JPH09204363A - データメモリ装置 - Google Patents

データメモリ装置

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JPH09204363A
JPH09204363A JP8013022A JP1302296A JPH09204363A JP H09204363 A JPH09204363 A JP H09204363A JP 8013022 A JP8013022 A JP 8013022A JP 1302296 A JP1302296 A JP 1302296A JP H09204363 A JPH09204363 A JP H09204363A
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JP8013022A
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Hideo Furuno
英夫 古野
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、冗長情報メモリを1個とすると共
に、各書込時冗長情報毎に有効性判定情報を付加し、部
分書込された後のデータ異常検出を停止させて信頼性を
維持しつつ、量産によるコスト低減を図る。 【解決手段】 有効性判定手段(12)が、少なくとも1つ
のデータメモリ素子(42a,42b)にデータ情報が書込まれ
るとき、新たに書込まれるデータ情報に関して更新され
る書込時冗長情報の「有効」を示す有効性判定情報を作
成し、他の未更新となる書込時冗長情報の「無効」を示
す有効性判定情報を作成し、有効性判定情報メモリ(52)
には有効性判定手段により作成された複数の有効性判定
情報が書込まれ、異常検出停止手段(34a,34b)がデータ
異常検出手段(3N)における比較のとき、有効性判定メモ
リ内の有効性判定情報にて「無効」とされる書込時冗長
情報による比較結果に対し、異常検出信号の生成を停止
させるデータメモリ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パリティ情報など
の冗長情報をデータ情報に付加することにより、データ
の異常検出を可能なデータメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報を記憶する装置としては、高
信頼性が要求されるため、冗長装置の付加されたデータ
メモリ装置が広く用いられている。図2はこの種のデー
タメモリ装置の構成を模式的に示すブロック図である。
このデータメモリ装置は、プロセッサ1、第1及び第2
のパリティ生成器21a,21bを有するデータ変換器
2、第1及び第2のパリティ生成器31a,31b,と
第1及び第2の論理比較器32a,32bとOR回路3
3とを有するデータ異常検出器3、第1及び第2のAN
D回路(論理積発生器)41a,41bと第1及び第2
のデータメモリ素子42a,42bとを有するデータ情
報メモリ4、第1及び第2の冗長情報メモリ素子51
a,51bを有する冗長情報メモリ5が互いにアドレス
バス6、データ属性信号線7、書込/読出制御信号線
8、データバス9a,9b又は冗長情報信号線10a,
10bを介して接続された構成となっている。
【0003】また、添字のaは第1の情報系を示し、添
字のbは第2の情報系を示し、両情報系は互いに並列に
構成されている。ここで、第1及び第2のパリティ生成
器21a,21b,31a,31bは、入力されるデー
タ情報を、適当な規則性又は関数により冗長情報に変換
するものである。なお、第1及び第2のパリティ生成器
21a,21b,31a,31bは、機器のコストや複
雑度の上昇を抑制する観点からデータ情報の情報量をこ
の変換時に縮小する構成としてもよく、例えば8ビット
のデータ情報から1ビットの冗長情報を作成してもよ
い。
【0004】冗長情報メモリ5は、冗長情報を記憶する
ものであり、第1及び第2のデータメモリ素子42a、
42b内の各ワードと第1及び第2の冗長情報メモリ素
子51a,51bの各ワードとの対応関係により、デー
タ容量が決められている。
【0005】データ異常検出器3は、データ情報と冗長
情報との対応関係が、パリティ生成器21a,21b,
31a,31bにて採用している規則性又は関数に一致
するか否かを判定し、両者の不一致のときにデータ異常
を検出するものである。例えば、データ異常検出器3
は、データ情報メモリ4から読出したデータ情報を入力
として生成した読出時冗長情報と冗長情報メモリ5に書
込まれている書込時冗長情報との一致/不一致を判定す
ることにより、データ異常を検出可能となっている。
【0006】次に、このようなデータメモリ装置の動作
を説明する。 (データ情報とその冗長情報との書込)いま、プロセッ
