JPH09181597A - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路

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JPH09181597A
JPH09181597A JP7337472A JP33747295A JPH09181597A JP H09181597 A JPH09181597 A JP H09181597A JP 7337472 A JP7337472 A JP 7337472A JP 33747295 A JP33747295 A JP 33747295A JP H09181597 A JPH09181597 A JP H09181597A
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JP
Japan
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channel transistor
drain
potential
capacitance section
gate
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Application number
JP7337472A
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English (en)
Inventor
Ikuo Fuchigami
郁雄 渕上
Satoshi Kamitaka
智 神鷹
Jiyunji Michiyama
淳児 道山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小規模なレベルシフト回路を構成する。 【解決手段】 互いに接続された2つの容量部をチップ
内に設け、その接続点にクロック入力の信号レベルに応
じて変化する電位を生じさせ、この電位の変化により出
力トランジスタの状態を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号の振幅を
一定の関係で変化させて出力するレベルシフト回路に関
し、特にその回路を構成する素子数の削減に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のレベルシフト回路の第1の
例を示す回路図である。図10は、図9の回路における
入出力波形を示すグラフである。図9に示すレベルシフ
ト回路は、Pチャネルトランジスタ601及び602、
並びに、Nチャネルトランジスタ603及び604によ
って構成される。入力端子606に与えられる入力信号
は、接地電位(0V)と正の低電位Vddとをとる低電
圧振幅のパルスである。反転入力端子607には、入力
信号606の反転信号である反転入力信号が与えられ、
出力信号は出力端子608に現れる。
【0003】Pチャネルトランジスタ601及びPチャ
ネルトランジスタ602の各ソースは高電圧電源Vpp
に接続され、Pチャネルトランジスタ601のゲートと
Nチャネルトランジスタ604のドレインとは出力端子
608に接続され、Pチャネルトランジスタ602のゲ
ートとNチャネルトランジスタ603のドレインとは回
路内部ノード605に接続されている。Nチャネルトラ
ンジスタ603及びNチャネルトランジスタ604の各
ソースは接地電位に接続され、Nチャネルトランジスタ
603のドレインは回路内部ノード605に、Nチャネ
ルトランジスタ604のドレインは出力端子608に、
それぞれ接続されている。Nチャネルトランジスタ60
3のゲートには入力信号が入力され、Nチャネルトラン
ジスタ604のゲートには反転入力信号607が入力さ
れる。
【0004】以上のように構成されたレベルシフト回路
について、以下その動作について説明する。まず、入力
信号が接地電位(0V)のとき、反転入力信号は低電位
Vddであり、このときNチャネルトランジスタ603
はオフ状態になり、Nチャネルトランジスタ604はオ
ン状態になる。Nチャネルトランジスタ604がオン状
態になると、出力端子608は接地電位になり、Pチャ
ネルトランジスタ601はオン状態になり、そして、回
路内部ノード605の電位は高電位Vpp(>Vdd)
になる。回路内部ノード605が高電位Vppであるた
め、Pチャネルトランジスタ602はカットオフされ、
出力端子608は高電位Vppから遮断されるので、リ
ーク電流は流れなくなる。この結果、出力端子608は
接地電位となる。
【0005】次に、入力信号が低電位Vddのときは、
反転入力信号は接地電位(0V)であり、このときNチ
ャネルトランジスタ603はオン状態になり、Nチャネ
ルトランジスタ604はオフ状態になる。Nチャネルト
ランジスタ603がオン状態になると、回路内部ノード
605は接地電位(0V)になり、Pチャネルトランジ
スタ602がオン状態になり、出力端子608は高電位
Vppになる。出力端子608が高電位Vppであるた
め、Pチャネルトランジスタ601はカットオフされ
る。従って、出力端子608は高電位Vppになる。上
記のようにして、第1の従来例のレベルシフト回路は、
図10に示すように接地電位(0V)から低電位Vdd
への低電圧振幅を有する入力信号を、接地電位(0V)
から高電位Vppへの高電圧振幅の出力信号に変換す
