JPH0520131A - アドレス監視方式 - Google Patents

アドレス監視方式

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JPH0520131A
JPH0520131A JP3169763A JP16976391A JPH0520131A JP H0520131 A JPH0520131 A JP H0520131A JP 3169763 A JP3169763 A JP 3169763A JP 16976391 A JP16976391 A JP 16976391A JP H0520131 A JPH0520131 A JP H0520131A
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JP
Japan
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JP3169763A
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Isao Yoshino
勲 吉野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各パネルのアドレスデコ−ド処理の誤動作を
直ちに検出し、かつ障害発生個所を容易に識別する。 【構成】 プロセッサ11からアクセス要求があると、
各ユニットのアドレスデコ−ダ12bはアドレスデータ
をデコ−ドし、自分宛アドレスの場合にはイネ−ブル信
号ENBを出力する。又、アドレス監視回路12cはプ
ロセッサより出力されたアドレスが自分宛以外のもので
あるか監視し、自分宛以外のものであればその旨を示す
ディセ−ブル信号DENを出力する。従って、正常動作
時には、信号ENB、DENが同時にハイレベルとなる
ことはないから、アラ−ム発生部12eからアラ−ムは
出力されない。しかし、障害が発生し、自分宛以外のア
ドレスでアドレスデコ−ダ12bがイネ−ブル信号EN
Bを発生すると、同時にアドレス監視回路12cからデ
ィセ−ブル信号DENが発生するため、アラ−ム発生部
12eはアラ−ムALMを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアドレス監視方式に係わ
り、特にプロセッサからのアクセスによりデータを格納
し及び出力する複数のユニットを備えた装置におけるア
ドレス監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセッサと、該プロセッサからのアク
セスによりデータを格納し及び出力する複数のユニット
を備えた装置がある。
【0003】図7はかかる構成を備えた従来の通信制御
装置のブロック図であり、1はプロセッサ(CPU)、
2〜4はプロセッサによりアクセスされる第1〜第3パ
ネルであり、第1パネル2は送信制御に関係するデータ
を記憶し、第2パネルは受信制御に関係する各種データ
を記憶し、第3パネルは通信制御全体に関係する各種デ
ータを記憶する。
【0004】各パネル2〜4はそれぞれ、独自のアドレ
ス領域が割り当てられた記憶部(内部メモリ・レジス
タ)2a〜4aと、プロセッサ1より出力されたアドレ
スが自分宛のアドレスであるかデコ−ドし、自分宛アド
レスの場合には記憶部に対するアクセス動作を許容する
アドレスデコ−ダ2b〜4bと、アクセス許容時、すな
わちアドレスデコ−ダ2b〜4bからバッファイネ−ブ
ル信号BEN1〜BEN3が出力された時、プロセッサ1
からの書き込みデータあるいは記憶部2a〜4aから読
み出したデータを一時的に記憶する双方向バッファ2c
〜4cを備えている。
【0005】各パネル2〜4の記憶部(内部メモリ・レ
ジスタ)2a〜4aには図8に示すように、それぞれ0
〜99、100〜199、200〜299のアドレス領
域が割り当てられている。
【0006】所定パネルの記憶部にデータを書き込む場
合には、プロセッサ1は書き込みデータをデータバスD