サ1は、第1のデータ情報をデータバス9aに与え、第
2のデータ情報をデータバス9bに与える。
【0007】また、プロセッサ1は、第1並びに第2の
データメモリ素子42a,42b及び第1並びに第2の
冗長情報メモリ素子51a,51bを示すアドレス信号
をアドレスバス6に送出する。さらに、プロセッサ1
は、書込許可信号をデータメモリ素子用の書込/読出制
御信号線9を介して第1及び第2のAND回路41a,
41bに与えると共に、データバス9aを有効とするデ
ータバスa許可信号をデータ属性信号線7aを介して第
1のAND回路41aに与え、且つデータバス9bを有
効とするデータバスb許可信号をデータ属性信号線7b
を介して第2のAND回路41bに与える。
【0008】第1のAND回路41aは、書込許可信号
及びデータバスa許可信号を受け、書込許可信号を第1
のデータメモリ素子42aに与える。同様に、第2のA
ND回路41bは、書込許可信号及びデータバスb許可
信号を受け、書込許可信号を第2のデータメモリ素子4
2bに与える。
【0009】これにより、第1のデータメモリ素子42
aには、アドレス信号及び書込許可信号に基づいて、デ
ータバス9a上の第1のデータ情報が書込まれる。同様
に、第2のデータメモリ素子42bには、アドレス信号
及び書込許可信号に基づいて、データバス9b上の第2
のデータ情報が書込まれる。
【0010】一方、これと並行して、第1のデータ情報
はデータバス9aからデータ変換器2内の第1のパリテ
ィ生成器21aに取込まれて第1の書込時冗長情報に変
換され、この第1の書込時冗長情報は第1のパリティ生
成器21aから冗長情報信号線10aに送出される。同
様に、第2のデータ情報はデータバス9bからデータ変
換器2内の第2のパリティ生成器21bに取込まれて第
2の書込時冗長情報に変換され、この第2の書込時冗長
情報は第2のパリティ生成器21bから冗長情報信号線
10bに送出される。
【0011】ここで、プロセッサ1は、書込許可信号を
冗長情報メモリ素子用の書込/読出制御信号線9を介し
て第1及び第2の冗長情報メモリ素子5に与える。これ
により、第1の冗長情報メモリ素子51aには、アドレ
ス信号及び書込許可信号に基づいて、冗長情報信号線1
0a上の第1の書込時冗長情報が書込まれる。同様に、
第2の冗長情報メモリ素子51bには、アドレス信号及
び書込許可信号に基づいて、冗長情報信号線10b上の
第2の書込時冗長情報が書込まれる。 (データ情報の読出及び異常検出)プロセッサ1は、第
1並びに第2のデータメモリ素子42a,42b及び第
1並びに第2の冗長情報メモリ素子51a,51bを示
すアドレス信号をアドレスバス6に送出する。また、プ
ロセッサ1は、読出許可信号をデータメモリ素子用の書
込/読出制御信号線9を介して第1及び第2のデータメ
モリ素子42a,42bに与えると共に、読出許可信号
を冗長情報メモリ素子用の書込/読出制御信号線9を介
して第1及び第2の冗長情報メモリ素子51a,51b
に与える第1のデータメモリ素子42aでは、アドレス
信号及び読出許可信号に基づいて、第1のデータ情報が
データバス9aに読出される。同様に、第2のデータメ
モリ素子42bでは、アドレス信号及び読出許可信号に
基づいて、第2のデータ情報が第2のデータバス9bに
読出される。
【0012】第1のデータ情報はデータバス9aからデ
ータ異常検出器3内の第1のパリティ生成器31aに取
込まれて第1の読出時冗長情報に変換され、この第1の
読出時冗長情報は第1のパリティ生成器31aから第1
の論理比較器32aに与えられる。同様に、第2のデー
タ情報はデータバス9bからデータ異常検出器3内の第
2のパリティ生成器31bに取込まれて第2の読出時冗
長情報に変換され、この第2の読出時冗長情報は第2の
パリティ生成器31bから第2の論理比較器32bに与
えられる。
【0013】一方、これと並行して、第1の冗長情報メ
モリ素子51aでは、アドレス信号及び読出許可信号に
基づいて、第1の書込時冗長情報が読出されて冗長情報
信号線10aを介してデータ異常検出器3内の第1の論
理比較器32aに与えられる。
【0014】同様に、第2の冗長情報メモリ素子51b
では、アドレス信号及び読出許可信号に基づいて、第2
の書込時冗長情報が読出されて冗長情報信号線10bを
介してデータ異常検出器3内の第2の論理比較器32b
に与えられる。
【0015】第1の論理比較器32aは、第1の書込時
冗長情報と第1の読出時冗長情報とを比較し、両者が不
一致のとき、第1のパリティ不一致信号をOR回路33
に与える。同様に、第2の論理比較器32bは、第2の
書込時冗長情報と第2の読出時冗長情報とを比較し、両
者が不一致のとき、第2のパリティ不一致信号をOR回
路33に与える。
【0016】OR回路33は、第1又は第2のパリティ
不一致信号の少なくとも一方を受けると、異常検出信号
をプロセッサ1に送出する。プロセッサ1は、異常検出
