JPH05199725A - 光ヘッド用リニアアクチュエータ - Google Patents
光ヘッド用リニアアクチュエータInfo
- Publication number
- JPH05199725A JPH05199725A JP15613792A JP15613792A JPH05199725A JP H05199725 A JPH05199725 A JP H05199725A JP 15613792 A JP15613792 A JP 15613792A JP 15613792 A JP15613792 A JP 15613792A JP H05199725 A JPH05199725 A JP H05199725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- transfer member
- pole piece
- yoke
- side walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、小形で薄形化を図り得る高性能
な光ヘッド用リニアアクチュエータを提供することを目
的とする。 【構成】 中央極片の左右位置にこれと平行に極片を並
設した扁平なヨークおよび上記極片の上記中央極片に対
向する側面に設けた永久磁石を有する永久磁石構造と、
少なくとも相対向する１対の側壁を形成した基体部を有
し且つこの基体部の側壁の間に上記永久磁石構造が配設
される移送部材と、この移送部材に設けられた光ヘッド
と、筒状をなしその中空部に上記ヨークの中央極片が挿
通され且つ上記移送部材に設けられこの部材を上記中央
極片に沿って直進駆動するモータコイルと、上記移送部
材の基体部両側壁に設けられたベアリング手段と、この
ベアリング手段を介して上記移送部材の移動を案内する
平行に配設された少なくとも１対の静止ロッドとを具備
し、上記扁平なヨークを分離可能に構成したことを特徴
とする光ヘッド用リニアアクチュエータである。
な光ヘッド用リニアアクチュエータを提供することを目
的とする。 【構成】 中央極片の左右位置にこれと平行に極片を並
設した扁平なヨークおよび上記極片の上記中央極片に対
向する側面に設けた永久磁石を有する永久磁石構造と、
少なくとも相対向する１対の側壁を形成した基体部を有
し且つこの基体部の側壁の間に上記永久磁石構造が配設
される移送部材と、この移送部材に設けられた光ヘッド
と、筒状をなしその中空部に上記ヨークの中央極片が挿
通され且つ上記移送部材に設けられこの部材を上記中央
極片に沿って直進駆動するモータコイルと、上記移送部
材の基体部両側壁に設けられたベアリング手段と、この
ベアリング手段を介して上記移送部材の移動を案内する
平行に配設された少なくとも１対の静止ロッドとを具備
し、上記扁平なヨークを分離可能に構成したことを特徴
とする光ヘッド用リニアアクチュエータである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は例えば光ディスクドラ
イブ装置のヘッド駆動源として用いられるリニアアクチ
ュエータに関するものである。
イブ装置のヘッド駆動源として用いられるリニアアクチ
ュエータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のリニアアクチュエータと
して特許出願公表昭５９−５０１１３５号に示すような
磁気ディスク用のものが知られている。
して特許出願公表昭５９−５０１１３５号に示すような
磁気ディスク用のものが知られている。
【０００３】すなわち、このものは中央極板の上下位置
にこれと平行に夫々極板を配設してなる永久磁石構造に
対してモータコイルを有する可動移送部材を上記中央極
板に沿って可動自在に設けるようにしたもので適当な電
気信号をモータコイルに与えることにより移送部材を中
央極板に沿って直進駆動せしめ磁気ヘッドを任意位置ま
で移動するようにしている。
にこれと平行に夫々極板を配設してなる永久磁石構造に
対してモータコイルを有する可動移送部材を上記中央極
板に沿って可動自在に設けるようにしたもので適当な電
気信号をモータコイルに与えることにより移送部材を中
央極板に沿って直進駆動せしめ磁気ヘッドを任意位置ま
で移動するようにしている。
【０００４】ところが、このものは可動移送部材の上下