BSに、書き込みアドレスをアドレスバスABSに出力
すると共に、図示しないコントロールバスに書き込み命
令を出力する。各パネル2〜4のアドレスデコ−ダ2b
〜4bはプロセッサ1から出力されたアドレスが自分宛
のアドレスであるか判断し、自分宛のアドレスであれば
双方向バッファ2c〜4cにバッファイネ−ブル信号B
EN1〜BEN3を出力する。これにより、双方向バッフ
ァ2c〜4cはプロセッサ1から出力されているデータ
を一時的に記憶して記憶部2a〜4aに入力し、記憶部
2a〜4aはアドレスデコ−ダ2b〜4bから入力され
ているアドレスが示す記憶域に該データを書き込む。
【0007】所定パネルの記憶部からデータを読み出す
場合には、プロセッサ1は読み出しアドレスをアドレス
バスABSに出力すると共に、図示しないコントロール
バスに読み出し命令を出力する。各パネル2〜4のアド
レスデコ−ダ2b〜4bはプロセッサ1から出力された
アドレスが自分宛のアドレスであるか判断し、自分宛の
アドレスであれば双方向バッファ2c〜4cにバッファ
イネ−ブル信号BEN 1〜BEN3を出力すると共に、読
み出しアドレスが指示する記憶域からデータを読み出し
て双方向バッファ2c〜4cに一時的に記憶してデータ
バスDBS上に出力し、プロセッサは該データを取り込
む。
【0008】これにより、正常動作時、プロセッサ1が
アドレス領域0〜99のいずれかをアクセスすると第1
パネル2の双方向バッファ2cがイネ−ブルとなり、該
バッファを介してプロセッサ11と記憶部12a間でデ
ータの授受が行われ、同様にアドレス領域100〜19
9がアクセスされると第2パネル3がイネ−ブルとな
り、またアドレス領域200〜299がアクセスされる
と第3パネル4がイネ−ブルとなり、プロセッサと記憶
部間でデータの授受が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】プロセッサ1が例えば
アドレス50をアクセスする時、第1パネル2のみがイ
ネ−ブルになればデータの授受が正常に行われる。しか
し、何等かの原因で第2又は第3パネルもイネ−ブルと
なると、データバスDBS上でデータの衝突が生じ(読
み出し時)、又、第2、第3パネルの記憶部(内部メモ
リやレジスタ)に誤ったデータが書き込まれてしまい
(書き込み時)、更には、第1パネルがイネ−ブル状態
にならないと、正しく指定アドレスからデータの読み出
し、書き込みができなくなる。
【0010】しかし、従来は、自パネル宛のアドレスデ
コ−ドの監視を特に行っておらないため、自パネル宛ア
ドレスでないにも拘らず、該アドレスに対して誤動作し
て記憶部のデータを破壊したり、更にはプロセッサのダ
ウンを発生するという問題があった。
【0011】又、自分宛アドレスにもかかわらず、アク
セス状態にならず、指定アドレスからデータを読み出し
たり、指定アドレスに正しくデータを書き込めない問題
があった。
【0012】更に、上記のような誤動作が発生する場
合、特にある特定のアドレスのみで誤動作が発生する場
合、その障害個所の特定が困難となり、パネル数が多く
なるほどその特定が一層困難となる問題があった。
【0013】以上から本発明の目的は、各パネルにおけ
るアドレスデコ−ド動作を常に監視し、データの破壊や
プロセッサのダウンを防止でき、しかも、誤動作発生を
直ちに検出でき、更には障害発生個所を容易に識別でき
るアドレス監視方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11はプロセッサ、12,13・・プロセッ
サからのアクセスによりデータを格納し及び出力する第
1、第2ユニット(パネル)・・、12aは内部メモリ
やレジスタ類を有し、独自のアドレス領域が割り当てら
れた記憶部、12bはプロセッサより出力されたアドレ
スが自分宛のアドレスであるかデコ−ドし、自分宛アド
レスの場合には記憶部に対するアクセス動作を許容する
アドレスデコ−ダ、12cはプロセッサより出力された
アドレスが自分宛以外のアドレスであるか監視するアド
