JPH05201000A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッド

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JPH05201000A
JPH05201000A JP1283692A JP1283692A JPH05201000A JP H05201000 A JPH05201000 A JP H05201000A JP 1283692 A JP1283692 A JP 1283692A JP 1283692 A JP1283692 A JP 1283692A JP H05201000 A JPH05201000 A JP H05201000A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク室本体とノズルプレートとの長期に渡
る接合力の強化及び確保、並びに、クリーニング動作後
のノズル面の確実なインク、ゴミ除去、又、同時にノズ
ル近傍の静電気を確実に除去することにより、構造的、
メンテナンス的、対ノイズ的に非常に信頼性の高いイン
クジェット記録ヘッドを提供する 【構成】 インク室本体1にノズルプレート2が接着さ
れており、ノズル21近傍を開放する穴31を有する保
護プレート3がインク吐出側から積層されている。又、
インク室本体1を保持するヘッドケース7の外縁部71
は、保護プレート3面よりもインク吐出方向に延長さ
れ、保護プレート3外周を取り囲んでいる。前記保護プ
レート3、ヘッドケース7共、金属材料からなり、保護
プレート3の延長部33はヘッドケース7の切り欠き部
73の底面を押圧している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインク滴を飛翔させ、紙
面に、文字、グラフィック等を記録するインクジェット
記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット記録ヘッドは、公
開実用 昭和63ー84347のように、インク室本体
とノズル板をシリコーンゴムにより接着するような、イ
ンク室本体とノズル板の接合強度を両者間の接合力のみ
により確保するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ような構造では、長期に渡る接合力の確保には不安な点
があるばかりか、接着剤はノズル近傍に於て、直接イン
クに接触するため、耐インク的にも長期信頼性に問題が
ある。それにもまして、ノズル板の外周エッジはむき出
しの状態であり、このエッジに掛かるスラスト方向(ノ
ズル面に沿った方向)の外力に関しては保証の限りでは
ない。このスラスト方向の外力には、ノズル面上のイン
ク、紙粉等のごみを、ゴム製のブレードの摺動で掃き落
とすワイピング動作、あるいは、紙ジャム時のジャム紙
との衝突等が考えられる。これらの場合は、決して低頻
度のものではなく、特に、ワイピング動作は、ノズル面
の清純化のための定期的なものである。即ち、前記のス
ラスト方向の外力を考えれば、従来例の構造では、ノズ
ル板とインク室本体との接合力は確実に不十分である。
又、前記従来例のシリコーンゴムをはじめ、この様な接
着剤は熱硬化性のものが多く、又、硬化時間短縮のため
にも熱を加える場合が多い。しかし、ノズル板とインク
室本体が線膨張係数の異なる材質の場合、接着時の加熱
後の収縮量の差により、ノズルプレートがたわむと云う
欠点を有する。そのため、ノズルプレートの長さ、面積
を極力抑えることが要求されるが、逆に、面積削減によ
る接合力の低下を導き、結局、接着剤の選択の制約、も
しくは硬化時間の増大を招いてしまう。
【0004】次に、ノズルプレートとインク室本体に
は、接着時に相互位置を規定する位置決め穴もしくは突
起が必要であり、両者の穴と穴を治具により規定し、も
しくは穴と突起を嵌合させて接着する。しかし、接着後
のノズル面上に残る位置決め穴空間、もしくは位置決め
穴と位置決め突起との隙間は、ノズル穴よりインクを強
制的に吸い出した後、前記ワイピングを施すクリーニン
グ動作後にも、インク、紙粉等のごみをこの空間に保持
してしまい、インク吐出に悪影響を与えたり、紙面への
インクたれを引き起こしてしまう。
【0005】続いて、通常のインクジェットプリンタ
は、誤印字、誤動作、最悪時には、ヘッドドライバの破
