JPH05199081A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH05199081A JPH05199081A JP812092A JP812092A JPH05199081A JP H05199081 A JPH05199081 A JP H05199081A JP 812092 A JP812092 A JP 812092A JP 812092 A JP812092 A JP 812092A JP H05199081 A JPH05199081 A JP H05199081A
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- potential
- source
- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】遅延回路と論理回路から構成されるリング発振
器の周波数が電源電圧の変化によって変化しないように
する。 【構成】第1のPチャンネルトランジスタ100のソー
スを電源に接続し第2のPチャンネルトランジスタ10
1のソースを第1のPチャンネルトランジスタ100の
ドレインに接続し、第3のPチャンネルトランジスタ1
02のソースを第2のPチャンネルトランジスタ101
のドレインに接続し第3のPチャンネルトランジスタ1
02のドレインをグランドに接続する。ドレインを電源
に接続しゲートを第1のPチャンネルトランジスタ10
0のドレインに接続しソースの電位を電源電圧と異なる
電位VA とし、リング発振器の電源とする。これによ
り、電源電圧の変化によりリング発振器の周波数が変化
するのを防ぐ。
器の周波数が電源電圧の変化によって変化しないように
する。 【構成】第1のPチャンネルトランジスタ100のソー
スを電源に接続し第2のPチャンネルトランジスタ10
1のソースを第1のPチャンネルトランジスタ100の
ドレインに接続し、第3のPチャンネルトランジスタ1
02のソースを第2のPチャンネルトランジスタ101
のドレインに接続し第3のPチャンネルトランジスタ1
02のドレインをグランドに接続する。ドレインを電源
に接続しゲートを第1のPチャンネルトランジスタ10
0のドレインに接続しソースの電位を電源電圧と異なる
電位VA とし、リング発振器の電源とする。これによ
り、電源電圧の変化によりリング発振器の周波数が変化
するのを防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振器に関し、特に発
振周波数が電源電圧に依存しない発振器に関する。
振周波数が電源電圧に依存しない発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発振器の一例であるリング発振器
を図5(A)に示す。又図5(A)の1,2,3,4の
構成を図5(B)に示す。
を図5(A)に示す。又図5(A)の1,2,3,4の
構成を図5(B)に示す。
【0003】図5(B)に示すように、インバータ21
の出力側とインバータ22の入力側の間に抵抗15を接
続し、インバータ22の入力側にコンデンサ16を設け
た回路を構成する(以下、遅延回路と称す)。図5
(A)に示すように遅延回路1の出力が遅延回路2の入
力となり、遅延回路2の出力が論理回路5(ここではN
AND)の入力のひとつとなり、論理回路5の出力が遅
延回路3の入力となり遅延回路3の出力が遅延回路4の
入力となり遅延回路4の出力が遅延回路1の入力及びイ
ンバータ6の入力となり、インバータ6の出力が出力信
号OUTとなる回路である。
の出力側とインバータ22の入力側の間に抵抗15を接
続し、インバータ22の入力側にコンデンサ16を設け
た回路を構成する(以下、遅延回路と称す)。図5
(A)に示すように遅延回路1の出力が遅延回路2の入
力となり、遅延回路2の出力が論理回路5(ここではN
AND)の入力のひとつとなり、論理回路5の出力が遅
延回路3の入力となり遅延回路3の出力が遅延回路4の
入力となり遅延回路4の出力が遅延回路1の入力及びイ
ンバータ6の入力となり、インバータ6の出力が出力信
号OUTとなる回路である。
【0004】図5(A)のリング発振器の出力波形のタ
イミングチャートを図6に示す。入力信号INがLow