位置に永久磁石構造を構成する極板などが配設されるた
め全体の高さ寸法が著しく大きくなり、高さ方向に大き
な取付スペースを必要とし、このため最近の傾向である
光ディスクドライブ装置などの小型化，薄形化に支障を
きたす欠点があった。
位置に永久磁石構造を構成する極板などが配設されるた
め全体の高さ寸法が著しく大きくなり、高さ方向に大き
な取付スペースを必要とし、このため最近の傾向である
光ディスクドライブ装置などの小型化，薄形化に支障を
きたす欠点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記欠点を
除去するためなされたもので、小形で薄形化を図り得る
高性能な光ヘッド用リニアアクチュエータを提供するこ
とを目的とする。
除去するためなされたもので、小形で薄形化を図り得る
高性能な光ヘッド用リニアアクチュエータを提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる光ヘッ
ド用リニアアクチュエータは中央極片の左右位置にこれ
と平行に極片を配設するような扁平なヨークを分離可能
とし、有する永久磁石構造を移送部材の少なくとも相対
向する１対の側壁を有する基体部の側壁の間に配設し、
この状態で光ヘッドを設けた移送部材をヨークの中央極
片が挿通されるモータコイルにより駆動するとともにベ
アリング手段を介してロッドに沿って直線移動させるよ
うにしている。
ド用リニアアクチュエータは中央極片の左右位置にこれ
と平行に極片を配設するような扁平なヨークを分離可能
とし、有する永久磁石構造を移送部材の少なくとも相対
向する１対の側壁を有する基体部の側壁の間に配設し、
この状態で光ヘッドを設けた移送部材をヨークの中央極
片が挿通されるモータコイルにより駆動するとともにベ
アリング手段を介してロッドに沿って直線移動させるよ
うにしている。
【０００７】
【作用】この発明によれば永久磁石構造として中央極片
の左右位置にこれと平行に極片を配設したような分離可
能な扁平なヨークを用いており、しかもこのものを移送
部材の内部に設けるようにしているので全体の高さ寸法
を著しく小さくでき薄形化できるとともに小形化をも図
ることができる。このことは最近の光ディスクドライブ
装置などの小形薄形化に大いに寄与することができる。
の左右位置にこれと平行に極片を配設したような分離可
能な扁平なヨークを用いており、しかもこのものを移送
部材の内部に設けるようにしているので全体の高さ寸法
を著しく小さくでき薄形化できるとともに小形化をも図
ることができる。このことは最近の光ディスクドライブ
装置などの小形薄形化に大いに寄与することができる。
【０００８】また、移送部材は少なくとも相対向する側
壁を有する基体部を用いるが、このものは少なくとも断
面をＵ字形状としているので機械的強度を充分得られ、
しかも共鳴振動数にも良好な結果が得られ性能的にも一
段と向上したものが期待できる。
壁を有する基体部を用いるが、このものは少なくとも断
面をＵ字形状としているので機械的強度を充分得られ、
しかも共鳴振動数にも良好な結果が得られ性能的にも一
段と向上したものが期待できる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に従い説明
する。
する。
【００１０】図１において１１は永久磁石構造で、この
ものは図３に示すように中央極片１２１の左右位置にこ
れと平行に極片１２２，１２３を並設した扁平なＥ字形
状ヨーク１２を有し、このヨーク１２の極片１２２，１
２３の中央極片１２１と対向する側面に夫々永久磁石１
３１，１３２を設けている。またこのようなヨーク１２
の極片１２１，１２２，１２３の基端部および先端部側
に夫々図示しないベースへの取付部１４１，１４２を設
けている。この場合、取付部１４２はヨーク１２の一部
を構成し、ヨーク１２の開放端を閉じた閉磁路に形成し
ている。
ものは図３に示すように中央極片１２１の左右位置にこ
れと平行に極片１２２，１２３を並設した扁平なＥ字形
状ヨーク１２を有し、このヨーク１２の極片１２２，１
２３の中央極片１２１と対向する側面に夫々永久磁石１
３１，１３２を設けている。またこのようなヨーク１２
の極片１２１，１２２，１２３の基端部および先端部側
に夫々図示しないベースへの取付部１４１，１４２を設
けている。この場合、取付部１４２はヨーク１２の一部
