JPH052013Y2 - - Google Patents

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JPH052013Y2
JPH052013Y2 JP1985177940U JP17794085U JPH052013Y2 JP H052013 Y2 JPH052013 Y2 JP H052013Y2 JP 1985177940 U JP1985177940 U JP 1985177940U JP 17794085 U JP17794085 U JP 17794085U JP H052013 Y2 JPH052013 Y2 JP H052013Y2
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axis
rotary
cover
shaft
tilling
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は1軸側ロータリーと2軸側ロータリー
とを、前後に並列配置した2軸形ロータリー耕耘
装置のリアカバー支持構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、2軸形ロータリー耕耘装置におい
て、リアカバーの支持機構を変更する技術は公知
とされているのである。例えば実開昭60−81703
号公報や、特開昭60−156301号公報に記載の技術
の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、2軸形ロータリー耕耘装置に
おけるリアカバーの支持構造に関するものであ
り、特に2軸形ロータリー耕耘装置を種々の作業
に利用して稼働率を向上させるべく、2軸側ロー
タリーを簡単に着脱可能とした構成に関するもの
である。
2軸形ロータリーを外すことにより、従来の1
軸形ロータリー耕耘装置と同じ構造とすることが
でき、1軸形ロータリー耕耘装置と2軸形ロータ
リー耕耘装置の2台の役目を兼用させることがで
きるのである。
このように、2軸側ロータリーを着脱自在とし
た場合には、リアカバーを2軸側ロータリーの後
部に付設したり、1軸側ロータリーの後部に付設
したり、付け替え可能にする必要があり、またこ
の付け替え作業を簡単に行える必要があるのであ
る。
本考案は、リアカバーを付け替え自在とした場
合における、リアカバーをバネ付勢しているハン
ガーロツドの付け替えを簡単にする為の技術であ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
2軸側ロータリーを1軸側ロータリーに対して
着脱自在とした2軸形ロータリー耕耘装置におい
て、1軸側耕耘カバー4の後部には、2軸側耕耘
カバー5の係止軸3又はリアカバー35の係止軸
28を係合嵌入可能な係合部9を構成し、2軸側
耕耘カバー5の後部にはリアカバー35の係止軸
28を係合嵌入可能な係合部40を設け、更に、
1軸側耕耘カバー4の上面には、リアカバー35
のハンガーロツドブラケツト18を固定する取付
片45を突設し、2軸側耕耘カバー5にもハンガ
ーロツドブラケツト18を固定可能な取付片46
を突設したものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と併せて考案の
作用を説明すると。
第1図は本考案の2軸形ロータリー耕耘装置の
側面一部断面図、第2図は2軸側ロータリーの脱
着状態における側面図、第3図は2軸形ロータリ
ー耕耘装置とした場合の平面図、第4図は2軸形
ロータリー耕耘装置として使用する場合のリアカ
バーの配置を示す拡大側面断面図、第5図は第4
図の状態の平面図、第6図は2軸側ロータリーを
外して、リアカバーを1軸側ロータリーに支持さ
せた状態の拡大側面断面図、第7図は第6図の平
面図、第8図はハンガーロツドブラケツトを2軸
側耕耘カバーに付設した状態の平面一部断面図、
第9図はハンガーロツドブラケツトを1軸側耕耘
カバーに付設した状態の平面一部断面図である。
第1図・第2図・第3図に基づいて、2軸形ロ
ータリー耕耘装置の全体構成を説明すると。
2軸側ロータリー耕耘装置は、トラクターの後
部の3点リンク式装着装置のトツプリンク34と
ロアリンクにより上下回動自在に支持されている
のである。該ロアリンクを上下に回動するのは、
トラクター側に配置された油圧装置とリフトアー
ムである。
そして、該トラクター側のリフトアームの回動
力を利用して、1軸側ロータリーに対して2軸側
ロータリーを容易に着脱可能としているのであ
る。
トラクター後部のPTO軸より、ユニバーサル
ジヨイント軸を介して、1軸側ロータリーのロー
タリーギアボツクス32へ動力が伝えらえる。該
ロータリーギアボツクス32より左右へメインビ
ーム23,23が突設されて、左側のメインビー
ム23内を貫通する軸により、1軸側ロータリー
の耕耘ケース31が駆動され、更に該耕耘ケース
31の部分に配置された出力ギアボツクス33よ
り、動力伝達軸が2軸側ロータリーの入力ギアボ
ツクス25へ架設され、動力が伝達されるのであ
る。
1軸側ロータリーと2軸側ロータリーを分割可
能とする為に、該出力ギアボツクス33と入力ギ
アボツクス25との間の着脱も容易に出来るよう
に構成しているのである。
22はデプスハンドルであり、該デプスハンド
ル22を回すことによりデプスフレーム36を回
動して、尾輪により耕深を調節する場合や、畝立