壊を招くノズル面に蓄積される静電気を逃がすために、
ノズル面とプリンタのグランドラインとの間に電気的導
通を取っている。しかし、前記従来例のインクジェット
記録ヘッドを用いたインクジェットプリンタに於ては、
ノズル面とプラテンとの僅かなギャップに、電気的導通
部品を配置し、プリンタのグランドラインに導くことは
非常に困難である。結果として、部品構成が複雑になっ
たり、印字品質の劣化につながるプラテンギャップの拡
大をせねばならなくなる。
【0006】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るものであって、その目的は、インク室本体とノズルプ
レートとの長期に渡る接合力の強化及び確保、並びに、
クリーニング動作後のノズル面の確実なインク、ゴミ除
去、又、同時にノズル近傍の静電気を確実に除去するこ
とにより、構造的、メンテナンス的、対ノイズ的に非常
に信頼性の高いインクジェット記録ヘッドを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のインクジェット記録ヘッドは、インク室本
体と、複数のノズル穴を有するノズルプレートを接着す
るインクジェット記録ヘッドであって、前記ノズルプレ
ートの外形より小さく、ノズル領域より大きい穴を有す
る保護プレートを、前記穴と、前記ノズルプレートのノ
ズル領域が対応するよう前記ノズルプレートと前記イン
ク室本体上に積層することを特徴とする。
【0008】又、前記ノズルプレートの位置決め穴を、
前記保護プレートにより塞ぐことを特徴とする。
【0009】又、前記インク室本体を保持するヘッドケ
ースの外縁全周を、前記保護プレート面よりインク吐出
方向に延長し、且つ、その外縁部で、前記保護プレート
外形を取り囲むことを特徴とする。
【0010】又、前記保護プレートを金属材料で形成す
ると共に、前記ヘッドケースの外周外にまで、その外形
を一部延長する事を特徴とする。
【0011】又、金属材料から成り、前記インク室本体
を保持するヘッドケースを、金属材料から成る保護プレ
ートの、一部外形を外周方向に延長した領域で押圧する
事を特徴とする。
【0012】
【作用】本発明のインクジェット記録ヘッドによれば、
ノズルプレートはインク室本体と接着された状態で、ノ
ズルプレートの外縁領域を、保護プレートを積層する事
により保持し、且つ、前記保護プレートの接着領域は、
前記インク室本体と広範囲に得られている。従って、前
記ノズルプレートと前記インク室本体の接合力は十分に
確保できる。
【0013】又、請求項2のインクジェット記録ヘッド
によれば、前記ノズルプレートの位置決め穴を、前記保
護プレートで塞ぐことにより、クリーニング動作のワイ
ピング後も、ノズルプレート上に不要なインクを残さ
ず、清純化できる。
【0014】又、請求項3のインクジェット記録ヘッド
によれば、前記インク室本体を保持するヘッドケースの
外縁全周を、前記保護プレート面よりインク吐出方向に
延長し、且つ、その外縁部で前記保護プレート外形を取
り囲むことにより、スラスト方向の外力が、ノズルプレ
ートと保護プレートの端面(エッジ)に直接加わること
を防ぐ。
【0015】又、請求項4のインクジェット記録ヘッド
によれば、前記保護プレートを金属材料で形成すると共
に、前記ヘッドケースの外周外にまで、その外形を一部
延長する事により、ノズル全面領域とプリンタのグラン
ドラインとの導通を容易に取ることが出来る。
【0016】又、請求項5のインクジェット記録ヘッド
によれば、金属材料から成る前記ヘッドケースを、金属
材料から成る前記保護プレートの、一部外形を外周方向
に延長した領域で押圧する事により、ヘッドケースを介
してノズル全面領域とプリンタのグランドラインとの導
通を容易に取ることが出来る。
【0017】
【実施例】本発明を図面に基づき説明する。図1は本発
明の請求項1の実施例の構成を表わす分解斜視図であ
る。複数のノズル21を形成するノズルプレート2が、
インク室本体1に位置決め穴22で位置決めされて、接
着固定されている。保護プレート3にはノズルプレート
2の外形より小さく、ノズル領域より大きい穴31が開
いている。そして、前記穴31がノズルを取り囲むよう
にノズルプレート2及び、インク室本体1上に積層され
る。図中の保護プレート3に記す2点鎖線は、積層時の
ノズルプレート2外形を表わす。又、保護プレート3の