を構成し、ヨーク１２の開放端を閉じた閉磁路に形成し
ている。
【００１１】永久磁石構造１１に対して可動移送部材１
５を可動自在に設けている。
５を可動自在に設けている。
【００１２】この移送部材１５は図３に示すような基体
部１６および上板１７を有している。
部１６および上板１７を有している。
【００１３】ここで、基体部１６は両側縁に側壁１６
１，１６２を有するとともにこれら側壁１６１，１６２
を夫々切欠部１６３にて３分割している。そして一方側
壁１６１外面の両端部分に傾斜角４５°程度のテーパ状
突出部１６１ａ，１６１ｂを形成し、他方側壁１６２も
外面中央部分に傾斜角４５°程度のテーパ状突出部１６
２ａを形成している。また他方側壁１６２の切欠部１６
３部分には基体１６側縁に沿って軸方向に透孔を有する
ハウジング１６２ｂを有している。
１，１６２を有するとともにこれら側壁１６１，１６２
を夫々切欠部１６３にて３分割している。そして一方側
壁１６１外面の両端部分に傾斜角４５°程度のテーパ状
突出部１６１ａ，１６１ｂを形成し、他方側壁１６２も
外面中央部分に傾斜角４５°程度のテーパ状突出部１６
２ａを形成している。また他方側壁１６２の切欠部１６
３部分には基体１６側縁に沿って軸方向に透孔を有する
ハウジング１６２ｂを有している。
【００１４】また基体部１６は一方端部を段部１６４を
介して幅狭部１６５に形成し、これの端縁に端壁１６６
を形成するとともにこれの先端に光ヘッド１８を取付け
る取付台１６７を水平方向に突設している。
介して幅狭部１６５に形成し、これの端縁に端壁１６６
を形成するとともにこれの先端に光ヘッド１８を取付け
る取付台１６７を水平方向に突設している。
【００１５】さらに基体部１６は板面中央部分に筒状の
モータコイル１９を取付ける溝部１６８を有するととも
に軽量化のための透孔１６９を複数個所に形成してい
る。
モータコイル１９を取付ける溝部１６８を有するととも
に軽量化のための透孔１６９を複数個所に形成してい
る。
【００１６】一方、上板１７は両側縁に夫々上記基体部
１６の側壁１６１，１６２の切欠部１６３に嵌合される
複数の突出部１７１を形成するとともに相対向する１対
の軸受部１７２，１７２を起立して形成している。
１６の側壁１６１，１６２の切欠部１６３に嵌合される
複数の突出部１７１を形成するとともに相対向する１対
の軸受部１７２，１７２を起立して形成している。
【００１７】このような移送部材１５は図２に示すよう
に基体部１６の側壁１６１，１６２の間に上述の永久磁
石構造１１を配置し、この状態でヨーク１２の中央極片
１２１を筒状のモータコイル１９の中空部に挿通し、こ
のモータコイル１９を基体部１６の溝部１６８中に固定
する。そして、基体部１６の側壁１６１，１６２および
端壁１６６の先端部に上板１７を取付けるとともにこれ
の突出部１７１を側壁１６１，１６２の各切欠部１６３
に嵌合し、一体に組み立てられている。
に基体部１６の側壁１６１，１６２の間に上述の永久磁
石構造１１を配置し、この状態でヨーク１２の中央極片
１２１を筒状のモータコイル１９の中空部に挿通し、こ
のモータコイル１９を基体部１６の溝部１６８中に固定
する。そして、基体部１６の側壁１６１，１６２および
端壁１６６の先端部に上板１７を取付けるとともにこれ
の突出部１７１を側壁１６１，１６２の各切欠部１６３
に嵌合し、一体に組み立てられている。
【００１８】こうすることにより移送部材１５は基体部
１６と上板１７により箱形構造をなし、この状態でモー
タコイル１９の付勢により永久磁石構造１１のヨーク１
２の中央極片に沿って直進駆動されるようになる。なお
この場合の移送部材１５の移動範囲つまり動作ストロー
クは基体１６の前端と段部１６４にて規制されるように
している。
１６と上板１７により箱形構造をなし、この状態でモー
タコイル１９の付勢により永久磁石構造１１のヨーク１
２の中央極片に沿って直進駆動されるようになる。なお
この場合の移送部材１５の移動範囲つまり動作ストロー
クは基体１６の前端と段部１６４にて規制されるように
している。
【００１９】移送部材１５は上板１７上面にパッド部２
０を設けている。このパッド部２０は図３に示すように
上記上板１７の軸受部１７２，１７２に軸２０１を回転
自在に支持し、この軸２０１にパッド２０２を有するア
ーム２０３の基端部を固定し、このアーム２０３をコイ