る。
【0006】図11は従来のレベルシフト回路の第2の
例を示す回路図である。図12は図11の回路における
入出力波形を示すグラフである。Pチャネルトランジス
タ802のソースは正電位Vddに接続され、ゲートは
入力端子808に接続され入力信号が入力される。ま
た、ドレインは出力端子809に接続されている。Nチ
ャネルトランジスタ806のソースは接地電位(0V)
に接続され、ゲートは入力端子808と接続され入力信
号が入力される。また、ドレインはデプレッションPチ
ャネルトランジスタ803のドレインと接続されてい
る。デプレッションPチャネルトランジスタ803のソ
ースは出力端子809に接続され、ゲートは遅延回路8
07の出力端に接続され、遅延回路807の入力端は入
力端子808と接続されている。デプレッションPチャ
ネルトランジスタ803は、負電圧がNチャネルトラン
ジスタ806のドレインに加わることを阻止する作用を
する。入力信号は接地電位(0V)から正電位Vddに
至る低電圧振幅のパルスである。
【0007】Nチャネルトランジスタ804及びNチャ
ネルトランジスタ805の各ソースは負電圧電源Vbb
に接続され、Nチャネルトランジスタ804のゲート及
びNチャネルトランジスタ805のドレインは出力端子
809に接続されている。Pチャネルトランジスタ80
1のソースは正電位Vddに接続され、ゲートは出力端
子809に接続され、ドレインはNチャネルトランジス
タ804のドレインとNチャネルトランジスタ805の
ゲートとに接続されている。このPチャネルトランジス
タ801とNチャネルトランジスタ804とNチャネル
トランジスタ805との3つのトランジスタが負電圧レ
ベルシフト部810を構成している。
【0008】以上のように構成された従来の第2のレベ
ルシフト回路について、以下その動作を説明する。ま
ず、入力端子808に供給される入力電圧が接地電位
(0V)のとき、Pチャネルトランジスタ802はオン
状態になり、Nチャネルトランジスタ806はオフ状態
になる。Pチャネルトランジスタ802がオン状態にな
ると、出力端子809は正電位Vddになる。このと
き、Pチャネルトランジスタ801はオフ状態になり、
Nチャネルトランジスタ804はオン状態になる。その
ため、Nチャネルトランジスタ805のゲートは負電位
Vbbになり、Nチャネルトランジスタ805はオフ状
態になり、負電位Vbbは出力端子809から遮断され
る。よって、レベルシフト回路の出力端子809は正電
位Vddになる。次に、入力信号が接地電位(0V)か
ら正電位Vddになったとき、Pチャネルトランジスタ
802はオフ状態になり、Nチャネルトランジスタ80
6はオン状態になる。このときデプレションPチャネル
トランジスタ803のゲートの電位は遅延回路807に
よって最初接地電位(0V)であるので、Pチャネルト
ランジスタ803はオン状態であり、出力端子809の
電位は接地電位(0V)になる。
【0009】出力端子809の電位が降下すると、Pチ
ャネルトランジスタ801はオン状態になり、Nチャネ
ルトランジスタ805のゲートは正電位Vddになる。
従って、Nチャネルトランジスタ805はオン状態にな
り、出力端子809の電位は接地電位(0V)より更に
負電位Vbbまで下がっていく。この間に、遅延回路8
07の出力信号は接地電位から正電位Vddになり、デ
プレッションPチャネルトランジスタ803をオフ状態
にする。それにより、Nチャネルトランジスタ806の
ドレインに負電圧が加わりドレインと基盤間に電流が流
れることが阻止される。出力端子809に印加される電
圧が負電圧Vbbまで降下すると、Nチャネルトランジ
スタ804はカットオフ動作し、リーク電流は流れなく
なる。上記のように、第2の従来例のレベルシフト回路
は、図12に示すように正電位(Vdd)〜接地電位
(0V)間の振幅の信号を負電圧(Vbb)〜正電位
(Vdd)間の振幅の信号に変換する役目を持つ。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ベルシフト回路の構成では、回路の素子数が多く、従っ
てレベルシフト回路が占める面積が大きいため、これを
搭載するチップの面積も大きくなり、コストが削減出来
ないという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、レベルシフト
回路の素子数を少なくすることを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のレベルシフト回
路は、互いに接続された2つの容量部を設け、その接続
点にクロック入力の信号レベルに応じて変化する電位を
生じさせ、この電位の変化により出力トランジスタの状
態を変化させるように構成する。出力トランジスタの状
態を変化させるためのトランジスタは用いない。
【0013】
【発明の実施の形態】第1の発明のレベルシフト回路
は、一端が入力端子に接続された第1の容量部と、一端
が前記第1の容量部の他端に接続された第2の容量部
と、ソースが高電位に接続され、ゲートが前記第1の容
量部と前記第2の容量部との接続点に接続された第1の
Pチャネルトランジスタと、ゲートとドレインとが短絡
され、このドレインが前記第2の容量部の他端に接続さ
れ、ソースが前記第1のPチャネルトランジスタのソー
スに接続されたダイオード接続の第2のPチャネルトラ