信号を受けると、所定の異常対策処理を実行する。
【0017】これにより、データ情報メモリ4に書込ま
れたデータ情報が読出時に破壊されているか否かを検出
でき、破壊されたデータ情報を計算や処理に用いないこ
とにより、高信頼性を実現することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなデータメモリ装置では、第1及び第2の冗長情報メ
モリ素子51a,51bを有するため、コストを上昇さ
せてしまう問題がある。詳述すると、一般的に冗長の度
合を増やせば、きめ細かな情報処理により信頼度を向上
し得ると考えられるが、反面、冗長部分のコスト比率が
上昇する問題がある。このため、冗長の度合は、要求さ
れる信頼度とコストの制限との兼ね合いから決定され
る。
【0019】ところで、コスト上昇を抑制するために
は、冗長情報用のメモリ素子の選択が重要となってい
る。ビット単価を下げるには、8ビット幅のメモリ素子
が最も有利である。しかし、単にパリティチェックを行
なう程度の信頼度であれば、冗長情報用に1ビット幅で
データ情報用に比べて1/8の小容量のメモリ素子を使
うか、パリティビットを含む9ビット幅のメモリ素子を
データ情報用のメモリ素子として使う方法がある。
【0020】但し、単に小容量のメモリ素子を選択して
もビット単価が高いため、必ずしも全体のコストは下が
らない。一方、8ビットのデータ情報と1ビットの冗長
情報とを同一メモリ素子中に書込もうとしても9ビット
という特殊なビット幅を要するため、量産効果が出ずに
ビット単価の高いものとなる。
【0021】また、8ビット幅のメモリ素子をデータ情
報の記憶用と冗長情報の記憶用とに夫々使用すると、ビ
ット単価的には最も低廉なものとなるものの、データ情
報のビット幅が冗長情報のビット幅よりも広いため、単
純に使うと冗長情報のメモリ素子に無駄なビットが発生
する問題がある。
【0022】まとめると、上述したデータメモリ装置で
は、要求される信頼度に比べて高いコストをもつ問題が
ある。一方、技術的には、異常の検出機構が故障した場
合、この故障を検出できずに、正常なデータ情報を異常
と判定する問題がある。例えば、書込時冗長情報を生成
するのは、データ変換器2内のパリティ生成器21a、
21bであり、読出時冗長情報を生成するのは、データ
異常検出器3内のパリティ生成器31a,31bであっ
て、このデータメモリ装置は両パリティ生成器21aと
31a、21bと31bが同一に動作することを前提と
して、書込時冗長情報と読出時冗長情報との一致/不一
致からデータ異常を検出している。
【0023】このため、いずれかのパリティ生成器が故
障すると、書込時冗長情報と読出時冗長情報とが不一致
となるが、この不一致はデータ異常を示す異常検出信号
としてプロセッサ1に送出され、プロセッサ1に異常対
策処理を実行させてしまう。
【0024】すなわち、異常の検出機構が故障した場
合、正常なデータ情報を異常と判定して異常対策処理を
実行するため、信頼性を低下させる問題がある。本発明
は上記実情を考慮してなされたもので、冗長情報メモリ
を1個とすると共に、各書込時冗長情報毎に有効性判定
情報を付加し、部分書込された後のデータ異常検出を停
止させて信頼性を維持しつつ、量産によるコスト低減を
図り得るデータメモリ装置に関する。
【0025】また、本発明の第2の目的は、異常検出機
構自体を検査可能な構成を付加したことにより、信頼性
を向上し得ることにある。さらに、本発明の第3の目的
は、定期的に全体読出/全体書込を実行して全ての有効
性判定情報を有効にすることにより、データ異常検出の
停止時間を最小限にし、信頼性の低下を抑制することに
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、複数のデータ情報が個別に書込まれる複数のデータ
メモリ素子と、前記各データメモリ素子に書込まれる各
データ情報を変換規則に基づいて個別に書込時冗長情報
に変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段によ
り変換された複数の書込時冗長情報が書込まれる冗長情
報メモリと、前記各データメモリ素子から読出される各
データ情報を個別に読出時冗長情報に変換し、これら各
読出時冗長情報を個別に前記冗長情報メモリ内の対応す
る書込時冗長情報と比較し、両者間で不一致のものがあ
るとき、異常検出信号を生成可能なデータ異常検出手段
とを備えたデータメモリ装置であって、少なくとも1つ
のデータメモリ素子にデータ情報が書込まれるとき、新
たに書込まれるデータ情報に関して更新される書込時冗
長情報の「有効」を示す有効性判定情報を作成し、他の
未更新となる書込時冗長情報の「無効」を示す有効性判
定情報を作成する有効性判定手段と、前記有効性判定手
段により作成された複数の有効性判定情報が書込まれる