ルスプリング２０４にて回動偏倚させ、パッド２０２に
て図示しない光ディスクをヘッド１８側に押圧するよう
にしている。
０を設けている。このパッド部２０は図３に示すように
上記上板１７の軸受部１７２，１７２に軸２０１を回転
自在に支持し、この軸２０１にパッド２０２を有するア
ーム２０３の基端部を固定し、このアーム２０３をコイ
ルスプリング２０４にて回動偏倚させ、パッド２０２に
て図示しない光ディスクをヘッド１８側に押圧するよう
にしている。
【００２０】移送部材１５は基体部１６の一方の側壁１
６１に２組および他方の側壁１６２に１組のベアリング
手段を夫々設けている。この場合一方の側壁１６１側で
はその両端部に形成されたテーパ状突出部１６１ａ，１
６１ｂに夫々１対ずつ回転ベアリング２１を設けてい
る。この回転ベアリング２１は図３に示すように固定軸
２１１とベアリング本体２１２を有するもので、各突出
部１６１ａ，１６２ａに夫々９０°の開度をもって取付
けられている。
６１に２組および他方の側壁１６２に１組のベアリング
手段を夫々設けている。この場合一方の側壁１６１側で
はその両端部に形成されたテーパ状突出部１６１ａ，１
６１ｂに夫々１対ずつ回転ベアリング２１を設けてい
る。この回転ベアリング２１は図３に示すように固定軸
２１１とベアリング本体２１２を有するもので、各突出
部１６１ａ，１６２ａに夫々９０°の開度をもって取付
けられている。
【００２１】また、他の側壁１６２ではその中央部に形
成された突出部１６２ａに１個の回転ベアリング２２を
設け、またハウジング１６２ｂに上記回転ベアリング２
２に対応させて押圧機構を有する回転ベアリング２３を
設けている。
成された突出部１６２ａに１個の回転ベアリング２２を
設け、またハウジング１６２ｂに上記回転ベアリング２
２に対応させて押圧機構を有する回転ベアリング２３を
設けている。
【００２２】この場合回転ベアリング２２は上述と全く
同じものである。また押圧機構を有する回転ベアリング
２３は図３に示すようにハウジング１６２ｂの透孔に回
転自在に支承された回転軸２３１、この回転軸２３１の
途中に直角方向に取付けられた固定軸２３２、この固定
軸２３２に設けられたベアリング本体２３３およびねじ
れスプリング２３４を有し、このスプリング２３４によ
りベアリング本体２３３を回転軸２３１を中心に上記回
転ベアリング２２側に回動偏倚するようにしている。
同じものである。また押圧機構を有する回転ベアリング
２３は図３に示すようにハウジング１６２ｂの透孔に回
転自在に支承された回転軸２３１、この回転軸２３１の
途中に直角方向に取付けられた固定軸２３２、この固定
軸２３２に設けられたベアリング本体２３３およびねじ
れスプリング２３４を有し、このスプリング２３４によ
りベアリング本体２３３を回転軸２３１を中心に上記回
転ベアリング２２側に回動偏倚するようにしている。
【００２３】移送部材１５の両側に沿って１対の静止ロ
ッド２４，２５を平行に配設している。この静止ロッド
２４，２５は移送部材１５の移動を案内するもので、一
方のロッド２４には上記基体部１６の一方の側壁１６１
側に１対ずつ２組設けられた回転ベアリング２１が接触
され、他方のロッド２５には上記基体部１６の他方側壁
１６２側に１組設けられた回転ベアリング２２，２３が
接触される。この場合回転ベアリング２３はスプリング
２３４の作用によりロッド２５に対し所定の押圧を加え
るようになり各ベアリング２１〜２３とロッド２４，２
５の接触を安定したものにしている。
ッド２４，２５を平行に配設している。この静止ロッド
２４，２５は移送部材１５の移動を案内するもので、一
方のロッド２４には上記基体部１６の一方の側壁１６１
側に１対ずつ２組設けられた回転ベアリング２１が接触
され、他方のロッド２５には上記基体部１６の他方側壁
１６２側に１組設けられた回転ベアリング２２，２３が
接触される。この場合回転ベアリング２３はスプリング
２３４の作用によりロッド２５に対し所定の押圧を加え
るようになり各ベアリング２１〜２３とロッド２４，２
５の接触を安定したものにしている。
【００２４】これにより移送部材１５はロッド２４，２
５に沿って滑らかに移動できるようになっている。
５に沿って滑らかに移動できるようになっている。
【００２５】しかして、このような光ヘッド用リニアア
クチュエータはモータコイル１９に電流が与えられ付勢