ンジスタと、ドレインが前記第1のPチャネルトランジ
スタのドレインと接続され、ソースが接地電位に接続さ
れ、ゲートが前記入力端子に接続されたNチャネルトラ
ンジスタとを備え、前記第1のPチャネルトランジスタ
のドレインを出力端子とし、前記第1の容量部及び前記
第2の容量部の各容量は、前記入力端子からの入力に応
じて前記第1のPチャネルトランジスタのゲートの電位
が当該トランジスタの状態を反転させるべき値に変化す
るような所定の値に選択されている。
【0014】また、第2の発明のレベルシフト回路は、
一端が入力端子に接続された第1の容量部と、一端が前
記第1の容量部の他端に接続された第2の容量部と、一
端が前記入力端子に接続された第3の容量部と、一端が
前記第3の容量部の他端に接続された第4の容量部と、
ソースが高電位に接続され、ゲートが前記第1の容量部
と前記第2の容量部との接続点に接続された第1のPチ
ャネルトランジスタと、ゲートとドレインとが短絡さ
れ、このドレインが前記第2の容量部の他端に接続さ
れ、ソースが前記第1のPチャネルトランジスタのソー
スに接続されたダイオード接続の第2のPチャネルトラ
ンジスタと、ドレインが前記第1のPチャネルトランジ
スタのドレインと接続され、ソースが低電位に接続さ
れ、ゲートが前記第3の容量部と前記第4の容量部との
接続点に接続されたNチャネルトランジスタと、ゲート
とドレインとが短絡され、このドレインが前記第4の容
量部の他端に接続され、ソースが前記Nチャネルトラン
ジスタのソースに接続されたダイオード接続の第3のP
チャネルトランジスタとを備え、前記第1のPチャネル
トランジスタのドレインを出力端子とし、前記第1の容
量部及び前記第2の容量部の各容量は、前記入力端子か
らの入力に応じて前記第1のPチャネルトランジスタの
ゲートの電位が当該トランジスタの状態を反転させるべ
き値に変化するような所定の値に選択され、かつ、前記
第3の容量部及び前記第4の容量部の各容量は、前記入
力端子からの入力に応じて前記Nチャネルトランジスタ
のゲートの電位が当該トランジスタの状態を前記第1の
Pチャネルトランジスタとは逆の状態にさせるべき値に
変化するような所定の値に選択されている。
【0015】また、第3の発明のレベルシフト回路は、
一端が入力端子に接続された第1の容量部と、一端が前
記第1の容量部の他端に接続された第2の容量部と、ソ
ースが正の電位に接続され、ゲートが前記入力端子に接
続された第1のPチャネルトランジスタと、ドレインが
前記第1のPチャネルトランジスタのドレインと接続さ
れ、ソースが負の電位に接続され、ゲートが前記第1の
容量部と前記第2の容量部との接続点に接続されたNチ
ャネルトランジスタと、ゲートとドレインとが短絡さ
れ、ソースが前記第2の容量部の他端に接続され、ドレ
インが前記Nチャネルトランジスタのソースに接続され
たダイオード接続の第2のPチャネルトランジスタとを
備え、前記第1のPチャネルトランジスタのドレインを
出力端子とし、前記第1の容量部及び前記第2の容量部
の各容量は、前記入力端子からの入力に応じて前記Nチ
ャネルトランジスタのゲートの電位が当該トランジスタ
の状態を前記第1のPチャネルトランジスタとは逆の状
態にさせるべき値に変化するような所定の値に選択され
ている。
【0016】また、上記第3の発明のレベルシフト回路
において、ソースが接地電位に接続された第3のPチャ
ネルトランジスタのドレインと、ソースが負の電位に接
続された第2のNチャネルトランジスタのドレインとを
互いに接続して出力点とした出力インバータを備え、前
記第3のPチャネルトランジスタのゲートと、前記第2
のNチャネルトランジスタのゲートとを、前記第1のP
チャネルトランジスタのドレインに接続しても良い。ま
た、上記のような各レベルシフト回路において用いるダ
イオード接続のPチャネルトランジスタは、ダイオード
接続のNチャネルトランジスタに置き換えることもでき
る。この場合は、ドレイン側接続とソース側接続とが、
PチャネルトランジスタとNチャネルトランジスタとで
は、逆になる。
【0017】上記のように構成されたレベルシフト回路
では、直列に接続された2つの容量部の接続点に入力端
子の信号レベルに応じて変化する電位が生じ、この電位
の変化により出力トランジスタの状態を変化させる。出
力トランジスタの状態の変化により、当該ソースに与え
られた電圧に基づき、信号レベルが入力信号とは異なる
所定の出力がなされる。
【0018】
【実施例】
《実施例1》以下、第1の実施例のレベルシフト回路に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は第1の実
施例におけるレベルシフト回路の回路図を示し、図2は
図1の回路における入出力波形を示すグラフである。図
1に示すレベルシフト回路は、Pチャネルトランジスタ
101及び102、Nチャネルトランジスタ103、容
量104及び105、回路内部ノード106及び10
7、入力端子108、並びに、出力端子109を備えて
いる。第1のPチャネルトランジスタ101のドレイン
はNチャネルトランジスタ103のドレインと接続さ
れ、第1のPチャネルトランジスタ101のソースは高
電位Vppに接続され、Nチャネルトランジスタ103
のソースは接地電位に接続される。第1のPチャネルト
ランジスタ101のゲートは、第1の容量104の一端
と、第2の容量105の一端とに接続される。第1の容