レス監視回路、12eはアラ−ム発生部である。
【0015】
【作用】プロセッサ11からアクセス要求があると、各
ユニットのアドレスデコ−ダ12bは、プロセッサより
出力されたアドレスが自分宛のアドレスであるかデコ−
ドし、自分宛アドレスの場合には記憶部12aに対する
アクセス動作を許容するイネ−ブル信号ENBを出力す
る。又、アドレス監視回路12cはプロセッサより出力
されたアドレスが自分宛以外のアドレスであるか監視
し、自分宛以外のアドレスであればその旨を示すディセ
−ブル信号DENを出力する。従って、正常動作時に
は、信号ENB、DENが同時にハイレベルとなること
はないから、アラ−ム発生部12eからアラ−ムALM
は出力されず、正常に所定ユニットの指定アドレスから
データの読み/書きが行われる。しかし、障害が発生
し、自分宛以外のアドレスでアドレスデコ−ダ12bが
イネ−ブル信号ENBを発生すると、アドレス監視回路
12cから同時にディセ−ブル信号DENが発生するた
め、アラ−ム発生部12eはアラ−ムALMを発生す
る。
【0016】このように、障害が発生して自分宛以外の
アドレスでイネ−ブル信号を発生した場合、該アドレス
が自分宛以外のアドレスであることを確認してアラ−ム
を発生するようにしたから、記憶データの破壊やプロセ
ッサのダウンを防止でき、又、誤動作発生を直ちに検出
でき、障害発生に対する対策を講じることができる。
【0017】又、障害が発生して自分宛のアドレスにも
拘らずイネ−ブル信号を発生しない場合には、自分宛の
アドレスであることを確認してアラ−ムを発生するよう
にする。このようにすれば、誤動作発生を直ちに検出で
きる。更に、アラ−ム発生時のアドレスを記憶して表示
するようにすれば、障害発生個所(障害発生アドレス)
を容易に識別して対策を講じることができる。
【0018】
【実施例】全体の構成 図2は本発明のアドレス監視方式を実現する実施例構成
図であり、図1と同一部分には同一符号を付している。
【0019】11はプロセッサ(CPU)、12,1
3,14はプロセッサからのアクセスによりデータを格
納し及び出力する第1、第2、第3パネルであり、同一
の構成を有している。
【0020】各パネルにおいて、12aは各種データを
記憶する内部メモリやレジスタ類で構成された記憶部
で、それぞれ独自のアドレス領域が割り当てられてい
る。例えば、第1パネル12の記憶部には0〜99のア
ドレスが割り当てられ、第2パネル13の記憶部には1
00〜199のアドレスが割り当てられ、第3パネル1
4の記憶部には200〜299のアドレスが割り当てら
れている。
【0021】12bはプロセッサ11より出力されたア
ドレスが自分宛のアドレスであるかデコ−ドし、自分宛
アドレスの場合には記憶部12aに対するアクセス動作
を許容するアドレスデコ−ダであり、アドレスが自分宛
の場合にはハイレベルのイネ−ブル信号ENBを出力す
ると共に、アドレスデータを記憶部12aに出力する。
12cはアドレス監視回路であり、プロセッサ11より
出力されたアドレスが自分宛以外のアドレスであるか監
視し、自分宛以外のアドレスの場合にはハイレベルのデ
ィセ−ブル信号DENを出力し、自分宛アドレスの場合
にはディセ−ブル信号DENをロ−レベルにする。この
アドレス監視回路12cは、自分宛以外のアドレスが設
定されたROMを内蔵している。
【0022】図3は各パネルにおいてイネ−ブル信号、
ディセ−ブル信号がハイレベルとなるアドレスを示す図
表であり、第1パネルではアドレスが0〜99でイネ−
ブル信号がハイレベルとなり、100〜299でディセ
−ブル信号がハイレベルとなる。又、第2パネルでは、
アドレスが100〜199でイネ−ブル信号がハイレベ
ルとなり、0〜99、200〜299でディセ−ブル信
号がハイレベルとなり、更に、第3パネルでは、アドレ
スが200〜299でイネ−ブル信号がハイレベルとな
り、0〜99でディセ−ブル信号がハイレベルとなる。
【0023】12dはアクセス許容時にアドレスデコ−