有効性判定情報メモリと、前記データ異常検出手段にお
ける比較のとき、前記有効性判定メモリ内の有効性判定
情報にて「無効」とされる書込時冗長情報による比較結
果に対し、異常検出信号の生成を停止させる異常検出停
止手段とを備えたデータメモリ装置である。
【0027】なお、前記各データメモリ素子と前記冗長
情報メモリとは、互いに同一データ幅のものを用いるこ
とがコスト低減の観点から好ましく、また、データ幅は
8ビット幅とすることがより好ましい。同様に、前記冗
長情報メモリとしては、前記有効性判定情報メモリを兼
用することがコスト低減の観点から好ましい。
【0028】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するデータメモリ装置において、前記データ異
常検出手段の異常の有無を検出するとき、前記「無効」
を示す有効性判定情報を「有効」を示す内容にして前記
異常検出停止手段に与える装置異常検出手段を備えたデ
ータメモリ装置である。
【0029】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応するデータメモリ装置におい
て、一定の周期毎に、前記各データメモリ素子から各デ
ータ情報を読出すと共に、これら読出した各データ情報
を前記各データメモリ素子に更新書込する全体読出/書
込手段を備え、前記周期毎に、全ての有効性判定情報を
「有効」を示す内容に更新するデータメモリ装置であ
る。
【0030】従って、請求項1に対応する発明は以上の
ような手段を講じたことにより、データ変換手段が各デ
ータメモリ素子に書込まれる各データ情報を変換規則に
基づいて個別に書込時冗長情報に変換し、冗長情報メモ
リにはデータ変換手段により変換された複数の書込時冗
長情報が書込まれ、データ異常検出手段が、各データメ
モリ素子から読出される各データ情報を個別に読出時冗
長情報に変換し、これら各読出時冗長情報を個別に冗長
情報メモリ内の対応する書込時冗長情報と比較し、両者
間で不一致のものがあるとき、異常検出信号を生成する
という処理工程において、有効性判定手段が、少なくと
も1つのデータメモリ素子にデータ情報が書込まれると
き、新たに書込まれるデータ情報に関して更新される書
込時冗長情報の「有効」を示す有効性判定情報を作成
し、他の未更新となる書込時冗長情報の「無効」を示す
有効性判定情報を作成し、有効性判定情報メモリには有
効性判定手段により作成された複数の有効性判定情報が
書込まれ、異常検出停止手段がデータ異常検出手段にお
ける比較のとき、有効性判定メモリ内の有効性判定情報
にて「無効」とされる書込時冗長情報による比較結果に
対し、異常検出信号の生成を停止させるので、冗長情報
メモリを1個とすると共に、各書込時冗長情報毎に有効
性判定情報を付加し、部分書込された後のデータ異常検
出を停止させて信頼性を維持しつつ、量産によるコスト
低減を図ることができる。
【0031】また、請求項2に対応する発明は、装置異
常検出手段が、データ異常検出手段の異常の有無を検出
するとき、「無効」を示す有効性判定情報を「有効」を
示す内容にして異常検出停止手段に与えるので、請求項
1に対応する作用に加え、書込時冗長情報が異常である
のに有効性判定情報を「有効」とし、データ異常検出手
段から異常検出信号を送出させることができ、すなわ
ち、異常検出機構自体を検査可能な構成を付加したこと
により、信頼性を向上させることができる。
【0032】さらに、請求項3に対応する発明は、全体
読出/書込手段が、一定の周期毎に、各データメモリ素
子から各データ情報を読出すと共に、これら読出した各
データ情報を各データメモリ素子に更新書込することに
より、一定の周期毎に全ての有効性判定情報を「有効」
を示す内容に更新するので、請求項1又は請求項2に対
応する作用に加え、定期的に全体読出/全体書込を実行
して全ての有効性判定情報を有効にすることにより、デ
ータ異常検出の停止時間を最小限にし、信頼性の低下を
抑制することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
の形態に係るデータメモリ装置の構成を模式的に示すブ
ロック図であり、図2と同一部分には同一符号を付し、
新機能の付加された部分にはNの添字を付してその詳し
い説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0034】すなわち、本実施の形態装置は、異常検出
機構を検査可能で且つ低廉なものであり、具体的には図
1に示すように、冗長情報メモリ5に代えて冗長情報メ
モリ5Nを有し、且つこの冗長情報メモリ5Nに有効性
判定情報信号線11a,11bを個別に介して接続され
た有効性判定器12を備えている。
【0035】また、データ異常検出器3Nは、第1の論
理比較器32aとOR回路33との間に第1のAND回