されると永久磁石構造１１の永久磁石１３１，１３２の
磁束によってコイル１９側を移動するような力が作用す
る。これにより移送部材１５はヨーク１２の中央極片１
２１に沿ってロッド２４，２５に案内され直進移動され
るようになり、ヘッド１８をディスクの異なるトラック
間方向に敏速に移動せしめることができる。
クチュエータはモータコイル１９に電流が与えられ付勢
されると永久磁石構造１１の永久磁石１３１，１３２の
磁束によってコイル１９側を移動するような力が作用す
る。これにより移送部材１５はヨーク１２の中央極片１
２１に沿ってロッド２４，２５に案内され直進移動され
るようになり、ヘッド１８をディスクの異なるトラック
間方向に敏速に移動せしめることができる。
【００２６】この場合、かかる光ヘッド用リニアアクチ
ュエータでは永久磁石構造１１として中央極片１２１の
左右位置に平行に永久磁石１３１，１３２を夫々有する
極片１２２，１２３を並設した扁平形のＥ字形状ヨーク
１２を用い、しかもこのような永久磁石構造１１を移送
部材１５の内部に設けるようにしたので全体の高さ寸法
を著しく小さくでき薄形化できるとともに小形化をも図
ることができ、これにより最近の光ディスクドライブ装
置などの小形，薄形化に大いに寄与することができる。
ュエータでは永久磁石構造１１として中央極片１２１の
左右位置に平行に永久磁石１３１，１３２を夫々有する
極片１２２，１２３を並設した扁平形のＥ字形状ヨーク
１２を用い、しかもこのような永久磁石構造１１を移送
部材１５の内部に設けるようにしたので全体の高さ寸法
を著しく小さくでき薄形化できるとともに小形化をも図
ることができ、これにより最近の光ディスクドライブ装
置などの小形，薄形化に大いに寄与することができる。
【００２７】また、移送部材１５は側壁１６１，１６２
および端壁１６６を有する基体部１６と上板１７により
所謂箱形構造としているので機械的強度を高めることが
でき、しかも共鳴振動数にも良好な結果が得られるので
性能的にも一段と向上したものが期待できる。
および端壁１６６を有する基体部１６と上板１７により
所謂箱形構造としているので機械的強度を高めることが
でき、しかも共鳴振動数にも良好な結果が得られるので
性能的にも一段と向上したものが期待できる。
【００２８】次に、図４はこの発明の他実施例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【００２９】この場合、移送部材３０は基体部３０１と
上板３０２を最初から一体化した箱形構造のものを用い
るとともにこのものの両側に夫々大きな切り込み部３０
３，３０３を形成している。またパッド部３１は上板３
０２上に基台３１１を設け、この基台３１１に板ばね３
１２を介してパッド３１３を有するアーム３１４を設け
たものを用いている。さらに移送部材３０の移動式回転
ベアリング３２は板ばね３２１の先端にベアリング本体
３２２を設けたものを用いている。その他は図３と同一
であり同一部分には同符号を付している。
上板３０２を最初から一体化した箱形構造のものを用い
るとともにこのものの両側に夫々大きな切り込み部３０
３，３０３を形成している。またパッド部３１は上板３
０２上に基台３１１を設け、この基台３１１に板ばね３
１２を介してパッド３１３を有するアーム３１４を設け
たものを用いている。さらに移送部材３０の移動式回転
ベアリング３２は板ばね３２１の先端にベアリング本体
３２２を設けたものを用いている。その他は図３と同一
であり同一部分には同符号を付している。
【００３０】このようにすると、移送部材３０の移動範
囲をこれの前端と切込み部３０３の底部にて規制するよ
うにできるので上述の実施例の移送部材と同一の動作ス
トロークを考えたときその分永久磁石構造１１を小形に
できる利点がある。
囲をこれの前端と切込み部３０３の底部にて規制するよ
うにできるので上述の実施例の移送部材と同一の動作ス
トロークを考えたときその分永久磁石構造１１を小形に
できる利点がある。
【００３１】なお、この発明は上記実施例にのみ限定さ
れず要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば移送部材１５は重量軽減のため必要部分以外を除
去し、必要部のみで箱形構造をなすようにしてもよい。
また、移送部材１５は上下逆にして基体１６のみで上板