の状態では、出力信号A,B,C,D,Eは、Hiに初
期化される。入力信号INがLowからHiへ変化する
と論理回路5の出力信号AはHiからLowへ変化す
る。遅延回路3の出力信号Bは、論理回路5の出力信号
AのHiからLowへの変化からt時間だけ遅れてHi
からLowへ変化する。遅延回路4の出力信号Cは、遅
延回路3の出力信号BのHiからLowへの変化からt
時間だけ遅られてHiからLowへ変化する。遅延回路
1の出力信号Dは、遅延回路4の出力信号CのHiから
Lowへの変化からt時間だけ遅れてHiからLowへ
変化する。
イミングチャートを図6に示す。入力信号INがLow
の状態では、出力信号A,B,C,D,Eは、Hiに初
期化される。入力信号INがLowからHiへ変化する
と論理回路5の出力信号AはHiからLowへ変化す
る。遅延回路3の出力信号Bは、論理回路5の出力信号
AのHiからLowへの変化からt時間だけ遅れてHi
からLowへ変化する。遅延回路4の出力信号Cは、遅
延回路3の出力信号BのHiからLowへの変化からt
時間だけ遅られてHiからLowへ変化する。遅延回路
1の出力信号Dは、遅延回路4の出力信号CのHiから
Lowへの変化からt時間だけ遅れてHiからLowへ
変化する。
【0005】遅延回路2の出力信号Eは、遅延回路1の
出力信号DのHiからLowへの変化されt時間だけ遅
れてHiからLowへ変化する。遅延回路2の出力信号
Eを論理回路5に入力する。論理回路5は入力信号Eを
反転した出力信号Aを遅延回路3に入力する。出力信号
Cは同時にインバータ6に入力され、インバータ6は入
力信号Cを反転した出力信号OUTを出力する。
出力信号DのHiからLowへの変化されt時間だけ遅
れてHiからLowへ変化する。遅延回路2の出力信号
Eを論理回路5に入力する。論理回路5は入力信号Eを
反転した出力信号Aを遅延回路3に入力する。出力信号
Cは同時にインバータ6に入力され、インバータ6は入
力信号Cを反転した出力信号OUTを出力する。
【0006】リング発振器の周期は、ループ内の遅延回
路の遅延時間に依存する。遅延回路1,2,3,4の遅
延時間は、図5(B)に示すインバータ21のPチャン
ネルトランジスタのON抵抗とNチャンネルトランジス
タのON抵抗と抵抗15の抵抗値とコンデンサ16の容
量値によって決まる。又、通常抵抗15の抵抗値及びコ
ンデンサ16の容量値は、マスクレイアウト上では一定
の値である。しかし、インバータ21のPチャンネルト
ランジスタ・NチャンネルトランジスタのON抵抗は、
電源電圧VCCによって変化する。すなわち、遅延回路
1,2,3,4の遅延時間は電源電圧によって変化す
る。このため、リング発振器の周期が変化する。
路の遅延時間に依存する。遅延回路1,2,3,4の遅
延時間は、図5(B)に示すインバータ21のPチャン
ネルトランジスタのON抵抗とNチャンネルトランジス
タのON抵抗と抵抗15の抵抗値とコンデンサ16の容
量値によって決まる。又、通常抵抗15の抵抗値及びコ
ンデンサ16の容量値は、マスクレイアウト上では一定
の値である。しかし、インバータ21のPチャンネルト
ランジスタ・NチャンネルトランジスタのON抵抗は、
電源電圧VCCによって変化する。すなわち、遅延回路
1,2,3,4の遅延時間は電源電圧によって変化す
る。このため、リング発振器の周期が変化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の発振器の周期
は、ループ内の遅延回路の遅延時間に依存する。遅延回
路の遅延時間はインバータのPチャンネルトランジスタ
のON抵抗とNチャンネルトランジスタのON抵抗と抵
抗の抵抗値とコンデンサの容量値によって決まる。通
常、抵抗値及び容量値はマスクレイアウト上一定の値で
ある。しかし、インバータのPチャンネルトランジス
タ,NチャンネルトランジスタのON抵抗は電源電圧に
よって変化する。すなわち、遅延時間は、電源電圧によ
って変化するためリング発振器の周波数が変化する問題
点があった。
は、ループ内の遅延回路の遅延時間に依存する。遅延回
路の遅延時間はインバータのPチャンネルトランジスタ
のON抵抗とNチャンネルトランジスタのON抵抗と抵
抗の抵抗値とコンデンサの容量値によって決まる。通
常、抵抗値及び容量値はマスクレイアウト上一定の値で