路34aが設けられ、第2の論理比較器32bとOR回
路33との間に第2のAND回路34bが設けられてい
る。
【0036】さらに、プロセッサ1Nは、前述したプロ
セッサ1の機能に加え、データ異常検出器3Nの第1又
は第2のAND回路34a,34bに向けて模擬的な書
込有効信号を送出可能な機能を有し、また、定期的に第
1及び第2のデータ情報を第1及び第2のデータ情報メ
モリ42a,42bから読出すと共に、読出した第1及
び第2のデータ情報を再度第1及び第2のデータ情報メ
モリ42a,42bに書込む機能をもっている。
【0037】ここで、冗長情報メモリ5Nは、第1及び
第2のデータメモリ素子42a,42bと同一種類(同
一ビット幅)の1つの冗長情報メモリ素子52からな
り、例えば8ビットのものが低廉化の観点から好まし
く、この場合、8ビットのうち、第1及び第2の冗長情
報に3ビットずつ計6ビットが割当てられ、第1及び第
2の書込有効信号に1ビットずつ計2ビットが割当て可
能である。
【0038】すなわち、冗長情報メモリ5Nは、前述し
た各冗長情報メモリ素子51a,51bの書込/読出機
能に加え、有効性判定器12から有効性判定情報信号線
11a,11bを個別に介して受ける第1及び第2の書
込有効信号を記憶する機能をもっている。なお、第1の
書込有効信号は、第1のデータ情報に対応して第1の冗
長情報が有効に書込まれて有効状態にあることを示し、
同様に第2の書込有効信号は、第2の冗長情報が有効状
態にあることを示している。書込有効信号は有効性判定
情報とも呼ばれ、有効性判定情報は、書込有効信号の有
るときに有効を示し、書込有効信号の無いときに無効を
示す。
【0039】有効性判定器12は、データ属性信号線7
aのデータバスa許可信号と読出/書込制御信号線8の
書込許可信号とに基づいて、第1の書込有効信号を有効
性判定情報信号線11aに送出する第1のゲート12a
と、データ属性信号線7bのデータバスb許可信号と読
出/書込制御信号線8の書込許可信号とに基づいて、第
2の書込有効信号を有効性判定情報信号線11bに送出
する第2のゲート12bとを備えている。
【0040】また、この有効性判定器12では、プロセ
ッサ1Nからの制御により、第1及び第2のゲート12
a,12bが個別にオンオフ可能となっている。データ
異常検出器3Nは、前述したデータ異常検出器3の機能
に加え、有効性判定器12により書込無効と判定された
書込時冗長情報(すなわち、冗長情報メモリ素子52内
にて書込有効信号の消去された書込時冗長情報)を異常
と示す旨の異常検出信号の送出を阻止するマスク機能を
もっている。
【0041】具体的には、データ異常検出器3Nは、第
1のAND回路34aが第1の論理比較器32aからの
第1のパリティ不一致信号と有効性判定情報信号線11
aからの第1の書込有効信号との両信号を受けるときの
み第1のパリティ不一致信号をOR回路33に与え、第
2のAND回路34bが第2の論理比較器32bからの
第2のパリティ不一致信号と有効性判定情報信号線11
bからの第2の書込有効信号との両信号を受けるときの
み第2のパリティ不一致信号をOR回路33に与えるマ
スク機能をもっている。
【0042】次に、以上のように構成されたデータメモ
リ装置の動作を説明する。 (データ情報及びその冗長情報の書込)プロセッサ1N
は、前述した通り、アドレス信号、データバスa許可信
号及び書込許可信号を用い、データバス9a上の第1の
データ情報を第1のデータメモリ素子42aに書込む。
【0043】またプロセッサ1Nは、アドレス信号、デ
ータバスb許可信号及び書込許可信号を用い、データバ
ス9b上の第2のデータ情報を第2のデータメモリ素子
42bに書込む。
【0044】第1及び第2のデータ情報は、前述同様
に、データ変換器にて変換されて第1及び第2の書込時
冗長情報として冗長情報メモリ内の冗長情報メモリ素子
に書込まれる。
【0045】一方これと並行して、有効性判定器12に
おいては、データバスa許可信号及び書込許可信号によ
り、第1のゲート12aが第1の書込有効信号を有効性
判定情報信号線11aに送出する。同様に、有効性判定
器12は、データバスb許可信号及び書込許可信号によ
り、第2のゲート12bが第2の書込有効信号を有効性
判定情報信号線11bに送出する。
【0046】これにより、冗長情報メモリ素子52に
は、前述した第1及び第2の書込時冗長情報の他、「有
効」状態を示す第1及び第2の書込有効信号も書込まれ
る。 (データ情報の部分書込及びその冗長情報の書込)ここ
では、各データ情報のうち、第1のデータ情報のみを更
新し、第2のデータ情報を更新しない場合を説明する。
【0047】プロセッサ1Nは、前述した通り、第1の
データ情報を第1のデータメモリ素子42aに書込む。
有効性判定器12は第1の書込有効信号を有効性判定情
報信号線11aに送出する。しかしながら、有効性判定