１７を省略したもので構成してもよい。この場合移送部
材１５の各側部の肉厚を厚めにして所定の強度を得られ
るようにすることが必要である。
れず要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば移送部材１５は重量軽減のため必要部分以外を除
去し、必要部のみで箱形構造をなすようにしてもよい。
また、移送部材１５は上下逆にして基体１６のみで上板
１７を省略したもので構成してもよい。この場合移送部
材１５の各側部の肉厚を厚めにして所定の強度を得られ
るようにすることが必要である。
【００３２】また、移送部材１５の基体部１６の端壁１
６６を省略し光ヘッド１８の取付台１６７を上板１７側
に設けてもよい。この場合も移送部材１５が所定強度を
得られるようにすることが必要である。さらに、上述で
は基体部１６の側壁１６１，１６２と端壁１６６は離れ
て配設しているが側壁１６１，１６２と端壁１６６を連
続して形成するようにしてもよい。この場合移送部材１
５が移動するのに永久磁石構造１１に干渉しないように
する必要がある。さらにまた、モータコイル１９は基体
部１６の前部あるいは後部に片寄らせて設けてもよい。
また、移送部材１５の回転ベアリング２１，２２，２３
の配置は左右逆にしてもよい。
６６を省略し光ヘッド１８の取付台１６７を上板１７側
に設けてもよい。この場合も移送部材１５が所定強度を
得られるようにすることが必要である。さらに、上述で
は基体部１６の側壁１６１，１６２と端壁１６６は離れ
て配設しているが側壁１６１，１６２と端壁１６６を連
続して形成するようにしてもよい。この場合移送部材１
５が移動するのに永久磁石構造１１に干渉しないように
する必要がある。さらにまた、モータコイル１９は基体
部１６の前部あるいは後部に片寄らせて設けてもよい。
また、移送部材１５の回転ベアリング２１，２２，２３
の配置は左右逆にしてもよい。
【００３３】
【発明の効果】この発明によれば永久磁石構造として中
央極片の左右位置にこれと平行に極片を配設したような
分離可能な扁平なヨークを用いており、しかもこのもの
を移送部材の内部に設けるようにしているので全体の高
さ寸法を著しく小さくでき薄形化できるとともに小形化
をも図ることができる。このことは最近の光ディスクド
ライブ装置などの小形薄形化に大いに寄与することがで
きる。
央極片の左右位置にこれと平行に極片を配設したような
分離可能な扁平なヨークを用いており、しかもこのもの
を移送部材の内部に設けるようにしているので全体の高
さ寸法を著しく小さくでき薄形化できるとともに小形化
をも図ることができる。このことは最近の光ディスクド
ライブ装置などの小形薄形化に大いに寄与することがで
きる。
【００３４】また、移送部材は少なくとも相対向する側
壁を有する基体部を用いるが、このものは少なくとも断
面をＵ字形状としているので機械的強度を充分得られ、
しかも共鳴振動数にも良好な結果が得られ性能的にも一
段と向上したものが期待できる。
壁を有する基体部を用いるが、このものは少なくとも断
面をＵ字形状としているので機械的強度を充分得られ、
しかも共鳴振動数にも良好な結果が得られ性能的にも一
段と向上したものが期待できる。
【図１】 この発明の一実施例を示す斜視図。
【図２】 図１のＡ−Ａ線に沿った横断面図。
【図３】 同実施例の分解斜視図。
【図４】 この発明の他実施例を示す分解斜視図。
１１…永久磁石構造 １２…ヨーク １２１〜１２３…極片 １３１，１３２…永久磁石 １４１，１４２…取付部 １５…移送部材 １６…基体部 １６１，１６２…側壁 １６１ａ，１６１ｂ，１６２ａ…突出部 １６２ｂ…ハウジング １６３…切欠部 １６４…段部 １６５…幅狭部 １６６…端壁 １６７…取付台 １６８…溝部 １６９…透孔 １７…上板 １７１…突出部 １７２…軸受部 １８…光ヘッド １９…モータコイル ２０…パッド部 ２０１…軸 ２０２…パッド ２０３…アーム ２０４…スプリング ２１，２２…回転ベアリング ２１１，２２１…
固定軸 ２１２，２２２…ベアリング本体 ２３…回転ベアリ
ング ２３１…回転軸 ２３２…固定軸 ２３３…ベアリング本体 ２３４…ねじれスプリング ２４，２５…ロット ３０…移送部材 ３０１…基体部 ３０２…上板部 ３０３…切込み部 ３１…パッド部 ３１１…基台 ３１２…板ばね ３１３…パッド ３１４…アーム ３２…回転ベアリング ３２１…板ばね ３２２…ベアリング本体
