JPH07226466A - 半導体素子の冷却装置 - Google Patents

半導体素子の冷却装置

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Publication number
JPH07226466A
JPH07226466A JP1503894A JP1503894A JPH07226466A JP H07226466 A JPH07226466 A JP H07226466A JP 1503894 A JP1503894 A JP 1503894A JP 1503894 A JP1503894 A JP 1503894A JP H07226466 A JPH07226466 A JP H07226466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat dissipation
semiconductor element
radiating substrate
shield plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1503894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nakamura
正幸 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1503894A priority Critical patent/JPH07226466A/ja
Publication of JPH07226466A publication Critical patent/JPH07226466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱基板部の上面側に伝わる熱を速やかに放
熱するようにして、電気機器のケース内の温度上昇を確
実に防止する。 【構成】 本発明の半導体素子の冷却装置11は、上面
に半導体素子14が取付けられる平板状をなす放熱基板
部12を備えると共に、この放熱基板部12の下面に多
数突設された放熱フィン13を備え、そして、放熱基板
部12の上面に熱遮蔽板15を取付けることにより、放
熱基板部12の上面と熱遮蔽板15との間に冷却通風路
16を形成するように構成したものである。これによ
り、半導体素子14から発生した熱が、放熱基板部12
に伝わった後、放熱基板部12の上面側から放熱して
も、該熱は熱遮蔽板15により遮熱されるため、インバ
ータユニットのユニットケース18内の温度が上昇する
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばインバータユニ
ット内に設けられたスイッチング素子等の半導体素子を
冷却する半導体素子の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の冷却装置の一例を図5に示
す。この図5において、冷却装置1は、平板状をなす放
熱基板部2と、この放熱基板部2の下面に多数突設され
た放熱フィン3とから構成されている。そして、放熱基
板部2の上面に、半導体素子4が取付けられている。こ
のように構成された半導体素子4及び冷却装置1は、電
気機器である例えばインバータユニットのユニットケー
ス5に放熱フィン3を外側へ露出させるようにして、換
言すると、冷却装置1及び放熱基板部2の上面側を内側
にするようにして取付けられる構成となっている。ま
た、冷却装置1の外方には、放熱フィン3へ外気を冷却
風として送風するファン装置が設けられている。この構
成の場合、半導体素子4にて発生する熱は、放熱基板部
2に伝わり、更に、放熱基板部2から放熱フィン3に伝
わって、該放熱フィン3から冷却風へ伝達されて放熱さ
れる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、半導体素子4にて発生する熱は、放熱基板
部2に伝わった後、放熱基板部2の下面側から放熱フィ
ン3に伝わる他に、放熱基板部2の上面側からユニット
ケース5内の空気へ伝達されるものがある。この場合、
熱がユニットケース5内の空気へ伝達することにより、
ユニットケース5内の温度が上昇し、ユニットケース5
内の他の電子部品に悪影響を与えるおそれがあった。
【0004】そこで、本発明の目的は、放熱基板部の上
面側に伝わる熱を速やかに放熱することができて、電気
機器のユニットケース内の温度上昇を確実に防止するこ
とができる半導体素子の冷却装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体素子の冷
却装置は、一方の面に半導体素子が取付けられる平板状
をなす放熱基板部を備えると共に、この放熱基板部の他
方の面に多数突設された放熱フィンを備え、そして、前
記放熱基板部の一方の面に取付けられ該一方の面との間
に冷却通風路を形成する熱遮蔽板を備えて成るところに