接着領域は、積層時の穴31内への接着剤のはみ出しを
抑制するために、インク室本体1のノズルプレート2外
の領域が望ましい。但し、前記接着領域が、ノズルプレ
ート2の外縁領域を含む保護プレート3の全面であって
も、前記はみ出しを管理すれば問題無い。この構成に於
て、保護プレート3の積層時には、ノズルプレート2の
外縁領域全周が保護プレート3により保持される。
【0018】図2から図6は本発明の実施例の構成を表
わす概念断面図であり、模式的に1ノズルに注目してヘ
ッド構成を表わしてある。
【0019】図2に於て、インク室本体1は、流路基板
11、振動板12、圧力変換素子13から成り、前記部
品の積層により内部にインク流路6aを形成する。そし
て、前記インク室本体1のインク流路6aの先端面に、
ノズル21の開いたノズルプレート2が接着層5を介し
て固着されている。この接着層5は、シリコン系、エポ
キシ系、オレフィン系等の接着剤自身、もしくは前記接
着剤を用いた接着フィルム、両面テープから成る。但
し、使用するインクに対して、商品寿命上の耐液性(溶
解、変質等による接合力、シール性の劣化及び、異物と
なる析出が許容範囲内であること等)を満足する接着剤
を選定しなければならない。
【0020】次に、ノズルプレート2のノズル21近傍
を開放する穴31を有する保護プレート3を、図に示す
ように接着層4を介して、ノズルプレート2、インク室
本体1上に積層してある。この接着層4は、接着層5で
の例と同様の材質から選定するば良いが、耐インク性に
関しては、接着層5ほど厳格でなくても良い(常時、イ
ンクに接触するわけではない)。しかし、図からも解る
ように、接着層4の厚みは、ノズルプレート2と接着層
5の厚みを合わせたもので、その厚みで接着力を満足す
るものでなければならない。
【0021】前記の構造に於ては、ノズルプレート2
は、接合力の高い(接着面積が大きい)保護プレート3
により外縁を押さえられている為、インク室本体1との
接合力は、通常のノズルプレート2、インク室本体1間
だけの接着に比べ格段に向上する。又、直接、ノズルプ
レート2の端面にスラスト方向の外力は加わることはな
い。加えて、ノズルプレート2とインク室本体1の接合
力を、保護プレート3により増強する為、ノズルプレー
ト2とインク室本体1の接合力自体は比較的弱くてもか
まわない。即ち、ノズルプレート2とインク室本体1と
の接着に際し、ノズルプレート2の長さ、面積を極力抑
えて(線膨張係数差で生ずる反りの低減)、加熱接着す
ることも可能となる。
【0022】図3の実施例は構成、効果として図2の実
施例と同等であるが、接着層4の厚みを薄くしたもので
ある。そこで、図に示す如く、インク室本体1とノズル
プレート2間に生ずるギャップは、インク室本体1のノ
ズルプレート2の外側の面全域をインク吐出方向(図中
で下側)に延長して対応した例である。即ち、インク室
本体1のノズル面側に、ノズルプレート2を収納する穴
(溝)が開いており、その穴にノズルプレート2が収
納、接着され、保護プレート3により押さえられてい
る。この構造では、接着層5と接着層4との接着剤を共
有化することも可能である。
【0023】又、図4の実施例は、接着層4の厚みを薄
くする事に関して、図3の実施例と同じであるが、図に
示す如く、インク室本体1とノズルプレート2間に生ず
るギャップを埋めるために、保護プレート接着用フィル
ム14を用いている。この保護プレート接着用フィルム
14は、流路基板11と同材質で、流路基板11に対し
て、溶剤接着、もしくは熱溶着が望ましいが、異材質、
同材質間の接着剤による接合でもかまわない。尚、ここ
では、流路基板11、振動板12、圧力変換素子13、
保護プレート接着用フィルム14から構成される接合体
をインク室本体1として扱っている。
【0024】図5の実施例は、図4の実施例と構成的に
は同等であるが、インク室本体1内の流路、インク経路
構成が振動板12側と、ノズルプレート2側両面に渡る
ものであり、ノズルプレート2側のインク流路6bを保
護プレート接着用フィルム14で形成している。この流
路、インク経路構成では、保護プレート接着用フィルム
14は、インク流路6bを形成すると共に、保護プレー
ト接着の為のギャップ調整の2つの働きを有する。
【0025】図6の実施例は、図4の実施例に於て、保
護プレート3の穴31の端面32全周をテーパ形状にし
たものである。この構造に於いては、図4の実施例と同