ある。しかし、インバータのPチャンネルトランジス
タ,NチャンネルトランジスタのON抵抗は電源電圧に
よって変化する。すなわち、遅延時間は、電源電圧によ
って変化するためリング発振器の周波数が変化する問題
点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】ソースを電源に接続し、
ゲートをグランドに接続し、サブ電位を自身のソースに
接続した第1のPチャンネルトランジスタと、ソースを
第1のPチャンネルトランジスタのドレインに接続し、
ゲートを自身のドレインに接続し、サブ電位を自身のソ
ースに接続した第2のPチャンネルトランジスタと、ソ
ースを第2のPチャンネルトランジスタのドレインに接
続し、ゲートを自身のドレインに接続し、ドレインをグ
ランドに接続し、サブ電位を自身のソースに接続した第
3のPチャンネルトランジスタと、ドレインを電源に接
続し、ゲートを第1のPチャンネルトランジスタのドレ
インに接続したNチャンネルトランジスタと、前記Nチ
ャンネルトランジスタのソース側の発振器の電源とする
ことを備えている。
ゲートをグランドに接続し、サブ電位を自身のソースに
接続した第1のPチャンネルトランジスタと、ソースを
第1のPチャンネルトランジスタのドレインに接続し、
ゲートを自身のドレインに接続し、サブ電位を自身のソ
ースに接続した第2のPチャンネルトランジスタと、ソ
ースを第2のPチャンネルトランジスタのドレインに接
続し、ゲートを自身のドレインに接続し、ドレインをグ
ランドに接続し、サブ電位を自身のソースに接続した第
3のPチャンネルトランジスタと、ドレインを電源に接
続し、ゲートを第1のPチャンネルトランジスタのドレ
インに接続したNチャンネルトランジスタと、前記Nチ
ャンネルトランジスタのソース側の発振器の電源とする
ことを備えている。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1(A)は本発明の一実施例である。この回路
は、入力信号INを入力する遅延回路5(ここではNA
ND)と論理回路5の出力信号を入力する遅延回路3と
遅延回路3の出力信号を入力する遅延回路4と遅延回路
4の出力信号を入力する遅延回路1と遅延回路1の出力
信号を入力する遅延回路2と遅延回路2の出力信号は論
理回路5の入力信号となる。遅延回路4の出力信号は、
インバータ6の入力信号となり、インバータ6の出力信
号がこの回路の出力信号OUTである。
る。図1(A)は本発明の一実施例である。この回路
は、入力信号INを入力する遅延回路5(ここではNA
ND)と論理回路5の出力信号を入力する遅延回路3と
遅延回路3の出力信号を入力する遅延回路4と遅延回路
4の出力信号を入力する遅延回路1と遅延回路1の出力
信号を入力する遅延回路2と遅延回路2の出力信号は論
理回路5の入力信号となる。遅延回路4の出力信号は、
インバータ6の入力信号となり、インバータ6の出力信
号がこの回路の出力信号OUTである。
【0010】遅延回路1,2,3,4及び論理回路5の
Pチャンネルトランジスタのソース側とサブ電位は、電
源電位と異なる電位VA へ接続する。図1(B)は、電
源電位と異なる電位VA を生成する回路である。Pチャ
ンネルトランジスタ100のソースを電源に接続し、ゲ
ートをグランドに接続し、サブ電位はソースに接続す
る。
Pチャンネルトランジスタのソース側とサブ電位は、電
源電位と異なる電位VA へ接続する。図1(B)は、電
源電位と異なる電位VA を生成する回路である。Pチャ
ンネルトランジスタ100のソースを電源に接続し、ゲ
ートをグランドに接続し、サブ電位はソースに接続す
る。
【0011】しきい値の高いPチャンネルトランジスタ
101(以下、Pchノンドープトランジスタ102と
称す)のソースをPチャンネルトランジスタ100のド
レインに接続し、ゲートをPchノンドープトランジス
タ101のドレインに接続し、サブ電位はPchノンド
ープトランジスタ102のソースに接続する。
101(以下、Pchノンドープトランジスタ102と
称す)のソースをPチャンネルトランジスタ100のド
レインに接続し、ゲートをPchノンドープトランジス
タ101のドレインに接続し、サブ電位はPchノンド
ープトランジスタ102のソースに接続する。
【0012】しきい値の高いPチャンネルトランジスタ