器を付設した場合に、耕深の調節を行うのであ
る。
1軸側ロータリーは左右のメインビーム23,
23により支持された1軸側耕耘カバー4と、そ
の左右の1軸側サイドカバー7,7により構成さ
れ、該1軸側耕耘カバー4と1軸側サイドカバー
7により囲まれた空間で、1軸耕耘爪26が回転
しているのである。
また、本実施例においては、1軸耕耘爪26を
ダウンカツト回転をするナタ爪として、2軸耕耘
爪27をアツプカツト回転をする巴爪により構成
している。
本考案においては、2軸側ロータリーを1軸側
ロータリーに対して、係合部9に係止軸3を嵌入
し、1軸側サイドカバー7と2軸側サイドカバー
8の下部は締結ハンドル2により締結することに
より、着脱可能としているのである。
2軸側ロータリーを1軸側ロータリーに対して
取り外し可能とする為に、リアカバーをバネ付勢
するハンガーロツド19を、従来はリアカバーと
デプスフレーム36の間で介装支持していたので
あるが、本実施例では2軸側ロータリー側で支持
すべくリアカバー35と2軸側耕耘カバー5の間
で支持しているのである。
このようにハンガーロツド19の支持を2軸側
耕耘カバー5の上面に設けたハンガーロツドブラ
ケツト18により行うことにより、2軸側ロータ
リーを取り外した場合に、ハンガーロツドブラケ
ツト18を2軸側耕耘カバー5から1軸側耕耘カ
バー4へ付け替える必要があるのである。
またリアカバー35をセンサーとする自動耕深
制御装置の為のセンサー杆17が、リアカバー3
5と1軸側耕耘カバー4の上面との間に介装され
ている。1軸側耕耘カバー4側のセンサーブラケ
ツト16はセンサーワイヤー13のアウター受け
部を構成しており、該アウター受けの位置を変更
して2軸形ロータリー耕耘装置の場合と1軸形ロ
ータリー耕耘装置の場合とに変換可能としてい
る。即ちセンサーブラケツト16に設けた係止部
16aにアウター受け杆14を係合した場合には
2軸形ロータリー耕耘装置用であり、係止部16
bにアウター受け杆14を係合した場合には、1
軸形ロータリー耕耘装置用である。該構成により
どちらの場合にもアウター受け杆14とセンサー
ブラケツト16は利用できるように構成している
のである。
またセンサー杆17のリアカバー35側の基部
には、該センサー杆17を解除して、自動制御を
停止する為の解除レバー21が、支点越えバネ5
3により付勢されて構成されているのである。該
解除レバー21を支点越えして回動することによ
り、自動制御調節を制御状態と解除状態に変更可
能としているのである。
また2軸側耕耘カバー5に対して、リアカバー
35が回動可能である必要があり、2軸側耕耘カ
バー5の後端の係合部40に、係止軸28が嵌入
されて枢支軸となつているのである。該係止軸2
8は1軸側ロータリーから2軸側ロータリーを外
して、1軸形ロータリー耕耘装置として使用する
場合に、1軸側耕耘カバー4の後端の係合部9に
嵌入して1軸形ロータリー耕耘装置のリアカバー
としても使用されるのである。
故に係止軸28は2軸側耕耘カバー5の先端の
係止軸3と同じ形状に構成されているのである。
また係合部9と係合部40も同一形状に構成され
ているのである。係止軸28を1軸側ロータリー
の係合部9に係止する場合には、前述の如く2軸
側ロータリーの先端の係止軸3を係止した場合と
同様に、ストツプレバー1が抜け止めを行うので
ある。逆にリアカバー35を2軸側ロータリーの
係合部40に係止軸28にて係止した場合には、
該係合部40に設けた板バネストツパー42の係
合孔に係止軸28を嵌入して、抜け止めとするの
である。
20は左右への延長リアカバー37を畳んだ
り、出したりする為の支点越えバネ装置である。
本実施例においては、該2軸側ロータリーを脱
着する際に、トラクターの油圧リフトアームの力
を利用できるように、2軸側ロータリーはある程
度高い位置に保持しておく必要があるので、左右
の2軸側サイドカバー8,8に突出収納自在のス
タンド15L,15Rを配置しているのである。
該スタンド15L,15Rは、スタンドブラケ
ツト38にピン39により固定されているのであ
る。
第4図より第9図の図面に基づいて、本考案の
要部の構造を説明すると。
本実施例においては、リアカバー35を1軸側
ロータリーの後部にも、2軸側ロータリーの後部
にも付設可能としているのである。
1軸側ロータリーの後端に2軸側ロータリーを
付設する場合には、2軸側耕耘カバー5の先端左
右に突出した係止軸3を、1軸側サイドカバー7
の後端上部に構成した係合部9に嵌入して、該嵌
入状態をバネ付勢したストツプレバー1にて、係
合部9の開口部を塞いで保持しているのである。
板バネストツパー42が2軸側サイドカバー8の
係合部40の側面に付設されており、板バネスト
ツパー42の上端は開き気味に構成されており、
リアカバー35の係止軸28が上から嵌入される
際にガイドすべく構成しているのである。
第4図・第5図・第8図においては、リアカバ
ー35を2軸側ロータリーの耕耘カバー5に支持
した場合を示している。
この場合にはハンガーロツドブラケツト18は
2軸側耕耘カバー5の上面に固設された取付片4
6に蝶ボルト50により固定されており、該ハン
ガーロツドブラケツト18と補助板47との間に
回動軸48を支持して、該回動軸48にハンガー
ロツド19を嵌入しているのである。
次に第6図・第7図・第9図の場合において、
2軸側ロータリーを外して、リアカバー35を1