特徴を有する。この構成の場合、前記放熱基板部の一方
の面に凸部又は凹部を設け、そして、前記凸部又は凹部
に前記半導体素子を取付けると共に、前記放熱基板部の
一方の面のうちの前記凸部又は凹部を除く部分に前記熱
遮蔽板を取付けて冷却通風路を形成するように構成する
ことも好ましい。
【0006】
【作用】上記手段によれば、放熱基板部の一方の面に熱
遮蔽板を取付けることにより、放熱基板部の一方の面と
熱遮蔽板との間に冷却通風路を形成する構成としたの
で、半導体素子から発生した熱が、放熱基板部に伝わっ
た後、放熱基板部の一方の面側から放熱しても、該熱は
熱遮蔽板により遮熱されるため、電気機器のケース内の
温度が上昇することがない。そして、放熱基板部の一方
の面側から放熱した熱は、冷却通風路を流れる冷却風に
伝達されて外部へ速やかに放熱されるようになる。
【0007】また、上記構成の場合、放熱基板部の一方
の面に凸部又は凹部を設け、そして、凸部又は凹部に半
導体素子を取付けると共に、放熱基板部の一方の面のう
ちの凸部又は凹部を除く部分に熱遮蔽板を取付けて冷却
通風路を形成するように構成すれば、半導体素子の取付
部分と冷却通風路との間を確実に遮断することができ、
熱遮蔽効果を一層十分なものとすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1な
いし図3を参照しながら説明する。まず、冷却装置の全
体構成を示す図1において、冷却装置11は、平板状を
なす放熱基板部12と、この放熱基板部12の下面に多
数突設された放熱フィン13とから構成されている。こ
れら放熱基板部12及び放熱フィン13は、例えばアル
ミニウムや銅等の熱伝導性の良い部材により形成されて
いる。上記放熱基板部12の上面のほぼ中央部には、ほ
ぼ矩形板状をなす半導体素子14が取付けられている。
この場合、放熱基板部12の上面が一方の面を構成して
いると共に、放熱基板部12の下面が他方の面を構成し
ている。
【0009】また、放熱基板部12の上面には、遮熱性
を有する熱遮蔽板15が取付けられている。この熱遮蔽
板15の左右両端部には、突片部15a、15bが下方
へ向けて直角に折り曲げ形成されており、もって、熱遮
蔽板15が断面ほぼ「コ」字状をなすようになってい
る。上記熱遮蔽板15の突片部15a、15bの下端が
放熱基板部12の上面の左右両端部に当接して接合する
ことにより、放熱基板部12の上面と熱遮蔽板15との
間に、所定間隙の冷却通風路16が形成されるように構
成されている。尚、熱遮蔽板15には、半導体素子14
の外形よりも少し大きい矩形状の貫通孔15cが形成さ
れており、この貫通孔15c内に半導体素子14が嵌合
する構成となっている。ここで、半導体素子14は、放
熱基板部12の上面に突設された凸部17(図1及び図
3参照)上に配設されている。この凸部17の大きさは
上記熱遮蔽板15の貫通孔15cの大きさよりも少し大
きく設定されており、凸部17の上面外周部上に熱遮蔽
板15の貫通孔15cの下面開口縁部が載置して密着す
るように構成されている。これにより、冷却通風路16
内を通る冷却風が熱遮蔽板15の貫通孔15cを通過し
て上方へ漏れることを防止している。
【0010】そして、上記したように構成された半導体
素子14及び冷却装置11は、図1に示すように、電気
機器である例えばインバータユニットのユニットケース
18に放熱フィン13を外側へ露出させるようにして、
換言すると、冷却装置11及び放熱基板部12の上面側
を内側にするようにして取付けられる構成となってい
る。また、図2に示すように、冷却装置11の左方に
は、ファン装置19が設けられており、このファン装置
19は、ユニットケース18外部の空気を吸引して該外
気を冷却風として冷却装置11の放熱フィン13及び冷
却通風路16へ送風するように構成されている。
【0011】次に、上記構成の作用を図3も参照して説
明する。上記構成では、放熱基板部12の上面に熱遮蔽
板15を取付けて、該放熱基板部12の上面と熱遮蔽板
15との間に冷却通風路16を形成する構成としたの
で、半導体素子14から発生した熱が、放熱基板部12
に伝わった後、放熱基板部12の上面側から図3中矢印
Aにて示すように放熱しても、該熱は熱遮蔽板15によ
り遮熱される。このため、ユニットケース18内の温度
が上昇することを防止できる。そして、放熱基板部12
の上面側から放熱された熱は、冷却通風路16を流れる
冷却風に伝達されて外部へ速やかに放熱される。また、
放熱基板部12の下面側から放熱フィン13に伝わった
熱は、矢印Bにて示すように、該放熱フィン13の間を
流れる冷却風へ伝達されて外部へ放熱される。このた
め、半導体素子14にて発生する熱を、放熱基板部12
の上下両面から放熱させることができるので、放熱性能
即ち冷却性能を高くすることができる。
【0012】図4は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。上記