102(以下、Pchノンドープトランジスタ102と
称す)のソースをPchノンドープトランジスタ101
のドレインに接続し、サブ電位はPchノンドープトラ
ンジスタ102のソースに接続し、ドレインとゲートは
グランドに接続する。
102(以下、Pchノンドープトランジスタ102と
称す)のソースをPchノンドープトランジスタ101
のドレインに接続し、サブ電位はPchノンドープトラ
ンジスタ102のソースに接続し、ドレインとゲートは
グランドに接続する。
【0013】しきい値の低いNチャンネルトランジスタ
103(以下、Nchノンドープトランジスタ103と
称す)のゲートをPチャンネルトランジスタ100のド
レインに接続し、Nchノンドープトランジスタ103
のドレインを電源に接続する。Nchノンドープトラン
ジスタ103のソースの電位VA が電源電位と異なる電
位となる。
103(以下、Nchノンドープトランジスタ103と
称す)のゲートをPチャンネルトランジスタ100のド
レインに接続し、Nchノンドープトランジスタ103
のドレインを電源に接続する。Nchノンドープトラン
ジスタ103のソースの電位VA が電源電位と異なる電
位となる。
【0014】図1(C)は、図1(A)の1,2,3,
4の構成を示す。図1(C)に示すように、ソース及び
サブ電位を電源電位と異なる電位VA に接続したPチャ
ンネルトランジスタ11と、ドレインをPチャンネルト
ランジスタ11のドレインに接続しソースをグランドに
接続したNチャンネルトランジスタ12で構成するイン
バータの出力側と、ソース及びサブ電位を電源電位と異
なる電位VA に接続したPチャンネルトランジスタ13
と、ドレインをPチャンネルトランジスタ13のドレイ
ンに接続し、ソースをグランドに接続したNチャンネル
トランジスタ14で構成するインバータの入力側の間に
抵抗15を接続しPチャンネルトランジ13とNチャン
ネルトランジスタ14のインバータの入力側にコンデン
サ16を設けた回路を構成する。
4の構成を示す。図1(C)に示すように、ソース及び
サブ電位を電源電位と異なる電位VA に接続したPチャ
ンネルトランジスタ11と、ドレインをPチャンネルト
ランジスタ11のドレインに接続しソースをグランドに
接続したNチャンネルトランジスタ12で構成するイン
バータの出力側と、ソース及びサブ電位を電源電位と異
なる電位VA に接続したPチャンネルトランジスタ13
と、ドレインをPチャンネルトランジスタ13のドレイ
ンに接続し、ソースをグランドに接続したNチャンネル
トランジスタ14で構成するインバータの入力側の間に
抵抗15を接続しPチャンネルトランジ13とNチャン
ネルトランジスタ14のインバータの入力側にコンデン
サ16を設けた回路を構成する。
【0015】次に本発明の図1(A)の動作を説明す
る。図1(B)に示すように、Pチャンネルトランジス
タ100をトランジスタが電流を流せる能力(以下、g
mと称す)の悪い設定とし、又Pchノンドープトラン
ジスタ101とPchノンドープトランジスタ102を
gmの良い設定とする。
る。図1(B)に示すように、Pチャンネルトランジス
タ100をトランジスタが電流を流せる能力(以下、g
mと称す)の悪い設定とし、又Pchノンドープトラン
ジスタ101とPchノンドープトランジスタ102を
gmの良い設定とする。
【0016】Pチャンネルトランジスタ100のしきい
値をVTP,Pchノンドープトランジスタ101及びP
chノンドープトランジスタ102のしきい値をVTP0
とし、Nchノンドープトランジスタ103のしきい値
をVTN0 とすると、電源電圧VCCの条件により、Pチャ
ンネルトランジスタ100のドレインの電位をVA0とす
るとVCC<2|VTP0 |のときVA0=VCCとなり、VCC
≧2|VTP0 |のときVAO=2|VTP0 |となる。すな
わち、リング発振器のVA はVA =VA0−VTN0 とな
る。
値をVTP,Pchノンドープトランジスタ101及びP
chノンドープトランジスタ102のしきい値をVTP0
とし、Nchノンドープトランジスタ103のしきい値
をVTN0 とすると、電源電圧VCCの条件により、Pチャ
ンネルトランジスタ100のドレインの電位をVA0とす
るとVCC<2|VTP0 |のときVA0=VCCとなり、VCC