等の効果に加え、ワイピング時のノズル21近傍のゴ
ミ、インク除去能力の向上が期待出来る。
【0026】図7、図8は本発明の請求項2の実施例を
表わすものである。基本的構成に於いては、請求項1の
図6の実施例と同等であるが、ノズルプレート2とイン
ク室本体1との接着時に、ノズルプレート2に設けた位
置決め穴22と、流路基板11に設けた位置決め穴1
5、もしくは位置決め突起16を用い相対位置を規定し
ている。そして、ノズルプレート2上に露出する位置決
め穴22もしくは、位置決め穴22と位置決め突起16
との隙間を保護プレート3により塞いでいる。この構造
により、空間が露出しているが故のノズル面上のイン
ク、ゴミの残留を防ぐことが出来る。ここで、図7は流
路基板11に位置決め穴15を設けた実施例で、図8は
流路基板11に位置決め突起16を設けた実施例であ
る。
【0027】図9は本発明の請求項3の実施例のヘッド
前面斜視図である。インク室本体1(ノズルプレート
2、保護プレート3接合状態)はヘッドケース7により
保持され、ヘッドケース7の外縁部71がインク吐出方
向に延長され、保護プレート3の面より突き出した状態
で、且つ、保護プレート3外周全域を取り囲んでいる。
図10は図9の実施例の概念断面図であり、図として、
ヘッドケース7を除いた構成は図7の実施例を用いてい
る。ここで、インク室本体1とヘッドケース7との接続
は、接着もしくは、その他の方法で成されている。この
図からも解るように、ヘッドケース7の外縁部71は保
護プレート3より、インク吐出側(図に於いて下側)に
突き出している。
【0028】この構造に於いて、ノズルプレート2及
び、保護プレート3の端面(エッジ)はスラスト方向
(図に於いて左右方向)に、完全に保護された状態とな
り、前記端面にスラスト方向の外力が直接加わることは
ない。そのため、ワイピング動作、あるいは、紙ジャム
等の外力に対しても、インク室本体1とノズルプレート
2との接合力は維持出来る。
【0029】図11は本発明の請求項4の実施例の前面
斜視図である。全体構成は請求項3の図9の実施例と同
等であるが、保護プレート3は金属材料等の導電材料か
ら成り、図に示す如く、その外形の一部がヘッドケース
7の外形外にまで延長されている。又、前記延長部32
をヘッドケース7の外形外に導くために、ヘッドケース
7の外縁部71の、延長部32に対応する位置に切り欠
き部72が設けられている。図12は図11の実施例の
概念断面図であり、図として、保護プレート3の延長部
32の関係を除いては、図10の実施例を用いている。
【0030】この構造に於いて、請求項3の図9の実施
例と同様の効果が望めることは言うまでもない。それに
加え、金属材料の保護プレートの一部がヘッドケース外
にまで延長されているが故に、ノズル面に蓄積される静
電気を除去する為の、ノズル面とプリンタのグランドラ
インとの電気的導通が非常に簡単に取れる。
【0031】図13に請求項4の実施例での、ノズル前
面とプラテンとの関係の模式図を示す。プラテン8とヘ
ッド前面(ノズル面)との空間(図中の斜線部A)は非
常に狭く、この領域にプリンタのグランドラインに通ず
る電気的導通部材を挿入固定することは困難であり、印
字品質を劣化さすプラテンギャップの拡大も必要とな
る。特に、図中に於いては丸プラテンを示したが、平プ
ラテンのプリンタに於いては、より困難となることは言
うまでもない。しかし、金属材料の保護プレート3が延
長部32により狭空間(斜線部A)外に導かれている為
に、プリンタのグランドラインに通ずる電気的導通部材
との接続が簡素化出来る。当然、プラテンギャップの拡
大も不要である。
【0032】又、図14も請求項4の実施例での、ノズ
ル前面とプラテンとの関係の模式図であり、ここでは、
保護プレート3の延長部32がヘッドケース7の外周外
で曲げられている実施例である。この図でも解るよう
に、延長部32が、プラテン8より遠ざかる方向に曲げ
られている為、保護プレート3とプリンタのグランドラ
インに通ずる電気的導通部材との接続部が、プラテン8
から離れた広い空間に設定出来る。
【0033】尚、保護プレート3の延長部32を延長す
る方向は、保護プレート3の上下左右(ノズル前面から
みて上下左右)どの方向でもかまわない。但し、重力方
向に延長すれば、保護プレート3上に残留したインク
を、自重によりヘッド外に排出させる経路にもなる。こ