器12は、第2のデータ情報に対するデータバスb許可
信号を受けないために第2のゲート12bを閉状態と
し、第2の書込有効信号を有効性判定情報信号線11b
に送出しない。
【0048】従って、冗長情報メモリ素子52では、新
たな第1のデータ情報から変換された第1の書込時冗長
情報が有効に更新書込されるが、第2の書込時冗長情報
が消去又は破壊されてパリティ不定状態(無効状態)と
なる。また、冗長情報メモリ素子52では、第1の書込
有効信号は再書込されるが、第2の書込有効信号は第2
の冗長情報の「無効」状態を示すために消去される。 (データ情報の読出及び異常検出)プロセッサ1Nは、
前述同様に、アドレス信号及び読出許可信号を用い、第
1及び第2のデータメモリ素子42a,42bからデー
タバス9a,9bを介して第1及び第2のデータ情報を
読出す。
【0049】また、第1及び第2のデータ情報は、前述
した通り、データバス9a,9b上からデータ異常検出
器3N内にて第1及び第2のパリティ生成器31a,3
1bを個別に介して変換されて第1及び第2の読出時冗
長情報として夫々第1又は第2の論理比較器32a,3
2bに与えられる。
【0050】第1の論理比較器32aは、この第1の読
出時冗長情報の他、第1の書込時冗長情報を受け、両者
が一致するために第1のパリティ不一致信号を送出しな
い。一方、第2の論理比較器32bは、第2の読出時冗
長情報の他、第2の書込時冗長情報を受けるが、第2の
書込時冗長情報が無効状態なために両者を不一致として
第2のパリティ不一致信号を第2のAND回路34bに
送出する。
【0051】第2のAND回路34bは、第2のパリテ
ィ不一致信号を受けるが、第2の書込有効信号が冗長情
報メモリ素子52内にて消去されているために第2の書
込有効信号を受けないため、第2の論理比較器32bに
て不一致とされた第2の書込時冗長情報を無効とし、O
R回路33に第2のパリティ不一致信号を送出しない。
【0052】すなわち、データ情報の部分書込に伴って
部分書込されない方の冗長情報が破壊されて異常検出が
無効となる場合には、無効となる方のパリティ不一致信
号をマスクしてOR回路33による異常検出信号の送出
を阻止することができる。 (データ異常検出器の異常検出)いま、冗長情報メモリ
素子52では、前述の部分書込後のように、有効な第1
の冗長情報及び第1の書込有効信号が記憶されており、
無効な第2の冗長情報が記憶されているとする。なお、
第2の書込有効信号は消去されている。
【0053】ここで、データ異常検出器3Nにおいて
は、前述した通り、第1及び第2のデータ情報の読出の
際に、第2の論理比較器32bにて第2のパリティ不一
致信号が送出されるが、第2のAND回路34bにてこ
のパリティ不一致信号の送出が阻止される。
【0054】この状態にて、データ異常検出器3Nの異
常検出を実行する。すなわち、プロセッサ1Nは、例え
ば有効性判定情報信号線11a,11bの状態に基づい
て、第2の書込有効信号の無いことを検出し、無い第2
の書込有効信号に相当する模擬的な書込有効信号を有効
性判定情報信号線11bに送出し、この模擬的な書込有
効信号をデータ異常検出器3N内の第2のAND回路3
4bに与える。
【0055】第2のAND回路34bは、この模擬的な
書込有効信号及び第2のパリティ不一致信号に基づい
て、第2のパリティ不一致信号をOR回路33に与え
る。OR回路33は第2のパリティ不一致信号に基づい
て異常検出信号をプロセッサ1Nに与える。
【0056】プロセッサ1Nは、模擬的な書込有効信号
を送出して異常検出の無効を解除すると、折返し、異常
検出信号を受けることからデータ異常検出器3Nを正常
であると判定する。なお、プロセッサ1Nは、模擬的な
書込有効信号を送出しても異常検出信号を受けないとき
には、データ異常検出器3Nを異常であると判定する。 (部分書込されない方の冗長情報及び書込有効信号の再
生)プロセッサ1Nは、例えば定期的に、第1及び第2
のデータメモリ素子42a,42bから第1及び第2の
データ情報を読出すと共に、読出した第1及び第2のデ
ータ情報を第1及び第2のデータメモリ素子42a,4
2bに書込む。このとき、冗長情報メモリ素子52で
は、前述同様に、第1及び第2の冗長情報と第1及び第
2の書込有効信号とが書込まれる。
【0057】すなわち、プロセッサ1Nは、定期的に全
体読出と全体書込とを実行することにより、定期的に冗
長情報と書込有効信号とを「有効」状態に再生する。こ
れにより、実際の処理上にて全体書込が長時間にわたっ
て実行されなくても、データ情報に関する異常検出の停
止時間を最小限に抑えることができ、もって、信頼性の
低下を最小限に抑えることができる。
【0058】上述したように本実施の形態によれば、デ
ータ変換器2が各データメモリ素子42a,42bに書
込まれる各データ情報を変換規則に基づいて個別に書込