軸側ロータリーに付設する場合には、ハンガーロ
ツドブラケツト18を取付片46より外して、1
軸側耕耘カバー4の上面に設けた取付片45に蝶
ボルト50により付設するのである。
該取付片45はデプスフレーム36の為の回動
パイプ49を枢支するブラケツトを兼用してお
り、更にガイド板6により、2軸側ロータリーが
1軸側ロータリーに対して、正しい位置に来るよ
うにガイドするガイド部材の役目もしているので
ある。該ガイド板6は1軸側ロータリーと2軸側
ロータリーの上下関係のガイドをすると共に、前
記の如く、左右関係のガイドも取付片45との間
で行つているのである。
該ハンガーロツド19の作用は、リアカバー3
5を枢支軸である係止軸28を中心に下方と上方
の両方へ付勢するものである。即ち耕耘作業中は
バネ51により、土壌面を押しつける方向に下方
へ付勢するのである。また油圧リフトアームによ
りロータリー耕耘装置を上昇回動させた場合に
は、リアカバーが2軸耕耘爪27方向へ回動し
て、干渉しないように、バネ52により上方へ付
勢するのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
リアカバー35とハンガーロツド19とハンガ
ーロツドブラケツト18は、アツセンブリーとし
て一体化したままで、分解する必要がなく、ハン
ガーロツドブラケツト18と取付片45,46の
間で取付交換を行うので、ハンガーロツド19に
装着したスプリングやピンはそのままにして交換
出来るのである。
故に、従来の如く、ハンガーロツドブラケツト
とハンガーロツドの間を分解して交換していた場
合によりも、交換作業が楽になつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の2軸形ロータリー耕耘装置の
側面一部断面図、第2図は2軸側ロータリーの脱
着状態における側面図、第3図は2軸形ロータリ
ー耕耘装置とした場合の平面図、第4図は2軸形
ロータリー耕耘装置として使用する場合のリアカ
バーの配置を示す拡大側面断面図、第5図は第4
図の状態の平面図、第6図は2軸側ロータリーを
外してリアカバーを1軸側ロータリーに支持させ
た状態の拡大側面断面図、第7図は第6図の平面
図、第8図はハンガーロツドブラケツトを2軸側
耕耘カバーに付設した状態の平面一部断面図、第
9図はハンガーロツドブラケツトを1軸側耕耘カ
バーに付設した状態の平面一部断面図である。 4……1軸側耕耘カバー、5……2軸側耕耘カ
バー、6……ガイド板、7……1軸側サイドカバ
ー、8……2軸側サイドカバー、9……係合部、
18……ハンガーロツドブラケツト、19……ハ
ンガーロツド、28……係止軸、35……リアカ
バー、40……係合部、45……1軸側耕耘カバ
ーの上の取付片、46……2軸側耕耘カバーの上
の取付片、47……補助板、48……回動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2軸側ロータリーを1軸側ロータリーに対して
    脱着自在とした2軸形ロータリー耕耘装置におい
    て、1軸側耕耘カバー4の後部には、2軸側耕耘
    カバー5の係止軸3又はリアカバー35の係止軸
    28を係合嵌入可能な係合部9を構成し、2軸側
    耕耘カバー5の後部にはリアカバー35の係止軸
    28を係合嵌入可能な係合部40を設け、更に、
    1軸側耕耘カバー4の上面には、リアカバー35
    のハンガーロツドブラケツト18を固定する取付
    片45を突設し、2軸側耕耘カバー5にもハンガ
    ーロツドブラケツト18を固定可能な取付片46
    を突設したことを特徴とする2軸形ロータリー耕
    耘装置のリアカバー。
JP1985177940U 1985-11-18 1985-11-18 Expired - Lifetime JPH052013Y2 (ja)

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JP1985177940U JPH052013Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JPS6286803U JPS6286803U (ja) 1987-06-03
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156301A (ja) * 1984-01-27 1985-08-16 井関農機株式会社 2軸ロ−タリ耕耘装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6081703U (ja) * 1983-11-10 1985-06-06 ヤンマーディーゼル株式会社 一軸形・二軸形変換ロータリー耕耘装置
JPH0436568Y2 (ja) * 1985-01-19 1992-08-28

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JPS60156301A (ja) * 1984-01-27 1985-08-16 井関農機株式会社 2軸ロ−タリ耕耘装置

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JPS6286803U (ja) 1987-06-03

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