固定軸 ２１２，２２２…ベアリング本体 ２３…回転ベアリ
ング ２３１…回転軸 ２３２…固定軸 ２３３…ベアリング本体 ２３４…ねじれスプリング ２４，２５…ロット ３０…移送部材 ３０１…基体部 ３０２…上板部 ３０３…切込み部 ３１…パッド部 ３１１…基台 ３１２…板ばね ３１３…パッド ３１４…アーム ３２…回転ベアリング ３２１…板ばね ３２２…ベアリング本体
Claims (1)
- 【請求項１】中央極片の左右位置にこれと平行に極片を
並設した扁平なヨークおよび上記極片の上記中央極片に
対向する側面に設けた永久磁石を有する永久磁石構造
と、少なくとも相対向する１対の側壁を形成した基体部
を有し且つこの基体部の側壁の間に上記永久磁石構造が
配設される移送部材と、この移送部材に設けられた光ヘ
ッドと、筒状をなしその中空部に上記ヨークの中央極片
が挿通され且つ上記移送部材に設けられこの部材を上記
中央極片に沿って直進駆動するモータコイルと、上記移
送部材の基体部両側壁に設けられたベアリング手段と、
このベアリング手段を介して上記移送部材の移動を案内
する平行に配設された少なくとも１対の静止ロッドとを
具備し、上記扁平なヨークを分離可能に構成したことを
特徴とする光ヘッド用リニアアクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15613792A JPH05199725A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 光ヘッド用リニアアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15613792A JPH05199725A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 光ヘッド用リニアアクチュエータ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3593185A Division JPS61196751A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | リニアアクチユエ−タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199725A true JPH05199725A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=15621141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15613792A Pending JPH05199725A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 光ヘッド用リニアアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05199725A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573570A (en) * | 1980-06-05 | 1982-01-09 | Ricoh Co Ltd | Linear motor |
| JPS595445A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | キヤリツジ組立体 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP15613792A patent/JPH05199725A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573570A (en) * | 1980-06-05 | 1982-01-09 | Ricoh Co Ltd | Linear motor |
| JPS595445A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | キヤリツジ組立体 |
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