時冗長情報に変換し、冗長情報メモリ素子52にはデー
タ変換器2により変換された複数の書込時冗長情報が書
込まれ、データ異常検出器3Nが、各データメモリ素子
42a,42bから読出される各データ情報を個別に読
出時冗長情報に変換し、これら各読出時冗長情報を個別
に冗長情報メモリ素子52内の対応する書込時冗長情報
と比較し、両者間で不一致のものがあるとき、異常検出
信号を生成するという処理工程において、有効性判定器
12が、あるデータメモリ素子42aのみにデータ情報
が書込まれるとき、新たに書込まれるデータ情報に関し
て更新される第1の書込時冗長情報の「有効」を示す書
込有効信号を作成し、他の未更新となる書込時冗長情報
の「無効」を示すように書込有効信号を作成せず、冗長
情報メモリ素子52には「有効」を示す書込有効信号が
再書込される一方、「無効」を示す書込時冗長情報に対
応して書込有効信号が消去され、データ異常検出器3N
内の第2のAND回路34bが、書込有効信号が消去さ
れて「無効」とされる書込時冗長情報による比較結果に
対し、第2のパリティ不一致信号をOR回路33に与え
ずに異常検出信号の生成を停止させるので、冗長情報メ
モリを1個とすると共に、各書込時冗長情報毎に有効性
判定情報(書込有効信号の有無)を付加し、部分書込さ
れた後のデータ異常検出を停止させて信頼性を維持しつ
つ、量産によるコスト低減を図ることができる。
【0059】また、冗長情報メモリ素子52としては、
各データ情報メモリ素子42a,42bと同一データ幅
のものを1個用意すれば良いので、コストを劇的に下げ
ることができる。
【0060】さらに、本実施の形態によれば、プロセッ
サ1Nが、データ異常検出器3Nの異常の有無を検出す
るとき、例えば第2の書込有効信号が消去されている場
合、書込有効信号を第2のAND回路34bに与えるの
で、書込時冗長情報が異常であるのに書込有効信号を与
えることにより、有効性判定情報を「有効」としてデー
タ異常検出器3Nから異常検出信号を送出させることが
でき、すなわち、異常検出機構自体を検査可能な構成を
付加したことにより、全体の信頼性を向上させることが
できる。
【0061】また、本実施の形態によれば、プロセッサ
1Nが、一定の周期毎に、各データメモリ素子42a,
42bから各データ情報を読出すと共に、これら読出し
た各データ情報を各データメモリ素子42a,42bに
更新書込することにより、一定の周期毎に全ての書込有
効信号を生じさせて更新するので、定期的に全体読出/
全体書込を実行して全ての有効性判定情報を有効にする
ことにより、データ異常検出の停止時間を最小限にし、
信頼性の低下を抑制することができる。
【0062】すなわち、部分書込の際に、部分書込され
ない方については異常検出がマスクされるが、定期的に
全体読出/全体書込動作を実行することにより、マスク
された時間に伴う信頼性の低下を最小限に抑えることが
できる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、データ変換手段が各データメモリ素子に書込まれ
る各データ情報を変換規則に基づいて個別に書込時冗長
情報に変換し、冗長情報メモリにはデータ変換手段によ
り変換された複数の書込時冗長情報が書込まれ、データ
異常検出手段が、各データメモリ素子から読出される各
データ情報を個別に読出時冗長情報に変換し、これら各
読出時冗長情報を個別に冗長情報メモリ内の対応する書
込時冗長情報と比較し、両者間で不一致のものがあると
き、異常検出信号を生成するという処理工程において、
有効性判定手段が、少なくとも1つのデータメモリ素子
にデータ情報が書込まれるとき、新たに書込まれるデー
タ情報に関して更新される書込時冗長情報の「有効」を
示す有効性判定情報を作成し、他の未更新となる書込時
冗長情報の「無効」を示す有効性判定情報を作成し、有
効性判定情報メモリには有効性判定手段により作成され
た複数の有効性判定情報が書込まれ、異常検出停止手段
がデータ異常検出手段における比較のとき、有効性判定
メモリ内の有効性判定情報にて「無効」とされる書込時
冗長情報による比較結果に対し、異常検出信号の生成を
停止させるので、冗長情報メモリを1個とすると共に、
各書込時冗長情報毎に有効性判定情報を付加し、部分書
込された後のデータ異常検出を停止させて信頼性を維持
しつつ、量産によるコスト低減を図ることができるデー
タメモリ装置を提供できる。
【0064】また、請求項2の発明によれば、装置異常
検出手段が、データ異常検出手段の異常の有無を検出す
るとき、「無効」を示す有効性判定情報を「有効」を示
す内容にして異常検出停止手段に与えるので、請求項1
の効果に加え、書込時冗長情報が異常であるのに有効性
判定情報を「有効」とし、データ異常検出手段から異常
検出信号を送出させることができ、すなわち、異常検出
機構自体を検査可能な構成を付加したことにより、信頼