≧2|VTP0 |のときVAO=2|VTP0 |となる。すな
わち、リング発振器のVA はVA =VA0−VTN0 とな
る。
【0017】例として、図2(A)は電源電圧VCCと電
源電位と異なる電位VA の関係を表わすグラフである。
VTP=−0.8V,VTP0 =−1.5V,VTN0 =0V
とすると、VTN0 =0Vであるから電源電圧VCCが2|
VTP0 |=3V以上の場合は、リング発振器の電源VA
=3Vで一定になる。
源電位と異なる電位VA の関係を表わすグラフである。
VTP=−0.8V,VTP0 =−1.5V,VTN0 =0V
とすると、VTN0 =0Vであるから電源電圧VCCが2|
VTP0 |=3V以上の場合は、リング発振器の電源VA
=3Vで一定になる。
【0018】次に図1(A)のリング発振器の出力波形
のタイミングチャートを図3に示す。入力信号INがL
owの状態では、出力信号A,B,C,D,EはHiに
初期化される。入力信号INがLowからHiへ変化す
ると論理回路5の出力信号AはHiからLowへ変化す
る。遅延回路3の出力信号Bは論理回路5の出力信号A
のHiからLowへの変化からt時間だけ遅れてHiか
らLowへ変化する。
のタイミングチャートを図3に示す。入力信号INがL
owの状態では、出力信号A,B,C,D,EはHiに
初期化される。入力信号INがLowからHiへ変化す
ると論理回路5の出力信号AはHiからLowへ変化す
る。遅延回路3の出力信号Bは論理回路5の出力信号A
のHiからLowへの変化からt時間だけ遅れてHiか
らLowへ変化する。
【0019】遅延回路4の出力信号Cは遅延回路3の出
力信号BのHiからLowへの変化からt時間だけ遅れ
てHiからLowへ変化する。遅延回路1の出力信号D
は遅延回路4の出力信号CのHiからLowへの変化か
らt時間だけ遅れてHiからLowへ変化する。遅延回
路2の出力信号Eは遅延回路1の出力信号DのHiから
Lowへの変化からt時間だけ遅れてHiからLowへ
変化する。
力信号BのHiからLowへの変化からt時間だけ遅れ
てHiからLowへ変化する。遅延回路1の出力信号D
は遅延回路4の出力信号CのHiからLowへの変化か
らt時間だけ遅れてHiからLowへ変化する。遅延回
路2の出力信号Eは遅延回路1の出力信号DのHiから
Lowへの変化からt時間だけ遅れてHiからLowへ
変化する。
【0020】遅延回路2は出力信号Eを論理回路5に入
力する。論理回路5は入力信号Eを反転した出力信号A
を遅延回路3に入力する。出力信号Cは同時に、インバ
ータ6に入力されインバータ6は入力信号Cを反転した
出力信号OUTを出力する。
力する。論理回路5は入力信号Eを反転した出力信号A
を遅延回路3に入力する。出力信号Cは同時に、インバ
ータ6に入力されインバータ6は入力信号Cを反転した
出力信号OUTを出力する。
【0021】リング発振器の周波数はループ内の遅延回
路の遅延時間に依存する。遅延回路1,2,3,4の遅
延時間は図1(C)に示すPチャンネルトランジスタ1
1のON抵抗とNチャンネルトランジスタ12のON抵
抗と抵抗15の抵抗値及びコンデンサ16の容量値によ
って決まる。又、通常抵抗15の抵抗値とコンデンサ1
6の容量値はマスクレイアウト上では一定の値である。
路の遅延時間に依存する。遅延回路1,2,3,4の遅
延時間は図1(C)に示すPチャンネルトランジスタ1
1のON抵抗とNチャンネルトランジスタ12のON抵
抗と抵抗15の抵抗値及びコンデンサ16の容量値によ
って決まる。又、通常抵抗15の抵抗値とコンデンサ1
6の容量値はマスクレイアウト上では一定の値である。
【0022】図1(A)で示すリング発振器は、電源電
位VA を使用するのでPチャンネルトランジスタ11と
Nチャンネルトランジスタ12のON抵抗はVCC≧2|
VTP0 |の時VA =2|VTP0 |であるため一定とな
り、遅延回路1,2,3,4の遅延時間は一定となる。
図2(B)は電源電圧VCCとリング発振器の周波数の関
係を表わすグラフである。電源電位と異なる電位VA が
3V以上で一定であるから、電源電圧VCCが3V以上で
周波数は一定になる。
位VA を使用するのでPチャンネルトランジスタ11と
Nチャンネルトランジスタ12のON抵抗はVCC≧2|