の際、ヘッドケース7の外周外で、保護プレート3の延
長部32に廃インク吸収材を接触させておく必要があ
る。
【0034】又、ノズルプレート2自体を金属材料等の
導電材料で形成すれば、ノズル前面全域くまなく静電気
除去が可能となる。
【0035】図15は本発明の請求項5の実施例の前面
斜視図である。全体構成は請求項4の図11の実施例と
同等であるが、ヘッドケース7も金属材料等の導電材料
で形成され、保護プレート3の延長部33が、ヘッドケ
ース7の外縁部71の切り欠き部73に接触している。
この構造により、保護プレート3とヘッドケース7は電
気的に導通の取れた状態となる。図16は図15の実施
例の概念断面図であり、図として、保護プレート3の延
長部33の関係を除いては、図12の実施例を用いてい
る。図からも解るように、保護プレート3の延長部33
と、ヘッドケース7の切り欠き部73の底面74が接触
している。この時、前記底面74は、前記延長部33の
裏面(図に於て上側の面)に対し、同一高さか、もしく
はインク吐出方向に持ち上げられた(図に於て下側)寸
法関係となっている。これにより、保護プレート3の延
長部33とヘッドケース7の切り欠き部73の底面74
との接触を確実なものとしている。
【0036】尚、保護プレート3の延長部33は、ヘッ
ドケース7の外周外までは延長されておらず、ヘッドケ
ース7内で完結しているが、ヘッドケース7外に延長し
ても構わない。但し、ヘッドケース7内で完結している
方が、ヘッド取扱上好ましい。
【0037】図17は保護プレート3と、ヘッドケース
7の接触部の実施例を表わす概念断面図である。ここで
は、保護プレート3の延長部33と、ヘッドケース7の
外縁部71の切り欠き部73との接触を確実なものとす
る為、切り欠き部73の底面74を、図に示す様な斜面
に形成している。通常、インク室本体1(ここでは、流
路基板11と保護プレート接着用フィルム14)は厚み
寸法バラツキ(部品の厚み精度、及び接着厚みバラツ
キ)を有しており、前記厚みの最小が、前記斜面底部高
さ74aに、前記厚みの最大が、前記斜面上部高さ74
bに、それぞれ対応している。この設定により、インク
室本体1が厚み寸法バラツキを有していても、保護プレ
ート3の延長部33と、ヘッドケース7の切り欠き部7
3の底面74は確実に接触し、且つ、前記厚みバラツキ
を許容し得る範囲内での最小の押圧力で接触している。
又、斜面であるが故に、保護プレート3の延長部33の
変形状態は滑らかである。そのため、接着層4に働く前
記押圧力の反力としての剥離力を、最小に押さえること
が出来る。
【0038】又、図では示さないが、保護プレート3と
ヘッドケース7との確実な電気的導通を達成するため
に、保護プレート3の延長部33とヘッドケース7の切
り欠き部73の面との間に、導電性接着剤を介しても良
い。この時は、前記延長部33が、ヘッドケース7の切
り欠き部73の底面74を押圧してなくても良い。尚、
この時の前記延長部33の延長方向は、インクとの接触
確率の少ない反重力方向が望ましい。
【0039】以上の請求項5の実施例の構成により、ノ
ズル前面とヘッドケース7は電気的に導通しており、プ
リンタのグランドラインに通ずる電気的導通部材をヘッ
ドケース7の何処かの部分に接触させれば良い。そのた
め、電気的導通機構の簡素化が実現出来、当然、プラテ
ンギャップの拡大も不要である。参考として、図18に
請求項5の実施例での、ノズル前面とプラテンとの関係
の模式図を示す。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、イ
ンク室本体とノズルプレートとの長期に渡る接合力の確
保、並びに、クリーニング動作後のノズル面の確実なイ
ンク、ゴミ除去、又、同時にノズル近傍の静電気を確実
に除去することが可能となり、構造的、メンテナンス
的、対ノイズ的に非常に信頼性の高いインクジェット記
録ヘッドを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす分解斜視図である。
【図2】本発明の請求項1のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす概念断面図である。
【図3】本発明の請求項1のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす概念断面図である。