性を向上できるデータメモリ装置を提供できる。
【0065】さらに、請求項3の発明によれば、全体読
出/書込手段が、一定の周期毎に、各データメモリ素子
から各データ情報を読出すと共に、これら読出した各デ
ータ情報を各データメモリ素子に更新書込することによ
り、一定の周期毎に全ての有効性判定情報を「有効」を
示す内容に更新するので、請求項1又は請求項2の効果
に加え、定期的に全体読出/全体書込を実行して全ての
有効性判定情報を有効にすることにより、データ異常検
出の停止時間を最小限にし、信頼性の低下を抑制できる
データメモリ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータメモリ装置の
構成を模式的に示すブロック図。
【図2】従来のデータメモリ装置の構成を模式的に示す
ブロック図。
【符号の説明】
1N…プロセッサ、 2…データ変換器、 3N…データ異常検出器、 4…データ情報メモリ、 5N…冗長情報メモリ、 6…アドレスバス、 7a,7b…データ属性信号線、 8…書込/読出制御信号線、 9a,9b…データバス、 10a,10b…冗長情報信号線、 11a,11b…有効性判定情報信号線、 12…有効性判定器、 21a,21b,31a,31b…第1及び第2のパリ
ティ生成器、 32a,32b…第1及び第2の論理比較器、 33…OR回路、 34a,34b,41a,41b…第1及び第2のAN
D回路、 42a,42b…第1及び第2のデータメモリ素子、 52…冗長情報メモリ素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ情報が個別に書込まれる複
    数のデータメモリ素子と、 前記各データメモリ素子に書込まれる各データ情報を変
    換規則に基づいて個別に書込時冗長情報に変換するデー
    タ変換手段と、 前記データ変換手段により変換された複数の書込時冗長
    情報が書込まれる冗長情報メモリと、 前記各データメモリ素子から読出される各データ情報を
    個別に読出時冗長情報に変換し、これら各読出時冗長情
    報を個別に前記冗長情報メモリ内の対応する書込時冗長
    情報と比較し、両者間で不一致のものがあるとき、異常
    検出信号を生成可能なデータ異常検出手段とを備えたデ
    ータメモリ装置であって、 少なくとも1つのデータメモリ素子にデータ情報が書込
    まれるとき、新たに書込まれるデータ情報に関して更新
    される書込時冗長情報の「有効」を示す有効性判定情報
    を作成し、他の未更新となる書込時冗長情報の「無効」
    を示す有効性判定情報を作成する有効性判定手段と、 前記有効性判定手段により作成された複数の有効性判定
    情報が書込まれる有効性判定情報メモリと、 前記データ異常検出手段における比較のとき、前記有効
    性判定メモリ内の有効性判定情報にて「無効」とされる
    書込時冗長情報による比較結果に対し、異常検出信号の
    生成を停止させる異常検出停止手段とを備えたことを特
    徴とするデータメモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータメモリ装置にお
    いて、 前記データ異常検出手段の異常の有無を検出するとき、
    前記「無効」を示す有効性判定情報を「有効」を示す内
    容にして前記異常検出停止手段に与える装置異常検出手
    段を備えたことを特徴とするデータメモリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のデータメ
    モリ装置において、 一定の周期毎に、前記各データメモリ素子から各データ
    情報を読出すと共に、これら読出した各データ情報を前
    記各データメモリ素子に更新書込する全体読出/書込手
    段を備え、前記周期毎に、全ての有効性判定情報を「有
    効」を示す内容に更新することを特徴とするデータメモ
    リ装置。
JP8013022A 1996-01-29 1996-01-29 データメモリ装置 Pending JPH09204363A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154676A (ja) * 2009-12-28 2011-08-11 Panasonic Corp 半導体記録装置、半導体記録装置の制御方法及び半導体記録システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011154676A (ja) * 2009-12-28 2011-08-11 Panasonic Corp 半導体記録装置、半導体記録装置の制御方法及び半導体記録システム

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