量104の他端は入力端子108に、第2の容量105
の他端は第2のPチャネルトランジスタ102のドレイ
ンにそれぞれ接続されている。
【0019】第2のPチャネルトランジスタ102のゲ
ートはドレインと短絡され、同Pチャネルトランジスタ
102のソースは第1のPチャネルトランジスタ101
のソースと接続されている。またNチャネルトランジス
タ103のゲートは、入力端子108に接続されてい
る。回路出力は、互いに接続された第1のPチャネルト
ランジスタ101とNチャネルトランジスタ103との
各ドレインよりなされる。入力端子108に、クロック
入力を与え回路が定常状態になると、第1の容量104
と第2の容量105とダイオード接続されたPチャネル
トランジスタ102とにより、回路内部ノード107と
入力端子108との間の電圧はPチャネルトランジスタ
102のしきい値電圧をVtとするとVpp−Vtとな
る。回路内部ノード106の電位は第1の容量104と
第2の容量105との容量比に従って回路内部ノード1
07と入力端子108との間の電位差を分圧した値で決
定され入力端子108の電位に合わせて変化する。
【0020】具体的には、第1の容量104のキャパシ
タンスをC104とし、第2の容量105のキャパシタン
スをC105とすると、回路内部ノード106の電位V106
は、入力信号の値が0のときは、 V106=(Vpp−Vt)×{C105/(C104+C105)} …(1) 入力信号の値がVddのときは、 V106=Vdd+(Vpp−Vt)×{C105/(C104+C105)} …(2) となる。従って、(1)式におけるV106はPチャネル
トランジスタ101をオン状態にするために十分に低い
値になるように、また、(2)式におけるV106はPチ
ャネルトランジスタ101をオフ状態にするために十分
に高い値になるように、キャパシタンスC104及びキャ
パシタンスC105の値を選択する。こうして、入力信号
に応じて第1のPチャネルトランジスタ101をオン/
オフさせ得るような電位になるように容量104及び1
05のキャパシタンスを選択する。
【0021】次に上記の回路の動作について説明する。
まず、入力端子108に与えられる入力信号が0のとき
は、Nチャネルトランジスタ103はオフ状態となる。
一方、前述のように、入力信号が0のとき(1)式にお
ける電圧V106はPチャネルトランジスタ101をオン
状態にするために十分に低い値になるように容量104
及び105のキャパシタンスが選択されているので、P
チャネルトランジスタ101はオン状態となり、正電位
Vppが出力端子109から出力される。次に、入力端
子108に与えられる入力信号がVdd(Vdd>0)
のときは、Nチャネルトランジスタ103はオン状態と
なる。一方、入力信号がVddのときは前述のように、
(2)式における電圧V106はPチャネルトランジスタ
101をオフ状態にするために十分に高い値になるよう
に容量104及び105のキャパシタンスが選択されて
いるので、Pチャネルトランジスタ101はオフ状態と
なる。従って、正電位Vppは遮断され、出力端子10
9は接地電位となる。このような動作が入力信号の変化
に応じて繰り返され、図2に示すように、電圧がVpp
と0Vとの間で変化する高電圧パルスが出力端子109
より出力される。
【0022】《実施例2》次に、第2の実施例によるレ
ベルシフト回路について説明する。図3は第2の実施例
におけるレベルシフト回路の回路図である。図4は図3
の回路における入出力波形を示すグラフである。図3に
示すレベルシフト回路は、Pチャネルトランジスタ30
1、303及び304、Nチャネルトランジスタ30
2、容量305、306、307及び308、回路内部
ノード309、310、311及び312、入力端子3
13、並びに出力端子314を備えている。
【0023】図において、第1のPチャネルトランジス
タ301のドレインは、Nチャネルトランジスタ302
のドレインと接続されている。また、第1のPチャネル
トランジスタ301のソースは高電位Vppに、Nチャ
ネルトランジスタ302のソースは電源電位Vddにそ
れぞれ接続されている。第1のPチャネルトランジスタ
301のゲートは、第1の容量305の一端と、第2の
容量307の一端との接続点である回路内部ノード30
9に接続されている。第1の容量305の他端は入力端
子313に、第2の容量307の他端は第2のPチャネ
ルトランジスタ303のドレインにそれぞれ接続されて
いる。第2のPチャネルトランジスタ303のゲートは
自己のドレインと短絡され、第2のPチャネルトランジ
スタ303のソースは第1のPチャネルトランジスタ3
01のソースと回路内部ノード311において接続され
ている。またNチャネルトランジスタ302のゲート
は、第3の容量306と第4の容量308との接続点で
ある回路内部ノード310に接続されている。第3の容
量306の他端は入力端子313に、第4の容量308
の他端は第3のPチャネルトランジスタ304のドレイ
ンにそれぞれ接続されている。第3のPチャネルトラン
ジスタ304のゲートは自己のドレインと短絡され、第
3のPチャネルトランジスタ304のソースはNチャネ
ルトランジスタ302のソースと回路内部ノード312
において接続されている。
【0024】入力端子313に、クロック入力が与えら
れ、回路が定常状態になると、第1の容量305と第2
