JPH05198965A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05198965A
JPH05198965A JP946192A JP946192A JPH05198965A JP H05198965 A JPH05198965 A JP H05198965A JP 946192 A JP946192 A JP 946192A JP 946192 A JP946192 A JP 946192A JP H05198965 A JPH05198965 A JP H05198965A
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heat
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radiation fin
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Shigeru Kitamura
茂 北村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型にするとともに、コストを低減する。 【構成】半導体装置10内に組み込まれた、半導体素子
40冷却用の放熱フィン10に抵抗等の発熱部品20を
装着させる場合、放熱フィン10と発熱部品20との間
の隙間に輻射熱を遮断するための遮蔽部材30を介在さ
せたので、小型の放熱フィン10によっても半導体素子
40を効果的に冷却することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放熱フィンの基部から
複数のフィンが延出されており、前記放熱フィンの基部
に搭載された半導体素子と、前記フィンの延出方向の位
置に配される抵抗などの発熱部品とを備えて成る半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置としては、例えば、図
6に示すようなものがある。放熱フィン1の基部上面2
には複数個の半導体素子3が素子用取付ねじによってネ
ジ止めされ、半導体素子3の入力、出力端子は、所定の
回路構成となるように結線バー4がネジ止めされる。放
熱フィン1の後面に風冷用のファン8が配置され、放熱
フィン1には取付スタンド5がネジ止めされている。取
付スタンド5に基板6がネジ止めされ、放熱フィン1の
下方に位置する抵抗などの発熱部品7が、基板6に搭載
されている。放熱フィン1と発熱部品7との間に空間が
あり、発熱部品7からの輻射熱と基板6〜取付スタンド
5を介しての熱伝達とが放熱フィン1に影響を与えてい
る。
【0003】一方、この種の半導体素子3を放熱フィン
1の基部上面2に複数個搭載し所定の回路を構成したと
きに、電気エネルギーを、例えば、抵抗などに一定時間
消費させるような動作をする回路があり、この場合、抵
抗などの発熱部品7には大電流が流れるため発熱量が大
きくなるのでメタルクラッド抵抗等が用いられている。
【0004】なお、図示省略したが発熱部品7を基板6
を使用せず放熱フィン1の側面に直接取り付けたものも
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体装置では、半導体素子3以外の別熱源
である発熱部品7が直接的に放熱フィン1に固定されて
いると当然のことながら、放熱フィン1は、熱伝達や輻
射熱により本来半導体素子3の冷却体として考えている
以上に冷却能力の大きい大型のものを使用する必要があ
るという問題点があった。
【0006】また、放熱フィン1と発熱部品7とが別体
として分離されている場合は、当然のことながら装置全
体が大きくなり、コストが嵩むという問題がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、半導体素子以外の別熱源である発
熱部品からの熱を遮断し、冷却効率の低下を防止して、
装置全体を小型にするようにした半導体装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 放熱フィン(10)の基部(11)から複数のフィ
ン(12)が延出されており、前記放熱フィン(10)
の基部(11)に搭載された半導体素子(40)と、前
記フィン(12)の延出方向の位置に配される抵抗など
の発熱部品(20)とを備えて成る半導体装置におい
て、前記発熱部品(20)からの輻射熱が放熱フィン
(10)に伝達されないように前記発熱部品(20)と
前記放熱フィン(10)との間に遮蔽部材(30)を介
在させたことを特徴とする半導体装置。
【0009】2 前記発熱部品(20)若しくは該発熱
部品(20)を搭載する基板(15)を、スペーサ(6
0,60a)を介して前記放熱フィン(10)側に固設
したことを特徴とする1項記載の半導体装置に存する。
【0010】
【作用】放熱フィン(10)の基部(11)に半導体素
子(40)が搭載されており、放熱フィン(10)のフ
ィン延出方向の位置に抵抗などの発熱部品(20)が配
されている。
【0011】発熱部品(20)と放熱フィン(10)と
の間に遮蔽部材(30)を介在したので、発熱部品(2
0)からの輻射熱が放熱フィン(10)に伝達されるこ
とが少なくなり、放熱フィン(10)は、半導体素子
(40)のみを冷却するのに必要な大きさで済む。
【0012】発熱部品(20)若しくは該発熱部品(2
0)を搭載する基板(15)を、スペーサ(60,60
a)を介して前記放熱フィン(10)側に固設したもの
では、発熱部品(20)を直接若しくは発熱部品(2
0)を搭載した基板(15)を介して放熱フィン(1
0)に熱伝達が行なわれることが極端に小さくなる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示してい
る。図1および図3に示すように、放熱フィン10と抵
抗などの発熱部品20との間には遮蔽部材30が設けら
れている。この遮蔽部材30は好ましくは耐熱性の絶縁
材料が用いられるが、金属板を用いてもよい。
【0014】放熱フィン10の基部11の上面には3つ
の半導体素子40が搭載されている。各半導体素子40
の入力、出力端子には結線バー41が接続されている。
基部11から複数のフィン12が下方に向かってそれぞ
れ突設している。
【0015】放熱フィン10の両側壁13には、スタン
ド部材14がねじ止めされている。スタンド部材14に
は、発熱部品20搭載用の基板15が架設されている。
発熱部品20と放熱フィン10のフィン12の各先端と
の間には隙間16が形成されている。
【0016】遮蔽部材30は、放熱フィン10の両側壁
13の下端にネジ止めされる。このとき、放熱フィン1