ダ12bから出力されるイネ−ブル信号ENBにより、
プロセッサ11からの書き込みデータあるいは記憶部1
2aからの読み出したデータを一時的に記憶する双方向
バッファである。
【0024】12eはアラ−ム発生部であり、イネ−ブ
ル信号ENBとディセ−ブル信号DENの論理積を演算
するアンドゲ−ト21と、アンドゲ−ト出力ALMに基
づいてアラ−ムを発生するランプ、ブザ−等のアラ−ム
出力部22と、アンドゲ−ト出力ALMがハイレベルの
時のアドレスデータを記憶するラッチ回路23と、ラッ
チされたアドレスデータを表示する誤アドレス表示部2
4を備えている。
【0025】全体の動作 図4は本発明の動作を説明するための第1パネル12の
タイムチャ−トであり、プロセッサ11からアドレスが
130→5→180→240→200→・・と指定され
た場合である。
【0026】(a) 正常状態 自分宛以外のアドレス「130、180、200」が入
力された場合には、イネ−ブル信号ENBはロ−レベ
ル、ディセ−ブル信号DENはハイレベルとなる。この
ため、双方向バッファ12dにはデータが格納されず、
すなわち記憶部12aはアクセスされない。又、アンド
ゲ−ト21の出力(アラ−ム信号)ALMはロ−レベル
となっており、アラ−ムは出力されない。
【0027】一方、自分宛のアドレス「5」が入力され
た場合には、イネ−ブル信号ENBはハイレベル、ディ
セ−ブル信号DENはロ−レベルとなる。このため、双
方向バッファ12dは開き、書き込み時にはプロセッサ
11からの書き込みデータが、読み出し時には記憶部1
2aのアドレス「5」から読み出したデータが一時的に
書き込まれる。しかる後、プロセッサ11からのデータ
は記憶部12aの指定アドレス「5」の記憶域に書き込
まれ、あるいは指定アドレス「5」から読み出されたデ
ータはデータバスDBSに出力されてプロセッサ11に
取り込まれる。
【0028】(b) 異常状態 自分宛以外のアドレス「240」が入力されると、該ア
ドレスに対してアドレスデコ−ダ12bが誤動作してイ
ネ−ブル信号ENBをハイレベルにする。この時、アド
レス監視回路12cから出力されるディセ−ブル信号D
ENもハイレベルとなっている。このため、アラ−ム発
生部12eにおけるアンドゲ−ト21から出力されるア
ラ−ム信号ALMがハイレベルとなり、アラ−ム出力部
22からアラ−ムが出力される。又、誤動作した時のア
ドレスデータ「240」がラッチ回路23に記憶され、
誤アドレス表示部24に表示される。
【0029】(c) 要約 以上、要約すると、プロセッサ11からアクセス要求が
あると、各ユニットのアドレスデコ−ダ12bは、プロ
セッサより出力されたアドレスが自分宛のアドレスであ
るか監視し、自分宛アドレスの場合には記憶部12aに
対するアクセス動作を許容するハイレベルのイネ−ブル
信号ENBを出力する。又、アドレス監視回路12cは
プロセッサより出力されたアドレスが自分宛以外のアド
レスであるか監視し、自分宛以外のアドレスであればそ
の旨を示すハイレベルのディセ−ブル信号DENを出力
する。
【0030】従って、正常動作時には、イネ−ブル信号
ENBとディセ−ブル信号DENが同時にハイレベルと
なることはないから、アラ−ム発生部12eからアラ−
ムは出力されず、正常に所定ユニットの指定アドレスか
らデータの読み/書きが行われる。
【0031】しかし、障害が発生し、自分宛以外のアド
レスでアドレスデコ−ダ12bがイネ−ブル信号ENB
をハイレベルにすると、アドレス監視回路12cから同
時にハイレベルのディセ−ブル信号DENが発生するた
め、アンドゲ−ト21の出力であるアラ−ム信号ALM
がハイレベルとなり、アラ−ム発生部12eはアラ−ム
を発生し、誤動作を生じたアドレスを表示する。
【0032】本発明の別の実施例の構成 以上は、自分宛以外のアドレスに対して誤動作した場
合、すなわち、自分宛以外のアドレスに対してアクセス
を許容した場合であるが、逆に、自分宛のアドレスに対
してアクセスを許容しない誤動作もある。