の容量307とダイオード接続されたPチャネルトラン
ジスタ303とにより回路内部ノード315と入力端子
313との間の電圧は、Pチャネルトランジスタ303
のしきい値電圧をVtとすると、Vpp−Vtとなる。
回路内部ノード309の電位は、第1の容量305と第
2の容量307との容量比に従って回路内部ノード31
5と入力端子313との間の電位差を分圧した値で決定
され、入力端子313の電位に合わせて変化する。具体
的には、実施例1と同様に、第1の容量305のキャパ
シタンスをC305とし、第2の容量307のキャパシタ
ンスをC307とすると、回路内部ノード309の電位V3
09は、入力信号の値が0のときは、 V309=(Vpp−Vt)×{C307/(C305+C307)} …(3) 入力信号の値がVddのときは、 V309=Vdd+(Vpp−Vt)×{C307/(C305+C307)} …(4) となる。従って、(3)式におけるV309はPチャネル
トランジスタ301をオン状態にするために十分に低い
値になるように、また、(4)式におけるV309はPチ
ャネルトランジスタ301をオフ状態にするために十分
に高い値になるように、キャパシタンスC305及びキャ
パシタンスC307の値を選択する。こうして、入力信号
に応じて第1のPチャネルトランジスタ301をオン/
オフさせ得るような電位になるように容量305及び3
07のキャパシタンスを選択する。
【0025】一方、第3の容量306と第4の容量30
8とダイオード接続されたPチャネルトランジスタ30
4とにより回路内部ノード316と入力端子313との
間の電圧はPチャネルトランジスタ304のしきい値電
圧をVtとすると、Vdd−Vtとなる。回路内部ノー
ド310の電位は、第3の容量306と第4の容量30
8との容量比に従って回路内部ノード316と入力端子
313との間の電位差を分圧した値で決定され入力端子
313の電位に合わせて変化する。具体的には、第3の
容量306のキャパシタンスをC306とし、第4の容量
308のキャパシタンスをC308とすると、回路内部ノ
ード310の電位V310は、入力信号の値が0のとき
は、 V310=(Vdd−Vt)×{C308/(C306+C308)} …(5) 入力信号の値がVddのときは、 V310=Vdd+(Vdd−Vt)×{C308/(C306+C308)} …(6) となる。従って、(5)式におけるV310はNチャネル
トランジスタ302をオフ状態にするために十分に低い
値になるように、また、(6)式におけるV310はNチ
ャネルトランジスタ302をオン状態にするために十分
に高い値になるように、キャパシタンスC306及びキャ
パシタンスC308の値を選択する。こうして、入力信号
に応じてNチャネルトランジスタ302をオン/オフさ
せ得るような電位になるように容量306及び308の
キャパシタンスを選択する。
【0026】次に上記の回路の動作について説明する。
まず、入力端子313に与えられる入力信号が0のとき
は、前述のように、(3)式における電圧V309はPチ
ャネルトランジスタ301をオン状態にするために十分
に低い値になるように容量305及び307のキャパシ
タンスが選択されているので、Pチャネルトランジスタ
301はオン状態となり、正電位Vppが出力端子10
9に印加される。また、(5)式におけるV310はNチ
ャネルトランジスタ302をオフ状態にするために十分
に低い値になるようにキャパシタンスC306及びキャパ
シタンスC308の値が選択されているので、Nチャネル
トランジスタ302はオフ状態となり、出力端子314
は電位Vddから遮断される。次に、入力端子108に
与えられる入力信号がVdd(Vdd>0)のときは、
(4)式における電圧V309はPチャネルトランジスタ
301をオフ状態にするために十分に高い値になるよう
に容量305及び307のキャパシタンスが選択されて
いるので、Pチャネルトランジスタ301はオフ状態と
なり、出力端子109は正電位Vppから遮断される。
また、(6)式におけるV310はNチャネルトランジス
タ302をオン状態にするために十分に高い値になるよ
うにキャパシタンスC306及びキャパシタンスC308の値
が選択されているので、Nチャネルトランジスタ302
はオン状態となり、電位Vddが出力端子314に印加
される。このような動作が入力信号の変化に応じて繰り
返され、図4に示すように、電圧がVppとVddとの
間で変化するパルスが出力端子314より出力される。
【0027】《実施例3》次に、第3の実施例のレベル
シフト回路について、図面を参照しながら説明する。図
5は第3の実施例におけるレベルシフト回路を示す。図
6は図5の回路における入出力波形を示すグラフであ
る。図5に示すレベルシフト回路は、Pチャネルトラン
ジスタ401及び403、Nチャネルトランジスタ40
2、容量404及び405、回路内部ノード406及び
407、入力端子408並びに出力端子409を備えて
いる。第1のPチャネルトランジスタ401のドレイン
とNチャネルトランジスタ402のドレインとは出力端
子409に接続され、第1のPチャネルトランジスタ4
01のソースは正電位Vddに接続され、Nチャネルト
ランジスタ402のソースは負電位Vbbに接続されて
いる。第1のPチャネルトランジスタのゲートは入力端
子408に接続され、Nチャネルトランジスタ402の