0のフィン12の各先端と遮蔽部材30との隙間Aを5
mm以上とすることが好ましい。さらに、遮蔽部材30
と発熱部品20との隙間Bも5mm以上とすることが好
ましい。
【0017】図2および図3に示すように、放熱フィン
10の後面には、フィン12の間に風を通すための風冷
用のファン50が固設されている。
【0018】風冷用のファン50からは図2の図示矢印
の方向に右側から左側へ空気が流れるようにして放熱フ
ィン10を冷却する。
【0019】次に作用を説明する。発熱部品20からの
輻射熱は、遮蔽部材30で遮られて、放熱フィン10へ
の伝達が極端に小さくなる。したがって、輻射熱による
放熱フィン10の温度上昇はほとんどなく、放熱フィン
10のフィン12からは、半導体素子40からの熱のみ
が主に放出されようになる。それにより、半導体素子4
0は冷却される。
【0020】図4および図5は、本発明の第2実施例を
示している。
【0021】なお、第1実施例と同種の部位には同一符
号を付し重複した説明を省略する。放熱フィン10の両
側壁13の下端には遮蔽部材30が渡され、耐熱性部材
などで成形されたスペーサ60のネジ部(図示省略)に
よって螺着されている。
【0022】次に、発熱部品20を搭載した基板15a
の両端部がスペーサ60にネジ止めされている。
【0023】なお、発熱部品20搭載用の基板15b
は、図5に示すように、スタンド部材14にスペーサ6
0aを介してネジ止めしてもよい。
【0024】第2実施例においては、発熱部品20搭載
用の基板15a,15bが発熱部品20からの熱伝達に
よって加熱された場合に、スペーサ60,60aによ
り、この熱が遮蔽部材30を介して放熱フィン10に伝
達したり、スタンド部材14を介して放熱フィン10へ
伝達したりするのを防止するため、放熱フィン10と発
熱部品20との熱絶縁性をさらに高めることができる。
【0025】発熱部品20は必ずしも基板15a,15
bに搭載しなくてもよく、直接にスペーサ60,60a
を介してネジ止めしてもよい。また、スペーサ60,6
0aは好ましくは熱絶縁性部材から成るものがよいが、
ネジ止め部分のみにスペーサとして介在させる場合は金
属製でもよい。
【0026】次に、第1、第2実施例における温度の実
測例を説明する。
【0027】実測にあたっては、放熱フィン10の基部
11の上面に搭載された半導体素子40の合計出力電力
は1kwで、放熱フィン10は風冷ファンによって強制
空冷されている。また、遮蔽部材30にはアルミ製のも
のが使用されている。
【0028】半導体素子40と放熱フィン10との接触
面(基部11の上部)の温度計測点P1,P2(図2)
の温度を次の表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】前記実施例においては、発熱部品搭載用の
基板から放熱フィン10への熱伝達経路の途中にスペー
サ60,60aを介在させたものを示したが、遮蔽部材
30から放熱フィン10への熱伝達経路の途中にスペー
サを介在させてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明にかかる半導体装置によれば、半
導体装置内に組み込まれた、半導体素子冷却用の放熱フ
ィンに抵抗等の発熱部品を装着させる場合、放熱フィン
と発熱部品との間の隙間に輻射熱を遮断するための遮蔽
部材を介在させたので、小型の放熱フィンによって半導
体素子を効果的に冷却することが可能になり、結果的に
コストを低減することができる。
【0032】また、発熱部品から放熱フィンへの熱伝達
経路の途中にスペーサを介在させたので、放熱フィンへ
の熱伝達を極力小さくすることができ、さらに小型の放
熱フィンによって半導体素子を効果的に冷却することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す半導体装置の正面図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示す半導体装置の側面図
である。
【図3】本発明の第1実施例を示す半導体装置の平面図
である。
【図4】本発明の第2実施例を示す半導体装置の正面図
である。
【図5】本発明の第2実施例を示す半導体装置の部分正
面図である。
【図6】従来例を示す半導体装置の正面図である。
【符号の説明】
10…放熱フィン 11…基部 12…フィン 13…側壁 14…スタンド部材 15,15a,15b…基板 20…発熱部品 30…遮蔽部材 40…半導体素子 50…風冷用のファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放熱フィンの基部から複数のフィンが延出
    されており、前記放熱フィンの基部に搭載された半導体
    素子と、前記フィンの延出方向の位置に配される抵抗な
    どの発熱部品とを備えて成る半導体装置において、 前記発熱部品からの輻射熱が放熱フィンに伝達されない
    ように前記発熱部品と前記放熱フィンとの間に遮蔽部材
    を介在させたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記発熱部品若しくは該発熱部品を搭載す
    る基板を、スペーサを介して前記放熱フィン側に固設し
    たことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
JP4009461A 1992-01-22 1992-01-22 半導体装置 Expired - Lifetime JP3026383B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005012991A (ja) * 2003-05-26 2005-01-13 Fuji Electric Hi-Tech Corp Acアダプタ
JP2016219641A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 昭和電工株式会社 ヒートシンク及び基地局用筐体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005012991A (ja) * 2003-05-26 2005-01-13 Fuji Electric Hi-Tech Corp Acアダプタ
JP2016219641A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 昭和電工株式会社 ヒートシンク及び基地局用筐体

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