【0033】図5はかかる誤動作を検出してアラ−ムを
出力する場合の第1パネルの構成図であり、図2と同一
部分には同一符号を付している。尚、第1〜第3パネル
は同一の構成を有している。
【0034】図5において図2と異なる点は、アンドゲ
−ト21の代わりにノアゲ−ト31が設けられている点
である。ノアゲ−ト31は、イネ−ブル信号ENBとデ
ィセ−ブル信号DENの論理和の否定(ナンド)を演算
し、アクセス時、両信号がロ−レベルになるとハイレベ
ルのアラ−ム信号ALM′を出力する。アラ−ム出力部
22はアラ−ム信号ALM′がハイレベルになるとアラ
−ムを発生し、またラッチ回路23はアラ−ム信号AL
M′がハイレベルになると、その時のアドレスデータを
ラッチして誤アドレス表示部24に表示する。
【0035】全体の動作 図6は図5の動作を説明するための第1パネル12のタ
イムチャ−トであり、プロセッサ11からアドレスが1
30→5→180→78→240→・・と指定された場
合である。
【0036】(a) 正常状態 自分宛以外のアドレス「130、180、240」が入
力された場合には、イネ−ブル信号ENBはロ−レベ
ル、ディセ−ブル信号DENはハイレベルとなる。この
ため、双方向バッファ12dは開かず、すなわち記憶部
12aはアクセスされない。又、ノアゲ−ト31の出力
(アラ−ム信号)ALM′はロ−レベルとなっており、
アラ−ムは出力されない。
【0037】一方、自分宛のアドレス「5」が入力され
た場合には、イネ−ブル信号ENBはハイレベル、ディ
セ−ブル信号DENはロ−レベルとなる。このため、双
方向バッファ12dは開き、書き込み時にはプロセッサ
11からの書き込みデータが、読み出し時には記憶部1
2aのアドレス「5」から読み出したデータが一時的に
書き込まれる。しかる後、プロセッサ11からのデータ
は記憶部12aの指定アドレス「5」の記憶域に書き込
まれ、あるいは指定アドレス「5」から読み出されたデ
ータはデータバスDBSに出力されてプロセッサ11に
取り込まれる。
【0038】(b) 異常状態 自分宛のアドレス「78」が入力されると、該アドレス
に対してアドレスデコ−ダ12bが誤動作してイネ−ブ
ル信号ENBをハイレベルにせずロ−レベルにする。こ
の時、アドレス監視回路12cから出力されるディセ−
ブル信号DENもロ−レベルとなっている。このため、
アラ−ム発生部12eにおけるノアゲ−ト31から出力
されるアラ−ム信号ALM′がハイレベルとなり、アラ
−ム出力部22からアラ−ムが出力される。又、誤動作
した時のアドレスデータ「78」がラッチ回路23に記
憶され、誤アドレス表示部24に表示される。
【0039】(c) 要約 以上、要約すると、正常動作時には、イネ−ブル信号E
NBとディセ−ブル信号DENが同時にロ−レベルとな
ることはないから、アラ−ム発生部12eからアラ−ム
は出力されず、正常に所定ユニットの指定アドレスから
データの読み/書きが行われる。
【0040】しかし、障害が発生し、自分宛のアドレス
でアドレスデコ−ダ12bがイネ−ブル信号ENBをロ
−レベルにすると、アドレス監視回路12cから出力さ
れるディセ−ブル信号DENも同時にロ−レベルになる
ため、アラ−ム発生部12eはアラ−ムを発生し、誤動
作を生じたアドレスを表示する。
【0041】本発明の別の実施例の構成 以上では、自分宛以外のアドレスに対して誤動作した場
合(図2)と、自分宛のアドレスに対して誤動作した場
合(図5)とを別々に説明したが、両方の誤動作を同時
に検出するように構成することもできる。この場合に
は、図2のアラ−ム発生部12eに図5のノアゲ−ト3
1を組み込むと共に、アンドゲ−ト21とノアゲ−ト3
1の出力の論理和を演算するオアゲ−トを組み込み、オ
アゲ−ト出力をアラ−ム信号とする。
【0042】又、以上では、誤動作が生じた時のアドレ
スを1つラッチ回路にラッチさせて表示する場合である
が、ラッチ回路に代えてFIFO(ファ−ストイン・フ
ァ−ストアウト)メモリを用いることにより複数アドレ