ゲートは第1の容量404の一端と第2の容量405の
一端との接続点である回路内部ノード406に接続され
ている。第1の容量404の他端は入力端子408に、
第2の容量405の他端は第2のPチャネルトランジス
タ403のソースに、それぞれ接続されている。第2の
Pチャネルトランジスタ403のゲートは自己のドレイ
ンに接続されMOSダイオードを形成し、第2のPチャ
ネルトランジスタ403のドレインは負電圧Vbbに接
続されている。
【0028】上記のように構成されたレベルシフト回路
について、以下その動作を説明する。まず、入力端子4
08に初期化のための入力信号が与えられ初期化が終了
すると、内部ノード407の電位は、図6に示す入力信
号が論理高レベルVddにあるとき、負電圧Vbbより
第2のPチャネルトランジスタ403の閾値電圧Vtだ
け高い値、すなわちVbb+Vtとなる。第1の容量4
04と第2の容量405とダイオード接続されたPチャ
ネルトランジスタ403とにより入力端子408と回路
内部ノード407との間の電圧はVdd−Vbb−Vt
となる。回路内部ノード406の電位は、第1の容量4
04と第2の容量405との容量比に従って、入力端子
408と回路内部ノード407との間の電位差を分圧し
た値で決定され、入力端子408の電位に合わせて変化
する。具体的には、第1の容量404のキャパシタンス
をC404とし、第2の容量405のキャパシタンスをC4
05とすると、回路内部ノード406の電位V406は、入
力信号の値が0のときは、 V406=−(Vdd−Vbb−Vt)×{C405/(C404+C405)}…(7) 入力信号の値がVddのときは、 V406=Vdd− (Vdd−Vbb−Vt)×{C405/(C404+C405)} …(8) となる。従って、(7)式におけるV406はNチャネル
トランジスタ402をオフ状態にするために十分に低い
値になるように、また、(8)式におけるV406はNチ
ャネルトランジスタ302をオン状態にするために十分
に高い値になるように、キャパシタンスC404及びキャ
パシタンスC405の値を選択する。こうして、入力信号
に応じてNチャネルトランジスタ302をオン/オフさ
せ得るような電位になるように容量404及び405の
キャパシタンスを選択する。
【0029】次に上記の回路の動作について説明する。
まず、入力端子408に与えられる入力信号が0のとき
は、Pチャネルトランジスタ401はオン状態となり、
正電位Vddが出力端子409に印加される。また、
(7)式におけるV406はNチャネルトランジスタ40
2をオフ状態にするために十分に低い値になるようにキ
ャパシタンスC404及びキャパシタンスC405の値が選択
されているので、Nチャネルトランジスタ402はオフ
状態となり、出力端子409は電位Vbbから遮断され
る。次に、入力端子408に与えられる入力信号がVd
d(Vdd>0)のときは、Pチャネルトランジスタ4
01はオフ状態となり、出力端子409は正電位Vdd
から遮断される。また、(8)式におけるV406はNチ
ャネルトランジスタ402をオン状態にするために十分
に高い値になるようにキャパシタンスC404及びキャパ
シタンスC405の値が選択されているので、Nチャネル
トランジスタ402はオン状態となり、電位Vbbが出
力端子409に印加される。このような動作が入力信号
の変化に応じて繰り返され、図6に示すように、接地電
位(0V)から正電位Vddの振幅の入力信号を正電位
Vddから負電位Vbbの振幅の出力信号に変換するこ
とが可能になる。
【0030】《実施例4》次に、第4の実施例のレベル
シフト回路について、図面を参照しながら説明する。図
7は第4の実施例におけるレベルシフト回路を示す。図
8は図7の回路における入出力波形を示すグラフであ
る。図7に示すレベルシフト回路は、Pチャネルトラン
ジスタ501、503、505、Nチャネルトランジス
タ502、504、容量506、507、回路内部ノー
ド508、509、510、入力端子511並びに出力
端子512を備えている。第1のPチャネルトランジス
タ501のドレインと第1のNチャネルトランジスタ5
02のドレインは回路内部ノード510に接続され、第
1のPチャネルトランジスタ501のソースは正電位V
ddに接続され、第1のNチャネルトランジスタ502
のソースは負電位Vbbに接続されている。
【0031】第1のPチャネルトランジスタ501のゲ
ートは入力端子511に接続され、第1のNチャネルト
ランジスタ502のゲートは、第1の容量506の一端
と第2の容量507の一端との接続点である回路内部ノ
ード508に接続される。第1の容量506の他端は入
力端子511に、第2の容量507の他端は第2のPチ
ャネルトランジスタ505のソースに、それぞれ接続さ
れている。第2のPチャネルトランジスタ505のゲー
トは自己のドレインに接続されMOSダイオードを形成
し、当該ドレインは負電圧Vbbに接続されている。以
上の構成は図5(実施例3)と同じである。次に、図5
の構成に加えて、第3のPチャネルトランジスタ503
のゲートと第2のNチャネルトランジスタ504のゲー
トとが回路内部ノード510に接続され、第3のPチャ
ネルトランジスタ503のソースは接地電位に接続さ
れ、第2のNチャネルトランジスタ504のソースは負
電位Vbbに接続されている。また、第3のPチャネル
トランジスタ503のドレインと第2のNチャネルトラ