【図4】本発明の請求項1のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす概念断面図である。
【図5】本発明の請求項1のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす概念断面図である。
【図6】本発明の請求項1のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす概念断面図である。
【図7】本発明の請求項2のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす概念断面図である。
【図8】本発明の請求項2のインクジェット記録ヘッド
の構成を表わす概念断面図である。
【図9】本発明の請求項3のインクジェット記録ヘッド
のヘッド前面斜視図である。
【図10】本発明の請求項3のインクジェット記録ヘッ
ドの構成を表わす概念断面図である。
【図11】本発明の請求項4のインクジェット記録ヘッ
ドのヘッド前面斜視図である。
【図12】本発明の請求項4のインクジェット記録ヘッ
ドの構成を表わす概念断面図である。
【図13】本発明の請求項4のインクジェット記録ヘッ
ドのノズル前面と、プラテンとの関係を表わす模式図で
ある。
【図14】本発明の請求項4のインクジェット記録ヘッ
ドのノズル前面と、プラテンとの関係を表わす模式図で
ある。
【図15】本発明の請求項5のインクジェット記録ヘッ
ドのヘッド前面斜視図である。
【図16】本発明の請求項5のインクジェット記録ヘッ
ドの構成を表わす概念断面図である。
【図17】本発明の請求項5のインクジェット記録ヘッ
ドの構成を表わす概念断面図である。
【図18】本発明の請求項4のインクジェット記録ヘッ
ドのノズル前面と、プラテンとの関係を表わす模式図で
ある。
【符号の説明】
1 インク室本体 11 流路基板 12 振動板 13 圧力変換素子 14 保護プレート接着用フィルム 15 位置決め穴 16 位置決め突起 2 ノズルプレート 21 ノズル 22 位置決め穴 3 保護プレート 31 穴 32 延長部 33 延長部 34 穴端面 4 接着層 5 接着層 6a インク流路 6b インク流路 7 ヘッドケース 71 外縁部 72 切り欠き部 73 切り欠き部 74 切り欠き部底面 74a 斜面底部高さ 74b 斜面上部高さ 8 プラテン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク流路を形成するインク室本体と、
    複数のノズル穴を有するノズルプレートを接着するイン
    クジェット記録ヘッドに於て、前記ノズルプレートの外
    形より小さく、ノズル領域より大きい穴を有する保護プ
    レートを、前記穴と、前記ノズルプレートのノズル領域
    が対応するよう前記ノズルプレートと前記インク室本体
    上に積層することを特徴とするインクジェット記録ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記ノズルプレートの位置決め穴を、前
    記保護プレートにより塞ぐことを特徴とする請求項1記
    載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記インク室本体を保持するヘッドケー
    スの外縁全周を、前記保護プレート面よりインク吐出方
    向に延長し、且つ、その外縁部で、前記保護プレート外
    形を取り囲むことを特徴とする請求項1もしくは請求項
    2記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記保護プレートを金属材料で形成する
    と共に、前記ヘッドケースの外周外にまで、その外形を
    一部延長する事を特徴とする請求項3記載のインクジェ
    ット記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 金属材料から成り、前記インク室本体を
    保持するヘッドケースを、金属材料から成る保護プレー
    トの、一部外形を外周方向に延長した領域で押圧する事
    を特徴とする請求項3記載のインクジェット記録ヘッ
    ド。
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