VTP0 |の時VA =2|VTP0 |であるため一定とな
り、遅延回路1,2,3,4の遅延時間は一定となる。
図2(B)は電源電圧VCCとリング発振器の周波数の関
係を表わすグラフである。電源電位と異なる電位VA が
3V以上で一定であるから、電源電圧VCCが3V以上で
周波数は一定になる。
【0023】図4(A)は、本発明の一実施例である。
この回路は、コンデンサC1と抵抗R1が接続された点
Zを入力とする入力インバータ41とインバータ41の
出力Xを入力とするインバータ42とインバータ42の
出力Yを入力とするインバータ43から構成される。イ
ンバータ43の出力が出力信号OUTとなる。コンデン
サC1はインバータ42の出力Yにも接続されている。
抵抗R1はインバータ43の出力OUTにも接続されて
いる。インバータ41,42,43のPチャンネルトラ
ンジスタのソースとサブ電位は、電源電位と異なる電位
VA へ接続する。
この回路は、コンデンサC1と抵抗R1が接続された点
Zを入力とする入力インバータ41とインバータ41の
出力Xを入力とするインバータ42とインバータ42の
出力Yを入力とするインバータ43から構成される。イ
ンバータ43の出力が出力信号OUTとなる。コンデン
サC1はインバータ42の出力Yにも接続されている。
抵抗R1はインバータ43の出力OUTにも接続されて
いる。インバータ41,42,43のPチャンネルトラ
ンジスタのソースとサブ電位は、電源電位と異なる電位
VA へ接続する。
【0024】図4(B)は、電源電位と異なる電位VA
を生成する回路である。Pチャンネルトランジスタ40
0のソースを電源に接続し、ゲートをグランドに接続
し、サブ電位はソースに接続する。しきい値の高いPチ
ャンネルトランジスタ401(以下、Pchノンドープ
トランジスタ401と称す)のソースをPチャンネルト
ランジスタ400のドレインに接続し、ゲートをPch
ノンドープトランジスタ401のドレインに接続し、サ
ブ電位をPchノンドープトランジスタ401のソース
に接続する。
を生成する回路である。Pチャンネルトランジスタ40
0のソースを電源に接続し、ゲートをグランドに接続
し、サブ電位はソースに接続する。しきい値の高いPチ
ャンネルトランジスタ401(以下、Pchノンドープ
トランジスタ401と称す)のソースをPチャンネルト
ランジスタ400のドレインに接続し、ゲートをPch
ノンドープトランジスタ401のドレインに接続し、サ
ブ電位をPchノンドープトランジスタ401のソース
に接続する。
【0025】しきい値の高いPチャンネルトランジスタ
402(以下、Pchノンドープトランジスタ402と
称す)のソースをPchノンドープトランジスタ401
のドレインに接続し、サブ電位をPchノンドープトラ
ンジスタ402のソースに接続し、ドレインとゲートを
グランドに接続する。
402(以下、Pchノンドープトランジスタ402と
称す)のソースをPchノンドープトランジスタ401
のドレインに接続し、サブ電位をPchノンドープトラ
ンジスタ402のソースに接続し、ドレインとゲートを
グランドに接続する。
【0026】しきい値の低いNチャンネルトランジスタ
403(以下、Nchノンドープトランジスタ403と
称す)のゲートをPチャンネルトランジスタ400のド
レインに接続し、Nchノンドープトランジスタ403
のドレインを電源に接続する。Nchノンドープトラン
ジスタ403のソースの電位VA が電源電位と異なる電
位となる。
403(以下、Nchノンドープトランジスタ403と
称す)のゲートをPチャンネルトランジスタ400のド
レインに接続し、Nchノンドープトランジスタ403
のドレインを電源に接続する。Nchノンドープトラン
ジスタ403のソースの電位VA が電源電位と異なる電
位となる。
【0027】図4(C)は図4(A)のインバータ4
1,42,43の構成を示す。図4(C)に示すよう
に、ソース及びサブ電位を電源電位と異なる電位VA に
接続したPチャンネルトランジスタ44とドレインをP
チャンネルトランジスタ44のドレインに接続し、ソー
スをグランドに接続したNチャンネルトランジスタ45
で構成される。
1,42,43の構成を示す。図4(C)に示すよう
に、ソース及びサブ電位を電源電位と異なる電位VA に
接続したPチャンネルトランジスタ44とドレインをP