ンジスタ504のドレインとは出力端子512に接続さ
れている。
【0032】上記のように構成されたレベルシフト回路
について、以下その動作を説明する。まず、回路内部ノ
ード510に出力される信号は、実施例3において説明
したように、接地電位(0V)から正電位Vddの振幅
の入力信号が正電位Vddから負電位Vbbの振幅の信
号に変換されたものである。回路内部ノード510の電
位が正電位Vddであるとき、第3のPチャネルトラン
ジスタ503はオフ状態になり、第2のNチャネルトラ
ンジスタ504はオン状態になる。従って、出力端子5
12の電位は負電位Vbbになる。また、回路内部ノー
ド510の電位が負電位Vbbであるとき、第3のPチ
ャネルトランジスタ503はオン状態になり、第2のN
チャネルトランジスタはオフ状態になる。従って、出力
端子512の電位は接地電位(0V)になる。これによ
り、実施例3において出力できなかった接地電位の出力
を可能にし、接地電位(0V)から正電位Vddの振幅
の入力信号を負電位Vbbから接地電位(0V)の振幅
の信号に変換することができる。
【0033】上記の各実施例においては、ダイオード接
続のPチャネルトランジスタを用いたが、同様にドレイ
ンとゲートとが短絡されたダイオード接続のNチャネル
トランジスタに置き換えることもできる。この場合は、
Pチャネルトランジスタのドレイン側に接続されるべき
回路部をダイオード接続のNチャネルトランジスタのソ
ースと接続し、Pチャネルトランジスタのソース側に接
続されるべき回路部をダイオード接続のNチャネルトラ
ンジスタのドレインと接続すれば良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のレベルシフト回
路は、互いに接続された2つの容量部を設け、その接続
点にクロック入力の信号レベルに応じて変化する電位を
生じさせ、この電位の変化により出力トランジスタの状
態を変化させるので、出力トランジスタの状態を変化さ
せるためのトランジスタは不要である。従って、回路の
主要な素子数を最小限個数とすることができ、回路を搭
載するチップの面積を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の第1の実施例におけるレベルシフト回路
の回路図である。
【図2】発明の第1の実施例におけるレベルシフト回路
の入出力波形図である。
【図3】発明の第2の実施例におけるレベルシフト回路
の回路図である。
【図4】発明の第2の実施例におけるレベルシフト回路
の入出力波形図である。
【図5】発明の第3の実施例におけるレベルシフト回路
の回路図である。
【図6】発明の第3の実施例におけるレベルシフト回路
の入出力波形図である。
【図7】発明の第4の実施例におけるレベルシフト回路
の回路図である。
【図8】発明の第4の実施例におけるレベルシフト回路
の入出力波形図である。
【図9】従来例におけるレベルシフト回路の回路図であ
る。
【図10】図9に示した従来例におけるレベルシフト回
路の入出力波形図である。
【図11】他の従来例におけるレベルシフト回路の回路
図である。
【図12】図11に示した従来例におけるレベルシフト
回路の入出力波形図である。
【符号の説明】
101、102、301、303、304、401、4
03、501、503、505 Pチャネルトランジス
タ 103、302、402、502、504 Nチャネル
トランジスタ 803 デプレションPチャネルトランジスタ 104、105、305、306、307、308、4
04、405、506、507 容量 106、107、309、310、311、312、4
06、407、508、509、510 回路内部ノー
ド 108、313、408、511 入力端子 109、314、409、512 出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が入力端子に接続された第1の容量
    部と、 一端が前記第1の容量部の他端に接続された第2の容量
    部と、 ソースが高電位に接続され、ゲートが前記第1の容量部
    と前記第2の容量部との接続点に接続された第1のPチ
    ャネルトランジスタと、 ゲートとドレインとが短絡され、このドレインが前記第
    2の容量部の他端に接続され、ソースが前記第1のPチ
    ャネルトランジスタのソースに接続されたダイオード接
    続の第2のPチャネルトランジスタと、 ドレインが前記第1のPチャネルトランジスタのドレイ
    ンと接続され、ソースが接地電位に接続され、ゲートが
    前記入力端子に接続されたNチャネルトランジスタと、 を備え、前記第1のPチャネルトランジスタのドレイン
    を出力端子とし、前記第1の容量部及び前記第2の容量
    部の各容量は、前記入力端子からの入力に応じて前記第
    1のPチャネルトランジスタのゲートの電位が当該トラ
    ンジスタの状態を反転させるべき値に変化するような所
    定の値に選択されていることを特徴とするレベルシフト
    回路。
  2. 【請求項2】 一端が入力端子に接続された第1の容量
    部と、 一端が前記第1の容量部の他端に接続された第2の容量
    部と、 一端が前記入力端子に接続された第3の容量部と、 一端が前記第3の容量部の他端に接続された第4の容量
