溶液の他の
1つに加えられた。各々の混合物は30分間攪拌され、
濾過された。フィルターはイオン濃度について分析され
た。これらの結果は表3中にまとめて示されている。ア
ンモニウム過硫酸塩溶液のイオン含有量の50%以上
が、溶液をpHが3及び4の酸形態のアンバーライトI
RC−718キレーティング樹脂でもって処理すること
によって除去された。酸形態のデュオライトC−467
キレーティング樹脂は試験された各々のpHで、溶解し
た50%以上のイオンを除去し、pH範囲が2から3で
最も効果的であった。
【0022】実施例4 酸形態のデュオライトC−467キレーティング樹脂
(60ml)は実施例2の方法によって調整され、30
mlのこの樹脂は頂部と底部に110メッシュのテフロ
ン(Tefron(登録商標))銘柄の網を付けた4
5.7cm×1.3cmのガラス製カラム中に詰められ
た。ナトリウム過硫酸塩溶液は酸性C−467キレーテ
ィング樹脂を通して1時間に50mlの割合でポンプで
送りだされ、溶液は2334gの水、247gの硫酸ア
ンモニウム、247gの硫酸ナトリウム及び572gの
ナトリウム過硫酸塩を含有していた。以下の金属塩が加
えられて括弧中に示された金属不純物の濃度となるよう
にされた:硫酸鉄(III)アンモニウム12水和物
(47mg/l鉄)、硫酸ニッケル6水和物(6.6m
g/lニッケル)及び硫酸クロムカリウム12水和物。
この溶液のpHは水酸化ナトリウムを用いて3.0に調
整された。必要に応じてさらなるナトリウム過硫酸塩溶
液がつくられた。カラム溶出液は金属含有量について分
析され、この分析の結果は表4にまとめて示されてい
る。五日目(実験をはじめてから120時間後)に樹脂
は250mlの硫酸で洗浄された。この洗浄液は金属不
純物について分析され以下の結果を得た:鉄=1900
mg/l,ニッケル=l3mg/l及びクロム=11m
g/lであった。樹脂は250mlの塩酸で第2の洗浄
がなされた。金属不純物についてのこの洗浄液の分析結
果は:鉄=19mg/l,ニッケル=12mg/l及び
クロム=7.1mg/lであった。
【0023】実施例5 たくさんのイオン交換樹脂を実施例2の方法によってナ
トリウム過硫酸塩溶液から鉄イオンを除去する効率につ
いて評価した。そのデータ及び結果は表5に提示されて
いる。キレーティング樹脂の同様な評価は表6に提示さ
れている。この非常に簡単なスクリーニング方法はいか
なる特定の過酸素溶液からもいかなる特定の遷移金属を
除去するためのキレーティング樹脂の効率を決定するた
めに用いられてもよい(ここではナトリウム過硫酸塩溶
液から鉄を除去している)。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ ジェイ リムバウナー アメリカ合衆国ニューヨーク州 14221 ウイリアムスビル チェストナット ヒル レーン サウス 113 (72)発明者 クラレンス アンドリュー トンプソン アメリカ合衆国ノース カロライナ州 28056 ガストニア モンテカルロ ドラ イブ 2410

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pH0.5からpH4のペルオキシ酸又
    はその塩の水溶液を十分な量の酸形態のキレート化作用
    をもつイオン交換樹脂と接触させ、該ペルオキシ酸又は
    その塩の水溶液から遷移金属の少なくとも一部を除去
    し、生成物として実質的に遷移金属イオン濃度の減少せ
    しめられた精製水溶液を分離することを特徴とする、ペ
    ルオキシ酸又はその塩の水溶液中の遷移金属のイオンの
    濃度を減少させる方法。
  2. 【請求項2】 該ペルオキシ酸又はその塩が、一過硫
    酸、二過硫酸、過燐酸、過蟻酸、過酢酸及びそのアルカ
    リ金属及びそのアンモニウム塩からなるものから選択さ
    れたものであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該キレート化作用をもつイオン交換樹脂
    が、イミノ酢酸類、アミノホスホン酸類及びN−ヒドロ
    キシピコリルアミン類から選択された官能基をもつもの
    であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 該キレート化作用をもつイオン交換樹脂
    が、イミノ酢酸類、アミノホスホン酸類及びN−ヒドロ
    キシピコリルアミン類から選択された官能基をもつもの
    であることを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 pH0.5からpH4の過酸素化合物及
    びアルカリ金属過硫酸塩又はアンモニウム過硫酸塩の水
    溶液を十分な量の酸形態のキレート化作用をもつイオン
    交換樹脂と接触させ、該過酸素化合物及びアルカリ金属
    過硫酸塩又はアンモニウム過硫酸塩の水溶液から遷移金
    属の少なくとも一部を除去し、精製物として実質的に遷
    移金属イオン濃度が減少せしめられた精製水溶液を分離
    することを特徴とする、過酸素化合物及びアルカリ金属
    過硫酸塩又はアンモミウム過硫酸塩の水溶液中の遷移金
    属のイオンの濃度を減少させる方法。
  6. 【請求項6】 該キレート化作用をもつイオン交換樹脂
    が、イミノ酢酸類、アミノホスホン酸類及びN−ヒドロ
    キシピコリルアミン類から選択された官能基をもつもの
    であることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 アルカリ金属硫酸塩あるいはアルカリ金
    属燐酸塩又はアンモニウム硫酸塩又はアンモニウム燐酸
    塩の水性電解溶液を相当するペルオキシ二燐酸塩又はペ
    ルオキシ二硫酸塩に陽極酸化するための方法に於いて、
    pH0.5からpH4の水性電解溶液を十分な量の酸形
    態のキレート化作用をもつイオン交換樹脂と接触させ、
    該水性電解溶液から遷移金属の少なくとも一部を除去
    し、生成物として実質的に遷移金属イオン濃度が減少せ
    しめられた精製水溶液を分離することによって、水性電
    解溶液中の遷移金属のイオンの濃度を減少させることを
    特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 該水性電解溶液がアンモニウム硫酸塩水
    溶液を含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 該水性電解溶液がナトリウム硫酸塩水溶
    液を含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 該水性電解溶液がカリウム硫酸塩水溶
    液を含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】 該水性電解溶液がカリウム燐酸塩水溶
    液を含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
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