チャンネルトランジスタ44のドレインに接続し、ソー
スをグランドに接続したNチャンネルトランジスタ45
で構成される。
【0028】次に本発明の図4(A)の動作を説明す
る。図4(B)に示すようにPチャンネルトランジスタ
400をgmの悪い設定とし、Pchノンドープトラン
ジスタ401とPchノンドープトランジスタ402を
gmの良い設定とする。
る。図4(B)に示すようにPチャンネルトランジスタ
400をgmの悪い設定とし、Pchノンドープトラン
ジスタ401とPchノンドープトランジスタ402を
gmの良い設定とする。
【0029】Pチャンネルトランジスタ400のしきい
値をVTP,Pchノンドープトランジスタ401及びP
chノンドープトランジスタ402のしきい値をVTP0
とし、Nchノンドープトランジスタ403のしきい値
をVTN0 とすると、電源電圧VCCの条件により、Pチャ
ンネルトランジスタ400のドレインの電位をVA0とす
るとVCC<2|VTP0 |のときVA0=VCCとなりVCC≧
2|VTP0 |のときVA0=2|VTP0 |となる。
値をVTP,Pchノンドープトランジスタ401及びP
chノンドープトランジスタ402のしきい値をVTP0
とし、Nchノンドープトランジスタ403のしきい値
をVTN0 とすると、電源電圧VCCの条件により、Pチャ
ンネルトランジスタ400のドレインの電位をVA0とす
るとVCC<2|VTP0 |のときVA0=VCCとなりVCC≧
2|VTP0 |のときVA0=2|VTP0 |となる。
【0030】すなわち、インバータ41,42,43の
電源VA はVA =VA0−VTN0 となり、VCC≧2|V
TP0 |ではVA は一定である。
電源VA はVA =VA0−VTN0 となり、VCC≧2|V
TP0 |ではVA は一定である。
【0031】この回路の出力信号OUTの周波数は、コ
ンデンサC1 の容量値と抵抗R1の抵抗値とインバータ
41,42,43のPチャンネルトランジスタ44のO
N抵抗とNチャンネルトランジスタ45のON抵抗によ
り変化する。マスクレイアウト上コンデンサC1の容量
値と抵抗R1の抵抗値は一定である。Pチャンネルトラ
ンジスタ44のON抵抗とNチャンネルトランジスタ4
5のON抵抗は電源電位に依存する。又、コンデンサC
1の充放電時間はPチャンネルトランジスタ44のON
抵抗とNチャンネルトランジスタ45のON抵抗に依存
する。
ンデンサC1 の容量値と抵抗R1の抵抗値とインバータ
41,42,43のPチャンネルトランジスタ44のO
N抵抗とNチャンネルトランジスタ45のON抵抗によ
り変化する。マスクレイアウト上コンデンサC1の容量
値と抵抗R1の抵抗値は一定である。Pチャンネルトラ
ンジスタ44のON抵抗とNチャンネルトランジスタ4
5のON抵抗は電源電位に依存する。又、コンデンサC
1の充放電時間はPチャンネルトランジスタ44のON
抵抗とNチャンネルトランジスタ45のON抵抗に依存
する。
【0032】図4(A)の回路のインバータ41,4
2,43は電源電位と異なる電位VA を使用するのでV
CC≧2|VTP0 |の時、VA =2|VTP0 |で一定のた
めPチャンネルトランジスタ44のON抵抗とNチャン
ネルトランジスタ45のON抵抗も一定となる。したが
ってこの回路の出力信号OUTの周波数は電源電圧が2
|VTP0 |以上で一定である。
2,43は電源電位と異なる電位VA を使用するのでV
CC≧2|VTP0 |の時、VA =2|VTP0 |で一定のた
めPチャンネルトランジスタ44のON抵抗とNチャン
ネルトランジスタ45のON抵抗も一定となる。したが
ってこの回路の出力信号OUTの周波数は電源電圧が2
|VTP0 |以上で一定である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は発振器の電
源の電位を一定のレベルにする回路を追加したため、遅
延回路の遅延時間が一定になり、周波数が一定になる。
又、消費電流も一定になる結果を有する。
源の電位を一定のレベルにする回路を追加したため、遅
延回路の遅延時間が一定になり、周波数が一定になる。
又、消費電流も一定になる結果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図