第2の実施例では、図4に示すように、放熱基板部12
に代わる放熱基板部21の上面には、例えば突条をなす
凸部22が上方に向けて突設されている。そして、この
凸部22上に、半導体素子14が取付けられている。ま
た、放熱基板部21の上面における凸部22を除く部
分、即ち、凸部22の左右両側部分には、熱遮蔽板2
3、24が取付けられている。これら熱遮蔽板23、2
4は、断面ほぼ「L」字状をなしており、放熱基板部2
1の上面と熱遮蔽板23、24との各間に冷却通風路2
5、26が形成される構成となっている。
【0013】この場合、熱遮蔽板23の左端部の折曲片
部23aの下端が放熱基板部21の上面の左端部に当接
して接合されていると共に、熱遮蔽板23の右端部23
bが凸部22の上面左端部に当接して接合されている。
同様にして、熱遮蔽板24の折曲片部24aの下端が放
熱基板部21の上面の右端部に当接して接合されている
と共に、熱遮蔽板24の左端部24bが凸部22の上面
右端部に当接して接合されている。これにより、冷却通
風路25、26は気密性が高くなっており、半導体素子
14の取付部分と冷却通風路22、23との間を確実に
遮断することができるから、熱遮蔽効果がより一層十分
に高くなる。また、上記した以外の構成は、第1の実施
例の構成と同じ構成となっている。従って、上記第2の
実施例においても、第1の実施例とほぼ同様な作用効果
を得ることができる。
【0014】尚、上記第2の実施例では、放熱基板部2
1の上面に凸部22を設ける構成としたが、これに代え
て、例えば溝状をなす凹部を設ける構成とし、この凹部
に半導体素子を取付けると共に、放熱基板部の上面のう
ちの上記凹部を除く部分に熱遮蔽板を取付けて冷却通風
路を形成するように構成しても良い。この構成において
も、第2の実施例とほぼ同じ作用効果が得られるもので
ある。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、一方の面に半導体素子が取付けられる平板状をなす
放熱基板部を備えると共に、この放熱基板部の他方の面
に多数突設された放熱フィンを備え、そして、放熱基板
部の一方の面に取付けられ該一方の面との間に冷却通風
路を形成する熱遮蔽板を備える構成としたので、放熱基
板部の上面側に伝わる熱を速やかに放熱することができ
て、電気機器のケース内の温度上昇を確実に防止するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【0016】また、上記構成の場合、放熱基板部の一方
の面に凸部又は凹部を設け、そして、凸部又は凹部に半
導体素子を取付けると共に、放熱基板部の一方の面のう
ちの凸部又は凹部を除く部分に熱遮蔽板を取付けて冷却
通風路を形成するように構成したので、半導体素子の取
付部分と冷却通風路との間を確実に遮断することがで
き、熱遮蔽効果をより一層高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体素子及び冷
却装置の斜視図
【図2】半導体素子及び冷却装置の部分側面図
【図3】半導体素子及び冷却装置の部分正面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図5】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11は冷却装置、12は放熱基板部、13は放熱フィ
ン、14は半導体素子、15は熱遮蔽板、16は冷却通
風路、17は凸部、18はユニットケース、19はファ
ン装置、21は放熱基板部、22は凸部、23、24は
熱遮蔽板、25、26は冷却通風路を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に半導体素子が取付けられる平
    板状をなす放熱基板部と、 この放熱基板部の他方の面に多数突設された放熱フィン
    と、 前記放熱基板部の一方の面に取付けられ該一方の面との
    間に冷却通風路を形成する熱遮蔽板とを備えて成る半導
    体素子の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記放熱基板部の一方の面に凸部又は凹
    部を設け、 前記凸部又は凹部に前記半導体素子を取付けると共に、 前記放熱基板部の一方の面のうちの前記凸部又は凹部を
    除く部分に前記熱遮蔽板を取付けて冷却通風路を形成す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載の半導
    体素子の冷却装置。
JP1503894A 1994-02-09 1994-02-09 半導体素子の冷却装置 Pending JPH07226466A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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