スの誤動作にも対応するように構成することができる。
【0043】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0044】
【発明の効果】以上本発明によれば、障害が発生して自
分宛以外のアドレスでイネ−ブル信号が発生した場合、
該アドレスが自分宛以外のアドレスであることを確認し
てアラ−ムを発生するように構成したから、記憶データ
の破壊やプロセッサのダウンを防止でき、誤動作発生を
直ちに検出でき、障害発生に対する対策を講じることが
できる。
【0045】又、本発明によれば、障害が発生して自分
宛のアドレスにもかかわらずイネ−ブル信号を発生しな
い場合には、自分宛のアドレスであることを確認してア
ラ−ムを発生するように構成したから、誤動作発生を直
ちに検出でき、対策を講じることができる。
【0046】更に、本発明によれば、アラ−ム発生時の
アドレスを記憶して表示するように構成したから、障害
発生個所を容易に特定して対策を講じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例構成図である。
【図3】アドレスとイネ−ブル信号、ディセ−ブル信号
の対応図表である。
【図4】図2の動作を説明するためのタイムチャ−トで
ある。
【図5】本発明の別の実施例であるパネルの構成図であ
る。
【図6】図5の動作を説明するためのタイムチャ−トで
ある。
【図7】従来の構成図である。
【図8】アドレス領域説明図表である。
【符号の説明】
11・・プロセッサ 12,13・・第1、第2ユニット(パネル) 12a・・記憶部 12b・・アドレスデコ−ダ 12c・・アドレス監視回路 12e・・アラ−ム発生部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと、該プロセッサからのアク
    セスによりデータを格納し及び出力する複数のユニット
    を備えた装置におけるアドレス監視方式において、 各ユニットは、独自のアドレス領域が割り当てられた記
    憶部と、 プロセッサより出力されたアドレスが自分宛のアドレス
    であるかデコ−ドし、自分宛アドレスの場合には記憶部
    に対するアクセス動作を許容するアドレスデコ−ダと、 プロセッサより出力されたアドレスが自分宛以外のアド
    レスであるか監視するアドレス監視回路とを備え、 アドレス監視回路から、アドレスが自分宛以外のアドレ
    スである旨が出力され、かつ、アドレスデコ−ダからア
    クセスが許容された時、アラ−ムを発生することを特徴
    とするアドレス監視方式。
  2. 【請求項2】 プロセッサより出力されたアドレスが自
    分宛アドレスである旨がアドレス監視回路から出力され
    ている時、アドレスデコ−ダからアクセスが許容されな
    い場合、アラ−ムを発生することを特徴とする請求項1
    記載のアドレス監視方式。
JP3169763A 1991-07-10 1991-07-10 アドレス監視方式 Withdrawn JPH0520131A (ja)

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JP3169763A JPH0520131A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 アドレス監視方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443705B1 (ko) * 2001-07-26 2004-08-09 이진성 컴퓨터의 입력장치용 엔코더

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443705B1 (ko) * 2001-07-26 2004-08-09 이진성 컴퓨터의 입력장치용 엔코더

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008