    部と、 ソースが高電位に接続され、ゲートが前記第1の容量部
    と前記第2の容量部との接続点に接続された第1のPチ
    ャネルトランジスタと、 ゲートとドレインとが短絡され、このドレインが前記第
    2の容量部の他端に接続され、ソースが前記第1のPチ
    ャネルトランジスタのソースに接続されたダイオード接
    続の第2のPチャネルトランジスタと、 ドレインが前記第1のPチャネルトランジスタのドレイ
    ンと接続され、ソースが低電位に接続され、ゲートが前
    記第3の容量部と前記第4の容量部との接続点に接続さ
    れたNチャネルトランジスタと、 ゲートとドレインとが短絡され、このドレインが前記第
    4の容量部の他端に接続され、ソースが前記Nチャネル
    トランジスタのソースに接続されたダイオード接続の第
    3のPチャネルトランジスタと、 を備え、前記第1のPチャネルトランジスタのドレイン
    を出力端子とし、前記第1の容量部及び前記第2の容量
    部の各容量は、前記入力端子からの入力に応じて前記第
    1のPチャネルトランジスタのゲートの電位が当該トラ
    ンジスタの状態を反転させるべき値に変化するような所
    定の値に選択され、かつ、前記第3の容量部及び前記第
    4の容量部の各容量は、前記入力端子からの入力に応じ
    て前記Nチャネルトランジスタのゲートの電位が当該ト
    ランジスタの状態を前記第1のPチャネルトランジスタ
    とは逆の状態にさせるべき値に変化するような所定の値
    に選択されていることを特徴とするレベルシフト回路。
  3. 【請求項3】 一端が入力端子に接続された第1の容量
    部と、 一端が前記第1の容量部の他端に接続された第2の容量
    部と、 ソースが正の電位に接続され、ゲートが前記入力端子に
    接続された第1のPチャネルトランジスタと、 ドレインが前記第1のPチャネルトランジスタのドレイ
    ンと接続され、ソースが負の電位に接続され、ゲートが
    前記第1の容量部と前記第2の容量部との接続点に接続
    されたNチャネルトランジスタと、 ゲートとドレインとが短絡され、ソースが前記第2の容
    量部の他端に接続され、ドレインが前記Nチャネルトラ
    ンジスタのソースに接続されたダイオード接続の第2の
    Pチャネルトランジスタと、 を備え、前記第1のPチャネルトランジスタのドレイン
    を出力端子とし、前記第1の容量部及び前記第2の容量
    部の各容量は、前記入力端子からの入力に応じて前記N
    チャネルトランジスタのゲートの電位が当該トランジス
    タの状態を前記第1のPチャネルトランジスタとは逆の
    状態にさせるべき値に変化するような所定の値に選択さ
    れていることを特徴とするレベルシフト回路。
  4. 【請求項4】 ソースが接地電位に接続された第3のP
    チャネルトランジスタのドレインと、ソースが負の電位
    に接続された第2のNチャネルトランジスタのドレイン
    とを互いに接続して出力点とした出力インバータを備
    え、前記第3のPチャネルトランジスタのゲートと、前
    記第2のNチャネルトランジスタのゲートとを、前記第
    1のPチャネルトランジスタのドレインに接続したこと
    を特徴とする請求項3に記載のレベルシフト回路。
  5. 【請求項5】 前記ダイオード接続のPチャネルトラン
    ジスタを、ドレインとゲートとが短絡されたダイオード
    接続のNチャネルトランジスタに置き換え、前記Pチャ
    ネルトランジスタのドレイン側に接続されるべき回路部
    を前記ダイオード接続のNチャネルトランジスタのソー
    スと接続し、前記Pチャネルトランジスタのソース側に
    接続されるべき回路部を前記ダイオード接続のNチャネ
    ルトランジスタのゲートと短絡されたドレインと接続し
    たことを特徴とする請求項1〜4に記載のレベルシフト
    回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100719678B1 (ko) * 2006-01-20 2007-05-17 삼성에스디아이 주식회사 레벨 쉬프터
KR100719679B1 (ko) * 2006-01-20 2007-05-17 삼성에스디아이 주식회사 레벨 쉬프터
JP2015032978A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 セイコーエプソン株式会社 レベルシフト回路、電気光学装置、及び電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100719678B1 (ko) * 2006-01-20 2007-05-17 삼성에스디아이 주식회사 레벨 쉬프터
KR100719679B1 (ko) * 2006-01-20 2007-05-17 삼성에스디아이 주식회사 레벨 쉬프터
JP2015032978A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 セイコーエプソン株式会社 レベルシフト回路、電気光学装置、及び電子機器

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