【図2】本発明の電位を一定にする回路の電位及び周波
数と電源電位の関係を表わすグラフ
数と電源電位の関係を表わすグラフ
【図3】本発明の一実施例の出力波形のタイミングチャ
ート
ート
【図4】本発明の一実施例を示す回路図
【図5】従来のリング発振器の回路図
【図6】従来のリング発振器の出力波形のタイミングチ
ャート
ャート
1,2,3,4 遅延回路 5 NAND回路 6,21,22 インバータ回路 11,13,17,19 サブ電位をVA とするPチ
ャンネルトランジスタ 12,14,18,20 Nチャンネルトランジスタ 15 抵抗 16 コンデンサ 100 Pチャンネルトランジスタ 101,102 しきい値の高いPチャンネルトラン
ジスタ 103 しきい値の低いNチャンネルトランジスタ VCC 電源電位 IN 入力信号 OUT 出力信号 A NAND回路5の出力信号 B 遅延回路3の出力信号 C 遅延回路4の出力信号 D 遅延回路1の出力信号 E 遅延回路2の出力信号 41,42,43 インバータ回路 C1 コンデンサ R1 抵抗 44 サブ電位をVA とするPチャンネルトランジス
タ 45 Nチャンネルトランジスタ 400 Pチャンネルトランジスタ 401,402 しきい値の高いPチャンネルトラン
ジスタ 403 しきい値の低いNチャンネルトランジスタ
ャンネルトランジスタ 12,14,18,20 Nチャンネルトランジスタ 15 抵抗 16 コンデンサ 100 Pチャンネルトランジスタ 101,102 しきい値の高いPチャンネルトラン
ジスタ 103 しきい値の低いNチャンネルトランジスタ VCC 電源電位 IN 入力信号 OUT 出力信号 A NAND回路5の出力信号 B 遅延回路3の出力信号 C 遅延回路4の出力信号 D 遅延回路1の出力信号 E 遅延回路2の出力信号 41,42,43 インバータ回路 C1 コンデンサ R1 抵抗 44 サブ電位をVA とするPチャンネルトランジス
タ 45 Nチャンネルトランジスタ 400 Pチャンネルトランジスタ 401,402 しきい値の高いPチャンネルトラン
ジスタ 403 しきい値の低いNチャンネルトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 ソースを電源に接続しゲートをグランド
に接続しサブ電位を自身のソースに接続した第1のPチ
ャンネルトランジスタと、ソースを第1のPチャンネル
トランジスタのドレインに接続しゲートを自身のドレイ
ンに接続しサブ電位を自身のソースに接続した第2のP
チャンネルトランジスタと、ソースを第2のPチャンネ
ルトランジスタのドレインに接続し、ゲートを自身のド
レインに接続し、ドレインをグランドに接続しサブ電位
を自身のソースに接続した第3のPチャンネルトランジ
スタと、ドレインを電源に接続し、ゲートを第1のPチ
ャンネルトランジスタのドレインに接続したNチャンネ
ルトランジスタと、前記Nチャンネルトランジスタのソ
ース側の電位を発振器の電源とすることを特徴とする半
導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP812092A JPH05199081A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP812092A JPH05199081A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199081A true JPH05199081A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11684431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP812092A Pending JPH05199081A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05199081A (ja) |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP812092A patent/JPH05199081A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010321 |